JPH10309008A - 感震ブレーカ付分電盤 - Google Patents

感震ブレーカ付分電盤

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JPH10309008A
JPH10309008A JP9124824A JP12482497A JPH10309008A JP H10309008 A JPH10309008 A JP H10309008A JP 9124824 A JP9124824 A JP 9124824A JP 12482497 A JP12482497 A JP 12482497A JP H10309008 A JPH10309008 A JP H10309008A
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JP
Japan
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distribution board
breaker
relay
circuit
main breaker
Prior art date
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Pending
Application number
JP9124824A
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English (en)
Inventor
Masao Imamoto
正夫 今本
Yuji Hirayabu
裕司 平藪
Makoto Tsubaki
真 椿
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tempearl Industrial Co Ltd
Original Assignee
Tempearl Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大地震が発生して分電盤の主幹ブレーカが遮
断動作した時に、前記分電盤に電気が供給されている限
り、電気に関して二次災害の発生する確率の少ない照明
器具等に電気を供給し、特に夜間において停電(暗闇)
により発生する二次的事故を未然に防止する感震ブレー
カ付分電盤を提供することを目的とする。 【構成】 感震ブレーカ付分電盤において、a接点仕様
のリレーからなるリレーユニットを前記分電盤内部に組
み込み、リレーコイル部を同じく分電盤に組み込まれた
主幹ブレーカの負荷側に接続し、上記回路とは別に前記
主幹ブレーカの電源側端子から負荷機器に接続される回
路を設け、当該回路の二本の電線のうちの一本の途中に
前記リレーの接点を接続して構成される感震ブレーカ付
分電盤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】夜間、家具が倒れるような大地震
が発生して分電盤の主幹ブレーカが遮断動作して停電に
なっても、人が物につまずいて転倒するなど停電(暗
闇)による二次的事故防止のために照明器具を点灯させ
る感震ブレーカ付分電盤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、予め設定された震度を超えた地震
が発生したとき、分電盤に組み込まれた主幹ブレーカが
遮断動作して、電気火災など電気による二次災害を防止
する感震ブレーカ付分電盤はあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、夜間に家具が
倒れるような大地震が発生して分電盤の主幹ブレーカが
遮断動作すると、停電となって室内は真っ暗闇になり、
他所へ避難するにしても非常に不便であり、ましてや通
路上に物が落ちていたりすると人がそれにつまづいて怪
我をするなど大変危険である。
【0004】
【発明の目的】そこで本発明は、かかる大地震が発生し
て分電盤の主幹ブレーカが遮断動作した時に、前記分電
盤に電気が供給されている限り、電気に関して二次災害
の発生する確率の少ない照明器具等に電気を供給し、特
に夜間において停電(暗闇)により発生する二次的事故
を未然に防止する感震ブレーカ付分電盤を提供すること
を目的とした。
【0005】
【目的を解決しようとするための手段】かかる目的を解
決するために本発明は、ケースおよびパネルからなる分
電盤内部に感震センサユニットが組み込まれ、設定震度
を超えた地震発生時に前記感震センサユニットからの信
号により同じく分電盤に組み込まれた主幹ブレーカを遮
断動作させる構造を有した感震ブレーカ付分電盤におい
て、a接点仕様のリレー(リレーコイルが無電圧の時に
接点がONするリレー)からなるリレーユニットを前記
分電盤内部に組み込み、リレーコイル部を前記主幹ブレ
ーカの負荷側に接続し、上記回路とは別に前記主幹ブレ
ーカの電源側端子から負荷機器に接続される回路を設
け、当該回路の二本の電線のうちの一本の途中に前記リ
レーの接点を接続し、その負荷機器として非常用電灯等
の照明器具の取り付けができる構造とした。
【0006】
【作用】地震が発生すると、分電盤内部に組み込まれた
感震センサが震度を検知し、その震度が予め設定された
値を超えたとき、感震センサユニットから同じく分電盤
内部に組み込まれた主幹ブレーカに対して遮断信号が出
力される。遮断信号を受けた前記主幹ブレーカは、内蔵
されたトリップコイル装置により瞬時に遮断動作し、そ
の負荷に接続されたヒータ器具など二次的に電気火災等
を発生させる回路を遮断して電気による二次災害の発生
を阻止するが、同時に電灯回路も含めて全停電するので
地震が夜間に発生した場合は真っ暗闇になる。この時、
本発明の分電盤においては、主幹ブレーカの遮断動作に
より前記主幹ブレーカの負荷に接続されたリレーユニッ
トのリレーコイルが無電圧となってリレー接点がON動
作し、前記主幹ブレーカの電源側に接続された非常用電
灯等照明回路に電気を供給して停電(暗闇)による二次
的事故の発生を阻止する。正常時には、前記主幹ブレー
カがON状態にあるので、その負荷側に接続されている
前記リレーコイルには電圧が印加され、リレー接点はO
FF状態に保持されて前記非常用電灯等の照明器具は消
灯の状態にある。また、本発明によると、地震発生時だ
けでなく、電気の使い過ぎや漏電によって分電盤の主幹
ブレーカが遮断動作した場合にも同様に非常用電灯等照
明器具を点灯させて同じく停電による事故を防止でき
る。
【0007】
【実施例の説明】以下に、本発明について図面を用いて
詳細に説明する。
【0008】図1は本発明の請求項1を適用した図であ
る。1は、分電盤に組み込まれた主幹ブレーカで、電源
側には屋外から供給される商用電源が電力計を介して接
続(図示せず)されており、負荷側には各電気機器(図
示せず)を負荷とした分岐ブレーカ2が接続されてい
る。前記主幹ブレーカには、感震センサユニット3から
の信号により、瞬時に遮断動作する機能(トリップコイ
ル装置)が組み込まれている。(図示せず)3は、感震
センサユニットで、その内部に組み込まれた感震センサ
は、地震の大きさ(震度)に応じて作動するように設定
されており、設定値を超えると前記主幹ブレーカを遮断
動作させるための信号を出力する。感震センサユニット
への電源は前記分岐ブレーカと同じく主幹ブレーカの負
荷側から供給されている。4は、リレー5を組み込んだ
リレーユニットで、その電源は前記分岐ブレーカや感震
センサユニットと同じく主幹ブレーカの負荷側から供給
されており、リレーの種類によって直接または低圧・直
流変換されて前記リレーコイルに印加される。前記リレ
ーユニットのリレー接点の一方6は、前記主幹ブレーカ
の電源L1 極に接続され、リレー接点の他方7は照明器
具等負荷機器の一方に接続される。負荷機器の他方は、
主幹ブレーカの電源N極に接続される。
【0009】次に、動作について説明する。地震が発生
すると、感震センサユニット3に組み込まれた感震セン
サが地震の大きさ(震度)を判別し、設定値を超えると
前記感震センサユニットが作動して分電盤の主幹ブレー
カ1に組み込まれたトリップコイル装置(図示せず)の
トリップコイルの一端から引き出されたリード線8がL
2 極に接続され、他端が前記主幹ブレーカ内部でN極と
接続された前記トリップコイルに電圧が印加されて前記
トリップコイル装置が作動して前記主幹ブレーカが遮断
動作する。前記主幹ブレーカが遮断動作すると、負荷へ
の電力供給が停止され、前記感震センサユニットが自動
リセットされると共に分岐ブレーカ2の負荷機器(図示
せず)への電力供給も停止されて全停電となる。しか
し、本発明においては、前記主幹ブレーカが遮断動作す
ると、リレーユニット4への電力供給も同時に停止され
てリレーコイルが無電圧となるので、リレー接点がON
して前記主幹ブレーカの電源側から非常用電灯等負荷機
器(図示せず)に電力が供給されて照明器具が点灯し、
停電による二次的事故を未然に防止することができる。
正常時には、前記主幹ブレーカがON状態にあるので、
その負荷側に接続されている前記リレーコイルには電圧
が印加され、リレー接点はOFF状態に保持されて前記
非常用電灯等の照明器具は消灯の状態にある。また、前
記主幹ブレーカが過電流あるいは漏電によって遮断動作
した場合にも上記と同様に非常用電灯等の照明器具を点
灯させて事故を未然に防止することができる。
【0010】図2は、本発明の請求項2を適用した図で
ある。図1に示した、主幹ブレーカ1とリレーユニット
4との間に回路ブレーカ9を配したもので、他の構成お
よび動作は前述の請求項1と同様である。
【0011】図3は、本発明の請求項3を適用した図で
ある。図1に示した、リレーユニット4と非常用電灯等
の照明器具(図示せず)とのの間に回路ブレーカ10を
配したもので、他の構成および動作は前述の請求項1と
同様である。
【0012】
【発明の効果】本発明を実施することにより、地震発生
時や過電流あるいは漏電によって分電盤の主幹ブレーカ
が遮断動作して停電になったとき、瞬時に非常用電灯等
の照明器具を点灯させて、特に夜間において停電(暗
闇)による事故を未然に防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1の実施例1の説明図である。
【図2】本発明の請求項2の実施例2の説明図である。
【図3】本発明の請求項3の実施例3の説明図である。
【図4】本発明のリレーユニットの回路説明図である。
【符号の説明】
1 主幹ブレーカ 2 分岐ブレーカ 3 感震センサユニット 4 リレーユニット 5 リレー 6 リレー接点(a) 7 リレー接点(c) 8 リード線 9 回路ブレーカ 10 回路ブレーカ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケースおよびパネルからなる分電盤内部に
    感震センサユニットが組み込まれ、設定震度を超えた地
    震発生時に前記感震センサユニットからの信号により同
    じく分電盤に組み込まれた主幹ブレーカを遮断動作させ
    る構造を有した感震ブレーカ付分電盤において、a接点
    仕様のリレー(リレーコイルが無電圧の時に接点がON
    するリレー)からなるリレーユニットを前記分電盤内部
    に組み込み、リレーコイル部を前記主幹ブレーカの負荷
    側に接続し、上記回路とは別に前記主幹ブレーカの電源
    側端子から負荷機器に接続される回路を設け、当該回路
    の二本の電線のうちの一本の途中に前記リレーの接点を
    接続し、その負荷機器として非常用電灯等の照明器具の
    取り付けができる構造としたことを特徴とする感震ブレ
    ーカ付分電盤。
  2. 【請求項2】前記照明器具等負荷機器に接続される回路
    において、主幹ブレーカとリレーユニットとの間に回路
    ブレーカを設けたことを特徴とする請求項1の感震ブレ
    ーカ付分電盤。
  3. 【請求項3】上記照明器具等負荷機器に接続される回路
    において、リレーユニットと照明器具等負荷機器との間
    に回路ブレーカを設けたことを特徴とする請求項1の感
    震ブレーカ付分電盤。
JP9124824A 1997-04-28 1997-04-28 感震ブレーカ付分電盤 Pending JPH10309008A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002279882A (ja) * 2001-03-15 2002-09-27 Kawamura Electric Inc 感震装置
JP2006166645A (ja) * 2004-12-09 2006-06-22 Hirobumi Yamashita 住宅用分電盤
JP2019208310A (ja) * 2018-05-29 2019-12-05 日東工業株式会社 回路遮断システム

Cited By (4)

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