JPH10320544A - 診断画像処理方法 - Google Patents

診断画像処理方法

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JPH10320544A
JPH10320544A JP10061452A JP6145298A JPH10320544A JP H10320544 A JPH10320544 A JP H10320544A JP 10061452 A JP10061452 A JP 10061452A JP 6145298 A JP6145298 A JP 6145298A JP H10320544 A JPH10320544 A JP H10320544A
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image
motion vector
projection
pixels
pixel
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JP10061452A
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Ingwer Carlsen
カルルゼン イングヴァー
Vaals J J Van
ジェー ファン ヴァールス ジェー
Volker Dr Rasche
ラッシェ フォルカー
Michael Grass
グラス ミヒャエル
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/003Reconstruction from projections, e.g. tomography
    • G06T11/005Specific pre-processing for tomographic reconstruction, e.g. calibration, source positioning, rebinning, scatter correction, retrospective gating

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  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、投影再生方法に基づいてMR画像
又はCT画像の系列に対するSN比を改善する画像処理
方法を提供する。 【解決手段】 投影画像内で同一のサブ構造を再生する
画素は、2次元MR画像又はCT画像を構成する1次元
画像内で決定される。上記画素の画像値はノイズフィル
タリングを受ける。2次元MR画像又はCT画像はノイ
ズフィルタリングされた1次元投影画像から再生され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検査ゾーンに在る
対象の2次元画像の系列が形成される診断画像処理方法
に関する。系列中の各画像は、複数の所定の投影方向の
中の一方向からの対象の投影により形成され、画素によ
り構成された多数の1次元投影画像から得られる。
【0002】
【従来の技術】MR(磁気共鳴)技術において、上記の
種類の方法は、いわゆる投影再生方法と組み合わされて
公知である。かかる方法はX線CT(コンピュータ断層
撮影)に使用される。医療診断に関して多くの場合に全
く同一対象の画像の系列を形成することが必要であり、
これらの系列は、例えば、異なる動きのフェーズの対象
を表わす。個々の画像の品質は一般的にノイズによって
制限される。MR法の場合に、画像の再生のため必要と
されるMR信号が取得される時間間隔ができる限り短い
程、このノイズは生ずる。X線CT法の場合に、患者へ
の放射線量を少量に保つため個別の画像毎に少量の線量
しか使用されないときノイズが生ずる。
【0003】Proc. SPIE, Vol.1606, pp.755-763, 1991
に記載されたレイネン(T.A. Reinen) による論文には、
動きベクトル場を決定し、動きベクトル場によって連結
された画素(画素とは、画像要素を意味する)にノイズ
除去フィルタを適用し、フィルタリング処理によって得
られた画像値を出力画像に集めることにより、かかる画
像の系列内のノイズを低減させる方法が記載されてい
る。この方法は、少なくとも一部のディテールが画像内
の異なる位置に在るため、系列中の個別の画像が互いに
異なるとしても、これらのディテールは、通常種々の画
像において同じ輝度で再生されるという考察に基づいて
いる。これにより、ある画像と別の画像との間の上記デ
ィテールのシフトを表わす動きベクトル場を用いて系列
中の2枚の画像を連結することが可能になり、即ち、内
容的に関連した画素(種々の画像中の構造の同じ点を再
生する画像)を連結する。公知のノイズ除去方法は上記
の方法によって形成された画像の系列に適用することが
可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方法の欠
点は、画像中の各画素に対し、原則として別の画像の2
次元画像ウィンドウ内の内容的に関連した画素を探索す
る必要があるため、かなり長い時間を要する点である。
従って、本発明の目的は、ノイズ除去が従来のノイズ除
去方法よりも高速に実行される上記の種類の画像処理方
法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の方法は、 a)同一及び/又は逆の投影方向による投影画像の内容
的に関連した画素を連結する動きベクトル場を決定する
段階と、 b)動きベクトル場によって連結された画素、並びに、
できればその画素に隣接した画素の画像値にノイズ除去
フィルタを適用する段階と、 c)フィルタ処理から生じた画像値を出力投影画像に集
める段階と、 d)関連した出力投影画像から画像を再生する段階とか
らなる。
【0006】かくして、本発明によれば、ノイズ除去方
法は2次元MR画像又は2次元CT画像の個別の画素で
はなく、1次元投影画像の画素に適用されるので、内容
的に関連した画素は1次元ウィンドウ内だけで探索すれ
ばよいという利点が得られる。これにより本発明の方法
は高速化される。2次元MR画像又は2次元CT画像
は、上記の態様でノイズフィルタリングされた多数の1
次元投影画像から得られる。
【0007】投影画像に対する動きベクトル場を決定す
る実施可能な一態様が請求項2に記載されている。最良
の類似性を表わすブロックは、請求項3に記載された方
法に従って決定され得る。そこで行われる最適類似度を
用いる位置の決定は、請求項4に記載された方法に従っ
て行われ得る。動きベクトル場を決定する他の実施可能
な態様は請求項5に記載されている。最初は比較的粗
く、次に徐々に細かくなる分解能を用いる動きベクトル
場の決定によって、アーティファクトの影響を殆ど受け
ない動きベクトル場を高速に決定できるようになる。
【0008】請求項6には好ましいノイズフィルタが開
示されている。請求項7には1次元投影画像に焦点が合
わされた方法が記載され、一方、請求項8には本発明に
よる方法を実施するため適当である装置が開示されてい
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
を詳細に説明する。図1には、例えば、1.5テスラの
強さを有し、図示しない検査ゾーンのz方向に延在する
静止した本質的に均一磁場を発生させる主界磁石1が示
されている。z方向は、検査中に患者が載せられる(図
示しない)検査台の長手方向に延びる。
【0010】z方向に延び、x方向、y方向及びz方向
に夫々傾斜を有する傾斜磁場Gx 、Gy 及びGz を発生
させ得る三つのコイル系を含む傾斜コイル配置2が設け
られている。傾斜コイル配置2のための電流は夫々の傾
斜増幅器3により供給される。傾斜磁場の時間変動は波
形発生器4によって予め方向毎に別々に決められる。波
形発生器4は、所定の検査方法に必要とされる傾斜磁場
x 、Gy 及びGz の時間変動を計算し、波形発生器4
にロードする演算及び制御ユニット5によって制御され
る。MR検査中に、上記信号は波形発生器4から読ま
れ、傾斜増幅器配置3に供給され、傾斜増幅器配置3は
傾斜コイル配置2のため必要とされる電流を供給された
信号から発生させる。
【0011】演算及び制御ユニット5は、MR画像の表
示用のモニタ7を含むワークステーション6と協働す
る。登録はキーボード8又は対話型入力ユニット9を経
由して行われる。検査ゾーン内の核磁化は、RF送信器
12の出力信号を増幅するRF増幅器11に接続された
RFコイル10からのRFパルスによって励起され得
る。RF送信器12において、RFパルスの(複素)エ
ンベロープは、発振器13により供給され、ラーモア周
波数と一致する周波数(1.5テスラの主磁場の場合に
約63MHz)を有する搬送波発振を用いて変調され
る。演算及び制御ユニットは複素エンベロープを、送信
器12に結合された発生器14にロードする。
【0012】検査ゾーンで発生されたMR信号は、受信
コイル20によって捕捉され、増幅器21により増幅さ
れる。増幅されたMR信号は、直角復調器22内の発振
器13の二つの90°オフセット搬送波発振を用いて復
調されるので、複素MR信号の実部及び虚部であると見
なされる2個の信号が発生される。これらの信号はアナ
ログ・ディジタル変換器23に供給され、アナログ・デ
ィジタル変換器23はこれらの信号からMRデータを形
成する。MR信号から得られたMRデータに基づいて、
夫々の1次元投影画像(ビュー)は、画像処理ユニット
24内のフーリエ変換によって形成される。これらの投
影画像にノイズ除去フィルタを適用した後、画像処理ユ
ニット24において投影画像から2次元MR画像が再生
される。2次元MR画像はノイズ除去フィルタを通され
た後、モニタ7に表示される。
【0013】図2は被検査2次元対象30の1次元投影
画像Bi の輝度変化を表わす図である。かかる投影画像
は、検査ゾーンのスライス内の核磁化の励起後にMR信
号が同図の実線の方向に延びる読み出し傾斜を用いて位
相エンコーディングを伴わずに読み出され、MR信号が
次にフーリエ変換を受ける場合に獲得される。被検査対
象30のスライス内の核磁化分布の2次元画像は、異な
る傾斜方向(図2に破線で示される)による多数の1次
元投影から再生され得る。上記シーケンスが循環的に繰
り返される場合、1次元画像の多数の組が得られ、その
1次元画像の各組から夫々の2次元画像が再生され得
る。
【0014】図3には、二つの1次元投影画像Bi 及び
i-1 の一部が示されている。これらの画像は、夫々、
同一の傾斜方向と逆の傾斜方向で形成された場合(即
ち、傾斜方向の間の差が360°又は180°の場合)
を考える。これらの画像は、夫々、同一の傾斜方向及び
逆の傾斜方向を用いた異なる時点の対象の投影を表わ
す。各画像は図3に箱形で記号的に表された画素の組、
例えば、128又は256個の画素により構成され、各
画素には当該傾斜方向と直交した方向に関する核磁化の
線積分に対応した画像値が関連付けられている。
【0015】二つの投影画像Bi とBi-1 とが同一であ
る場合、動きベクトルの全ベクトルは零になる。しか
し、画像は、一般的に、少なくとも一部の領域で異なる
ため、零から偏りのある動きベクトルmがその領域に生
じる。上記の各ベクトルは、両方の画像において被検査
対象の全く同一の点又は領域を再生する画素が相互にシ
フトされた量及び方向を示す。これにより、内容的に関
連した2個の画素の画像値が両方の画像に格納されるア
ドレスの割付が得られる。
【0016】投影画像Bi は、3個(又は、3個以上)
の関連した画素により形成され、画素jの辺りに中心が
置かれたブロックb表わす。被検査対象30の同一構造
を再生する先行した投影画像Bi-1 内のブロックb’
は、画像Bi に関連したMR信号の獲得と、画像Bi-1
に関連したMR信号の獲得との間の対象の動きに起因し
てシフトされる場合があり、即ち、先行した投影画像B
i-1 内のブロックb’は投影画像Bi-1 において画素j
から距離mの場所に在る。かくして、画像Bj 内の画素
jに対し、連続した投影画像Bi とBi-1 における内容
的に関連した画素を連結する動きベクトルmを自動的に
決定することが不可欠である。上記画素の画像値にはフ
ィルタリング演算が施される。
【0017】以下、図4のフローチャートを参照して、
画像処理ユニット24におけるノイズ除去に関係した処
理段階の実行を説明する。ステップ100の初期化後、
2、3、又は、4枚以上の投影画像が画像処理ユニット
24において利用可能である。これらの画像は、同一投
影角又は180°シフトした投影角で対象30の投影を
表わし、連続した時点に形成されている。従って、これ
らの画像は、異なる(1次元の)動きのフェーズで被検
査対象を再生する。連続的な投影画像は、殆どの場合、
僅かではあるが相互に違いがある。
【0018】ステップ101において、投影画像B
i と、同一の投影方向を有する先行した投影画像Bi-1
との間の差を表わす動きベクトル場m- が決定される。
動きベクトルを決定する個々のステップについては、図
5を参照して詳細に説明する。ステップ201におい
て、投影画像Bi 内の所定のブロックb、例えば、画素
jの付近に中心が配置されたブロックが選択される。ス
テップ202において、先行の投影画像Bi-1 内でブロ
ックb’が決定される。このブロックb’は画素jの周
りのウィンドウF内に在る。ウィンドウは、一方で二つ
の画像間の最大シフトまで処理できるよう充分に大きく
し、他方で演算の必要量を最小限に抑えるためできる限
り小さくすべきである。
【0019】ステップ203において、所定のブロック
b及びb’の類似が適切な類似度Mを用いて評価され
る。最も簡単な場合に、ブロック内で同一位置を有する
上記画素の画像値の間の差の絶対値又は平方が形成さ
れ、ブロック内の全画素に対し得られた値が加算され
る。この和が最小値を有するとき、ブロックb’とブロ
ックbは最も良く類似する。しかし、この最小値はMR
画像の場合にはあまり顕著ではなく、最良の類似を示す
ブロックb’の位置は正確に決定し得ないことが分かっ
た。ブロックbとブロックb’の対応した画素の画像値
の相関が決定される場合には、より良好な結果が得られ
る。
【0020】ステップ204において、ブロックb’と
画像Bi で選択されたブロックbとの間の類似が最適で
あるか否かが検査される。類似が最適ではない場合、ウ
ィンドウF内の画像セクションb’の位置はステップ2
05において変更され、類似度が再度計算され(ステッ
プ203)、最適な類似が達成されたか否かが検査され
る(ステップ204)。最適な類似が達成されたとき、
動きベクトルMは関連したブロックb’の位置から獲得
される。
【0021】ステップ204において、ブロックbとブ
ロックb’との間の最適な類似を検出した後、ステップ
207において、画像Bi に対し必要とされる全ての動
きベクトルが決定されたか否かが検査される。未だ決定
されていない動きベクトルがある場合、異なる中心を有
するブロックbがステップ206において選択され、画
像Bi の全画素(又は、少なくとも互いに一定の距離に
ある画素)に対し関連した動きベクトルが決定されるま
で処理が繰り返され、本発明の方法の中の動きベクトル
場を決定する部分が終了する。
【0022】ステップ202乃至206のループにおい
て、原則としてウィンドウF内の全ての実現可能な位置
に対する類似度を計算し、全てのブロック位置に対する
類似度を格納し、ブロックが最良の類似を示すブロック
位置を選択することが可能である。しかし、たくさんの
演算作業量が必要とされる。より魅力的な方法は、ステ
ップ202乃至205のループが引き続き再実行された
とき、先行したブロックb’の位置と、ステップ203
においてこの位置に対し決定された類似度Mとから、よ
り良い類似を与える得る位置が獲得される方法である。
ブロックb’の最適な位置は、探索ウィンドウF内であ
らゆる実現可能なブロックb’の位置を評価し、次に実
現可能な最良の類似を示す位置を選択する場合よりも少
ない回数だけステップ202乃至205のループを実行
することにより反復的に決定される。
【0023】図6には動きベクトルが特に高速に決定さ
れ得る探索戦略が示されている。ステップ301におい
て、最初に画像B1iが画像Bi から得られ、この得られ
た画像は、それまでの画像の半分の数の画素だけにより
構成され、それに応じて低下した空間分解能を有する。
例えば、256個の画素を有する画像Bi から128個
の画素だけを有する画像B1iが形成される。低い分解能
画像B1iの画像値は、画像Bi 内の2個の画素の夫々の
グループと関連した画像値の算術平均を形成することに
よって形成される。
【0024】先行した投影画像Bi-1 から得られた相応
して間引きされた画像B1i-1は既にステップ301で利
用可能である。画像B1i-1が利用できない場合には、こ
の処理をステップ301で行う必要がある。ステップ3
02において、既に間引きされた画像画像B1iから、本
例では64個の画素しか含まない更なる間引き画像B2i
が得られる。画像B2iの空間分解能は画像B1iの空間分
解能の半分に過ぎない。必要に応じて、更なる間引きス
テップを行ってもよい。
【0025】ステップ303において、画像B2iと2回
間引きされた画像B2i-1とに対し動きベクトル場が決定
され、間引きされた画像内のブロックは、図5を参照し
て説明した原画像における探索戦略の場合と全く同数の
画素からなる。しかし、2回間引きされた画像B2i内の
画素は原画像Bi 内の4画素をカバーするので、探索ウ
ィンドウを縮小させ得る。従って、動きベクトル場は、
上記のかなり粗い分解能に基づいて比較的高速に決定さ
れる。動きベクトルは、実際の動き又はシフトを非常に
不正確に再生するだけであるが、ノイズ並びに他の画像
アーティファクトの影響を受けないシフト又は動きにつ
いての非常にロバスト性のある評価が得られる。動きベ
クトル場は原則として図5を参照して説明された方法と
同様に決定される。
【0026】粗く決定された動きベクトルに基づいて、
本方法はステップ304において、次に高い分解能レベ
ル、即ち、投影画像B1i及びB1i-1を用いて繰り返さ
れ、画素数で測られた探索ゾーンは同じ大きさに保たれ
るので、探索ゾーンの幾何学的寸法は半分の大きさに過
ぎない。ステップ304における探索中に決定された動
きベクトルは、本例の場合に画像Bi-1 である次の高い
分解能の画像内の探索用のステップ305における初期
ベクトルを形成する。
【0027】この階層的探索戦略は、実質的にアーティ
ファクト及びノイズの影響を受けない動きベクトルの比
較的正確な決定を生じ、非常に少ない演算作業量しか必
要としない。動きベクトル場を決定する本方法はステッ
プ306で終了する。再度、図4を参照するに、ステッ
プ102において、動きベクトル場m+ が決定され、こ
の動きベクトル場は、画像Bi と同一の投影方向を有す
る次の投影画像Bi+1 内の画素が画像Bi 内の内容的に
関連した画素に対してシフトされた程度並びに方向を示
す。この動きベクトル場の決定は、図5及び6を参照し
て説明した方法と同様に行うことが可能である。このス
テップ102において、画像B i-1 内の全ての画素に対
し、画像Bi-1 及び画像Bi+1 における対応した画素
(又は、内容的に関連した画素)の位置が分かる。
【0028】ステップ101及び102において、3枚
の連続した投影画像Bi-1 、Bi 及びBi+1 に対し動き
ベクトル場が決定される。しかし、例えば、画像Bi
び画像Bi-1 の2枚の投影画像だけをノイズフィルタリ
ング処理に通してもよく、或いは、3枚以上の画像にノ
イズフィルタリング処理を施してもよい。ステップ10
1及び102において、夫々の動きベクトル場は、連続
した2枚の画像毎に計算される。しかし、動きベクトル
場は、高次の統計量、例えば、3重相関を利用して3枚
(又は4枚以上)の画像内の対応したブロックに対し同
時に決定してもよい。その場合、ステップ101及び1
02の代わりに、動きベクトル場を決定するため1ステ
ップだけが必要とされる。
【0029】ステップ103において、内容的に関連し
た画素又は対応した画素の画像値を利用すると共に、ノ
イズフィルタリング処理を行うことが可能である。画像
iにおけるブロックb内の中心画素に対しフィルタ処
理された画像値Bifを決定するため種々の方法を実現す
ることができる。 a)この画素に対するフィルタリングされた画像値は、
画像Bi-1 、画像Bi及び画像Bi+1 内の中心画素の画
像値の算術平均として計算される。SN比は約1.7ず
つ改善される。
【0030】b)フィルタリングされた画像値は、画像
i-1 、画像Bi 及び画像Bi+1 内の中心画素とその隣
接した画素、従って、全体として9個の画素の画像値か
らの算術平均値として計算される。SN比は、画像鮮鋭
度を犠牲にして3倍に改善され得る。 c)上記画素の画像値は加重形式で加算され、画像値に
割り当てられた相対的な加重は、この画像値と、画像B
i 内の中心画素に対する画像値との間の差が小さくなる
と共に大きくなる。ノイズにより誘起される下限値以下
の差の加重が大きくなり過ぎないことを保証するため、
相対的な加重に関して最大値が定義される。かくして得
られるSN比は一般的に3倍未満であるが、画像エッジ
に生じ得るような大きい差には小さい加重しか割り当て
られないので、エッジ保存フィルタリング処理が行われ
る。従って、画像内の細かい構造は、ノイズから区別さ
れる限り保存される。
【0031】ステップ104において検査されたとき、
未だ処理されていない投影方向がある場合、本方法は、
ノイズ除去された投影画像が2次元MR画像のため必要
とされる測定サイクル中にカバーされる全ての投影方向
に対し利用可能になるまで、異なる投影方向を有する投
影画像に対し繰り返される(ステップ105)。2次元
MR画像は、上記のフィルタリングされた投影画像Bif
から公知の方法で再生され得る(ステップ106)。こ
のMR画像は、異なる投影方向に対する投影画像から直
接再生されたMR画像と全く同様に解剖学的構造を現す
が、明らかに改善されたSN比を有する。本方法は同じ
測定サイクルと関連した投影画像について終了する(ス
テップ107)。同じ処理は次の測定サイクルに属する
投影画像(次の2次元MR画像)に対し実行される必要
がある。
【0032】以下、図7を参照して単一の投影画像内の
ノイズ除去方法の特に高速なバージョンの詳細な説明を
行う。初期化(ステップ400)の後、ステップ401
において、画素jに対して中心に置かれたブロックbが
画像Bi 内で選択される。このブロックは、例えば、3
個の画素だけにより構成される。次に、ブロックbと最
も良く対応する先行した画像Bi-1 内のブロックb’が
決定されるべきである。動きベクトルm(図3を参照の
こと)は2枚の画像内の2個のブロックのシフトから得
られる。動きベクトルmは以下の通り決定される。
【0033】ステップ402において、類似度M1 が、
ブロックbと、画像Bi 内のブロックbと同じ位置を画
像Bi-1 内で有するブロックb’(j)との間で決定さ
れる。即ち、ブロックb’(j)は画像内の画素jの周
辺に中心が置かれ、動きベクトル零に対応している。類
似度M1 は、例えば、ブロックbとブロックb’(j)
において対応する画素の画像値の間の差の絶対値を計算
することにより計算され得る。次に、ブロックbと、画
像Bi-1 内のブロックb’(j+t)との間の類似度M
2 が同様の方法で計算される。ブロックb’(j+t)
は、(先行した画像Bi-2 と比べて)画像Bi-1 内の画
素jに対し決定された動きベクトルtだけブロックbに
関してシフトされている。
【0034】ステップ404において、第3の類似度M
3 が、画像ブロックと、画像Bi-1内で動きベクトルm
ずつシフトされた画像ブロックb’(j+m)との間で
計算される。ステップ401が画素jに対し最初に行わ
れたとき、m=0である。最後に、ステップ405にお
いて、類似度M4 が、ブロックbと、画像Bi-1内で画
素jに関して動きベクトルm+sずつシフトされたブロ
ックb’(j+m+s)とに対し決定される。ここで、
sは、例えば、+4と−4(画素距離)の範囲内に収ま
るランダム数である。
【0035】ステップ406において、3通りの類似度
の中で最も良い対応関係を示す類似度が決定される。こ
の類似度と関連した動きベクトルuが決定される。さら
に、新しい動きベクトルmが検出された動きベクトルu
と一致させられる。次に、ステップ404乃至406か
らなるループが数回、例えば、4乃至5回実行され、そ
の間に値M3 及びM4 は変化する場合がある。最後の実
行後、ブロックbとブロックb’との間で最良の対応関
係を与える動きベクトルmが決定される。
【0036】次のステップ407の間に、画素jと隣接
した画素(j+1)が選択される。ステップ401乃至
406がこの画素に対し繰り返し行われ、その後、更に
次の画素に対し行われ、以下同様に、最終的に動きベク
トルが画像Bi の全ての画素に対し見つけられるまで、
ステップ401乃至406が繰り返し行われる。フィル
タリング処理は、例えば、画像Bj 内の画素jに対し、
画素j及び画素jに隣接した2個の画素、並びに、画像
i-1 内のブロックb’の中で動きベクトルmを介して
内容的に関連した画素の画像値の加重和からフィルタリ
ングされた値を形成することによりステップ408にお
いて行われる。この加算処理に入力されるブロックbの
画像値に付随させられる相対的な加重wi は以下の式:
【0037】
【数1】
【0038】に従って計算される。式中、dは、当該画
素の画像値と画素jの画像値との間の差の絶対値を表
し、αは画像内でエッジが保存される程度を予め決める
係数である。α=0の場合にエッジは鋭くなくなり、α
の値が増加すると共にエッジはより良く保存され、その
場合にSN比はエッジで少ししか改善されない。αの適
当な値は、例えば、α=1.5である。cはスケーリン
グ定数である。
【0039】ブロックb内の画素jに対しフィルタリン
グされた値の加重和に入力されるブロックb’の画素の
画像値に適用される加重係数wi-1 は以下の式:
【0040】
【数2】
【0041】から得られる。式中、dは当該画素の画像
値と画像Bj 内の画素jの画像値との間の差の絶対値を
表し、wi はブロックb’内の当該画素と同じ位置をブ
ロックb内で有するブロックb内の画素の加重係数であ
る。ブロックbの画素jに対する加重係数wi はcに達
する。cは、このように計算された6個の加重係数の和
が1になるように選択される。
【0042】画像Bi に対しフィルタリングされた出力
画像の計算中に、次の投影画像のMR信号は既に獲得す
ることが可能であり、その読み出し傾斜は画像Bi に対
する読み出し傾斜の方向とは異なる方向を有する。従っ
て、フィルタリングは本方法の実行中に時間的に顕著で
はない。改善されたSN比を有する2次元画像は、一般
的な再生アルゴリズムを用いて、フィルタリングされた
1次元出力画像から再生することができる。
【0043】以下の説明では、投影画像が異なる動きの
フェーズにある対象を再生する場合を考える。しかし、
例えば、同一投影方向から身体の長軸沿って、相互に平
行した異なるスライスに静止対象を再生する投影画像を
考慮してもよい。基本的な仮定は、同一(又は逆)投影
方向を用いて被検査対象を再生する(1次元)画像の比
較を行うことであり、このことは、被検査対象が動か
ず、ノイズがMR信号に重畳されない場合に、上記画像
が一致することを意味する。上記の動きベクトル場を決
定する動き評価もこの仮定に基づいている。隣接した画
像は、位置が異なる可能性があるとしても同じ構造を再
生するという仮定は、非常に良く充たされる。
【0044】上記説明において、動きベクトルは画像
値、即ち、当該画素の核磁化の振幅から獲得されてい
る。しかし、図1に示された装置は同時に各画素に対す
る核磁化分布の位相を獲得することができ、かつ、この
位相は対象の動きによる影響を強く受けるので、この位
相を動きベクトル場を決定するため(付加的に)使用し
てもよい。
【0045】上記の如く、本発明による画像処理方法を
MR画像の系列と組み合わせて説明した。しかし、X線
CT画像の系列を使用しても構わない。X線CT画像の
場合、投影画像は、一般的に、図1に示されたような平
行投影ではなく、X線ビームの幾何学に従う中心投影に
基づく。フィルタリングされた出力画像は、図3乃至7
を参照して説明した方法と同様に投影画像から計算さ
れ、次に、2次元X線CT画像がフィルタリングされた
出力画像から再生される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するのに適当である磁気共鳴シス
テムの構成図である。
【図2】1次元投影画像の形成の説明図である。
【図3】二つの連続した投影画像を表わす図である。
【図4】本発明による方法を説明するフローチャートで
ある。
【図5】動きベクトル場の決定方法を説明するフローチ
ャートである。
【図6】本発明の方法の変形バージョンを説明するフロ
ーチャートである。
【図7】動きベクトル場を決定する好ましい方法を説明
するフローチャートである。
【符号の説明】
b,b’ ブロック Bi ,Bi-1 投影画像 j 画素 m 動きベクトル 1 主界磁石 2 傾斜コイル 3 傾斜増幅器 4 波形発生器 5 演算及び制御ユニット 6 ワークステーション 7 モニタ 8 キーボード 9 入力ユニット 10 RFコイル 11 RF増幅器 12 RF送信器 13 発振器 14 発生器 20 受信コイル 21 増幅器 22 直角復調器 23 アナログ・ディジタル変換器 24 画像処理ユニット
フロントページの続き (72)発明者 ジェー ジェー ファン ヴァールス オランダ国,5621 ベーアー アインドー フェン,フルーネヴァウツウエッハ 1番 (72)発明者 フォルカー ラッシェ ドイツ連邦共和国,22547 ハンブルク, フリードリヒシュルダー・ヴェーク 63 (72)発明者 ミヒャエル グラス ドイツ連邦共和国,25474 エラベック, レペンカンプスヴェーク 18

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の所定の投影方向の中の1方向から
    対象を投影することによって形成され、画素により構成
    されている多数の1次元投影画像から得られる2次元画
    像の系列が検査ゾーンに在る対象から形成される診断画
    像処理方法において、 同一及び/又は逆の投影方向による投影画像内の内容的
    に関連した画素を連結する動きベクトル場を決定する段
    階(101,102)と、 上記動きベクトル場により連結された画素、並びに、で
    きればその画素に隣接した画素の画像値にノイズ除去フ
    ィルタを適用する段階(103)と、 ノイズ除去フィルタを適用することにより得られた画像
    値を出力投影画像に集める段階(103)と、 関連した出力投影画像から画像を再生する段階とからな
    ることを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 投影画像に対し上記動きベクトル場を決
    定する段階は、 a)投影画像(Bi )内の関連した画素のブロック
    (b)を選択する段階と、 b)同一及び/又は逆の投影方向を用いて生成された少
    なくとも一つの前後の投影画像(Bi-1 )に在るブロッ
    クであって、上記投影画像の画素ブロック(b)と最も
    良く一致するブロックの位置を決定する段階と、 c)上記決定されたブロック(b’)の位置から動きベ
    クトルを獲得する段階と、 d)上記投影画像(Bi )内の他のブロックに対し、上
    記の段階c)及びd)を繰り返し行う段階とを含むこと
    を特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
  3. 【請求項3】 上記最も良く一致するブロックの位置を
    決定する段階は、 一方の投影画像(Bj )に在るブロック(b)と、他方
    の投影画像(Bi-1 )の異なる位置に在るブロック
    (b’)との対応関係を評価するため類似度を適用する
    段階(203)と、 最適な類似度が得られる位置を決定する段階(204)
    とからなることを特徴とする請求項2記載の画像処理方
    法。
  4. 【請求項4】 上記最適な類似度が得られる位置を決定
    する段階は、 上記ブロック(b’)の初期位置に対し類似度を決定す
    る段階と、 上記ブロック(b’)の位置を変更し(205)、変更
    された位置に対する類似度を決定する段階と、 前の位置に対する類似度から新しい位置を獲得し、新し
    い位置に対する類似度を決定する段階と、 上記新しい位置に対する類似度を決定する段階を反復的
    に繰り返す段階とからなることを特徴とする請求項3記
    載の画像処理方法。
  5. 【請求項5】 上記系列中の各投影画像に対し、低下し
    た空間分解能と減少した画素数とを有する少なくとも一
    つの投影画像(B1i,B2i)を形成する段階(301,
    302)と、 上記系列中の異なる投影画像(B2i, 2i-1)の内容的
    に関連した画素を連結する動きベクトルを決定する段階
    (303)と、 予め決定された動きベクトルを用いて、次に高い空間分
    解能を備えた投影画像(B1i,B1i-1)に対し上記動き
    ベクトルを決定する段階を繰り返し行う段階とを更に有
    することを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
  6. 【請求項6】 投影画像の画素のフィルタリングされた
    画像値に対する上記ノイズ除去フィルタの適用は、他の
    投影画像内で上記画素と内容的に関連した画素又は上記
    画素と隣接した画素の画像値を、上記投影画像の画素の
    画像値と上記他の投影画像の画素の画像値との間の差が
    小さくなると共に大きくなる加重係数によって加重和す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
  7. 【請求項7】 a)あるサイクルと別のサイクルとの間
    で変更させ得る少なくとも1個の動きベクトルを含む異
    なる動きベクトル(t,s,m)を選択する段階と、 b)各動きベクトル(m)を介して互いに関連付けられ
    たブロックを類似度(M1 ,...,M4 )を用いて評
    価する段階と、 c)最も良く一致する類似度を有する動きベクトル
    (m)を選択する段階と、 d)次のサイクルの間に上記の段階a)、b)及びc)
    を繰り返し行う段階とからなるサイクルが複数回含まれ
    ている投影画像の画素(j)に対する動きベクトルを決
    定する段階を更に有する請求項1記載の画像処理方法。
  8. 【請求項8】 複数の所定の投影方向の中の1方向から
    対象を投影することによって形成され、画素により構成
    されている多数の投影画像から得られる検査ゾーンに在
    る対象の画像の系列を形成する手段と、上記投影画像を
    処理するプログラマブル画像処理ユニット(24)とを
    含む装置において、 上記画像処理ユニット(24)は、 同一及び/又は逆の投影方向による投影画像内の内容的
    に関連した画素を連結する動きベクトル場を決定する段
    階(101,102)と、 上記動きベクトル場により連結された画素、並びに、で
    きればその画素に隣接した画素の画像値にノイズ除去フ
    ィルタを適用する段階(103)と、 ノイズ除去フィルタを適用することにより得られた画像
    値を出力投影画像に集める段階(103)と、 関連した出力投影画像から画像を再生する段階とが行わ
    れるようにプログラムされていることを特徴とする請求
    項1記載の画像処理方法を実施する装置。
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