JPH10332544A - 長さ方向に動く試験試料を試験するための装置 - Google Patents
長さ方向に動く試験試料を試験するための装置Info
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- JPH10332544A JPH10332544A JP10151846A JP15184698A JPH10332544A JP H10332544 A JPH10332544 A JP H10332544A JP 10151846 A JP10151846 A JP 10151846A JP 15184698 A JP15184698 A JP 15184698A JP H10332544 A JPH10332544 A JP H10332544A
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
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- G—PHYSICS
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 作用ゾーンの数に関係なく試験試料に対して
単純な経路を持つ、糸、ロービング、スライバ等の試験
装置を提供する。 【構成】 長さ方向に装置の前端面１１に沿つて動く試
験試料の性質を試験するための装置１は、試験装置と試
験試料との間でそれぞれの相互作用を生ずるための複数
の作用ゾーン８，９，１０を持つている。作用ゾーンの
数に関係なく試験試料に対して単純な経路を設けるた
め、糸、ロービング、スライバは、少なくとも近似的
に、前端面に交差する一平面中に導かれねばならない。
単純な経路を持つ、糸、ロービング、スライバ等の試験
装置を提供する。 【構成】 長さ方向に装置の前端面１１に沿つて動く試
験試料の性質を試験するための装置１は、試験装置と試
験試料との間でそれぞれの相互作用を生ずるための複数
の作用ゾーン８，９，１０を持つている。作用ゾーンの
数に関係なく試験試料に対して単純な経路を設けるた
め、糸、ロービング、スライバは、少なくとも近似的
に、前端面に交差する一平面中に導かれねばならない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、試験装置と試験試料と
の間でそれぞれの相互作用を生ずるための複数の作用ゾ
ーンを持ち、長さ方向に装置の前端面に沿つて動く試験
試料の性質を試験するための装置に関する。
の間でそれぞれの相互作用を生ずるための複数の作用ゾ
ーンを持ち、長さ方向に装置の前端面に沿つて動く試験
試料の性質を試験するための装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の公知の試験装置の前端面は、真
つ直ぐかあるいは角度のついた部分とから構成されてい
て、糸、ロービング又はスライバと言つた試験試料の運
動方向において真つ直ぐかあるいは全体として曲がつて
いる。このことは特に、試験装置がその前端面のいくつ
かのセクシヨンを占めることになるいくつかのモジユー
ルから構成されるときに適合される。また通常糸、ロー
ビング、スライバを導くためのガイドが２つの方向、即
ち前面に平行及び垂直な方向に設けられる。前端面は作
用の異なつたいくつかのゾーンに分割されることがあ
る。例えば糸、ロービング、スライバの性質が試験即ち
測定される試験即ち測定ゾーン、糸、ロービング、スラ
イバを方向付けガイドするガイドゾーン及び糸、ロービ
ング、スライバを駆動即ち運動させるための駆動ゾーン
などの作用ゾーンに分割される。これらの作用ゾーンは
通常横方向にずれていて、試験試料は（前端面の方向か
ら見て）変動する曲がつた経路に従うことになる。ある
いは換言すれば、糸、ロービング、スライバはガイドに
よつて測定ゾーンの領域で１つの経路に方向付けられる
が、この経路はこの領域の外では異なつた経路をとり、
従つて測定ゾーンにおける経路を自然に継続するもので
はなくなる。
つ直ぐかあるいは角度のついた部分とから構成されてい
て、糸、ロービング又はスライバと言つた試験試料の運
動方向において真つ直ぐかあるいは全体として曲がつて
いる。このことは特に、試験装置がその前端面のいくつ
かのセクシヨンを占めることになるいくつかのモジユー
ルから構成されるときに適合される。また通常糸、ロー
ビング、スライバを導くためのガイドが２つの方向、即
ち前面に平行及び垂直な方向に設けられる。前端面は作
用の異なつたいくつかのゾーンに分割されることがあ
る。例えば糸、ロービング、スライバの性質が試験即ち
測定される試験即ち測定ゾーン、糸、ロービング、スラ
イバを方向付けガイドするガイドゾーン及び糸、ロービ
ング、スライバを駆動即ち運動させるための駆動ゾーン
などの作用ゾーンに分割される。これらの作用ゾーンは
通常横方向にずれていて、試験試料は（前端面の方向か
ら見て）変動する曲がつた経路に従うことになる。ある
いは換言すれば、糸、ロービング、スライバはガイドに
よつて測定ゾーンの領域で１つの経路に方向付けられる
が、この経路はこの領域の外では異なつた経路をとり、
従つて測定ゾーンにおける経路を自然に継続するもので
はなくなる。
【０００３】かかる配列に内包される欠点は、この場合
にはガイドが常に偏りを生じ、これが糸、ロービング、
スライバの性質に影響する恐れがある。例えば糸の毛羽
は、糸が巻付けられるガイドの角度や該ガイドの径によ
つて多かる少なかれ影響を受ける。更に糸、ロービン
グ、スライバの長さ方向に互いに続く作用ゾーンは、先
行及び後続の各作用ゾーンのガイドの作用が妨げられな
いように横方向にずらさねばならない。これによつて
糸、ロービング、スライバは横方向にある程度変位され
たり、各作用ゾーンに対して偏らせたり、特に多数のガ
イドを設ける必要にせまられたりする結果となる。加え
て、これらのガイドは大きい加重を受け、糸、ロービン
グ、スライバの断面を変形させる。
にはガイドが常に偏りを生じ、これが糸、ロービング、
スライバの性質に影響する恐れがある。例えば糸の毛羽
は、糸が巻付けられるガイドの角度や該ガイドの径によ
つて多かる少なかれ影響を受ける。更に糸、ロービン
グ、スライバの長さ方向に互いに続く作用ゾーンは、先
行及び後続の各作用ゾーンのガイドの作用が妨げられな
いように横方向にずらさねばならない。これによつて
糸、ロービング、スライバは横方向にある程度変位され
たり、各作用ゾーンに対して偏らせたり、特に多数のガ
イドを設ける必要にせまられたりする結果となる。加え
て、これらのガイドは大きい加重を受け、糸、ロービン
グ、スライバの断面を変形させる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の欠点
を有せず、作用ゾーンの数に関係なく試験試料に対して
単純な経路を持つ、上述のタイプの試験装置を提供する
ことを目的とする。
を有せず、作用ゾーンの数に関係なく試験試料に対して
単純な経路を持つ、上述のタイプの試験装置を提供する
ことを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的は本発明によ
り、前端面を横切つて少なくとも近似的に１つの平面中
に試験試料を導くことによつて達成される。この場合、
この平面は（前端面が二重にカーブしているときは）半
径上に延び、あるいは前端面に垂直に延びている。試験
試料の経路を定義するガイドは、試験試料が本質的には
該平面内でのみ偏位し、前端面又はこれに平行な面内で
は振れないように配置される。ガイドは試験試料がガイ
ドの円周上の領域に導かれ、好ましくは上記平面上に中
心を持つように形成される。これは理想的には１つの線
に沿つて試験試料に接触し、これを導くようにした公知
のガイドとは異なつている。即ちこれは、一部は試験試
料を円形に導くような丸いガイドか、あるいは互いに傾
斜し又は交差する複数のガイド面で達成できる。ガイド
面は好ましくは真つ直ぐか、僅かにカーブしただけで互
いに交差し、上記の平面内で交わるようにする。
り、前端面を横切つて少なくとも近似的に１つの平面中
に試験試料を導くことによつて達成される。この場合、
この平面は（前端面が二重にカーブしているときは）半
径上に延び、あるいは前端面に垂直に延びている。試験
試料の経路を定義するガイドは、試験試料が本質的には
該平面内でのみ偏位し、前端面又はこれに平行な面内で
は振れないように配置される。ガイドは試験試料がガイ
ドの円周上の領域に導かれ、好ましくは上記平面上に中
心を持つように形成される。これは理想的には１つの線
に沿つて試験試料に接触し、これを導くようにした公知
のガイドとは異なつている。即ちこれは、一部は試験試
料を円形に導くような丸いガイドか、あるいは互いに傾
斜し又は交差する複数のガイド面で達成できる。ガイド
面は好ましくは真つ直ぐか、僅かにカーブしただけで互
いに交差し、上記の平面内で交わるようにする。
【０００６】このようにして得られる利点は、特に試験
試料がほんの僅かしか影響を受けず荷重を受けないとい
う事実にある。各作用ゾーンのモジユールは希望する数
だけどんな順序ででも配置することができる。試験試料
の自動挿入も同様に簡略化され、試験試料は一平面中に
引き出され、ガイドにはこの平面の中で容易に到達でき
る。何等の偏向もないので試験試料に対しては比較的低
い駆動力だけで済む。
試料がほんの僅かしか影響を受けず荷重を受けないとい
う事実にある。各作用ゾーンのモジユールは希望する数
だけどんな順序ででも配置することができる。試験試料
の自動挿入も同様に簡略化され、試験試料は一平面中に
引き出され、ガイドにはこの平面の中で容易に到達でき
る。何等の偏向もないので試験試料に対しては比較的低
い駆動力だけで済む。
【０００７】
【実施例】以下に例と添付の図を用いて本発明の詳細を
説明する。
説明する。
【０００８】図１は糸、ロービング、スライバなどの試
験試料の性質を試験又は測定するための本発明による試
験装置の外観を示す。これらの試料の性質としては、例
えば質量又は断面の均一性、毛羽、試料中の異物の存
在、引張強力、撚などがある。試験装置１は多くの部
分、例えば試験モジユール２、駆動モジユール３、引出
しモジユール４、ガイドモジユール５といつた各種のモ
ジユール、送出し装置６、試験試料切換え装置７などか
ら成る。これらのパーツとモジユールはすべて予め決め
られた作用ゾーンでそれぞれのやり方で試験試料に作用
する。図には例えば試験又は測定値を集収する作用ゾー
ン８、試験試料を駆動する作用ゾーン９、試験試料をガ
イドする作用ゾーン１０などが示されている。これらの
試験試料と試験装置１との間である相互作用が起こる複
数の作用ゾーンは、試験装置の前又は試験装置中の前端
面１１の領域中に特に複数のモジユール２，３，４，５
をよぎつて延びる経路１２に沿つて配置されている。
験試料の性質を試験又は測定するための本発明による試
験装置の外観を示す。これらの試料の性質としては、例
えば質量又は断面の均一性、毛羽、試料中の異物の存
在、引張強力、撚などがある。試験装置１は多くの部
分、例えば試験モジユール２、駆動モジユール３、引出
しモジユール４、ガイドモジユール５といつた各種のモ
ジユール、送出し装置６、試験試料切換え装置７などか
ら成る。これらのパーツとモジユールはすべて予め決め
られた作用ゾーンでそれぞれのやり方で試験試料に作用
する。図には例えば試験又は測定値を集収する作用ゾー
ン８、試験試料を駆動する作用ゾーン９、試験試料をガ
イドする作用ゾーン１０などが示されている。これらの
試験試料と試験装置１との間である相互作用が起こる複
数の作用ゾーンは、試験装置の前又は試験装置中の前端
面１１の領域中に特に複数のモジユール２，３，４，５
をよぎつて延びる経路１２に沿つて配置されている。
【０００９】図２は、図１による試験装置をある特徴を
よりはつきりと示すためにここでも簡易化して示したも
のである。ここでは試料切替え装置又は送出し装置を除
いて示した試験装置１３は、前端面１４を持ち、これに
平行な面１５を想像して示してある。平面１６は前端面
１４と平行面１５に本質的には垂直な面として描かれ、
平行面１５と交わる線１７を形成する。この交線１７は
糸、ロービング、スライバなどの試験試料がこれに沿つ
て動く経路を構成する。経路１７中で試験装置と試験試
料との間で相互作用が発生する各種作用ゾーン１８，１
９，２０及び２１はこの経路、即ち面の交線１７に沿つ
て配置されている。この種の相互作用としては、例えば
試験試料のガイド、測定即ち試験、駆動などがある。従
つてこれらの作用ゾーンには適切な手段が配置されてい
る。それらには、例えば作用ゾーン１８と２１に糸、ロ
ービング、スライバのガイドなどがある。また作用ゾー
ン１９には、例えば特に光学式又は静電容量式に働く均
一性を求めるセンサ、毛羽センサ又は異物センサなどの
測定ユニツトがある。また作用ゾーン２０には、例えば
糸、ロービング、スライバ３２を矢印３３の方向に引張
る駆動装置などがある。試験装置１３（図１では１）は
また個々のモジユール２２，２３，２４，２５などに分
割でき、これらはまた作用ゾーンに従つて交換すること
ができる。アーチ状にする代わりに、２２から２５の個
々のモジユールは、モジユール２３と２４に対して破線
２６と２７で示したように真つ直ぎな端面を持つように
することもできる。これら端面は互いに傾斜して端面１
４の一部をなしている。これらは一緒になつて大略カー
ブした端面を形成する。しかし破線２８で示したように
カーブを持たせることもできる。このように二重にカー
ブした端面も構成できる。そのような場合には、平面１
６はカーブした面の半径上に位置していなければなら
ず、少なくとも端面の切線面にほぼ垂直となつていなけ
ればならない。しかし真つ直ぐな端面とカーブした平行
面を持つことも可能である。従つて平行面１５は端面１
４の前に配置されているが、絶体に端面１４に平行に延
びていなければならないと言うことは本質的なことでは
ない。復数のガイドが経路１７に沿つて配置されてい
て、その１つは２９として図に示されている。ガイド２
９は好ましくは互いに傾斜し、例えばＶ字形になつた２
つのガイド面３０，３１で構成される。ガイド面３０，
３１は平面あるいは僅かにカーブし、少なくともこれら
の一部が平面１６と交わる即ち切るように、上下又は左
右に配置される。
よりはつきりと示すためにここでも簡易化して示したも
のである。ここでは試料切替え装置又は送出し装置を除
いて示した試験装置１３は、前端面１４を持ち、これに
平行な面１５を想像して示してある。平面１６は前端面
１４と平行面１５に本質的には垂直な面として描かれ、
平行面１５と交わる線１７を形成する。この交線１７は
糸、ロービング、スライバなどの試験試料がこれに沿つ
て動く経路を構成する。経路１７中で試験装置と試験試
料との間で相互作用が発生する各種作用ゾーン１８，１
９，２０及び２１はこの経路、即ち面の交線１７に沿つ
て配置されている。この種の相互作用としては、例えば
試験試料のガイド、測定即ち試験、駆動などがある。従
つてこれらの作用ゾーンには適切な手段が配置されてい
る。それらには、例えば作用ゾーン１８と２１に糸、ロ
ービング、スライバのガイドなどがある。また作用ゾー
ン１９には、例えば特に光学式又は静電容量式に働く均
一性を求めるセンサ、毛羽センサ又は異物センサなどの
測定ユニツトがある。また作用ゾーン２０には、例えば
糸、ロービング、スライバ３２を矢印３３の方向に引張
る駆動装置などがある。試験装置１３（図１では１）は
また個々のモジユール２２，２３，２４，２５などに分
割でき、これらはまた作用ゾーンに従つて交換すること
ができる。アーチ状にする代わりに、２２から２５の個
々のモジユールは、モジユール２３と２４に対して破線
２６と２７で示したように真つ直ぎな端面を持つように
することもできる。これら端面は互いに傾斜して端面１
４の一部をなしている。これらは一緒になつて大略カー
ブした端面を形成する。しかし破線２８で示したように
カーブを持たせることもできる。このように二重にカー
ブした端面も構成できる。そのような場合には、平面１
６はカーブした面の半径上に位置していなければなら
ず、少なくとも端面の切線面にほぼ垂直となつていなけ
ればならない。しかし真つ直ぐな端面とカーブした平行
面を持つことも可能である。従つて平行面１５は端面１
４の前に配置されているが、絶体に端面１４に平行に延
びていなければならないと言うことは本質的なことでは
ない。復数のガイドが経路１７に沿つて配置されてい
て、その１つは２９として図に示されている。ガイド２
９は好ましくは互いに傾斜し、例えばＶ字形になつた２
つのガイド面３０，３１で構成される。ガイド面３０，
３１は平面あるいは僅かにカーブし、少なくともこれら
の一部が平面１６と交わる即ち切るように、上下又は左
右に配置される。
【００１０】図３は、試験試料の経路１２（図１）に試
料を供給するために設けられた偏向ホイール３５の一部
を示す。この偏回ホイールの中心面４０は本質的に平面
１６（図２）中にある。該偏向ホイール３５は軸３６上
で自由に回転するホイール本体３７より構成される。円
周上で前後で傾いたガイドウエブ３８，３９が試験試料
を導くように設けられている。これらは間隔を開けられ
ていて、試験試料がガイドウエブの間で真つ直ぐに走る
ようになつていて支持されるようにはなつていない。こ
の種の偏向ホイールは、英国のバーンレイ（Ｂｕｒｎｌ
ｅｙ）にあるアスコテツクス社（Ａｓｃｏｔｅｘ Ｌｔ
ｄ．）の″フイードホイール″の名で知られている。
料を供給するために設けられた偏向ホイール３５の一部
を示す。この偏回ホイールの中心面４０は本質的に平面
１６（図２）中にある。該偏向ホイール３５は軸３６上
で自由に回転するホイール本体３７より構成される。円
周上で前後で傾いたガイドウエブ３８，３９が試験試料
を導くように設けられている。これらは間隔を開けられ
ていて、試験試料がガイドウエブの間で真つ直ぐに走る
ようになつていて支持されるようにはなつていない。こ
の種の偏向ホイールは、英国のバーンレイ（Ｂｕｒｎｌ
ｅｙ）にあるアスコテツクス社（Ａｓｃｏｔｅｘ Ｌｔ
ｄ．）の″フイードホイール″の名で知られている。
【００１１】本試験装置は次のように作動する：試験試
料、特に糸、ロービング、スライバ３２は試料切替え装
置７で、（ここでは詳細を述べないが）公知の方法で偏
向ホイール３５を介してボビンから引出され、送出し装
置６によつて経路１２の前又は経路中に位置せしめられ
る。この位置で試験試料は、理想的には１つの平面１６
中で真つ直ぐに走り、従つて少なくとも１つの見方から
すれば平面１６に平行にモジユール２から５（図１）の
前面を走る。経路１７に沿つた全てのガイド２９、偏向
ホイール３５、全ての作用ゾーン１８から２１はでき得
る限り経路１７が一平面上を通るように配置される。試
験試料は試験又は測定を行うため矢印３３の方向に動
く。この方向は糸、ロービング、スライバの長さ方向に
ほぼ一致する。試験試料の運動は駆動モジユール３で引
起こされる。ガイド及び作用ゾーンのこのような特別な
配置のため、送出し装置６は試験試料を経路１２に沿つ
た単純な直線運動をするアーム３４によつて導入でき、
試験試料はガイドと作用ゾーン中に自動的に入ることが
できる。前端面１１は好ましくは図２に示すようにカー
ブしているので、このような試験試料の導入は、試料が
経路１７に沿つている全てのガイド中に確実に入ること
により特に信頼性が高くなる。この点に関しては、試験
試料が正確に端面１１，１４内にあるか、正確に平行面
１５内にあるか、その中間にあるか、またはその後ろ側
にあるか、言うことは重要ではない。ここで重要なこと
は、本質的に一平面１６中を走ると言うことである。該
平面は好ましくは前端面１１，１４に対して垂直になつ
ているか又は半径に沿つているかということである。特
別な形の偏向ホイール３５で、試験試料が何等摩擦を受
けずに平面１６に安定して入り、従つて長さ方向の振動
も弱められる。
料、特に糸、ロービング、スライバ３２は試料切替え装
置７で、（ここでは詳細を述べないが）公知の方法で偏
向ホイール３５を介してボビンから引出され、送出し装
置６によつて経路１２の前又は経路中に位置せしめられ
る。この位置で試験試料は、理想的には１つの平面１６
中で真つ直ぐに走り、従つて少なくとも１つの見方から
すれば平面１６に平行にモジユール２から５（図１）の
前面を走る。経路１７に沿つた全てのガイド２９、偏向
ホイール３５、全ての作用ゾーン１８から２１はでき得
る限り経路１７が一平面上を通るように配置される。試
験試料は試験又は測定を行うため矢印３３の方向に動
く。この方向は糸、ロービング、スライバの長さ方向に
ほぼ一致する。試験試料の運動は駆動モジユール３で引
起こされる。ガイド及び作用ゾーンのこのような特別な
配置のため、送出し装置６は試験試料を経路１２に沿つ
た単純な直線運動をするアーム３４によつて導入でき、
試験試料はガイドと作用ゾーン中に自動的に入ることが
できる。前端面１１は好ましくは図２に示すようにカー
ブしているので、このような試験試料の導入は、試料が
経路１７に沿つている全てのガイド中に確実に入ること
により特に信頼性が高くなる。この点に関しては、試験
試料が正確に端面１１，１４内にあるか、正確に平行面
１５内にあるか、その中間にあるか、またはその後ろ側
にあるか、言うことは重要ではない。ここで重要なこと
は、本質的に一平面１６中を走ると言うことである。該
平面は好ましくは前端面１１，１４に対して垂直になつ
ているか又は半径に沿つているかということである。特
別な形の偏向ホイール３５で、試験試料が何等摩擦を受
けずに平面１６に安定して入り、従つて長さ方向の振動
も弱められる。
【００１２】試験試料が平面１６中で作用ゾーン中を走
り、該作用ゾーンがこの平面に沿つて配列されているこ
とが特に重要である。
り、該作用ゾーンがこの平面に沿つて配列されているこ
とが特に重要である。
【図１】本発明による試験装置の外観を示す図である。
【図２】試験装置の本質的なエレメントの簡略化した外
観を示す図である。
観を示す図である。
【図３】試験装置の１つの構成部材を示す図である。
１ 試験装置 ２ 試験モジユール ３ 駆動モジユール ４ 引出しモジユール ５ ガイドモジユール ６ 送出し装置 ７ 切替え装置 ８ 作用ゾーン ９ 作用ゾーン １０ 作用ゾーン １１ 前端面 １２ 経路
Claims (7)
- 【請求項１】 試験試料（３２）は本質的に作用ゾーン
（１８，１９，２０，２１）の前端面（１４）を横切る
１つの平面（１６）中の経路（１７）中に導かれること
を特徴とする、試験装置と試験試料の間で相互作用を生
じさせるための復数の作用ゾーン（１８，１９，２０，
２１）を持ち、前端面（１４）の前面を長さ方向（３
３）に運動する試験試料（３２）の特性を試験するため
の試験装置（１）。 - 【請求項２】 該平面は前端面に垂直に延びていること
を特徴とする、請求項１に記載の装置。 - 【請求項３】 復数の作用ゾーン（８，９，１０，１
１）が前端面に沿つて該経路に沿つて配置され交換可能
なモジユール（２，３，４，５）と関連づけられたこと
を特徴とする、請求項１に記載の装置。 - 【請求項４】 試験試料に対するガイド（２９）は少な
くとも近似的に前端面に平行な面（１５）と平面（１
６）との交差する線（１７）に沿つて配置されたことを
特徴とする、請求項１に記載の装置。 - 【請求項５】 作用領域は試験試料としての糸、ロービ
ング、スライバに対して設けられたことを特徴とする、
請求項１に記載の装置。 - 【請求項６】 平面（１６）中で互いに交差するガイド
面（３０，３１）が試験試料に対して設けられたことを
特徴とする、請求項１に記載の装置。 - 【請求項７】 試験試料に対する偏向ローラ（３５）が
経路（１２）に沿つて設けられたことを特徴とする、請
求項１に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| CH19971164/97 | 1997-05-20 | ||
| CH116497 | 1997-05-20 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10332544A true JPH10332544A (ja) | 1998-12-18 |
Family
ID=4203979
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10151846A Pending JPH10332544A (ja) | 1997-05-20 | 1998-04-24 | 長さ方向に動く試験試料を試験するための装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5956994A (ja) |
| EP (1) | EP0880028A1 (ja) |
| JP (1) | JPH10332544A (ja) |
| CN (1) | CN1199858A (ja) |
Families Citing this family (2)
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