JPH10311860A - 車両用電源供給装置 - Google Patents

車両用電源供給装置

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JPH10311860A
JPH10311860A JP9119429A JP11942997A JPH10311860A JP H10311860 A JPH10311860 A JP H10311860A JP 9119429 A JP9119429 A JP 9119429A JP 11942997 A JP11942997 A JP 11942997A JP H10311860 A JPH10311860 A JP H10311860A
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JP
Japan
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power supply
conductor
abnormality
supply line
voltage
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JP9119429A
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English (en)
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Mitsuji Kubota
滿治 久保田
Mamoru Sawai
守 澤井
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源線の損傷を的確かつ容易に検出して電源
線の発煙や火災を未然に回避し得る車両用電源供給装置
を提案する。 【解決手段】 外部導体51cに一定電圧を印加する定
電圧印加手段53と、外部導体51cの電圧を所定の閾
値VTHと比較する比較手段54と、比較手段54の比較
結果を時間軸上で監視して異常判断を行う異常判定手段
56とを設け、異常判定手段56により異常判定結果が
得られたときに異常告知手段55により電源線51が損
傷したことを知らせるようにしたことにより、電源線5
1が発煙や火災を起こすような損傷を受けているか否か
を的確かつ容易に検出し得る車両用電源供給装置を実現
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用電源供給装置
に関し、例えば電源線のレアショート等が原因となって
生じる当該電源線の発煙を未然に防止するようになされ
た車両用電源供給装置に適用し得る。
【0002】
【従来の技術】従来、車両においては、一般にバッテリ
やオルタネータ等の電源部により発生させた電源を複数
の電線から構成されたワイヤハーネスを介して各負荷に
供給するようになっている。そしてそれらの電線の中で
特に大電流を必要とする負荷に接続される電線(基幹電
源線)はヒュージブルリンクに接続されており、これに
よりバッテリやオルタネータ等の電源部の電圧変動時や
電線のデッドショート時に発生する過大電流による各負
荷の破損や電線の発煙を防止できるようになっている。
【0003】この種の電線は一般に、図5に示すよう
に、多数の芯線1aをポリ塩化ビニルなどの絶縁被覆層
1bで保護した構造となっている。すなわち幹部電源線
や支部電源線は通常軟質塩化ビニルチューブを外挿した
り、テープ巻き等により集束、保護されており、芯線1
aからの漏電を防止できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車両で
は、絶縁被膜層1bが経年劣化したり、車両エッジ部と
の接触、磨耗等により、線芯1aがボディーに接触し、
いわゆるデッドショートやレアショート状態になる場合
がある。前者の場合にはヒュージブルリンクが溶断し車
両火災は防止されるが、後者の状態が続くと芯線1aの
発熱によりヒュージブルリンクの溶断前に絶縁被膜層1
bが溶断、燃焼して車両火災を招くおそれがある。
【0005】そこで従来、図6に示すように、芯線(以
下これを内部導体と呼ぶ)3aと絶縁被膜層3bからな
る電源線1の外周に導電層(以下これを外部導体と呼
ぶ)10a及び絶縁被膜層10bを設けることにより電
線10を形成すると共に、外部導体10aにランプ12
を介して電源11の電圧を印加するようにした構成のワ
イヤハーネス保護装置が提案されている(実公平7−4
7747号公報参照)。
【0006】このワイヤハーネス保護装置によれば、絶
縁被膜層が損傷して外部導体10aが車両のボディーに
接触すると、ランプ12に電流が流れてランプ12が点
灯することにより、ユーザにワイヤハーネスの損傷をい
ち早く知らせることができ、ワイヤハーネスの発煙や車
両火災を未然に防止することができる。
【0007】しかしながら、図6に示すような従来の構
成では、外部導体10aがボディーに接触するのに応じ
てランプ12が点滅するだけなので、ユーザはその点灯
の度合いを見てワイヤハーネスの損傷の程度を判断しな
ければならず、非常に煩雑な問題があった。
【0008】例えば、ランプ12が僅かな光量で点灯し
たり、瞬間的に点灯しているだけであれば、その損傷の
程度は絶縁被膜1bにまでは及んでいないのでワイヤハ
ーネスを交換する必要はなく、これに対してランプ12
の光量が大きかったり、頻繁に点灯しているようであれ
ば、ワイヤハーネスの交換が必要であるといった判断を
ユーザ自身が判断しなければならない欠点がある。
【0009】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、電源線の損傷を的確かつ容易に検出して電源線の発
煙や火災を未然に回避し得る車両用電源供給装置を提案
しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明により成された請求項1に記載の車両用電源供
給装置は、図1の基本構成図に示すように、電源部50
からの電源を電源線51を介して各負荷52に供給する
ようになされた車両用電源供給装置において、電源線5
1は、電源部50と各負荷52を電気的に接続する内部
導体51aと、当該内部導体51aの外周を被覆するよ
うに設けられた内部絶縁体51bと、当該内部絶縁体5
1bの外周を被覆するように設けられた外部導体51c
と、当該外部導体51cの外周を被覆するように設けら
れた外部絶縁体51dとにより形成されると共に、車両
用電源供給装置は、外部導体51cに電気的に接続され
外部導体51cに一定電圧を印加する定電圧印加手段5
3と、外部導体51cの電圧と所定の閾値VTHとを比較
する比較手段54と、比較手段54によって外部導体5
1cの電圧が閾値VTHよりも小さいことを表す比較結果
が得られたとき電源線51に異常があることを知らせる
異常告知手段55とを備えるようにする。
【0011】以上の構成において、外部絶縁体51dに
傷ができて外部導体51cに車両のボディーが接触する
ようになると、外部導体51cの電圧が定電圧印加手段
53により印加された一定電圧よりも下がるようにな
る。そして外部導体51cとボディーとの接触の程度が
大きくなり、電圧が大きく低下するようになると、外部
導体51cの電圧は閾値VTHよりも小さくなるので、比
較手段54によって電源線51が損傷したことを表す異
常信号が異常告知手段55に送出され、ユーザは異常告
知手段55により電源線51が損傷していることを知る
ことができる。この結果、ユーザは、自分自身では判断
をしなくても電源線51の損傷を的確かつ容易に知るこ
とができるようになる。
【0012】また本発明により成された請求項2に記載
の車両用電源供給装置は、請求項1の構成に加えて、比
較手段54による比較結果を時間軸上で監視することに
より電源線51に異常があるか否かを判定する異常判定
手段56を備え、異常告知手段55は異常判定手段56
により電源線51が異常であることを表す判定結果が得
られたとき電源線51に異常があることを知らせるよう
にする。
【0013】以上の構成において、例えば、比較手段5
4により外部導体51cの電圧が閾値VTHよりも小さく
なっているという比較結果がある期間よりも長い時間得
られたような場合にのみ、異常判定手段56により電源
線51が損傷したことを表す異常信号が異常告知手段5
5に送出されるようになる。この結果、ボディーが外部
導体51cに確実にくい込んでおり、次には内部導体5
1aにまで達しようとする場合に初めて異常判定がされ
るようになり、電源線51が危険な状態まで損傷してい
ることを、一段と的確に検出できるようになる。
【0014】さらに本発明により成された請求項3に記
載の車両用電源供給装置は、電源部からの電源を電源線
を介して各負荷に供給するようになされた車両用電源供
給装置において、電源線は、電源部と各負荷を電気的に
接続する内部導体と、当該内部導体の外周を被覆するよ
うに設けられた内部絶縁体と、当該内部絶縁体の外周を
被覆するように設けられた外部導体と、当該外部導体の
外周を被覆するように設けられた外部絶縁体とにより形
成されると共に、車両用電源供給装置は、外部導体に電
気的に接続され外部導体に電圧を与える定電圧印加手段
と、外部導体の電流値と所定の閾値とを比較する比較手
段と、比較手段によって外部導体の電流値が閾値よりも
大きいことを表す比較結果が得られたとき電源線に異常
があることを知らせる異常告知手段とを備えるようにす
る。
【0015】以上の構成において、外部絶縁体に傷がで
きて外部導体に車両のボディーが接触するようになる
と、外部導体は電気的にオープンな状態から接地した状
態に変わるので外部導体に電流が流れるようになる。そ
して外部導体とボディーとの接触の程度が大きくなる
と、その電流値は閾値よりも大きくなるので、比較手段
によって電源線が損傷したことを表す異常信号が異常告
知手段に送出され、ユーザは異常告知手段により電源線
が損傷していることを知ることができる。この結果、ユ
ーザは、自分自身では判断をしなくても電源線の損傷を
的確かつ容易に知ることができるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施形態を説明する。
【0017】図2において、20は全体として実施の形
態による車両用電源供給装置を示す。車両用電源供給装
置20はバッテリ21やオルタネータ22等の電源部か
らの電源を電源線25、26を介して複数の負荷27、
28に供給するようになっている。
【0018】また電源部と電源線25、26との間には
ヒュージブルリンク23、24が設けられ、これにより
電源線25、26が損傷したり、負荷27、28が故障
して電源線25、26に大電流が流れるようなときには
ヒュージブルリンク23、24が溶断することにより、
電源線25、26の発煙や負荷27、28の過電流によ
る破損を防止し得るようになっている。
【0019】ここで図2中の点線で示すヒュージブルリ
ンク23、24と負荷27、28との間に設けられた電
源線25、26は、図3に示すように、電源部と各負荷
27、28を電気的に接続する内部導体40と、当該内
部導体40の外周を被覆するように設けられた内部絶縁
体41と、当該内部絶縁体41の外周を被覆するように
設けられた外部導体42と、当該外部導体42の外周を
被覆するように設けられた外部絶縁体43とにより形成
されている。
【0020】そして外部導体42には、図2に示す定電
圧回路29により形成された一定電圧が印加されるよう
になっている。定電圧回路29は、図からも明らかなよ
うに、ツェナーダイオード30と抵抗R1、R2からな
り、電源電圧VCCから定電圧を生成し、これを外部導体
42に印加するようなっている。なお外部導体42に印
加される定電圧は、外部導体42とボディーが接触して
も絶縁被膜43が発煙しないような低い電圧に選定され
ている。
【0021】さらに外部導体42は比較回路31に接続
されており、比較回路31は外部導体42の電圧を所定
の閾値と比較する。具体的には、比較回路31はコンパ
レータ32の一方の入力端に外部導体42の電圧を入力
すると共に、他方の入力端に電源電圧を抵抗R3及びR
4により分圧することにより得た基準電圧を入力するこ
とにより、外部導体42の電圧を基準電圧と比較し、比
較結果に応じた論理値を出力するようになっている。
【0022】コンパレータ32からの出力論理値は判定
部33に送出される。判定部33はマイクロプロセッサ
構成でなり、コンパレータ32からの出力論理値を時間
軸上で監視することにより電源線25、26に異常があ
るか否かを判定する。具体的には、判定部33は、コン
パレータ32から外部導体42の電圧値が基準電圧値よ
りも低いことを表す論理値がある期間以上継続して出力
されたときにこれを異常と判断して、メータ34に配設
された警告ランプ35に異常信号を送出して警告ランプ
35を点灯させる。
【0023】ここで判定部33の判定処理を、図4を用
いて説明する。すなわち車両のボディーとの接触等が原
因となって電源線25、26の絶縁被膜43が磨耗する
と、図2の一点鎖線で示すように外部導体42とボディ
ーとが接触することにより、外部導体42の電圧VAは
ボディーとの接触時間及び接触した程度に応じて定電圧
値よりも低下する(図4(A))。
【0024】コンパレータ32は、時点t1から時点t2
までの期間、時点時点t4から時点t5までの期間のよう
に、外部導体42の電圧値VAが閾値電圧VTHよりも小
さくなったときのみ正論理の論理信号を出力する(図4
(B))。
【0025】判定部33はコンパレータ32から正論理
の出力されている時間が短いものは無視して、正論理の
出力されている期間がある時間よりも長くなったときの
み正論理の異常信号を出力する。具体的には、時点t1
から時点t2までの期間は非常に短いのでこれは異常で
あると判断せず、これに対して時点時点t4から時点t5
までの期間は長いのでこのとき初めて電源線25、26
に損傷があったと決定するに値すると判断して、正論理
の異常信号を出力する(図4(C))。
【0026】以上の構成において、絶縁被膜層43に傷
ができて外部導体42に車両のボディーが接触するよう
になると、外部導体42の電圧が定電圧回路32により
印加された一定電圧よりも下がるようになる。そして外
部導体42とボディーとの接触の程度が大きくなり、電
圧の低下が大きくなると、外部導体42の電圧は閾値よ
りも小さくなるので、コンパレータ32によって正論理
の信号が出力される。
【0027】判定部33はコンパレータ32からの正論
理の出力がある期間よりも長い時間得られたとき、警告
ランプ35に異常信号を送出して警告ランプ35を点灯
させる。この結果、ボディーが外部導体42に確実にく
い込んでおり、次には内部導体40にまで達しようとす
る場合に初めて異常判定がされるようになり、電源線2
5、26が危険な状態まで損傷していることを的確に検
出して、これをユーザに知らせることができるようにな
る。
【0028】かくしてユーザは、自分自身では判断をし
なくても電源線51の損傷を的確かつ容易に知ることが
できるようになる。
【0029】以上の構成によれば、外部導体42に一定
電圧を印加する定電圧回路29と、外部導体42の電圧
VAを所定の閾値VTHと比較する比較回路31と、比較
回路31の比較結果を時間軸上で監視して異常判断を行
う判定部33とを設け、判定部33により異常判定結果
が得られたときに警告ランプ35を点灯させるようにし
たことにより、電源線25、26が発煙や火災を起こす
ような損傷を受けているか否かを的確かつ容易に検出し
得る車両用電源供給装置20を実現することができる。
【0030】また外部導体42には定電圧回路29から
安定した電圧が印加されるようになるため、内部導体4
0から外部へのノイズの放出や外部から内部導体40へ
のノイズの進入を防ぐことができるようになる。
【0031】さらに定電圧回路29により生成した安定
した電圧を外部導体42に印加するようにしているの
で、例えばバッテリ21の電圧をそのまま外部導体42
に印加する場合と比較して、コンパレータ32において
オルタネータ22等による電圧変動を受けない比較処理
を行うことができるようになる。
【0032】なお上述の実施形態においては、判定部3
3を設け、コンパレータ32により外部導体42の電圧
VAが閾値VTHよりも小さくなっているという比較結果
がある期間よりも長い時間得られたような場合にのみ異
常判定を行うようにした場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、判定部33を省略してコンパレータ3
2からの論理値に基づいて直接警告ランプ35を点灯さ
せるようにしてもよい。このようにした場合でも、コン
パレータ32により閾値判定をしているので、従来のよ
うに単に外部導体に流れる電流に応じてランプを点灯さ
せるような場合と比べれば格段に的確かつ容易な異常検
出を行うことができる。
【0033】また上述の実施形態においては、外部導体
42に一定電圧を印加する定電圧回路29と、外部導体
42の電圧VAを所定の閾値VTHと比較する比較回路3
1と、比較回路31の比較結果を時間軸上で監視して異
常判断を行う判定部33とを設け、判定部33により異
常判定結果が得られたときに警告ランプ35を点灯させ
るようにした場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、外部導体42に電気的に接続され外部導体42に
電圧を与える定電圧印加手段と、外部導体42の電流値
と所定の閾値とを比較する比較手段と、当該比較手段に
よって外部導体42の電流値が閾値よりも大きいことを
表す比較結果が得られたとき電源線25、26に異常が
あることを知らせる異常告知手段とを設けるようにして
もよく、このようにした場合でも上述の実施形態とほぼ
同様の効果を得ることができる。
【0034】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、ボディー
が外部導体に確実にくい込み、次には内部導体にまで達
しようとする場合に初めて電源線が異常であると判定し
てユーザに知らせることができるようになることによ
り、電源線の損傷を的確かつ容易に検出して電源線の発
煙や火災を未然に回避し得る車両用電源供給装置を実現
できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両用電源供給装置の基本構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明による車両用電源供給装置の実施の形態
を示す接続図である。
【図3】電源線の構成を示す略線的断面図である。
【図4】異常判定処理の説明に供するタイミングチャー
トである。
【図5】一般的な電源線の構成を示す斜視図である。
【図6】従来のワイヤハーネス保護装置の構成を示す略
線的接続図である。
【符号の説明】
50(21、22) 電源部(バッテリ、オルタ
ネータ) 51(25、26) 電源線 51a(40) 内部導体 51b(41) 内部絶縁体 51c(42) 外部導体 51d(43) 外部絶縁体 52(27、28) 負荷 53(29) 定電圧印加手段(定電圧回
路) 54(31) 比較手段(比較回路) 55(35) 異常告知手段(警告ラン
プ) 56(33) 異常判定手段(判定部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源部からの電源を電源線を介して各負
    荷に供給するようになされた車両用電源供給装置におい
    て、 前記電源線は、 前記電源部と前記各負荷を電気的に接続する内部導体
    と、当該内部導体の外周を被覆するように設けられた内
    部絶縁体と、当該内部絶縁体の外周を被覆するように設
    けられた外部導体と、当該外部導体の外周を被覆するよ
    うに設けられた外部絶縁体とにより形成されると共に、 前記車両用電源供給装置は、 前記外部導体に電気的に接続され、前記外部導体に一定
    電圧を印加する定電圧印加手段と、 前記外部導体の電圧と所定の閾値とを比較する比較手段
    と、 前記比較手段によって前記外部導体の電圧が前記閾値よ
    りも小さいことを表す比較結果が得られたとき、前記電
    源線に異常があることを知らせる異常告知手段とを具え
    ることを特徴とする車両用電源供給装置。
  2. 【請求項2】 前記車両用電源供給装置は、さらに前記
    比較手段による比較結果を時間軸上で監視することによ
    り前記電源線に異常があるか否かを判定する異常判定手
    段を具え、 前記異常告知手段は、前記異常判定手段により前記電源
    線が異常であることを表す判定結果が得られたとき前記
    電源線に異常があることを知らせることを特徴とする請
    求項1に記載の車両用電源供給装置。
  3. 【請求項3】 電源部からの電源を電源線を介して各負
    荷に供給するようになされた車両用電源供給装置におい
    て、 前記電源線は、前記電源部と前記各負荷を電気的に接続
    する内部導体と、当該内部導体の外周を被覆するように
    設けられた内部絶縁体と、当該内部絶縁体の外周を被覆
    するように設けられた外部導体と、当該外部導体の外周
    を被覆するように設けられた外部絶縁体とにより形成さ
    れると共に、 前記車両用電源供給装置は、 前記外部導体に電気的に接続され、前記外部導体に電圧
    を与える電圧印加手段と、 前記外部導体の電流値と所定の閾値とを比較する比較手
    段と、 前記比較手段によって前記外部導体の電流値が前記閾値
    よりも大きいことを表す比較結果が得られたとき、前記
    電源線に異常があることを知らせる異常告知手段とを具
    えることを特徴とする車両用電源供給装置。
JP9119429A 1997-05-09 1997-05-09 車両用電源供給装置 Abandoned JPH10311860A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002082107A1 (fr) * 2001-03-30 2002-10-17 Sanyo Electric Co., Ltd. Circuit de detection de fuite de courant

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002082107A1 (fr) * 2001-03-30 2002-10-17 Sanyo Electric Co., Ltd. Circuit de detection de fuite de courant

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