JPH10324806A - 硬化性オルガノポリシロキサン組成物 - Google Patents

硬化性オルガノポリシロキサン組成物

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JPH10324806A
JPH10324806A JP15023597A JP15023597A JPH10324806A JP H10324806 A JPH10324806 A JP H10324806A JP 15023597 A JP15023597 A JP 15023597A JP 15023597 A JP15023597 A JP 15023597A JP H10324806 A JPH10324806 A JP H10324806A
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sio
organopolysiloxane
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 常温で速やかに粘度が上昇し、その後大気中
の湿気により硬化反応がさらに進行して弾性体になり得
る硬化性オルガノポリシロキサン組成物。 【解決手段】 (A)(a)R1 aSiO(4-a)/2(R1
一価炭化水素基またはアルコキシ基であり、2モル%以
上はアルケニル基である。aは0.75〜2.5)で示さ
れ、分子内に式:R1SiO3/2で示される3官能性単位
またはSiO4/2で示される4官能性単位を含有するオ
ルガノポリシロキサン、(b)粘度(25℃)が1〜
1,000ポイズであり、ケイ素原子結合アルコキシ基
を1分子中に3個以上含有するオルガノポリシロキサ
ン、(B)ケイ素原子結合水素原子を含有する分岐状シ
ロキサン・シルアルキレン共重合体、(C)縮合反応促
進触媒および(D)付加反応促進触媒からなり、粘度が
30,000ポイズ以下である硬化性オルガノポリシロ
キサン組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は硬化性オルガノポリ
シロキサン組成物に関する。詳しくは、常温で速やかに
粘度が上昇し、その後大気中の湿気により硬化反応がさ
らに進行して弾性体になり得る、接着剤として好適な硬
化性オルガノポリシロキサン組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】湿気非存在下では長時間貯蔵可能であ
り、湿気存在下において室温で硬化する湿気硬化性オル
ガノポリシロキサン組成物は、その硬化物が耐熱性,電
気特性,耐候性に優れることから、接着剤,ポッティン
グ材,コーティング材等として利用されている。しかし
このような湿気硬化性オルガノポリシロキサン組成物
は、厚膜で用いた場合に硬化が遅く、さらに接着剤とし
て用いた場合には基材間隙の硬化が遅いという問題点が
あった。このため、アルケニル基とケイ素原子結合水素
原子による付加反応を湿気硬化反応と組み合わせた二元
硬化性シリコーンゴム組成物が提案されている(特公昭
64−2626号公報および特開平7−207164号
公報参照)。しかしこの二元硬化性組成物でも、これを
接着剤として利用した場合に固定手段が不要となるほど
の接着性を得るには、少なくとも5分の静置が必要であ
った。これを解決するために、触媒の配合量を増やすな
どして硬化速度を早めることも可能であるが、その結
果、組成物の調製が困難になったり、基材を貼り合わせ
る前にゲル化が起きて十分な接着力が得られないという
問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは上記問題
点を解消すべく鋭意検討した結果、本発明に到達した。
即ち、本発明の目的は、常温で速やかに粘度が上昇し、
その後大気中の湿気により硬化反応がさらに進行して弾
性体になり得る硬化性オルガノポリシロキサン組成物を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、(A)(a)
平均単位式:R1 aSiO(4-a)/2(式中、R1は置換もし
くは非置換の一価炭化水素基またはアルコキシ基であ
り、R1の内少なくとも80モル%は置換もしくは非置
換の一価炭化水素基であり、さらにこの一価炭化水素基
中、少なくとも2モル%はアルケニル基である。aは
0.75〜2.5の数である。)で示され、分子内に式:
1SiO3/2(式中、R1は前記と同じである。)で示
される3官能性単位または式:SiO4/2で示される4
官能性単位を含有するオルガノポリシロキサン
40〜60重量%、(b)25℃におけ
る粘度が1〜1,000ポイズであり、ケイ素原子結合
アルコキシ基を1分子中に少なくとも3個含有するオル
ガノポリシロキサン(但し、該オルガノポリシロキサン
はアルケニル基を含有しない。)60〜40重量%、
(B)一般式:
【化3】 {式中、R2は炭素原子数1〜10のアルキル基もしく
はアリール基であり、bは3または4であり、X1はi
=1とした場合の次式で示されるシリルアルキル基であ
る。
【化4】 (式中、R2は前記と同じであり、R3は炭素原子数2〜
10のアルキレン基であり、R4は炭素原子数1〜10
のアルキル基である。Xi+1は水素原子または上記シリ
ルアルキル基であるが、分子鎖末端に位置するXi+1
水素原子である。iは該シリルアルキル基の階層を示し
ている1〜10の整数であり、ciは0〜3の整数であ
り、1分子中のciの平均合計数は1.5i×b以下であ
る。)}で示されるケイ素原子結合水素原子を含有する
分岐状シロキサン・シルアルキレン共重合体(A)成分
中のアルケニル基1モルに対してケイ素原子結合水素原
子のモル数が0.3〜3.0となる量(C)縮合反応促進
触媒 触媒
量および(D)付加反応促進触媒
触媒量からなり、25℃におけ
る粘度が30,000ポイズ以下である硬化性オルガノ
ポリシロキサン組成物に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明組成物に使用される(A)
成分は、(a)アルケニル基を含有するオルガノポリシ
ロキサン40〜60重量%と、(b)アルコキシ基を含
有するオルガノポリシロキサン60〜40重量%からな
る混合物である。この(A)成分を構成する(a)成分
のオルガノポリシロキサンは、初期の速やかな粘度上昇
を達成するために必要な成分であり、平均単位式:R1 a
SiO(4 -a)/2で示され、分子内に式:R1SiO3/2
示される3官能性単位(T単位)または式:SiO4/2
で示される4官能性単位(Q単位)を含有する。上式
中、R1は置換もしくは非置換の一価炭化水素基または
アルコキシ基であるが、この内少なくとも80モル%は
置換もしくは非置換の一価炭化水素基である。一価炭化
水素基として具体的には、メチル基,エチル基,プロピ
ル基,ブチル基,ペンチル基,イソプロピル基,イソブ
チル基,シクロペンチル基,シクロヘキシル基などのア
ルキル基;ビニル基,アリル基,ヘキセニル基などのア
ルケニル基;フェニル基,ナフチル基などのアリール
基;ベンジル基,1−フェニルエチル基などのアラルキ
ル基;クロロメチル基,3−クロロプロピル基,3,3,
3−トリフルオロプロピル基,ノナフルオロブチルエチ
ル基などのハロゲン化アルキル基;4−クロロフェニル
基,3,5−ジクロロフェニル基,3,5−ジフルオロフ
ェニル基などのハロゲン化アリール基;4−クロロメチ
ルフェニル基,4−トリフルオロメチルフェニル基など
のハロゲン化アルキル基置換アリール基が例示される。
さらにこの一価炭化水素基中、少なくとも2モル%はア
ルケニル基であることが必要であり、好ましくは2〜1
0モル%の範囲である。このアルケニル基としてはビニ
ル基が好ましく、アルケニル基以外の一価炭化水素基と
してはメチル基が好ましい。また、アルコキシ基として
は、メトキシ基,エトキシ基,プロポキシ基,ブトキシ
基,イソプロポキシ基が例示され、中でもメトキシ基ま
たはエトキシ基が好ましい。aは0.75〜2.5の数で
ある。このような本成分としては、式:R1 3SiO1/2
(式中、R1は前記と同じである。)で示される1官能
性単位(M単位)とQ単位からなるオルガノポリシロキ
サン(MQレジン),M単位とT単位とQ単位からなる
オルガノポリシロキサン(MTQレジン),M単位と
式:R1 2SiO2/2(式中、R1は前記と同じである。)
で示される2官能性単位(D単位)とQ単位からなるオ
ルガノポリシロキサン(MDQレジン),M単位とD単
位とT単位とQ単位からなるオルガノポリシロキサン
(MDTQレジン),T単位のみからなるオルガノポリ
シロキサン(Tレジン)が挙げられる。好ましくは、平
均組成式:(R5 3SiO1/2d(SiO4/2eで示され
るオルガノポリシロキサンまたは平均組成式:(R5 3
iO1/2f(R5SiO3/2g(SiO4/2h(R6
1/2jで示されるオルガノポリシロキサンである。上式
中、R5はアルケニル基を2モル%以上含有する置換も
しくは非置換の一価炭化水素基であり、具体的にはR1
中の一価炭化水素基と同様のものが挙げられる。R6
アルキル基であり、メチル基,エチル基,プロピル基が
挙げられる。d/eおよびf/hは0.2〜1.5の範囲
であり、好ましくは0.5〜1.2の範囲である。g/h
は0.05〜0.2であり、j/hは0.05〜0.6であ
る。尚、式:(R61/2)で示されるアルコキシ基はケ
イ素原子に結合したものである。本成分のオルガノポリ
シロキサンは、数平均分子量が1,000〜10,000
の範囲であるのが好ましく、より好ましくは3,000
〜6,000の範囲である。
【0006】このような(a)成分のオルガノポリシロ
キサンとしては、例えば、下記式で示される化合物が挙
げられる。 {(CH3)3SiO1/236{CH2=CH(CH3)2SiO
1/25(SiO4/259 {(CH3)3SiO1/240{CH2=CH(CH3)2SiO
1/25(SiO4/255 {(CH3)3SiO1/236{CH2=CH(CH3)2SiO
1/25(CH3SiO3/25(SiO4/259 {(CH3)3SiO1/240{CH2=CH(CH3)2SiO
1/27(SiO4/260(CH31/210 {(CH3)3SiO1/236{CH2=CH(CH3)2SiO
1/25(CH3SiO3/25(SiO4/259(CH3
1/215 {(CH3)3SiO1/235{CH2=CH(CH3)2SiO
1/25(SiO4/260(CH31/210
【0007】(A)成分を構成するもう一つの成分であ
る(b)成分のオルガノポリシロキサンは湿気の作用で
架橋を起こす成分であり、ケイ素原子結合アルコキシ基
を1分子中に少なくとも3個含有する。このアルコキシ
基としては、メトキシ基,エトキシ基,プロポキシ基,
ブトキシ基,イソプロポキシ基が例示され、中でもメト
キシ基またはエトキシ基が好ましい。本成分の25℃に
おける粘度は1〜1,000ポイズの範囲であり、好ま
しくは10〜800ポイズの範囲である。これは、1ポ
イズ未満であると本発明組成物の粘度が低くなり過ぎて
粘着性が低下することがあり、また、1,000ポイズ
を越えると本発明組成物の粘度が高くなり過ぎて混合作
業性や塗布作業性が低下するためである。前記アルコキ
シ基以外のケイ素原子に結合している基としては、アル
ケニル基以外の置換もしくは非置換の一価炭化水素基が
好ましく、具体的には、メチル基,エチル基,プロピル
基,ブチル基,ペンチル基,イソプロピル基,イソブチ
ル基,シクロペンチル基,シクロヘキシル基などのアル
キル基;フェニル基,ナフチル基などのアリール基;ベ
ンジル基,1−フェニルエチル基などのアラルキル基;
クロロメチル基,3−クロロプロピル基,3,3,3−ト
リフルオロプロピル基,ノナフルオロブチルエチル基な
どのハロゲン化アルキル基;4−クロロフェニル基,
3,5−ジクロロフェニル基,3,5−ジフルオロフェニ
ル基などのハロゲン化アリール基;4−クロロメチルフ
ェニル基,4−トリフルオロメチルフェニル基などのハ
ロゲン化アルキル基置換アリール基が例示される。これ
らの中でもメチル基が好ましい。また、本成分のオルガ
ノポリシロキサンの分子構造は直鎖状であるのが好まし
いが、一部に分岐を有していてもよい。
【0008】このような(b)成分のオルガノポリシロ
キサンとしては、例えば、下記式で示される化合物が挙
げられる。
【化5】
【化6】
【化7】
【化8】
【化9】
【化10】
【化11】
【化12】
【化13】
【化14】
【0009】本発明組成物に使用される(B)成分の分
岐状シロキサン・シルアルキレン共重合体は初期の速や
かな粘度上昇を達成するために必要な成分であり、ま
た、ケイ素原子結合水素原子を含有することから、
(D)成分の付加反応促進触媒の作用で(a)成分中の
アルケニル基と反応する。本成分は、一般式:
【化15】 で示される。上式中、R2は炭素原子数1〜10のアル
キル基もしくはアリール基であり、アルキル基として
は、メチル基,エチル基,プロピル基,ブチル基,ペン
チル基,イソプロピル基,イソブチル基,シクロペンチ
ル基,シクロヘキシル基が例示され、アリール基として
は、フェニル基,ナフチル基が例示される。これらの中
でもメチル基が好ましい。bは3または4であり、X1
はi=1とした場合の次式で示されるシリルアルキル基
である。
【化16】 上式中、R3は炭素原子数2〜10のアルキレン基であ
り、エチレン基,プロピレン基,ブチレン基,ヘキシレ
ン基などの直鎖状アルキレン基;メチルメチレン基,メ
チルエチレン基,1−メチルペンチレン基、1,4−ジ
メチルブチレン基のような分岐状アルキレン基が例示さ
れる。中でも、エチレン基,メチルメチレン基,ヘキシ
レン基,1−メチルペンチレン基、1,4−ジメチルブ
チレン基が好ましい。R4は炭素原子数1〜10のアル
キル基であり、メチル基,エチル基,プロピル基,ブチ
ル基,ペンチル基,イソプロピル基が例示される。これ
らの中でも、メチル基またはエチル基が好ましい。X
i+1は水素原子または上記シリルアルキル基であるが、
分子鎖末端に位置するXi+1は水素原子である。iは1
〜10の整数であり、これは該シリルアルキル基の階層
数、即ち、該シリルアルキル基の繰り返し数を示してい
る。従って、階層数が1である場合に、本成分の分岐状
シロキサン・シルアルキレン共重合体は、一般式:
【化17】 で示され、階層数が2である場合に、本成分の分岐状シ
ロキサン・シルアルキレン共重合体は、一般式:
【化18】 で示され、階層数が3である場合に、本成分の分岐状シ
ロキサン・シルアルキレン共重合体は、一般式:
【化19】 で示される。また、ciは0〜3の整数であり、1分子
中のciの平均合計数は1.5i×b以下である。尚、ci
が0でない場合、即ち、本成分中にアルコキシ基が存在
する場合に、本成分は(b)成分のオルガノポリシロキ
サンと同様に、湿気の作用で架橋を起こすのに寄与す
る。本成分の配合量は、(A)成分中のアルケニル基1
モルに対して本成分中のケイ素原子結合水素原子のモル
数が0.3〜3.0となる量であり、好ましくは、0.5
〜2.0となる量である。
【0010】このような(B)成分の分岐状シロキサン
・シルアルキレン共重合体としては、例えば、下記平均
組成式で示されるような重合体が挙げられる。
【化20】
【化21】
【化22】
【化23】
【化24】
【化25】
【化26】
【0011】本発明組成物に使用される(C)成分の縮
合反応促進触媒は、(A)成分および(B)成分中のア
ルコキシ基の加水分解および縮合反応を促進する成分で
ある。本成分としては従来公知の縮合反応促進触媒が使
用でき、テトライソプロポキシチタン,テトラブトキシ
チタンなどのテトラアルコキシチタン化合物;ジイソプ
ロポキシビス(アセト酢酸エチル)チタン,ジイソプロ
ポキシビス(アセチルアセトン)チタン,ジブトキシビ
ス(アセト酢酸メチル)チタンなどのチタン錯化合物;
ジブチルスズジアセテート,ジブチルスズジオクトエー
ト,ジブチルスズジラウレートなどのジアルキルスズカ
ルボキシレート化合物;スタナスオクトエートなどのス
ズカルボキシレート化合物が例示される。これらの中で
もテトラアルコキシチタン化合物またはチタン錯化合物
が好ましい。本成分の使用量は触媒量であるが、(A)
成分と(B)成分の合計100重量部に対して0.01
〜10重量部の範囲であることが好ましい。
【0012】本発明組成物に使用される(D)成分の付
加反応促進触媒は、(a)成分中のアルケニル基と
(B)成分中のケイ素原子結合水素原子の付加反応の触
媒となるものである。本成分としては、白金系化合物,
ロジウム系化合物,パラジウム系化合物,ルテニウム,
イリジウム,鉄,コバルト,マンガン,亜鉛,鉛,アル
ミニウム,ニッケル等の化合物が挙げられる。これらの
中でも白金系化合物が好ましく、具体的には、塩化白金
酸,アルコール変性塩化白金,塩化白金酸とオレフィン
もしくはビニルシロキサンとの反応物,アルミナやシリ
カなどの担体に白金を担持したものが例示される。本成
分の使用量はその種類によって異なり触媒量であるが、
本成分として白金系化合物を使用する場合には、通常、
(A)成分と(B)成分の合計100重量部に対して白
金原子量が0.00001〜0.01重量部の範囲となる
ような量であるのが好ましい。
【0013】本発明組成物は上記(A)成分〜(D)成
分からなるものであるが、必要に応じて、アルコキシシ
ラン等の保存安定剤,ヒュームドシリカ系等の充填剤,
官能性もしくは無官能性のオルガノポリシロキサンガ
ム,可塑剤,チクソトロピー付与剤,耐熱添加剤,着色
剤,接着性付与剤などを添加配合することができる。
【0014】本発明組成物の25℃における粘度は3
0,000ポイズ以下であり、好ましくは100〜20,
000ポイズの範囲である。これは、30,000ポイ
ズを越えると各種基材への塗布が困難となるためであ
る。
【0015】本発明組成物は上記(A)成分〜(D)成
分を均一に混合することにより製造できるが、混合と同
時に反応が開始して増粘が起きるので、速やかに混合す
る必要がある。そのためには、例えば、(A)成分〜
(C)成分をあらかじめ均一に混合しておき、使用直前
に(D)成分を加えて素早く混ぜ合わせて使用するか、
(A)成分および(B)成分からなる混合物と、(A)
成分,(C)成分および(D)成分からなる混合物を同
等の粘度になるようにそれぞれ調製し、所定の割合でこ
れらを素早く混ぜ合わせて使用するのが好ましい。
【0016】以上のような本発明の硬化性オルガノポリ
シロキサン組成物は、常温で速やかに増粘し、その後大
気中の湿気の作用により架橋反応が進行して弾性体とな
るので、初期接着性が良好であり、かつ、最終接着性が
高いという利点を有する。このため、本発明組成物は粘
接着剤として好適に使用される。
【0017】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳細に説明す
る。実施例中、粘度は25℃における測定値である。
尚、硬化性オルガノポリシロキサン組成物の引張剪断接
着強度は下記の方法に従って測定した。
【0018】○引張剪断接着強度 調製直後の硬化性オルガノポリシロキサン組成物を、厚
さ1mm、幅2.5cmのアルミニウム製テストパネル
に、約0.2mmの厚さになるように均一に塗布した。
1分間放置後、この塗布面に、前記と同じアルミニウム
製テストパネルを接着面積が2.5cm2となるように貼
り合わせた。そして、一定時間(5分間,30分間,1
時間,4時間,1日間,5日間)経過後の引張剪断接着
強度(kg/cm2)を、JIS K6850に規定さ
れる方法に従って測定した。また、5日間経過後の測定
後の硬化物の破壊状況を肉眼にて観察した。
【0019】
【参考例1】撹拌装置,温度計,還流冷却管,滴下ロー
トを取り付けた200ml4つ口フラスコに、ビニルト
リメトキシシラン103.6gと塩化白金酸3%イソプ
ロパノール溶液0.04gを投入し、これらを撹拌しな
がら100℃に加熱した。次いでこれに、テトラキス
(ジメチルシロキシ)シラン49.4gを、滴下ロート
を用いて反応温度が100〜110℃を保つようにゆっ
くり滴下した。滴下終了後、反応溶液を120℃で1時
間加熱した。冷却後、反応溶液をなす型フラスコに移し
てロータリーエバポレーターにより減圧濃縮したとこ
ろ、138.4gの微褐色液体が得られた。続いて、撹
拌装置、温度計、還流冷却管、滴下ロートを取り付けた
1リットル4つ口フラスコに、1,1,3,3−テトラメ
チルジシロキサン141.0g、濃塩酸100ml、水
200mlおよびイソプロパノール200mlを投入し
てこれらを撹拌した。次いでこれに、上記で得た微褐色
液体80.6gを滴下ロートを用いて1時間かけてゆっ
くり滴下した。滴下終了後、反応溶液を室温で1時間撹
拌した。次いで反応溶液を分液ロートに移して下層を分
取した後、残った上層液を水200mlで2回、飽和炭
酸水素ナトリウム水溶液50mlで1回洗浄して、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。生成した固形分を濾別
し、得られた溶液をなす型フラスコに移してロータリー
エバポレーターにより減圧濃縮して、下記平均組成式で
示される分岐状シロキサン・シルアルキレン共重合体を
得た。
【化27】
【0020】
【参考例2】撹拌装置、温度計、還流冷却管、滴下ロー
トを取り付けた1リットル4つ口フラスコに、1,1,
3,3−テトラメチルジシロキサン134.3g、濃塩酸
100ml、水200mlおよびイソプロパノール20
0mlを投入して撹拌した。次いでこれに、平均組成
式:
【化28】 で示される分岐状シロキサン・シルアルキレン共重合体
73.3gを、滴下ロートを用いて1時間かけてゆっく
り滴下した。滴下終了後、反応溶液を室温で1時間撹拌
した。次いで反応溶液を分液ロートに移して下層を分取
した後、残った上層液を水200mlで2回、飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液50mlで1回洗浄し、無水硫酸
マグネシウムで乾燥した。生成した固形分を濾別し、得
られた溶液をなす型フラスコに移してロータリーエバポ
レーターにより減圧濃縮して、下記平均組成式で示され
る分岐状シロキサン・シルアルキレン共重合体を得た。
【化29】
【0021】
【実施例1】式:{(CH3)3SiO1/236{CH2=C
H(CH3)2SiO1/25(CH3SiO3/25(SiO
4/259(CH31/215で示され、ポリスチレン換算
による数平均分子量が3,100であるオルガノポリシ
ロキサンの77.3重量%キシレン溶液25.5gと、
式:
【化30】 で示される粘度20ポイズのメトキシ基含有ジメチルポ
リシロキサン26.6gとを均一に混合した後、減圧下
で加熱してキシレンを除去した(重量混合比40:6
0)。これを冷却した後、参考例1で得られた平均組成
式:
【化31】 で示される分岐状シロキサン・シルアルキレン共重合体
2.1g(上記オルガノポリシロキサン中のアルケニル
基1モルに対してケイ素原子結合水素原子のモル数が
1.0となる量)、ジイソプロポキシジ(エチルアセチ
ルアセトナート)チタン0.5g(1重量%)およびメ
チルトリメトキシシラン1.5gを配合して乾燥雰囲気
下で均一に混合して、粘度120ポイズの反応混合物を
得た。次いでこれに、白金濃度0.5%の白金ジビニル
テトラメチルジシロキサン錯体のトルエン溶液を0.3
g(白金原子量0.003重量%)添加して素早く混合
して、硬化性オルガノポリシロキサン組成物を調製し
た。得られた硬化性オルガノポリシロキサン組成物の引
張剪断接着強度を測定した。その結果を表1に示した。
【0022】
【実施例2】式:{(CH3)3SiO1/240{CH2=C
H(CH3)2SiO1/25(SiO4/ 255で示され、ポ
リスチレン換算による数平均分子量が3,200である
オルガノポリシロキサンの70重量%キシレン溶液3
1.6gと、式:
【化32】 で示される粘度130ポイズのメトキシ基含有ジメチル
ポリシロキサン22.1gとを均一に混合した後、減圧
下で加熱してキシレンを除去した(重量混合比50:5
0)。これを冷却した後、参考例2で得られた平均組成
式:
【化33】 で示される分岐状シロキサン・シルアルキレン共重合体
1.7g(上記オルガノポリシロキサン中のアルケニル
基1モルに対してケイ素原子結合水素原子のモル数が
0.6となる量)およびテトラブトキシチタン0.5g
(1重量%)を配合して乾燥雰囲気下で均一に混合し
て、粘度160ポイズの反応混合物を得た。次いでこれ
に、白金濃度0.5%の白金ジビニルテトラメチルジシ
ロキサン錯体のトルエン溶液を0.3g(白金原子量0.
003重量%)添加して素早く混合して、硬化性オルガ
ノポリシロキサン組成物を調製した。得られた硬化性オ
ルガノポリシロキサン組成物の引張剪断接着強度を測定
した。その結果を表1に示した。
【0023】
【比較例1】式:{(CH3)3SiO1/236{CH2=C
H(CH3)2SiO1/25(CH3SiO3/25(SiO
4/259(CH31/215で示され、ポリスチレン換算
による数平均分子量が3,100であるオルガノポリシ
ロキサンの77.3重量%キシレン溶液19.0gと、
式:
【化34】 で示される粘度20ポイズのメトキシ基含有ジメチルポ
リシロキサン32.0gとを均一に混合した後、減圧下
で加熱してキシレンを除去した(重量混合比30:7
0)。これを冷却した後、参考例1で得られた平均組成
式:
【化35】 で示される分岐状シロキサン・シルアルキレン共重合体
1.8g(上記オルガノポリシロキサン中のアルケニル
基1モルに対してケイ素原子結合水素原子のモル数が
1.0となる量)、ジイソプロポキシジ(エチルアセチ
ルアセトナート)チタン0.5g(1重量%)およびメ
チルトリメトキシシラン1.5gを配合して乾燥雰囲気
下で均一に混合して、粘度60ポイズの反応混合物を得
た。次いでこれに、白金濃度0.5%の白金ジビニルテ
トラメチルジシロキサン錯体のトルエン溶液を0.3g
(白金原子量0.003重量%)添加して素早く混合し
て、硬化性オルガノポリシロキサン組成物を調製した。
得られた硬化性オルガノポリシロキサン組成物の引張剪
断接着強度を測定した。その結果を表1に示した。
【0024】
【比較例2】式:{(CH3)3SiO1/236{CH2=C
H(CH3)2SiO1/25(CH3SiO3/25(SiO
4/259(CH31/215で示され、ポリスチレン換算
による数平均分子量が3,100であるオルガノポリシ
ロキサンの77.3重量%キシレン溶液19.0gと、
式:
【化36】 で示される粘度20ポイズのメトキシ基含有ジメチルポ
リシロキサン32.0gとを均一に混合した後、減圧下
で加熱してキシレンを除去したところ(重量混合比7
0:30)、固化してしまい、他の成分を混合すること
ができなかった。
【0025】
【比較例3】式:{(CH3)3SiO1/240{CH2=C
H(CH3)2SiO1/25(SiO4/ 255で示され、ポ
リスチレン換算による数平均分子量が3,200である
オルガノポリシロキサンの70重量%キシレン溶液3
1.6gと、式:
【化37】 で示される粘度130ポイズのメトキシ基含有ジメチル
ポリシロキサン22.1gとを均一に混合した後、減圧
下で加熱してキシレンを除去した(重量混合比50:5
0)。これを冷却した後、式:
【化38】 で示されるメチルハイドロジェンポリシロキサン0.8
g(上記オルガノポリシロキサン中のアルケニル基1モ
ルに対してケイ素原子結合水素原子のモル数が0.6と
なる量)およびテトラブトキシチタン0.5g(1重量
%)を配合して乾燥雰囲気下で均一に混合して、粘度1
50ポイズの反応混合物を得た。次いでこれに、白金濃
度0.5%の白金ジビニルテトラメチルジシロキサン錯
体のトルエン溶液を0.3g(白金原子量0.003重量
%)添加して素早く混合して、硬化性オルガノポリシロ
キサン組成物を調製した。得られた硬化性オルガノポリ
シロキサン組成物の引張剪断接着強度を測定した。その
結果を表1に示した。
【0026】
【比較例4】式:{(CH3)3SiO1/240{CH2=C
H(CH3)2SiO1/25(SiO4/ 255で示され、ポ
リスチレン換算による数平均分子量が3,200である
オルガノポリシロキサンの70重量%キシレン溶液3
1.6gと、式:
【化39】 で示される粘度130ポイズのメトキシ基含有ジメチル
ポリシロキサン22.1gとを均一に混合した後、減圧
下で加熱してキシレンを除去した(重量混合比50:5
0)。これを冷却した後、参考例2で得られた平均組成
式:
【化40】 で示される分岐状シロキサン・シルアルキレン共重合体
0.5g(上記オルガノポリシロキサン中のアルケニル
基1モルに対してケイ素原子結合水素原子のモル数が
0.2となる量)およびテトラブトキシチタン0.5g
(1重量%)を配合して乾燥雰囲気下で均一に混合し
て、粘度170ポイズの反応混合物を得た。次いでこれ
に、白金濃度0.5%の白金ジビニルテトラメチルジシ
ロキサン錯体のトルエン溶液を0.3g(白金原子量0.
003重量%)添加して素早く混合して、硬化性オルガ
ノポリシロキサン組成物を調製した。得られた硬化性オ
ルガノポリシロキサン組成物の引張剪断接着強度を測定
した。その結果を表1に示した。
【0027】
【表1】
【0028】
【発明の効果】本発明の硬化性オルガノポリシロキサン
組成物は、上記(A)成分〜(D)成分からなり、特に
(B)成分の分岐状シロキサン・シルアルキレン共重合
体を特定量配合していることから、常温で速やかに増粘
し、その後大気中の湿気により硬化反応がさらに進行し
て弾性体になり得るという特徴を有する。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)(a)平均単位式:R1 aSiO
    (4-a)/2(式中、R1は置換もしくは非置換の一価炭化水
    素基またはアルコキシ基であり、R1の内少なくとも8
    0モル%は置換もしくは非置換の一価炭化水素基であ
    り、さらにこの一価炭化水素基中、少なくとも2モル%
    はアルケニル基である。aは0.75〜2.5の数であ
    る。)で示され、分子内に式:R1SiO3/2(式中、R
    1は前記と同じである。)で示される3官能性単位また
    は式:SiO4/2で示される4官能性単位を含有するオ
    ルガノポリシロキサン 40〜60重量
    %、(b)25℃における粘度が1〜1,000ポイズ
    であり、ケイ素原子結合アルコキシ基を1分子中に少な
    くとも3個含有するオルガノポリシロキサン(但し、該
    オルガノポリシロキサンはアルケニル基を含有しな
    い。)60〜40重量%、(B)一般式: 【化1】 {式中、R2は炭素原子数1〜10のアルキル基もしく
    はアリール基であり、bは3または4であり、X1はi
    =1とした場合の次式で示されるシリルアルキル基であ
    る。 【化2】 (式中、R2は前記と同じであり、R3は炭素原子数2〜
    10のアルキレン基であり、R4は炭素原子数1〜10
    のアルキル基である。Xi+1は水素原子または上記シリ
    ルアルキル基であるが、分子鎖末端に位置するXi+1
    水素原子である。iは該シリルアルキル基の階層を示し
    ている1〜10の整数であり、ciは0〜3の整数であ
    り、1分子中のciの平均合計数は1.5i×b以下であ
    る。)}で示されるケイ素原子結合水素原子を含有する
    分岐状シロキサン・シルアルキレン共重合体(A)成分
    中のアルケニル基1モルに対してケイ素原子結合水素原
    子のモル数が0.3〜3.0となる量(C)縮合反応促進
    触媒 触媒
    量および(D)付加反応促進触媒
    触媒量からなり、25℃におけ
    る粘度が30,000ポイズ以下である硬化性オルガノ
    ポリシロキサン組成物。
  2. 【請求項2】 (a)成分が、平均組成式:(R5 3Si
    1/2d(SiO4/ 2e(式中、R5はアルケニル基を
    2モル%以上含有する置換もしくは非置換の一価炭化水
    素基であり、d/e=0.2〜1.5である。)で示され
    るオルガノポリシロキサンである、請求項1記載の硬化
    性オルガノポリシロキサン組成物。
  3. 【請求項3】 (a)成分が、平均組成式:(R5 3Si
    1/2f(R5SiO3/2g(SiO4/2h(R
    61/2j(式中、R5はアルケニル基を2モル%以上含
    有する置換もしくは非置換の一価炭化水素基であり、R
    6はアルキル基であり、f/h=0.2〜1.5であり、
    g /h=0.05〜0.2であり、j/h=0.05〜
    0.6である。)で示されるオルガノポリシロキサンで
    ある、請求項1記載の硬化性オルガノポリシロキサン組
    成物。
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