JPH10312182A - 画像表示装置の映像信号判別回路 - Google Patents
画像表示装置の映像信号判別回路Info
- Publication number
- JPH10312182A JPH10312182A JP9123935A JP12393597A JPH10312182A JP H10312182 A JPH10312182 A JP H10312182A JP 9123935 A JP9123935 A JP 9123935A JP 12393597 A JP12393597 A JP 12393597A JP H10312182 A JPH10312182 A JP H10312182A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- video signal
- input video
- horizontal
- vertical
- frequencies
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Synchronizing For Television (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 判別確度を向上させる。
【解決手段】 対象とする複数種類の入力映像信号の水
平周波数の最大値より十分大きい周波数の基本クロック
パルスを基準発振器１１で発生し、第１カウンタ１２で
入力映像信号の１Ｈ（１水平期間Ｔｈ）の基本クロック
パルスを計数し、第２カウンタ１３で入力映像信号の１
垂直期間Ｔｖの水平同期パルスを計数する。制御部７は
それらの計数値ｎ，ｍより入力映像信号の種類を判別す
る。
平周波数の最大値より十分大きい周波数の基本クロック
パルスを基準発振器１１で発生し、第１カウンタ１２で
入力映像信号の１Ｈ（１水平期間Ｔｈ）の基本クロック
パルスを計数し、第２カウンタ１３で入力映像信号の１
垂直期間Ｔｖの水平同期パルスを計数する。制御部７は
それらの計数値ｎ，ｍより入力映像信号の種類を判別す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像表示装置の
映像信号判別回路に関し、特に判別の確度を向上する技
術に関する。
映像信号判別回路に関し、特に判別の確度を向上する技
術に関する。
【０００２】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ等の映像信号は
図３に示すように、１画面のドット構成によって水平周
波数Ｆｈ及び垂直周波数Ｆｖが異なる。更に、同じドッ
ト構成であってもメーカ等の違いにより、それらの同期
周波数に多少の差が存在する。しかしながら、パーソナ
ルコンピュータ等に使用される、例えばカラー液晶素子
（ＬＣＤ）を用いた画像表示装置では、１画面の縦×横
のドット構成及び標準とする水平周波数及び垂直周波数
は決まっているので、図４の映像信号判別回路１により
入力映像信号の水平、垂直同期信号の周波数から映像信
号の種類を判別して、画像表示装置の標準の同期信号
（周波数）に変換する処理を処理回路２が映像信号判別
回路１の制御のもとに行っている。
図３に示すように、１画面のドット構成によって水平周
波数Ｆｈ及び垂直周波数Ｆｖが異なる。更に、同じドッ
ト構成であってもメーカ等の違いにより、それらの同期
周波数に多少の差が存在する。しかしながら、パーソナ
ルコンピュータ等に使用される、例えばカラー液晶素子
（ＬＣＤ）を用いた画像表示装置では、１画面の縦×横
のドット構成及び標準とする水平周波数及び垂直周波数
は決まっているので、図４の映像信号判別回路１により
入力映像信号の水平、垂直同期信号の周波数から映像信
号の種類を判別して、画像表示装置の標準の同期信号
（周波数）に変換する処理を処理回路２が映像信号判別
回路１の制御のもとに行っている。
【０００３】従来の映像信号判別回路１では、入力映像
信号の水平、垂直同期信号をＦ／Ｖ変換器５に入力し
て、それぞれの周波数Ｆｈ，Ｆｖに対応する電圧Ｖｈ，
Ｖｖを取り出し、それらの電圧をＡ／Ｄ変換器６に入力
してディジタルデータＤｈ，Ｄｖに変換して制御部（Ｃ
ＰＵ）７に入力する。ＣＰＵ７はデータＤｈ，ＤｖをＲ
ＡＭ８に予め書き込まれている対象とする複数種類の映
像信号の水平、垂直周波数と比較して、入力映像信号の
種類を判別し、処理回路２の同期信号の変換処理を制御
している。なお、ＣＰＵ７はＲＯＭ９に格納されている
システムプログラムを解読、実行して、その判別及び制
御動作を行っている。
信号の水平、垂直同期信号をＦ／Ｖ変換器５に入力し
て、それぞれの周波数Ｆｈ，Ｆｖに対応する電圧Ｖｈ，
Ｖｖを取り出し、それらの電圧をＡ／Ｄ変換器６に入力
してディジタルデータＤｈ，Ｄｖに変換して制御部（Ｃ
ＰＵ）７に入力する。ＣＰＵ７はデータＤｈ，ＤｖをＲ
ＡＭ８に予め書き込まれている対象とする複数種類の映
像信号の水平、垂直周波数と比較して、入力映像信号の
種類を判別し、処理回路２の同期信号の変換処理を制御
している。なお、ＣＰＵ７はＲＯＭ９に格納されている
システムプログラムを解読、実行して、その判別及び制
御動作を行っている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】 従来の映像信号判別回路１では、水平、垂直同期信
号をＦ／Ｖ変換した後、その電圧値をＡ／Ｄ変換し、そ
して得られたディジタル値より水平周波数及び垂直周波
数を求めて入力映像信号の種類を判別しており、使用で
きる通常価格のＦ／Ｖ変換器５及びＡ／Ｄ変換器６の精
度に限界があり、測定した水平周波数Ｆｈ及び垂直周波
数Ｆｖの精度が十分得られないので、入力映像信号の種
類を判別する確度が低い問題があった。
号をＦ／Ｖ変換した後、その電圧値をＡ／Ｄ変換し、そ
して得られたディジタル値より水平周波数及び垂直周波
数を求めて入力映像信号の種類を判別しており、使用で
きる通常価格のＦ／Ｖ変換器５及びＡ／Ｄ変換器６の精
度に限界があり、測定した水平周波数Ｆｈ及び垂直周波
数Ｆｖの精度が十分得られないので、入力映像信号の種
類を判別する確度が低い問題があった。
【０００５】 判別回路の途中にアナログ電圧を介在
させているので、電源変動やノイズの影響により水平周
波数及び垂直周波数の測定値が変動し、判別確度を低下
させる問題があった。 この発明の目的は、これら従来の問題を解決して判別確
度を向上させようとするものである。
させているので、電源変動やノイズの影響により水平周
波数及び垂直周波数の測定値が変動し、判別確度を低下
させる問題があった。 この発明の目的は、これら従来の問題を解決して判別確
度を向上させようとするものである。
【０００６】
（１）請求項１の発明は、水平周波数または垂直周波数
の異なる複数種類の映像信号の中より、任意の１種類の
映像信号が画像表示装置に入力され、その入力映像信号
の種類を判別する画像表示装置の映像信号判別回路に関
する。請求項１では特に、複数種類の映像信号の水平周
波数の最大値より十分大きい周波数の基本クロックパル
スを発生する基準発振器と、入力映像信号の１Ｈ（１水
平期間）の前記基本クロックパルスを計数する第１カウ
ンタと、入力映像信号の１垂直期間の水平同期パルスを
計数する第２カウンタと、第１，第２カウンタの計測値
より入力映像信号の種類を判別する制御部が設けられ
る。
の異なる複数種類の映像信号の中より、任意の１種類の
映像信号が画像表示装置に入力され、その入力映像信号
の種類を判別する画像表示装置の映像信号判別回路に関
する。請求項１では特に、複数種類の映像信号の水平周
波数の最大値より十分大きい周波数の基本クロックパル
スを発生する基準発振器と、入力映像信号の１Ｈ（１水
平期間）の前記基本クロックパルスを計数する第１カウ
ンタと、入力映像信号の１垂直期間の水平同期パルスを
計数する第２カウンタと、第１，第２カウンタの計測値
より入力映像信号の種類を判別する制御部が設けられ
る。
【０００７】（２）請求項２の発明では、前記（１）に
おいて、基準発振器は制御部により制御されて、入力映
像信号の種類を判別するに必要な所定の期間のみ発振動
作を行う。
おいて、基準発振器は制御部により制御されて、入力映
像信号の種類を判別するに必要な所定の期間のみ発振動
作を行う。
【０００８】
【発明の実施の形態】この発明の実施例を図１に、図４
と対応する部分に同じ符号を付けて示し、重複説明を省
略する。この発明では、水平、垂直周波数を一度アナロ
グ電圧に変換し、そのアナログ電圧を再びディジタル値
に変換すると言った従来の方式を用いず、水平期間（Ｔ
ｈ＝１／Ｆｈ）及び垂直期間（Ｔｖ＝１／Ｆｖ）をカウ
ンタで計測する方式を用いている。
と対応する部分に同じ符号を付けて示し、重複説明を省
略する。この発明では、水平、垂直周波数を一度アナロ
グ電圧に変換し、そのアナログ電圧を再びディジタル値
に変換すると言った従来の方式を用いず、水平期間（Ｔ
ｈ＝１／Ｆｈ）及び垂直期間（Ｔｖ＝１／Ｆｖ）をカウ
ンタで計測する方式を用いている。
【０００９】１１は基準発振器で、対象とする複数の入
力映像信号の水平周波数（図３）の最大値よりも十分大
きい（例えば１００〜１０００倍程度）周波数Ｆｒ（周
期をＴｒとする）の基本クロックパルスを発生する。１
２は第１カウンタで、図２Ａ，Ｂに示すように入力映像
信号の１Ｈ（１水平期間Ｔｈ）即ち、水平同期パルスと
次の水平同期パルスとの間の前記基本クロックパルスを
計数する。その計数値をｎとすると、次の関係がある。
力映像信号の水平周波数（図３）の最大値よりも十分大
きい（例えば１００〜１０００倍程度）周波数Ｆｒ（周
期をＴｒとする）の基本クロックパルスを発生する。１
２は第１カウンタで、図２Ａ，Ｂに示すように入力映像
信号の１Ｈ（１水平期間Ｔｈ）即ち、水平同期パルスと
次の水平同期パルスとの間の前記基本クロックパルスを
計数する。その計数値をｎとすると、次の関係がある。
【００１０】 ｎ＝Ｔｈ／Ｔｒ＝Ｆｒ／Ｆｈ ………… （１） ∴Ｔｈ＝ｎ×Ｔｒ＝ｎ／Ｆｒ ………… （２） １３は第２カウンタで、図２Ｃ，Ｄに示すように入力映
像信号の１垂直期間Ｔｖ，即ち、垂直同期パルスと次の
垂直同期パルスとの間の入力映像信号の水平同期パルス
を計数する。その計数値をｍとすれば次の関係がある。
像信号の１垂直期間Ｔｖ，即ち、垂直同期パルスと次の
垂直同期パルスとの間の入力映像信号の水平同期パルス
を計数する。その計数値をｍとすれば次の関係がある。
【００１１】 ｍ＝Ｔｖ／Ｔｈ＝Ｆｈ／Ｆｖ ………… （３） ∴Ｔｖ＝ｍ×Ｔｈ＝ｍ×ｎ×Ｔｒ＝ｍ×ｎ／Ｆｒ ………… （４） 第１，第２カウンタの計数値ｎ，ｍは制御部（ＣＰＵ）
７に取り込まれる。制御部７は必要に応じ（２）式より Ｆｈ＝１／Ｔｈ＝Ｆｒ／ｎ …………（２′） を演算する。また制御部７は必要に応じ（４）式より Ｆｖ＝１／Ｔｖ＝Ｆｈ／ｍ＝Ｆｒ／ｍｎ ………… （５） を演算する。制御部７はこれらの演算した水平周波数Ｆ
ｈｄ，垂直周波数ＦｖｄをＲＡＭ８に格納されている図
３の水平周波数Ｆｈ，垂直周波数Ｆｖと比較して入力映
像信号の種類を判別し、処理回路２に対し必要な制御を
行う。
７に取り込まれる。制御部７は必要に応じ（２）式より Ｆｈ＝１／Ｔｈ＝Ｆｒ／ｎ …………（２′） を演算する。また制御部７は必要に応じ（４）式より Ｆｖ＝１／Ｔｖ＝Ｆｈ／ｍ＝Ｆｒ／ｍｎ ………… （５） を演算する。制御部７はこれらの演算した水平周波数Ｆ
ｈｄ，垂直周波数ＦｖｄをＲＡＭ８に格納されている図
３の水平周波数Ｆｈ，垂直周波数Ｆｖと比較して入力映
像信号の種類を判別し、処理回路２に対し必要な制御を
行う。
【００１２】対象とする複数種類の映像信号に対して
は、ｍ＝Ｆｈ／Ｆｖ及びｎ＝Ｆｒ／Ｆｈは既知であるの
で、これらのデータをＲＡＭ８に予め格納して置いて、
制御部７が水平周波数Ｆｈｄや垂直周波数Ｆｖｄを演算
しないで、計数値ｎ，ｍを直接ＲＡＭ８に格納した対応
するデーと比較することにより映像信号の種類を判別す
るようにしてもよい。
は、ｍ＝Ｆｈ／Ｆｖ及びｎ＝Ｆｒ／Ｆｈは既知であるの
で、これらのデータをＲＡＭ８に予め格納して置いて、
制御部７が水平周波数Ｆｈｄや垂直周波数Ｆｖｄを演算
しないで、計数値ｎ，ｍを直接ＲＡＭ８に格納した対応
するデーと比較することにより映像信号の種類を判別す
るようにしてもよい。
【００１３】基準発振器１１の基準クロックの影響でＬ
ＣＤ４の画面にノイズが乗るような場合には、制御部７
は、基準発振器１１が入力映像信号の種類を判別するに
必要な所定の期間のみ発振動作を行うように制御するの
が望ましい。
ＣＤ４の画面にノイズが乗るような場合には、制御部７
は、基準発振器１１が入力映像信号の種類を判別するに
必要な所定の期間のみ発振動作を行うように制御するの
が望ましい。
【００１４】
【発明の効果】 この発明では、従来、水平、垂直周波数の測定精度
の低い原因となっていたＦ／Ｖ変換器及びＡ／Ｄ変換器
を用いず、カウンタで水平期間Ｔｈ及び垂直期間Ｔｖを
計測すると共に、それらの計測に必要な計数用パルスと
して、水平周波数Ｆｈ及び垂直周波数Ｆｖより１００〜
１０００倍と言うように十分大きな周波数の基本クロッ
ク及び水平周波数をそれぞれ用いている。従って、従来
より高精度で入力映像信号の水平、垂直周波数或いは期
間を測定することができ、その結果、入力映像信号の種
類を確実に判別できる。
の低い原因となっていたＦ／Ｖ変換器及びＡ／Ｄ変換器
を用いず、カウンタで水平期間Ｔｈ及び垂直期間Ｔｖを
計測すると共に、それらの計測に必要な計数用パルスと
して、水平周波数Ｆｈ及び垂直周波数Ｆｖより１００〜
１０００倍と言うように十分大きな周波数の基本クロッ
ク及び水平周波数をそれぞれ用いている。従って、従来
より高精度で入力映像信号の水平、垂直周波数或いは期
間を測定することができ、その結果、入力映像信号の種
類を確実に判別できる。
【００１５】 従来のように判別回路の途中に電源変
動やノイズの影響を受け易いアナログ電圧を介在させて
いないので、電源変動やノイズに強い判別回路が得られ
る。 この発明では、従来のＦ／Ｖ変換器やＡ／Ｄ変換器
を用いず、より安価なカウンタ及び基準発振器を用いて
いるので、従来より経済的な判別回路が得られる。
動やノイズの影響を受け易いアナログ電圧を介在させて
いないので、電源変動やノイズに強い判別回路が得られ
る。 この発明では、従来のＦ／Ｖ変換器やＡ／Ｄ変換器
を用いず、より安価なカウンタ及び基準発振器を用いて
いるので、従来より経済的な判別回路が得られる。
【図１】この発明の実施例を示すブロック図。
【図２】図１の要部のタイミングチャート。
【図３】対象とする複数種類の映像信号の水平、垂直周
波数等を示す図。
波数等を示す図。
【図４】従来の画像表示装置の映像信号判別回路のブロ
ック図。
ック図。
Claims (2)
- 【請求項１】 水平周波数または垂直周波数の異なる複
数種類の映像信号の中より、任意の１種類の映像信号が
画像表示装置に入力され、その入力映像信号の種類を判
別する画像表示装置の映像信号判別回路において、 前記複数種類の映像信号の水平周波数の最大値より十分
大きい周波数の基本クロックパルスを発生する基準発振
器と、 入力映像信号の１Ｈ（１水平期間）の前記基本クロック
パルスを計数する第１カウンタと、 入力映像信号の１垂直期間の水平同期パルスを計数する
第２カウンタと、 前記第１，第２カウンタの計測値より入力映像信号の種
類を判別する制御部とを具備することを特徴とする画像
表示装置の映像信号判別回路。 - 【請求項２】 請求項１において、前記基準発振器は、
前記制御部により制御されて、入力映像信号の種類を判
別するに必要な所定の期間のみ発振動作を行うことを特
徴とする映像信号判別回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9123935A JPH10312182A (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 画像表示装置の映像信号判別回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9123935A JPH10312182A (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 画像表示装置の映像信号判別回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10312182A true JPH10312182A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=14873004
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9123935A Pending JPH10312182A (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 画像表示装置の映像信号判別回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10312182A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7365798B2 (en) | 2003-12-03 | 2008-04-29 | Seiko Epson Corporation | Video signal identification device and video signal identification method |
| KR100983998B1 (ko) | 2007-11-08 | 2010-09-28 | 르네사스 일렉트로닉스 가부시키가이샤 | 신호 처리 장치 |
-
1997
- 1997-05-14 JP JP9123935A patent/JPH10312182A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7365798B2 (en) | 2003-12-03 | 2008-04-29 | Seiko Epson Corporation | Video signal identification device and video signal identification method |
| KR100983998B1 (ko) | 2007-11-08 | 2010-09-28 | 르네사스 일렉트로닉스 가부시키가이샤 | 신호 처리 장치 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010710 |