JPH10332243A - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
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- JPH10332243A JPH10332243A JP14026297A JP14026297A JPH10332243A JP H10332243 A JPH10332243 A JP H10332243A JP 14026297 A JP14026297 A JP 14026297A JP 14026297 A JP14026297 A JP 14026297A JP H10332243 A JPH10332243 A JP H10332243A
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- set temperature
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- refrigerator
- cooling fan
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2600/00—Control issues
- F25B2600/11—Fan speed control
- F25B2600/112—Fan speed control of evaporator fans
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2400/00—General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
- F25D2400/16—Convertible refrigerators
Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 切替室の設定温度を切替えた場合に迅速に庫
内の温度が目的の温度に変更できる冷蔵庫を提供する。 【解決手段】 切替室へ冷気を送る冷却ファン２６の回
転数を、設定温度毎に異なるように制御し、かつ、その
設定温度が低いほど回転数を早くするようにしたもので
ある。
内の温度が目的の温度に変更できる冷蔵庫を提供する。 【解決手段】 切替室へ冷気を送る冷却ファン２６の回
転数を、設定温度毎に異なるように制御し、かつ、その
設定温度が低いほど回転数を早くするようにしたもので
ある。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、温度設定を冷凍か
ら冷蔵の温度帯で切替えることが可能な切替室を有する
冷蔵庫に関するものである。
ら冷蔵の温度帯で切替えることが可能な切替室を有する
冷蔵庫に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の冷蔵庫は、冷蔵室、冷凍室及び野
菜室などの特定温度に庫内温度を保持する部屋を有する
のみであったが、最近の冷蔵庫においては、これらの部
屋以外に、庫内の温度設定を冷凍食品の保存に適した冷
凍温度から通常の食品の保存に適した冷蔵温度の温度帯
で切替えることが可能な切替室を有したものが提供され
ている。
菜室などの特定温度に庫内温度を保持する部屋を有する
のみであったが、最近の冷蔵庫においては、これらの部
屋以外に、庫内の温度設定を冷凍食品の保存に適した冷
凍温度から通常の食品の保存に適した冷蔵温度の温度帯
で切替えることが可能な切替室を有したものが提供され
ている。
【０００３】この切替室における庫内温度、温度設定に
応じて切替室へ冷気の量を送るダンパ装置を開閉して制
御している。
応じて切替室へ冷気の量を送るダンパ装置を開閉して制
御している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記切
替室の温度設定を変更した場合に、目的の設定温度に達
するまでに時間がかかるという問題があった。また、切
替室を冷蔵温度帯で使用した場合には、コンプレッサの
ＯＮ／ＯＦＦが頻繁に起きるという問題もあった。
替室の温度設定を変更した場合に、目的の設定温度に達
するまでに時間がかかるという問題があった。また、切
替室を冷蔵温度帯で使用した場合には、コンプレッサの
ＯＮ／ＯＦＦが頻繁に起きるという問題もあった。
【０００５】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、切替
室の設定温度を切替えた場合に迅速に庫内の温度が目的
の温度に変更できる冷蔵庫を提供する。
室の設定温度を切替えた場合に迅速に庫内の温度が目的
の温度に変更できる冷蔵庫を提供する。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１の冷蔵庫は、冷
凍食品の保存に適した冷凍温度から通常の食品の保存に
適した冷蔵温度の温度帯で設定温度を切替え可能な切替
室を有した冷蔵庫において、前記切替室へ冷却器によっ
て冷却された冷気を送風するものであって、その回転数
を変化させることが可能な冷却ファンを有し、前記冷却
ファンの回転数を前記設定温度が低い程その回転を速く
するように制御する制御手段を有したものである。
凍食品の保存に適した冷凍温度から通常の食品の保存に
適した冷蔵温度の温度帯で設定温度を切替え可能な切替
室を有した冷蔵庫において、前記切替室へ冷却器によっ
て冷却された冷気を送風するものであって、その回転数
を変化させることが可能な冷却ファンを有し、前記冷却
ファンの回転数を前記設定温度が低い程その回転を速く
するように制御する制御手段を有したものである。
【０００７】請求項２の冷蔵庫は、請求項１のものにお
いて、前記制御手段は、前記切替え室の設定温度を現在
の設定温度より低い次の設定温度に切替えた場合には、
前記次の設定温度になるまでの移行期間は、前記冷却フ
ァンの回転を前記現在の設定温度における回転より速く
するように制御し、前記切替室の設定温度を現在の設定
温度より高い次の設定温度に切替えた場合には、その次
の設定温度になるまでの移行期間は、前記冷却ファンの
回転を前記現在の設定温度における回転より遅くするよ
うに制御するものである。
いて、前記制御手段は、前記切替え室の設定温度を現在
の設定温度より低い次の設定温度に切替えた場合には、
前記次の設定温度になるまでの移行期間は、前記冷却フ
ァンの回転を前記現在の設定温度における回転より速く
するように制御し、前記切替室の設定温度を現在の設定
温度より高い次の設定温度に切替えた場合には、その次
の設定温度になるまでの移行期間は、前記冷却ファンの
回転を前記現在の設定温度における回転より遅くするよ
うに制御するものである。
【０００８】請求項３の冷蔵庫は、請求項２のものにお
いて、前記制御手段の移行期間の制御は、前記次の設定
温度に切替えた時点から開始し、前記切替室の庫内温度
が前記次の設定温度に到達した時点で終了するものであ
る。
いて、前記制御手段の移行期間の制御は、前記次の設定
温度に切替えた時点から開始し、前記切替室の庫内温度
が前記次の設定温度に到達した時点で終了するものであ
る。
【０００９】請求項４の冷蔵庫は、請求項２のものにお
いて、前記制御手段の移行期間の制御は、前記次の設定
温度に切替えた時点から開始し、この開始時点から所定
時間後に終了するものである。
いて、前記制御手段の移行期間の制御は、前記次の設定
温度に切替えた時点から開始し、この開始時点から所定
時間後に終了するものである。
【００１０】請求項１の冷蔵庫の制御手段は、ファンの
回転数を設定温度が低いほど回転を速くするように制御
する。例えば、冷凍温度に設定した場合には、ファンの
回転数を２，３００（ｒｐｍ）とし、冷蔵温度に設定し
た場合にはファンの回転数を２，０００（ｒｐｍ）とす
る。これにより、冷凍温度に設定した場合には、冷蔵温
度に設定した場合よりも回転数が上がるため、冷気の量
が増え、その切替室内部の庫内温度が下がり易い。
回転数を設定温度が低いほど回転を速くするように制御
する。例えば、冷凍温度に設定した場合には、ファンの
回転数を２，３００（ｒｐｍ）とし、冷蔵温度に設定し
た場合にはファンの回転数を２，０００（ｒｐｍ）とす
る。これにより、冷凍温度に設定した場合には、冷蔵温
度に設定した場合よりも回転数が上がるため、冷気の量
が増え、その切替室内部の庫内温度が下がり易い。
【００１１】請求項２の冷蔵庫の制御手段は、切替室の
庫内温度を現在の設定温度（以下、現設定温度という）
より低い次の設定温度（以下、次設定温度という）に切
替えた場合には、次設定温度になるまでの移行期間は、
ファンの回転を現設定温度における回転より速くする。
例えば、現設定温度を冷蔵温度とし、次設定温度を冷凍
温度にした場合には、この移行期間の間はその回転数を
冷蔵温度のときよりも上昇させる。これにより、より早
く庫内温度が冷凍温度に達する。
庫内温度を現在の設定温度（以下、現設定温度という）
より低い次の設定温度（以下、次設定温度という）に切
替えた場合には、次設定温度になるまでの移行期間は、
ファンの回転を現設定温度における回転より速くする。
例えば、現設定温度を冷蔵温度とし、次設定温度を冷凍
温度にした場合には、この移行期間の間はその回転数を
冷蔵温度のときよりも上昇させる。これにより、より早
く庫内温度が冷凍温度に達する。
【００１２】また、切替室の庫内温度を現設定温度より
高い次設定温度に切替えた場合には、次設定温度になる
までの移行期間は、ファンの回転を現設定温度における
回転より遅くする。例えば、現設定温度が冷凍温度であ
り、次設定温度が冷蔵温度である場合には、ファンの回
転数を冷凍温度のものよりも遅くする。これにより、よ
り早く切替室の庫内温度が冷蔵温度に達する。
高い次設定温度に切替えた場合には、次設定温度になる
までの移行期間は、ファンの回転を現設定温度における
回転より遅くする。例えば、現設定温度が冷凍温度であ
り、次設定温度が冷蔵温度である場合には、ファンの回
転数を冷凍温度のものよりも遅くする。これにより、よ
り早く切替室の庫内温度が冷蔵温度に達する。
【００１３】請求項３の冷蔵庫であると、請求項２にお
ける移行期間の開始時点は次設定温度に切替えた時点か
ら開始し、終了時点は、切替室の庫内温度が次設定温度
に達した時点で終了させる。
ける移行期間の開始時点は次設定温度に切替えた時点か
ら開始し、終了時点は、切替室の庫内温度が次設定温度
に達した時点で終了させる。
【００１４】請求項４の冷蔵庫であると、制御手段の移
行期間は、次設定温度に切替えた時点から開始し、これ
から所定時間後に終了させる。
行期間は、次設定温度に切替えた時点から開始し、これ
から所定時間後に終了させる。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図１〜
図１０に基づいて説明する。
図１０に基づいて説明する。
【００１６】まず、図２及び図３に基づいて冷蔵庫１０
の構造について説明する。
の構造について説明する。
【００１７】図２は本実施例の冷蔵庫１０の正面図であ
り、図３は、図２におけるＡ−Ａ線断面図である。
り、図３は、図２におけるＡ−Ａ線断面図である。
【００１８】冷蔵庫１０のキャビネット１２は、その上
段が冷蔵室１４であり、その下方に製氷室１６及び切替
室１８が配され、その下方に冷凍室２０が配され、最下
段に野菜室２２が配されている。冷蔵室１４の前面には
ヒンジ式の扉１４ａが設けられ、製氷室１６、切替室１
８、冷凍室２０及び野菜室２２には、引出し式の扉１６
ａ、１８ａ、２０ａ、２２ａが設けられている。
段が冷蔵室１４であり、その下方に製氷室１６及び切替
室１８が配され、その下方に冷凍室２０が配され、最下
段に野菜室２２が配されている。冷蔵室１４の前面には
ヒンジ式の扉１４ａが設けられ、製氷室１６、切替室１
８、冷凍室２０及び野菜室２２には、引出し式の扉１６
ａ、１８ａ、２０ａ、２２ａが設けられている。
【００１９】製氷室１６及び冷凍室２０の背面には、冷
却器カバーとキャビネット１２の内箱より構成される冷
却空間２４が設けられ、この内部には、冷却ファン２
６、冷却器２８が設けられている。また、野菜室２２の
背面には機械室３０が設けられ、その内部にはコンプレ
ッサ３２等が設けられている。さらに、切替室１８の背
面には、冷気を切替室１８または冷蔵室１４に送る冷気
量を調整するためのダンパ装置３４が設けられている。
却器カバーとキャビネット１２の内箱より構成される冷
却空間２４が設けられ、この内部には、冷却ファン２
６、冷却器２８が設けられている。また、野菜室２２の
背面には機械室３０が設けられ、その内部にはコンプレ
ッサ３２等が設けられている。さらに、切替室１８の背
面には、冷気を切替室１８または冷蔵室１４に送る冷気
量を調整するためのダンパ装置３４が設けられている。
【００２０】次に、図１及び図４に基づいて、切替室１
８付近の構造について説明する。
８付近の構造について説明する。
【００２１】図１は、キャビネット１２の中段部におけ
る縦断面図であり、図４は、製氷室１６及び切替室１８
の扉１６ａ、１８ａを取り除いた状態の正面図である。
る縦断面図であり、図４は、製氷室１６及び切替室１８
の扉１６ａ、１８ａを取り除いた状態の正面図である。
【００２２】冷却ファン２６は、冷却空間２４の左側上
部に設けられており、右上部にはダンパ装置３４が設け
られている。このダンパ装置３４の左側面には、冷気の
吸込口３６が配され、上面には、冷蔵室１４に冷気を送
るためのダクト３８が設けられ、前面には、切替室１８
に冷気を送るための送風口４０が設けられている。ま
た、その内部には、冷蔵室１４に冷気を送るための冷蔵
室用ダンパ４２と切替室１８に冷気を送るための切替室
用ダンパ４４が設けられている。
部に設けられており、右上部にはダンパ装置３４が設け
られている。このダンパ装置３４の左側面には、冷気の
吸込口３６が配され、上面には、冷蔵室１４に冷気を送
るためのダクト３８が設けられ、前面には、切替室１８
に冷気を送るための送風口４０が設けられている。ま
た、その内部には、冷蔵室１４に冷気を送るための冷蔵
室用ダンパ４２と切替室１８に冷気を送るための切替室
用ダンパ４４が設けられている。
【００２３】製氷室１６及び冷凍室２０に冷気を送るた
めに、各部屋の背面には冷気吹出口４８、５０が設けら
れている。
めに、各部屋の背面には冷気吹出口４８、５０が設けら
れている。
【００２４】図４に示すように、切替室の背面６０の右
上部には、冷気の吹出口５２が設けられている。この吹
出口５２は、ダンパ装置３４の送風口４０に相当する。
また、切替室１８の左側面５４及び底面５６は断熱構造
を成し、底面５６の後部には、戻り冷気用の吸込口５８
が複数個設けられている。さらに、吹出口５２の右側の
背面６０には、切替室１８の庫内温度を検知する温度セ
ンサ６２が設けられている。
上部には、冷気の吹出口５２が設けられている。この吹
出口５２は、ダンパ装置３４の送風口４０に相当する。
また、切替室１８の左側面５４及び底面５６は断熱構造
を成し、底面５６の後部には、戻り冷気用の吸込口５８
が複数個設けられている。さらに、吹出口５２の右側の
背面６０には、切替室１８の庫内温度を検知する温度セ
ンサ６２が設けられている。
【００２５】切替室１８の庫内温度を制御するための電
気的構成を図５のブロック図に基づいて説明する。
気的構成を図５のブロック図に基づいて説明する。
【００２６】切替室１８の庫内温度を制御するためのマ
イコンよりなる制御装置６４は、図３における冷蔵室１
４の背面上部の基板に設けられており、これには、コン
プレッサ３２、温度センサ６２が接続されている。ま
た、ダンパ装置３４の冷蔵室用ダンパ４２及び切替室用
ダンパ４４を作動させるためのダンパ用モータ４６が接
続されている。また、冷却ファン２６を回転させるため
の３相交流モータである冷却ファン用ファンモータ６６
を制御するためのモータ駆動装置６８が接続されてい
る。このモータ駆動装置６８は、ファンモータ６６の回
転数を制御ができるようにインバータ回路より構成され
ている。
イコンよりなる制御装置６４は、図３における冷蔵室１
４の背面上部の基板に設けられており、これには、コン
プレッサ３２、温度センサ６２が接続されている。ま
た、ダンパ装置３４の冷蔵室用ダンパ４２及び切替室用
ダンパ４４を作動させるためのダンパ用モータ４６が接
続されている。また、冷却ファン２６を回転させるため
の３相交流モータである冷却ファン用ファンモータ６６
を制御するためのモータ駆動装置６８が接続されてい
る。このモータ駆動装置６８は、ファンモータ６６の回
転数を制御ができるようにインバータ回路より構成され
ている。
【００２７】さらに、この制御装置６４には、切替室１
８の設定温度を切替え可能にするための操作盤７０が接
続されている。この操作盤７０は、図４に示すように冷
蔵室１４の底面付近に設けられている。
８の設定温度を切替え可能にするための操作盤７０が接
続されている。この操作盤７０は、図４に示すように冷
蔵室１４の底面付近に設けられている。
【００２８】上記制御装置６４において、切替室１８の
庫内温度をどのように制御するかについて説明してい
く。
庫内温度をどのように制御するかについて説明してい
く。
【００２９】操作盤７０においては、切替室１８の温度
を、冷蔵室温度、野菜室温度、チルド温度、パーシャル
温度の間で連続して設定できると共に、また、冷凍温度
（弱、通常、強）の間で連続して設定できる。なお、冷
蔵室温度、野菜室温度、チルド温度、パーシャル温度、
冷凍温度（弱、通常、強）の目安の温度は、図６に示す
通りである。
を、冷蔵室温度、野菜室温度、チルド温度、パーシャル
温度の間で連続して設定できると共に、また、冷凍温度
（弱、通常、強）の間で連続して設定できる。なお、冷
蔵室温度、野菜室温度、チルド温度、パーシャル温度、
冷凍温度（弱、通常、強）の目安の温度は、図６に示す
通りである。
【００３０】上記制御装置６４における切替室１８の庫
内温度を冷蔵温度から冷凍温度（弱）に切替える場合の
制御方法について図７のフローチャートに基づいて、図
６及び図８〜図１０の表やグラフを参照しつつ説明す
る。
内温度を冷蔵温度から冷凍温度（弱）に切替える場合の
制御方法について図７のフローチャートに基づいて、図
６及び図８〜図１０の表やグラフを参照しつつ説明す
る。
【００３１】なお、図８は、設定温度差による冷却ファ
ン２６の回転数の変化を示すグラフであり、横軸が設定
温度の差であり、縦軸が冷却ファン２６の回転数の差で
ある。図９は、冷却ファン２６の回転数と時間との関係
を示すグラフである。図１０は、切替室１８の庫内温度
と時間との関係を示すグラフである。
ン２６の回転数の変化を示すグラフであり、横軸が設定
温度の差であり、縦軸が冷却ファン２６の回転数の差で
ある。図９は、冷却ファン２６の回転数と時間との関係
を示すグラフである。図１０は、切替室１８の庫内温度
と時間との関係を示すグラフである。
【００３２】（ステップ１）ステップ１において、現設
定温度である冷蔵温度から、次設定温度の冷凍温度
（弱）に切替えられる。なお、図６に示すように、冷蔵
温度は５℃であり、冷凍温度（弱）は−１８℃である。
一方、冷却ファン２６の回転数は冷蔵温度で２、０００
（ｒｐｍ）であり、冷凍温度（弱）では２、３００（ｒ
ｐｍ）である。
定温度である冷蔵温度から、次設定温度の冷凍温度
（弱）に切替えられる。なお、図６に示すように、冷蔵
温度は５℃であり、冷凍温度（弱）は−１８℃である。
一方、冷却ファン２６の回転数は冷蔵温度で２、０００
（ｒｐｍ）であり、冷凍温度（弱）では２、３００（ｒ
ｐｍ）である。
【００３３】（ステップ２）ステップ２において、移行
期間の制御を行う。これは、図８に示すように、次設定
温度が現設定温度よりも低い場合には、現設定温度と次
設定温度の温度差に応じて冷却ファン２６の回転数を一
旦上昇させる。例えば、両設定温度の差が−１３℃であ
る場合には、冷却ファン２６の現在の回転数よりも５０
０（ｒｐｍ）上昇させる。
期間の制御を行う。これは、図８に示すように、次設定
温度が現設定温度よりも低い場合には、現設定温度と次
設定温度の温度差に応じて冷却ファン２６の回転数を一
旦上昇させる。例えば、両設定温度の差が−１３℃であ
る場合には、冷却ファン２６の現在の回転数よりも５０
０（ｒｐｍ）上昇させる。
【００３４】なお、逆に、１３℃高い設定温度にした場
合には、冷却ファン２６の回転数を現在の回転数よりも
５００（ｒｐｍ）だけ下げるという制御を行う。
合には、冷却ファン２６の回転数を現在の回転数よりも
５００（ｒｐｍ）だけ下げるという制御を行う。
【００３５】このような移行期間を設けることにより、
次設定温度を低くした場合には現在の冷気の流入量より
も多い冷気が流入されて庫内温度がより下がりやすくな
り、逆に、高い次設定温度にした場合には冷却ファン２
６の回転数が下がるため、冷気の流入量が減り、庫内温
度が上昇しやすくなる。
次設定温度を低くした場合には現在の冷気の流入量より
も多い冷気が流入されて庫内温度がより下がりやすくな
り、逆に、高い次設定温度にした場合には冷却ファン２
６の回転数が下がるため、冷気の流入量が減り、庫内温
度が上昇しやすくなる。
【００３６】この移行期間は、設定温度が切替えられた
時点から、次設定温度に庫内温度が到達するまでの時間
（図１０におけるｔ１〜ｔ２の時間）だけ行う。
時点から、次設定温度に庫内温度が到達するまでの時間
（図１０におけるｔ１〜ｔ２の時間）だけ行う。
【００３７】（ステップ３）ステップ３において、最終
回転数への制御を行う。この制御は、図９に示すよう
に、移行期間の回転数２、５００（ｒｐｍ）から冷凍温
度（弱）の２、３００（ｒｐｍ）にするものである。
回転数への制御を行う。この制御は、図９に示すよう
に、移行期間の回転数２、５００（ｒｐｍ）から冷凍温
度（弱）の２、３００（ｒｐｍ）にするものである。
【００３８】なお、移行期間の終了時点を、これに代え
て、設定温度に切替えてから所定時間（例えば、４０
分）後に終了させてもよい。
て、設定温度に切替えてから所定時間（例えば、４０
分）後に終了させてもよい。
【００３９】このように移行期間及び最終回転数の制御
をすることで、従来の回転数を制御しない場合に比べ
て、庫内温度の変化が従来よりも速く行うことができ
る。すなわち、図１０における実線の変化が本制御を行
った場合であり、点線の変化が本制御を行わなかった場
合の変化である。これによると、ｔ２〜ｔ３の時間だけ
庫内温度を目的の温度に速く到達することができる。
をすることで、従来の回転数を制御しない場合に比べ
て、庫内温度の変化が従来よりも速く行うことができ
る。すなわち、図１０における実線の変化が本制御を行
った場合であり、点線の変化が本制御を行わなかった場
合の変化である。これによると、ｔ２〜ｔ３の時間だけ
庫内温度を目的の温度に速く到達することができる。
【００４０】また、切替室１８の各段階の設定温度毎に
冷却ファン２６の回転数を変化させるため、その設定温
度における庫内温度の保持が容易となる。すなわち、冷
凍温度においては冷気の流入量が増えて、より温度が下
がりやすい状態となり、冷蔵温度においては冷気の流入
量が少ないため、庫内温度が下がるのを防止することが
できる。
冷却ファン２６の回転数を変化させるため、その設定温
度における庫内温度の保持が容易となる。すなわち、冷
凍温度においては冷気の流入量が増えて、より温度が下
がりやすい状態となり、冷蔵温度においては冷気の流入
量が少ないため、庫内温度が下がるのを防止することが
できる。
【００４１】上記の制御では冷蔵温度から冷凍温度
（弱）の変化を示したが、逆に冷凍温度から冷蔵温度に
変化する場合も上記の制御とは逆の制御を行うことによ
って、切替室１８の庫内温度をより迅速に目的の温度に
到達させることができる。
（弱）の変化を示したが、逆に冷凍温度から冷蔵温度に
変化する場合も上記の制御とは逆の制御を行うことによ
って、切替室１８の庫内温度をより迅速に目的の温度に
到達させることができる。
【００４２】
【発明の効果】以上により本発明の冷蔵庫であると、設
定温度が低いほど冷気の流入量が増えるため、目的の温
度により早く到達できる。逆に、設定温度が高いほど冷
気の流入量が減るため、目的の温度により早く到達でき
る。
定温度が低いほど冷気の流入量が増えるため、目的の温
度により早く到達できる。逆に、設定温度が高いほど冷
気の流入量が減るため、目的の温度により早く到達でき
る。
【００４３】また、別の発明の冷蔵庫であると、切替え
た設定温度の温度差によって移行期間における冷却ファ
ンの回転数を制御するため、より早く目的の温度に到達
できる。
た設定温度の温度差によって移行期間における冷却ファ
ンの回転数を制御するため、より早く目的の温度に到達
できる。
【図１】本発明の一実施例を示す冷蔵庫の中段部付近の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図２】本実施例の冷蔵庫の正面図である。
【図３】図２におけるＡ−Ａ線断面図である。
【図４】製氷室及び切替室の正面図である。
【図５】本実施例のブロック図である。
【図６】設定温度、冷却ファンの回転数の関係を示す表
の図面である。
の図面である。
【図７】本制御のフローチャートである。
【図８】設定温度差による冷却ファンの回転数の変化を
示すグラフである。
示すグラフである。
【図９】冷却ファンの回転数と時間との関係を示すグラ
フである。
フである。
【図１０】切替室の温度と時間との関係を示すグラフで
ある。
ある。
１０ 冷蔵庫 １２ キャビネット １８ 切替室 ２６ 冷却ファン ２８ 冷却器 ３４ ダンパ装置 ７０ 操作盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 苗村 好郎 大阪府茨木市太田東芝町１番６号 株式会 社東芝大阪工場内
Claims (4)
- 【請求項１】冷凍温度から冷蔵温度の温度帯で設定温度
を切替え可能な切替室を有した冷蔵庫において、 前記切替室へ冷却器によって冷却された冷気を送風する
ものであって、その回転数を変化させることが可能な冷
却ファンを有し、 前記冷却ファンの回転数を前記設定温度が低い程その回
転を速くするように制御する制御手段を有したことを特
徴とする冷蔵庫。 - 【請求項２】前記制御手段は、 前記切替室の設定温度を現在の設定温度より低い次の設
定温度に切替えた場合には、前記次の設定温度になるま
での移行期間は、前記冷却ファンの回転を前記現在の設
定温度における回転より速くするように制御し、 前記切替室の設定温度を現在の設定温度より高い次の設
定温度に切替えた場合には、その次の設定温度になるま
での移行期間は、前記冷却ファンの回転を前記現在の設
定温度における回転より遅くするように制御することを
特徴とする請求項１記載の冷蔵庫。 - 【請求項３】前記制御手段の移行期間の制御は、 前記次の設定温度に切替えた時点から開始し、前記切替
室の庫内温度が前記次の設定温度に到達した時点で終了
することを特徴とする請求項２記載の冷蔵庫。 - 【請求項４】前記制御手段の移行期間の制御は、 前記次の設定温度に切替えた時点から開始し、この開始
時点から所定時間後に終了することを特徴とする請求項
２記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14026297A JPH10332243A (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14026297A JPH10332243A (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10332243A true JPH10332243A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15264697
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14026297A Pending JPH10332243A (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10332243A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005005898A3 (en) * | 2003-06-27 | 2005-06-09 | Gen Electric | Methods and apparatus for refrigerator compartment |
| JP2015075276A (ja) * | 2013-10-09 | 2015-04-20 | 日立アプライアンス株式会社 | 冷蔵庫 |
| JP2020101301A (ja) * | 2018-12-20 | 2020-07-02 | 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 | 冷蔵庫 |
-
1997
- 1997-05-29 JP JP14026297A patent/JPH10332243A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005005898A3 (en) * | 2003-06-27 | 2005-06-09 | Gen Electric | Methods and apparatus for refrigerator compartment |
| US7032407B2 (en) | 2003-06-27 | 2006-04-25 | General Electric Company | Methods and apparatus for refrigerator compartment |
| JP2015075276A (ja) * | 2013-10-09 | 2015-04-20 | 日立アプライアンス株式会社 | 冷蔵庫 |
| JP2020101301A (ja) * | 2018-12-20 | 2020-07-02 | 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 | 冷蔵庫 |
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