JPH10320897A - 光ディスク記録再生装置 - Google Patents
光ディスク記録再生装置Info
- Publication number
- JPH10320897A JPH10320897A JP13072897A JP13072897A JPH10320897A JP H10320897 A JPH10320897 A JP H10320897A JP 13072897 A JP13072897 A JP 13072897A JP 13072897 A JP13072897 A JP 13072897A JP H10320897 A JPH10320897 A JP H10320897A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- track
- signal
- optical pickup
- optical disk
- defect
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Abandoned
Links
Landscapes
- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 光ディスクに傷、塵、埃等があった場合で
も、光ピックアップが安定で正確なマルチトラックジャ
ンプを行い、記録再生動作に優れた光ディスク記録再生
装置を提供する。 【解決手段】 光ディスク上に塵や埃等が付着した場合
の信号欠落を制御回路で検出してディフェクト信号を生
成し、このディフェクト信号がＯＮである場合は、トラ
ックカウント信号と、駆動信号の加速パルスと減速パル
スとを所定の方法で発生させ、これらをトラックカウン
ト信号と駆動信号に内挿することで、光ピックアップの
マルチトラックジャンプを制御する。
も、光ピックアップが安定で正確なマルチトラックジャ
ンプを行い、記録再生動作に優れた光ディスク記録再生
装置を提供する。 【解決手段】 光ディスク上に塵や埃等が付着した場合
の信号欠落を制御回路で検出してディフェクト信号を生
成し、このディフェクト信号がＯＮである場合は、トラ
ックカウント信号と、駆動信号の加速パルスと減速パル
スとを所定の方法で発生させ、これらをトラックカウン
ト信号と駆動信号に内挿することで、光ピックアップの
マルチトラックジャンプを制御する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスク記録再生
装置に関し、さらに詳しくは、光ピックアップが光ディ
スクの径方向に対して複数本のトラックをまとめて移動
する手段に関する。
装置に関し、さらに詳しくは、光ピックアップが光ディ
スクの径方向に対して複数本のトラックをまとめて移動
する手段に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、光ディスク記録再生装置で
は、目的のトラックへ光ピックアップを移動するために
複数のトラックをまとめて移動する手段（以下、「マル
チトラックジャンプ」と記す）が用いられてきた。この
従来の技術について図３ないし図６を参照して説明す
る。図３は光ディスク記録再生装置の概略模式図であ
り、図４はマルチトラックジャンプのタイミングチャー
トである。また、図５は従来のディフェクト時のマルチ
トラックジャンプのタイミングチャートであり、図６は
従来のマルチトラックジャンプのフローチャートであ
る。
は、目的のトラックへ光ピックアップを移動するために
複数のトラックをまとめて移動する手段（以下、「マル
チトラックジャンプ」と記す）が用いられてきた。この
従来の技術について図３ないし図６を参照して説明す
る。図３は光ディスク記録再生装置の概略模式図であ
り、図４はマルチトラックジャンプのタイミングチャー
トである。また、図５は従来のディフェクト時のマルチ
トラックジャンプのタイミングチャートであり、図６は
従来のマルチトラックジャンプのフローチャートであ
る。
【０００３】まず、光ディスク記録再生装置について説
明すると図３に示すように、光ディスク１の回転用スピ
ンドルモータ２と、光ディスク１上にレーザ光を集光す
る対物レンズ４とこの対物レンズ４をフォーカス方向と
トラッキング方向に移動するレンズアクチュエータ５と
を有する光ピックアップ３と、前記光ピックアップ３を
光ピックアップ駆動軸６を介して光ディスク１の径方向
に移動させるスレッドモータ７と、図示しない半導体レ
ーザ、光検出素子等を含む光学部品と、これら部材を制
御する制御回路８を具備して構成されている。
明すると図３に示すように、光ディスク１の回転用スピ
ンドルモータ２と、光ディスク１上にレーザ光を集光す
る対物レンズ４とこの対物レンズ４をフォーカス方向と
トラッキング方向に移動するレンズアクチュエータ５と
を有する光ピックアップ３と、前記光ピックアップ３を
光ピックアップ駆動軸６を介して光ディスク１の径方向
に移動させるスレッドモータ７と、図示しない半導体レ
ーザ、光検出素子等を含む光学部品と、これら部材を制
御する制御回路８を具備して構成されている。
【０００４】まず、光ビームを目的のトラックに移動す
るため外部から入力される目標トラックの指示により制
御回路８がスレッドモータ７を制御し、光ピックアップ
３を径方向に移動する。つぎに、目的のトラックへの光
ビームの合わせ込みのため光ピックアップ３の出力信号
からフォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号を
抽出する。このフォーカスエラー信号とトラッキングエ
ラー信号に基づいて、制御回路８が光ピックアップ３の
レンズアクチュエータ５を駆動し、対物レンズ４をフォ
ーカス方向制御（以下、「フォーカスサーボ」と称す）
とトラック方向制御（以下、「トラッキングサーボ」と
称す）を行い、対物レンズ４を精密に位置制御して光ビ
ームを目的のトラックに合致させる。
るため外部から入力される目標トラックの指示により制
御回路８がスレッドモータ７を制御し、光ピックアップ
３を径方向に移動する。つぎに、目的のトラックへの光
ビームの合わせ込みのため光ピックアップ３の出力信号
からフォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号を
抽出する。このフォーカスエラー信号とトラッキングエ
ラー信号に基づいて、制御回路８が光ピックアップ３の
レンズアクチュエータ５を駆動し、対物レンズ４をフォ
ーカス方向制御（以下、「フォーカスサーボ」と称す）
とトラック方向制御（以下、「トラッキングサーボ」と
称す）を行い、対物レンズ４を精密に位置制御して光ビ
ームを目的のトラックに合致させる。
【０００５】上述した光ビームを目的のトラックに合致
させる制御において、スレッドモータ７により光ピック
アップ３を目的のトラックに移動させるに際し、光ピッ
クアップ３を光ディスク１の径方向に、複数のトラック
をまとめて移動する、所謂、マルチトラックジャンプが
行われる。
させる制御において、スレッドモータ７により光ピック
アップ３を目的のトラックに移動させるに際し、光ピッ
クアップ３を光ディスク１の径方向に、複数のトラック
をまとめて移動する、所謂、マルチトラックジャンプが
行われる。
【０００６】つぎに、従来のマルチトラックジャンプの
制御について説明する。図４のトラックカウント信号
は、光ピックアップ３から出力されたトラッキングエラ
ー信号、またはＲＦ信号から制御回路８において生成し
たトラックの横断信号であり、目的のトラック数とトラ
ック間を移動する時間を計測するために用いられる。ま
た、駆動信号は加速パルスと減速パルスとがあり、レン
ズアクチュエータ５とスレッドモータ７の駆動に供され
る。尚、駆動信号はパルス信号に限らず、アナログ信号
であってもよい。
制御について説明する。図４のトラックカウント信号
は、光ピックアップ３から出力されたトラッキングエラ
ー信号、またはＲＦ信号から制御回路８において生成し
たトラックの横断信号であり、目的のトラック数とトラ
ック間を移動する時間を計測するために用いられる。ま
た、駆動信号は加速パルスと減速パルスとがあり、レン
ズアクチュエータ５とスレッドモータ７の駆動に供され
る。尚、駆動信号はパルス信号に限らず、アナログ信号
であってもよい。
【０００７】マルチトラックジャンプ開始時に、まず、
トラッキングサーボを停止（ＯＦＦ）する。つぎに駆動
信号の加速パルスが制御回路８から出力され、スレッド
モータ７を駆動する。トラックジャンプ量が大きい程、
加速パルスを多く発生し、スレッドモータ７を大きく加
速して光ピックアップ３を速く移動させる。
トラッキングサーボを停止（ＯＦＦ）する。つぎに駆動
信号の加速パルスが制御回路８から出力され、スレッド
モータ７を駆動する。トラックジャンプ量が大きい程、
加速パルスを多く発生し、スレッドモータ７を大きく加
速して光ピックアップ３を速く移動させる。
【０００８】トラックカウント信号の時間間隔が一定の
値になるように、即ち、光ピックアップ３の移動が所定
の速度で行われるように、トラックカウント時間間隔が
長い場合には加速パルスを減速パルスより多く出力し、
トラックカウント時間間隔が短い場合には減速パルスを
加速パルスより多く出力して調整する。トラックカウン
ト信号のカウント数が目的のトラック位置に対応する数
に達したとき、加速および減速パルスの出力を中止して
トラッキングサーボを開始（ＯＮ）する。
値になるように、即ち、光ピックアップ３の移動が所定
の速度で行われるように、トラックカウント時間間隔が
長い場合には加速パルスを減速パルスより多く出力し、
トラックカウント時間間隔が短い場合には減速パルスを
加速パルスより多く出力して調整する。トラックカウン
ト信号のカウント数が目的のトラック位置に対応する数
に達したとき、加速および減速パルスの出力を中止して
トラッキングサーボを開始（ＯＮ）する。
【０００９】上述したようにマルチトラックジャンプは
光ピックアップ３を、複数のトラックをまとめて移動
し、目的のトラックに速やかに到達することを可能とし
ている。しかしながら、従来のマルチトラックジャンプ
では、光ディスクに塵や埃等が付着した場合の信号欠落
（以下、「ディフェクト」と称す）時において、移動ト
ラック数が増大したり、光ピックアップ３の加速が過大
となって暴走するという問題があった。
光ピックアップ３を、複数のトラックをまとめて移動
し、目的のトラックに速やかに到達することを可能とし
ている。しかしながら、従来のマルチトラックジャンプ
では、光ディスクに塵や埃等が付着した場合の信号欠落
（以下、「ディフェクト」と称す）時において、移動ト
ラック数が増大したり、光ピックアップ３の加速が過大
となって暴走するという問題があった。
【００１０】これを図５のディフェクト時におけるマル
チトラックジャンプのタイミングチャートを参照して説
明する。ディフェクトは光ピックアップ３の信号レベル
から検知され、ディフェクト信号のＯＮは信号欠落を意
味している。このＯＮの区間では信号が欠落しているた
め、光ピックアップ３はトラックを横断しているにもか
かわらず、トラックカウント信号は出力されない。図５
のトラックカウント信号の破線はディフェクト状態でな
ければ通常出力される信号を示している。
チトラックジャンプのタイミングチャートを参照して説
明する。ディフェクトは光ピックアップ３の信号レベル
から検知され、ディフェクト信号のＯＮは信号欠落を意
味している。このＯＮの区間では信号が欠落しているた
め、光ピックアップ３はトラックを横断しているにもか
かわらず、トラックカウント信号は出力されない。図５
のトラックカウント信号の破線はディフェクト状態でな
ければ通常出力される信号を示している。
【００１１】この信号欠落状態ではトラックカウント信
号がなく、従って光ピックアップ３の移動速度が遅いと
判断して駆動信号の加速パルスの発生を増大することに
なる。その結果、光ピックアップ３の移動速度は信号欠
落時間が長くなる程、速くなる。また、ディフェクト通
過直後は光ピックアップ３の移動速度が速いため、トラ
ックカウント信号の時間間隔は短くなり、従って減速パ
ルスの発生は増大する。しかしながら、所定の移動速度
まで低下するためには時間を要するものであり、ディフ
ェクトの位置によっては目的のトラックをオーバーする
ことが生じ、更に位置制御のための時間を要することに
なる。
号がなく、従って光ピックアップ３の移動速度が遅いと
判断して駆動信号の加速パルスの発生を増大することに
なる。その結果、光ピックアップ３の移動速度は信号欠
落時間が長くなる程、速くなる。また、ディフェクト通
過直後は光ピックアップ３の移動速度が速いため、トラ
ックカウント信号の時間間隔は短くなり、従って減速パ
ルスの発生は増大する。しかしながら、所定の移動速度
まで低下するためには時間を要するものであり、ディフ
ェクトの位置によっては目的のトラックをオーバーする
ことが生じ、更に位置制御のための時間を要することに
なる。
【００１２】更に、ディフェクト時間が長い場合には、
加速が大きく移動速度が速くなりすぎて暴走に近い状態
となる。このような状態が光ディスク１の外周付近で発
生すると、光ピックアップ３が光ディスク１のデータエ
リアから飛び出してしまうという問題も発生するもので
あった。
加速が大きく移動速度が速くなりすぎて暴走に近い状態
となる。このような状態が光ディスク１の外周付近で発
生すると、光ピックアップ３が光ディスク１のデータエ
リアから飛び出してしまうという問題も発生するもので
あった。
【００１３】つぎに、従来のマルチトラックジャンプの
制御の流れについて、図６のフローチャートを参照して
説明する。
制御の流れについて、図６のフローチャートを参照して
説明する。
【００１４】まず、マルチトラックジャンプが指令され
るとトラッキングサーボをＯＦＦする（ステップＳ２０
１）。このときに光ピックアップを搭載しているスレッ
ドを加速キックする場合もある。つぎに、スレッドの移
動に伴って発生するトラックカウント信号の時間間隔を
計測し（ステップＳ２０２）、時間間隔が所定値より大
きいか否かを判別する（ステップＳ２０３）。時間間隔
が所定値より大きい場合は光ピックアップ３の移動速度
が遅いと判断して加速パルスを出力し（ステップＳ２０
４）、一方、所定値より小さい場合は移動速度が速いと
判断して減速パルスを出力する（ステップＳ２０５）。
その後、トラックカウント信号のパルスをカウントし
（ステップＳ２０６）、カウント数がジャンプするトラ
ック数に相当する値Ｎに達したか否かを判別する（ステ
ップＳ２０７）。値Ｎに達していなければステップＳ２
０２に戻り、以降のステップを再度実行する。一方、値
Ｎに達していれば、目的のトラックに到達したと判断し
てトラッキングサーボをＯＮして（ステップＳ２０
８）、マルチトラックジャンプの制御を終了する。この
ときにスレッドを停止するために減速キックする場合も
ある。
るとトラッキングサーボをＯＦＦする（ステップＳ２０
１）。このときに光ピックアップを搭載しているスレッ
ドを加速キックする場合もある。つぎに、スレッドの移
動に伴って発生するトラックカウント信号の時間間隔を
計測し（ステップＳ２０２）、時間間隔が所定値より大
きいか否かを判別する（ステップＳ２０３）。時間間隔
が所定値より大きい場合は光ピックアップ３の移動速度
が遅いと判断して加速パルスを出力し（ステップＳ２０
４）、一方、所定値より小さい場合は移動速度が速いと
判断して減速パルスを出力する（ステップＳ２０５）。
その後、トラックカウント信号のパルスをカウントし
（ステップＳ２０６）、カウント数がジャンプするトラ
ック数に相当する値Ｎに達したか否かを判別する（ステ
ップＳ２０７）。値Ｎに達していなければステップＳ２
０２に戻り、以降のステップを再度実行する。一方、値
Ｎに達していれば、目的のトラックに到達したと判断し
てトラッキングサーボをＯＮして（ステップＳ２０
８）、マルチトラックジャンプの制御を終了する。この
ときにスレッドを停止するために減速キックする場合も
ある。
【００１５】上述したようにマルチトラックジャンプの
動作が制御されるが、ディフェクトがある場合はトラッ
クカウント信号が欠落するためステップＳ２０３におい
て、トラックカウント信号の時間間隔が所定値より大で
あると判別され、加速パルスを出力し続けることにな
り、光ピックアップの暴走等の問題を生じていた。
動作が制御されるが、ディフェクトがある場合はトラッ
クカウント信号が欠落するためステップＳ２０３におい
て、トラックカウント信号の時間間隔が所定値より大で
あると判別され、加速パルスを出力し続けることにな
り、光ピックアップの暴走等の問題を生じていた。
【００１６】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、光デ
ィスクに傷、塵、埃等があった場合でも、光ピックアッ
プが安定で正確なマルチトラックジャンプを行い、記録
再生動作に優れた光ディスク記録再生装置を提供するこ
とを課題とする。
ィスクに傷、塵、埃等があった場合でも、光ピックアッ
プが安定で正確なマルチトラックジャンプを行い、記録
再生動作に優れた光ディスク記録再生装置を提供するこ
とを課題とする。
【００１７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
なされたものであり、少なくとも、光ピックアップの光
ディスクの径方向移動を制御する移動制御手段と、光ピ
ックアップが光ディスクの径方向に移動する際に、トラ
ックの横断を検出するトラック横断検出手段と、トラッ
ク横断の疑似信号を生成する第１の疑似信号生成手段
と、移動速度を制御する第２の疑似信号生成手段とを具
備し、前記光ピックアップのトラックの横断に際し、ト
ラック横断信号が得られない場合には、前記第１の疑似
信号生成手段により生成する信号をトラック横断信号の
欠落した部位に内挿すると共に、前記第２の疑似信号生
成手段により生成される信号を前記移動制御手段に内挿
して、光ピックアップの移動制御を行う光ディスク記録
再生装置を構成して上記課題を解決する。
なされたものであり、少なくとも、光ピックアップの光
ディスクの径方向移動を制御する移動制御手段と、光ピ
ックアップが光ディスクの径方向に移動する際に、トラ
ックの横断を検出するトラック横断検出手段と、トラッ
ク横断の疑似信号を生成する第１の疑似信号生成手段
と、移動速度を制御する第２の疑似信号生成手段とを具
備し、前記光ピックアップのトラックの横断に際し、ト
ラック横断信号が得られない場合には、前記第１の疑似
信号生成手段により生成する信号をトラック横断信号の
欠落した部位に内挿すると共に、前記第２の疑似信号生
成手段により生成される信号を前記移動制御手段に内挿
して、光ピックアップの移動制御を行う光ディスク記録
再生装置を構成して上記課題を解決する。
【００１８】本発明の構成によると、光ピックアップの
トラックの横断に際し、トラック横断信号が得られない
場合でも、疑似信号生成手段により生成する信号を、ト
ラック横断信号の欠落した部位に内挿するので、安定し
たピックアップの移動制御を行うことができる。
トラックの横断に際し、トラック横断信号が得られない
場合でも、疑似信号生成手段により生成する信号を、ト
ラック横断信号の欠落した部位に内挿するので、安定し
たピックアップの移動制御を行うことができる。
【００１９】
【発明の実施の形態】本発明に係わる実施形態例につい
て図１および図２を参照して説明する。図１は本発明に
よるディフェクト時のマルチトラックジャンプのタイミ
ングチャートであり、図２は本発明によるマルチトラッ
クジャンプのフローチャートである。
て図１および図２を参照して説明する。図１は本発明に
よるディフェクト時のマルチトラックジャンプのタイミ
ングチャートであり、図２は本発明によるマルチトラッ
クジャンプのフローチャートである。
【００２０】本発明に係わるマルチトラックジャンプの
制御方法を適用する光ディスク記録再生装置は、従来例
において図３を参照して説明したものに準拠したもので
あり、この装置の構成についての詳細な説明は省略す
る。尚、必要に応じて適宜図３を参照する。
制御方法を適用する光ディスク記録再生装置は、従来例
において図３を参照して説明したものに準拠したもので
あり、この装置の構成についての詳細な説明は省略す
る。尚、必要に応じて適宜図３を参照する。
【００２１】本発明の特徴は図１に示すように、光ディ
スク１上に塵や埃等が付着した場合の信号欠落を制御回
路８（図３参照）で検出してディフェクト信号を生成
し、このディフェクト信号がＯＮである場合は、トラッ
クカウント信号と、駆動信号の加速パルスと減速パルス
とを所定の方法で発生させ、これらをトラックカウント
信号と駆動信号に内挿することで、光ピックアップ３
（図３参照）のマルチトラックジャンプを制御しようと
するものである。尚、発生させる駆動信号はパルスに限
ることなくアナログ信号であってもよい。
スク１上に塵や埃等が付着した場合の信号欠落を制御回
路８（図３参照）で検出してディフェクト信号を生成
し、このディフェクト信号がＯＮである場合は、トラッ
クカウント信号と、駆動信号の加速パルスと減速パルス
とを所定の方法で発生させ、これらをトラックカウント
信号と駆動信号に内挿することで、光ピックアップ３
（図３参照）のマルチトラックジャンプを制御しようと
するものである。尚、発生させる駆動信号はパルスに限
ることなくアナログ信号であってもよい。
【００２２】つぎに、本発明のマルチトラックジャンプ
の制御の流れを図２のフローチャートを参照して説明す
る。
の制御の流れを図２のフローチャートを参照して説明す
る。
【００２３】まず、マルチトラックジャンプが指令され
るとトラッキングサーボをＯＦＦする（ステップＳ１０
１）。このときに光ピックアップを搭載しているスレッ
ドを加速キックする場合もある。つぎにトラックカウン
ト信号の時間間隔を計測して（ステップＳ１０２）、光
ディスクにディフェクトがあるか否かを判別する（ステ
ップＳ１０３）。ディフェクトがなければステップＳ１
０４に入って従来と同一の流れで制御を行い、一方、デ
ィフェクトがあればトラックカウントを所定時間待機し
（ステップＳ１０８）、その後、トラックカウント信号
のカウント数を１増やし（ステップＳ１０９）、所定の
加速／減速パルスを出力する（ステップＳ１１０）。そ
の後、ステップＳ１１１でカウント数がジャンプするト
ラック数に相当する値Ｎに達したか否かを判別する。値
Ｎに達していなければステップＳ１０２に戻り、以降の
ステップを再度実行する。一方、値Ｎに達していれば、
目的のトラック付近に到達したと判断してトラッキング
サーボをＯＮして（ステップＳ１１２）、マルチトラッ
クジャンプの制御を終了する。このときにスレッドを停
止するために減速キックする場合もある。
るとトラッキングサーボをＯＦＦする（ステップＳ１０
１）。このときに光ピックアップを搭載しているスレッ
ドを加速キックする場合もある。つぎにトラックカウン
ト信号の時間間隔を計測して（ステップＳ１０２）、光
ディスクにディフェクトがあるか否かを判別する（ステ
ップＳ１０３）。ディフェクトがなければステップＳ１
０４に入って従来と同一の流れで制御を行い、一方、デ
ィフェクトがあればトラックカウントを所定時間待機し
（ステップＳ１０８）、その後、トラックカウント信号
のカウント数を１増やし（ステップＳ１０９）、所定の
加速／減速パルスを出力する（ステップＳ１１０）。そ
の後、ステップＳ１１１でカウント数がジャンプするト
ラック数に相当する値Ｎに達したか否かを判別する。値
Ｎに達していなければステップＳ１０２に戻り、以降の
ステップを再度実行する。一方、値Ｎに達していれば、
目的のトラック付近に到達したと判断してトラッキング
サーボをＯＮして（ステップＳ１１２）、マルチトラッ
クジャンプの制御を終了する。このときにスレッドを停
止するために減速キックする場合もある。
【００２４】ステップＳ１０８の所定時間としては所望
の移動速度となるトラックカウント時間や、ディフェク
ト直前に計測したトラックカウント信号の時間間隔であ
ってもよい。また、ステップＳ１１０の所定の加速／減
速パルスとしては所望の加速度を有する移動速度となる
ように加速／減速パルスの関係を定めてもよく、また、
移動速度が一定に保たれるように加速／減速パルスの比
を同一に定めてもよい。
の移動速度となるトラックカウント時間や、ディフェク
ト直前に計測したトラックカウント信号の時間間隔であ
ってもよい。また、ステップＳ１１０の所定の加速／減
速パルスとしては所望の加速度を有する移動速度となる
ように加速／減速パルスの関係を定めてもよく、また、
移動速度が一定に保たれるように加速／減速パルスの比
を同一に定めてもよい。
【００２５】上述したように、ディフェクト時に駆動信
号の加速パルスと減速パルスとを所定の方法で発生させ
内挿することで、暴走させることなく安定したマルチト
ラックジャンプ制御を行うことが可能となる。また、デ
ィフェクト通過時の欠落したトラックカウント数もトラ
ックカウント信号を生成して内挿することにより、補う
ことが可能となり、目的とするトラックまでの移動距離
を想定することが可能となる。
号の加速パルスと減速パルスとを所定の方法で発生させ
内挿することで、暴走させることなく安定したマルチト
ラックジャンプ制御を行うことが可能となる。また、デ
ィフェクト通過時の欠落したトラックカウント数もトラ
ックカウント信号を生成して内挿することにより、補う
ことが可能となり、目的とするトラックまでの移動距離
を想定することが可能となる。
【００２６】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の光ディスク記録再生装置によると、光ディスクに傷、
塵、埃等のディフェクトがあった場合でも、光ピックア
ップを安定して正確にマルチトラックジャンプさせるこ
とができ、アクセス時間の増大や暴走を防止することが
可能である。
の光ディスク記録再生装置によると、光ディスクに傷、
塵、埃等のディフェクトがあった場合でも、光ピックア
ップを安定して正確にマルチトラックジャンプさせるこ
とができ、アクセス時間の増大や暴走を防止することが
可能である。
【図１】 本発明によるディフェクト時のマルチトラッ
クジャンプのタイミングチャートである。
クジャンプのタイミングチャートである。
【図２】 本発明によるマルチトラックジャンプのフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図３】 光ディスク記録再生装置の概略模式図であ
る。
る。
【図４】 マルチトラックジャンプのタイミングチャー
トである。
トである。
【図５】 従来のディフェクト時のマルチトラックジャ
ンプのタイミングチャートである。
ンプのタイミングチャートである。
【図６】 従来のマルチトラックジャンプのフローチャ
ートである。
ートである。
１…光ディスク、２…スピンドルモータ、３…光ピック
アップ、４…対物レンズ、５…レンズアクチュエータ、
６…光ピックアップ駆動軸、７…スレッドモータ、８…
制御回路
アップ、４…対物レンズ、５…レンズアクチュエータ、
６…光ピックアップ駆動軸、７…スレッドモータ、８…
制御回路
Claims (1)
- 【請求項１】 少なくとも、 光ピックアップの光ディスクの径方向移動を制御する移
動制御手段と、 光ピックアップが光ディスクの径方向に移動する際に、
トラックの横断を検出するトラック横断検出手段と、 トラック横断の疑似信号を生成する第１の疑似信号生成
手段と、 移動速度を制御する第２の疑似信号生成手段とを具備
し、 前記光ピックアップのトラックの横断に際し、トラック
横断信号が得られない場合には、前記第１の疑似信号生
成手段により生成する信号をトラック横断信号の欠落し
た部位に内挿すると共に、前記第２の疑似信号生成手段
により生成される信号を前記移動制御手段に内挿して、
光ピックアップの移動制御を行うことを特徴とする光デ
ィスク記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13072897A JPH10320897A (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | 光ディスク記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13072897A JPH10320897A (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | 光ディスク記録再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10320897A true JPH10320897A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=15041221
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13072897A Abandoned JPH10320897A (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | 光ディスク記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10320897A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100892976B1 (ko) * | 2002-11-27 | 2009-04-10 | 엘지전자 주식회사 | 고밀도 광디스크의 멀티 경로 데이터 스트림 재생방법 |
| US7643388B2 (en) | 2005-11-24 | 2010-01-05 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Optical disc apparatus and optical-pickup movement control method installed in optical disc apparatus |
-
1997
- 1997-05-21 JP JP13072897A patent/JPH10320897A/ja not_active Abandoned
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100892976B1 (ko) * | 2002-11-27 | 2009-04-10 | 엘지전자 주식회사 | 고밀도 광디스크의 멀티 경로 데이터 스트림 재생방법 |
| US7643388B2 (en) | 2005-11-24 | 2010-01-05 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Optical disc apparatus and optical-pickup movement control method installed in optical disc apparatus |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2655109B2 (ja) | 光ディスク装置 | |
| US7145842B2 (en) | Objective lens moving control method and apparatus | |
| US4901298A (en) | Track pulse controlled address search method for optical disk player | |
| JPH10320897A (ja) | 光ディスク記録再生装置 | |
| US4989194A (en) | Optical information processing method of driving auto-focusing and/or auto-tracking means in accordance with a stored servo signal when irradiation of a record medium with light beam is stopped, and apparatus therefor | |
| JP2000348357A (ja) | 光ピックアップのトラックジャンプの制御方法 | |
| US6990048B2 (en) | Track jump control apparatus and track jump method | |
| US7283438B2 (en) | Optical disc playback apparatus performing defocus adjustment of objective lens | |
| KR100471513B1 (ko) | 광디스크 장치 | |
| JPH02289925A (ja) | コンパチブルディスクプレーヤにおけるディスクサイズ判定装置 | |
| KR100606671B1 (ko) | 광 기록재생기의 액츄에이터 진동 방지 방법 | |
| CN100517475C (zh) | 光盘装置的聚焦伺服恢复处理方法和光盘装置 | |
| KR100587275B1 (ko) | 디스크 서치 장치 및 방법 | |
| KR100257621B1 (ko) | 광디스크시스템의 트랙점프장치 및 그 제어방법 | |
| JP4148822B2 (ja) | 光ディスク装置及びその制御プログラム | |
| JPS61188787A (ja) | アドレス探索方法 | |
| US7817507B2 (en) | Optical disk device performing high-speed seek operation and optical disk device seeking method | |
| JPH11353660A (ja) | 光ディスク装置 | |
| JP2002245640A (ja) | 光ディスク装置 | |
| JP2927193B2 (ja) | 光ディスク装置 | |
| KR19990035343A (ko) | 광디스크 시스템의 트랙점프제어방법 | |
| KR100628184B1 (ko) | 광 기록재생기의 액츄에이터 제어 장치 | |
| JP3698284B2 (ja) | ディスク読取装置 | |
| KR19990023156A (ko) | 광 픽업의 오프셋 전압 설정 방법 및 그 재생장치 | |
| JP2003123271A (ja) | 光ディスク再生装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050203 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050207 |
|
| A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20050316 |