JPH10324356A - ディスペンサー付き容器 - Google Patents
ディスペンサー付き容器Info
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- JPH10324356A JPH10324356A JP9135599A JP13559997A JPH10324356A JP H10324356 A JPH10324356 A JP H10324356A JP 9135599 A JP9135599 A JP 9135599A JP 13559997 A JP13559997 A JP 13559997A JP H10324356 A JPH10324356 A JP H10324356A
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- dispenser
- container
- container body
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- liquid
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1001—Piston pumps
- B05B11/1009—Piston pumps actuated by a lever
- B05B11/1012—Piston pumps actuated by a lever the pump chamber being arranged substantially coaxially to the neck of the container
- B05B11/1014—Piston pumps actuated by a lever the pump chamber being arranged substantially coaxially to the neck of the container the pump chamber being arranged substantially coaxially to the container
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1001—Piston pumps
- B05B11/1009—Piston pumps actuated by a lever
- B05B11/1011—Piston pumps actuated by a lever without substantial movement of the nozzle in the direction of the pressure stroke
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 着脱自由なディスペンサー付き容器におい
て、外観デザインに影響を与えることなく、ディスペン
サーを容器本体に装着する際の相対的な方位を規定し、
またディスペンサーの不用意な回動によって容器本体と
の装着部が緩み、液漏れすることなどを防止する。 【解決手段】 容器本体１と、この容器本体の開口部２
に着脱自由に装着されるディスペンサー１１とを有し、
この容器本体１とディスペンサー１１との装着部５の内
部に、相互の装着方位を規定する位置決め手段として突
起部３とこの突起部３と係合するように配された受溝１
６とが設けられている。
て、外観デザインに影響を与えることなく、ディスペン
サーを容器本体に装着する際の相対的な方位を規定し、
またディスペンサーの不用意な回動によって容器本体と
の装着部が緩み、液漏れすることなどを防止する。 【解決手段】 容器本体１と、この容器本体の開口部２
に着脱自由に装着されるディスペンサー１１とを有し、
この容器本体１とディスペンサー１１との装着部５の内
部に、相互の装着方位を規定する位置決め手段として突
起部３とこの突起部３と係合するように配された受溝１
６とが設けられている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器本体の頂部に
ディスペンサーが着脱自由に装着されてなるディスペン
サー付き容器に関するものであり、特に装着時に容器本
体とディスペンサーとの相互の装着方位が規定されるよ
うにしたディスペンサー付き容器に関する。
ディスペンサーが着脱自由に装着されてなるディスペン
サー付き容器に関するものであり、特に装着時に容器本
体とディスペンサーとの相互の装着方位が規定されるよ
うにしたディスペンサー付き容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】容器内の液体化粧料、各種液体洗剤、仕
上液、防カビ・消毒液、漂白液、水など液体の一定量
を、手動で注出、噴射または噴霧することができるディ
スペンサーを容器本体の頂部に装着したディスペンサー
付き容器は従来から多用されている。このディスペンサ
ーは、大別して次の三つの形式が知られている。その一
は、トリガーレバーの引き／戻し操作によってポンプの
内容積を変化させ容器内の液体を注出または噴射し得る
トリガーディスペンサーであり、その二は、プッシュヘ
ッドまたはプッシュボタンの押し／戻し操作によりポン
プの内容積を変化させ容器内の液体を注出または噴射し
得る手押しポンプ式ディスペンサーであり、その三は、
容器本体内部に噴射すべき液体の他に噴射剤を内蔵し、
噴射ボタンの押し／戻し操作により噴射剤の押圧力で容
器内の液体を注出または噴射するエアゾル式ディスペン
サーである。
上液、防カビ・消毒液、漂白液、水など液体の一定量
を、手動で注出、噴射または噴霧することができるディ
スペンサーを容器本体の頂部に装着したディスペンサー
付き容器は従来から多用されている。このディスペンサ
ーは、大別して次の三つの形式が知られている。その一
は、トリガーレバーの引き／戻し操作によってポンプの
内容積を変化させ容器内の液体を注出または噴射し得る
トリガーディスペンサーであり、その二は、プッシュヘ
ッドまたはプッシュボタンの押し／戻し操作によりポン
プの内容積を変化させ容器内の液体を注出または噴射し
得る手押しポンプ式ディスペンサーであり、その三は、
容器本体内部に噴射すべき液体の他に噴射剤を内蔵し、
噴射ボタンの押し／戻し操作により噴射剤の押圧力で容
器内の液体を注出または噴射するエアゾル式ディスペン
サーである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記のトリガーディス
ペンサーや手押しポンプ式ディスペンサーを装着した容
器は一般に、使い勝手や輸送・保管時の空積率やデザイ
ン上の要求から容器本体の水平断面が偏平とされるな
ど、異形とされる場合が多い。またこれらのディスペン
サー付き容器は、家庭で内容物を詰め替えて繰り返し使
用する場合も多い。ところが異形の容器本体に液体を充
填した後にディスペンサーを装着するに際して、ディス
ペンサーの装着方位を容器本体の異形の方向と一致させ
ないと、使いい勝手が悪いばかりでなく輸送・保管時の
空積率も著しく低下し、デザインも見苦しいものとな
る。また輸送中にディスペンサーが外力に押されて回動
し、容器本体との相対的な方位角が変化すると、螺合キ
ャップの締め付けに緩みが生じて装着部から内容液が漏
出するという問題も生じる。更に生産工場でトリガーデ
ィスペンサーを容器本体に装着する際、トリガーディス
ペンサーの重心はノズル部側に偏っているため、頸部が
容器本体に対して傾いた状態で挿入され、このため螺合
キャップによる螺合が不整合となる場合があり、製品歩
留まりを低下させる原因ともなっていた。
ペンサーや手押しポンプ式ディスペンサーを装着した容
器は一般に、使い勝手や輸送・保管時の空積率やデザイ
ン上の要求から容器本体の水平断面が偏平とされるな
ど、異形とされる場合が多い。またこれらのディスペン
サー付き容器は、家庭で内容物を詰め替えて繰り返し使
用する場合も多い。ところが異形の容器本体に液体を充
填した後にディスペンサーを装着するに際して、ディス
ペンサーの装着方位を容器本体の異形の方向と一致させ
ないと、使いい勝手が悪いばかりでなく輸送・保管時の
空積率も著しく低下し、デザインも見苦しいものとな
る。また輸送中にディスペンサーが外力に押されて回動
し、容器本体との相対的な方位角が変化すると、螺合キ
ャップの締め付けに緩みが生じて装着部から内容液が漏
出するという問題も生じる。更に生産工場でトリガーデ
ィスペンサーを容器本体に装着する際、トリガーディス
ペンサーの重心はノズル部側に偏っているため、頸部が
容器本体に対して傾いた状態で挿入され、このため螺合
キャップによる螺合が不整合となる場合があり、製品歩
留まりを低下させる原因ともなっていた。
【０００４】前記の問題は、ディスペンサーの容器本体
への装着が螺合キャップのねじ込みにのみ依存している
ため、ディスペンサーが容器本体に対して回動可能であ
り、容器本体とディスペンサーとの相対的な方位が規定
されないことによって生じている。そこで、ディスペン
サーの容器本体に対する装着方位を規定する位置決め手
段を設けたディスペンサー付き容器が提案された。その
一例を図５（ａ）（ｂ）に示す。
への装着が螺合キャップのねじ込みにのみ依存している
ため、ディスペンサーが容器本体に対して回動可能であ
り、容器本体とディスペンサーとの相対的な方位が規定
されないことによって生じている。そこで、ディスペン
サーの容器本体に対する装着方位を規定する位置決め手
段を設けたディスペンサー付き容器が提案された。その
一例を図５（ａ）（ｂ）に示す。
【０００５】図５（ａ）において、このディスペンサー
付き容器１２０は、容器本体１２１とディスペンサー１
２２とが、ディスペンサーの頸部に形成されたフランジ
に回動自由に嵌合された螺合キャップ１２３によって連
結されるようになっている。この容器本体１２１の開口
部１２４の近傍には、上下方向に延びる係合リブ１２５
が形成されている。またディスペンサー１２２の基部に
は、螺合キャップ１２３の外側に、螺合キャップの回転
を妨げないように延長部１２７が設けられ、この延長部
１２７の内側には、ディスペンサー１２２が所定の方位
に装着されたときにのみ前記の係合リブ１２５と係合し
得る上下方向に延びる係合溝１２６が形成されている。
付き容器１２０は、容器本体１２１とディスペンサー１
２２とが、ディスペンサーの頸部に形成されたフランジ
に回動自由に嵌合された螺合キャップ１２３によって連
結されるようになっている。この容器本体１２１の開口
部１２４の近傍には、上下方向に延びる係合リブ１２５
が形成されている。またディスペンサー１２２の基部に
は、螺合キャップ１２３の外側に、螺合キャップの回転
を妨げないように延長部１２７が設けられ、この延長部
１２７の内側には、ディスペンサー１２２が所定の方位
に装着されたときにのみ前記の係合リブ１２５と係合し
得る上下方向に延びる係合溝１２６が形成されている。
【０００６】このディスペンサー付き容器１２０は、図
５（ｂ）に示すように、ディスペンサー１２２を容器本
体１２１に対して規定された装着方位となるように配位
して挿入し、係合リブ１２５を係合溝１２６に収めた状
態で螺合キャップ１２３を回転して螺合すると、ディス
ペンサー１２２は容器本体１２１に対して装着方位を変
えることなく連結固定され、ディスペンサー１２２を回
動するような外力が加えられても、その装着方位が変化
することはない。
５（ｂ）に示すように、ディスペンサー１２２を容器本
体１２１に対して規定された装着方位となるように配位
して挿入し、係合リブ１２５を係合溝１２６に収めた状
態で螺合キャップ１２３を回転して螺合すると、ディス
ペンサー１２２は容器本体１２１に対して装着方位を変
えることなく連結固定され、ディスペンサー１２２を回
動するような外力が加えられても、その装着方位が変化
することはない。
【０００７】しかしこのディスペンサー付き容器１２０
は、係合リブ１２５と延長部１２７とからなる位置決め
手段が容器の外に設けられているので、外観が無骨なも
のとなり、デザイン上の制約が大きく商品化が困難であ
った。本発明は、上記の課題を解決するためになされた
ものであって、従ってその目的は、外観デザインに影響
を与えることなく、ディスペンサーを容器本体に装着す
る際の相対的な方位を規定し、またディスペンサーの不
用意な回動によって容器本体との装着部が緩み、液漏れ
することなどを防止したディスペンサー付き容器を提供
することにある。
は、係合リブ１２５と延長部１２７とからなる位置決め
手段が容器の外に設けられているので、外観が無骨なも
のとなり、デザイン上の制約が大きく商品化が困難であ
った。本発明は、上記の課題を解決するためになされた
ものであって、従ってその目的は、外観デザインに影響
を与えることなく、ディスペンサーを容器本体に装着す
る際の相対的な方位を規定し、またディスペンサーの不
用意な回動によって容器本体との装着部が緩み、液漏れ
することなどを防止したディスペンサー付き容器を提供
することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明は、液体を収容する容器本体と、この容器本
体の開口部に着脱自由に装着されるディスペンサーとを
有し、この容器本体とディスペンサーとを連結する装着
部の内部に、相互の装着方位を規定する位置決め手段が
設けられたディスペンサー付き容器を提供する。前記の
位置決め手段は、容器本体の開口部側壁またはこれと嵌
合するディスペンサーの頸部の何れか一方に成形された
突起部と、他方に形成され、容器本体にディスペンサー
が装着されたときに前記の突起部と係合するように配さ
れた受溝とからなることが好ましい。前記のディスペン
サーの装着は、容器本体とディスペンサーの何れか一方
の装着部に形成されたフランジに回動自由に取付けられ
た円筒状の螺合キャップにより行われることが好まし
い。前記のディスペンサーは、トリガーレバーの操作に
よって容器本体内の液体を注出するトリガーディスペン
サーであることが好ましい。前記の容器本体は、異形の
断面形状に成形されたものであってもよい。
めに本発明は、液体を収容する容器本体と、この容器本
体の開口部に着脱自由に装着されるディスペンサーとを
有し、この容器本体とディスペンサーとを連結する装着
部の内部に、相互の装着方位を規定する位置決め手段が
設けられたディスペンサー付き容器を提供する。前記の
位置決め手段は、容器本体の開口部側壁またはこれと嵌
合するディスペンサーの頸部の何れか一方に成形された
突起部と、他方に形成され、容器本体にディスペンサー
が装着されたときに前記の突起部と係合するように配さ
れた受溝とからなることが好ましい。前記のディスペン
サーの装着は、容器本体とディスペンサーの何れか一方
の装着部に形成されたフランジに回動自由に取付けられ
た円筒状の螺合キャップにより行われることが好まし
い。前記のディスペンサーは、トリガーレバーの操作に
よって容器本体内の液体を注出するトリガーディスペン
サーであることが好ましい。前記の容器本体は、異形の
断面形状に成形されたものであってもよい。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例により図面を用いて説明する。 （実施例１）図１，図２は、本発明のディスペンサー付
き容器の一実施例を示している。図１において、このデ
ィスペンサー付き容器１０は、液体を収容する楕円形断
面の容器本体１に、この容器本体１内の液体を注出・噴
射するディスペンサー１１が装着部５において装着され
てなっている。この実施例におけるディスペンサー１１
はトリガーディスペンサーである。
例により図面を用いて説明する。 （実施例１）図１，図２は、本発明のディスペンサー付
き容器の一実施例を示している。図１において、このデ
ィスペンサー付き容器１０は、液体を収容する楕円形断
面の容器本体１に、この容器本体１内の液体を注出・噴
射するディスペンサー１１が装着部５において装着され
てなっている。この実施例におけるディスペンサー１１
はトリガーディスペンサーである。
【００１０】図１，図２に示すように、前記の装着部５
において、容器本体１は、外周に螺条を有する円筒状の
開口部２を有している。またディスペンサー１１の円筒
状の頸部１２にはフランジ１３が形成され、このフラン
ジ１３の外側に円筒状の螺合キャップ１４が回動自由に
取付けられている。この螺合キャップ１４は内周に螺条
を有していて、この螺条を開口部２の螺条と係合させて
ねじ込めば、開口部２の縁部とフランジ１３とが水密に
当接して装着が完了し、また螺合キャップ１４をねじ戻
せば、容器本体１とディスペンサー１１とが完全に分離
できるようになっている。
において、容器本体１は、外周に螺条を有する円筒状の
開口部２を有している。またディスペンサー１１の円筒
状の頸部１２にはフランジ１３が形成され、このフラン
ジ１３の外側に円筒状の螺合キャップ１４が回動自由に
取付けられている。この螺合キャップ１４は内周に螺条
を有していて、この螺条を開口部２の螺条と係合させて
ねじ込めば、開口部２の縁部とフランジ１３とが水密に
当接して装着が完了し、また螺合キャップ１４をねじ戻
せば、容器本体１とディスペンサー１１とが完全に分離
できるようになっている。
【００１１】このディスペンサー付き容器１０にあって
は、容器本体の開口部２の側壁内側に、上下方向に延び
るリブ状の突起部３が形成されている。一方、ディスペ
ンサーの頸部１２の底部からは舌板１５が垂下され、こ
の舌板１５には前記突起部３を挟んで上下方向に延びる
受溝１６が形成されて、この突起部３と受溝１６とが、
容器本体１とディスペンサー１１との相互の装着方位を
規定する位置決め手段となっている。
は、容器本体の開口部２の側壁内側に、上下方向に延び
るリブ状の突起部３が形成されている。一方、ディスペ
ンサーの頸部１２の底部からは舌板１５が垂下され、こ
の舌板１５には前記突起部３を挟んで上下方向に延びる
受溝１６が形成されて、この突起部３と受溝１６とが、
容器本体１とディスペンサー１１との相互の装着方位を
規定する位置決め手段となっている。
【００１２】すなわち、突起部３と受溝１６とが係合す
るように方位を決めてディスペンサー１１の頸部１２を
容器本体の開口部２に嵌入し、螺合キャップ１４をねじ
込めば、これによって装着部５の内部で突起部３と受溝
１６とが係合し、ディスペンサー１１が容器本体１に対
して常に一定の方位関係に装着されることになる。
るように方位を決めてディスペンサー１１の頸部１２を
容器本体の開口部２に嵌入し、螺合キャップ１４をねじ
込めば、これによって装着部５の内部で突起部３と受溝
１６とが係合し、ディスペンサー１１が容器本体１に対
して常に一定の方位関係に装着されることになる。
【００１３】このディスペンサー付き容器１０は、装着
部５の内部で突起部３と受溝１６とが係合することによ
って容器本体１とディスペンサー１１との相対的な方位
が固定されるので、工場での内容液充填作業や家庭での
詰め替えなどに際して、分離されたディスペンサー１１
を容器本体１に装着する場合に、ディスペンサーの取付
け方位が容器本体の異形の方位と一致しないなどの不都
合が防止される。また輸送中などにディスペンサーが外
力により不用意に回動して緩み、内容液が漏出するとい
う事故も防止される。更に、突起部３と受溝１６とを係
合させることによって、工場におけるディスペンサーの
装着時に、その重心の偏りのために容器本体に傾いて嵌
入され製品歩留まりを低下させるという問題も解消され
る。位置決め手段としての突起部３と受溝１６とは、何
れも開口部２の側壁内側に形成されており、装着部５の
内部にあって外からは見えないので、デザイン上も全く
支障がない。
部５の内部で突起部３と受溝１６とが係合することによ
って容器本体１とディスペンサー１１との相対的な方位
が固定されるので、工場での内容液充填作業や家庭での
詰め替えなどに際して、分離されたディスペンサー１１
を容器本体１に装着する場合に、ディスペンサーの取付
け方位が容器本体の異形の方位と一致しないなどの不都
合が防止される。また輸送中などにディスペンサーが外
力により不用意に回動して緩み、内容液が漏出するとい
う事故も防止される。更に、突起部３と受溝１６とを係
合させることによって、工場におけるディスペンサーの
装着時に、その重心の偏りのために容器本体に傾いて嵌
入され製品歩留まりを低下させるという問題も解消され
る。位置決め手段としての突起部３と受溝１６とは、何
れも開口部２の側壁内側に形成されており、装着部５の
内部にあって外からは見えないので、デザイン上も全く
支障がない。
【００１４】実施例１のディスペンサー付き容器１０に
おいて、前記の位置決め手段以外の機構は従来のトリガ
ーディスペンサー付き容器と同様である。すなわち、こ
のトリガーディスペンサー１１は、ポンプ部２１と、こ
のポンプ部２１に向けて容器本体１内の液体を送液する
送液チューブ２３と、ポンプ部２１で加圧された液体を
噴射するノズル部２４と、このポンプ部２１の内容積を
手動で変化させるトリガーレバー２５とを有している。
おいて、前記の位置決め手段以外の機構は従来のトリガ
ーディスペンサー付き容器と同様である。すなわち、こ
のトリガーディスペンサー１１は、ポンプ部２１と、こ
のポンプ部２１に向けて容器本体１内の液体を送液する
送液チューブ２３と、ポンプ部２１で加圧された液体を
噴射するノズル部２４と、このポンプ部２１の内容積を
手動で変化させるトリガーレバー２５とを有している。
【００１５】ポンプ部２１はピストンシリンダー、コル
ゲートシリンダー、ダイアフラムなどを有する可変容量
室２６と、これに液体を吸入する吸入弁２０と、可変容
量室２６で加圧された液体をノズル部２４に向けて圧出
する圧出弁２８とを有し、この可変容量室２６の内容積
がトリガーレバー２５のトリガー操作によって繰り返し
増減できるようになっている。このトリガーレバー２５
は、可変容量室２６の容積を増大する方向にバネ２７に
よって付勢されている。吸入弁２０および圧出弁２８
は、それぞれ鋼球を用いたボール弁により構成されてい
る。また、送液チューブ２３は、容器本体１内の液体を
無駄なく注出できるように、容器の底部４付近まで延ば
されている。
ゲートシリンダー、ダイアフラムなどを有する可変容量
室２６と、これに液体を吸入する吸入弁２０と、可変容
量室２６で加圧された液体をノズル部２４に向けて圧出
する圧出弁２８とを有し、この可変容量室２６の内容積
がトリガーレバー２５のトリガー操作によって繰り返し
増減できるようになっている。このトリガーレバー２５
は、可変容量室２６の容積を増大する方向にバネ２７に
よって付勢されている。吸入弁２０および圧出弁２８
は、それぞれ鋼球を用いたボール弁により構成されてい
る。また、送液チューブ２３は、容器本体１内の液体を
無駄なく注出できるように、容器の底部４付近まで延ば
されている。
【００１６】このトリガーディスペンサー付き容器１０
は、トリガーレバー２５を手で握って引くと、これに連
動するピストン部材２９によって可変容量室２６の容積
が減少してその中の液体が加圧される。この液体は、吸
入弁２０の鋼球が液通路を閉塞して逆流が防止されるの
で、圧出弁２８の鋼球を押し上げてノズル部２４に向け
て圧送され、ノズル部２４から液柱状、ミスト状または
霧状に注出される。次にトリガーレバー２５の引き手を
緩めるとバネ２７の付勢によってピストン部材２９が可
変容量室２６内を負圧とする方向に押し戻される。この
ときは圧出弁２８の鋼球が液通路を閉塞して上方からの
逆流が防止されるので、容器本体１内の液体が送液チュ
ーブ２３を通って、吸入弁２０の鋼球を押し上げて可変
容量室２６内に導入・充填される。このトリガー操作を
繰り返すことによって、容器内の液体を引き続いて注出
または噴射することができる。
は、トリガーレバー２５を手で握って引くと、これに連
動するピストン部材２９によって可変容量室２６の容積
が減少してその中の液体が加圧される。この液体は、吸
入弁２０の鋼球が液通路を閉塞して逆流が防止されるの
で、圧出弁２８の鋼球を押し上げてノズル部２４に向け
て圧送され、ノズル部２４から液柱状、ミスト状または
霧状に注出される。次にトリガーレバー２５の引き手を
緩めるとバネ２７の付勢によってピストン部材２９が可
変容量室２６内を負圧とする方向に押し戻される。この
ときは圧出弁２８の鋼球が液通路を閉塞して上方からの
逆流が防止されるので、容器本体１内の液体が送液チュ
ーブ２３を通って、吸入弁２０の鋼球を押し上げて可変
容量室２６内に導入・充填される。このトリガー操作を
繰り返すことによって、容器内の液体を引き続いて注出
または噴射することができる。
【００１７】前記実施例１においては、ディスペンサー
としてトリガーディスペンサーを用いたが、ディスペン
サーの形式はこれに限定されるものでなく、プッシュヘ
ッド式またはプッシュボタン式の手押しポンプ機構を有
するものであってよい。またこれらの各部材の構成や材
質も特に限定されるものではない。
としてトリガーディスペンサーを用いたが、ディスペン
サーの形式はこれに限定されるものでなく、プッシュヘ
ッド式またはプッシュボタン式の手押しポンプ機構を有
するものであってよい。またこれらの各部材の構成や材
質も特に限定されるものではない。
【００１８】（実施例２）この実施例のディスペンサー
付き容器は、図３，図４に示す位置決め手段の構成以外
は実施例１のものと同様である。図３，図４に示すよう
に、このディスペンサー付き容器３０において位置決め
手段は、容器本体の開口部６の側壁内側に成形された上
下方向に延びる２本のリブ８，８の間に形成された受溝
７と、ディスペンサーの頸部１２の底部から垂下され、
前記の受溝７に挟まれる突起部３１とから構成されてい
る。
付き容器は、図３，図４に示す位置決め手段の構成以外
は実施例１のものと同様である。図３，図４に示すよう
に、このディスペンサー付き容器３０において位置決め
手段は、容器本体の開口部６の側壁内側に成形された上
下方向に延びる２本のリブ８，８の間に形成された受溝
７と、ディスペンサーの頸部１２の底部から垂下され、
前記の受溝７に挟まれる突起部３１とから構成されてい
る。
【００１９】このディスペンサー付き容器３０は、突起
部３１と受溝７とが係合するように方位を決めてディス
ペンサー１１の頸部１２を容器本体の開口部２に嵌入
し、螺合キャップ１４をねじ込めば、これによって装着
部５の内部で突起部３１と受溝７とが係合し、ディスペ
ンサー１１が容器本体１に対して常に一定の方位関係に
装着されることになる。
部３１と受溝７とが係合するように方位を決めてディス
ペンサー１１の頸部１２を容器本体の開口部２に嵌入
し、螺合キャップ１４をねじ込めば、これによって装着
部５の内部で突起部３１と受溝７とが係合し、ディスペ
ンサー１１が容器本体１に対して常に一定の方位関係に
装着されることになる。
【００２０】このディスペンサー付き容器３０は、装着
部５の内部で突起部３１と受溝７とが係合することによ
って容器本体１とディスペンサー１１との相対的な方位
が固定されるので、工場での内容液充填作業や家庭での
詰め替えなどに際して、分離されたディスペンサー１１
を容器本体１に装着する場合に、ディスペンサーの取付
け方位が容器本体の異形の方位と一致しないなどの不都
合が防止される。また輸送中などにディスペンサーが外
力により不用意に回動して緩み、内容液が漏出するとい
う事故も防止される。更に、突起部３１と受溝７とを係
合させることによって、工場におけるディスペンサーの
装着時に、その重心の偏りのために容器本体に傾いて嵌
入され製品歩留まりを低下させるという問題も解消され
る。位置決め手段としての突起部３１と受溝７とは、何
れも開口部６の側壁内側に形成されており、外部からは
見えないので、デザイン上も全く支障がない。
部５の内部で突起部３１と受溝７とが係合することによ
って容器本体１とディスペンサー１１との相対的な方位
が固定されるので、工場での内容液充填作業や家庭での
詰め替えなどに際して、分離されたディスペンサー１１
を容器本体１に装着する場合に、ディスペンサーの取付
け方位が容器本体の異形の方位と一致しないなどの不都
合が防止される。また輸送中などにディスペンサーが外
力により不用意に回動して緩み、内容液が漏出するとい
う事故も防止される。更に、突起部３１と受溝７とを係
合させることによって、工場におけるディスペンサーの
装着時に、その重心の偏りのために容器本体に傾いて嵌
入され製品歩留まりを低下させるという問題も解消され
る。位置決め手段としての突起部３１と受溝７とは、何
れも開口部６の側壁内側に形成されており、外部からは
見えないので、デザイン上も全く支障がない。
【００２１】次に、本発明の実施の形態を要約して列記
する。 （１）液体を収容する容器本体と、この容器本体の開口
部に着脱自由に装着されるディスペンサーとを有し、こ
の容器本体とディスペンサーとを連結する装着部の内部
に、相互の装着方位を規定する位置決め手段が設けられ
たディスペンサー付き容器。 （２）前記（１）において、位置決め手段が、容器本体
の開口部側壁またはこれと嵌合するディスペンサーの頸
部の何れか一方に成形された突起部と、他方に形成さ
れ、容器本体にディスペンサーが装着されたときに前記
の突起部と係合するように配された受溝とからなるもの
であるディスペンサー付き容器。 （３）前記（１）において、ディスペンサーの装着が、
容器本体とディスペンサーの何れか一方の装着部に形成
されたフランジに回動自由に取付けられた円筒状の螺合
キャップにより行われるディスペンサー付き容器。 （４）前記（１）において、ディスペンサーが、トリガ
ーレバーの操作によって容器本体内の液体を注出するト
リガーディスペンサーであるディスペンサー付き容器。 （５）前記（１）において、ディスペンサーが、プッシ
ュヘッドまたはプッシュボタンの操作によって容器本体
内の液体を注出する手押しポンプ式ディスペンサーであ
るディスペンサー付き容器。 （６）前記（１）において、容器本体が、異形の断面形
状に成形されたものであるディスペンサー付き容器。
する。 （１）液体を収容する容器本体と、この容器本体の開口
部に着脱自由に装着されるディスペンサーとを有し、こ
の容器本体とディスペンサーとを連結する装着部の内部
に、相互の装着方位を規定する位置決め手段が設けられ
たディスペンサー付き容器。 （２）前記（１）において、位置決め手段が、容器本体
の開口部側壁またはこれと嵌合するディスペンサーの頸
部の何れか一方に成形された突起部と、他方に形成さ
れ、容器本体にディスペンサーが装着されたときに前記
の突起部と係合するように配された受溝とからなるもの
であるディスペンサー付き容器。 （３）前記（１）において、ディスペンサーの装着が、
容器本体とディスペンサーの何れか一方の装着部に形成
されたフランジに回動自由に取付けられた円筒状の螺合
キャップにより行われるディスペンサー付き容器。 （４）前記（１）において、ディスペンサーが、トリガ
ーレバーの操作によって容器本体内の液体を注出するト
リガーディスペンサーであるディスペンサー付き容器。 （５）前記（１）において、ディスペンサーが、プッシ
ュヘッドまたはプッシュボタンの操作によって容器本体
内の液体を注出する手押しポンプ式ディスペンサーであ
るディスペンサー付き容器。 （６）前記（１）において、容器本体が、異形の断面形
状に成形されたものであるディスペンサー付き容器。
【００２２】
【発明の効果】本発明のディスペンサー付き容器は、容
器本体とディスペンサーとを連結する装着部の内部に、
相互の装着方位を規定する位置決め手段が設けられたも
のであるので、外観に影響を与えることなく、容器本体
とディスペンサーとの装着時における相対的な方位を規
定することができ、工場での内容液充填作業や家庭での
詰め替えなどに際して、分離されたディスペンサーを容
器本体に装着する場合に、ディスペンサーの取付け方位
が容器本体の異形の方位と一致しないなどの不都合が防
止される。また輸送中などにディスペンサーが外力によ
り不用意に回動して緩み、内容液が漏出するという事故
も防止される。更に、工場におけるディスペンサーの装
着時に、その重心の偏りのために容器本体に傾いて嵌入
され製品歩留まりを低下させるという問題も解消され
る。位置決め手段が装着部の内部に設けられているの
で、デザイン上の支障となることもない。
器本体とディスペンサーとを連結する装着部の内部に、
相互の装着方位を規定する位置決め手段が設けられたも
のであるので、外観に影響を与えることなく、容器本体
とディスペンサーとの装着時における相対的な方位を規
定することができ、工場での内容液充填作業や家庭での
詰め替えなどに際して、分離されたディスペンサーを容
器本体に装着する場合に、ディスペンサーの取付け方位
が容器本体の異形の方位と一致しないなどの不都合が防
止される。また輸送中などにディスペンサーが外力によ
り不用意に回動して緩み、内容液が漏出するという事故
も防止される。更に、工場におけるディスペンサーの装
着時に、その重心の偏りのために容器本体に傾いて嵌入
され製品歩留まりを低下させるという問題も解消され
る。位置決め手段が装着部の内部に設けられているの
で、デザイン上の支障となることもない。
【図１】本発明の一実施例を示す部分断面図。
【図２】図１の実施例における線Ｘ−Ｘで切った断面
図。
図。
【図３】本発明の他の一実施例を示す部分断面図。
【図４】図３の実施例における線Ｙ−Ｙで切った断面
図。
図。
【図５】従来のディスペンサー付き容器の一例における
着脱態様を示す側面図。
着脱態様を示す側面図。
１…容器本体、 ２…開口部、 ３…突起部、 ４…容器底部、 ５…装着部、 ６…開口部、 ７…受溝、 ８…リブ、 １０…ディスペンサー付き容器、 １１…ディスペンサー、 １２…頸部、 １３…フランジ、 １４…螺合キャップ、 １５…舌板、 １６…受溝、 ２０…吸入弁、 ２１…ポンプ部、 ２３…送液チューブ、 ２４…ノズル部、 ２５…トリガーレバー、 ２６…可変容量室、 ２７…バネ、 ２８…吐出弁、 ２９…ピストン部材、 ３０…ディスペンサー付き容器、 ３１…突起部。
Claims (2)
- 【請求項１】 液体を収容する容器本体と、この容器本
体の開口部に着脱自由に装着されるディスペンサーとを
有し、 この容器本体とディスペンサーとを連結する装着部の内
部に、相互の装着方位を規定する位置決め手段が設けら
れたことを特徴とするディスペンサー付き容器。 - 【請求項２】 前記の位置決め手段が、容器本体の開口
部側壁またはこれと嵌合するディスペンサーの頸部の何
れか一方に成形された突起部と、他方に形成され、容器
本体にディスペンサーが装着されたときに前記の突起部
と係合するように配された受溝とからなることを特徴と
する請求項１に記載のディスペンサー付き容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9135599A JPH10324356A (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | ディスペンサー付き容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9135599A JPH10324356A (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | ディスペンサー付き容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10324356A true JPH10324356A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=15155594
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9135599A Withdrawn JPH10324356A (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | ディスペンサー付き容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10324356A (ja) |
-
1997
- 1997-05-26 JP JP9135599A patent/JPH10324356A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040803 |