JPH10319457A - カメラシステム、カメラボディ及び交換レンズ - Google Patents

カメラシステム、カメラボディ及び交換レンズ

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JPH10319457A
JPH10319457A JP9131318A JP13131897A JPH10319457A JP H10319457 A JPH10319457 A JP H10319457A JP 9131318 A JP9131318 A JP 9131318A JP 13131897 A JP13131897 A JP 13131897A JP H10319457 A JPH10319457 A JP H10319457A
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JP
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unit
lens
shake
blur
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JP9131318A
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English (en)
Inventor
Kazutoshi Usui
一利 臼井
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力の消費を少なくすることができるカメラ
システム、カメラボディ及び交換レンズを提供する。 【解決手段】 カメラボディ1は、CCD10を駆動す
るCCD駆動部100などからなる第1のブレ補正装置
を備えている。交換レンズ2は、ブレ補正レンズ20を
駆動するレンズ駆動部200などからなる第2のブレ補
正装置を備えている。撮影準備状態であるときには、ブ
レ補正レンズ20は、レンズ駆動部200を駆動してブ
レを補正し、クイックリターンミラー120によって反
射された像は、ファインダ光学系11を通して確認され
る。撮影状態であるときには、クイックリターンミラー
120がミラーアップするために、ファインダ光学系1
1を通して被写体像を確認することができない。この場
合には、CCD駆動部100がCCD10を駆動してブ
レを補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブレを補正するブ
レ補正装置を搭載したカメラシステム、カメラボディ及
び交換レンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタルスチルカメラは、撮影した映
像をデータとして取り込むことによって、通信回線を介
したデータの送信及び受信や、画像データの加工などを
手軽に行っている。このようなディジタルスチルカメラ
には、従来の銀塩カメラ用の交換レンズをそのまま装着
可能なタイプがある。このために、撮影者は、ディジタ
ルスチルカメラ本体のみを購入し、銀塩カメラ用の交換
レンズを装着することによって、銀塩カメラと同様の使
い方で撮影を楽しむことが可能となった。
【0003】一方、銀塩カメラの分野では、カメラの手
ブレなどを検出するセンサの出力信号に応じてブレ補正
光学系を駆動し、ブレを補正する技術が、AF、AE技
術に続き確立されつつある。このような手ブレは、ディ
ジタルスチルカメラについても、銀塩カメラと同様に起
こり得る。ディジタルスチルカメラは、銀塩カメラのよ
うなメカニカルシャッタをほとんど備えていないが、銀
塩カメラと同様にシャッタスピードの概念が存在する。
ディジタルスチルカメラにおけるシャッタスピードは、
CCD(Charge Coupled Devic
e;電荷転送素子)の電荷蓄積時間であり、銀塩カメラ
のときと同様に、測光値により変化する。そして、電荷
蓄積時間内に撮像装置に生じたブレは、撮像装置内のメ
モリにブレた像として記憶される。特開昭63−217
778号公報は、撮像装置の手ブレをCCDにより補正
する技術を開示している。このブレ補正装置は、撮像装
置のブレを検出し、検出信号を出力する検出手段(角速
度センサ)と、ブレを打ち消す方向にCCDを駆動する
駆動手段などを備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のカメラは、A
F、AE、ブレ補正、電子記録などの様々な技術を付加
しており、カメラの消費電力の問題が一層深刻化してい
る。従来のブレ補正装置は、ブレ補正レンズを駆動する
ことによって、手ブレなどのない鮮明な像に、撮影した
像を補正しているが、それ以外にも、手ブレなどにより
撮影中にブレている被写体のブレを止め、ファインダ内
の被写体を捉えやすくしている。このために、従来のブ
レ補正装置は、重量の重いブレ補正レンズを撮影の直前
からブレに応じて駆動し続けて、ブレを補正している。
その結果、従来のブレ補正装置は、ミラー動作、絞り駆
動、AFの駆動などの動作とブレ補正動作とが重なった
ときに、電力の消費が特に高くなり、これらを動作させ
て写真を撮ると、電池の交換が頻繁に必要となってしま
う可能性があった。
【0005】本発明の課題は、電力の消費を少なくする
ことができるカメラシステム、カメラボディ及び交換レ
ンズを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下のような
解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容
易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付
して説明するが、これに限定されるものではない。すな
わち、請求項1の発明は、第1(20)及び第2のブレ
補正部(10,40)と、前記第1のブレ補正部を作動
する第1の作動部(200)と、前記第2のブレ補正部
を作動する第2の作動部(100,400)と、前記第
1及び前記第2の作動部を制御する制御部(14,2
4)とを含み、前記制御部は、撮影時期に応じて、前記
第1又は前記第2の作動部を作動(S500,S100
0,S2000)させることを特徴とするカメラシステ
ムである。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載のカメ
ラシステムにおいて、前記制御部は、撮影準備動作時に
は、前記第1の作動部を作動(S500)させ、撮影動
作時には、前記第2の作動部を作動(S1000,S2
000)させることを特徴とするカメラシステムであ
る。
【0008】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載のカメラシステムにおいて、前記第1のブレ補正
部は、撮影光学系の光路を変更するブレ補正光学系(2
0)を備え、前記第2のブレ補正部は、被写体像を画像
情報に変換する画像情報変換部(10)を備え、前記第
1の作動部は、前記ブレ補正光学系を駆動する第1の駆
動部(200)を備え、前記第2の作動部は、前記画像
情報変換部を駆動する第2の駆動部(100)を備える
ことを特徴とするカメラシステムである。
【0009】請求項4の発明は、請求項1又は請求項2
に記載のカメラシステムにおいて、前記第1のブレ補正
部は、撮影光学系の光路を変更する第1のブレ補正光学
系(20)を備え、前記第2のブレ補正部は、撮影光学
系の光路を変更する第2のブレ補正光学系(40)を備
え、前記第1の作動部は、前記第1のブレ補正光学系を
駆動する第1の駆動部(200)を備え、前記第2の作
動部は、前記第2のブレ補正光学系を駆動する第2の駆
動部(400)を備えることを特徴とするカメラシステ
ムである。
【0010】請求項5の発明は、請求項3又は請求項4
に記載のカメラシステムにおいて、ブレを検出し、ブレ
検出情報を出力(S200)するブレ検出部(13,2
3)と、前記ブレ検出情報に基づいて、ブレ補正量に応
じたブレ補正情報を演算する演算部(14,24)とを
含み、前記制御部は、前記ブレ補正情報に基づいて、前
記第1及び第2の駆動部を駆動(S500,S100
0)させることを特徴とするカメラシステムである。
【0011】請求項6の発明は、請求項1又は請求項2
に記載のカメラシステムにおいて、前記第1のブレ補正
部は、撮影光学系の光路を変更するブレ補正光学系(2
0)を備え、前記第2のブレ補正部は、被写体像を画像
情報に変換する画像情報変換部(10)を備え、前記第
1の作動部は、前記ブレ補正光学系を駆動する駆動部
(200)を備え、前記第2の作動部は、被写体像をブ
レのない画像に修復する画像修復部(14)を備えるこ
とを特徴とするカメラシステムである。
【0012】請求項7の発明は、請求項6に記載のカメ
ラシステムにおいて、ブレを検出し、ブレ検出情報を出
力(S200)するブレ検出部(13,23)と、前記
ブレ検出情報に基づいて、ブレ補正量に応じたブレ補正
情報を演算する演算部(14,24)とを含み、前記制
御部は、前記ブレ補正情報に基づいて、前記駆動部を駆
動(S500)させ、前記ブレ補正情報及び前記画像情
報に基づいて、前記画像修復部によって被写体像をブレ
のない画像に修復(S2000)させることを特徴とす
るカメラシステムである。
【0013】請求項8の発明は、請求項1から請求項7
までのいずれか1項に記載のカメラシステムにおいて、
ファインダ光学系(11)又は前記第2のブレ補正部に
光束を導く光路切替部(120)を備え、前記光路切替
部は、撮影準備動作時には、少なくとも前記ファインダ
光学系に光束を導き(S1600)、撮影動作時には、
前記第2のブレ補正部に光束を導く(S700)ことを
特徴するカメラシステムである。
【0014】請求項9の発明は、レンズ側ブレ補正部
(20)と、前記レンズ側ブレ補正部を作動するレンズ
側作動部(200)とを含む交換レンズ(2)に装着可
能なカメラボディ(1)において、ボディ側ブレ補正部
(10,40)と、前記ボディ側ブレ補正部を作動する
ボディ側作動部(100,400)と、前記ボディ側作
動部を制御するボディ側制御部(14)とを含み、前記
ボディ側制御部は、撮影時期に応じて、前記ボディ側作
動部を作動(S1000,S2000)させ又は前記レ
ンズ側作動部の作動を前記交換レンズ側に指示(S50
0)することを特徴とするカメラボディである。
【0015】請求項10の発明は、請求項9に記載のカ
メラボディにおいて、前記制御部は、撮影準備動作時に
は、前記レンズ側作動部の作動を前記交換レンズ側に指
示(S500)し、撮影動作時には、前記ボディ側作動
部を作動(S1000,S2000)させることを特徴
とするカメラボディである。
【0016】請求項11の発明は、請求項9又は請求項
10に記載のカメラボディにおいて、前記ボディ側ブレ
補正部は、被写体像を画像情報に変換する画像情報変換
部(10)を備え、前記ボディ側作動部は、前記画像情
報変換部を駆動するボディ側駆動部(100)を備える
ことを特徴とするカメラボディである。
【0017】請求項12の発明は、請求項9又は請求項
10に記載のカメラボディにおいて、前記ボディ側ブレ
補正部は、撮影光学系の光路を変更するブレ補正光学系
(40)を備え、前記ボディ側作動部は、前記ブレ補正
光学系を駆動するボディ側駆動部(400)を備えるこ
とを特徴とするカメラボディである。
【0018】請求項13の発明は、請求項11又は請求
項12に記載のカメラボディにおいて、ブレを検出し、
ブレ検出情報を出力(S200)するブレ検出部(1
3)と、前記ブレ検出情報に基づいて、ブレ補正量に応
じたブレ補正情報を演算する演算部(14)とを含み、
前記ボディ側制御部は、前記ブレ補正情報に基づいて、
前記ボディ側駆動部を駆動(S1000)させることを
特徴とするカメラボディである。
【0019】請求項14の発明は、請求項11又は請求
項12に記載のカメラボディにおいて、前記交換レンズ
側から出力されたブレ検出情報に基づいて、ブレ補正量
に応じたブレ補正情報を演算する演算部(14)を備
え、前記ボディ側制御部は、前記ブレ補正情報に基づい
て、前記ボディ側駆動部(100)を駆動させることを
特徴とするカメラボディである。
【0020】請求項15の発明は、請求項9又は請求項
10に記載のカメラボディにおいて、前記ボディ側ブレ
補正部は、被写体像を画像情報に変換する画像情報変換
部(10)を備え、前記ボディ側作動部は、被写体像を
ブレのない画像に修復する画像修復部(14)を備える
ことを特徴とするカメラボディである。
【0021】請求項16の発明は、請求項15に記載の
カメラボディにおいて、ブレを検出し、ブレ検出情報を
出力(S200)するブレ検出部(13)と、前記ブレ
検出情報に基づいて、ブレ補正量に応じたブレ補正情報
を演算する演算部(14)とを含み、前記ボディ側制御
部は、前記ブレ補正情報及び前記画像情報に基づいて、
前記画像修復部によって被写体像をブレのない画像に修
復(S2000)させることを特徴とするカメラボディ
である。
【0022】請求項17の発明は、請求項15に記載の
カメラボディにおいて、前記交換レンズ側から出力され
たブレ検出情報に基づいて、ブレ補正量に応じたブレ補
正情報を演算する演算部(14)を備え、前記ボディ側
制御部は、前記ブレ補正情報及び前記画像情報に基づい
て、前記画像修復部によって被写体像をブレのない画像
に修復させることを特徴とするカメラボディである。
【0023】請求項18の発明は、請求項9から請求項
17までのいずれか1項に記載のカメラボディにおい
て、ファインダ光学系(11)又は前記ボディ側ブレ補
正部に光束を導く光路切替部(120)を備え、前記光
路切替部は、撮影準備動作時には、少なくとも前記ファ
インダ光学系に光束を導き(S1600)、撮影動作時
には、前記ボディ側ブレ補正部に光束を導く(S70
0)ことを特徴とするカメラボディである。
【0024】請求項19の発明は、ボディ側ブレ補正部
(10,40)と、前記ボディ側ブレ補正部を作動する
ボディ側作動部(100,400)とを含むカメラボデ
ィ(1)に装着可能な交換レンズ(2)において、レン
ズ側ブレ補正部(20)と、前記レンズ側ブレ補正部を
作動するレンズ側作動部(200)と、前記レンズ側作
動部を制御するレンズ側制御部(24)とを含み、前記
レンズ側制御部は、撮影時期に応じて、前記レンズ側作
動部を作動(S500)させ又は前記ボディ側作動部の
作動を前記カメラボディ側に指示(S1000,S20
00)することを特徴とする交換レンズである。
【0025】請求項20の発明は、請求項19に記載の
交換レンズにおいて、前記レンズ側制御部は、撮影準備
動作時には、前記レンズ側作動部を作動(S500)さ
せ、撮影動作時には、前記レンズ側作動部を停止(S8
00)させることを特徴とする交換レンズである。
【0026】請求項21の発明は、請求項19に記載の
交換レンズにおいて、前記レンズ側制御部は、撮影準備
動作時には、前記レンズ側作動部を作動(S500)さ
せ、撮影動作時には、前記ボディ側作動部の作動を前記
カメラボディ側に指示(S1000,S2000)する
ことを特徴とする交換レンズである。
【0027】請求項22の発明は、請求項19から請求
項20までのいずれか1項に記載の交換レンズにおい
て、前記レンズ側ブレ補正部は、撮影光学系の光路を変
更するブレ補正光学系(20)を備え、前記レンズ側作
動部は、前記ブレ補正光学系を駆動するレンズ側駆動部
(200)を備えることを特徴としている交換レンズで
ある。
【0028】請求項23の発明は、請求項22に記載の
交換レンズにおいて、ブレを検出し、ブレ検出情報を出
力(S200)するブレ検出部(23)と、前記ブレ検
出情報に基づいて、ブレ補正量に応じたブレ補正情報を
演算する演算部(24)とを含み、前記レンズ側制御部
は、前記ブレ補正情報に基づいて、前記レンズ側駆動部
を駆動(S500)させることを特徴とする交換レンズ
である。
【0029】請求項24の発明は、請求項22に記載の
交換レンズにおいて、前記カメラボディ側から出力され
たブレ検出情報に基づいて、ブレ補正量に応じたブレ補
正情報を演算する演算部(24)を備え、前記レンズ側
制御部は、前記ブレ補正情報に基づいて、前記レンズ側
駆動部を駆動させることを特徴とする交換レンズであ
る。
【0030】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕以下、図面を参照して、本発明の第1
実施形態について、さらに詳しく説明する。まず、本発
明の第1実施形態に係るカメラシステムについて、ブレ
補正装置が搭載された一眼レフカメラを例に挙げて説明
する。図1は、本発明の第1実施形態に係るカメラシス
テムを示す断面図である。図2は、本発明の第1実施形
態に係るカメラシステムの一部を拡大して示す断面図で
ある。
【0031】本発明の第1実施形態に係るカメラシステ
ムは、図1に示すように、後述するCCD10、CCD
駆動部100、位置検出部130、スクリーン11a上
の像をペンタプリズムによって反転するファインダ光学
系11、ミラー駆動部12、角速度センサ13及びボデ
ィ側CPU14などを備えるカメラボディ1と、このカ
メラボディ1に着脱自在に装着され、ブレ補正レンズ2
0、レンズ駆動部200、位置検出部230、角速度セ
ンサ24及びレンズ側CPU24などを備える交換レン
ズ2とからなる。
【0032】(カメラボディ)CCD10は、撮影光学
系を透過した被写体像を画像情報に変換する光電変換素
子である。CCD10は、図2に示すように、カメラボ
ディ1内に設けられたクイックリターンミラー120の
後方に配置されており、光学系焦点面において基板11
0に取り付けられている。
【0033】CCD駆動部100は、光軸Iと垂直な平
面内(図中xy平面内)において、電磁駆動方式によっ
てCCD10を駆動するものである。CCD駆動部10
0は、CCD10が取り付けられた側と反対側の面にお
いて基板110に取り付けられた2つのコイル101
と、このコイル101と一定の間隔を開けてカメラボデ
ィ1側の基板120に取り付けられ、2極に分極着磁さ
れた2個のマグネット102と、後述する4本(4本中
の2本は図示を省略)の極細いワイヤ103とを備えて
いる。CCD駆動部100は、コイル101が通電する
と、フレミングの左手の法則に基づいて、図中矢印方向
の力を発生し、この力の発生方向にCCD10を駆動す
る。なお、CCD駆動部100は、ピッチ方向(y軸方
向)の駆動力を発生し、ヨー方向(x軸方向)の駆動力
を発生する駆動部については、CCD駆動部100と同
一構造であり、図示を省略する。
【0034】ワイヤ103は、光軸Iと垂直な平面内に
おいてCCD10を移動自在に保持する一種のリンク機
構である。ワイヤ103は、基板110,120に形成
されたスルーホールに通されおり、これらの基板11
0,120に半田付けによって固定されている。ワイヤ
103は、基板120に対して基板110を吊るすよう
に支持している。
【0035】位置検出部130は、光軸Iと垂直な平面
内におけるCCD10の位置を検出するものである。位
置検出部130は、基板110に取り付けられ、CCD
10とともに移動する赤外発光ダイオード(以下、IR
EDという)131と、このIRED131に被さった
状態で基板110に取り付けられ、IRED131から
の光束を制限する光束制限部材132と、IRED13
1及び光束制限部材132と一定の間隔を開け、2個の
マグネット102の間において基板120に取り付けら
れた2次元のPSD(Position Sensit
ive Device)133とを備えている。位置検
出部130は、IRED131の駆動とともにPSD1
33上を移動する赤外光の光スポット位置を検出し、ピ
ッチ方向(y軸方向)及びヨー方向(x軸方向)におけ
るCCD10の位置を検出する。位置検出部130は、
CCD10の駆動位置に関する駆動量情報をボディ側C
PU14に出力する。
【0036】ミラー駆動部12は、撮影動作時に撮影光
束からクイックリターンミラー120を退避するための
ものである。ミラー駆動部12は、図1に示すように、
撮影光学系の後ろに配置されており、撮影光学系を透過
してきた光束を、ファインダ光学系11に振り分けるク
イックリターンミラー120を駆動する。ミラー駆動部
12は、例えば、DCモータによりカムとリンクを駆動
して、クイックリターンミラー120を駆動する機構
や、クイックリターンミラー120をばねによってはね
上げて駆動する機構などからなる。
【0037】角速度センサ13は、カメラボディ1に生
じるブレをモニタし、このブレに応じた角速度情報(ブ
レ検出情報)を出力するセンサである。角速度センサ1
3は、高域のノイズ成分をカットするフィルタ130
に、検出したブレ検出情報を出力する。
【0038】ボディ側CPU14は、例えば、ブレ量
(ブレ補正量)に応じたCCD10の目標駆動位置情報
(ブレ補正情報)の演算や、CCD10に蓄積された画
像データのデータ圧縮処理や、レリーズスイッチ143
のON動作に基づいて、CCD10の駆動又は停止の制
御や、ミラー駆動部12の駆動制御などをする中央処理
部である。ボディ側CPU14には、CCD10と、ミ
ラー駆動部12と、フィルタ130と、位置検出部13
0のPSD133と、ボディ側CPU14により演算し
たブレ量をブレデータとして記憶するブレデータメモリ
140と、ボディ側CPU14により圧縮した画像デー
タを書き込む画像データメモリ141と、後述するPW
M(Pulse Width Modulation)
ドライバ142と、レリーズスイッチ143とが接続さ
れている。また、ボディ側CPU14は、レンズ接点3
を介してレンズ側CPU24と通信が可能である。
【0039】図3は、本発明の第1実施形態に係るカメ
ラシステムにおけるボディ側CPUによるブレ量の演算
過程を示すブロック図である。ボディ側CPU14は、
例えば、移動平均法やディジタルフィルタなどによっ
て、フィルタ130の出力信号(角速度情報)から低周
波数成分(ブレ補正制御の基準値(オメガゼロ値)ω
0)を抽出する。そして、ボディ側CPU14は、角速
度情報から低周波数成分を減算し積分することによっ
て、角変位情報を出力する。ボディ側CPU14は、レ
ンズ側CPU24から出力された焦点距離情報をこの角
変位情報に乗算することによってブレ量を求め、このブ
レ量をブレデータとしてブレデータメモリ140に格納
する。一方、ボディ側CPU14は、焦点距離fと被写
体距離Dとの関数からなり、CCD10の移動量に対す
る像の移動量を表す補正係数αをブレ量に乗算し、CC
D10の目標駆動位置情報を求める。
【0040】ボディ側CPU14は、目標駆動位置にC
CD10が適切に駆動されるように、位置検出部130
から出力された駆動量情報と目標駆動位置情報との差を
演算する。そして、ボディ側CPU14は、CCD10
の駆動範囲内に入るように修正した目標駆動位置情報を
駆動指令値としてPWMドライバ142に出力する。P
WMドライバ142は、この駆動指令値に応じたDut
yにて、CCD駆動部100のコイル101に駆動電圧
を印加し、CCD10を駆動する。
【0041】レリーズスイッチ143は、一連の撮影準
備動作を半押し動作によって開始するとともに、ミラー
駆動部12の駆動などの撮影動作を全押し動作によって
開始するためのスイッチである。
【0042】(交換レンズ)ブレ補正レンズ20は、撮
影光学系の一部又は全部を構成し、光軸Iと垂直な方向
に駆動することによって、ブレを補正するレンズであ
る。ブレ補正レンズ20は、交換レンズ2をカメラボデ
ィ1に装着したときに、クイックリターンミラー120
の前側に位置する。ブレ補正レンズ20は、その外周部
がレンズ枠20aの内周部によって保持されている。
【0043】レンズ駆動部200は、光軸Iと垂直な平
面内(図中xy平面内)において、電磁駆動方式によっ
てブレ補正レンズ20を駆動するものである。以下で
は、その構造を簡単に説明する。レンズ駆動部200
は、取付部材210に取り付けられたヨーク205と、
このヨーク205との間に磁界を形成するマグネット2
04と、ヨーク205とマグネット204との間に配置
され、レンズ枠20aに取り付けられたコイル201
と、取付部材220のレンズ枠20a側の面に取り付け
られ、マグネット204を固定するヨーク202と、一
種のリンク機構を構成し、xy平面内でレンズ枠20a
を移動自在に支持する4本(4本中の2本は図示を省
略)の細いワイヤ203とを備えている。レンズ駆動部
200は、CCD駆動部100と同様に、コイル201
が通電すると、図中矢印方向の力を発生し、ブレ補正レ
ンズ20を駆動する。なお、レンズ駆動部200は、ピ
ッチ方向(y軸方向)の駆動力を発生し、ヨー方向(x
軸方向)の駆動力を発生する駆動部は、レンズ駆動部2
00と同一構造であり、図示を省略する。
【0044】位置検出部230は、光軸Iと垂直な平面
内におけるブレ補正レンズ20の位置を検出するもので
ある。位置検出部230は、カメラボディ1側に搭載さ
れた位置検出装置130と略同一構造である。位置検出
部230は、取付部材210に取り付けられたIRED
231と、取付部材220に取り付けられた1次元のP
SD233と、IRED231とPSD233との間に
配置され、かつ、レンズ枠200の外周部に取り付けら
れており、IRED231からの光束を制限するスリッ
ト部材232とを備えている。位置検出部230は、ス
リット部材232が移動することによって、PSD23
3上で移動する光の位置を検出し、ブレ補正レンズ20
の駆動位置に関する駆動量情報をレンズ側CPU24に
出力する。なお、位置検出部230は、ブレ補正レンズ
20のピッチ方向(y軸方向)の位置を検出し、ブレ補
正レンズ20のヨー方向(x軸方向)の位置を検出する
位置検出部は、位置検出部230と同一構造であり、図
示を省略する。
【0045】角速度センサ23は、交換レンズ2に生じ
るブレをモニタし、このブレに応じた角速度情報(ブレ
検出情報)を出力するセンサである。角速度センサ23
は、カメラボディ1側に搭載された角速度センサ13と
同様のセンサであり、高域のノイズ成分をカットするフ
ィルタ230に、検出したブレ検出情報を出力してい
る。
【0046】レンズ側CPU24は、例えば、ブレ量
(ブレ補正量)に応じたブレ補正レンズ20の目標駆動
位置情報(ブレ補正情報)の演算や、レンズ駆動部20
0に駆動又は駆動停止を指示する中央処理部である。レ
ンズ側CPU24には、フィルタ230と、位置検出部
230のPSD233と、交換レンズ2に関する種々の
情報(以下、レンズ情報という)を書き込んだEEPR
OM240と、例えば、撮影光学系を通過した被写体光
による照度を検出し、焦点距離に関する焦点距離情報を
出力するTTL焦点検出部241と、例えば、光学的な
ロータリエンコーダなどによって、図示しないフォーカ
シングレンズの光軸I方向の位置を検出し、被写体まで
の距離に関する被写体距離情報を出力する合焦レンズ位
置検出部243と、PWMドライバ242と、カメラボ
ディ1側に設けられたレリーズスイッチ143の半押し
機能と同等であって、ON動作によってブレ補正システ
ムを起動するブレ補正スタートスイッチ244とが接続
されている。
【0047】レンズ側CPU24は、ボディ側CPU1
4によるブレ量の演算過程と同様の過程によって、ブレ
量を演算する。以下では、レンズ側CPU24によるブ
レ量の演算過程を簡単に説明する。レンズ側CPU24
は、焦点距離情報、被写体距離情報及びレンズ情報に基
づいて、ブレ補正レンズ20の目標駆動位置に関する目
標駆動位置情報を演算する。レンズ側CPU24は、ブ
レ補正レンズ20が目標駆動位置に適切に駆動されるよ
うに、位置検出部230から出力された駆動量情報と目
標駆動位置情報との差を演算する。そして、レンズ側C
PU24は、ブレ補正レンズ20が目標駆動位置に駆動
するように、修正した目標駆動位置情報を駆動指令値と
してPWMドライバ242に出力する。PWMドライバ
242は、この駆動指令値に応じたDutyにて、レン
ズ駆動部200のコイル201に駆動電圧を印加し、ブ
レ補正レンズ20を駆動する。また、レンズ側CPU2
4は、ブレ補正スタートスイッチ244のON動作又は
OFF動作に基づいて、レンズ駆動部200に駆動又は
駆動停止を指示する。
【0048】つぎに、本発明の第1実施形態に係るカメ
ラシステムの動作を説明する。図4は、本発明の第1実
施形態に係るカメラシステムの動作を説明するフローチ
ャートである。ステップ(以下、Sとする)100にお
いて、レリーズスイッチ143が半押し動作する。レリ
ーズスイッチ143の半押し動作によって、本フローチ
ャートがスタートする。ボディ側CPU14は、レリー
ズスイッチ143の半押し動作と同時に、図示しない半
押しタイマをON動作する。なお、図4に示すフローチ
ャートは、ブレ補正を行うときのものであり、ブレ補正
を行わないときには、通常のカメラ動作が行われる。
【0049】S200において、角速度センサ13,2
3がON動作する。図示しない電源供給部は、半押しO
N動作に同期して、角速度センサ13,23の双方にに
電源を供給し、角速度センサ13,23がON動作(電
源ON)する。角速度センサ13,23は、立ち上がり
時において不安定な期間があるために、半押し直後にO
N動作する。角速度センサ13,23は、カメラボディ
1及び交換レンズ2に生じる振動をそれぞれ検出し、ボ
ディ側CPU14及びレンズ側CPU24にフィルタ1
30,230を介して、それぞれ検出したブレ検出情報
を出力する。
【0050】S300において、ブレ補正レンズ20が
ロック解除される。レンズ側CPU20は、ブレ補正レ
ンズ20のロック解除を図示しないロック機構部に指示
し、ロック機構部は、ブレ補正レンズ20のロックを解
除する。
【0051】S400において、測距及び測光が行われ
る。焦点検出部241は、撮影光学系を通過した被写体
光による照度を検出し、レンズ側CPU24に焦点距離
情報を出力する。その後に、AF駆動によって合焦レン
ズを光軸I方向に駆動し、位置検出部243は、合焦レ
ンズの位置を検出し、レンズ側CPU24に被写体距離
情報を出力する。
【0052】S500において、ブレ補正レンズ20が
駆動制御される。レンズ側CPU24は、角速度センサ
23から出力されたブレ検出情報、被写体距離情報、焦
点距離情報及びレンズ情報に基づいて、ブレ量を演算す
る。レンズ側CPU24は、このブレ量に応じた目標駆
動位置情報に基づいて、ブレ補正レンズ20を駆動制御
する。
【0053】S600において、ボディ側CPU14
は、レリーズスイッチ143が全押し動作しているか否
かを判断する。レリーズスイッチ143が全押し動作し
ているときには、S700に進み、レリーズスイッチ1
43が全押し動作していないときには、S400に戻
り、測距及び測光が繰り返し行われる。
【0054】S700において、クイックリターンミラ
ー120がアップする。ボディ側CPU14は、ミラー
駆動部12にミラーアップを指示し、クイックリターン
ミラー120は、撮影光路中から図1に示す点線位置ま
で退避する。
【0055】S800において、ブレ補正レンズ20が
ロックされる。ボディ側CPU14は、ブレ補正停止の
コマンドをレンズ接点3を介してレンズ側CPU24に
出力する。レンズ側CPU24は、ブレ補正停止のコマ
ンドに基づいて、ブレ補正レンズの駆動停止をレンズ駆
動部200に指示するとともに、ブレ補正レンズ20の
ロックをロック機構部に指示する。
【0056】S900において、絞り駆動が開始され
る。図示しない絞り機構部が駆動制御される。
【0057】S1000において、CCD10がブレ補
正を開始する。ボディ側CPU14は、レンズ接点3を
介して交換レンズ2側から出力される焦点検出情報及び
被写体距離情報並びに角速度センサ13から出力された
ブレ検出情報に基づいて、ブレ量を演算する。ボディ側
CPU14は、このブレ量に応じた目標駆動位置情報に
基づいて、CCD10を駆動制御する。
【0058】S1100において、画像データが取り込
まれる。CCD10は、電荷蓄積し撮影を行う。ボディ
側CPU14は、CCD10に蓄積された画像データを
データ圧縮処理し、画像データメモリ141に圧縮した
データを書き込む。
【0059】S1200において、CCD10がブレ補
正を停止する。ボディ側CPU14は、CCD駆動部1
00に駆動停止を指示し、ブレ補正制御を停止する。
【0060】S1300において、絞り開放駆動が開始
される。図示しない絞り機構部が駆動制御され、絞りが
開放される。
【0061】S1400において、ブレ補正レンズ20
がロック解除される。ボディ側CPU14は、ブレ補正
開始のコマンドをレンズ接点3を介してレンズ側CPU
24に出力する。レンズ側CPU24は、ブレ補正開始
のコマンドに基づいて、ブレ補正レンズ20のロック解
除を図示しないロック機構部に指示し、ロック機構部
は、ブレ補正レンズ20のロックを解除する。
【0062】S1500において、ブレ補正レンズ20
が駆動制御される。レンズ側CPU24は、角速度セン
サ23から出力されたブレ検出情報、被写体距離情報、
焦点距離情報及びレンズ情報に基づいて、ブレ量を演算
する。レンズ側CPU24は、このブレ量に応じた目標
駆動位置情報に基づいて、ブレ補正レンズ20を駆動制
御する。
【0063】S1600において、クイックリターンミ
ラー120がダウンする。ボディ側CPU14は、ミラ
ー駆動部12にミラーダウンを指示し、クイックリター
ンミラー120は、図1に示す点線位置から撮影光路中
まで駆動する。
【0064】S1700において、ボディ側CPU14
は、半押しタイマがOFF動作しているか否かを判断す
る。半押しタイマがOFF動作(タイムアップ)してい
るときには、S1800に進む。半押しタイマがOFF
動作していないときには、ボディ側CPU14は、半押
しタイマがOFF動作するまで、繰り返し判断を続け
る。
【0065】S1800において、ブレ補正レンズ20
が駆動停止する。ボディ側CPU14は、ブレ補正停止
のコマンドをレンズ接点3を介してレンズ側CPU24
に出力する。レンズ側CPU24は、ブレ補正停止のコ
マンドに基づいて、ブレ補正レンズの駆動停止をレンズ
駆動部200に指示し、ブレ補正制御を停止する。
【0066】S1900において、ブレ補正レンズ20
がロックされる。レンズ側CPU24は、ブレ補正レン
ズ20のロック開始をロック機構部に指示する。また、
電源供給部は、角速度センサ13,23への電源の供給
を中止し、角速度センサ13,23がOFF動作する。
【0067】本発明の第1実施形態に係るカメラシステ
ムは、カメラボディ1側と交換レンズ2側にブレ補正装
置をそれぞれ備えている。レリーズスイッチ143が半
押し状態(撮影準備状態)であるときには、クイックリ
ターンミラー120は、撮影光学系ではなくファインダ
光学系11に光束を導いている。このために、ブレ補正
レンズ20を透過した光は、クイックリターンミラー1
20によって反射され、スクリーン11a上に像を結
ぶ。この場合に、撮影者は、スクリーン11a上の像を
ファインダ光学系11により確認している。撮影を行っ
ていない撮影準備状態では、カメラボディ1側のブレ補
正装置がCCD10を駆動しても、ファインダ上の像に
変化がなくブレ補正の効果も現れない。このために、撮
影準備状態では、ボディ側CPU14は、カメラボディ
1側のCCD駆動部100に駆動停止を指示し、レンズ
側CPU24は、交換レンズ2側のレンズ駆動部200
に駆動を指示し、ブレ補正レンズ20がブレを補正して
いる。
【0068】一方、レリーズスイッチ143が全押し状
態(撮影状態)であるときには、カメラボディ1側及び
交換レンズ2側のブレ補正装置のいずれか一方又は双方
を用いることによって、ブレ補正の効果を得ることがで
きる。しかし、カメラボディ1側と交換レンズ2側のブ
レ補正装置を同時に駆動すると、ブレ補正を2倍行って
しまいブレ補正の効果がなくなってしまう可能性があ
る。また、撮影状態であるときには、クイックリターン
ミラー120の駆動、絞り駆動及びAF駆動などによ
り、消費電力が高くなる。一般に、ブレ補正レンズ20
に対してCCD10のほうが軽いために、駆動に必要な
エネルギーは、CCD10を駆動するほうが少なくて済
む。このために、本発明の第1実施形態に係るカメラシ
ステムは、ブレ補正レンズ20による補正に較べて消費
電力の面で優位なCCD10によりブレを補正してい
る。このように、本発明の第1実施形態に係るカメラシ
ステムは、撮影時期に応じて、CCD駆動部10又はレ
ンズ駆動部200のいずれか一方が駆動するために、消
費電力の低減を図ることができる。
【0069】〔第2実施形態〕図5は、本発明の第2実
施形態に係るカメラシステムを示す断面図である。な
お、以下の説明において、図1に示した部材と同一の部
材は、同一の番号を付して説明し、その部材の詳細な説
明については省略する。本発明の第2実施形態に係るカ
メラシステムは、図5に示すように、カメラボディ1側
に基板110を介してCCD10を取り付けており、本
発明の第1実施形態に係るカメラシステムのようなCC
D駆動部100を備えていない。
【0070】(カメラボディ)ボディ側CPU14は、
例えば、CCD10に蓄積された画像データのデータ圧
縮処理や、画像データとこの画像データを出力したとき
のブレデータとに基づいて、ブレのない元の画像への修
復や、レリーズスイッチ143のON動作に基づいて、
CCD10の駆動又は駆動停止を指示する中央処理部で
ある。
【0071】(交換レンズ)レンズ側CPU24は、例
えば、ブレ補正レンズ20の目標駆動位置情報(ブレ補
正情報)を演算したり、ブレ補正レンズ20の駆動又は
駆動停止を制御したり、焦点検出部241から出力され
た焦点検出情報及び合焦レンズ位置検出部243から出
力された被写体距離情報に基づいて、撮影倍率を演算し
たりする中央処理部である。
【0072】図6は、本発明の第2実施形態に係るカメ
ラシステムにおけるレンズ側CPUによるブレ量の演算
過程を示すブロック図である。なお、本発明の第2実施
形態に係るカメラシステムにおけるレンズ側CPU24
は、本発明の第1実施形態に係るカメラシステムにおけ
るボディ側CPU14と略同様の演算過程によってブレ
量を演算する。
【0073】レンズ側CPU24は、フィルタ230の
出力信号(角速度情報)から抽出した低周波数成分を、
この角速度情報から減算し積分して、角変位情報を出力
する。レンズ側CPU24は、この角変位情報に焦点距
離情報を乗算してブレ量を求める。レンズ側CPU24
は、このブレ量をブレデータとして、レンズ接点3を介
してボディ側CPU14に出力し、ボディ側CPU14
は、このブレデータをブレデータメモリ140に格納す
る。一方、レンズ側CPU24は、補正係数αをブレ量
に乗算し、ブレ補正レンズ20の目標駆動位置情報を求
める。
【0074】レンズ側CPU24は、位置検出部230
から出力された駆動量情報と目標駆動位置情報との差を
演算し、ブレ補正レンズ20の駆動範囲内に入るように
修正した目標駆動位置情報を駆動指令値としてPWMド
ライバ142に出力する。PWMドライバ142は、こ
の駆動指令値に応じたDutyにて、レンズ駆動部20
0のコイル201に駆動電圧を印加し、ブレ補正レンズ
20を駆動する。
【0075】つぎに、本発明の第2実施形態に係るカメ
ラシステムの動作を説明する。図7は、本発明の第2実
施形態に係るカメラシステムの動作を説明するフローチ
ャートである。なお、以下の説明において、図4に示し
たステップと同一のステップは、同一の番号を付して説
明し、そのステップにおける動作の詳細な説明について
は省略する。
【0076】S550において、ボディ側CPU14
は、半押しタイマがOFF動作しているか否かを判断す
る。半押しタイマがOFF動作(タイムアップ)してい
るときにはS1800に進み、ブレ補正レンズ20が駆
動停止し、S1900において、ロック機構部がブレ補
正レンズをロックし、角速度センサ13,23がOFF
動作する。一方、半押しタイマがOFF動作していない
ときにはS600に進み、レリーズスイッチ143が全
押し動作するか否かを判断する。なお、S800におい
て、ブレ補正レンズ20をロック機構部がロックする
が、レンズ側CPU24は、角速度センサ23の角速度
情報に基づいて、ブレ量の演算を継続し、ボディ側CP
U14に出力する。
【0077】S1150において、ブレデータが取り込
まれる。ボディ側CPU14は、CCD10が画像デー
タを出力したとき(撮影時)のブレデータを、ブレデー
タメモリ140に書き込む。
【0078】S2000において、画像データ修復部が
画像を修復する。ボディ側CPU14は、画像データメ
モリ141に格納された画像データと、ブレデータメモ
リ140に格納されたブレデータとに基づいて画像を修
復する。このような画像データ修復方法については、特
開平6−118468号公報などに開示されているため
に、以下では、その方法を簡単に説明する。ボディ側C
PU14は、ブレデータメモリ140に格納されたブレ
データの記録値を、サンプリング時間毎(例えば、1m
sec毎)に読み出す。そして、ボディ側CPU14
は、この記録値に基づいてブレの軌跡を求め、このブレ
の軌跡からブレ修正関数を求める。画像データの周辺部
は、ブレの中途から得られたデータやブレの中途でけら
れたデータを含むために、ボディ側CPU14は、画像
の修復をうまく行えない。このために、ボディ側CPU
14は、画像データメモリ141に格納された画像デー
タを読み込み、ブレ量の最大値分だけブレの軌跡から画
像データの周辺をカットする。そして、ボディ側CPU
14は、ブレ修正関数を用いて、画像データを修正する
ための演算を行う。
【0079】S2100において、修復した画像データ
が記録される。ボディ側CPU14は、画像データメモ
リ141に格納された修復前の画像データの上に、修復
後の画像データをオーバライトする。修復した画像デー
タの記録後は、S400に戻る。
【0080】図8は、本発明の第2実施形態に係るカメ
ラシステムにおける撮影倍率に応じてブレ補正を行うか
否かの動作を説明するフローチャートである。S450
において、レンズ側CPU24が撮影倍率を演算する。
S400において、測距、測光及びAF駆動が行われた
後に、レンズ側CPU24は、被写体距離情報と焦点距
離情報とに基づいて、撮影倍率βを演算する。
【0081】S710において、撮影倍率βが0.2よ
りも大きいか否かが判断される。撮影倍率βが0. 2以
上であるときには、平行ブレの影響が大きいために、光
学的なブレ補正を行っても効果が少ないとレンズ側CP
U24が判断する。このために、レンズ側CPU24
は、S800において、ブレ補正レンズ20のロックを
ロック機構部に指示し、ボディ側CPU14は、S20
00において、画像修復によってブレを補正する。一
方、撮影倍率βが0. 2よりも小さいときには、レンズ
側CPU24は、ブレ補正レンズ20の駆動制御を続行
し、ボディ側CPU14は、S720において、図示し
ない絞り機構部を駆動制御する。そして、S730にお
いて、画像データメモリ140が画像データを取り込
み、ボディ側CPU14は、S740において絞りを開
放に駆動制御して、S750においてミラー駆動部12
にミラーダウンを指示する。
【0082】本発明の第2実施形態に係るカメラシステ
ムは、交換レンズ2側のみにブレ補正装置を備えてい
る。レリーズスイッチ143が半押し状態(撮影準備状
態)であるときには、ブレ補正レンズ20を通過した光
は、クイックリターンミラー120によって反射され、
スクリーン11a上に像を結ぶ。このために、撮影者
は、スクリーン11a上の像をファインダ光学系11に
より確認することができる。この場合に、レンズ側CP
U24は、レンズ駆動部200に駆動を指示し、ブレ補
正レンズ20がブレを補正するために、撮影者は、ブレ
のない像を捉えることができる。
【0083】一方、レリーズスイッチ143が全押し状
態(撮影状態)であるときには、クイックリターンミラ
ー120は、跳ね上がっており、被写体像は、CCD1
0上に結像する。このために、撮影者は、スクリーン1
1a上の像をファインダ光学系11により確認すること
ができない。レンズ側CPU24は、レンズ駆動部20
0に駆動停止を指示し、ボディ側CPU14は、画像デ
ータメモリ141に書き込まれた画像データと、ブレデ
ータメモリ140に格納されたブレデータとに基づい
て、被写体像のブレを補正する。このように、本発明の
第2実施形態に係るカメラシステムは、撮影時期に応じ
て、レンズ駆動部200が駆動したり、ボディ側CPU
14が画像データを修復したりするために、いずれか一
方を作動することで消費電力の低減を図ることができ
る。
【0084】本発明の第2実施形態に係るカメラシステ
ムは、撮影倍率βを演算する撮影倍率演算部をレンズ側
CPU24が備えており、このレンズ側CPU24は、
撮影倍率βが所定値以上のときには、第2の操作部とし
てのボディ側CPU14を作動させる。また、レンズ側
CPU24は、撮影倍率βが所定値よりも小さいときに
は、第1の操作部としてのレンズ駆動部200を作動さ
せる。このために、撮影倍率βが所定値以上であるとき
には、ボディ側CPU14が画像データをブレのない画
像に修復し、レンズ側CPU24がレンズ駆動部200
に駆動停止を指示する。その結果、ブレ補正の効果が少
ないときには、ブレ補正レンズ20の駆動を停止し、消
費電力の低減を図ることができる。一方、撮影倍率βが
所定値よりも小さいときには、レンズ側CPU24がレ
ンズ駆動部200を駆動制御し、ブレ補正の効果が少な
いときには、ブレ補正レンズ20の駆動を停止し、消費
電力の低減を図ることができる。
【0085】〔第3実施形態〕図9は、本発明の第3実
施形態に係るカメラシステムを示す断面図である。本発
明の第3実施形態に係るカメラシステムは、図9に示す
ように、カメラボディ1側に基板110を介してCCD
10を取り付けている。また、本発明の第3実施形態に
係るカメラシステムは、クイックリターンミラー120
とCCD10との間に、ブレ補正レンズ40、レンズ駆
動部400及び位置検出部430からなるブレ補正装置
を搭載している。なお、これらのブレ補正レンズ40、
レンズ駆動部400及び位置検出部430は、交換レン
ズ2側に搭載されたものと同じ構造である。
【0086】本発明の第3実施形態に係るカメラシステ
ムは、撮影準備状態にあるときには、カメラボディ1側
のレンズ駆動部300が駆動を停止し、交換レンズ1側
のレンズ駆動部200が駆動する。一方、撮影状態にあ
るときには、カメラボディ1側のレンズ駆動部300が
駆動し、交換レンズ1側のレンズ駆動部200が駆動を
停止する。このために、レンズ駆動部200又はレンズ
駆動部300を撮影時期に応じて選択するために、これ
らを駆動する際に必要とする電力の低減を図ることがで
きる。
【0087】〔第4実施形態〕図10は、本発明の第4
実施形態に係るカメラシステムの態様を示す断面図であ
る。図10(A)に示すカメラシステムは、レンズ側C
PU24を省略又はレンズ側CPU24を介さずに、ボ
ディ側CPU14とレンズ駆動部200とを接続してい
る。ボディ側CPU14は、角速度センサ13が出力す
る角速度情報に基づいて、CCD駆動部100を駆動制
御する。なお、カメラボディ1がCCD駆動部100を
備えていない場合には、角速度センサ13が出力する角
速度情報とCCD10が出力する画像データとに基づい
て、画像データ修復部がブレのない画像に修復する。
【0088】図10(B)に示すカメラシステムは、ボ
ディ側CPU14を省略又はボディ側CPU14を介さ
ずに、CCD駆動部100及び角速度センサ13をレン
ズ側CPU24に接続している。カメラボディ1がCC
D駆動部100を備えていない場合には、角速度センサ
13が出力する角速度情報とCCD10が出力する画像
データとに基づいて、レンズ側CPU24に設けられた
画像データ修復部がブレのない画像に修復する。
【0089】図10(C)に示すカメラシステムは、レ
ンズ側CPU24を省略又はレンズ側CPU24を介さ
ずに、ボディ側CPU14とレンズ駆動部200とを接
続している。カメラボディ1がCCD駆動部100を備
えていない場合には、角速度センサ23が出力する角速
度情報とCCD10が出力する画像データとに基づい
て、画像データ修復部がブレのない画像に修復する。
【0090】図10(D)に示すカメラシステムは、ボ
ディ側CPU14を省略又はボディ側CPU14を介さ
ずに、レンズ側CPU24とCCD駆動部100とを接
続している。カメラボディ1がCCD駆動部100を備
えていない場合には、角速度センサ23が出力する角速
度情報とCCD10が出力する画像データとに基づい
て、レンズ側CPU24に設けられた画像データ修復部
がブレのない画像に修復する。図10(D)に示すカメ
ラシステムは、レンズ側CPU24によって、カメラボ
ディ1側のCCD駆動部100を制御することができ
る。また、従来の銀塩カメラ用の交換レンズを装着可能
であって、CCD駆動部や角速度センサを備えていない
ディジタルスチルカメラについても、レンズ側CPU2
4によってカメラボディ側のCCDを制御することがで
きる。
【0091】〔他の実施形態〕以上説明した実施形態に
限定されることはなく、種々の変形や変更が可能であっ
て、それらも本発明の均等の範囲内である。例えば、本
発明の第1実施形態に係るカメラシステムは、レリーズ
スイッチ143の半押し動作と同時に、半押しタイマを
ON動作しているが、ブレ補正スタートスイッチ244
のON動作と同時に、半押しタイマをON動作してもよ
い。また、ブレ補正レンズ20は、ロック機構部で機械
的にロックしてもよいが、撮影光学系全体の光軸Iとブ
レ補正レンズ20の中心が一致するように、レンズ駆動
部200で駆動し、その位置で保持してもよい。本発明
の第1実施形態に係るカメラシステムは、ミラーダウン
の後に画像データ修復部によって画像データを修復して
いるが、これに限定するものではない。画像データ修復
部は、画像データとブレデータがそろった後であれば、
いつでも画像データを修復することができる。また、C
CD駆動部100は、角速度センサ13の出力信号を利
用し、レンズ駆動部200は、角速度センサ23の出力
信号を利用しているが、いずれか一方の角速度センサ1
3,23の出力信号に基づいて、ブレ補正を行うことも
できる。本発明の第1実施形態に係るカメラシステム
は、撮影動作時において、CCD駆動部100がCCD
10を駆動しているが、ブレ補正レンズ20がCCD1
0よりも軽いときには、ブレ補正レンズ20を駆動して
もよい。
【0092】本発明の第2実施形態に係るカメラシステ
ムは、特開平6−118468号公報に記載された画像
修復方法を一例として挙げたものであり、画像データの
修復が可能であれば、これに限定されず他の方法であっ
てもよい。また、撮影倍率βは、0. 2を判断値として
いるが、この値は、レンズによって前後するために、
0.2に限定されるものではない。
【0093】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、請求項1記
載の発明によれば、制御部は、撮影時期に応じて、第1
のブレ補正部を作動する第1の作動部又は第2のブレ補
正部を作動する第2の作動部を作動させるので、第1及
び第2の作動部が同時に作動するのを防止し、消費電力
の低減を図ることができる。
【0094】請求項2記載の発明によれば、制御部は、
撮影準備動作時には、第1の作動部を作動させ、撮影動
作時には、第2の作動部を作動させるので、撮影準備動
作時又は撮影動作時に応じて、第1又は第2のブレ補正
部を作動させ、消費電力の低減を図ることができる。
【0095】請求項3記載の発明によれば、第1のブレ
補正部は、撮影光学系の光路を変更するブレ補正光学系
を備え、第2のブレ補正部は、被写体像を画像情報に変
換する画像情報変換部を備えており、第1の作動部は、
ブレ補正光学系を駆動する第1の駆動部を備え、第2の
作動部は、画像情報変換部を駆動する第2の駆動部を備
えている。また、請求項4記載の発明によれば、第1の
ブレ補正部は、撮影光学系の光路を変更する第1のブレ
補正光学系を備え、第2のブレ補正部は、撮影光学系の
光路を変更する第2のブレ補正光学系を備えており、第
1の作動部は、第1のブレ補正光学系を駆動する第1の
駆動部を備え、第2の作動部は、第2のブレ補正光学系
を駆動する第2の駆動部を備えている。したがって、第
1及び第2の駆動部が同時に駆動するのを防止し、消費
電力の低減を図ることができる。
【0096】請求項5記載の発明によれば、演算部は、
ブレ検出部が出力するブレ検出情報に基づいて、ブレ補
正量に応じたブレ補正情報を演算し、制御部は、このブ
レ補正情報に基づいて、第1及び第2の駆動部を駆動さ
せるので、ブレ補正光学系又は画像情報変換部によって
ブレを補正したり、第1又は第2のブレ補正光学系によ
ってブレを補正することができる。
【0097】請求項6記載の発明によれば、第1のブレ
補正部は、撮影光学系の光路を変更するブレ補正光学系
を備え、第2のブレ補正部は、被写体像を画像情報に変
換する画像情報変換部を備えており、第1の作動部は、
ブレ補正光学系を駆動する駆動部を備え、第2の作動部
は、被写体像をブレのない画像に修復する画像修復部を
備えているので、駆動部及び画像修復部が同時に作動す
るのを防止し、消費電力の低減を図ることができる。
【0098】請求項7記載の発明によれば、演算部は、
ブレ検出部が出力するブレ検出情報に基づいて、ブレ補
正量に応じたブレ補正情報を演算し、制御部は、ブレ補
正情報に基づいて、駆動部を駆動させ、ブレ補正情報及
び前記画像情報に基づいて、画像修復部によって被写体
像をブレのない画像に修復させるので、ブレ補正光学系
又は画像修復部によってブレを補正することができる。
【0099】請求項8記載の発明によれば、光路切替部
は、ファインダ光学系又は第2のブレ補正部に光束を導
き、この光路切替部は、撮影準備動作時には、少なくと
もファインダ光学系に光束を導き、撮影動作時には、第
2のブレ補正部に光束を導くので、撮影準備動作時に
は、ファインダ光学系によりブレのない像を確認するこ
とができ、撮影動作時には、第2のブレ補正部によって
ブレを補正することができる。
【0100】請求項9記載の発明によれば、レンズ側作
動部を含む交換レンズに装着可能なカメラボディは、ボ
ディ側ブレ補正部を作動するボディ側作動部と、このボ
ディ側作動部を制御するボディ側制御部とを含み、ボデ
ィ側制御部は、撮影時期に応じて、ボディ側作動部を作
動させ又はレンズ側作動部の作動を交換レンズ側に指示
するので、ボディ側作動部及びレンズ側作動部が同時に
作動するのを防止し、消費電力の低減を図ることができ
る。
【0101】請求項10記載の発明によれば、制御部
は、撮影準備動作時には、レンズ側作動部の作動を交換
レンズ側に指示し、撮影動作時には、ボディ側作動部を
作動させるので、撮影準備動作時又は撮影動作時に応じ
て、レンズ側作動部又はボディ側作動部を作動させ、消
費電力の低減を図ることができる。
【0102】請求項11記載の発明によれば、ボディ側
ブレ補正部は、被写体像を画像情報に変換する画像情報
変換部を備え、ボディ側作動部は、この画像情報変換部
を駆動するボディ側駆動部を備えるので、ボディ側駆動
部によって画像情報変換部を駆動してブレを補正するこ
とができる。
【0103】請求項12記載の発明によれば、ボディ側
ブレ補正部は、撮影光学系の光路を変更するブレ補正光
学系を備え、ボディ側作動部は、このブレ補正光学系を
駆動するボディ側駆動部を備えるので、ボディ側駆動部
によってブレ補正光学系を駆動してブレを補正すること
ができる。
【0104】請求項13記載の発明によれば、演算部
は、ブレ検出部が出力するブレ検出情報に基づいて、ブ
レ補正量に応じたブレ補正情報を演算し、ボディ側制御
部は、このブレ補正情報に基づいて、ボディ側駆動部を
駆動させている。また、請求項14記載の発明によれ
ば、演算部は、交換レンズ側から出力されたブレ検出情
報に基づいて、ブレ補正量に応じたブレ補正情報を演算
し、ボディ側制御部は、このブレ補正情報に基づいて、
ボディ側駆動部を駆動させている。したがって、画像情
報変換部又はブレ補正光学系によってブレを補正するこ
とができる。
【0105】請求項15記載の発明によれば、ボディ側
ブレ補正部は、被写体像を画像情報に変換する画像情報
変換部を備え、ボディ側作動部は、被写体像をブレのな
い画像に修復する画像修復部を備えるので、画像修復部
によってブレを補正することができる。
【0106】請求項16記載の発明によれば、演算部
は、ブレ検出部が出力するブレ検出情報に基づいて、ブ
レ補正量に応じたブレ補正情報を演算し、ボディ側制御
部は、このブレ補正情報及び画像情報に基づいて、画像
修復部によって被写体像をブレのない画像に修復させて
いる。また、請求項17記載の発明によれば、演算部
は、交換レンズ側から出力されたブレ検出情報に基づい
て、ブレ補正量に応じたブレ補正情報を演算し、ボディ
側制御部は、このブレ補正情報及び画像情報に基づい
て、画像修復部によって被写体像をブレのない画像に修
復させている。したがって、被写体像をブレのない画像
に画像修復部によって補正することができる。
【0107】請求項18記載の発明によれば、光路切替
部は、ファインダ光学系又はボディ側ブレ補正部に光束
を導き、この光路切替部は、撮影準備動作時には、少な
くとも前記ファインダ光学系に光束を導き、撮影動作時
には、ボディ側ブレ補正部に光束を導くので、撮影準備
動作時には、ファインダ光学系によりブレのない像を確
認することができ、撮影動作時には、ボディ側ブレ補正
部によってブレを補正することができる。
【0108】請求項19記載の発明によれば、ボディ側
ブレ補正部を作動するボディ側作動部を含むカメラボデ
ィに装着可能な交換レンズは、レンズ側ブレ補正部を作
動するレンズ側作動部と、このレンズ側作動部を制御す
るレンズ側制御部とを含み、レンズ側制御部は、撮影時
期に応じて、レンズ側作動部を作動させ又はボディ側作
動部の作動をカメラボディ側に指示するので、レンズ側
作動部及びボディ側作動部が同時に作動するのを防止
し、消費電力の低減を図ることができる。
【0109】請求項20記載の発明によれば、レンズ側
制御部は、撮影準備動作時には、レンズ側作動部を作動
させ、撮影動作時には、ボディ側作動部の作動をカメラ
ボディ側に指示するので、撮影準備動作時又は撮影動作
時に応じて、レンズ側作動部又はボディ側作動部を作動
させ、消費電力の低減が図られる。
【0110】請求項21記載の発明によれば、レンズ側
制御部は、撮影準備動作時には、レンズ側作動部を作動
させ、撮影動作時には、レンズ側作動部を停止させるの
で、撮影準備動作時又は撮影動作時に応じてレンズ側作
動部を作動させ、消費電力の低減が図られる。
【0111】請求項22記載の発明によれば、レンズ側
ブレ補正部は、撮影光学系の光路を変更するブレ補正光
学系を備え、レンズ側作動部は、このブレ補正光学系を
駆動するレンズ側駆動部を備えるので、レンズ側駆動部
によってブレ補正光学系を駆動してブレを補正すること
ができる。
【0112】請求項23記載の発明によれば、演算部
は、ブレ検出部が出力するブレ検出情報に基づいて、ブ
レ補正量に応じたブレ補正情報を演算し、レンズ側制御
部は、このブレ補正情報に基づいて、レンズ側駆動部を
駆動させている。また、演算部は、カメラボディ側から
出力されたブレ検出情報に基づいて、ブレ補正量に応じ
たブレ補正情報を演算し、レンズ側制御部は、このブレ
補正情報に基づいて、レンズ側駆動部を駆動させてい
る。したがって、被写体像をブレのない画像に画像修復
部によって補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るカメラシステムを
示す断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るカメラシステムの
一部を拡大して示す断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係るカメラシステムに
おけるボディ側CPUによるブレ量の演算過程を示すブ
ロック図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係るカメラシステムの
動作を説明するフローチャートである。
【図5】本発明の第2実施形態に係るカメラシステムを
示す断面図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係るカメラシステムに
おけるレンズ側CPUによるブレ量の演算過程を示すブ
ロック図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係るカメラシステムの
動作を説明するフローチャートである。
【図8】本発明の第2実施形態に係るカメラシステムに
おける撮影倍率に応じてブレ補正を行うか否かの動作を
説明するフローチャートである。
【図9】本発明の第3実施形態に係るカメラシステムを
示す断面図である。
【図10】本発明の第4実施形態に係るカメラシステム
の態様を示す断面図である。
【符号の説明】
1 カメラボディ 2 交換レンズ 10 CCD 11 ファインダ光学系 13,23 角速度センサ 14 ボディ側CPU 20,40 ブレ補正レンズ 24 レンズ側CPU 100 CCD駆動部 200,400 レンズ駆動部 130,230,430 位置検出部 120 クイックリターンミラー

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2のブレ補正部と、 前記第1のブレ補正部を作動する第1の作動部と、 前記第2のブレ補正部を作動する第2の作動部と、 前記第1及び前記第2の作動部を制御する制御部とを含
    み、 前記制御部は、撮影時期に応じて、前記第1又は前記第
    2の作動部を作動させること、 を特徴とするカメラシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカメラシステムにおい
    て、 前記制御部は、 撮影準備動作時には、前記第1の作動部を作動させ、 撮影動作時には、前記第2の作動部を作動させること、 を特徴とするカメラシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のカメラシ
    ステムにおいて、 前記第1のブレ補正部は、撮影光学系の光路を変更する
    ブレ補正光学系を備え、 前記第2のブレ補正部は、被写体像を画像情報に変換す
    る画像情報変換部を備え、 前記第1の作動部は、前記ブレ補正光学系を駆動する第
    1の駆動部を備え、 前記第2の作動部は、前記画像情報変換部を駆動する第
    2の駆動部を備えること、 を特徴とするカメラシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2に記載のカメラシ
    ステムにおいて、 前記第1のブレ補正部は、撮影光学系の光路を変更する
    第1のブレ補正光学系を備え、 前記第2のブレ補正部は、撮影光学系の光路を変更する
    第2のブレ補正光学系を備え、 前記第1の作動部は、前記第1のブレ補正光学系を駆動
    する第1の駆動部を備え、 前記第2の作動部は、前記第2のブレ補正光学系を駆動
    する第2の駆動部を備えること、 を特徴とするカメラシステム。
  5. 【請求項5】 請求項3又は請求項4に記載のカメラシ
    ステムにおいて、 ブレを検出し、ブレ検出情報を出力するブレ検出部と、 前記ブレ検出情報に基づいて、ブレ補正量に応じたブレ
    補正情報を演算する演算部とを含み、 前記制御部は、前記ブレ補正情報に基づいて、前記第1
    及び第2の駆動部を駆動させること、 を特徴とするカメラシステム。
  6. 【請求項6】 請求項1又は請求項2に記載のカメラシ
    ステムにおいて、 前記第1のブレ補正部は、撮影光学系の光路を変更する
    ブレ補正光学系を備え、 前記第2のブレ補正部は、被写体像を画像情報に変換す
    る画像情報変換部を備え、 前記第1の作動部は、前記ブレ補正光学系を駆動する駆
    動部を備え、 前記第2の作動部は、被写体像をブレのない画像に修復
    する画像修復部を備えること、 を特徴とするカメラシステム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のカメラシステムにおい
    て、 ブレを検出し、ブレ検出情報を出力するブレ検出部と、 前記ブレ検出情報に基づいて、ブレ補正量に応じたブレ
    補正情報を演算する演算部とを含み、 前記制御部は、 前記ブレ補正情報に基づいて、前記駆動部を駆動させ、 前記ブレ補正情報及び前記画像情報に基づいて、前記画
    像修復部によって被写体像をブレのない画像に修復させ
    ること、 を特徴とするカメラシステム。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7までのいずれか1
    項に記載のカメラシステムにおいて、 ファインダ光学系又は前記第2のブレ補正部に光束を導
    く光路切替部を備え、 前記光路切替部は、 撮影準備動作時には、少なくとも前記ファインダ光学系
    に光束を導き、 撮影動作時には、前記第2のブレ補正部に光束を導くこ
    と、 を特徴とするカメラシステム。
  9. 【請求項9】 レンズ側ブレ補正部と、 前記レンズ側ブレ補正部を作動するレンズ側作動部と、 を含む交換レンズに装着可能なカメラボディにおいて、 ボディ側ブレ補正部と、 前記ボディ側ブレ補正部を作動するボディ側作動部と、 前記ボディ側作動部を制御するボディ側制御部とを含
    み、 前記ボディ側制御部は、撮影時期に応じて、前記ボディ
    側作動部を作動させ又は前記レンズ側作動部の作動を前
    記交換レンズ側に指示すること、 を特徴とするカメラボディ。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のカメラボディにおい
    て、 前記制御部は、 撮影準備動作時には、前記レンズ側作動部の作動を前記
    交換レンズ側に指示し、 撮影動作時には、前記ボディ側作動部を作動させるこ
    と、 を特徴とするカメラボディ。
  11. 【請求項11】 請求項9又は請求項10に記載のカメ
    ラボディにおいて、 前記ボディ側ブレ補正部は、被写体像を画像情報に変換
    する画像情報変換部を備え、 前記ボディ側作動部は、前記画像情報変換部を駆動する
    ボディ側駆動部を備えること、 を特徴とするカメラボディ。
  12. 【請求項12】 請求項9又は請求項10に記載のカメ
    ラボディにおいて、 前記ボディ側ブレ補正部は、撮影光学系の光路を変更す
    るブレ補正光学系を備え、 前記ボディ側作動部は、前記ブレ補正光学系を駆動する
    ボディ側駆動部を備えること、 を特徴とするカメラボディ。
  13. 【請求項13】 請求項11又は請求項12に記載のカ
    メラボディにおいて、 ブレを検出し、ブレ検出情報を出力するブレ検出部と、 前記ブレ検出情報に基づいて、ブレ補正量に応じたブレ
    補正情報を演算する演算部とを含み、 前記ボディ側制御部は、前記ブレ補正情報に基づいて、
    前記ボディ側駆動部を駆動させること、 を特徴とするカメラボディ。
  14. 【請求項14】 請求項11又は請求項12に記載のカ
    メラボディにおいて、 前記交換レンズ側から出力されたブレ検出情報に基づい
    て、ブレ補正量に応じたブレ補正情報を演算する演算部
    を備え、 前記ボディ側制御部は、前記ブレ補正情報に基づいて、
    前記ボディ側駆動部を駆動させること、 を特徴とするカメラボディ。
  15. 【請求項15】 請求項9又は請求項10に記載のカメ
    ラボディにおいて、 前記ボディ側ブレ補正部は、被写体像を画像情報に変換
    する画像情報変換部を備え、 前記ボディ側作動部は、被写体像をブレのない画像に修
    復する画像修復部を備えること、 を特徴とするカメラボディ。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のカメラボディにお
    いて、 ブレを検出し、ブレ検出情報を出力するブレ検出部と、 前記ブレ検出情報に基づいて、ブレ補正量に応じたブレ
    補正情報を演算する演算部とを含み、 前記ボディ側制御部は、前記ブレ補正情報及び前記画像
    情報に基づいて、前記画像修復部によって被写体像をブ
    レのない画像に修復させること、 を特徴とするカメラボディ。
  17. 【請求項17】 請求項15に記載のカメラボディにお
    いて、 前記交換レンズ側から出力されたブレ検出情報に基づい
    て、ブレ補正量に応じたブレ補正情報を演算する演算部
    を備え、 前記ボディ側制御部は、前記ブレ補正情報及び前記画像
    情報に基づいて、前記画像修復部によって被写体像をブ
    レのない画像に修復させること、 を特徴とするカメラボディ。
  18. 【請求項18】 請求項9から請求項17までのいずれ
    か1項に記載のカメラボディにおいて、 ファインダ光学系又は前記ボディ側ブレ補正部に光束を
    導く光路切替部を備え、 前記光路切替部は、 撮影準備動作時には、少なくとも前記ファインダ光学系
    に光束を導き、 撮影動作時には、前記ボディ側ブレ補正部に光束を導く
    こと、 を特徴とするカメラボディ。
  19. 【請求項19】 ボディ側ブレ補正部と、 前記ボディ側ブレ補正部を作動するボディ側作動部と、 を含むカメラボディに装着可能な交換レンズにおいて、 レンズ側ブレ補正部と、 前記レンズ側ブレ補正部を作動するレンズ側作動部と、 前記レンズ側作動部を制御するレンズ側制御部とを含
    み、 前記レンズ側制御部は、撮影時期に応じて、前記レンズ
    側作動部を作動させ又は前記ボディ側作動部の作動を前
    記カメラボディ側に指示すること、 を特徴とする交換レンズ。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の交換レンズにおい
    て、 前記レンズ側制御部は、 撮影準備動作時には、前記レンズ側作動部を作動させ、 撮影動作時には、前記レンズ側作動部を停止させるこ
    と、 を特徴とする交換レンズ。
  21. 【請求項21】 請求項19に記載の交換レンズにおい
    て、 前記レンズ側制御部は、 撮影準備動作時には、前記レンズ側作動部を作動させ、 撮影動作時には、前記ボディ側作動部の作動を前記カメ
    ラボディ側に指示すること、 を特徴とする交換レンズ。
  22. 【請求項22】 請求項19から請求項21までのいず
    れか1項に記載の交換レンズにおいて、 前記レンズ側ブレ補正部は、撮影光学系の光路を変更す
    るブレ補正光学系を備え、 前記レンズ側作動部は、前記ブレ補正光学系を駆動する
    レンズ側駆動部を備えること、 を特徴とする交換レンズ。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載の交換レンズにおい
    て、 ブレを検出し、ブレ検出情報を出力するブレ検出部と、 前記ブレ検出情報に基づいて、ブレ補正量に応じたブレ
    補正情報を演算する演算部とを含み、 前記レンズ側制御部は、前記ブレ補正情報に基づいて、
    前記レンズ側駆動部を駆動させること、 を特徴とする交換レンズ。
  24. 【請求項24】 請求項22に記載の交換レンズにおい
    て、 前記カメラボディ側から出力されたブレ検出情報に基づ
    いて、ブレ補正量に応じたブレ補正情報を演算する演算
    部を備え、 前記レンズ側制御部は、前記ブレ補正情報に基づいて、
    前記レンズ側駆動部を駆動させること、 を特徴とする交換レンズ。
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