JPH10314583A - 吸収性材料の製造方法 - Google Patents

吸収性材料の製造方法

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JPH10314583A
JPH10314583A JP9159114A JP15911497A JPH10314583A JP H10314583 A JPH10314583 A JP H10314583A JP 9159114 A JP9159114 A JP 9159114A JP 15911497 A JP15911497 A JP 15911497A JP H10314583 A JPH10314583 A JP H10314583A
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absorbent material
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fiber sludge
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Chiirun Suu J
チールン スー ジェイ
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Kimberly Clark Corp
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Kimberly Clark Worldwide Inc
Kimberly Clark Corp
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    • B01J20/22Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof comprising organic material
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸収性材料を製造する方法に関する。 【解決手段】 約40%を越える湿分含有量を有する非
破断および非切断繊維スラッジを準備し、前記再生繊維
スラッジをペレット化して湿潤ペレットを形成し、この
湿潤ペレットを乾燥する段階からなる方法を提供する。
吸収性材料が、産業グレードの廃棄液吸収剤および動物
用敷料として、特に有効である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吸収性材料の製造方法
に関連する。より詳細には、本発明は、再生処理された
繊維スラッジから吸収性材料を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】吸収性材料、特に粒状吸収性材料が、産
業および家庭での様々な目的のために用いられている。
一般的な使用では、床および猫用敷料のような動物用敷
料の別の表面にこぼれた水、油、グリースおよび溶剤の
ような液体の吸収を含む。従来の粒状の液体吸収剤は、
自然に発生した有機吸収性材料、またはクレー、砂、木
材チップ、おが屑、ピーナッツの殻、米の外皮、シュレ
ッダーで切断された紙、厚紙、新聞紙のような無機吸収
性材料から構成されるのが一般的である。動物用敷料
は、特別な種類の粒状液体吸収剤からなり、特に猫のよ
うなペットを有する家庭に動物の***物を集めるのに用
いられる。従来の動物の敷料は、一般的にクレー、ベン
トナイトおよびセルロースのような不活性の高表面積材
料から構成される。香料および臭気の制御剤がこれらの
材料のいくつかに加えられ、臭気を改善したり遮断する
ようになっている。
【0003】産業グレードの廃棄液吸収剤と動物用敷料
とを含む従来の吸収性材料は、これらが一般的に低吸収
性を有し、汚してしまうということと処分に関する問題
があるという点において有益ではない。一般的な従来の
吸収性材料は、これ自体の重量に等しいか、あるいはそ
れ以下の液体量を吸収できる。従って、これらの材料
は、短時間で飽和し始め、廃棄されて頻繁に取り替えら
れなければならない。このことは、産業上の廃棄液吸収
剤および動物用敷料を用いることに関する費用が増大す
ることになる。特に動物用敷料に関し、飽和した敷料が
敷料トレーと皿にぴったりとくっつくことが多いので、
処分の問題もある。従来の吸収体は、一般的に約36か
ら約501bs/ft3 (576.6から800.5キ
ログラム/立方メートル)の高嵩密度を有しており、消
費者の処理問題を発生させることになる。従来の敷料
は、家で飼っているペットの脚にくっついて、敷料が敷
料ボックスからまき散らされることになる。これは家事
の問題を発生させることになる。クレー吸収剤のような
無機吸収剤も摩耗的に作用して、近くの床板を傷つける
ことになる。
【0004】紙処理プラントからの繊維スラッジを処理
する方法がますます必要とされる。従来の紙のインク抜
きプラントにおいて、故紙100乾燥トンが処理され
て、約65から約80乾燥トンの再生(再使用)繊維に
できる。残り20から35トンの故紙は使い物になら
ず、脱インクプラントによって製造されるスラッジの一
部となる。この使用に適さないスラッジは、一般的に約
50乃至約70%の水を含む。従って100乾燥トンの
故紙が、約70から約120湿潤トンの処分を必要とす
るスラッジを作り出すことになる。従来のスラッジを処
分する方法では、埋め立て地での処分、土地の拡張、堆
肥にし、灰分化にすることを含む。埋め立てと土地の拡
張場所が危機的な割合で激減し、新しい場所の建設は環
境的な問題のために困難である。スラッジを堆肥にし灰
分化にすることも、環境的な問題を引き起こす。いくつ
かの革新的なスラッジ処分技術では、スラッジを燃料の
ペレットに処理すること、または建設用の軽量な骨材、
熱分解、気化処理およびセメントに組み入れることを含
む。しかしながら、これらの技術は一般的に複雑な方法
と高価な設備の使用を必要とする。
【0005】繊維スラッジを動物用敷料に組み入れるこ
とも記録されてきている。例えば、ローエ他の米国特許
第4、721、059号では、紙製造中に得られる廃棄
材料から作られた動物用の充填物について記載してい
る。この特許の動物の充填物を製造するための方法で
は、脱水された繊維が、塊分離機、粉砕ミル、またはシ
ュレッダーで、1乃至10mmの繊維長さにまで破断さ
れたり切断される。この場合1乃至4mmの繊維長さが
好ましい。繊維を特定の長さにまで破断したり切断する
ことは、別の製造段階を必要とし、このために製造費が
高くなる。コーティゲン他の米国特許第4、203、3
88号では、二次繊維プラントのペレット化され乾燥さ
れた廃棄物からなる動物用敷料を開示する。コーティゲ
ン他の動物用敷料を製造する方法では、スラッジが、約
32から約40%の水分含有量にまで脱水されなければ
ならないという点において欠点を有する。水分含有量4
0%かそれ以下にスラッジを脱水させることは困難であ
る。さらに、コーティゲン他の特許に開示された方法
は、脱水されたスラッジのケークが、ペレット化される
前に小さな片に切断されることを必要とする。スラッジ
を水分含有量40%か、それ以下に脱水し、スラッジの
ケークを小片に切断することは、別の製造段階が必要と
されることになるので製造費が増大することになる。
【0006】繊維スラッジを再生して再生紙製品にする
ための方法が開発されてきたが、結果として再生された
紙製品の質を制御することが困難であるために、これら
の方法は広く受け入れられてこなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、産業グレード
の廃液の吸収剤、および動物の敷料のような家庭での吸
収剤として用いるための吸収性材料を含む新規でより優
れた吸収材が必要とされる。さらに、繊維スラッジの使
用または処理のための新規またはより優れた方法が必要
とされる。本発明は、これらの目的とともに別の重要な
目的を解決するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、部分的には吸
収性材料を製造する方法と吸収性材料自体に関する。1
実施例において、約40%以上の湿分含有量を有する非
破断および非切断再生繊維スラッジを形成する段階から
なる吸収性材料を製造する方法が提供される。スラッジ
がペレット化されて湿潤ペレットを形成し、続いて乾燥
される。本発明の別の態様は、約50%以上約70%未
満の湿分含有量を有する再生繊維スラッジを形成する段
階からなる吸収性材料を製造するための方法に関する。
スラッジはペレット化されて、湿潤ペレットを形成し続
いて乾燥される。本発明のさらに別の態様は、約40%
以上の湿分含有量を有する非破断および非切断再生繊維
スラッジを形成する段階からなる方法によって製造され
る吸収性材料に関する。スラッジは、ペレット化され
て、湿潤ペレットを形成し続いて乾燥されるようになっ
ている。
【0009】本発明のさらに別の態様は、再生された繊
維スラッジから製造された吸収性材料に関する。吸収性
材料は、約36 lb/ft3 (576.6キログラム
/立方メートル)未満の嵩密度と、少なくとも約1.1
の液体吸収能力とを備える。本発明の別の態様は、液体
を吸収性材料と接触させる段階からなる液体を吸収させ
るための方法に関する。吸収性材料は、約40%以上の
湿分含有量を有する非破断および非切断再生繊維を形成
する段階からなる方法によって製造される。スラッジは
ペレット化されて、湿潤ペレットを形成し、湿潤ペレッ
トが乾燥される。要望が高く思いもよらない利点が、本
発明の実施例で達成される。これに関連し、本発明の吸
収性材料は好ましい液体吸収能力を保持している。従っ
て、少量の吸収性材料を用いて大きな容積の液体を吸収
できる。好ましい液体吸収能力は、本吸収性材料の費用
効率を高めることになる。これらは、従来の吸収性材料
のように頻繁に廃棄し新しい吸収性材料と取り替える必
要もない。このことは環境的な問題を少なくする。これ
に加え、本発明は、生の材料として再生繊維スラッジを
用いており、これの処理は、製造者の諸経費の一切を含
めた費用にほぼ含まれてている。従って本発明の実施例
を、吸収性材料の製造費を極めて減少させるために採用
することができる。
【0010】本発明の吸収性材料は低嵩密度を保持して
おり、使用者は簡単に扱うことができる。再生繊維スラ
ッジから本発明の吸収性材料を製造するための方法は簡
単であり、最低の処理段階数を含む。従って、従来の吸
収性材料の繊維スラッジから製造する際に必要とされ
る、スラッジの脱水を延長すること、繊維の破断または
裁断、または脱水されたスラッジのケークを小片に切断
するといったような別の処理段階は、本発明の方法では
不要である。本発明のこれらの態様および発明は本発明
の記載と請求の範囲からより明白になるであろう。
【0011】
【実施例】上述に用いられかつ詳細な記載にわたり用い
られるような、以下の用語は、別段示さない限り、以下
の意味を有するものとして理解される。「再生繊維スラ
ッジ」とは、例えば、故紙を再生繊維に処理する、ティ
ッシュグレードの脱インクミルのようなプラントにおけ
る脱水装置から排出された第一次圧縮廃棄固形のことを
いう。再生された繊維スラッジは、主に水、セルロース
繊維、およびサイズ剤、充填剤、染量、顔料、コーティ
ング材料およびインクを含む製紙に用いられる別の添加
剤から主に構成される。再生繊維スラッジは、湿潤状態
で暗いグレーの色合いを有し、乾燥されたときに明るい
グレーの色合い有するのが一般的である。
【0012】「非破断」とは、粉砕ミル、あるいはシュ
レッダーによって破断されたり裁断されなかったスラッ
ジからなる再生繊維スラッジのことをいう。非破断繊維
スラッジは、一般的に機械的なコンベアによって搬送で
きペレット装置に給送できるスラッジから一般的に構成
される。「非切断」とは、脱水された後に小片に切断さ
れない再生繊維スラッジのケークのことをいう。「湿潤
ペレット」とは、乾燥する前に、再生された繊維スラッ
ジから形成されたペレットのことをいう。「液体吸収能
力」とは、液体を吸収するための本明細書において記載
した吸収性材料の能力のことをいう。液体吸収能力は、
吸収性材料によって吸収された液体の重量を吸収性材料
の重量で割って表される。
【0013】「%」、または「パーセント」とは、重量
に対するパーセントのことをいう。本明細書において形
成される吸収性材料は、高吸収性であり、油およびグリ
ースのような、例えば石油がベースの液体のような無極
性液体、例えば水および尿のような水溶性液体の極性液
体および有機溶剤を含む溶剤を含む様々な液体を吸収す
るのに用いることができる。本発明の吸収性材料は、
床、作業台、および車道上の漏油、溶剤のような表面に
偶然に発生した液体の流出を吸収するのに極めて有効で
ある。本発明の吸収性材料は、特に動物の尿および別の
***液を吸収するための動物用敷料、特に猫の敷料とし
ても特に有効である。本発明の方法は、再生繊維スラッ
ジの処分に関連する環境的な問題を解決するものであ
る。本明細書に提案された方法は、簡単なものであり、
最小の設備で実行できる。このために、本発明の吸収性
材料の製造は、例えば、故紙再生プラント内であるいは
これに近接して実行される。このことは、再生された繊
維スラッジを離れた処分設備に搬送することを不要にす
る。
【0014】本発明は、吸収性材料を製造する方法に部
分的に関する。本発明は、約40%以上の湿分の含有量
を有する再生繊維スラッジの使用を含む。特定の故紙の
再生プラントにおいて実行される作動に従って、再生繊
維スラッジは二次スラッジを含む。二次スラッジは、主
に微生物の現存量からなる。しかしながら、安全性と環
境的な問題のために再生された繊維スラッジが実質的
に、ほぼ、あるいは全く二次スラッジを有さないのが好
ましい。再生繊維スラッジの灰分の含有量が、故紙に組
み込まれる添加剤の量を表す。再生繊維スラッジの灰分
の含有量は、ほぼ約20%から約80%である。例え
ば、雑誌のような高充填剤とコーティング材料とを含む
故紙は、高灰分含有量からなる再生繊維スラッジを形成
する。新聞紙の脱インクミルからの再生繊維スラッジが
一般的に低灰分含有量を含む。灰分の典型的なサンプル
は以下の材料から構成される。
【0015】 材料 SiO2 としてのSi 46.4 Al2 3 としてのAl 40.6 Fe2 3 としてのFe 1.5 Tio3 としてのTi 1.5 CaOとしてのCa 7.4 MgOとしてのMg 0.9 Na2 OとしてのNa 0.3 K2 OとしてのK ゼロ SO2 としてのS 0.3 P2 5 としてのP 0.8 900°Fにおける点火損失 0.1 確定されていない 0.2 合計 100 A.H.ナデルマンおよびLPネストン、TAPPI第
43(2)巻、頁120(1960) 本発明の方法に用いた再生繊維スラッジの灰分の含有量
を変えることができ、例えば再生繊維スラッジが得られ
るミル、再生繊維スラッジに組み込まれた特定の成分、
等に依存する。好ましい実施例において、再生繊維スラ
ッジは、低い灰分含有量を保持する。これは、一般的に
スラッジ内に存在する無機材料の濃度の計測となる灰分
が、スラッジから製造される吸収性材料の液体吸収能力
の一因にはほとんどならないからである。
【0016】好ましくは、再生繊維スラッジの灰分の含
有量は約80%未満であり、約75%未満の灰分の含有
量がより好ましい。さらに好ましくは、再生繊維スラッ
ジは約70%未満の灰分の含有量を有しており、約65
%未満の灰分の含有量がさらに好ましい。さらに好まし
くは、再生繊維スラッジは、約60%未満の灰分の含有
量を有しており、約55%未満の灰分の含有量がなお好
ましい。さらに好ましくは、再生繊維スラッジは、約5
0%未満、例えば47%の灰分の含有量を有しており、
約45%未満の灰分の含有量がさらに好ましい。さらに
好ましくは、再生繊維スラッジは約40%未満の灰分の
含有量を有しており、約35%未満の灰分の含有量がさ
らに好ましい。さらに好ましくは、再生繊維スラッジは
約30%未満の灰分の含有量を有しており、約25%未
満の灰分の含有量がさらに好ましい。再生繊維スラッジ
の特に好ましい灰分の含有量は約23%である。
【0017】上述したように、本発明の方法に用いられ
る再生繊維スラッジの湿分含有量は約40%を越える。
以下に詳細に記載するように、再生繊維スラッジの湿分
含有量は重要な要因であり、スラッジがペレットに処理
される容易さとともに、結果として得られる吸収性材料
の液体吸収能力に影響をおよぼす。再生繊維のスラッジ
は、約40%から約70%までの湿分含有量を有するの
が好ましい。より好ましくは、スラッジの湿分含有量
は、約42%から約70%未満であり、約50%から約
70%未満の湿分含有量がより好ましい。より好ましく
は、再生繊維スラッジが、約55%から約70%未満の
湿分含有量を有しており、約60%から約70%未満の
湿分含有量がさらに好ましい。特に好ましくは、約60
%から約68%の湿分含有量であり、より好ましくは約
60%から約66%であり、さらに好ましくは約63%
である。
【0018】再生繊維スラッジは、一般的に約50から
約70%の湿分を含む。湿分含有量を減少させるため
に、スラッジを例えばフェルトプレスまたはスクリュー
プレス装置を含む適当な脱水装置で脱水される。もちろ
ん、再生繊維スラッジの湿分含有量は水を添加すること
によって増大できる。再生繊維スラッジに約40%を越
える湿分含有量を与えた後に、スラッジは、ペレット化
されて湿潤ペレットを形成する。様々なペレット装置が
入手可能でありスラッジをペレット化できると考えられ
るが、所定の装置、特にダイローラペレット式装置が本
作動には好ましいことがわかった。ダイローラペレット
装置のダイは、金属リングの形態である。作動中、ダイ
は、約2、3回回転し、再生繊維スラッジを圧縮して押
し出す。ダイローラペレット装置内の押し出し力は、ダ
イの表面の接線に沿って働く。従って、スラッジがダイ
の表面をマットな状態にするが、スラッジは、ダイを詰
まらせることなくダイから絶えず排出される。
【0019】ダイローラペレット装置に対し、押し出し
力が表面の接線以外の方向にかけられる、スクリュ押し
出し装置のようなペレット装置を含む所定のペレット装
置は、ペレット作動における使用にあまり好しくないこ
とがわかった。これは、これらの別の押し出し装置では
塞がれてしまう傾向がますます増えるためである。この
点に関して、スクリュ押し出し装置が、複数の穴を有す
る平坦なダイを通して再生繊維スラッジを押し出す。押
し出し力は、スクリュ押し出し機におけるダイ表面に垂
直である。作動中、スラッジはダイ表面上を徐々にマッ
トな状態にし、装置の穴を塞ぐ。調整可能な切断ナイフ
が押し出されたスラッジを切断して、所望の長さを有す
る湿潤ペレットを形成するのに用いることができる。好
ましくは、湿潤ペレットは、約3/32インチから約1
/4インチ(0.23から0.63センチメートル)の
径を有しており、約1/8インチから約1/2インチ
(0.31センチメートルから1.27センチメート
ル)の長さが好ましい。より好ましくは、湿潤ペレット
は約1/8インチから約3/16インチ(0.31セン
チメートルから0.47センチメートル)の径を有し、
約3/16インチから約5/16インチ(0.47セン
チメートルから0.79センチメートル)の長さが好ま
しい。
【0020】上述したように、再生繊維スラッジの湿分
含有量は、スラッジをペレットに処理するのに極めて影
響を及ぼす。再生繊維スラッジが約70%か、それ以上
の高湿分含有量を有している場合、押し出し過程中、水
がスラッジから排出される。このことは、分離した水と
スラッジの相を形成することになる。さらに、結果とし
て得られた湿潤ペレットは、構造的な一体性を損ない、
乾燥前にともに固着しようとする。再生繊維スラッジの
湿分含有量が約70%未満である場合に、押し出し過程
中の水の排出がほぼ妨げられる。さらに、湿潤ペレット
の構造的一体性が、約70%以下の湿分含有量でほぼ改
善される。湿分ペレットをともに固着しようとする傾向
を、約65%未満の湿分含有量を有する再生繊維スラッ
ジを用いることによって、実質的に取り除くことができ
る。しかしながら、スラッジの湿分含有量が、約42%
以下、例えば約40%に減少されるので、繊維スラッジ
の可鍛性が減少する。その結果として、約40%の湿分
含有量を有する再生繊維スラッジを押し出す際に困難と
なり、ペレット装置のダイをふさごうとする傾向が増
す。従って、本発明の好ましい実施例において、再生繊
維スラッジの湿分含有量は、約40%を越え、例えば少
なくとも42%である。湿分含有量が約40%以下にな
ると、ダイが繰り返し詰まり、約25%か、それ以下の
湿分含有量で、詰まりが深刻なものとなり、ペレット装
置を停止しなければならなくなる。
【0021】ペレットの形成に影響を及ぼすことに加
え、再生繊維スラッジの湿分含有量も結果として生じる
ペレットの液体吸収能力に顕著な影響をおよぼすことに
なる。例えば、約40%を越える、例えば約42%のよ
り高い湿分含有量を有する再生繊維スラッジから作られ
たペレットは、例えば約42%未満、例えば約40%
か、それ以下のより低い湿分含有量を有する再生繊維ス
ラッジから製造されたペレットに対し液体吸収能力が改
善されることが観察された。本発明者は、作動のいかな
る原理にも拘束されることを望まず、より高い湿分含有
量を有する再生繊維スラッジから製造されたペレットが
改善された液体吸収能力を有する理由は、以下の通りで
ある。乾燥中、湿潤ペレット内の湿分が蒸発し、間隙空
間を作りだす。これらの間隙空間は、液体を閉じ込めて
しまう。より高い湿分含有量を有する再生繊維スラッジ
から製造されたペレットは、低湿分含有量を有する再生
繊維スラッジから製造されたペレットに比較すると、よ
り大きな間隙空間を有する。より大きな間隙空間を有す
るペレットは、より大きな容積の液体を吸収したり、捕
らえることができる。
【0022】湿潤ペレットがペレット装置から排出され
た後に、ペレットが乾燥される。様々な乾燥技術が湿潤
ペレットを乾燥させるのに利用でき、このような技術
は、本発明の開示に基づいて本分野の当業者であれば明
白である。好ましくは、ペレットが相互に実質的に動か
ないままにする方法を用いてペレットが乾燥され、この
ために摩擦運動をほぼ回避することができる。本明細書
に用いる「摩擦運動」とは、ペレットが相互、または乾
燥装置の壁のような別の表面に対して摩れるペレットの
動きのことをいう。ペレットの浸食または崩壊となると
いうことと、細粉とほこりを発生させることのために、
摩擦運動は好ましいものではない。好ましい実施例にお
いて、コンベアの乾燥装置は、湿潤ペレットを乾燥させ
るのに用いられる。コンベアドライヤを使用すること
は、乾燥工程の間にペレットの摩擦運動を最小にし、ほ
こり、または細粉の形成をほぼ取り除くことになる。こ
れに対し、回転ドライヤのような別のドライヤによって
ペレットが崩壊し、細粉とほこりが発生することにな
り、これらの使用は回避されなければならない。
【0023】好ましい実施例において、湿潤ペレットは
約10%未満の湿分含有量にまで乾燥され、約5%の湿
分含有量がより好ましい。乾燥ペレットの所望の湿分含
有量が、約230°Fから約260°Fで、約5分から
約10分の間湿潤ペレットを加熱することによって得る
ことができる。様々な加熱源が、湿潤ペレットを所望の
温度にまで加熱し、ペレットを所望の湿分含有量に乾燥
するのに用いることができる。適当な熱源は、例えばス
チームと天然ガスを含む。乾燥後、乾燥されたペレット
は周囲空気で冷却できる。所望であれば、消臭または香
料を吸収性材料に組み入れることができる。この組み入
れは、再生繊維スラッジの処理中、例えば脱水後および
ペレット化の前または乾燥後に行なうことができる。消
臭または香料の組み入れは、動物の敷料として用いられ
る吸収性材料に特に望まれる。選択された特定の消臭ま
たは香料を変えることができ、例えば意図する目的に依
存する。適当な消臭または香料は、例えば、チャーチ&
ドワイト コーポレーション・インク(プリンセトン、
NJ)から商業的に入手可能な猫用敷料の消臭剤、すな
わち重炭酸ナトリウムを含む。
【0024】本発明の吸収性材料は、高液体吸収能力を
有するので好ましい。好ましい実施例において、本発明
の吸収性材料は、少なくとも約1.1の液体吸収性能力
を有し、約1.1、例えば約1.2、1.3あるいは約
1.4を越える液体吸収性能力がより好ましい。より好
ましくは、吸収性材料は、少なくとも約1.5の液体吸
収能力を有しており、少なくとも約1.6の液体吸収能
力がさらに好ましい。さらに別の好ましい実施例におい
て、吸収性材料は、約1.6を越える液体吸収能力を有
する。本発明の吸収材料は、使用者が扱いやすくなるよ
うに低密度であるのが好ましい。低嵩密度を有する吸収
性材料が低灰含有量を有する再生繊維スラッジから実質
的に得られるのが観察された。これは、灰分の粒子の大
きさが繊維の粒子よりも一般的に極めて小さく、より小
さい大きさの粒子が一般的に高嵩密度を有するペレット
を形成するからであると考えられる。
【0025】好ましい実施例において、本発明の吸収材
料は約36 1b/ft3 未満、約35、34、33、
32および31 1b/ft3 (576、560、54
4、528、512、496キログラム/立方メート
ル)の嵩密度を有する。より好ましくは、吸収性材料
は、約29、28、27、26、25、24、23、2
2、21および20 1b/ft3 (464、448、
432、416、400、384、368、352、3
36、329キログラム/立方メートル)か、それ以下
のような約36 1b/ft3 (576.6キログラム
/立方メートル)未満の嵩密度を有する。本吸収性材料
は、例えばオイルを含む石油ベースの液体のような表面
にこぼれた液体を吸収するのに用いることができる。こ
ぼれた液体は、例えば吸収性材料をこぼれた液体に堆積
させるように、吸収性材料を液体と接触させることによ
って吸収される。吸収性材料は、液体を吸収でき、湿潤
状態の吸収材料が、集められて適切に処理される。
【0026】本発明の吸収性材料は、特に動物用敷料と
して用いるのに特に適している。吸収性材料は、敷料パ
ンに配置され、動物自身が吸収性材料に排便することに
よって、動物、例えば猫のような家庭でのペッドからの
***物と接触する。使用された吸収性材料は、例えばト
レイの水に流すことによって簡単に処分できる。本発明
は、さらに以下の例に記載される。この例は、実例であ
り、図示のみを目的としているので、添付の請求の範囲
を制限するものではない。 例1から5および7は、本発明の範囲内のペレット吸収
性材料の製造について記載する。例6は、本発明の範囲
外のペレット吸収性材料の製造について記載する。例8
から13は、例1から7で製造した吸収性材料と、従来
の吸収性材料の液体吸収性能力を評価するための試験を
記載する。
【0027】例1から12は実際の例であり、例13は
仮定となる例である。例1 米国の脱インク故紙プラントからの再生繊維スラッジ
が、吸収性材料を製造するために用いられた。スラッジ
は、ベルトの圧縮で湿分含有量約65%にまで脱水さ
れ、約23%の灰分の含有量を有するものとして分析さ
れた。スラッジは、ダイローラペレット機に直接送られ
て、ペレット化された。湿潤ペレットが、研究所の乾燥
オーブンまたはベルトコンベア乾燥設備を用いて10%
未満の湿分にまで乾燥された。例2から6 例1が、ペレット化される前に、スラッジが約70%
(例2)、約60%(例3)、約50%(例4)、約4
2%(例5)および約30%(例6)にの湿分含有量ま
で脱水されたことを除いて繰り返された。例7 例3の方法が、再生繊維スラッジがカナダの脱インク故
紙プラントから得られたことを除いて繰り返された。こ
のスラッジの灰分の含有量は、約47%であると分析さ
れた。例8 例1から7において製造されたペレットが、嵩密度(1
b/ft3 )と水吸収能力(吸収された水グラム/乾燥
ペレットグラム)に関し評価された。この評価の結果が
表1に記載されている。
【0028】 表1 例 再生繊維スラッシ゛の 嵩密度 灰分含有量 水吸収能力 湿分含有量 (1b/ft3 ) (%) (吸収されたH2O,g/ (%) g乾燥吸収材料) 1 66 21.6 23 1.68 2 70 21.2 23 1.54 3 60 21.5 23 1.57 4 50 25.5 23 1.50 5 42 28.3 23 1.34 6 30 35.2 23 1.35 7 60 28.5 47 1.06 表1を参照すると、本発明(例1から5)の好ましい実
施例を表す吸収性材料が、例6において製造される吸収
性材料と比較すると、嵩密度がより低く、水の吸収能力
がより改善されていることが明らかである。少なくとも
50%か、それ以上(例1から4参照)の湿分含有量を
有する再生繊維スラッジから製造されたペレットは、特
に改善された水吸収能力を呈する。さらに、表1を参照
すると、水吸収性能力は、灰分含有量が約47%未満で
改善されることを表す。例9 この例は、例3と3つの商業的に入手可能な猫敷料とに
おいて製造されたペレットの嵩密度と水吸収能力との評
価と比較に関する。この評価の結果を表2に表す。
【0029】 吸収性 嵩密度 水吸収能力 材料 (1b/ft3 ) (吸収されたH2O/ g乾燥吸収材料) 例3 21.5 1.57クレー ・キャット・リター I 36.6 0.89クレー ・キャット・リター II 46.6 0.96例10 この例は、例3と、切断された故紙および商業的に入手
可能なクレー吸収材において製造されたペレットの嵩密
度と油吸収能力との評価と比較に関する。この評価の結
果が表3に示されている。
【0030】 表3 吸収性 嵩密度 油 油吸収能力 材料 (1b/ft3 ) (吸収された油 g/ 乾燥吸収材料g ) 例3 21.5 鉱油 0.9 14.8 10W-40モータ 油 0.9 切断された 14.8 鉱油 1.7 故紙 10W-40モータ 油 1.8 クレー 36.6 鉱油 0.5 10W-40モータ 油 0.5 表3を参照すると、本発明の吸収性材料は、従来のクレ
ー敷料に比較して嵩密度が低く、従来のクレー猫用敷料
と比較して油の吸収能力が改善されていことがわかる。
切断された紙は、例3のペレットよりも低い嵩密度と高
い油吸収能力を有しているが、生材料として市場価格製
品を用いるために、本発明の吸収性材料よりも極めて高
価である。例11 この例では、液体吸収能力に関するペレットの大きさの
効果の評価に関する。6個の異なる大きさのペレットが
以下の寸法を有するように形成され、これらの全てはイ
ンチの単位で表示される。
【0031】(A) 3/32(0.23センチメート
ル)の径と3/16(0.47センチメートル)の長さ (B) 3/32(0.23センチメートル)の径と7
/16(1.11センチメートル)の長さ (C) 1/8(0.31センチメートル)の径と3/
16(0.47センチメートル)の長さ (D) 1/8(0.31センチメートル)の径と7/
16(1.11センチメートル)の長さ (E) 1/4(0.63センチメートル)の径と3/
16(0.47センチメートル)の長さ (F) 1/4(0.63センチメートル)の径と7/
16(1.11センチメートル)の長さ ペレット(A)から(F)は水吸収能力に関し評価され
る。この評価の結果が表4に示される。
【0032】 表4 ペレット ペレット ペレット 水吸収能力 径 長さ (吸収されたH2O,g/ (インチ) (インチ) 乾燥吸収材料g) A 3/32 3/16 1.22 B 3/32 7/16 1.22 C 1/8 3/16 1.53 D 1/8 7/16 1.34 E 1/4 3/16 1.45 F 1/4 7/16 1.36 表4を参照すると、3/32インチ(0.23センチメ
ートル)を越える径、より短いペレット、特に3/16
インチ(0.47センチメートル)の長さを有するペレ
ットが、改善された吸収能力を有することを表す。本例
において評価された6個の大きさのペレットの中で、大
きさ(C)のペレットが最高の水吸収能力を保持してい
る。例12 本発明の吸収性材料が家庭で飼う猫に与えられた。吸収
性材料が、猫敷料としての効果が飼い主により評価され
た。猫の飼い主は、本発明の吸収性材料が猫の敷料とし
て効果があったことを報告した。
【0033】(A)液体を良好に吸収する; (B)猫の脚にほとんど付着する傾向がない; (C)埃がほとんどない; (D)敷料の皿を簡単に清潔にできる; (E)新しい吸収剤との交換においてほぼ、あるいは全
くメンテナンスは必要ではない; (F)トイレに流せるので、簡単に処分される; (G)敷料皿からまき散らされる傾向がほとんどなく; (H)飼い主の見た目にも良い。 猫自身が尿または排便を行なう場所を捜すときに、本発
明の吸収性材料に注意を引かれたことも報告された。例13 例12に示された評価が、吸収性材料が芳香剤、殺菌
剤、または殺菌薬を含むことを除いて繰り返される。上
述の特徴(A)から(H)に加えて、吸収性材料は、以
下の点において効果的な動物敷料であると考えられる。
【0034】(I)臭気を吸収する; (J)微生物の成長を阻止する; (K)敷料の皿を目立たなくする; (L)好ましい臭いを有する; (M)交換間隔を延長する。 本明細書に記載したことに加えて、本発明の様々な変更
例が上述の記載から本分野の当業者に明白である。この
ような変更例は、請求の範囲の範囲内にあると意図する
ものである。

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 約40%を越える湿分含有量を有する非
    破断および非切断繊維スラッジを準備し、 該再生繊維スラッジをペレット化して湿潤ペレットを形
    成し、 該湿潤ペレットを乾燥する、 段階からなる吸収性材料を製造する方法。
  2. 【請求項2】 前記再生繊維スラッジは、約40%を越
    え約70%までの湿分含有量を有することを特徴とする
    請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記再生繊維スラッジは、約42%から
    約70%未満の湿分含有量を有することを特徴とする請
    求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記再生繊維スラッジは、約50%から
    約66%の湿分含有量を有することを特徴とする請求項
    3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 ダイローラペレット化装置で前記再生繊
    維スラッジをペレット化する段階を含むことを特徴とす
    る請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記湿潤ペレットは、乾燥中に互いに実
    質的に動かないままであることを特徴とする請求項1に
    記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記ペレットをコンベアドライヤで乾燥
    する段階からなることを特徴とする請求項6に記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 約50%を越え約70%未満の湿分含有
    量を有する再生繊維スラッジを準備し、 該スラッジをペレット化して湿潤ペレットを形成し、 該湿潤ペレットを乾燥する、 段階からなる吸収性材料を製造する方法。
  9. 【請求項9】 ティッシュグレードの脱インクミルから
    再生された繊維スラッジを形成する段階からなることを
    特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】約40%を越える湿分含有量を有する非
    破断および非切断再生繊維スラッジを準備し、 該スラッジをペレット化して湿潤ペレットを形成し、 該湿潤ペレットを乾燥する、 段階からなる方法によって製造される吸収性材料。
  11. 【請求項11】産業グレードの廃液吸収剤と動物の敷料
    からなるグループから選択される請求項10に記載の吸
    収性材料。
  12. 【請求項12】前記動物用敷料は、猫用敷料であること
    を特徴とする請求項11に記載の吸収性材料。
  13. 【請求項13】前記再生繊維スラッジは、約80%未満
    の灰分の含有量を有することを特徴とする請求項10に
    記載の吸収性材料。
  14. 【請求項14】非切断および非破断再生繊維スラッジか
    ら製造され、約36ポンド/立方フート(576.6キ
    ログラム/立方メートル)未満の嵩密度と、少なくとも
    約1.1の液体吸収能力を有する吸収性材料。
  15. 【請求項15】産業グレードの廃液吸収剤と動物用敷料
    からなるグループから選択される請求項14に記載の吸
    収性材料。
  16. 【請求項16】前記動物用敷料は、猫用敷料であること
    を特徴とする請求項15に記載の吸収性材料。
  17. 【請求項17】約3/32から約1/4インチ(0.2
    3センチメートルから0.63センチメートル)の径と
    約1/8から約1/2インチ(0.31センチメートル
    から1.27センチメートル)の長さを有するペレット
    からなることを特徴とする請求項14に記載の吸収性材
    料。
  18. 【請求項18】前記ペレットは、約1/8から約3/1
    6インチ(0.31センチメートルから0.47センチ
    メートル)の径と、約3/16から約5/16インチ
    (0.47センチメートルから0.79センチメート
    ル)の長さを有することを特徴とする請求項17に記載
    の吸収性材料。
  19. 【請求項19】約40%を越える湿分含有量を有する非
    破断および非切断再生繊維スラッジを準備し、 該スラッジをペレット化して湿潤ペレットを形成し、 該湿潤ペレットを乾燥する、 段階からなる方法によって製造される吸収性材料と液体
    を接触させる段階からなる液体を吸収するための方法。
  20. 【請求項20】前記液体は、溶剤、水溶液、および石油
    ベースの液体からなるグループから選択されることを特
    徴とする請求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】前記水溶液は動物***液からなることを
    特徴とする請求項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】前記動物***液は尿からなることを特徴
    とする請求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】前記石油ベースの液体は油またはグリー
    スからなることを特徴とする請求項20に記載の方法。
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