JPH10329904A - コンテナボックスの底蓋開閉機構 - Google Patents

コンテナボックスの底蓋開閉機構

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JPH10329904A
JPH10329904A JP9140038A JP14003897A JPH10329904A JP H10329904 A JPH10329904 A JP H10329904A JP 9140038 A JP9140038 A JP 9140038A JP 14003897 A JP14003897 A JP 14003897A JP H10329904 A JPH10329904 A JP H10329904A
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JP
Japan
Prior art keywords
pair
bottom cover
opening
shafts
container box
Prior art date
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Pending
Application number
JP9140038A
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English (en)
Inventor
Takeshi Nishino
健 西野
Koichi Hosokawa
紘一 細川
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HOSOKAWA KK
Original Assignee
HOSOKAWA KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボックスに収納する内容物が重量物であって
も、底蓋を閉じた状態に確実にロックするとともに、底
蓋の開動作を安全かつ容易な遠隔操作によって実現す
る。 【構成】 底蓋開閉機構30は、底蓋13に水平部33
aと斜面部33bとからなる上側ガイドレール33を設
けるとともに、移動シャフト32を上側ガイドレール3
3の水平部33aから斜面部33b側に向けて付勢する
付勢手段35と、一対の移動シャフトの動きをロックす
る第1のロック手段R1を備える。遠隔操作で第1のロ
ック手段R1を解除すると、移動シャフト32が付勢手
段36により斜面部33b側に押しやられ、底蓋13が
自動的に開く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、産業廃棄物や産
業資源をボックスに収納して、目的地で一挙に収納物の
排出を行うための底蓋が設けられたコンテナボックスの
技術分野に属し、詳しくは、ボックスの収納物の重量に
関わらず安全かつ容易に底蓋の開閉操作が行えるコンテ
ナボックスの底蓋開閉機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、荷役機械を利用しての産業資源の
移送や、産業廃棄物等を車両を介して目的場所に輸送
し、目的地で排出するに至る一連の荷役作業を省力化す
るものとして、鋼鉄製や金属製の頑丈なコンテナボック
スが利用されている。
【0003】このコンテナボックスは、産業廃棄物や産
業資源等の重量の比較的重いものを輸送するものである
が、目的地で一挙に収納物の排出を行うために、ボック
ス底部に底蓋が設けられている。このようなコンテナボ
ックスの底蓋の開閉方式としては、底蓋が一枚のものも
見受けられるが、底蓋が一枚のものは、開閉動作に際し
ての底蓋の動作範囲が大きいことから、一対の底蓋を観
音開き様に配設したものが一般的に使用されている。例
えば、特開平6−127605号公報には、上記一対の
底蓋を観音開き様に配設したものの例が既に開示されて
いる。
【0004】上記従来公報のコンテナボックスは、図1
3に示すように、産業廃棄物等の収納物を収納する収納
部1と、この収容部1の下部に付設する脚フレーム5と
からなり、この脚フレーム5に一対の底蓋2の開閉機構
が搭載されている。なお、上記収納部1の底面1bに
は、一対の底蓋2がヒンジ金具Hを介し、開閉端側を突
き合わせた姿勢で開閉自在に取り付けられている。
【0005】そして、上記一対の底蓋2の開閉機構は、
各底蓋2の下側において上記脚フレーム5に形成される
ガイドレール3と、このガイドレール3の両端付近に設
けられる一対の固定軸6,6と、上記一対の底蓋2,2
の裏面側と摺接しながら往復動して底蓋2を開閉動作さ
せる一対の移動シャフト8と、一対の固定軸6,6の軸
端間にスプロケットを介して巻き掛けられる一対の無端
チェーン7とからなる。一対の固定軸6、6は、ヒンジ
金具Hの軸方向を向けて一対の底蓋2,2を挟む位置に
平行に軸支されている。さらに、一対の固定軸6,6の
いずれか一方の軸端部には、ハンドルTの回転工具の嵌
合部が形成されており、上記一対の移動シャフト8,8
の開動作の方向と開動作の方向の両駆動を行う駆動軸と
して用いられる。
【0006】また、一対の移動シャフト8,8は、一対
の底蓋2、2の背面側において、中心位置Sから対称に
配置されている。そして、二本の移動シャフト8,8の
内の一方の両端は、一対の無端チェーン7の上側部分に
連結され、他方の移動シャフト8の両端は、一対の無端
チェーン7の下側部分に連結されている。したがって、
ハンドルTにより上記駆動軸を正逆に回転駆動させる
と、一対の移動シャフト8,8は、中心位置S側に互い
に接近し、あるいは、中心位置Sから互いに離隔するよ
うに動作する。
【0007】このような、上記従来公報の発明は、ハン
ドルTにより上記駆動軸を駆動させると、一対の移動シ
ャフト8,8が中心位置Sから互いに離隔するように動
作するが、ガイドレール3の両端付近に来ると、一対の
移動シャフト8,8は底蓋2,2から各々外れるので、
収納部1の収納物の重さと底蓋2の自重により開動作
し、収納物を一挙に収納部1の開口から落下させること
ができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なコンテナボックスは、産業廃棄物や産業資源等の重量
の比較的重いものを輸送する場合に多く使用され、目的
地で底蓋を解放して一挙に収納物を排出するものであ
る。そして、収納物を一挙に収納部の開口から落下させ
る場合、クレーン等により高く吊り下げられた状態で底
蓋が開動作させるものである。また、コンテナボックス
の底蓋の閉動作は、内容物がない状態で閉塞され、内容
物が充填された状態で開動作される。
【0009】しかしながら、上記従来のコンテナボック
スは、目的地で底蓋2,2を開動作させるときには、駆
動軸である固定軸6にハンドルTを取り付け、固定軸6
を駆動させることにより、一対の移動シャフト8,8を
移動させて、底蓋2、2を解放させるものである。しか
も、上記従来のコンテナボックスは、移動シャフト8,
8が上側ガイドレール3,3の水平部3aから斜面部3
bに至った時点で底蓋2,2が一気に開き始める。
【0010】したがって、コンテナボックスの近傍に作
業員がいる必要があるが、クレーン等で空中に吊り下げ
て搬送するために、作業員は揺れによる不安定な状態で
底蓋2,2の開放操作を行わなければならなかった。し
かも、底蓋2の閉動作は、収納物が空の状態で行われる
ために、作業員がそばにいても問題はないが、底蓋2の
開動作は、収納物が産業廃棄物等の重量物である場合、
作業員が開動作の作業中に、不意に底蓋2,2が開くよ
うなことがあると、内容物の散乱による人命の危険が伴
う大きな問題を有していた。さらに、ガイドレール3の
水平部3aが長いため、底蓋2を開動作させる操作時間
が長くかかる問題を有していた。
【0011】また、底蓋2,2上に載っている内容物が
重く荷重Fが大きな場合には、一気に開き切るような急
激な動作をする。このため、斜面部3bを介して移動シ
ャフト8、8の間隔を拡張する向きの強い力が働き、固
定軸6側にハンドルTを同方向に回転駆動する向きの衝
撃的なリアクションが伝達される。しかし、このリアク
ションによる傷害を回避するため、上記ハンドルTにつ
いても、ラチエット機構を備える等の特殊なものが要求
された。
【0012】そこで、上記従来公報には、第2の実施例
が開示されている。すなわち、この第2の実施例は、図
14に示すように、ガイドレール3の下面に、底蓋2の
解放端部である中心位置S側から底蓋2のヒンジ連結部
側に向かって、下降するように設けた斜面部3cが形成
されている。そして、一方の固定軸6には、ラチエット
ホイール4が組み込まれ、スプリング4sによって、付
勢したラチエット4bを介して、一対の移動シャフト
8,8の互いに離隔する向きの運動を任意の位置で阻止
するようになっている。
【0013】したがって、この第2の実施例によれば、
内容物の排出に際しては、ラチエット4bを引き紐4d
のようなもので遠隔操作し、ロックを解除することによ
り、一対の移動シャフト8,8を左右に離隔させれば、
底蓋2,2は、人手によって駆動するまでもなく、自ず
から開くこととなる。すなわち、上記ガイドレール3の
斜面部3cにより、内容物による荷重Fは、一対の移動
シャフト8,8に中心位置Sから互いに離隔する向きの
分力F1、F1が働くが、ラチエットホイール4がロッ
クされていることにより、固定軸6及び無端チェーン7
は、動作をせず、底蓋2,2は、閉じた状態を維持する
ことができる。
【0014】しかしながら、このような第2の実施例
も、底蓋2が箱体内の収納物の重さと底蓋2の重量によ
り、移動シャフト8,8を駆動させる構造であるから、
作業中に不意に底蓋2が開く危険を払拭することができ
ない。上記底蓋2は、転動軸12が動き易いようになっ
ており、スプロケットの外周表面を爪付きレバー37で
係止しても、底蓋2の閉塞状態を維持するのは、重量物
等の衝突によって簡単に破壊されるような片側のみのラ
チエット4を支持しているピン4cや、スプリング4s
にすぎないためである。したがって、突然、底蓋2が開
く危険を有する。
【0015】しかも、上記従来の実施例では、ガイドレ
ール3の両端付近に固定軸6を配し、この固定軸6の両
端にガイドレール3の全長にわたって無端チェーン7を
巻回すものであるために、無端チェーン7の大きなあそ
びに因る一対の底蓋2,2の垂れ下りが避けられず、特
に、収容物が重量物の場合には、底蓋2が大きく垂れ下
がるという問題があった。
【0016】そこで、本発明は、産業廃棄物等の収納物
を排出する場合には、遠隔操作により安全かつ容易に底
蓋を開動作させるとともに、内容物が重量物であって
も、底蓋開閉機構の構造の無理なく底蓋を閉じた状態に
確実に維持して開閉機構の信頼性を高めることが可能な
コンテナボックスの底蓋開閉機構を提供することを目的
とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
コンテナボックスの底蓋開閉機構は、上記課題を解決す
るために、ボックス底部の開口を開閉する底蓋と、この
底蓋を開閉動作させる底蓋開閉機構が配されてなるコン
テナボックスにおいて、上記底蓋開閉機構は、底蓋の下
方に設けられる一対のガイドレールと、この一対のガイ
ドレールに摺接しながら往復動して上記底蓋を開閉動作
させる一対の移動シャフトと、上記一対のガイドレール
に取り付けられる一対の軸と、この一対の軸に設けられ
た一対のスプロケットと、この一対のスプロケットを介
して巻回され駆動するとともに上記一対の移動シャフト
のうちの一方の移動シャフトと接続する一対の無端チェ
ーンと、この一対の無端チェーンに各々連結されるとと
もに上記一対の移動シャフトのうちの他方の移動シャフ
トと接続される一対のロッドと、この一対のロッドの少
なくとも一方のロッドを押圧する付勢手段と、上記一対
の移動シャフトの動きをロックする第1のロック手段と
を備える。そして、上記一対のガイドレールに、一対の
移動シャフトが水平方向に移動する水平部と斜め上方に
移動する斜面部が形成されるとともに、上記付勢手段が
一対の移動シャフトを上記水平部から斜面部に至るまで
付勢する一方、第1のロック手段が一対の移動シャフト
を上記水平部で同時にロックすることを特徴とする。
【0018】本発明によれば、底蓋を閉動作させる場合
には、作業員が遠隔操作で上記第1のロック手段を解除
すると、上記付勢手段が移動シャフトを上記ガイドレー
ルの水平部から斜面部まで付勢するために、底蓋を自動
的に開動作させることができる。他方、底蓋を閉動作さ
せる場合には、上記第1のロック手段が一対の移動シャ
フトを上記一対のガイドレールの水平部で同時にロック
するために、ボックスの収納物が重量の重いものであっ
ても、小さな力で確実にロックすることができる。
【0019】本発明の請求項2記載のコンテナボックス
の底蓋開閉機構は、前記請求項1記載の発明を前提とし
て、前記第1のロック手段が、コンテナボックスの一方
の側面側に片側が外方に回動可能に配設されるロックプ
レートと、このロックプレートに取り付けられる解除操
作部とを備え、上記ロックプレートがその外方への回動
を規制する弾性部材により前記一対の移動シャフト側に
付勢されていることを特徴とする。
【0020】本発明によれば、底蓋を開動作させる場合
には、作業員は、ボックスから離れた位置からロックプ
レートの解除操作部にロープ、紐や棒状の部材で引っか
けるという遠隔操作で、バネ部材の付勢力に抗して第1
のロック手段を外方に回動させると、一対の移動シャフ
トのロックが外れて、底蓋を自動的に開動作させること
ができる。しかし、ロックプレートは、常に、片側が外
方に回動することを規制する弾性部材により前記一対の
移動シャフト側に付勢されているために、上記弾性部材
の付勢力に抗して第1のロック手段を解除しなければな
らず、この結果、底蓋が不意に開動作するようなことが
ない。
【0021】本発明の請求項3記載のコンテナボックス
の底蓋開閉機構は、前記請求項1記載の発明を前提とし
て、前記第1のロック手段に、前記一対の移動シャフト
の移動を許容する案内面と一対の移動シャフトの動きを
ロックする制動面とを有する一対のロック片が形成され
ていることを特徴とする。
【0022】本発明によれば、底蓋が閉動作する方向に
一対の移動シャフトを移動させると、この一対の移動シ
ャフトは、弾性部材の付勢力に抗して第1のロック手段
のロック片の案内面に自動的に案内されて、自動的にロ
ックされることとなる。しかし、一旦、移動シャフトが
第1のロック手段にロックされると、一対の移動シャフ
トはその動きを上記第1のロック手段の制動面と上記弾
性部材の付勢力により制動されるために、クレーン等に
よる搬送中であっても、底蓋が不意に開動作するような
ことがない。
【0023】本発明の請求項4記載のコンテナボックス
の底蓋開閉機構は、前記請求項2又は請求項3記載の発
明を前提として、前記第1のロック手段に、前記コンテ
ナボックスの側面に固定される固定部材と係止する係止
部材が設けられた第2のロック手段が配されていること
を特徴とする。
【0024】本発明によれば、底蓋を開動作させる場合
には、その前提として、予め上記第2のロック手段の係
止部材を解除しておかなければならない。したがって、
クレーン等による搬送中に不測の外力や振動等により、
上記第1のロック手段を解除されるような事態が仮に生
じるようなことがあっても、上記第2のロック手段によ
りロックしておけば、底蓋が不意に開動作する事態を完
全に防止することができ、コンテナボックスの底蓋開閉
機構の完全な安全性を保障する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照しながら説明する。本実施の形態のコンテナボ
ックスは、図1乃至図4に示すように、廃棄物等を収納
するための収納部10と、収納部10を据え置くための
脚フレーム20とを備え、この脚フレーム20に底蓋1
3を開閉させる底蓋開閉機構30が搭載されている。
【0026】まず、上記収納部10は、底面12と、底
面12の四周を形成する側面11とからなる上側開放の
金属製箱体である。収納部10の開口部側の四隅には、
ロープや荷役作業用のバンドBDを掛けるための吊り金
具11bが取り付けられている。また、各吊り金具11
bの傍には、上向きのフック11cが配設され、応用作
業性を高める考慮がされている。このため、コンテナボ
ックス全体は、バンドBDを吊り金具11bに挿通し、
車載クレーンやフォークリフト等のフックFKに吊るし
て運搬することができる。そして、収納部10の底面1
2は、中央部に向かって下り傾斜をなす斜面に形成さ
れ、底面12の中央部には、一対の底蓋13が取り付け
られている。
【0027】一対の底蓋13は、ヒンジ金具13hを介
して煽り動作可能に取り付けられている。ヒンジ金具1
3hは、各底蓋13に複数個用いられ、底蓋13は,互
いにヒンジ連結部H側を左右に振って、揺動動作をする
開閉側を突き合わせた姿勢で配置されている。そして,
この一対の底蓋13の対峙する位置が,底蓋開閉機構3
0が作動する際における基準となる中心位置Sとなし、
一対の底蓋13,13を開閉動作させる。なお,底面1
2が斜面になっているため,ヒンジ金具13hと底面1
2との間には,ベース部材12bが介装されている。
【0028】また、脚フレーム20は、上記収納部10
の下方に配されている。この脚フレーム20は,上記収
納部10の四隅に対応する縦メンバー22,縦メンバー
22の上下の端部を連結する横メンバー21,23を主
要部材としている。ただし、縦メンバー22の下端部を
別方向から連結する部材には溝型鋼が用いられており、
この溝型鋼は、底蓋開閉機構30の下側ガイドレール3
4として用いられる。このような脚フレーム20は、金
属の平板、アングル、溝型鋼を縦横に組み合わせてなる
枠状体で、開口部Mが形成されるように組まれている。
そして、この脚フレーム20の内部に、底蓋13を開閉
駆動するための底蓋開閉機構30が搭載されている。
【0029】次に、底蓋開閉機構30は、一対の底蓋1
3の下側において、一対の移動シャフト32を往復駆動
させることによって、一対の底蓋13を同時に開閉動作
させる機構であり、一対の移動シャフト32と、一対の
ガイドレール33,34と、一対の無端チェーン37
と、付勢手段35と、第1のロック手段R1と第2のロ
ック手段R2,R3等の諸部材からなる。
【0030】まず、上記一対のガイドレール33,34
は、上側ガイドレール33と下側ガイドレール34とか
ら構成され、上記一対のガイドレール23,34に一対
の軸が各々設けられている。上側ガイドレール33は、
一対の底蓋13,13の背面に設けられており、他方、
下側ガイドレール34は、上記脚フレーム20の開口部
Mを利用して形成されている。また、上側ガイドレール
33は、一対の底蓋13に各々付き、それぞれ一対のヒ
ンジ金具13hの軸とは直交方向、下側ガイドレール3
4とは平行方向を向けて取り付けられている。また、上
記一対の軸は、一対のガイドレール33,34の端部側
が固定軸31とされ、上記中心位置S側がアイドルスプ
ロケット31hの軸とされている。
【0031】そして、上側ガイドレール33には、一対
の底蓋13,13を閉動作させたときに水平姿勢になる
水平部33aと、一対の底蓋13,13を開動作させる
ための斜め上方に傾斜した斜面部33bが形成されてい
る。本実施の形態の上側ガイドレール34は、前記従来
公報の第1の実施例と比較すると、上記水平部33aの
長さL1が短く、又、斜面部3bの傾斜L2が緩やかに
形成されている(図8参照)。したがって、固定軸31
の先端部31tを専用の回転工具で駆動させる場合の閉
じ始めは、従来のものよりも比較的小さな操作力で済む
ようになされている。なお、下側ガイドレール34とし
て用いる溝型鋼は、ウエブ部分を外側に向け、脚フレー
ム20の下端部に平行に配置されている。
【0032】また、一対の移動シャフト32,32は、
その両側の軸端に取り付けたローラ32eを介して下側
ガイドレール34間に横設される棒状の部材である。こ
の一対の移動シャフト32は、一対の底蓋13,13の
解放端側を中心位置Sとして、この中心位置Sを挟んで
該中心位置Sから等距離に位置決めされた状態で、一対
の無端チェーンCHや長尺状のロッド(以下、「延長ロ
ッド」という)37で移動されるようになされている。
また、移動シャフト32には、ローラ32eの内側に、
一対のチェーンブラケット32bが取り付けられてお
り、チェーンブラケット32bは、下側ガイドレール3
4の内側に下垂している。さらに、チェーンブラケット
32bの内側には、上側ガイドレール33に対応する位
置に、より大径の一対のローラ32rが取り付けられて
いる。
【0033】また、下側ガイドレール34の一方の端部
には、軸端に駆動スプロケット31sを備える上記固定
軸31が取り付けられ、一対の移動シャフト32の中間
位置Sには、下側ガイドレール34から立設するブラケ
ット34jを介して上記アイドルスプロケット31hが
配設されている。固定軸31は、ベアリング31bを介
して移動シャフト32と平行に配置されている。また、
固定軸31の一方の軸端は、脚フレーム20の外側に抜
けており、一対の移動シャフト32を開方向に移動させ
るための回転工具等の嵌合部31tとして、断面角形に
成形されている。他方、アイドルスプロケット31hの
軸は、中心位置Sに一致して配設されており、このた
め、アイドルスプロケット31hと駆動スプロケット3
1sとの間に、下側ガイドレール34の内側に沿って一
対の無端チェーンCHが巻き掛けられている。したがっ
て、一対の無端チェーンCHは、アイドルスプロケット
31hと駆動スプロケット31sとの間に巻回されて、
同期して駆動する。
【0034】さらに、上記一対の無端チェーンCHに
は、延長ロッド37が取り付けられている。この延長ロ
ッド37は、その長さの調整が容易なように全体がネジ
棒体である。この延長ロッド37の長さは、ほぼ無端チ
ェーンCHがスプロケット31s,31hに巻き回され
た状態の長さと同じ長さとされている。そして、この延
長ロッド37は、その一端側が無端チェーンCHのリン
クプレートを挟み込む形式のチェーンブラケット37b
によって、無端チェーンCHに連結されている。なお、
本明細書中の「無端チェーンCH」としては、チェーン
のみで構成されるものに限定されず、チェーンの間にブ
ラケット状、シャフト状や棒状の連結部材が介在されて
無端状を構成しているものも含まれる。
【0035】一方、延長ロッド37の他端側は、移動シ
ャフト32のチェーンブラケット32bを貫通させた
上、2個のアジャストナット37nによって位置調節可
能に固定されている。このように、本実施の形態は、従
来のように、移動シャフト32が無端チェーンCHにだ
けにより移動する構成ではなく、上記長尺状の延長ロッ
ド37によっても移動する構成である。したがって、従
来のように、長時間の使用による大きなあそびや、使用
上必要とされるあそびが特に必要とされず、又、このた
め、従来のように、底蓋13が垂れ下がる事態も生じる
ことがない。
【0036】ここで、上記一対の無端チェーンCHは、
図5に示すように、一対の底蓋13の開動作側の中間位
置Sに配置されるアイドルスプロケット31hと、一対
の底蓋13の枢着側に配置される駆動スプロケット31
sに巻回され駆動するとともに、延長ロッド37が一対
の無端チェーンCHが巻回されない側に拡大移動する構
成とされている。したがって、無端チェーンの全長を短
く抑えながら、上記ロッドにより一対の移動シャフト3
2の確実な移動が可能となり、不安定要素の多い無端チ
ェーンCHの大きな遊びが生じるようなことがなく、底
蓋開閉機構30全体の信頼性を高めることができる。な
お、一対の無端チェーンCHと延長ロッド37との位置
関係は、延長ロッド37が全体ネジ棒状であるために、
微妙な調節が可能である。
【0037】また、一対の移動シャフト32の各軸端部
は、チェーンブラケット32bを介してその軸端側の無
端チェーンCHに連結されている。ただし、アイドルス
プロケット31hと駆動スプロケット31sとの間に位
置する移動シャフト32の各軸端部は、無端チェーンC
Hの上側部分に直接連結されているのに対し、他方の移
動シャフト32の各軸端部は、延長ロッド37を介在し
て無端チェーンCHの下側部分に連結されている。
【0038】そして、上記一対の移動シャフト32が、
互いに接近する向きに移動する際の延長ロッド37の進
行方向前方には、付勢手段35が取り付けられている。
本実施の形態の付勢手段35は、ガイド筒内にコイルス
プリングを装填し、予め一定の負苛を加えて蓄力した状
態の圧縮ばねである。これは、小さな伸縮範囲内におい
て、大きな反発力を発生させることができるからであ
り、本実施の形態では、脚フレーム20の角隅部に1つ
配設されている。上記付勢手段35としては、上記のも
のに限定されず、一対の移動シャフト32を押圧するこ
とができるものであれば、例えば、圧縮シリンダや、シ
リンダ内部にバネ部材が入ったバネ入りのシリンダ等で
あっても良い。
【0039】このような付勢手段35の先端側には、作
用点としての突当て板35bが取り付けられ、この突当
て板35bに上記延長ロッド37のチェーンブラケット
37bの部分が、突き当たるように位置決めされてい
る。したがって、後述する第1のロック手段R1を解除
すると、上記付勢手段35が一対の移動シャフト32の
うちの一方を上記一対のガイドレール33,34の水平
部33aから斜面部33bまで一気に付勢するようにな
されている。このような構成の付勢手段35は、脚フレ
ーム20の角隅部に2つ配設して、一対の延長ロッド3
7,37を各々押圧することも実施に応じ任意である。
【0040】次に、安全装置としての第1のロック手段
R1には、移動シャフト32を拘束するロックプレート
36を有するものが採用されている。このロックプレー
ト36は、脚フレーム20の上側の横メンバー21から
一対のヒンジ金具36hを介して移動シャフト32の軸
端部の側方に吊設されている。また、ロックプレート3
6は、その内側面と収納部10の斜めの底面12との間
に介装する弾性部材であるバネ部材36sによって、常
時、移動シャフト32側へ付勢されている。この弾性部
材としては、ロックプレート36とコンテナボックスの
内側とを連結する蝶番にねじりバネを介在させた、ねじ
りバネ入りの蝶番のようなもので、上記ロックプレート
36を枢着させて、一対の移動シャフト32の外方への
回動を規制するようなものであっても良い。
【0041】また、ロックプレート36には、左右一対
のロック片36Eの他、操作、位置決め兼用の解除操作
部36aが形成されている。この解除操作部36aは、
ロックプレート36の一方の端部側に外方に突出して形
成され、ロープや紐等を離れた位置から引っかけ易いよ
うに形成されている(図6及び図10参照)。また、解
除操作部36aは、下側ガイドレール34、又は、アイ
ドルスプロケット31h用のブラケット34jと干渉す
ることで、ロックプレート36の前進限が定まっている
(図3参照)。
【0042】左右一対のロック片36Eは、図6及び図
7に示すように、一対の移動シャフト32側に向けて折
り曲げて突出した状態で形成されている。本実施の形態
では、断面がほぼ「く」字状に形成され、途中位置から
約135度の角度で折り返したような形状に形成されて
いる。また、各ロック片36Eには、水平方向の移動シ
ャフト32の移動(図7に二点鎖線と実線で示す)の方
向性に対して、移動シャフト32の移動を制止する制動
面36eと、移動シャフト32の移動を許容する案内面
36fとが形成されている。この案内面36fは、一対
の移動シャフト32を底蓋13が閉動作する方向に移動
させると、上記バネ部材36sの付勢力に抗して自動的
に案内させるもので、他方、制動面36eは、一旦、移
動シャフト32が第1のロック手段にロックされると、
移動シャフト32の動きを上記バネ部材36sの付勢力
とともに制動されるために形成されている。
【0043】このような構成のロックプレート36は、
一対のロック片36E,36Eによって一対の移動シャ
フト32を同時にロックするために、上記バネ部材32
sの付勢力とともに底蓋13を完全に閉じ切った状態に
位置させることができる。また、このような構成のロッ
クプレート36の幅L3は、一対の移動シャフト32を
上側ガイドレール33の水平部33aの中心位置Sの近
傍で制動させるために、以下のように設定される。
【0044】すなわち、上記ロックプレート36の所要
幅L3は、上側ガイドレール8に対する一対の移動シャ
フト32の以下のような移動関係により定まる。すなわ
ち、図8に示すように、まず、一対の移動シャフト32
の上記ロックプレート36による閉塞位置(制動位置)
は、図8中符号E2で示す範囲内でなければならない。
しかも、底蓋13を完全に閉じ切るために、移動シャフ
ト32の閉塞位置は、上側ガイドレール33の水平部3
3aの範囲内に位置でなければならない(図8中符号、
E1で示す)。さらに、移動シャフト32の閉塞位置
は、付勢手段35によって水平部33aから斜面部33
bに押し出すことが可能な付勢手段35の作動の範囲内
でなけれがならない(図8中符号、E3で示す)。この
ようにして、一対の移動シャフト32の閉位置が定まれ
ば、必然的にロックプレート36の所要幅L3が定ま
る。
【0045】さらに、ロックプレート36には、図9乃
至図11に示すように、第2のロック手段R2,R3が
配置されている。この第2のロック手段R2は、ロック
プレート36に取り付けられる係止部材38と、コンテ
ナボックスの側面11に固定される固定部材39と間で
ロックするものである。以下に、この第2のロック手段
R2,R3の例を2つの例を説明する。
【0046】まず、図9及び図10に示す第2のロック
手段R2は、押しボタン式のもので、上記ロックプレー
ト36に押しボタン式の係止部材38が取り付けられて
いる。この係止部材38は、押しボタンである操作ボタ
ン38bが押圧されると、ロックプレート36の背面側
で係合部である係合爪38aが下方に突出するようにな
っている。したがって、脚フレーム20の側面部に固定
される固定部材39と間で、係止部材38の係止爪38
aの係止して、他方、上記操作ボタン40の押圧を解除
すると、固定部材39との係止が解除されるようになさ
れている。そして、上記係止部材38の近傍には、操作
ボタン40の押圧と解除をするための押圧部材41が設
けられている。この押圧部材41は、上下に揺動するも
ので、端部側の穴に、遠隔操作で操作させるための紐4
2が連結可能になされている。したがって、この押圧部
材39を紐42を掛けて、遠隔操作により第2のロック
手段R2のロックが解除できるようになされている。
【0047】次に、図11に示す第2のロック手段R3
は、ロックプレート36に取り付けられる先端がT字状
の係止部材42を、固定部材43に形成される嵌合穴4
3aに係止させるものである。すなわち、上記ロックプ
レート36には、一方がT字状の係合部42aを有する
係止部材42が設けられ、脚フレーム20の側面側に固
定される固定部材43に上記係合部42aを嵌合する嵌
合穴43aが形成されている。そして、この係止部材4
2に離れた位置から操作棒44で回転操作させるための
穴42bが形成されている。したがって、上記操作棒4
4で嵌合穴43aにT字状の係止部42aを嵌合させて
回転させると、ロックプレート36が開かないようにで
き、第1のロック手段R1と相まって二重ロック機構を
果たすこととなる。
【0048】次に、本実施の形態を使用して、実際に、
コンテナボックスの底蓋開閉機構を動作させる場合につ
いて説明する。まず、上記構成のコンテナボックスは、
上側が開放されているので、コンクリート魂や鉄筋のよ
うな重量のある産業廃棄物や、建築現場などの多量の木
材等の収納は、この上方から投入する。そして、産業廃
棄物等が投入されたコンテナボックスは、車両に搭載さ
れて目的地まで運送される。この場合、言うまでもな
く、一対の底蓋13は閉動作されている。
【0049】そして、廃棄場所や焼却炉等の目的とする
場所に産業廃棄物等を排出する場合には、図1に示すよ
うに、フォークリフトや車載クレーン等により、運搬車
の荷台より高く吊り下げられた位置、例えば、焼却炉の
上などに位置させる。そして、第2のロック手段R2,
R3を、紐42や操作棒44で解除する。この第2のロ
ック手段R2,R3の解除により、はじめてコンテナボ
ックスの底蓋13の開動作が行われるようになる(図9
乃至図11参照)。したがって、クレーン等による搬送
中に不測の外力による傾きや揺れや振動等により、万が
一、第1のロック手段R1が解除されるようなことがあ
っても、この不測の事態を未然に防止することができ
る。
【0050】次に、作業員は、ロックプレート36の解
除操作部36aにロープや紐を引っかけるという遠隔操
作で、バネ部材36sの付勢力に抗して第1のロック手
段R1を外方に回動させる。なお、図12(A)は、第
1のロック手段R1を外方に回動させた瞬間の状態の図
である。このようにして、第1のロック手段R1を解除
すると、図12(B)に示すように、圧縮バネである付
勢手段35が一対の移動シャフト32を一対のガイドレ
ール33,34の水平部33aから斜面部33bまで一
気に付勢するために(図12中に矢印で示す方向)、図
12(C)に示すように、一対の底蓋13を自動的に開
動作させる。このように、本実施の形態は、遠隔操作で
底蓋13の開動作が行われるために解放操作の向上が図
られるとともに、しかも安全に一対の底蓋13の開動作
を行うことができる
【0051】他方、排出が終了した場合には、図示しな
い回転工具等の専用工具により、固定軸31を締め付け
駆動させることとより、一対の底蓋13を閉じる方向に
移動シャフト32を移動させる。すると、図12(C)
から(A)の逆の順に、一対の移動シャフト32は、一
対のガイドレール33,34の斜面部33bから水平部
33aに移動する。この水平部33aの終端に至ると、
バネ部材36sの付勢力に抗して第1のロック手段R1
のロック片36Eの案内面36fに自動的に案内され
て、自動的に同時にロックされることとなる。しかし、
一旦、一対の移動シャフト32が第1のロック手段R1
のロック片36E,36Eにより同時にロックされる
と、移動シャフト32はその動きをバネ部材36sと第
1のロック手段R1の制動面36eで制動されるため
に、搬送中に不意に底蓋13が開動作するようなことが
ない。最後に、必要に応じて、第2のロック手段R2,
R3をロックさせて、底蓋13の閉動作は終了する。
【0052】なお、上記専用工具は、従来のようなラチ
ェット機能は必要ないものである。これは、本実施の形
態の回転工具は、移動シャフト32を底蓋13を閉動作
方向に移動させる場合にのみ使用されるもので、上記付
勢手段35との関係で底蓋13の開動作の場合には必要
ないからである。また、底蓋13を閉じる場合は、収納
物が空の状態で行われるために、作業員の安全は保障さ
れている。
【0053】以上、本実施の形態では、第1のロック手
段R1を脚フレーム20の側面側に1つ設けるもので説
明したが、本発明は、これに限定されるものではなく脚
フレーム20の他面側にも第1のロック手段R1を設け
た一対の構成とすることも可能である。また、上記付勢
手段35も2つ設けて一対の付勢手段35,35とする
ことも、本発明に含まれることは言うまでもない。
【0054】
【発明の効果】この発明のコンテナボックスの底蓋開閉
機構は、底蓋を閉動作させる場合には、作業員が遠隔操
作で上記第1のロック手段を解除すると、上記付勢手段
が移動シャフトを上記ガイドレールの水平部から斜面部
まで付勢するために、底蓋を自動的に開動作させること
ができる。したがって、ボックスの収納物がコンクリー
ト魂や鉄筋のような重量のある産業廃棄物等を排出する
場合でも、作業員がコンテナボックスの近くにいなくて
も、底蓋を自動的に開動作させることができるため、底
蓋の開動作の安全性の向上が図られる。また、ボックス
の収納物が重量のある産業廃棄物等であっても、上記第
1のロック手段が一対の移動シャフトを同時にロックす
るために、底蓋の閉塞状態が確実に維持され作業性の安
全が図られる。
【0055】他方、底蓋を閉動作させる場合には、上記
第1のロック手段が一対の移動シャフトを上記一対のガ
イドレールの水平部で同時にロックするために、ボック
スの収納物が重量の重いものであっても、小さな力で確
実にロックすることができる。
【0056】そして、本発明によれば、一対の移動シャ
フトを動きを同時にロックする第1のロック手段と、こ
の第1のロック手段をコンテナボックスの側面に固定さ
れる固定部材との間でロックする第2のロック手段が配
されている、二重のロック機能を有することから、例え
ば、クレーン等による搬送中に不測の外力による揺れ・
振動により、上記第1のロック手段を解除されるような
事態が仮に生じるようなことがあっても、上記第2のロ
ック手段によりロックしておけば、底蓋が不意に開動作
する事態を完全に防止することができ、安全性の保障が
万全となる。
【0057】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のコンテナボックスの底
蓋開閉機構を示す全体斜視図である。
【図2】上記一実施の形態のコンテナボックスの底蓋開
閉機構を示す要部斜視図である。
【図3】上記一実施の形態の底面図である。
【図4】上記一実施の形態の移動シャフトの配設状態を
示す要部側面図である。
【図5】上記一実施の形態の一対の移動シャフトの動作
を説明する要部側面図である。
【図6】上記一実施の形態の第1のロック手段を拡大し
て示す側面図である。
【図7】上記一実施の形態の第1のロック手段のロック
状態を説明する拡大図である。
【図8】上記一実施の形態の上側ガイドレールに対する
移動シャフトの移動関係を示す図である。
【図9】上記一実施の形態の第2のロック手段を拡大し
て示す斜視図である。
【図10】上記第2のロック手段を示す断面図である。
【図11】上記一実施の形態の第2のロック手段の他の
例を拡大して示す斜視図である。
【図12】上記一実施の形態の底蓋の開閉動作の状態を
説明する図である。
【図13】従来のコンテナボックスの底蓋の開閉動作を
説明する図である。
【図14】従来のコンテナボックスの底蓋の開閉動作を
説明する図である。
【符号の説明】
CH 無端チェーン、H ヒンジ連結部、R1 第1の
ロック手段、10 収納部、11 側面、12 底面、
13 底蓋、20 脚フレーム、30 底蓋開閉機構、
32 移動シャフト、33 上側ガイドレール、33a
上側ガイドレールの水平部、33b 斜面部、34
下側ガイドレール、35 付勢手段 R2,R3 第2のロック手段、36 ロックプレー
ト、36s バネ部材、36E ロック片、36e 制
動面、36f 案内面、37 延長ロッド 38,42 係止部材、38a,42a 係合部、3
9,43 固定部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボックス底部の開口を開閉する底蓋と、
    この底蓋を開閉動作させる底蓋開閉機構が配されてなる
    コンテナボックスにおいて、 上記底蓋開閉機構は、底蓋の下方に設けられる一対のガ
    イドレールと、この一対のガイドレールに摺接しながら
    往復動して上記底蓋を開閉動作させる一対の移動シャフ
    トと、上記一対のガイドレールに取り付けられる一対の
    軸と、この一対の軸に設けられた一対のスプロケット
    と、この一対のスプロケットを介して巻回され駆動する
    とともに上記一対の移動シャフトのうちの一方の移動シ
    ャフトと接続する一対の無端チェーンと、この一対の無
    端チェーンに各々連結されるとともに上記一対の移動シ
    ャフトのうちの他方の移動シャフトと接続される一対の
    ロッドと、この一対のロッドの少なくとも一方のロッド
    を押圧する付勢手段と、上記一対の移動シャフトの動き
    をロックする第1のロック手段とを備え、 上記一対のガイドレールに、一対の移動シャフトが水平
    方向に移動する水平部と斜め上方に移動する斜面部が形
    成されるとともに、 上記付勢手段が一対の移動シャフトを上記水平部から斜
    面部に至るまで付勢する一方、第1のロック手段が一対
    の移動シャフトを上記水平部で同時にロックすることを
    特徴とするコンテナボックスの底蓋開閉機構。
  2. 【請求項2】 前記第1のロック手段が、コンテナボッ
    クスの一方の側面側に片側が外方に回動可能に配設され
    るロックプレートと、このロックプレートに取り付けら
    れる解除操作部とを備え、上記ロックプレートがその外
    方への回動を規制する弾性部材により前記一対の移動シ
    ャフト側に付勢されていることを特徴とする請求項1記
    載のコンテナボックスの底蓋開閉機構。
  3. 【請求項3】 前記第1のロック手段に、前記一対の移
    動シャフトの移動を許容する案内面と一対の移動シャフ
    トの動きをロックする制動面とを有する一対のロック片
    が形成されていることを特徴とする請求項2記載のコン
    テナボックスの底蓋開閉機構。
  4. 【請求項4】 前記第1のロック手段に、前記コンテナ
    ボックスの側面に固定される固定部材と係止する係止部
    材が設けられた第2のロック手段が配されていることを
    特徴とする請求項2又は3記載のコンテナボックスの底
    蓋開閉機構。
JP9140038A 1997-05-29 1997-05-29 コンテナボックスの底蓋開閉機構 Pending JPH10329904A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3010988A1 (fr) * 2013-09-25 2015-03-27 Neos Conteneur de collecte des dechets dote d’un systeme perfectionne de commande d'ouverture/fermeture automatique de trappe de vidage

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3010988A1 (fr) * 2013-09-25 2015-03-27 Neos Conteneur de collecte des dechets dote d’un systeme perfectionne de commande d'ouverture/fermeture automatique de trappe de vidage

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