JPH1032540A - 送信電力制御方法及び装置 - Google Patents

送信電力制御方法及び装置

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JPH1032540A
JPH1032540A JP8186117A JP18611796A JPH1032540A JP H1032540 A JPH1032540 A JP H1032540A JP 8186117 A JP8186117 A JP 8186117A JP 18611796 A JP18611796 A JP 18611796A JP H1032540 A JPH1032540 A JP H1032540A
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JP
Japan
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communication quality
transmission power
power
signal
base station
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Application number
JP8186117A
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English (en)
Inventor
Shinichi Sato
慎一 佐藤
Taiji Amazawa
泰治 雨澤
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各基地局の通信品質を均一にし、全体の効率
が良くなるような送信電力制御方法及び装置を得る。 【解決手段】 基地局から送信される制御信号を、移動
局は制御信号が最も大きい基地局と接続して上り情報信
号を送信し、基地局は移動局に下り情報信号を送信する
符号分割多元接続通信方式システムの基地局において、
受信した信号の総電力を測定する工程と、接続された移
動局の各上り情報信号の受信電力の平均を算出する工程
と、受信した信号の総電力と上り情報信号の受信電力の
平均とに基づいて、通信品質を算出する工程と、通信品
質と目標値との通信品質差を算出する工程と、通信品質
差に基づいて更新送信電力差を算出する工程と、更新送
信電力差と時間T前に算出された送信電力とを加算し、
送信電力を算出する工程と、算出された送信電力で制御
信号及び下り情報信号を送信する工程とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号分割多元接続
通信方式に基づく移動通信システムにおいて基地局が送
信する制御信号及び下り情報信号の送信電力を制御する
方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】符号分割多元接続(Code Divi
sion Multiple Access)通信方式
に基づく移動通信システムでは、複数の小無線ゾーンに
よってサービスエリアが構成され、これらの小無線ゾー
ン毎に基地局が設置される。各基地局はパイロット信号
と呼ばれる制御信号を常時送信しており、移動局は周囲
の複数の基地局からのパイロット信号を受信し、受信電
力が最も大きいパイロット信号を送信した基地局の管理
下に置かれ、上り情報信号及び下り情報信号のやりとり
を行う。
【0003】このような従来の移動局と基地局の通信制
御に関しては、「ディジタル移動通信」第1版、pp.
179〜180、科学新聞社、桑原守二監修、199
2.9がある。この文献に示されているようにパイロッ
ト信号の送信電力は各基地局で等しくかつ一定である。
したがって基地局が等間隔で配置されている場合、各基
地局のカバーエリアの境界は隣接基地局との中点とな
り、各基地局のカバーエリアの面積は等しくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
各基地局の送信電力が一定かつ等しく、カバーエリアの
面積が一定であるとした場合、各基地局の移動局の分布
に疎密がある場合、移動局の分布が密であるところの基
地局では管理する移動局数が多くなり、移動局の分布が
疎であるところの基地局では管理する移動局数が少なく
なる。
【0005】符号分割多元接続通信方式では、同時に通
信する多重数が多くなるほど、つまり管理する移動局数
が多くなるほど、その基地局の通信品質が劣化してい
く。そのため移動局の分布が密であるところの基地局で
は基準品質に比べ通信品質が非常に劣化し、一方移動局
の分布が疎であるところの基地局では基準品質に比べ通
信品質が過剰となる。このような通信品質のばらつきが
生じると、移動通信システム全体の効率は非常に悪くな
る。
【0006】そこで、移動局の場所的な分布に疎密があ
る場合でも、できるだけ各基地局の通信品質を均一に
し、システム全体としての効率が良くなるような送信電
力制御方法及び装置が望まれていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電力制御方
法は、複数の小無線ゾーンによってサービスエリアが構
成され、小無線ゾーン毎に設置された基地局から常時送
信される制御信号を、移動局が複数の基地局から受信
し、制御信号の受信電力が最も大きい基地局と無線接続
して上り情報信号を送信し、また制御信号の受信電力が
最も大きい基地局は、無線接続された移動局に下り情報
信号を送信する、符号分割多元接続通信方式の移動通信
システムで、基地局が送信する信号の電力を一定時間間
隔Tで制御する送信電力制御方法の、離散時刻iのある
基地局において、受信した全ての信号の総電力を測定す
る工程と、無線接続された移動局の各上り情報信号の受
信電力の平均を算出する工程と、受信した全ての信号の
総電力と上り情報信号の受信電力の平均とに基づいて、
離散時刻iにおける通信品質を算出する工程と、離散時
刻iにおける通信品質と目標値との通信品質差を算出す
る工程と、通信品質差に基づいて更新送信電力差を算出
する工程と、更新送信電力差と一定時間間隔T前の離散
時刻i−1において算出された送信電力とを加算した値
に基づいて、離散時刻iにおける送信電力を算出する工
程と、離散時刻iにおける送信電力で制御信号及び下り
情報信号を送信する工程とを有している。
【0008】離散時刻iのある基地局において、受信し
た信号の総電力を測定する。また接続された移動局から
の各上り情報信号の受信電力の平均を算出する。受信し
た信号の総電力と各移動局の上り情報信号の受信電力の
平均とに基づいて、離散時刻iにおける通信品質を算出
する。算出された通信品質と目標値との通信品質差をと
り、その通信品質差に基づいて更新送信電力差を算出す
る。更新送信電力差と一定時間間隔T前の離散時刻i−
1における送信電力とを加算した値に基づいて離散時刻
iにおける送信電力を算出し、その送信電力で制御信号
及び下り情報信号を送信する。ある一定の時間間隔で通
信品質を算出し、その通信品質が目標値よりも小さく、
通信品質が悪い場合は、信号を送信する電力を小さくし
て、移動局がその基地局と接続するために十分な制御信
号及び下り情報信号を得られるカバーエリアの範囲を狭
くし、管理する移動局の数を減らすようにし、通信品質
を目標値まで向上させる。また通信品質が目標値よりも
大きく、通信品質が過剰になっている場合は信号を送信
する電力を大きくして、移動局がその基地局と接続する
ために十分な制御信号及び下り情報信号を得られるカバ
ーエリアの範囲を広くし、管理する移動局の数を増やす
ようにし、通信品質を目標値まで下げ、通信品質を均一
にする。
【0009】また本発明に係る送信電力制御方法の通信
品質は、受信した信号の総電力と接続された移動局の上
り情報信号の受信電力の平均との差と、接続された移動
局の上り情報信号の受信電力の平均との比で算出され
る。
【0010】さらに通信品質及び通信品質差はデシベル
を単位としているため、算出された値は相対的な比によ
り評価され、またその比に基づいて更新送信電力量差が
算出されるので、通信品質差を更新送信電力差に容易に
変換することができ、更新送信電力差の算出が容易にな
る。
【0011】また本発明に係る送信電力制御方法の通信
品質及び通信品質差は、デシベルを単位とし、更新送信
電力差を算出する工程は、通信品質差を変数とする非減
少関数に代入し、算出された従属値を更新送信電力差と
して算出する。算出された値が相対的な比になるように
通信品質及び通信品質差はデシベル単位で算出される。
【0012】また本発明に係る送信電力制御方法の目標
値は、あらかじめ設定された定数である。目標値を定数
として設定し、目標値を算出する構成を省略する。
【0013】さらに本発明に係る送信電力制御方法にお
ける目標値は、離散時刻iの通信品質及び隣接する基地
局の離散時刻iの通信品質の平均値に設定される。通信
品質の目標値が、離散時刻iにおいて接続されている移
動局及び隣接する基地局に接続されている移動局の分
布、つまり離散時刻iの通信品質及び隣接する基地局の
通信品質によって目標値が変動する。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施形態1.図1は本発明の第1の実施の形態に係る電
力制御方法を実現する装置の構成ブロック図である。図
1の装置は一定時間間隔T毎に所定の動作を行うものと
する。本実施の形態においては、ある離散時刻iにおけ
る移動局の状況における装置の動作を説明する。
【0015】図1において、1は通信品質目標値入力端
子であり、あらかじめ設定された定数値である通信品質
目標値が入力される。2は総受信電力観測部であり、離
散時刻iにおいて受信した信号の総電力を観測し、出力
する。総受信電力は、接続された移動局の上り情報信号
の電力の総和だけではなく、隣接する基地局に接続され
ている移動局の上り情報信号の電力等も含まれる。3は
情報信号受信部であり、離散時刻iにおいて各移動局か
ら送信された音声等の上り情報信号の受信電力の平均を
算出し、信号電力Sとして出力する。本来、移動局送信
電力制御により各移動局から送信される上り情報信号の
受信電力は全て等しいはずである。しかし、制御誤差が
存在するために必ずしも各移動局から送信される上り情
報信号の電力の値は等しくなるとは限らない。そこで、
信号電力Sは各移動局の上り情報信号の受信電力の平均
を算出し出力することにする。
【0016】4は通信品質演算部であり、総受信電力観
測部2が出力した離散時刻iにおける総受信電力と、情
報信号受信部3が出力した信号電力Sとに基づいて離散
時刻iにおける通信品質を算出し、出力する。通信品質
の算出は、総受信電力から信号電力Sを引いた値を信号
電力Sの干渉電力Iとし、信号電力S対干渉電力Iの比
に基づいて次式(1)により算出する。なお、式(1)
の単位はデシベルで与えられる。 10×log10(S/I) [dB] …(1)
【0017】5は減算器であり、通信品質演算部4から
入力された離散時刻iにおける通信品質と通信品質目標
値入力端子1から入力された通信品質目標値との差を求
め、離散時刻iにおける通信品質が通信品質目標値より
もどの程度上下しているかを演算する。6は更新量演算
部であり、減算器5の減算結果を送信電力の更新量とし
て変換し、出力する。更新は減算結果を、例えば傾きが
正で原点を通る1次関数の変数として代入し、その従属
値を送信電力の更新量として出力させるようにする。7
は加算器であり、更新量演算部6から出力された更新量
と、離散時刻i−1における送信電力値との和を出力す
る。9はリミッタであり、離散時刻iの送信電力値が、
あるレンジ内におさまるように調整する。これはハード
ウェアによって送信可能な電力値に上限及び下限がある
ためで、加算器7から出力された値がその上限より大き
い場合は定められた上限値を出力し、その下限より小さ
い場合は定められた下限値を出力し、その他の場合は加
算器7の出力した値をそのまま出力して送信電力値を調
整する。
【0018】10は制御信号送信部であり、リミッタ9
の出力である時刻iの送信電力値に基づいてパイロット
信号を送信する。また11は情報信号送信部であり、リ
ミッタ9の出力である時刻iの送信電力値に基づいて音
声等の情報信号を各移動局に送信する。8は遅延器であ
り、リミッタ9の出力である時刻iの送信電力値を遅延
させ、次の送信電力算出時に離散時刻i−1における送
信電力値として加算器7に出力する。この動作を繰り返
すことにより、一定時間間隔T毎に送信電力の調整が行
われる。
【0019】上記のように構成された装置においては、
ある離散時刻iにおける通信品質を測定し、測定した通
信品質に基づいてパイロット信号の送信電力を制御する
ので、測定した通信品質が過剰な場合は、送信電力を大
きくしてカバーエリアを拡げるので、隣接基地局の管理
下の移動局の一部を管理するようになり、その結果、管
理する移動局数が増すため、過剰な通信品質が抑制さ
れ、目標の通信品質に近づく。また測定した通信品質が
悪い場合は、送信電力を小さくしてカバーエリアを狭め
るので、管理下の移動局の一部が隣接基地局に管理が移
り、その結果、管理する移動局数が減るため、通信品質
が向上し、目標の通信品質に近づく。またパイロット信
号の送信電力の増減によるカバーエリアの増減に伴い、
カバーエリアの面積が広がった場合は、遠くの移動局に
おいても必要十分な情報信号の電力が得られるように、
管理下の各移動局に対する情報信号の送信電力が大きく
なり、またカバーエリアの面積が狭まった場合は、過剰
な情報信号の電力とならないよう管理下の各移動局に対
する情報信号の送信電力が小さくなる。目標の通信品質
が各基地局で等しいので、移動局の分布に疎密が存在し
ている場合でも各基地局で通信している信号の通信品質
は均一となり、その結果システム全体での効率が向上す
る。また目標値の設定はあらかじめ行うので、システム
構成は簡易なものになる。
【0020】実施形態2.図2は本発明の第2の実施の
形態に係る電力制御方法を実現するための装置の構成ブ
ロック図である。図2において、図1と同じ番号を付し
ているものについては、同じ動作が行われるものとす
る。12は隣接基地局通信品質受信部であり、隣接する
基地局が算出した通信品質を受信する。また14は算出
した通信品質を隣接する基地局に送信する。
【0021】13は通信品質目標値演算部であり、K−
1個の隣接基地局が算出した過去M個の通信品質に基づ
いて通信品質目標値を算出する。対象となる基地局の離
散時刻iにおける通信品質をQ(0,i)、ある隣接基
地局kの離散時刻iにおける通信品質をQ(k,i)
(k=1,…,K−1)とすると、対象となる基地局を
含めたK個の基地局が算出した過去M個の通信品質の平
均は次式(2)で与えられる。
【0022】
【数1】
【0023】これを通信品質の目標値として減算器5に
出力する。減算器5は第1の実施の形態と同様に離散時
刻iにおける通信品質と算出された目標値との差をと
り、算出された差は、更新量演算部6で送信電力の更新
量に変換される。変換された更新量は一定時間間隔T前
に測定された離散時刻i−1の送信電力量と加算され、
リミッタ9により調整される。リミッタ9で調整された
値を離散時刻iにおける送信電力値として、制御信号送
信部10及び情報信号送信部11は送信電力値でそれぞ
れパイロット信号及び情報信号を送信する。以上の動作
を繰り返し行い、一定時間間隔T毎に送信電力値が更新
される。
【0024】第2の実施の形態においては、通信品質の
目標値が対象の基地局とその基地局に隣接している複数
の基地局において算出された通信品質の平均値で設定さ
れているため、隣接する基地局の通信品質に基づいて正
確に目標値を設定することができ、対象の基地局とその
基地局に隣接している複数の基地局の付近における移動
局の分布に疎密が存在している場合でも各基地局で通信
している信号の通信品質は均一となり、その結果システ
ム全体での効率が向上する。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、受信した信号の総電力
と上り情報信号の受信電力の平均とに基づいて離散時刻
iにおける通信品質を算出し、算出された通信品質が過
剰であれば、制御信号及び下り情報信号の送信電力を大
きくして隣接基地局の管理下の移動局を接続させて管理
する移動局の数を増やし、算出された通信品質が悪けれ
ば制御信号及び下り情報信号の送信電力を小さくして管
理下の移動局を隣接基地局に接続させて管理する移動局
の数を減らして移動局の数を調整するので、通信品質が
均一となり、システム全体での効率が向上する。
【0026】また、通信品質は受信した信号の総電力と
接続された移動局の上り情報信号の受信電力の平均との
差と、接続された移動局の上り情報信号の受信電力の平
均との比で算出されるので、容易に通信品質を観測する
ことができる。
【0027】さらに通信品質及び通信品質差はデシベル
を単位としているため、算出された値は相対的な比によ
り評価され、またその比に基づいて更新送信電力差が算
出されるので、通信品質差を更新送信電力差に容易に変
換することができ、更新送信電力差の算出が容易にな
る。
【0028】さらに通信品質の目標値があらかじめ定数
として設定されているので、基地局間で通信品質の情報
交換をしなくてもよく、システム構成が簡易になる。
【0029】また本発明によれば、離散時刻iの通信品
質及び隣接する基地局の離散時刻iの通信品質の平均か
ら目標値を算出するため、隣接する基地局の状況に合わ
せて正確に通信品質が設定され、基地局間の通信品質は
均一となるためシステム全体の効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る送信電力制御
方法を実現するための装置のブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る送信電力制御
方法を実現するための装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 通信品質目標値入力端子 2 総受信電力制御部 3 情報信号受信部 4 通信品質演算部 5 減算器 6 更新量演算部 7 加算器 8 遅延器 9 リミッタ 10 制御信号送信部 11 情報信号送信部 12 隣接基地局通信品質受信部 13 通信品質目標値演算部 14 通信品質送信部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の小無線ゾーンによってサービスエ
    リアが構成され、前記小無線ゾーン毎に設置された基地
    局から常時送信される制御信号を、移動局が複数の基地
    局から受信し、前記制御信号の受信電力が最も大きい基
    地局と無線接続して上り情報信号を送信し、また前記制
    御信号の受信電力が最も大きい基地局は、無線接続され
    た前記移動局に下り情報信号を送信する、符号分割多元
    接続通信方式の移動通信システムで、基地局が送信する
    信号の電力を一定時間間隔Tで制御する送信電力制御方
    法の、離散時刻iの前記基地局において、 受信した全ての信号の総電力を測定する工程と、 前記無線接続された移動局の各上り情報信号の受信電力
    の平均を算出する工程と、 前記受信した全ての信号の総電力と前記上り情報信号の
    受信電力の平均とに基づいて、離散時刻iにおける通信
    品質を算出する工程と、 前記離散時刻iにおける通信品質と目標値との通信品質
    差を算出する工程と、 前記通信品質差に基づいて更新送信電力差を算出する工
    程と、 前記更新送信電力差と前記一定時間間隔T前の離散時刻
    i−1において算出された送信電力とを加算した値に基
    づいて、離散時刻iにおける送信電力を算出する工程
    と、 前記離散時刻iにおける送信電力で前記制御信号及び前
    記下り情報信号を送信する工程とを有することを特徴と
    する送信電力制御方法。
  2. 【請求項2】 前記通信品質は、前記受信した信号の総
    電力と前記接続された移動局の上り情報信号の受信電力
    の平均との差と、前記接続された移動局の上り情報信号
    の受信電力の平均との比で算出されることを特徴とする
    請求項1記載の送信電力制御方法。
  3. 【請求項3】 前記通信品質及び前記通信品質差はデシ
    ベルを単位とし、前記更新送信電力差を算出する工程
    は、前記通信品質差を変数とする非減少関数に代入し、
    算出された従属値を前記更新送信電力差として算出する
    ことを特徴とする請求項1記載の送信電力制御方法。
  4. 【請求項4】 前記目標値は、あらかじめ設定された定
    数であることを特徴とする請求項1記載の送信電力制御
    方法。
  5. 【請求項5】 前記目標値は、離散時刻iの通信品質及
    び隣接する基地局の離散時刻iの通信品質の平均値に設
    定されることを特徴とする請求項1記載の送信電力制御
    方法。
  6. 【請求項6】 複数の小無線ゾーンによってサービスエ
    リアが構成され、前記小無線ゾーン毎に設置された基地
    局から常時送信される制御信号を、移動局が複数の基地
    局から受信し、前記制御信号の受信電力が最も大きい基
    地局と無線接続して上り情報信号を送信し、また前記制
    御信号の受信電力が最も大きい基地局は、無線接続され
    た前記移動局に下り情報信号を送信する、符号分割多元
    接続通信方式の移動通信システムの離散時刻iの前記基
    地局の送信電力制御装置において、 受信した信号の総電力を測定する総受信電力観測手段
    と、 前記無線接続された移動局からの各上り情報信号の受信
    電力の平均を算出する受信情報信号演算手段と、 前記受信した信号の総電力と前記上り情報信号の受信電
    力の平均とに基づいて、離散時刻iにおける通信品質を
    算出する通信品質演算手段と、 前記離散時刻iにおける通信品質と目標値との通信品質
    差を算出する通信品質差算出手段と、 前記通信品質差に基づいて更新送信電力差を算出する更
    新量演算手段と、 前記更新送信電力差と離散時刻i−1における送信電力
    とを加算した値に基づいて、離散時刻iにおける送信電
    力を算出する送信電力量演算手段と、 前記離散時刻iにおける送信電力で前記制御信号及び前
    記下り情報信号を送信する送信手段とを備えたことを特
    徴とする送信電力制御装置。
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