JPH10333150A - 液晶表示装置とその製造方法 - Google Patents
液晶表示装置とその製造方法Info
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- JPH10333150A JPH10333150A JP13733197A JP13733197A JPH10333150A JP H10333150 A JPH10333150 A JP H10333150A JP 13733197 A JP13733197 A JP 13733197A JP 13733197 A JP13733197 A JP 13733197A JP H10333150 A JPH10333150 A JP H10333150A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ラビング処理時において、ポリイミド配向膜
のコーナー部の直角形状から受けるダメージを低減する
ことにより、液晶配向の不均一によるパネル表示不良を
改善することを目的とする。 【解決手段】 液晶表示装置の液晶表示パネルを構成す
る透明電極付きガラス基板２上のポリイミド配向膜のダ
ミー配向膜１、表示部配向膜３および位置合わせマーク
４の各々のコーナー部５、６、７の形状を面取り（多角
化）または円弧状として印刷法により形成した後、ラビ
ング処理をする。
のコーナー部の直角形状から受けるダメージを低減する
ことにより、液晶配向の不均一によるパネル表示不良を
改善することを目的とする。 【解決手段】 液晶表示装置の液晶表示パネルを構成す
る透明電極付きガラス基板２上のポリイミド配向膜のダ
ミー配向膜１、表示部配向膜３および位置合わせマーク
４の各々のコーナー部５、６、７の形状を面取り（多角
化）または円弧状として印刷法により形成した後、ラビ
ング処理をする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は透明電極付きガラス
基板上にポリイミド配向膜を有する液晶表示装置に関す
るものである。
基板上にポリイミド配向膜を有する液晶表示装置に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】液晶表示装置の液晶表示パネルは、対向
配置された一対の透明電極付きガラス基板間に液晶を充
填している。
配置された一対の透明電極付きガラス基板間に液晶を充
填している。
【０００３】対向配置された一対の透明電極付きガラス
基板の双方には、表示部の液晶を配向させるための配向
膜を形成し、その周囲には表示部内を均一にラビングす
ることを目的としたダミー配向膜が形成されている。
基板の双方には、表示部の液晶を配向させるための配向
膜を形成し、その周囲には表示部内を均一にラビングす
ることを目的としたダミー配向膜が形成されている。
【０００４】従来の液晶表示装置の液晶表示パネルの透
明電極付きガラス基板の構造を説明する。図７は従来の
液晶表示装置の透明電極付きガラス基板の外観平面図、
図８は従来の液晶表示装置の透明電極付きガラス基板の
右側面図である。
明電極付きガラス基板の構造を説明する。図７は従来の
液晶表示装置の透明電極付きガラス基板の外観平面図、
図８は従来の液晶表示装置の透明電極付きガラス基板の
右側面図である。
【０００５】１はダミー配向膜、２は透明電極付きガラ
ス基板、３は表示部配向膜、４は位置合わせマーク、１
１はダミー配向膜のコーナー部、１２は表示部配向膜の
コーナー部、１３は位置合わせマークのコーナー部であ
る。
ス基板、３は表示部配向膜、４は位置合わせマーク、１
１はダミー配向膜のコーナー部、１２は表示部配向膜の
コーナー部、１３は位置合わせマークのコーナー部であ
る。
【０００６】透明電極付きガラス基板２上に印刷法によ
り膜厚５００Å以上に形成されたポリイミド配向膜に
は、ダミー配向膜１と表示部配向膜３とがある。表示部
配向膜３は液晶を配向させるためのポリイミド配向膜で
あり、透明電極付きガラス基板２上の中央に形成されて
いる。
り膜厚５００Å以上に形成されたポリイミド配向膜に
は、ダミー配向膜１と表示部配向膜３とがある。表示部
配向膜３は液晶を配向させるためのポリイミド配向膜で
あり、透明電極付きガラス基板２上の中央に形成されて
いる。
【０００７】ダミー配向膜１は表示部配向膜３を均一に
ラビングするためのポリイミド配向膜であり、透明電極
付きガラス基板２上の表示部配向膜３の外周に形成され
ている。ダミー配向膜１中には、位置合わせマーク４が
ある。図９は従来の液晶表示装置の透明電極付きガラス
基板上の位置合わせマーク部分の拡大平面図である。
ラビングするためのポリイミド配向膜であり、透明電極
付きガラス基板２上の表示部配向膜３の外周に形成され
ている。ダミー配向膜１中には、位置合わせマーク４が
ある。図９は従来の液晶表示装置の透明電極付きガラス
基板上の位置合わせマーク部分の拡大平面図である。
【０００８】図７および図９に示すように、ダミー配向
膜のコーナー部１１、表示部配向膜のコーナー部１２、
および位置合わせマークのコーナー部１３の形状は直角
である。
膜のコーナー部１１、表示部配向膜のコーナー部１２、
および位置合わせマークのコーナー部１３の形状は直角
である。
【０００９】以上のようなポリイミド配向膜を透明電極
付きガラス基板上に形成した後、前記ガラス基板表面を
ラビング布で擦り、微細な溝を作るラビング処理をする
ものである。
付きガラス基板上に形成した後、前記ガラス基板表面を
ラビング布で擦り、微細な溝を作るラビング処理をする
ものである。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】従来の透明電極付きガ
ラス基板上に印刷法により形成されたポリイミド配向膜
において、表示部配向膜３、ダミー配向膜１および位置
合わせマーク４の各々のコーナー部１１、１２、１３の
形状は直角であり、前記コーナー部１１、１２、１３に
は配向膜液の液だまりが発生するため、透明電極付きガ
ラス基板のポリイミド配向膜をラビング布で擦る時に、
前記コーナー部１１、１２、１３の直角形状によりラビ
ング布がダメージを受けて、液晶配向の不均一によるパ
ネル表示不良が発生する問題がある。
ラス基板上に印刷法により形成されたポリイミド配向膜
において、表示部配向膜３、ダミー配向膜１および位置
合わせマーク４の各々のコーナー部１１、１２、１３の
形状は直角であり、前記コーナー部１１、１２、１３に
は配向膜液の液だまりが発生するため、透明電極付きガ
ラス基板のポリイミド配向膜をラビング布で擦る時に、
前記コーナー部１１、１２、１３の直角形状によりラビ
ング布がダメージを受けて、液晶配向の不均一によるパ
ネル表示不良が発生する問題がある。
【００１１】本発明は、ラビング布の前記ダメージを低
減することにより、液晶配向の不均一によるパネル表示
不良を改善し、表示品位の良い液晶表示装置とその製造
方法を提供することを目的とする。
減することにより、液晶配向の不均一によるパネル表示
不良を改善し、表示品位の良い液晶表示装置とその製造
方法を提供することを目的とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置
は、透明電極付きガラス基板上に形成されたポリイミド
配向膜のコーナー部の形状を面取りまたは円弧状とした
ものである。
は、透明電極付きガラス基板上に形成されたポリイミド
配向膜のコーナー部の形状を面取りまたは円弧状とした
ものである。
【００１３】この本発明である液晶表示装置によると、
ラビング布のダメージを低減し、液晶配向が均一である
表示品位の良い液晶表示装置を得ることができる。
ラビング布のダメージを低減し、液晶配向が均一である
表示品位の良い液晶表示装置を得ることができる。
【００１４】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、対向配置された一対の透明電極付きガラス基板間に
液晶を充填した液晶表示装置において、前記透明電極付
きガラス基板に形成している配向膜の表示部とダミー部
のうち少なくとも一ヶ所以上のコーナー部の形状を面取
りした液晶表示装置としたものであり、前記コーナー部
の形状を面取りしたことにより、ラビング処理時の前記
配向膜のコーナー部によるラビング布のダメージを低減
して、液晶表示パネルの液晶配向を均一にすることがで
きる。
は、対向配置された一対の透明電極付きガラス基板間に
液晶を充填した液晶表示装置において、前記透明電極付
きガラス基板に形成している配向膜の表示部とダミー部
のうち少なくとも一ヶ所以上のコーナー部の形状を面取
りした液晶表示装置としたものであり、前記コーナー部
の形状を面取りしたことにより、ラビング処理時の前記
配向膜のコーナー部によるラビング布のダメージを低減
して、液晶表示パネルの液晶配向を均一にすることがで
きる。
【００１５】本発明の請求項２に記載の発明は、対向配
置された一対の透明電極付きガラス基板間に液晶を充填
した液晶表示装置において、前記透明電極付きガラス基
板に形成している配向膜の表示部とダミー部のうち少な
くとも一ヶ所以上のコーナー部の形状を円弧状とした液
晶表示装置としたものであり、前記コーナー部の形状を
円弧状にしたことにより、ラビング処理時の前記配向膜
のコーナー部によるラビング布のダメージを低減して、
液晶表示パネルの液晶配向を均一にすることができる。
置された一対の透明電極付きガラス基板間に液晶を充填
した液晶表示装置において、前記透明電極付きガラス基
板に形成している配向膜の表示部とダミー部のうち少な
くとも一ヶ所以上のコーナー部の形状を円弧状とした液
晶表示装置としたものであり、前記コーナー部の形状を
円弧状にしたことにより、ラビング処理時の前記配向膜
のコーナー部によるラビング布のダメージを低減して、
液晶表示パネルの液晶配向を均一にすることができる。
【００１６】本発明の請求項３に記載の発明は、位置合
わせマークのコーナー部の形状を面取りまたは円弧状と
した請求項１または請求項２記載の液晶表示装置とした
ものであり、ラビング処理時の前記配向膜のコーナー部
によるラビング布のダメージを低減して、液晶表示パネ
ルの液晶配向を均一にすることができる。
わせマークのコーナー部の形状を面取りまたは円弧状と
した請求項１または請求項２記載の液晶表示装置とした
ものであり、ラビング処理時の前記配向膜のコーナー部
によるラビング布のダメージを低減して、液晶表示パネ
ルの液晶配向を均一にすることができる。
【００１７】本発明の請求項４に記載の発明は、対向配
置された一対の透明電極付きガラス基板間に液晶を充填
した液晶表示装置を製造するに際し、前記透明電極付き
ガラス基板に形成している配向膜の表示部とダミー部と
位置合わせマークのうち少なくとも一ヶ所以上のコーナ
ー部の形状を面取りまたは円弧状に形成した後、その配
向膜にラビング処理して製造する液晶表示装置の製造方
法としたものであり、ラビング処理時の前記配向膜のコ
ーナー部によるラビング布のダメージを低減して、液晶
表示パネルの液晶配向を均一にすることができるととも
に、ラビング布の耐久性を向上させることができる。
置された一対の透明電極付きガラス基板間に液晶を充填
した液晶表示装置を製造するに際し、前記透明電極付き
ガラス基板に形成している配向膜の表示部とダミー部と
位置合わせマークのうち少なくとも一ヶ所以上のコーナ
ー部の形状を面取りまたは円弧状に形成した後、その配
向膜にラビング処理して製造する液晶表示装置の製造方
法としたものであり、ラビング処理時の前記配向膜のコ
ーナー部によるラビング布のダメージを低減して、液晶
表示パネルの液晶配向を均一にすることができるととも
に、ラビング布の耐久性を向上させることができる。
【００１８】以下、本発明の液晶表示装置の実施の形態
について説明する。 （実施の形態１）図１は本発明の実施の形態１における
液晶表示装置の透明電極付きガラス基板の外観平面図、
図２は本発明の実施の形態１における液晶表示装置の透
明電極付きガラス基板の右側面図を示す。
について説明する。 （実施の形態１）図１は本発明の実施の形態１における
液晶表示装置の透明電極付きガラス基板の外観平面図、
図２は本発明の実施の形態１における液晶表示装置の透
明電極付きガラス基板の右側面図を示す。
【００１９】１はダミー配向膜、２は透明電極付きガラ
ス基板、３は表示部配向膜、４は位置合わせマーク、５
はダミー配向膜１の外周および内周の面取り（多角化）
したコーナー部、６は表示部配向膜３の面取り（多角
化）したコーナー部、７は位置合わせマーク４の面取り
（多角化）コーナー部である。
ス基板、３は表示部配向膜、４は位置合わせマーク、５
はダミー配向膜１の外周および内周の面取り（多角化）
したコーナー部、６は表示部配向膜３の面取り（多角
化）したコーナー部、７は位置合わせマーク４の面取り
（多角化）コーナー部である。
【００２０】図１に示すように、透明電極付きガラス基
板２上には、表示部配向膜３とその表示部配向膜３の外
周にあるダミー配向膜１の二つのポリイミド配向膜が形
成されている。ダミー配向膜１の中には位置合わせマー
ク４がある。図３は本発明の実施の形態１における液晶
表示装置の透明電極付きガラス基板上にある位置合わせ
マークの拡大平面図である。
板２上には、表示部配向膜３とその表示部配向膜３の外
周にあるダミー配向膜１の二つのポリイミド配向膜が形
成されている。ダミー配向膜１の中には位置合わせマー
ク４がある。図３は本発明の実施の形態１における液晶
表示装置の透明電極付きガラス基板上にある位置合わせ
マークの拡大平面図である。
【００２１】この実施の形態１の図１および図２と従来
例を示す図７および図８とを比較して分かるように、ダ
ミー配向膜１および表示部配向膜３には、それぞれダミ
ー配向膜の面取りしたコーナー部５と表示部配向膜の面
取りしたコーナー部６を有する。
例を示す図７および図８とを比較して分かるように、ダ
ミー配向膜１および表示部配向膜３には、それぞれダミ
ー配向膜の面取りしたコーナー部５と表示部配向膜の面
取りしたコーナー部６を有する。
【００２２】図３に示すように、縦横５．０mmの大きさ
の位置合わせマーク４には、位置合わせマークの面取り
したコーナー部７を有する。このように面取りしたコー
ナー部を有するダミー配向膜１、表示部配向膜３および
位置合わせマーク４を透明電極付きガラス基板２上に印
刷法により膜厚５００Å以上で形成した後、ラビング処
理する。また、反対の透明電極付きガラス基板も前記と
同様に面取りしたコーナー部を有し、ラビング処理す
る。
の位置合わせマーク４には、位置合わせマークの面取り
したコーナー部７を有する。このように面取りしたコー
ナー部を有するダミー配向膜１、表示部配向膜３および
位置合わせマーク４を透明電極付きガラス基板２上に印
刷法により膜厚５００Å以上で形成した後、ラビング処
理する。また、反対の透明電極付きガラス基板も前記と
同様に面取りしたコーナー部を有し、ラビング処理す
る。
【００２３】さらに、対向配置された一対の透明電極付
きガラス基板間に液晶を充填するものである。以上のこ
とから、印刷法により形成されたポリイミド配向膜のコ
ーナー部の形状を面取り（多角化）したことにより、引
っ掛かりがなくなってラビング布のダメージを低減し
て、全体に渡ってラビング処理ができ液晶配向が均一で
ある表示品位の良い液晶表示パネルからなる液晶表示装
置を得ることができる。
きガラス基板間に液晶を充填するものである。以上のこ
とから、印刷法により形成されたポリイミド配向膜のコ
ーナー部の形状を面取り（多角化）したことにより、引
っ掛かりがなくなってラビング布のダメージを低減し
て、全体に渡ってラビング処理ができ液晶配向が均一で
ある表示品位の良い液晶表示パネルからなる液晶表示装
置を得ることができる。
【００２４】また、ラビング布の耐久性が向上して、ラ
ビング布一枚当りのラビング処理する配向膜の数量を増
加させることができる。直角であったコーナー部を二以
上の角を有するように多角化した場合であっても前記と
同様の効果を得ることができる。
ビング布一枚当りのラビング処理する配向膜の数量を増
加させることができる。直角であったコーナー部を二以
上の角を有するように多角化した場合であっても前記と
同様の効果を得ることができる。
【００２５】（実施の形態２）図４は本発明の実施の形
態２における液晶表示装置の透明電極付きガラス基板の
外観平面図、図５は本発明の実施の形態２における液晶
表示装置の透明電極付きガラス基板の右側面図、図６は
本発明の実施の形態２における液晶表示装置の透明電極
付きガラス基板上にある位置合わせマークの拡大平面図
である。
態２における液晶表示装置の透明電極付きガラス基板の
外観平面図、図５は本発明の実施の形態２における液晶
表示装置の透明電極付きガラス基板の右側面図、図６は
本発明の実施の形態２における液晶表示装置の透明電極
付きガラス基板上にある位置合わせマークの拡大平面図
である。
【００２６】１はダミー配向膜、２は透明電極付きガラ
ス基板、３は表示部配向膜、４は位置合わせマーク、８
はダミー配向膜の外周および内周の円弧状にしたコーナ
ー部、９は表示部配向膜の円弧状にしたコーナー部、１
０は位置合わせマークの円弧状にしたコーナー部であ
る。
ス基板、３は表示部配向膜、４は位置合わせマーク、８
はダミー配向膜の外周および内周の円弧状にしたコーナ
ー部、９は表示部配向膜の円弧状にしたコーナー部、１
０は位置合わせマークの円弧状にしたコーナー部であ
る。
【００２７】図４に示すように、透明電極付きガラス基
板２上には、表示部配向膜３とその表示部配向膜３の外
周にあるダミー配向膜１の二つのポリイミド配向膜が形
成されている。ダミー配向膜１の中には位置合わせマー
ク４がある。
板２上には、表示部配向膜３とその表示部配向膜３の外
周にあるダミー配向膜１の二つのポリイミド配向膜が形
成されている。ダミー配向膜１の中には位置合わせマー
ク４がある。
【００２８】図４および図５に示すように、ダミー配向
膜１および表示部配向膜３には、それぞれダミー配向膜
の円弧状にしたコーナー部８と表示部配向膜の円弧状に
したコーナー部９を有する。
膜１および表示部配向膜３には、それぞれダミー配向膜
の円弧状にしたコーナー部８と表示部配向膜の円弧状に
したコーナー部９を有する。
【００２９】ダミー配向膜の円弧状にしたコーナー部８
と表示部配向膜の円弧状にしたコーナー部９の形状は、
半径２．５〜５．０mmの円弧状である。図６に示すよう
に、直径５．０mmの円形の位置合わせマーク４のコーナ
ー部は、位置合わせマークの円弧状にしたコーナー部１
０を有する。
と表示部配向膜の円弧状にしたコーナー部９の形状は、
半径２．５〜５．０mmの円弧状である。図６に示すよう
に、直径５．０mmの円形の位置合わせマーク４のコーナ
ー部は、位置合わせマークの円弧状にしたコーナー部１
０を有する。
【００３０】このように円弧状にしたコーナー部を有す
るダミー配向膜１、表示部配向膜３および位置合わせマ
ーク４を透明電極付きガラス基板２上に印刷法により膜
厚５００Å以上で形成した後、ラビング処理する。ま
た、反対の透明電極付きガラス基板も前記と同様に円弧
状にしたコーナー部を有し、ラビング処理する。
るダミー配向膜１、表示部配向膜３および位置合わせマ
ーク４を透明電極付きガラス基板２上に印刷法により膜
厚５００Å以上で形成した後、ラビング処理する。ま
た、反対の透明電極付きガラス基板も前記と同様に円弧
状にしたコーナー部を有し、ラビング処理する。
【００３１】さらに、対向配置された一対の透明電極付
きガラス基板間に液晶を充填するものである。以上のこ
とから、印刷法により形成されたポリイミド配向膜のコ
ーナー部の形状を円弧状にした場合でも、引っ掛かりが
なくなってラビング布のダメージを低減して、全体に渡
ってラビング処理ができ液晶配向が均一である表示品位
の良い液晶表示パネルからなる液晶表示装置を得ること
ができる。
きガラス基板間に液晶を充填するものである。以上のこ
とから、印刷法により形成されたポリイミド配向膜のコ
ーナー部の形状を円弧状にした場合でも、引っ掛かりが
なくなってラビング布のダメージを低減して、全体に渡
ってラビング処理ができ液晶配向が均一である表示品位
の良い液晶表示パネルからなる液晶表示装置を得ること
ができる。
【００３２】また、ラビング布の耐久性が向上して、ラ
ビング布一枚当りのラビング処理する配向膜の数量を増
加させることができる。上記の各実施の形態では、ダミ
ー配向膜、表示部配向膜および位置合わせマークのコー
ナー部を全て面取りまたは円弧状にしていたが、前記の
コーナー部のうちいずれかの一ヶ所でも同様の処理を施
すことにより、従来に比べて良好な液晶表示装置を得る
ことができる。
ビング布一枚当りのラビング処理する配向膜の数量を増
加させることができる。上記の各実施の形態では、ダミ
ー配向膜、表示部配向膜および位置合わせマークのコー
ナー部を全て面取りまたは円弧状にしていたが、前記の
コーナー部のうちいずれかの一ヶ所でも同様の処理を施
すことにより、従来に比べて良好な液晶表示装置を得る
ことができる。
【００３３】
【発明の効果】以上のように、本発明の液晶表示装置に
よれば、ポリイミド配向膜のダミー配向膜、表示部配向
膜および位置合わせマークのコーナー部の形状を面取り
または円弧状にしたので、ラビング布のダメージを低減
して、液晶配向が均一である表示品位の良い液晶表示パ
ネルからなる液晶表示装置を得ることができる。
よれば、ポリイミド配向膜のダミー配向膜、表示部配向
膜および位置合わせマークのコーナー部の形状を面取り
または円弧状にしたので、ラビング布のダメージを低減
して、液晶配向が均一である表示品位の良い液晶表示パ
ネルからなる液晶表示装置を得ることができる。
【００３４】また、本発明の液晶表示装置の製造方法に
よれば、ラビング布の耐久性が向上して、ラビング布一
枚当りのラビング処理する配向膜の数量を増加させるこ
とができる。
よれば、ラビング布の耐久性が向上して、ラビング布一
枚当りのラビング処理する配向膜の数量を増加させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態１における液晶表示装置の
透明電極付きガラス基板の外観平面図
透明電極付きガラス基板の外観平面図
【図２】同実施の形態１の透明電極付きガラス基板の右
側面図
側面図
【図３】同実施の形態１の透明電極付きガラス基板上に
ある位置合わせマークの拡大平面図
ある位置合わせマークの拡大平面図
【図４】本発明の実施の形態２における液晶表示装置の
透明電極付きガラス基板の外観平面図
透明電極付きガラス基板の外観平面図
【図５】同実施の形態２の透明電極付きガラス基板の右
側面図
側面図
【図６】同実施の形態２の透明電極付きガラス基板上に
ある位置合わせマークの拡大平面図
ある位置合わせマークの拡大平面図
【図７】従来の液晶表示装置の透明電極付きガラス基板
の外観平面図
の外観平面図
【図８】従来の液晶表示装置の透明電極付きガラス基板
の右側面図
の右側面図
【図９】従来の液晶表示装置の透明電極付きガラス基板
上にある位置合わせマークの拡大平面図
上にある位置合わせマークの拡大平面図
１ ダミー配向膜 ２ 透明電極付きガラス基板 ３ 表示部配向膜 ４ 位置合わせマーク ５ ダミー配向膜の面取りしたコーナー部 ６ 表示部配向膜の面取りしたコーナー部 ７ 位置合わせマークの面取りコーナー部 ８ ダミー配向膜の円弧状にしたコーナー部 ９ 表示部配向膜の円弧状にしたコーナー部 １０ 位置合わせマークの円弧状にしたコーナー部 １１ ダミー配向膜のコーナー部 １２ 表示部配向膜のコーナー部 １３ 位置合わせマークのコーナー部
Claims (4)
- 【請求項１】 対向配置された一対の透明電極付きガ
ラス基板間に液晶を充填した液晶表示装置において、前
記透明電極付きガラス基板に形成している配向膜の表示
部とダミー部のうち少なくとも一ヶ所以上のコーナー部
の形状を面取りした液晶表示装置。 - 【請求項２】 対向配置された一対の透明電極付きガ
ラス基板間に液晶を充填した液晶表示装置において、前
記透明電極付きガラス基板に形成している配向膜の表示
部とダミー部のうち少なくとも一ヶ所以上のコーナー部
の形状を円弧状とした液晶表示装置。 - 【請求項３】 位置合わせマークのコーナー部の形状
を面取りまたは円弧状とした請求項１または請求項２記
載の液晶表示装置。 - 【請求項４】 対向配置された一対の透明電極付きガ
ラス基板間に液晶を充填した液晶表示装置を製造するに
際し、前記透明電極付きガラス基板に形成している配向
膜の表示部とダミー部と位置合わせマークのうち少なく
とも一ヶ所以上のコーナー部の形状を面取りまたは円弧
状に形成した後、その配向膜にラビング処理して製造す
る液晶表示装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13733197A JPH10333150A (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 液晶表示装置とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13733197A JPH10333150A (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 液晶表示装置とその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10333150A true JPH10333150A (ja) | 1998-12-18 |
Family
ID=15196171
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13733197A Pending JPH10333150A (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 液晶表示装置とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10333150A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002365617A (ja) * | 2001-06-05 | 2002-12-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 液晶表示パネルの製造方法 |
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- 1997-05-28 JP JP13733197A patent/JPH10333150A/ja active Pending
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