JPH1032597A - Lan間接続装置 - Google Patents

Lan間接続装置

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JPH1032597A
JPH1032597A JP8187047A JP18704796A JPH1032597A JP H1032597 A JPH1032597 A JP H1032597A JP 8187047 A JP8187047 A JP 8187047A JP 18704796 A JP18704796 A JP 18704796A JP H1032597 A JPH1032597 A JP H1032597A
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JP
Japan
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address
packet
bridge
module
arp
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JP8187047A
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Hiroyuki Kinoshita
博之 木下
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NEC Corp
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Landscapes

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LAN間接続装置に接続されている端末をデ
ータリンク層のMACアドレス毎にグルーピング可能と
する。 【解決手段】 ブリッジモジュール12は送信元MAC
アドレスと送信元ネットワーク層のサブネットアドレス
と受信ポートとを学習し、ブリッジテーブル12bに登
録する。また、ブリッジモジュール12はブリッジテー
ブル12bを参照して、宛先MACアドレス,宛先ネッ
トワーク層アドレスへのブリッジを行う。ARPモジュ
ール13はARPテーブル11aとブリッジテーブル1
2bとの各エントリを、寿命時間が来た場合、削除する
前に、ARP requestを送信し、その応答のA
RP replyパケットからARPテーブル11aと
ブリッジテーブル12bの更新を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はLAN(Local Area
Network)間接続装置に関し、特にLAN間接続装置に
直接接続されている端末やルータ等のアドレス情報の登
録方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のLAN間接続装置は物理
的な接続に束縛されない論理的なネットワーク構成する
実現するために使用され、またイーサネットに無駄なト
ラフィックを流さないようにして実効伝送容量をあげる
ために使用されている。
【0003】図9は従来のこの種のKAN間接続装置の
一例を示すネットワーク構成図である。LAN間接続装
置1はブリッジ機能とルータ機能を兼ね備えた装置であ
り、複数の送受信ポートをグルーピングする機能を備え
る。図に示すグループ21,22,23はLAN間接続
装置1でグルーピングされたグループであり、LAN間
接続装置1はグループ毎にネットワーク層のサブネット
アドレスを持ち、グループ内の通信はブリッジし、グル
ープ間の通信はルーティングする。
【0004】ルータA,B,端末C,D,EはLAN間
接続装置1に直接接続されており、夫々の接続されてい
るLAN間接続装置1のポートの所属するグループ内の
ネットワーク層のアドレスのサブネットアドレスは全て
同一に設定されている。
【0005】次に、動作を説明する。LAN間接続装置
1は自ポートを自由にグルーピング可能であり、グルー
プ化することで、論理的なネットワークを構成すること
ができる。同一グループに所属するポートに接続されて
いるルータA,端末C間の通信等、グループ内の通信は
同一サブネットアドレスを持つ装置間の通信となるの
で、ブリッジし、異なるグループに所属するポートに接
続されている端末C,D間などの通信は、サブネットア
ドレスが異なるので、ルーティングする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、同一
ポートに接続している端末(ルータも含む)は全て同一
のサブネットアドレスを持たなくてはならず、端末のア
ドレスを変えようとした場合、あるいは移動しようとし
た場合、LAN間接続装置、または端末の設定を変えな
ければならない。
【0007】その理由は、ポート毎にグルーピングして
いるため、同一ポートに接続された端末は必ず同じグル
ープになってしまうからである。
【0008】本発明の目的は、異なるサブネットアドレ
スを有する端末やルータを同一ポートに接続可能とし、
MAC(Media Access Control)
アドレス毎のグルーピングを可能にしたLAN間接続装
置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数の
送受信ポートを有し、これ等ポートからの受信パケット
のアドレス情報に応じてブリッジ処理やルーティング処
理をなすよう構成されたLAN間接続装置であって、パ
ケットの受信に応答してこの受信パケットの送信元固有
のアドレス、送信元ネットワーク層のサブネットアドレ
ス及び受信ポート番号を登録する登録手段と、前記受信
パケットの送信先固有のアドレスに従って前記登録手段
の登録内容を参照して前記送信元の固有アドレスと同一
のサブネットアドレスの場合には対応するポートへ前記
受信パケットを送出して前記ブリッジ処理をなし、自装
置宛てアドレスであれば前記ルーティング処理をなす制
御手段とを含むことを特徴とするLAN間接続装置が得
られる。
【0010】そして、前記制御手段は、前記送信先固有
のアドレスが前記登録手段に登録されていない場合には
全てのポートへ前記受信パケットを送出する手段を更に
含むことを特徴としている。
【0011】また、前記登録手段は、前記ポートの全て
に接続されているサブネットのアドレスに対してアドレ
ス取得のためのパケットを送信する手段と、前記パケッ
トに対する返答パケットを受信して前記ポートに接続さ
れている全ての端末の固有のアドレス、サブネットアド
レス及びポート番号をテーブルに登録する手段とを有す
ることを特徴としている。
【0012】更に、前記登録手段は、前記テーブルの各
登録エントリの登録時間がある一定時間に達した時に、
前記パケットを送信する手段と、このパケットに対する
返答パケットの内容に従って対応登録エントリの更新制
御を行なう手段とを有することを特徴としている。
【0013】更にはまた、固有のアドレスはデータリン
ク層のMAC(MEdia Access Control)アドレスであ
り、前記サブネットアドレスはネットワーク層のIP
(Internet Protocol )アドレスであることを特徴とし
ている。
【0014】本発明の作用について述べる。MACアド
レス,エアサブネットアドレス,ポート番号の組みを登
録するテーブルを設け、ブリッジ機能部分において、デ
ータリンク層の更に上位層であるネットワーク層のサブ
ネットアドレスを、当該テーブルを参照して識別可能と
し、ブリッジレベルでの上位層のグルーピングが可能と
なり、異なるサブネットアドレスを有する端末やルータ
を同一ポートに接続しても、データリンク層のMACア
ドレス毎のグルーピングを可能にしている。
【0015】また、テーブルの各登録エントリに関し、
寿命時間(aging time)に達したら、単純にこの登録エ
ントリを削除せずに、端末宛にアドレス取得のためのパ
ケット(ARPパケット;Address Resolution Protoco
l パケット)をARPリクエストとして送出し、その応
答としてのARP replyの情報を取得すること
で、LAN間接続装置配下で通信を行っている端末の全
てのMACアドレス,ポート,上位層のサブネットアド
レスを、ブリッジレベルで認識可能としている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、図面を用いて本発明の実
施例につき述べる。
【0017】図1は本発明の実施例が適用されるシステ
ム図であり、図9と同等部分は同一符号により示されて
いる。図1において、LAN間接続装置1は複数ポート
141〜146(図では6個のポートを示すが、一般に
は141〜14n(nは2以上の整数)のn個のポー
ト)を有し、これ等ポートには、ルータA,B,端末C
〜Fが夫々接続されている。
【0018】尚、本発明においては、ネットワーク層と
して特定のプロトコルに限定されるものではないが、最
も標準的なプロトコルであるIPの場合について述べる
ことにする。
【0019】図2を参照すると、LAN間接続装置1は
ルートモジュール11,ブリッジモジュール12,AR
Pモジュール13を所有し、ARPテーブル11aはル
ートモジュール11に参照され、ブリッジテーブル12
bはブリッジモジュール12に書込み/参照される。
【0020】ブリッジモジュール12はポート141〜
14nにて受信したパケットを、ブリッジテーブル12
bを参照してブリッジ処理を行い、LAN間接続装置1
のMACアドレス宛の場合はルートモジュール11に送
信し、受信パケットがARPreply(返答)パケッ
トであったら、ARPモジュール13へ送信する。ま
た、ブリッジモジュール12はルートモジュール11と
ARPモジュールから受信するパケットをブリッジテー
ブル12bに従ってブリッジ処理をして、LAN間接続
装置1の所有するポート141〜14nへ送信処理を行
う。
【0021】ルートモジュール11はブリッジモジュー
ル12から受信するパケットをルーティング処理後、ブ
リッジモジュール12へ送信する。もしこの時ネクスト
ホップ(最終的な宛先へパケットを届けるために中継す
るルータのアドレスを求めること)のIPアドレスに対
応するMACアドレスがなければ、ARP reque
stパケットを出し、ARP replyを受信、MA
Cアドレス解決後、そのパケットをブリッジモジュール
12へ送信する。
【0022】次に、ブリッジモジュール12とブリッジ
テーブル12bの機能について説明する。
【0023】図3(A)はブリッジテーブル12bの内
容を示す図である。ブリッジモジュール12はポート1
41〜14n,ルートモジュール11,ARPモジュー
ル13とパケットデータの送受信をし、ブリッジテーブ
ル12bを参照/書込みを行う。ブリッジテーブル12
bはブリッジモジュールからの参照/書込みの他に、A
RPモジュール13からの書込みが可能である。
【0024】通常のブリッジにおけるラーニングブリッ
ジ処理は、受信パケットの送信元MACアドレスと受信
ポートの組み合わせを学習し、その組み合わせのテーブ
ルを作成するが、本発明におけるブリッジテーブル12
bは図3(A)のような送信元の固有のアドレスである
MACアドレスと、受信ポートと、サブネットアドレス
またはグループ番号との組みのテーブルである。このテ
ーブルはブリッジモジュール12により書込み/参照さ
れる他に、ARPモジュール13によっても書込みが行
われる。
【0025】先ず、ブリッジモジュール12のブリッジ
テーブル12bに対する書込みは、通常のラーニングブ
リッジ処理と同様に、ブリッジモジュール12は受信パ
ケットと受信ポートの組み合わせを学習するが、この
際、IPヘッダの送信元アドレスからも学習する。この
送信元アドレスがLAN間接続装置1と同じサブネット
アドレスならば、送信元MACアドレスと同一のインタ
フェースのアドレスを示すことになるので、このIPア
ドレスとMACアドレスとサブネットアドレスとの組み
合わせを登録する。
【0026】IPの送信元アドレスがLAN間接続装置
1のサブネットアドレスでなければ、そのパケットの送
信元IPアドレスはLAN間接続装置1が直接送信しな
い宛先なので、IPサブネットは登録せず、MACアド
レスとIPサブネットアドレスのみを登録する。
【0027】次に、ブリッジモジュール12のブリッジ
テーブル12bの参照は、受信パケットの宛先MACア
ドレスをキーに行われるときと、受信パケットの送信元
IPアドレスをキーに行われるときとがある。
【0028】ブリッジモジュール12は、宛先MACア
ドレスがユニキャスト(unicast)アドレスでL
AN間接続装置1宛ならば、ルートモジュール11へ送
信する。宛先MACアドレスがunicastアドレス
で送信元MACアドレスと同じサブネットアドレスの場
合についてはブリッジを行う。もし宛先MACアドレス
に一致するエントリがなかったら全ポートへ送信する。
【0029】宛先がブロードキャスト(broadca
st)アドレスの場合、送信元のサブネットアドレスと
同一サブネットのエントリの存在するポートにだけ送信
する。また、受信パケットがARP replyパケッ
トの場合は、ARPモジュール13へ送信する。
【0030】次に、ルートモジュール11とARPテー
ブル11aの機能について説明する。ルートモジュール
11はブリッジモジュール12と送受信を行い、ARP
テーブル11aのデータを参照する。ARPテーブル1
1aは、図3(B)に示す如く、IPアドレスとMAC
アドレスとの組みが登録されており、このテーブル11
aはルートモジュール11から参照される他に、ARP
モジュール13からの参照/書込みが行われる。
【0031】ルートモジュール11はブリッジモジュー
ル12から受信したパケットを通常のルータと同様にル
ーティングし、宛先IPアドレスのネクストホップのI
Pアドレスを解決し、IPアドレスに対応するMACア
ドレスをARPテーブル11aから検索し、送信する。
もし、対応するMACアドレスが存在しなかったら、A
RP requestパケットを送信し、そのIPアド
レスのMACアドレスを解決後、パケットの送信が可能
となる。
【0032】次に、ARPモジュール13の機能につい
て説明する。ARPモジュール13はブリッジモジュー
ルと送受信を行い、ARPテーブルに参照/書込みを行
い、ブリッジテーブルにも書込みを行う。受信した自装
置でないARP replyパケットはブリッジモジュ
ール12により、ARPモジュール13へ送信され、こ
の情報から、ARPモジュール13はMACアドレス,
IPアドレスの組み合わせをブリッジテーブル12bに
追加する。
【0033】また、一般に、ARPテーブル11a,ブ
リッジテーブル12bは夫々寿命時間があるが、本発明
におけるARPモジュールは、寿命時間を過ぎたエント
リを単純に削除するのではなく、寿命時間の過ぎたエン
トリのIPアドレスにARPrequestを送信す
る。
【0034】次に、図1のLAN間接続装置1の動作に
ついて説明する。LAN間接続装置1の送受信するパケ
ットには、ブリッジすべきパケットとルーティングすべ
きパケットとの2種類の他に、ルーティング情報のパケ
ットや網管理用のSNMP(Simple Netwo
rk Management Protocol)のパ
ケット等、LAN間接続装置1自身が送受信を必要とす
るパケットがある。
【0035】LAN間接続装置1では、ポート141〜
14nで受信されたパケットは先ずブリッジモジュール
12で評価され、自装置宛のパケットならば、ルートモ
ジュール11へ渡され、そうでなければブリッジモジュ
ール12でブリッジされ、しかるべきポートへ出力され
る。ARP replyパケットはARPモジュール1
3へも送信される。
【0036】ルートモジュール11は、受信時はいつで
もブリッジモジュール12からパケットを受取り、しか
るべき宛先IPアドレスへのルーティング処理を行った
後、ブリッジモジュール12へ送信する。ARPモジュ
ール13はARPテーブル11aとブリッジテーブル1
2bを更新する。
【0037】LAN間接続装置1は、ブリッジテーブル
12bの状態とARPテーブル11aの状態に応じてそ
の動作が決定されるが、その組み合わせを示したテーブ
ルが図4(A)であり、この状態に対応したブリッジモ
ジュール12の動作を説明したテーブルが図4(B)で
あり、またルートモジュール11の動作を説明したテー
ブルが図4(C)である。
【0038】図4(A)を参照すると、先ずブリッジテ
ーブル12bの状態は、MACアドレス,ポートの組み
合わせがある状態を○とし、この組み合わせがない状態
を×としている(IPサブネットの書込みは関わりがな
い)。ARPテーブル11aの状態はIPアドレス,M
ACアドレスの組みがある状態を○、ない状態を×、A
RP中の状態を△としている。これ等の、ブリッジテー
ブル12b,ARPテーブル11aの状態のとりうる組
み合わせを示したのが図4(A)である。
【0039】図4(B)は図4(A)で示したLAN間
接続装置1の各状態でのブリッジモジュール12の動作
を示すが、ブリッジモジュール12はブリッジテーブル
12bのみを参照するので、ブリッジテーブル12bの
状態により、動作が決定される。ブリッジテーブル12
bが存在する状態2,5,6の場合は、該当ポートへ送
信を行い、存在しない状態1,3,4の場合は全ポート
への送信となる。
【0040】図4(C)は図4(A)で示したLAN間
接続装置1の各状態でのルートモジュール11の動作を
示す。ルートモジュール11はARPテーブル11aの
みを見て、送信処理を行うため、その動作はARPテー
ブル11aの状態により決定される。ARPテーブル1
1aが存在しない時はARP request送信を行
い、ARP中の場合は送信待ちとし、ARPテーブル1
1aが存在する時は、対応するMACアドレス向けに送
信する。
【0041】つまり、LAN間接続装置1は状態1,2
の時はARP requestを送信し、状態3,6の
時は送信待ち、状態4,5の時は対応するMACアドレ
ス向けに送信するが、状態4の時は全ポートへ、状態5
の時は該当するポートへ送信する。
【0042】ブリッジモジュール12,ルートモジュー
ル11の動作とLAN間接続装置1の状態の関係を示し
た図が、図5の状態遷移図である。図中の状態1〜6は
図4で定義されている状態である。
【0043】次に、ブリッジモジュール12,ルートモ
ジュール11が夫々図4(B),(C)のような動作を
決定するまでの処理の流れを説明する。
【0044】ブリッジモジュール12は、ポートまたは
ルートモジュール11からパケットを受信するが、パケ
ット受信後の動作は図6に示されるような流れとなる。
先ず、送信元MACアドレスを評価し(ステップS
1)、そのMACアドレスがブリッジテーブル12bに
登録されていないMACアドレス(以下、未知のMAC
アドレスと呼ぶ)であったなら、IP層のヘッダを見
て、送信元IPサブネットを確認し、自装置1のIPア
ドレスと同一IPアドレスであったらすなわち自装置に
接したIPサブネットだったら(ステップS2)、送信
元MACアドレス,受信ポート,IPサブネットの組み
をテーブル12bに登録する(ステップS3)。
【0045】もし自装置に接したIPサブネットでなけ
れば(ステップS2)、送信元MACアドレス,受信ポ
ートのみの組みを登録する(ステップS4)。受信パケ
ットの送信元MACアドレスが既にブリッジテーブル1
2bに登録されているアドレス(以下、既知のMACア
ドレス)だったら(ステップS1)、IPサブネットを
確認して、既に登録されているサブネットだったら(ス
テップS5)、その登録エントリのaging tim
eを更新する(ステップS6)。登録されていなかった
ら追加する(ステップS7)。
【0046】次に、受信パケットがARP reply
パケットか否か評価する(ステップS8)。この評価
は、パケットのヘッダ部のタイプフィールドにより行う
ことができる。もしARP replyだったらARP
モジュール13へも送信する(ステップS9)。
【0047】次に、宛先MACアドレスを評価し(ステ
ップS10)、自装置宛のunicastアドレスだっ
たらルートモジュール11へ送信し(ステップS1
1)、ブロードキャストアドレスだったら、送信元IP
アドレスと同一サブネットのMACアドレスのエントリ
をブリッジテーブル12bから探し、その所属するポー
トへ送信処理を行い(ステップS12)、ルートモジュ
ール11へも送信する。但し、既に送信したポートへ重
ねて送信は行わない。
【0048】宛先が未知のunicastアドレスの場
合は全ポートへ送信を行う(ステップS13)。既知の
unicastアドレスの場合、該当するポートへ送信
する(ステップS14)。
【0049】ルートモジュール11は一般的なルータと
は全く同様の処理を行う。図7にその動作フローを示
す。受信したパケットの宛先IPアドレスのネクストホ
ップのIPアドレスにルーティングし(ステップS1
5)、これに対応する宛先MACアドレスをARPテー
ブル11aを参照して解決し(ステップS16)、送信
する。もしARPテーブル11aに該当するIPアドレ
スのエントリが存在しなかったら、ARP reque
stを送信する。
【0050】ARPモジュール13は、図8にその動作
フローを示す如く、受信したARPreplyパケット
を解釈し、IPアドレス,MACアドレスの組み合わせ
の情報を得て、ARPテーブル11aの更新と(ステッ
プS18)、ブリッジテーブル12bの更新を行う(ス
テップS19)。ARPモジュール13はブリッジモジ
ュール12から送信されてきたARP replyの解
釈をする他に、寿命時間を越えたARPテーブル11
a,ブリッジテーブル12bの各エントリのIPアドレ
スに対し、ARP requestを送信する(ステッ
プS20)。
【0051】以上の構成により、LAN間接続装置1
は、その配下に複数種類のサブネットアドレスの端末を
持つことが可能であり、配下の端末の論理的構成の変更
と共に物理的構成を変更する必要がないなど、柔軟な設
定が可能となる。また、配下で現在通信している端末の
MACアドレスとサブネットアドレスとを組みとして持
つことが可能なので、MACアドレス毎のグルーピング
も可能となる。
【0052】次に、本発明の実施例の一具体例の動作を
説明する。図3(A)を参照すると、例えば、ブリッジ
テーブル12bにはMACアドレスaとポート番号1と
IPサブネット122.100.0.0との組み合わせ
と、MACアドレスdとポート番号4とIPサブネット
122.100.0.0とが登録されており、LAN間
接続装置1は122.100.1.254のアドレスを
持っていたとする。このLAN間接続装置1に、宛先M
ACアドレスa,宛先IPアドレス122.100.
1.1,送信元MACアドレスd,送信元IPアドレス
122.100.2.1のパケットがポート4から受信
されたとする。
【0053】ブリッジモジュール12はこの送信元MA
Cアドレスを評価して、このパケットは既知のMACア
ドレスなので、次にこのパケットの送信元IPサブネッ
トが自装置に接しているかどうかを判断する。この送信
元IPアドレスはLAN間接続装置1の持つIPアドレ
スと同一サブネットなので、自装置に接していると判断
し、しかもIPサブネットが既に登録されているものと
一致するので、このエントリのaging timeを
更新する。
【0054】このパケットはARP replyパケッ
トでないので、次に宛先MACアドレスを調べ、この宛
先は既知のunicastアドレスなのでブリッジテー
ブル12bを参照して、該当するポートであるポート1
に送信する。
【0055】
【発明の効果】第1の効果は、LAN間接続装置に接続
する端末をどのポートに接続しても良いということであ
る。このため、上位層サブネットを変更するなどの論理
的な構成の変更時に、接続する端末やルータの設定や物
理的構成の変更をする必要もない上に、LAN間接続装
置の設定も基本的にルーティングするネットワーク層サ
ブネット間に割り振られるLAN間接続装置のネットワ
ーク層アドレスのみを書けば、後の設定は必要ないこと
である。
【0056】その理由は、複数ポートに上位層サブネッ
トを割り振ることが可能で、しかも同一ポートに複数の
上位層サブネットが混在可能なためである。
【0057】第2の効果は、MACアドレス単位でその
上位層のグループを管理できることである。その理由
は、ブリッジモジュールが上位層のヘッダを見ることに
より、上位層のグループを認識し、登録する機能を有す
るためである。
【0058】第3の効果は、通常起こり得るARPテー
ブルを作るまでの間、通信の開始が遅れるといった現象
を回避できることである。その理由は、ARPモジュー
ルがARPテーブルを常に最新に更新するためである。
【0059】第4の効果は、通常起こり得るブリッジテ
ーブルが作られるまでの間、全ポートへパケットを流し
てしまうという現象も最低限に抑えられることである。
その理由は、ARPモジュールの流すARP repl
yからもブリッジモジュールはブリッジテーブルを更新
可能なためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例が適用されるシステム図であ
る。
【図2】本発明の実施例の機能ブロック図である。
【図3】(A)はブリッジテーブルの内容を示す図、
(B)はARPテーブルの内容を示す図である。
【図4】(A)はブリッジテーブルとARPテーブルと
の各状態を示す図、(B)はブリッジモジュールの動作
を表すテーブル、(C)はルートモジュールの動作を表
すテーブルである。
【図5】本発明の実施例の状態遷移図である。
【図6】本発明の実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図7】ルートモジュールの動作を示すフローチャート
である。
【図8】ARPモジュールの動作を示すフローチャート
である。
【図9】従来のLAN間接続装置を説明するシステム図
である。
【符号の説明】
1 LAN間接続装置 11 ルートモジュール 11a ARPテーブル 12 ブリッジモジュール 12b ブリッジテーブル 13 ARPモジュール 141〜14n 送受信ポート A,B ルータ C〜F 端末

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の送受信ポートを有し、これ等ポー
    トからの受信パケットのアドレス情報に応じてブリッジ
    処理やルーティング処理をなすよう構成されたLAN間
    接続装置であって、パケットの受信に応答してこの受信
    パケットの送信元固有のアドレス、送信元ネットワーク
    層のサブネットアドレス及び受信ポート番号を登録する
    登録手段と、前記受信パケットの送信先固有のアドレス
    に従って前記登録手段の登録内容を参照して前記送信元
    の固有アドレスと同一のサブネットアドレスの場合には
    対応するポートへ前記受信パケットを送出して前記ブリ
    ッジ処理をなし、自装置宛てアドレスであれば前記ルー
    ティング処理をなす制御手段とを含むことを特徴とする
    LAN間接続装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記送信先固有のアド
    レスが前記登録手段に登録されていない場合には全ての
    ポートへ前記受信パケットを送出する手段を更に含むこ
    とを特徴とする請求項1記載のLAN間接続装置。
  3. 【請求項3】 前記登録手段は、前記ポートの全てに接
    続されているサブネットのアドレスに対してアドレス取
    得のためのパケットを送信する手段と、前記パケットに
    対する返答パケットを受信して前記ポートに接続されて
    いる全ての端末の固有のアドレス、サブネットアドレス
    及びポート番号をテーブルに登録する手段とを有するこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のLAN間接続装
    置。
  4. 【請求項4】 前記登録手段は、更に前記テーブルの各
    登録エントリの登録時間がある一定時間に達した時に、
    前記パケットを送信する手段と、このパケットに対する
    返答パケットの内容に従って対応登録エントリの更新制
    御を行なう手段とを有することを特徴とする請求項3記
    載のLAN間接続装置。
  5. 【請求項5】 前記固有のアドレスはデータリンク層の
    MAC(MEdia Access Control)アドレスであり、前記
    サブネットアドレスはネットワーク層のIP(Internet
    Protocol )アドレスであることを特徴とする請求項1
    〜4いずれか記載のLAN間接続装置。
JP8187047A 1996-07-17 1996-07-17 Lan間接続装置 Pending JPH1032597A (ja)

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JP8187047A JPH1032597A (ja) 1996-07-17 1996-07-17 Lan間接続装置

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0998081A1 (en) * 1998-10-27 2000-05-03 Hewlett-Packard Company Method and apparatus for bridging between networks
JP2003060659A (ja) * 2001-08-09 2003-02-28 Fujikura Ltd Macブリッジ
KR100440200B1 (ko) * 2001-10-23 2004-07-14 엘지전자 주식회사 엘투 스위치에서의 맥 어드레스 테이블 관리 방법
US7197039B2 (en) 2001-05-30 2007-03-27 Nec Corporation Bridge apparatus with entries reduced in filtering database and network using the same
KR100759169B1 (ko) * 2002-07-22 2007-09-14 엘지노텔 주식회사 네트워크 스위치의 서버관리 및 패킷 전송방법
JP2012130084A (ja) * 2012-03-30 2012-07-05 Fujitsu Ltd フレーム中継装置、経路学習プログラム、および経路学習方法

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