JPH1031657A - 分散形制御装置 - Google Patents

分散形制御装置

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JPH1031657A
JPH1031657A JP8187092A JP18709296A JPH1031657A JP H1031657 A JPH1031657 A JP H1031657A JP 8187092 A JP8187092 A JP 8187092A JP 18709296 A JP18709296 A JP 18709296A JP H1031657 A JPH1031657 A JP H1031657A
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JP
Japan
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master
computer
slave
console
becomes
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Pending
Application number
JP8187092A
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English (en)
Inventor
Akio Yamagishi
昭男 山岸
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オペレータコンソールを構成するコンピュー
タ間のデータの収集での誤りを少なくする。 【解決手段】 コンピュータの起動時に「電源ON」を
送信し(ST1)、他にマスターが有りかをチェックし
(ST2)、所定の時間内にマスター有を受信するとス
レーブとなり、所定の時間内に何らの応答もない場合に
「マスター宣言」を送信する(ST3)。続いて、他か
ら「マスター宣言」がなされていないかチェックし(S
T4)、なければ自分がマスターとなるが、他からも
「マスター宣言」が出ている場合は、自分と相手の通信
アドレスを比較し(ST5)、自分のアドレスが小さい
場合にはマスター、相手のアドレスが小さい場合はスレ
ーブとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プロセス制御等
に使用される分散形制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、図1に示すように、オペレータ
コンソール1-1、1-2、…、1-nを構成するコンピュー
タと、下位の制御装置2-1、…、2-mとを制御ネットワ
ーク3で結合し、オペレータコンソール1-1、…、1-n
を構成するコンピュータ同志が情報ネットワーク4で結
合する分散形制御装置がある。
【0003】従来、この種の分散形制御装置では、下位
の制御装置2-1、…、2-mはプロセス値・制御演算値等
を制御ネットワーク3に定周期でブロードキャスト通信
(同報通信)により送信している。また、オペレータコ
ンソール1-1、…、1-nでは、これらの同報通信データ
を受信し、CRT画面上に表示したりデータのロギング
を行っている。
【0004】また、オペレータコンソール1-1、…、1
-nは下位の制御装置2-1、…、2-mに対して、制御演算
のパラメータの設定や、設定値の変更等を制御ネットワ
ーク3に対して、イベント通信により送信する。オペレ
ータコンソールとそれを構成するコンピュータを複数台
化するのは、1台のオペレータコンソールまたはコンピ
ュータが故障しても、他のオペレータコンソールまたは
コンピュータにより継続してシステムを稼働させること
ができるので、分散形制御装置全体としての稼働率を向
上させる意図がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】分散形制御装置におい
て、データロガー機能を実現しようとすると、オペレー
タコンソールで制御ネットワークを経て、下位制御装置
からデータを取込む際、コンピュータ間に微妙な収集タ
イミングのずれが存在し、結果としてコンピュータ間で
収集データに微妙な差を生じてしまう。
【0006】また、制御装置の演算機能で積算処理を行
い、コンピュータが積算データを制御ネットワークを介
して収集後、イベント通信により制御装置に対して積算
リセット指令を送出する場合、どのコンピュータの収集
タイミングを基準にするべきか決めることができない。
この発明は上記問題点に着目してなされたものであっ
て、オペレータコンソールを構成するコンピュータ間の
データの収集を、誤り少なくなし得る分散型制御装置を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の分散形制御装
置は、情報ネットワークにより、互いにデータ授受が可
能な複数のコンソールと、これらのコンソールに制御ネ
ットワークで結ばれる複数の下位の制御装置とからなる
ものにおいて、各コンソールに、複数のコンソールから
唯一のマスターコンソールを決定する手段と、マスター
以外のスレーブコンソールからマスターコンソールが稼
働していることを定周期で確認する手段と、マスターコ
ンソールがダウンした時に残ったスレーブコンソールの
中から新しいコンソールを決定する手段と、を特徴的に
備えている。
【0008】この分散形制御装置は、以下の如くして、
各コンソール間でマスター/スレーブを決定している。 先ず、各コンピュータは、自分自身の接続する制御ネ
ットワークの状態を診断し、制御ネットワークの状態が
異常であれば、マスターになれないことにする。また、
コンピュータ内部で異常な状態となり、マスターとして
の処理を継続できないような状態の場合も、マスターに
なれないものとする。
【0009】システム起動の際、各コンピュータは情
報ネットワークを介してブロードキャストメッセージを
送り、規定したタイムアウト時間既に存在するマスター
から応答がなければ、自らマスターとなる。既にマスタ
ーが存在するならばスレーブとなる。 スレーブは、情報ネットワークを使用して定周期にマ
スターに対して生存確認の問い合わせを行う。もしも、
規定したタイムアウト時間応答がなければ、マスターダ
ウンと判断して、新しいマスターの決定状態に移行す
る。
【0010】マスターは、各スレーブから送られてく
る生存確認の問い合わせに応答する。 マスターダウン時には、システム起動の際の手順を繰
り返す。 この分散形制御装置によれば、複数のコンピュータ中か
ら自動的に唯一のマスターコンピュータを決定すること
ができる。またスレーブからマスターコンピュータを監
視させることにより、マスターダウンを自動的に検出
し、新マスターを決定することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態により、この発
明をさらに詳細に説明する。図1は、この発明の実施形
態分散形制御装置のシステム構成を示すブロック図であ
る。この分散形制御装置は、それぞれにコンピュータを
含む複数のコンソール1-1、1-2、…、1-nと、複数の
下位の制御装置2-1、…、2-mと、コンソール1-1、1
-2、…、1-nと制御装置2-1、…、2-mを接続する制御
ネットワーク3と、各コンソール1-1、1-2、…、1-n
を接続する情報ネットワーク4とから構成されている。
もっとも、このシステム構成は、従来のものと特に変わ
るところはない。
【0012】この実施形態分散形制御装置の特徴は、コ
ンソール間のマスター/スレーブの決定方法にある。図
2、…、図5は、各コンソール1-1、1-2、…、1-n
おけるマスター/スレーブを決定するための手順を示す
フロー図である。次に、このフロー図により、実施形態
分散形制御装置のマスター/スレーブの決定処理につい
て説明する。
【0013】コンソール1-1、1-2、…、1-nのコンピ
ュータ起動時は、図2に示すように、先ず「電源ON」
メッセージを送信する(ステップST1)。この時に、
既に他にマスターが存在すればマスターから既にマスタ
ーが存在する旨の応答を受信する(ステップST2)。
もしも、既にマスターが存在するならば、起動したコン
ピュータはスレーブとなる。
【0014】ステップST2において、所定の時間「電
源ON」に対する応答がない場合は、「マスター宣言」
を送信する(ステップST3)。次に、他の「マスター
宣言」受信有かを判定し(ステップST4)、所定時
間、他のコンピュータから応答がなければ、起動したコ
ンピュータがマスターとなる。もしも、他のコンピュー
タからも「マスター宣言」を受信したならば、通信アド
レスを比較する(ステップST5)。例えば、自分の方
が相手よりアドレスが小さい場合は、その起動したコン
ピュータがマスターとなり、逆に相手のアドレスよりも
大きい場合は、スレーブとなる。他にも「マスター宣
言」が出ている場合に、マスターをどのように決定する
かは、他の方法により決定してもよい。
【0015】図3は、常時状態におけるマスターの動作
を示すフロー図である。マスターは、他のコンピュータ
から送られてくるメッセージの待ち状態にある(ステッ
プST11)。他のコンピュータから「電源ON」のメ
ッセージを受信する(ステップST12)と、自分が既
にマスターなので、他がスレーブとして動作するように
「私がマスター」を送信して(ステップST15)、ス
テップST11に戻る。受信したメッセージがスレーブ
からの定期的な「生存確認」であるなら(ステップST
13)、「マスター動作中」を送信して(ステップST
14)、ステップST11に戻り、待機する。
【0016】図4は、常時状態におけるスレーブの動作
を示すフロー図である。スレーブはマスターに対し、定
周期で「生存確認」メッセージを送信する(ステップS
T21)。「生存確認」メッセージに対する応答が規定
タイムアウト時間内にない場合は(ステップST22、
ステップST23)、新マスター選定状態に移行する
(ステップST24)。
【0017】図5は、新マスター選定状態に移行後の動
作を示すフロー図である。新マスター選定状態に移行す
ると「マスター宣言」を送信する(ステップST3
1)。そして、規定のタイムアウト時間内に、他のコン
ピュータから「マスター宣言」を受信して場合には(ス
テップST32)、コンピュータ起動時の場合と同様の
方法で、マスター/スレーブを決定する。つまり、自分
の通信アドレスが相手の通信アドレスより小さい時にマ
スターとなり、相手の通信のアドレスが小さい場合には
スレーブとなる(ステップST33)。ステップ32で
タイムアウト時間内に他のコンピュータから「マスター
宣言」を受け取らない場合は、そのままマスターとな
る。
【0018】
【発明の効果】この発明によれば、マスターとスレーブ
を明確に決定し得るので、複数のコンピュータから構成
される分散形制御装置のオペレータコンソールにおい
て、データロギングのような制御ネットワークからのデ
ータ収集のように、コンピュータの微妙な動作タイミン
グの違いにより、得られる結果に違いを生じるようなも
のについて、マスターコンピュータが代表して実行でき
る。
【0019】また、マスターコンピュータがダウンして
も、残りのコンピュータから新マスターコンピュータを
選定できるので、障害に強い分散形制御装置を構成でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態分散形制御装置のシステム
構成を示すブロック図である。
【図2】同実施形態分散形制御装置におけるコンピュー
タ起動時の動作を説明するためのフロー図である。
【図3】同実施形態分散形制御装置の常時状態のマスタ
ーの動作を説明するためのフロー図である。
【図4】同実施形態分散形制御装置の常時状態のスレー
ブの動作を説明するためのフロー図である。
【図5】同実施形態分散形制御装置の新マスター選定の
動作を説明するためのフロー図である。
【符号の説明】
-1、1-2、…、1-n コンソール 2-1、…、2-m 制御装置 3 制御ネットワーク 4 情報ネットワーク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報ネットワークにより、互いにデータ授
    受が可能な複数のコンソールと、これらのコンソールに
    制御ネットワークで結ばれる複数の下位の制御装置とか
    らなる分散形制御装置において、 各コンソールに、複数のコンソールから唯一のマスター
    コンソールを決定する手段と、マスター以外のスレーブ
    コンソールからマスターコンソールが稼働していること
    を定周期で確認する手段と、マスターコンソールがダウ
    ンした時に残ったスレーブコンソールの中から新しいコ
    ンソールを決定する手段と、を備えたことを特徴とする
    分散形制御装置。
JP8187092A 1996-07-17 1996-07-17 分散形制御装置 Pending JPH1031657A (ja)

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JP8187092A JPH1031657A (ja) 1996-07-17 1996-07-17 分散形制御装置

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JP8187092A JPH1031657A (ja) 1996-07-17 1996-07-17 分散形制御装置

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ID=16199974

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JP8187092A Pending JPH1031657A (ja) 1996-07-17 1996-07-17 分散形制御装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100370450C (zh) * 2004-02-20 2008-02-20 索尼株式会社 网络***、分布式处理方法和信息处理装置
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