JPH10322761A - 動的チャネル割当てのためのシステムおよび方法 - Google Patents

動的チャネル割当てのためのシステムおよび方法

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JPH10322761A
JPH10322761A JP10069170A JP6917098A JPH10322761A JP H10322761 A JPH10322761 A JP H10322761A JP 10069170 A JP10069170 A JP 10069170A JP 6917098 A JP6917098 A JP 6917098A JP H10322761 A JPH10322761 A JP H10322761A
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signal
channel
channels
controller
interference ratio
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JP10069170A
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Donald J Barnickel
ジェー.バーニッケル ドナルド
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    • H04W72/541Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria using the level of interference
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
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    • H04W36/24Reselection being triggered by specific parameters
    • H04W36/30Reselection being triggered by specific parameters by measured or perceived connection quality data
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
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    • H04W16/24Cell structures
    • H04W16/32Hierarchical cell structures

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マクロセルラシステムによって囲まれたマイ
クロセルラシステム内でチャネルを動的に割当てる。 【解決手段】 この方法は、マイクロセルラシステムの
RF環境とマクロセルラのRF環境を特性化する。次
に、チャネルが測定されたRF特性から計算された信号
対妨害比に基づいてランク付けされる。最も高くランク
付けされたアイドルなチャネルが、呼に割当てられる。
全てのアクティブな呼を監視し、劣化が発生する前に、
別のチャネルに強制的にハンドオフすることによって、
音声の品質および呼の性能が保障される。もう一つの実
施例においては、遠隔からのパワー調節機能、および遠
隔からの管理音響トーン割当て機能を組み込むことによ
って、マクロセルラ構成に変動に応じて、システムが、
自己構成できるようにされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信システム
の分野、より詳細には、セルラ通信網内での伝送チャネ
ルの動的な割当てに関する。
【0002】
【従来の技術】室内無線アクセスシステムは、無線サー
ビス提供者、例えば、ページングサービス搬送業者およ
びセルラ業者が、マイクロセルラ通信システムとその周
囲のマクロセルラ通信システムとの間の無線通信を提供
することを可能にする。この枠組みにおいては、マイク
ロセルラシステムは、一般的には、室内ビルディング通
信システムを想定し、マイクロセルラシステム内のセル
とは、マクロセルラシステム内の特定な、あるいは、局
所的なカバレッジエリアを意味する。マイクロセルラ通
信システム、例えば、室内システム内での無線技術の使
用には、かなりの進歩が認められるが、まだ、多くの技
術的に未解決の問題が存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一つの未解決な問題領
域は、室内システムと周囲のマクロセルラシステムとの
間で、セルラ通信チャネルをどのように割当てるかに関
する。室内システムのチャネル割当てのための様々な方
法の現存の実現では、焦点が、トラヒックの処理容量、
移動体速度その他の類似する要因などの、狭い領域に当
てられ、従来の技術によるシステムは、システムのユー
ザにとって重要な問題、つまり、呼の性能および音声品
質についての問題は扱わない。従来の方法のもう一つの
欠点は、室内システムにチャネルを割当てるために、マ
クロセルラの構成に関する情報を必要とすることであ
る。このために、従来の技術によるシステムは、周囲の
マクロセルラ構成が変更される度に、更新することが必
要とされる。多くの従来の技術による方法のもう一つの
不利益は、チャネル割当てを開始する前に、固定のある
いは予め定められた無線周波数(“RF”)閾値を設定
することを必要とすることである。他のこれまでに実現
された様々な方法は、チャネル割当て方法についての自
律的な制御を持たず、チャネル割当て方法が移動体サー
ビス交換センタ(“MSC”)によって先導され、制御
されるという追加の短所を持つ。
【0004】従って、チャネルを、呼の性能および音声
品質の観点から、動的に割当てることが可能なシステム
および方法に対する必要性が存在する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明においては、マイ
クロセルラ通信システム内で、周囲のマクロセルラ通信
システムの特性との関連で、伝送チャネルを動的に割当
てるためのシステムおよび方法が開示される。本発明の
システムは、呼の性能および音声品質に基づいて、利用
可能なセルラチャネルを動的に選択するための効率的な
方法である。本発明のシステムの一つの実施例において
は、個々の伝送チャネルについての信号対妨害マトリッ
クスが利用され、呼の開始、呼の終端、およびハンドオ
フ要請があったとき、長所として、最高の性能を示すア
イドルなチャネルが移動体ユーザに割当てられる。
【0006】本発明のシステムにおいては、自身のカバ
レッジエリア内のこれを取り巻くRF環境と、マクロセ
ルラのRF環境が、動的に、評価および特性化され、こ
れに基づいて、システムユーザに対して効率的なチャネ
ル割当てを行なうことによって、高性能な割当てが達成
される。測定された信号マトリックスが、チャネル割当
てを決定するためのリアルタイムな信号対妨害比トリガ
を得るために利用される。このため、本発明のシステム
は、周囲のマクロセルラ構成についての知識は必要とし
ない。呼の性能および音声品質が、さらに、システム上
のアイドルな呼とアクティブな呼を監視することによっ
て保障される。長所として、本発明のシステムにおいて
は、初めて発信された呼、およびセルラ外活動のために
性能が劣化した進行中の呼の両方に対して、実質的に妨
害を持たないチャネルが割当てられる。
【0007】加えて、本発明は、長所として、遠隔から
のパワー調節、および遠隔からの管理音響トーン(“S
AT”)パワーの割当てを利用して、動的なチャネル割
当てプロセスの品質をさらに向上させる。この追加の機
能を使用した場合は、本発明のシステムは、現在のある
いは将来の周囲のマクロセルラ構成についての実際の知
識なしに、呼の性能が維持できるという意味で、自己構
成可能となる。
【0008】本発明のもう一つの長所として、本発明
は、現存の呼処理アーキテクチャ内で動作する。本発明
の実現は、呼処理機能に対して透明で、修正を必要とせ
ず、このために、本発明は、ユーザによって起動される
オン/オフ機能を使用して実現することが可能である。
このために、本発明は、現存の無線通信システム内に、
簡単に、ただちに、展開可能である。
【0009】本発明のより完全な理解が、以下の説明を
図面との関連で考慮することによって得られるものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】説明の簡明さのために、本発明の
実施例は、個々の機能ブロック(“プロセッサ”と呼ば
れる機能ブロックを含む)から構成されるものとして解
説される。これらの機能ブロックによって表される機能
は、共有、あるいは専用の、ハードウエアを使用して提
供され、これらのハードウエアとしては、これに限定さ
れるものではないが、ソフトウエアを実行する能力を持
つハードウエアが含まれる。例えば、図2に示されるプ
ロセッサの機能は、単一の共有プロセッサによって提供
することもできる。(“プロセッサ”あるいは“コント
ローラ”という用語の使用は、ソフトウエアを実行する
能力を持つハードウエアを排他的に意味するものと考え
られるべきではない。)
【0011】一例としての実施例は、マイクロプロセッ
サおよび/あるいはデジタル信号プロセッサ(“DS
P”)から成るハードウエア、後に説明される動作を遂
行するソフトウエアを格納するための読出専用メモリ
(“ROM”)、および結果を格納するためのランダム
アクセスメモリ(“RAM”)を含む。大規模集積
(“VLSI”)回路から成るハードウエアを使用する
実施例、並びに、汎用DSP回路と組み合わせてカスタ
ムVLSI回路を使用する実施例も可能である。
【0012】以下の説明を通じて、様々なパラメータに
対して、特定な値が示されるが、これら値は、本発明が
与えられた様々な環境内で効率的に動作できるように調
節可能であり、これら値は、ここでは単に省略時の値と
して使用されることを理解されるべきである(例えば、
付録1参照)。
【0013】マイクロセルラ通信システム内で、チャネ
ルを、周囲のマクロセルラ通信システムの構成を考慮し
て、動的に割当てるためのシステムおよび方法が開示さ
れる。本発明は、マイクロセルラシステムによって使用
されるための、呼の発信、呼の終端およびハンドオフの
全てを扱うために、自身のカバレッジエリア内の利用可
能な高性能セルラチャネルを動的に選択するための効率
的な方法を開示する。本発明のシステムにおける高性能
なチャネル割当ては、自身のカバレッジエリア内の周囲
のRF環境とマクロセルラのRF環境を動的に評価し、
これに基づいて、システムユーザのために、効率的にチ
ャネルを割当てることによって達成される。加えて、本
発明は、呼の性能が、周囲のマクロセルラ構成について
の知識なしに維持できるという点において、自己構成可
能である。さらに、本発明は、これが現存の呼処理アー
キテクチャ内で動作するために、現存の無線通信網内に
容易に展開することが可能である。
【0014】図1には、一例としてのシステム100が
示されるが、本発明の方法は、このようなシステム内で
効果的に利用できる。システム100は、マクロセルラ
通信システム101を含むが、これは、通信的に、移動
体ユーザ120とリンクするマクロセル110を含む。
マイクロセルラ通信システム102は、室内無線アクセ
スPBXシステム(“WAPBX”)として示される
が、これは、コントローラ130を含み、コントローラ
130は、第一のアンテナ140と第二のアンテナ15
0に結合される。第一のアンテナ140は、加えて、通
信的に、携帯ユニット160とリンクする。本発明の実
施例は、ここでは、室内通信システムとの関連で説明さ
れるが、本発明は、周囲のマクロセルラ通信システム内
のより小さなサービスエリアを持つ任意のマイクロセル
ラシステムに適用可能である。この意味で、マイクロセ
ルラ通信システムは、少なくとも一つのセルを持つシス
テムとして定義される。
【0015】図2には、本発明に従うチャネルを動的に
割当てるための方法を解説する流れ図200が示され
る。大まかには、本発明は、3つの機能ステップ、つま
り、RF特性化ステップ210、チャネル割当てステッ
プ250、および呼監視ステップ260から構成され
る。本発明の一つの実施例においては、RFの特定化
は、コントローラ130によって、アクティブなチャネ
ルとアイドルなチャネルの両方についての信号強度の測
定値を集めることによって達成される(ブロック22
0)。各アイドルなチャネルに対しては、これら測定値
は、全てのチャネルに対して確率密度関数(“pd
f”)が生成できるように、チャネル毎のアレイ内に格
納される。各アクティブなチャネルに対しては、これら
測定値は、サーバに対して確率密度関数(pdf)が生
成できるように、一つのサービング信号アレイ内に格納
される。ここで、サーバは、WAPBXシステム102
の論理フェースあるいは論理セルを表す。各チャネル内
の妨害は、例えば、マクロセル110あるいは他のWA
PBXセルからの妨害を表す。コントローラ130は、
定期的に、サービング信号の確率密度関数(pdf)
と、各チャネルの確率密度関数(pdf)との、たたみ
こみ(演算)を行うことにより、各チャネルに対して、
信号対妨害(S/I)確率密度関数(pdf)を生成
し、信号対妨害確率密度関数(S/Ipdf)を積分す
ることによって、累積分布関数(“cdf”)を得る
(ブロック230)。この信号対妨害累積分布関数(S
/Icdf)から、10th百分位数の値が抽出され、次
に、全てのチャネルが、信号対妨害(S/I)の10th
百分位数の値に基づいて降順にランク付けされる(ブロ
ック240)。
【0016】この実施例においては、各チャネルに対し
て格納できる測定値の数には限度があることに注意す
る。この限度に達したら、最も古い測定値が、最も新た
な測定値を収容するために破棄される。一日の内の動作
において、確率密度関数(pdf)は、周囲のマクロセ
ルの特定なセクタ内のセルラ外活動が増加あるいは減少
するのに伴って、時間によって変動する。ただし、この
アプローチは、一日の内の発呼パターンを追跡するのみ
でなく、WAPBXシステム102は、マクロセルラ網
における断続的な(不連続の)RFの技術的変更にも適
応できる。
【0017】コントローラ130は、次に、S/Iに基
づいてランク付けされたリストの先頭から順番に、最初
に割当てられたチャネルが最良のS/I比を持つような
方法にてチャネルを割当てる(ブロック250)。追加
のチャネル間の分離(間隔)基準は、隣接チャネルの性
能の測定が、RF特性内に生来的に含まれるために、必
要とされない。最後に、チャネルが割当てられる前に、
最終的な信号の測定が、チャネルが妨害を持たないこと
を保障するために行なわれる。チャネルが妨害を持つ場
合は、S/Iに基づいてランク付けされたリスト内の次
の利用可能なチャネルが選択され、この割当てプロセス
が反復される。
【0018】本発明の一つの実施例においては、アクテ
ィブな呼に対して、呼の監視が、呼の性能の劣化を防ぐ
ために遂行される(ブロック260)。信号強度の監視
に加えて、コントローラ130は、各呼に対して、管理
音響トーン(“SAT”)のパワーを監視する能力を持
つ。当業者においては理解できるように、利用可能な3
つの管理音響トーン(SAT)が存在し、これらの一つ
がシステムに対して指定される。後に説明されるよう
に、これら管理音響トーン(SAT)は、呼を受信して
いるセルが、サービング信号と妨害信号とを識別あるい
は区別するのを助ける。測定は、これら3つの全ての管
理音響トーン(SAT)について行なわれ、アクティブ
な呼に対して、瞬間的な管理音響トーンの信号対妨害比
(SATS/I比)が決定できるようにされる。管理音
響トーンの信号対妨害比(SATS/I比)が、ユーザ
によって指定された閾値以下に落ちた場合は、コントロ
ーラ130は、新たなチャネルに、強制的にハンドフオ
する。
【0019】上述のように、RF特性化は、利用可能な
チャネルの信号の測定値と妨害の測定値を分析すること
によって達成される。WAPBXの携帯ユニット160
によって受信されるサービング信号と妨害信号から、順
方向あるいは下りリンクの性能を特性化するための十分
な情報が得られる。これら経路(リンク)は、図1にお
いては、第一のアンテナ140から携帯ユニット160
への順方向(下り)サービング信号経路170、および
マクロセル110から第一のアンテナ140を経て携帯
ユニット160への順方向(下り)妨害経路180とし
て示される。逆方向あるいは上りリンクの性能は、図1
においては、携帯ユニット160から第一のアンテナ1
40に向う逆方向(上り)信号経路171、および移動
体120から第一のアンテナ140に向う逆方向(上
り)妨害経路181として示される。一つの実施例にお
いては、無線機、例えば、テスト無線機あるいは音声無
線機が、アクティブなチャネルおよび空いたチャネルに
ついての信号強度および妨害強度を測定するために使用
される。
【0020】図3には、本発明に従うRF環境を特性化
するための方法を解説する流れ図300が示される。ブ
ロック302は、本発明の方法において使用されるセッ
トの中核機能を表し、最初に個々に説明した後は、個々
の機能の代わりに、ブロック302によって参照される
ことに注意する。本発明の方法は、チャネル割当ての決
定を行なう前に、RF環境を特性化することを必要とす
る。このために、コントローラ130は、アクティブな
チャネルとアイドルなチャネルの両方について信号強度
の測定値を集めることを必要とする。システムが最初に
始動されるとき、あるいは、システムの任意の完全な初
期化の後に、全てのチャネルが、アイドルとしてマーク
される(ブロック305)。一つの実施例においては、
コントローラ130は、チャネルリスト全体を走査し、
チャネル当たり10ms間だけ(妨害)信号の強度を測定
する(ブロック305)。これら測定は、例えば、無線
機を、外部アンテナの所で測定を遂行するように構成す
ることによって達成される。これらの測定は、管理音響
トーン(SAT)の測定とは、独立して行なわれる。こ
の実施例においては、無線機は、チャネルリスト全体を
100回走査し、各チャネルに対して100回の測定を
行なう。信号強度の値が(dBmの単位にて)、チャネ
ル毎に格納される。全てのチャネルに対して第一回目の
100回の測定が行なわれた後に、コントローラ130
は、41ポイトンの妨害確率密度関数(pdf)の計算
を、2dBmの増分にて、−40から−120dBmま
で行なう(ブロック310)。
【0021】一つの実施例においては、妨害確率密度関
数(pdf)は、ヒストグラムを使用し、これによっ
て、各信号ビンに対して頻度の数を確定し、各頻度の数
を、サンプルポイントの数に対して正規化することによ
って計算される。開始時点では、(呼がまだ設定されて
ないために)、サービング信号に関する情報は得られな
いために、コントローラ130は、サービング信号の確
率密度関数(pdf)は、対数正規分布に基づいて、−
90dBmなる平均値、および6dBなる標準偏差を使
用して計算する(付録2参照)(ブロック312)。
【0022】一つの実施例においては、コントローラ1
30は、次に、以下のように、各妨害信号の確率密度関
数(pdf)を、サービング信号の確率密度関数(pd
f)と、たたみこむことによってS/Iを決定する:
【0023】
【数1】 結果として得られる81ポイントの信号対妨害確率密度
関数(pdf)を積分することによって、累積分布関数
(cdf)が生成される。確率密度関数(pdf)は、
離散関数であるために、これは、単に、以下のように、
各要素に対する総和となる:
【0024】
【数2】 ここで、累積分布関数cdf(0)=確率密度関数pd
f(0)である(ブロック315)。
【0025】コントローラ130は、次に、各S/I分
布に対して、10th百分位数の値を決定するが、これ
は、この分布全体を探索し、二つの隣接ポイントを決定
し、線形内挿を遂行することによって行なわれる(ブロ
ック320)。この10th百分位数の値は、90パーセ
ントの呼が、そのレベルあるいはそれより良好な、性能
を経験するS/I比(dB)である。
【0026】次に、全てのチャネルに対するS/Iの1
0th百分位数が、最良の性能を示すチャネルが最初に割
当てられるように、降順にランク付けされる(ブロック
322)。統計上は、コントローラ130は、チャネル
を、非消耗的な方法にて、つまり、割当ての目的でセッ
トのチャネルを予約するのでなく、チャネルを、利用可
能であるか否かに基づいて割当てることが可能であると
期待される。後に説明されるように、ここでは、不活性
閾値が、それ以下ではチャネルは割当てられないS/I
閾値となる。
【0027】代替の実施例においては、妨害の確率密度
関数(pdf)と、サービング信号の確率密度関数(p
df)のたたみこみは、妨害信号の分布が、概ね対数正
規分布であると想定して達成される。このアプローチを
使用して、妨害信号の確率密度関数(pdf)とサービ
ング信号の確率密度関数(pdf)が、それぞれ、妨害
信号の累積分布関数(cdf)とサービング信号の累積
分布関数(cdf)に積分され、次に、各分布に関して
最小二乗補間を遂行することによって、傾きと切片が決
定される。対数正規分布の想定の下では、この傾きと切
片は、平均と標準偏差を与える。たたみこみは、従っ
て、以下のように、単に、平均値の除法と、標準偏差の
二乗の和の平方根となる:
【0028】
【数3】 さらに、10th百分位数の値は、結果としてのS/I平
均から、1.282×標準偏差だけ離れたところにある
ものと想定される。
【0029】本発明によると、システムは、“前景”に
おける呼処理(ブロック330)からの信号強度の測定
値と、“背景”におけるアイドルチャネルの監視(ブロ
ック325)からの信号強度の測定値を使用する。どの
測定情報も、コントローラ130によって、処理される
ことなく破棄されることはなく、こうして、マクロセル
ラシステムの構成の変化を、時間を通じて追跡するため
の統計的に有効なセットの信号強度測定値が得られるこ
とに注意する。
【0030】システムの初期化の後に、コントローラ1
30は、RF環境の特性化を完了し、チャネルの割当て
準備が整った状態となる。呼の処理において、コントロ
ーラ130は、サービングチャネルと、要請のあったア
イドルなチャネルの両方について、信号強度の測定を継
続して行なう。ただし、呼処理に対する背景におけるタ
スクとして、コントローラ130は、チャネルリスト全
体を走査し、アイドルなチャネルについての信号強度の
測定を、より一様なベースにて、継続する(ブロック3
27)。
【0031】この背景における測定プロセスは、上述の
初期の妨害の測定と類似し、一つの実施例においては、
無線機が、管理音響トーン(SAT)とは関係なく、ア
ンテナの所で10ms間だけ信号を測定するように構成さ
れる。チャネルは、アイドルでない場合は、飛ばされ
る。初期のRFの特性化の場合と同様に、各測定値は、
チャネル毎に格納される。
【0032】呼の処理に際しては、コントローラ130
は、サービング音声チャネルを使用して、2秒毎に、各
呼の受信信号の強度の監視を行なう(ブロック33
2)。上述のように、ここでは、管理音響トーン(SA
T)がS/I関連のハンドオフをトリガするために使用
されるために、この測定は、管理音響トーン(SAT)
についても行なう必要がある。妨害信号の測定値と同様
に、サービング信号の測定値も格納されるが、ただし、
サーバのアレイは、チャネルとは独立したものとされる
(チャネル毎には格納されない)。
【0033】ハンドオフ要請が処理されるとき、コント
ローラ130は、進行中の呼に新たなチャネルを割当て
る前に、最終的なチェックを遂行する(ブロック33
5)。一つの実施例においては、無線機が、妨害がない
ことを保障するために、周囲のマクロセルラシステムか
らのアイドルチャネルの受信信号の強度を測定するよう
に構成される。無線機を使用して、アンテナの所で、1
0ms間の信号測定が、管理音響トーン(SAT)無し
に、遂行される。後に詳細に説明されるように、この最
終的なチャネルの検証の結果として、チャネルが最後の
更新の後に劣化したことが示される場合は、本発明の方
法は、次に最良なアイドルなチャネルを選択し、このプ
ロセスが、呼にチャネルが割当てられるまで反復され
る。
【0034】本発明の方法によると、各チャネルに対し
て、信号強度の測定値が格納される。チャネル当たり最
高1000個の信号強度の測定値が格納され、この限度
が超えられた場合は、最も古い測定値が(例えば、先入
れ先出し方式にて)削除され、アレイが、最も新たな測
定値を格納できるようにクリアされる(ブロック30
7)。コントローラ130は、最後のヒストグラムが作
成された以降に取られた新たな測定値の数が250を超
えた時点で、チャネルに対する新たなヒストグラムを作
りなおすことによって、S/Iマトリックスを更新する
(ブロック302)。コントローラ130は、上述のよ
うに、妨害信号の確率密度関数(pdf)と、現存のサ
ービング信号の確率密度関数(pdf)とをたたみこ
み、S/Iの確率密度関数(pdf)、および10th百
分位数を決定する。次に、結果としてそのチャネルに対
して得られたS/Iの10th百分位数が、S/Iの10
th百分位数の以前にランク付けされたリスト内に挿入さ
れ、そのチャネルの古い値が除去される。
【0035】この一例としての実施例においては、サー
バに対しても、最高1000個までの信号強度の測定値
が格納され、この限度が超えられた場合は、最も古い測
定値が(例えば、先入れ先出し方式にて)削除され、ア
レイが、最も新たな測定値を格納できるようにクリアさ
れる。ここでも、コントローラ130は、最後のヒスト
グラムが作成された後に取られた新たな測定値の数が2
50を超えた時点で、サーバに対して、新たなヒストグ
ラムおよび確率密度関数(pdf)を作りなおす。サー
ビング信号の確率密度関数(pdf)が初めて更新され
た時点で、全てのS/I値が再計算される。これは、上
述のように、サービング信号の確率密度関数(pdf)
は、システムの始動時には、アクティブな呼が存在しな
いために、単に推測されたものにすぎないためである。
【0036】一つの実施例においては、チャネルリスト
全体(395の音声チャネル)の完全な走査は、10秒
以内で完了する。本発明は、通常は、コントローラ13
0あるいは基地局の動作を妨げることはないが、万一、
例えば、マルチセクタWAPBXシステム、あるいは、
マルチセルWAPBXシステムの場合において、タイミ
ングが問題となるようなときは、チャネルをサブセット
に分けることによって、コントローラが、より高い性能
のチャネルを、より頻繁に走査し、性能データを更新で
きるようにされる。このような実施例においては、サブ
セットのサイズは、例えば、予想されるあるいは実際の
使用およびアーランBの計算から決定される。サブセッ
トが必要とされる場合は、10対1なるサブセット対全
セットの走査比が、S/Iマトリックスの新鮮さを保障
するために必要であると考えられる。勿論、これらよも
高いあるいは低いサブセット対全セット比を使用するこ
とも可能である。
【0037】もう一つの実施例においては、本発明は、
多重セクタ、あるいは多重セルに適用される。本発明の
方法を、多重セクタWAPBXセル(つまり、複数のセ
クタを持つ一つのセル)に拡張するためには、各セクタ
毎にサービング信号と妨害信号の強度を特性化すること
が必要とされる。一例としての多重セクタ実施例におい
ては、セルは、一つのチャネルが二つのセクタに同時に
割当てられることはないという条件下で動作するものと
想定される。このような状況においては、セクタからセ
クタへの妨害を測定することは必要とされない。換言す
れば、全ての妨害は、周囲のマクロセルラシステムから
来るものと想定される。
【0038】もう一つの実施例としての多重セルWAP
BXシステムにおいては、周波数の再使用が許される。
ここで、再使用とは、同一周波数上で二つの音声チャネ
ルが同時に動作することを意味する。別の方法として、
多重セルWAPBXシステムを、再使用なしに、上述の
多重セクタセルと同様に扱うことも可能である。上述の
多重セクタセルの場合は、RF特性化は、チャネル毎に
定義され、サービング信号は、セクタ毎に特性化された
が;再使用を伴う多重セルWAPBXの場合も、外部の
マクロセルラシステムからのWAPBXへの妨害の特性
化は、WAPBXコントローラがマクロセルラシステム
に関しての知識を持たないために、チャネル毎に定義す
ることを要求される。ただし、WAPBXシステム内に
おいては、WAPBXセル間の妨害は、セル/セクタペ
アの組合せに縮小することができ、本発明のシステムお
よび方法によって要求されるデータの量は大幅に低減さ
れる。この実施例においては、信号強度の測定値は、全
て、チャネル毎ではなく、セクタ毎にグループ化され
る。本質的には、コントローラは、オフ対角要素が特定
のセクタペアに対する潜在的な妨害を表し、対角要素が
サービング信号を表す信号マトリックスを作成する。W
APBXシステムにセルが追加された場合は、コントロ
ーラは、単に、このマトリックスを拡張する。S/I値
が、各セル/セクタペアに対して、(前に説明されたよ
うに)決定され、コントローラが、一つのチャネルを、
ユーザによって定義される閾値以下のS/I比を持つ二
つのセクタに同時に割当てないようにされる。これは、
マクロセルラシステムからの妨害信号のチャネル毎の特
性化が不要となるのを意味するものではなく、WAPB
X間妨害の定量化(特性化)を簡単にするものであるこ
とに注意する。
【0039】図4には、本発明に従うチャネルを割当て
るための方法を解説する流れ図400が示される。RF
環境の特性化がいったん完了すると、コントローラ13
0は、S/Iランク付けされたリストから、チャネル
を、最良のS/I比を持つチャネルから開始して、割当
てる(ブロック405)。チャネルに対する新たなリク
エストが開始される度に、コントローラ130は、最良
のアイドルなチャネルを割当てる(ブロック410)。
コントローラ130は、常に、リストの先頭(トップ)
から割当てを開始し、最良のチャネル、次に最良なチャ
ネル、良好なチャネルと割当てられてゆくが、こうして
割当てられた良好な性能のチャネルは再び、利用可能と
なって(ブロック407)、新たなリクエストに対して
常に最初に良好なチャネルを割当てることが可能であ
る。
【0040】コントローラ130は、17dB以下のS
/I10th百分位数を持つチャネルには、呼を割当てな
い。理解できるように、この比の値(17dB)は、9
0%の時間、良好な性能を保障するレベルである。追加
の分離(間隔)要件は、各チャネルに対するRF特性化
において帯域内隣接成分が既に考慮に入れられているた
めに、必要とされない。統計上は、チャネルは、S/I
比が高い場合は、妨害源とは無関係に、良好な性能を持
つことが知られている。
【0041】一つの実施例においては、コントローラ1
30は、チャネルを呼に割当てる前に選択されたアイド
ルなチャネルに関して、一度の最終的な信号強度の測定
を行なう(ブロック415)。この最終的なチェックに
よって、最後の特性化から著しく変化したRF環境に対
する追加の保護が提供される。妨害信号の強度が、概ね
−116.5dBmである移動体のノイズ限度以下であ
って、チャネルが妨害を持たないことが要求される。こ
の条件が満たされない場合は、ランク付けされたS/I
リスト内の次に最良な空いたチャネルが選択され、チェ
ックされる。この割当てプロセスが、呼にチャネルが割
当てられるまで継続される(ブロック420)。一つの
実施例においては、最終的なチェックは、管理音響トー
ン(SAT)とは関係なく、外部アンテナの所で受信さ
れた信号の強度を10ms間測定するように構成された無
線機を使用して遂行される。
【0042】RF特性化は、全ての信号の測定値および
妨害の測定値が、S/Iマトリックスを更新するために
使用されるという前提に基づくために、ここで得られた
信号の強度値は、そのチャネルの信号強度アレイに加え
られる。最終的な妨害チェックを行なうことの一つの長
所は、コントローラ130が、より高いS/I比を持つ
チャネル、つまり、よりビジーなチャネルに、より多く
のサンプルポイント(点数)を加えることになることで
ある。ビジーなチャネルがマクロセルラ構成の変更によ
って劣化し、最終的な妨害チェックの結果として、その
チャネルが割当てられなかった場合でも、新たな測定値
は、そのチャネルの信号アレイに加えられる。結果とし
て、コントローラ130は、そのチャネルが最初に性能
の劣る候補として特性化された場合より、そのチャネル
のリストを速く更新することとなる。
【0043】もう一つの実施例においては、サービス提
供者は、最終的な妨害チェックを不能にし、本発明の方
法を、もっぱらS/I特性に依存するように強制するオ
プションを持つ。このオプションでは、性能上の確実さ
が失われる代償として、コントローラ130の時間資源
が制約され、これは、例えば、WAPBXシステムのサ
イズが増大した場合に採用することが考えられる。ただ
し、別の観点からは、このオプションを不能にした場合
は、逆に、より多くの呼が劣化した状態で設定され、S
/Iと関連するより多くのハンドオフ要請がトリガされ
るために、実際には、コントローラ130からのより多
くの処理時間を必要とすることとなることも考えられ
る。ただし、特性化によって統計的に良好なサービスを
得られるために、信号の劣化は、あまり重大になるとは
考えられない。
【0044】図5には、本発明に従う呼を監視するため
の方法を解説する流れ図500が示される。呼の監視
は、アクティブな呼に対して、十分な性能を保障するた
めに遂行される。コントローラ130は、受信された信
号が復調された後に、管理音響トーン(SAT)のパワ
ーレベルを測定する(ブロック505)。このSAT情
報に基づいて、SATのS/I値が計算され(ブロック
510)、ユーザによって指定されたSATのS/Iト
リガ比と比較される(ブロック515)。トリガ比に対
する省略時の値は、17dBとされる。SATのS/I
値が閾値以下である場合は、コントローラ130は、強
制的にハンドオフし、上述のチャネル割当てプロセスを
開始する(ブロック520)。
【0045】頻繁な呼の監視の結果として、加入者が貧
弱な音声品質に気付く前に、呼がハンドオフされること
となる。このような状況においては、S/I比トリガ
は、衝突が発生しそうであるか否かを検出するが、この
背景では、衝突は、サービング信号を運んでいるチャネ
ル上の妨害の検出を意味する。一つの実施例において
は、SATパワーレベル検出回路は、基地局に付属さ
れ、基地局がコントローラ130にSATのパワーレベ
ルの値を送り返す。
【0046】呼を監視するための信号の測定について
は、既に、前景における測定との関連で説明された。コ
ントローラ130が、SATのパワーレベル、SATの
POWER、およびSATの周波数を受信すると、コン
トローラ130は、瞬間的なSATのS/I値を計算す
るための十分な情報を持つこととなる。SATの変調指
数βは、1/3であることが知られており、SATの角
振動数ωSATは、2π×5970Hz、2π×6000
Hz、あるいは2π×6030Hzであることが知られ
ている。ノイズの影響が十分に小さい場合は、要望され
る信号の平均パワーの妨害信号の平均パワーに対する比
は、以下の式によって与えられる:
【数4】
【0047】ノイズの影響を考慮する必要がある場合
は、予め定められたレベル(一定のオフセット)が上の
式に導入される。SAT検出器回路が、SATを正しく
フィルタするためには、歪み成分の角振動数が2π×9
0Hz以上であることが必要とされる。
【0048】本発明のシステムの一つの実施例において
は、遠隔からのパワー調節および遠隔からのSAT指定
が、自己構成システムをサポートするために必要とされ
る。ただし、本発明は、これら機能なしでも動作するこ
とに注意する。ただし、これら機能を持たない実施例に
おいては、周囲のマクロセルラ網の周波数と関連しない
変更を収容するために、定期的にWAPBXシステムに
訪問し、この調節を行なうことが必要となる。
【0049】遠隔からのパワー調節(“RPA”)は、
マクロセルラシステム101からの制御チャネル信号
が、WAPBX環境102内のWAPBX制御チャネル
信号より高いレベルにて受信される場合に必要となる。
このような状況が発生すると、WAPBXシステム10
2は、マクロセルラセルのパワーの方が強く、これが内
部呼を制御するために、呼のリクエストを処理すること
はできなくなる。これは、例えば、IS−20インタフ
ェースプロトコルにおいては、マクロセルラシステムと
マイクロセルラシステムの両方に対して、同一のセット
の制御チャネルが使用されるために発生する。IS−9
4インタフェースプロトコルを使用する実施例(システ
ム)においては、ユーザの携帯ユニットは、現存のセル
ラ制御チャネルを走査する前に、追加のスペクトルを用
いて、拡張パーソナル通信サービス(“PCS”)の制
御チャネルを走査することができ、このようなシステム
では、マイクロセルラシステムに対しては、異なる制御
チャネルが使用される。ただし、上述のように、IS−
94以外の携帯ユニットでは、本発明による遠隔からの
パワー調節(RPA)が必要となる。
【0050】本発明によると、コントローラ130は、
遠隔パワー調節(RPA)機能を用いて、隣接マクロセ
ルの制御チャネルの信号強度を定期的に監視し、これに
基づいて、室内制御チャネルのパワーレベルを、RFの
捕捉が確保されるように調節する。一つの実施例におい
ては、無線機によって、外部アンテナの所で、順方向
(下り)制御チャネルの信号強度が測定される。この構
成のためには、アンテナは、建物の境界線の所に搭載さ
れ、室内制御チャネルのパワーレベルは、統計的平均あ
るいは10th百分位数で表された場合の測定値を超える
ように調節される必要がある。この値は、アンテナと携
帯ユニットの位置の間の経路損失差を表す定数であるオ
フセット(値)を考慮に入れることもできる。この一定
のオフセット(値)は、0の省略時の値を持ち、システ
ムが導入されるとき、現場での測定によって得られる。
ただし、一般的には、マクロセルラシステム内の制御チ
ャネルのパワーは、あまり頻繁に変化することはなく、
一日に2度の比較で十分であると考えられる。
【0051】本発明の自己構成実施例に対して必要とさ
れる第二の機能は、遠隔からSATを割当てる機能であ
る。遠隔からのパワー調節(RPA)機能と同様に、こ
の機能は、本発明によるチャネルの動的割当てのために
は必須ではない。上述のように、SATは、セルが、音
声呼と妨害信号とを区別するのを助ける。一般的には、
システムによって考慮されるべき3つの状況が存在す
る。第一の状況は、システムが、複数のチャネル上に、
各呼が、例えば、AST1を使用する複数の呼を受信す
る場合である。これは、通常の状況であり、問題とはな
らない。第二の状況は、システムが、音声呼を、SAT
1を使用して受信し、妨害信号をSAT2を使用して受
信する状況である。これは、若干の劣化を与えるが、セ
ルは、これを、異なるSATを使用して矯正することが
できる。第三の状況は、音声呼と妨害信号が、両方とも
SAT1を使用する場合である。これは、同一チャネ
ル、同一SAT妨害と呼ばれ、最悪の劣化を与える。同
一のSATを使用する隣接マクロセルは、固定周波数割
当ての場合は、隣接マクロセルは、一般的には、同時に
妨害マクロセルとはならないために、問題とはならな
い。ただし、WAPBXシステム102の場合は、同一
チャネル、同一SAT状態は、本発明の方法によって、
この方法が、アイドルなチャネルを隣接マクロセルに割
当てるために悪化される。一つの実施例においては、本
発明の方法は、この問題を、隣接マクロセルによって使
用されることが最も少ないSAT周波数を選択すること
によって軽減する。従って、隣接マクロセルからのSA
Tを定期的に監視することが必要となる。選択の基準
は、SAT検出回路によって提供されるSATの相対的
なパワーレベルに基づいて行なわれる。コントローラ1
30は、全てのチャネルを横断して走査し、3つの利用
可能なSATの内で、最も弱いSATを、統計的に決定
し、この最も弱いSATを、WAPBXシステム102
による使用のために割当てる。
【0052】SATの特性化は、チャネルの特性化と類
似するが、ただし、チャネルの特性化ほど多くのサンプ
ルポイントは必要とされず、これらの値を構成の後に保
持することも必要とされない。10th百分位数の有効な
比較のためには、サンプルポイントが不十分なために、
各SATに対する平均値が使用され、コントローラ13
0は、最低の平均値を持つSATを使用する。一つの実
施例においては、無線機が、外部アンテナの所で、順方
向(下り)音声信号の強度を、SATを使用して測定す
るように構成され、これによって、必要とされる情報が
得られる。
【0053】当業者においては、本発明の様々な修正お
よび代替実施例が上述の説明から明らかになると思われ
る。従って、この説明は、単に、本発明を解説すること
と、当業者に本発明を遂行するための最良の態様を開示
することを目的とするものと解釈されるべきである。構
造の細部は、本発明の精神から逸脱することなく大幅に
変更することが可能であり、従って、これらの全ての修
正態様が、特許請求の範囲内に入るものとみなされ、排
他的使用が留保されるものである。
【外1】
【外2】
【図面の簡単な説明】
【図1】マクロセルラ通信システムとマイクロセルラ通
信システムを持つ通信システムを示す。
【図2】本発明に従う動的チャネル割当てを遂行するた
めの流れ図を示す。
【図3】本発明に従うRF特性化を遂行するための流れ
図を示す。
【図4】本発明に従うチャネル割当てを遂行するための
流れ図を示す。
【図5】本発明に従う呼の監視を遂行するための流れ図
を示す。
【符号の説明】 100 システム 101 マイクロセルラ通信システム 102 マイクロセルラ通信システム 120 移動体ユーザ 130 コントローラ 140 第一のアンテナ 150 第二のアンテナ 160 携帯ユニット 170 順方向(下り)サービング信号経路 171 逆方向(上り)信号経路 180 順方向(下り)妨害経路 181 逆方向(上り)妨害経路

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マクロセルラ通信システムによって囲ま
    れたマイクロセルラ通信システムにチャネルを割当てる
    ための方法であって、この方法が:マイクロセルラシス
    テムのRF環境と周囲のマクロセルラのRF環境を特性
    化するステップ;前記RF環境の特性に基づいて複数の
    チャネルの一つを割当てるステップ;および前記複数の
    チャネルを監視し、前記RF環境の更新された特性に基
    づいて前記複数のチャネルの中により良い性能のチャネ
    ルが利用可能な場合は、このチャネルを割当てることに
    よって、呼の性能を保障するステップを含むことを特徴
    とする方法。
  2. 【請求項2】 前記RF環境を特性化するステップが:
    前記複数のチャネルのおのおのに対して、信号対妨害比
    を生成するステップ;および前記複数のチャネルを、前
    記信号対妨害比に基づいて、利用可能な最も高い性能の
    チャネルが最初に割当てられるように、ランク付けする
    ステップを含むことを特徴とする請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 前記信号対妨害比を生成するステップ
    が:セットの妨害信号の測定値から妨害の確率密度関数
    を計算するステップ;サービング信号の確率密度関数を
    計算するステップ;および前記サービング信号の確率密
    度関数と前記妨害の確率密度関数から信号対妨害比を決
    定するステップを含むことを特徴とする請求項2の方
    法。
  4. 【請求項4】 前記サービング信号の確率密度関数が、
    与えられた平均および与えられた標準偏差を持つ対数正
    規分布を使用して計算されることを特徴とする請求項3
    の方法。
  5. 【請求項5】 前記サービング信号の確率密度関数が、
    セットの測定値から計算されることを特徴とする請求項
    3の方法。
  6. 【請求項6】 前記信号対妨害比を決定するステップ
    が、前記複数のチャネルのおのおのに対して信号対妨害
    比を生成するステップを含み;前記一つのチャネルを割
    当てるステップが、信号対妨害比に基づいてランク付け
    されたセットのチャネルの内の利用可能な最高の性能の
    チャネルを選択するステップを含むことを特徴とする請
    求項1の方法。
  7. 【請求項7】 前記一つのチャネルを割当てるステップ
    がさらに:前記チャネルを呼に割当てる前に、最終的な
    信号強度の測定を行なうステップ;前記測定値が与えら
    れた閾値以下であるか検証するステップ;および前記選
    択されたチャネルが前記与えられた閾値以上であること
    が検証された場合は、前記選択されたチャネルが割当て
    られるまで、前記測定ステップおよび検証ステップを反
    復するステップを含むことを特徴とする請求項6の方
    法。
  8. 【請求項8】 前記監視ステップが:各アクティブな呼
    に対して、測定された管理音響トーンから信号対妨害比
    を計算するステップ;前記信号対妨害比を与えられた閾
    値と比較するステップ;および前記信号対妨害比が前記
    与えられた閾値以下である場合は、ハンドオフを要請す
    るステップを含むことを特徴とする請求項1の方法。
  9. 【請求項9】 さらに、前記ハンドオフを完結する前
    に、ハンドオフを要請されたチャネルの最終的な検証を
    遂行するステップを含むことを特徴とする請求項8の方
    法。
  10. 【請求項10】 さらに、マクロセルラシステムとマイ
    クロセルラシステムの管理音響トーンの特性に基づい
    て、管理音響トーンを割当てるステップを含むことを特
    徴とする請求項11の方法。
  11. 【請求項11】 前記管理音響トーンを割当てるステッ
    プが:複数の隣接するマクロセルによって使用されてい
    る管理音響トーンのパワーレベルを測定するステップ;
    前記複数の隣接マクロセルによって使用されている最も
    弱いパワーレベルの管理音響トーンを決定するステッ
    プ;および前記最も弱い管理音響トーンをマイクロセル
    ラシステムに割当てるステップを含むことを特徴とする
    請求項10の方法。
  12. 【請求項12】 さらに、マイクロセルラシステムの制
    御チャネルのパワーを調節するステップを含むことを特
    徴とする請求項10の方法。
  13. 【請求項13】 前記制御チャネルのパワーを調節する
    ステップが:マクロセルラシステム内の複数の隣接マク
    ロセルの制御チャネルの信号強度を測定するステップ;
    前記信号強度を与えられた閾値と比較するステップ;お
    よび前記信号強度が前記閾値以上である場合は、マイク
    ロセルラシステムの制御チャネルのパワーを増加させる
    ステップを含むことを特徴とする請求項12の方法。
  14. 【請求項14】 さらに、マイクロセルラシステムの制
    御チャネルのパワーを調節するステップを含むことを特
    徴とする請求項1の方法。
  15. 【請求項15】 前記特性化ステップが、前記複数のチ
    ャネルのおのおのに対して信号対妨害比を生成するステ
    ップを含み、前記方法がさらに:呼処理の最中に、選択
    された信号対妨害比を更新するために、測定を行なうス
    テップ;前記複数のチャネルの全てを、与えられた時間
    期間だけ、アイドルなチャネルの前記信号対妨害比を更
    新するために、走査するステップ;および与えられた数
    の測定値が受信された後に、前記信号対妨害比を、更新
    するステップを含むことを特徴とする請求項1の方法。
  16. 【請求項16】 マクロセルラシステムによって囲まれ
    たマイクロセルラシステム内で複数のチャネルを動的に
    割当てるためのシステムであって、このシステムが:前
    記複数のチャネルのおのおのに対して、信号の測定値を
    集めるための無線機;および前記マイクロセルラシステ
    ムのRF環境およびマクロセルラシステムのRF環境
    を、前記信号の測定値を使用して特性化する機能を持つ
    コントローラを含み;前記コントローラがさらに前記複
    数のチャネルの一つを、前記RF環境の特性に基づい
    て、前記マイクロセルラシステムに割当てる機能を持
    ち;前記コントローラがさらに前記複数のチャネルを監
    視し、前記RF環境の更新された特性に基づいて前記複
    数のチャネルの中により良い性能のチャネルが利用可能
    な場合は、このチャネルを割当てることによって、呼の
    性能を保障する機能を持つことを特徴とするシステム。
  17. 【請求項17】 前記コントローラが:前記複数のチャ
    ネルのおのおのに対して信号対妨害比を計算するための
    総和器;および呼の音声品質レベルを決定するためのあ
    る与えられた閾値に設定されたトリガ手段を含むことを
    特徴とする請求項16のシステム。
  18. 【請求項18】 前記コントローラが:前記複数のチャ
    ネルのおのおのに対して信号対妨害比を計算するための
    積分器;および前記複数のチャネルの与えられたセット
    を、前記信号対妨害比に基づいて、最良のアイドルなチ
    ャネルが最初に割当てられるように、ランク付けするた
    めの分類器を含むことを特徴とする請求項16のシステ
    ム。
  19. 【請求項19】 前記与えられたチャネルのセットが、
    ある与えられた閾値以上の信号対妨害比を持つチャネル
    を含むことを特徴とする請求項18のシステム。
  20. 【請求項20】 前記無線機が、選択されたチャネルに
    対して、前記選択されたチャネルが呼に割当てられる前
    に、最終的な信号強度の測定を遂行し;前記コントロー
    ラが、前記最終的な測定値がある与えられた閾値以下で
    あるか検証し;前記コントローラが、前記選択されたチ
    ャネルが前記閾値以上である場合は、新たなチャネルを
    選択することを特徴とする請求項18のシステム。
  21. 【請求項21】 前記コントローラが、前記トリガ手段
    が起動された場合、呼を新たなアイドルなチャネルにハ
    ンドオフすることを特徴とする請求項17のシステム。
  22. 【請求項22】 前記コントローラが、最終的な検証
    を、前記新たなアイドルなチャネルへのハンドオフを完
    結する前に遂行することを特徴とする請求項21のシス
    テム。
  23. 【請求項23】 前記システムがさらに:複数の隣接す
    るマクロセル内の管理音響トーンのパワーレベルを検出
    するための検出器回路;パワーレベルが最も弱い管理音
    響トーンを決定するための比較器;および前記最も弱い
    管理音響トーンを前記マイクロセルラシステムに割当て
    るための手段を含むことを特徴とする請求項16のシス
    テム。
  24. 【請求項24】 前記コントローラが、複数の隣接する
    マクロセルの制御チャネルの信号の強度を監視し;前記
    制御チャネルの信号の強度をある与えられたパワー閾値
    と比較するための分析器が含まれ;前記コントローラ
    が、前記マイクロセルラシステムのパワーレベルを、前
    記信号の強度が前記与えられたパワーレベル閾値以上で
    ある場合、調節する機能を持つことを特徴とする請求項
    23のシステム。
  25. 【請求項25】 マクロセルラシステムによって囲まれ
    たマイクロセルラシステム内においてチャネルを動的に
    割当てるための装置であって、この装置が:前記複数の
    チャネルのおのおのに対して、信号の測定値を集めるた
    めの無線機;および前記マイクロセルラシステムのRF
    環境およびマクロセルラシステムのRF環境を、前記信
    号の測定値を使用して特性化する機能を持つコントロー
    ラを含み;前記コントローラがさらに前記複数のチャネ
    ルの一つを、前記RF環境の特性に基づいて、前記マイ
    クロセルラシステムに割当てる機能を持ち;前記コント
    ローラがさらに前記複数のチャネルを監視し、前記RF
    環境の更新された特性に基づいて前記複数のチャネルの
    中により良い性能のチャネルが利用可能な場合は、この
    チャネルを割当てることによって、音声品質を保障する
    機能を持つことを特徴とする装置。
  26. 【請求項26】 前記装置がさらに:複数の隣接するマ
    クロセル内の管理音響トーンのパワーレベルを検出する
    ための検出器回路;パワーレベルが最も弱い管理音響ト
    ーンを決定するための比較器;および前記最も弱い管理
    音響トーンを前記マイクロセルラシステムに割当てるた
    めの手段を含むことを特徴とする請求項25の装置。
  27. 【請求項27】 前記コントローラが、複数の隣接する
    マクロセルの制御チャネルの信号の強度を監視し;前記
    制御チャネルの信号の強度をある与えられたパワー閾値
    と比較するための分析器が含まれ;前記コントローラ
    が、前記マイクロセルラシステムのパワーレベルを、前
    記信号の強度が前記与えられたパワーレベル閾値以上で
    ある場合、調節する機能を持つことを特徴とする請求項
    26の装置。
  28. 【請求項28】 前記コントローラが、複数の隣接する
    マクロセルの制御チャネルの信号の強度を監視し;前記
    制御チャネルの信号の強度をある与えられたパワー閾値
    と比較するための分析器が含まれ;前記コントローラ
    が、前記マイクロセルラシステム内のパワーレベルを、
    前記信号の強度が前記与えられたパワーレベル閾値以上
    である場合、調節する機能を持つことを特徴とする請求
    項25の装置。
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