JPH10309815A - インクジェット式記録ユニット - Google Patents
インクジェット式記録ユニットInfo
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- JPH10309815A JPH10309815A JP13764497A JP13764497A JPH10309815A JP H10309815 A JPH10309815 A JP H10309815A JP 13764497 A JP13764497 A JP 13764497A JP 13764497 A JP13764497 A JP 13764497A JP H10309815 A JPH10309815 A JP H10309815A
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- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Abstract
ト、3個によりモノクロデータの高速印刷と、カラーデ
ータを滲みを抑えて印刷すること。 【解決手段】ノズル開口列B1〜B3、C、M、Yは、
ノズル開口70〜75が印字ピッチの3n倍のピッチ
で、かつ各組のノズル開口列間でノズル開口の並び方向
に配列ピッチの1/3分ずれて形成されて2列を1組と
するように6列形成され、隣接する3列のノズル開口列
B1〜B3がブラックのインクを、また残りのノズル開
口列C、M、Yがシアン、マゼンタ、イエロのインクを
吐出するとともに、シアン及びイエロのインクを吐出す
るノズル開口列C、Yのノズル開口73、75が同一線
上に、マゼンタのインクを吐出するノズル開口列Mのノ
ズル開口74がブラックのインクを吐出するノズル開口
列B1のノズル開口72と同一線上に位置するように配
列されている。
Description
口列を形成した同一の流路形成基板に、印刷信号に対応
してインクを加圧する圧力発生ユニットを複数個、固定
して構成されたインクジェット式記録ヘッドを、インク
カートリッジを収容するカートリッジホルダに固定して
ユニットになしたインクジェット式記録ユニットに関す
る。
たように圧力発生室を構成している弾性板の一部領域に
圧電振動子を設け、圧電振動子のたわみ変位により圧力
室の容積を変化させてインク滴を発生させるインクジェ
ット式記録ヘッドは、圧力発生室の広い面積を変位させ
ることが可能なため、インク滴を安定して発生させるこ
とができるという特徴を備えている。
の向上を図るため、1つの記録ヘッドに多数のノズル開
口を配設することが検討されているが、多数のノズルを
単一の記録ヘッドとして構成した場合には、歩留まりが
極めて低下するため、比較的製造歩留まりが高いリザ−
バ、インク供給口、及びノズル開口を形成する流路ユニ
ットだけは共通部材として構成する一方、比較的歩留ま
りが低い圧力発生ユニットを複数個、流路ユニットに固
定して多数ノズルの記録ヘッドを構成することが行われ
ている。
トリッジを収容するカートリッジホルダに固定して記録
ユニットに纏められて、記録装置本体への組み込み作業
を簡素化されている。
ユニットにより、テキストデータを高速印刷可能ならし
め、またカラー印刷を滲みを抑えて印刷可能ならしめる
ためには、相互に矛盾する問題を解決する必要がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、その目的とするところは、2列の圧力発生室を備え
た圧力発生ユニットを3つ用いてテキストデータの高速
印刷と、インクの滲みを可及的に抑えて高い精度でカラ
ー印刷とを両立させることができるインクジェット式記
録ユニットを提供することである。
るために本発明においては、インクを加圧する複数の圧
力発生室を2列配列された圧力発生ユニットと、前記圧
力発生室に連通するノズル開口を備えた同一の流路形成
ユニットに固定してなるインクジェット式記録ヘッド
を、ブラック、シアン、マゼンタ、及びイエロの各色の
インクを同一のインクカートリッジを収容してインク供
給針を介して前記流路形成ユニットのインク導入口にイ
ンクを供給するカートリッジホルダに固定してなるイン
クジェット式記録ユニットにおいて、前記ノズル開口列
は、ノズル開口の配列ピッチが印字ピッチの3n倍(n
は1以上の整数)のピッチで、かつ各組のノズル開口列
間でノズル開口の並び方向に配列ピッチの1/3分ずれ
て形成されて2列を1組とするように6列形成され、隣
接する3列のノズル開口がブラックのインクを、また残
りのノズル開口列がシアン、マゼンタ、イエロのインク
を吐出するとともに、前記シアン及びイエロのインクを
吐出する前記ノズル開口列のノズル開口が同一線上に、
マゼンタのインクを吐出する前記ノズル開口列の前記ノ
ズル開口が前記ブラックのインクを吐出する前記ノズル
開口列の1つと同一線上に位置するように配列するよう
にした。
データを1パスで印刷して高速化を図り、また比較的光
学的濃度が高いマゼンタ、及びブラックによると比較的
光学的濃度が低いシアン、及びイエロとのドットの形成
に時間差を持たせて混色を防止してカラー印刷する。
した実施例に基づいて説明する。図1は、本発明のイン
クジェット式記録ユニットで、図2に示すように1つの
容器をブラックのインク室B’、シアンのインク室
C’、マゼンタのインク室M’、及びイエロのインク室
Y’の4つの部屋に分割されたインカートリッジ1を収
容するホルダ2の下部にインクジェット式記録ヘッド3
を取付け、インクカートリッジと記録ヘッドとを一体に
図示しない記録装置のキャリッジに着脱可能に構成され
ている。なお、図中符号4は、カートリッジレバーを示
す。
施例を示すものであって、圧力発生ユニット5、6、7
は、それぞれ同一の構造を備えた圧力発生ユニットとし
て構成され、2列の圧力発生室11、12を形成する流
路基板13と、一方の面を封止する弾性板14と、他方
の面を封止するとともに、後述する流路ユニット8のリ
ザ−バ50〜55、及びノズル開口70〜75と接続す
る連通孔15、16、17、18を備えた蓋体19とを
積層してユニット化されている。また、弾性板14の表
面には圧力発生室11、12を膨張、収縮させる圧電振
動子36、37が設けられている。
クタンクからのインクをリザ−バ50〜55に供給する
インク誘導口20〜25、ノズル連通孔30〜35、及
びインク供給口40〜45を備えた流路形成基板26
と、それぞれ独立するように形成されたリザ−バ50〜
55、及びノズル連通孔60〜65を備えたリザ−バ形
成基板27と、上記ノズル連通孔15、16、30〜3
5、60〜65を介して各圧力発生ユニット5〜7の圧
力発生室11、12に連通するノズル開口70〜75が
穿設されたノズルプレート28とを積層して構成されて
いる。
75は、図5に示したように印刷ピッチPの3倍のピッ
チ(3P)で、かつノズル開口列B3とB2が、ノズル
開口列B1とCが、ノズル開口列MとYがそれぞれ同一
の組みをなし、かつ同一組み内では1印刷ピッチPだけ
ノズル開口の配列方向にずれて配列されており、同一の
圧力発生ユニット5、6、7で加圧されたインクの供給
を受けている。
ラックのインクを吐出するノズル開口70〜72が各ノ
ズル開口列B3〜B1の間で、同一ピッチPとなるよう
に配列され、この実施例では1パスで180dpiでの印
刷が可能に配列され、また比較的光学濃度が高いマゼン
タのノズル開口列Mのノズル開口74は、ブラックのノ
ズル開口列B1のノズル開口72と同一のラインに位置
するように、さらに比較的光学的濃度が低いイエロ及び
シアンのノズル開口列C、Yのノズル開口73、75
が、1ピッチP分ずらせたラインに並ぶように形成され
ている。すなわち、ノズル開口列B1、B2、B3C、
M、Yを構成するノズル開口の配列ピッチは、印字ピッ
チの3n倍(nは1以上の整数、この実施例ではnは
1)のピッチで、かつ各組のノズル開口列間でノズル開
口の並び方向に配列ピッチの1/3分ずれるように2列
を1組とするように6列形成されている。
6に示したようにインクカートリッジ1のインク供給口
46〜49に挿通されるインク供給針56〜59が立設
され、ブラックのインク室B’に連通するインク供給針
46は、1本の流路66により記録ヘッド3のインク供
給口形成基板26の近傍まで導かれ、ここで拡開部66
aにより3つのインク導入口20〜22に分配され、ま
たシアン、マゼンタ、及びイエロのインク室C’、
M’、Y’に連通するインク供給針57〜59はインク
供給流路67〜69を介してインク導入口23〜25に
直接接続されている。
4を開けてホルダ2にインクカートリッジ1を装填し、
カートリッジレバー4を下げると、図7に示したように
インク供給針58がインクカートリッジ1のインク供給
口に挿通される。ブラックのインク室B’のインクは流
路66を通って拡開部66aに流れ込み、3つのインク
導入口20〜22からリザ−バ50〜52に流れ込み、
またシアン、マゼンタ、及びイエロのインク室C’、
M’、Y’のインクは、それぞれ独立の流路67〜69
を介してそれぞれのインク誘導口23〜25からリザ−
バ53〜55に流れ込む。
段階で、テキストデータの印刷信号を供給すると、ノズ
ル開口列B1〜B3に属する圧電振動子36、37に駆
動信号が供給されて、3列のノズル開口列B1〜B3に
より決まる密度、この実施例では180dpiで1行分
のデータを1パスで印刷することができる。
給すると、ブラックのノズル開口列B1〜B3の内、カ
ラーインクを吐出するノズル開口列に最も近い位置のノ
ズル開口列B1、及びシアン、マゼンタ、イエロのノズ
ル開口列C、M、Yに属する圧電振動子36、37に印
刷信号が供給され、シアンとイエロのドットが同一ライ
ン上に、またこれから1ライン分離れたラインにマゼン
タとブラックのドットが形成される。
送りを行なって、次のラインを印刷するという操作を3
回繰返すことにより1行分を印刷することができる。こ
れにより、比較的光学的濃度が高いマゼンタ、及びブラ
ックによると比較的光学的濃度が低いシアン、及びイエ
ロとのドットの形成に時間差を持たせて混色を防止して
カラー印刷することができる。
は、ノズル開口列は、ノズル開口が印字ピッチの3n倍
のピッチで、かつ各組のノズル開口列間でノズル開口の
並び方向に配列ピッチの1/3分ずれて形成されて2列
を1組とするように6列形成され、隣接する3列のノズ
ル開口がブラックのインクを、また残りのノズル開口列
がシアン、マゼンタ、イエロのインクを吐出するととも
に、シアン及びイエロのインクを吐出するノズル開口列
のノズル開口が同一線上に、マゼンタのインクを吐出す
るノズル開口列のノズル開口がブラックのインクを吐出
するノズル開口列の1つと同一線上に位置するように配
列され、またブランクのインクが流入する3つのインク
導入口の近傍に3つのインク導入口と連通する拡開部を
形成したので、モノクロデータを高速度で、またカラー
印刷を滲みを抑えて印刷することができる。
る。
ジの一実施例を示す図である。
記録ヘッドの一実施例の背面を示す斜視図である。
記録ヘッドの組立斜視図である。
面図である。
のインク供給針から記録ヘッドまでのインク供給路の一
実施例を示す断面図と、正面図である。
状態を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 インクを加圧する複数の圧力発生室を2
列配列された圧力発生ユニットと、前記圧力発生室に連
通するノズル開口を備えた同一の流路形成ユニットに固
定してなるインクジェット式記録ヘッドを、ブラック、
シアン、マゼンタ、及びイエロの各色のインクを同一の
インクカートリッジを収容してインク供給針を介して前
記流路形成ユニットのインク導入口にインクを供給する
カートリッジホルダに固定してなるインクジェット式記
録ユニットにおいて、 前記ノズル開口列は、ノズル開口の配列ピッチが印字ピ
ッチの3n倍(nは1以上の整数)のピッチで、かつ各
組のノズル開口列間でノズル開口の並び方向に配列ピッ
チの1/3分ずれて形成されて2列を1組とするように
6列形成され、隣接する3列のノズル開口がブラックの
インクを、また残りのノズル開口列がシアン、マゼン
タ、イエロのインクを吐出するとともに、前記シアン及
びイエロのインクを吐出する前記ノズル開口列のノズル
開口が同一線上に、マゼンタのインクを吐出する前記ノ
ズル開口列の前記ノズル開口が前記ブラックのインクを
吐出する前記ノズル開口列の1つと同一線上に位置する
ように配列されたインクジェット式記録ユニット。 - 【請求項2】 前記ブラックのインクが流入する3つの
インク導入口の近傍に3つのインク導入口と連通する拡
開部を形成してなる請求項1に記載のインクジェット式
記録ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13764497A JP3578196B2 (ja) | 1997-05-13 | 1997-05-13 | インクジェット式記録ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13764497A JP3578196B2 (ja) | 1997-05-13 | 1997-05-13 | インクジェット式記録ヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10309815A true JPH10309815A (ja) | 1998-11-24 |
JP3578196B2 JP3578196B2 (ja) | 2004-10-20 |
Family
ID=15203465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13764497A Expired - Lifetime JP3578196B2 (ja) | 1997-05-13 | 1997-05-13 | インクジェット式記録ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3578196B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004518298A (ja) * | 2001-01-24 | 2004-06-17 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 基板上に細条を設ける方法 |
US7048357B2 (en) | 2000-12-27 | 2006-05-23 | Seiko Epson Corporation | Printing using a print head with staggered nozzle arrangements |
AU2006203381B2 (en) * | 2001-09-04 | 2007-09-20 | Zamtec Limited | Ink Jet Printhead Having an Array of Injet Nozzle Assemblies on a Substrate |
JP2015110277A (ja) * | 2013-12-06 | 2015-06-18 | ブラザー工業株式会社 | インクジェットヘッド及びインクジェットプリンタ |
US9950529B2 (en) | 2015-03-31 | 2018-04-24 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink jet printer and ink jet head |
-
1997
- 1997-05-13 JP JP13764497A patent/JP3578196B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7048357B2 (en) | 2000-12-27 | 2006-05-23 | Seiko Epson Corporation | Printing using a print head with staggered nozzle arrangements |
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AU2006203381B2 (en) * | 2001-09-04 | 2007-09-20 | Zamtec Limited | Ink Jet Printhead Having an Array of Injet Nozzle Assemblies on a Substrate |
JP2015110277A (ja) * | 2013-12-06 | 2015-06-18 | ブラザー工業株式会社 | インクジェットヘッド及びインクジェットプリンタ |
US9950529B2 (en) | 2015-03-31 | 2018-04-24 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink jet printer and ink jet head |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3578196B2 (ja) | 2004-10-20 |
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