JPH10308208A - 非水電解質二次電池 - Google Patents

非水電解質二次電池

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JPH10308208A
JPH10308208A JP9117868A JP11786897A JPH10308208A JP H10308208 A JPH10308208 A JP H10308208A JP 9117868 A JP9117868 A JP 9117868A JP 11786897 A JP11786897 A JP 11786897A JP H10308208 A JPH10308208 A JP H10308208A
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JP
Japan
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charge
confirmed
secondary battery
negative electrode
electrolyte secondary
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JP9117868A
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English (en)
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Harunari Shimamura
治成 島村
Kazuhiro Okamura
一広 岡村
Yoshiaki Nitta
芳明 新田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非水電解質二次電池用負極材料に硅化物を用
いた場合に、高電流密度での放電特性を向上させること
ができる材料を提供する。 【解決手段】 非水電解質二次電池用負極材料として、
一般式XSi2(XはA元素とB元素の2種類からな
り、A元素は、Fe,Co,Niの元素のうち少なくと
も一種類以上、B元素はMg,Ca,Sr,Baのうち
少なくとも一種類以上である)で表される硅化物を用い
たものであり、さらにはXSi2のX中にA元素が占め
る割合が69〜99.5wt%で、B元素が占める割合
が31〜0.5wt%である硅化物を用いることが好ま
しい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非水電解質二次電
池の、特にそのリチウムを吸蔵、放出する負極材料とな
る硅化物の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】非水電解質二次電池は、小型、軽量で、
かつ高エネルギー密度を有するため、機器のポータブル
化、コードレス化が進む中で、その期待は高まってい
る。
【0003】従来、非水電解質二次電池用の正極活物質
としてLiCoO2,LiNiO2などのリチウム含有金
属酸化物が提案されている。一方、負極としては金属リ
チウム、リチウム合金、リチウムを吸蔵・放出すること
のできる黒鉛材料などが提案され、一部実用化されてい
る。
【0004】また、特開平7−240201号公報に
は、負極に遷移元素からなる非鉄金属の硅化物、とくに
CoSi23,NiSi2が好ましいことが示されてお
り、これによって、高エネルギー密度、起電力に優れる
負極を提供できることが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこれらの
硅化物は、低電流密度放電(放電させる電流密度が3.
2mA/cm2以下)においては放電容量が黒鉛より大
きいものの、高電流密度放電(放電させる電流密度が
3.2mA/cm2以上)においては放電容量が黒鉛以
下になるという問題があった。これは、CoSi2,N
iSi2,FeSi2では、結晶内でリチウムイオンが通
過する経路が小さいので、電流密度が高くなるほど電流
が取り出しにくいことによると考えられる。
【0006】本発明は、このような課題を解決するもの
で、高電流密度での放電時に優れた放電特性を有する硅
化物を負極に用いた非水電解質二次電池を提供するもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】これらの課題を解決する
ため本発明の非水電解質二次電池は、負極のリチウムを
吸蔵,放出できる材料として一般式XSi2(XはA元
素とB元素の2種類からなり、A元素は、Fe,Co,
Niの元素のうち少なくとも一種類以上からなり、B元
素はMg,Ca,Sr,Baのうち少なくとも一種類以
上からなる)で表される硅化物を用いるものである。
【0008】さらにはXSi2のX中にA元素が占める
割合が69〜99.5wt%で、B元素が占める割合が
31〜0.5wt%である硅化物を用いるものである。
【0009】本発明のA元素がCo,Niである硅化物
XSi2の単位格子は、Xイオンは4aサイトを占め、
Siイオンは8aサイトを占めた空間群Fm3mのホタ
ル石構造をとる。この構造は、4bサイトに単位格子当
たりリチウムイオンが1個入るスペースがあり、このス
ペースにリチウムイオンが脱挿入することにより充放電
を行うことが可能となる。また本発明のA元素がFeで
ある硅化物XSi2の単位格子は、Xイオンが1aサイ
トを占め、Siイオンは2hサイトを占めた空間群P4
/mmmの構造をとる。この構造は1bサイトに、単位
格子当たりリチウムイオンが1個入るスペースがあり、
このスペースにリチウムイオンが吸蔵、放出することに
より充放電が可能となる。
【0010】しかし4bサイトや1bサイトにリチウム
イオンが吸蔵、放出されるときのリチウムイオンの通過
経路は両構造とも狭い。よって吸蔵されたリチウムイオ
ンを低電流密度で取り出すことは可能であるが、高電流
密度で取り出す場合、分極が大きくなり、十分にリチウ
ムを取り出すことができない。そこでFe,Co,Ni
等の遷移金属の一部を、それらよりもイオン半径の大き
なアルカリ土類金属に置換して、結晶自体を少し歪ませ
ることでリチウムイオンの通過経路を広げることがで
き、高電流密度での放電特性を向上させることができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
にしながら説明する。
【0012】(実施例1)図1は硅化物を負極に用いた
場合の負極評価用のコイン型非水電解質二次電池の縦断
面図である。図において1は耐有機電解液性のステンレ
ス鋼板を加工した電池ケース、2は同材料の封口板、3
は同材料の集電体で、ケース1の内面にスポット溶接さ
れている。4は金属リチウムで、封口板2の内部に圧着
されている。5は硅化物を用いた負極である。
【0013】負極作製に当たっては、まず市販のFeS
2とMgSi2を重量比99:1の割合で混合し、アル
ゴン雰囲気中、1200℃で24時間焼成することによ
り、負極活物質Fe0.99Mg0.01Si2を作製した。合
成組成は原子吸光分析にて確認し、またX線回析により
単相であることを確認した。この合成物をメノウ乳鉢で
100メッシュアンダーまで粉砕し負極活物質とした。
【0014】そして負極活物質85重量部に対し、結着
剤としてポリフッ化ビニリデン10重量部と導電剤とし
てアセチレンブラック5重量部を混合して得られる合剤
の所定量を集電体3の上に成形したものである。これら
の集電体を80℃で減圧乾燥した後、電池組立てに用い
た。6は微孔性のポリプロピレン製セパレータ、7はポ
リプロピレン製絶縁ガスケットである。電解液はエチレ
ンカーボネート、ジエチルカーボネートの等体積混合溶
媒に溶質として六フッ化リン酸リチウムを1モル/リッ
トルの濃度で溶解して用いた。このようにしてそれぞれ
の試料と参考試料を用いて、寸法が直径20mm、電池
総高1.6mmである電池を構成し電気化学的評価を行
った。評価方法は充電を電流密度0.5mA/cm
2(低電流密度)で行い、放電は0.5mA/cm2(低
電流密度)と5mA/cm2(高電流密度)で行った。
電気容量計算は電圧範囲3.0Vから0Vで行い、活物
質体積あたりの電気容量で表した。その結果を(表1)
に示した。
【0015】(実施例2)負極活物質として市販のFe
Si2 とCaSi2 をモル比99:1の割合で混合し、
アルゴン雰囲気中、1200℃で24時間焼成すること
によりFe0.99Ca0.01Si2を作製した。また、合成
組成を原子吸光分析にて確認し、X線回析により単相で
あることを確認した。それを用いて実施例1に準じてコ
イン型非水電解質二次電池を作製した。そして同様の評
価条件で充放電試験を行い充放電容量を計算した。その
結果を(表1)に示した。
【0016】(実施例3)負極活物質として市販のFe
Si2とSrSi2をモル比99:1の割合で混合し、ア
ルゴン雰囲気中、1200℃で24時間焼成することに
よりFe0.99Sr 0.01Si2を作製した。また、合成組
成を原子吸光分析にて確認し、X線回析により単相であ
ることを確認した。それを用いて実施例1に準じてコイ
ン型非水電解質二次電池を作製した。そして同様の評価
条件で充放電試験を行い充放電容量を計算した。その結
果を(表1)に示した。
【0017】(実施例4)負極活物質として市販のFe
Si2とBaSi2をモル比99:1の割合で混合し、ア
ルゴン雰囲気中、1200℃で24時間焼成することに
よりFe0.99Ba 0.01Si2を作製した。また、合成組
成を原子吸光分析にて確認し、X線回析により単相であ
ることを確認した。それを用いて実施例1に準じてコイ
ン型非水電解質二次電池を作製した。そして同様の評価
条件で充放電試験を行い充放電容量を計算した。その結
果を(表1)に示した。
【0018】(実施例5)負極活物質として市販のFe
Si2,MgSi2,SrSi2をモル比99:0.5:
0.5の割合で混合し、アルゴン雰囲気中、1250℃
で24時間焼成することによりFe0.99Mg0.005Sr
0.005Si2を作製した。また、合成組成を原子吸光分析
にて確認し、X線回析により単相であることを確認し
た。それを用いて実施例1に準じてコイン型非水電解質
二次電池を作製した。そして同様の評価条件で充放電試
験を行い充放電容量を計算した。その結果を(表1)に
示した。
【0019】(実施例6)負極活物質として市販のFe
Si2,CaSi2,BaSi2をモル比99:0.5:
0.5の割合で混合し、アルゴン雰囲気中、1250℃
で24時間焼成することによりFe0.99Ca0.005Ba
0.005Si2を作製した。また、合成組成を原子吸光分析
にて確認し、X線回析により単相であることを確認し
た。それを用いて実施例1に準じてコイン型非水電解質
二次電池を作製した。そして同様の評価条件で充放電試
験を行い充放電容量を計算した。その結果を(表1)に
示した。
【0020】(実施例7)負極活物質として市販のFe
Si2,MgSi2,SrSi2,CaSi2,BaSi2
をモル比99:0.25:0.25:0.25:0.2
5の割合で混合し、アルゴン雰囲気中、1270℃で2
4時間焼成することによりFe0.99Mg0. 0025Sr
0.0025Ca0.0025Ba0.0025Si2を作製した。また、
合成組成を原子吸光分析にて確認し、X線回析により単
相であることを確認した。それを用いて実施例1に準じ
てコイン型非水電解質二次電池を作製した。そして同様
の評価条件で充放電試験を行い充放電容量を計算した。
その結果を(表1)に示した。
【0021】(実施例8)負極活物質として市販のCo
Si2とMgSi2をモル比99:1の割合で混合し、ア
ルゴン雰囲気中、1200℃で24時間焼成することに
よりCo0.99Mg 0.01Si2を作製した。また、合成組
成を原子吸光分析にて確認し、X線回析により単相であ
ることを確認した。それを用いて実施例1に準じてコイ
ン型非水電解質二次電池を作製した。そして同様の評価
条件で充放電試験を行い充放電容量を計算した。その結
果を(表1)に示した。
【0022】(実施例9)負極活物質として市販のCo
Si2とCaSi2をモル比99:1の割合で混合し、ア
ルゴン雰囲気中、1200℃で24時間焼成することに
よりCo0.99Ca 0.001Si2を作製した。また、合成組
成を原子吸光分析にて確認し、X線回析により単相であ
ることを確認した。それを用いて実施例1に準じてコイ
ン型非水電解質二次電池を作製した。そして同様の評価
条件で充放電試験を行い充放電容量を計算した。その結
果を(表1)に示した。
【0023】(実施例10)負極活物質として市販のC
oSi2とSrSi2をモル比99:1の割合で混合し、
アルゴン雰囲気中、1200℃で24時間焼成すること
によりCo0.99Sr 0.01Si2を作製した。また、合成
組成を原子吸光分析にて確認し、X線回析により単相で
あることを確認した。それを用いて実施例1に準じてコ
イン型非水電解質二次電池を作製した。そして、同様の
評価条件で充放電試験を行い充放電容量を計算した。そ
の結果を(表1)に示した。
【0024】(実施例11)負極活物質として市販のC
oSi2とBaSi2をモル比99:1の割合で混合し、
アルゴン雰囲気中、1200℃で24時間焼成すること
によりCo0.99Ba 0.01Si2を作製した。また、合成
組成を原子吸光分析にて確認し、X線回析により単相で
あることを確認した。それを用いて実施例1に準じてコ
イン型非水電解質二次電池を作製した。そして、同様の
評価条件で充放電試験を行い充放電容量を計算した。そ
の結果を(表1)に示した。
【0025】(実施例12)負極活物質として市販のC
oSi2,MgSi2,SrSi2をモル比99:0.
5:0.5の割合で混合し、アルゴン雰囲気中、125
0℃で24時間焼成することによりCo0.99Mg0.005
Sr0.005Si2を得、合成組成を原子吸光分析にて確認
し、X線回析により単相であることを確認した。それを
用いて実施例1に準じてコイン型非水電解質二次電池を
作製した。そして、同様の評価条件で充放電試験を行い
充放電容量を計算した。その結果を(表1)に示した。
【0026】(実施例13)負極活物質として市販のC
oSi2,CaSi2,BaSi2をモル比99:0.
5:0.5の割合で混合し、アルゴン雰囲気中、125
0℃で24時間焼成することによりCo0.99Ca0.005
Ba0.005Si2を作製した。また、合成組成を原子吸光
分析にて確認し、X線回析により単相であることを確認
した。それを用いて実施例1に準じてコイン型非水電解
質二次電池を作製した。そして、同様の評価条件で充放
電試験を行い充放電容量を計算した。その結果を(表
1)に示した。
【0027】(実施例14)負極活物質として市販のC
oSi2,MgSi2,SrSi2,CaSi2,BaSi
2をモル比99:0.25:0.25:0.25:0.
25の割合で混合し、アルゴン雰囲気中、1250℃で
24時間焼成することによりCo0.99Mg0. 0025Sr
0.0025Ca0.0025Ba0.0025Si2を作製した。また、
合成組成を原子吸光分析にて確認し、X線回析により単
相であることを確認した。それを用いて実施例1に準じ
てコイン型非水電解質二次電池を作製した。そして同様
の評価条件で充放電試験を行い充放電容量を計算した。
その結果を(表1)に示した。
【0028】(実施例15)負極活物質として市販のN
iSi2とMgSi2をモル比99:1の割合で混合し、
アルゴン雰囲気中、1200℃で24時間焼成すること
によりNi0.99Mg 0.01Si2を作製した。また、合成
組成を原子吸光分析にて確認し、X線回析により単相で
あることを確認した。それを用いて実施例1に準じてコ
イン型非水電解質二次電池を作製した。そして同様の評
価条件で充放電試験を行い充放電容量を計算した。その
結果を(表1)に示した。
【0029】(実施例16)負極活物質として市販のN
iSi2とCaSi2をモル比99:1の割合で混合し、
アルゴン雰囲気中、1200℃で24時間焼成すること
によりNi0.99Ca 0.01Si2を作製した。また、合成
組成を原子吸光分析にて確認し、X線回析により単相で
あることを確認した。それを用いて実施例1に準じてコ
イン型非水電解質二次電池を作製した。そして同様の評
価条件で充放電試験を行い充放電容量を計算した。その
結果を(表1)に示した。
【0030】(実施例17)負極活物質として市販のN
iSi2とSrSi2をモル比99:1の割合で混合し、
アルゴン雰囲気中、1200℃で24時間焼成すること
によりNi0.99Sr 0.01Si2を作製した。また、合成
組成を原子吸光分析にて確認し、X線回析により単相で
あることを確認した。それを用いて実施例1に準じてコ
イン型非水電解質二次電池を作製した。そして同様の評
価条件で充放電試験を行い充放電容量を計算した。その
結果を(表1)に示した。
【0031】(実施例18)負極活物質として市販のN
iSi2とBaSi2をモル比99:1の割合で混合し、
アルゴン雰囲気中、1200℃で24時間焼成すること
によりNi0.99Ba 0.01Si2を作製した。また、合成
組成を原子吸光分析にて確認し、X線回析により単相で
あることを確認した。それを用いて実施例1に準じてコ
イン型非水電解質二次電池を作製した。そして同様の評
価条件で充放電試験を行い充放電容量を計算した。その
結果を(表1)に示した。
【0032】(実施例19)負極活物質として市販のN
iSi2,MgSi2,SrSi2をモル比99:0.
5:0.5の割合で混合し、アルゴン雰囲気中、125
0℃で24時間焼成することによりNi0.99Mg0.005
Sr0.005Si2を作製した。また、合成組成を原子吸光
分析にて確認し、X線回析により単相であることを確認
した。それを用いて実施例1に準じてコイン型非水電解
質二次電池を作製した。そして同様の評価条件で充放電
試験を行い充放電容量を計算した。その結果を(表1)
に示した。
【0033】(実施例20)負極活物質として市販のN
iSi2,CaSi2,BaSi2をモル比99:0.
5:0.5の割合で混合し、アルゴン雰囲気中、125
0℃で24時間焼成することによりNi0.99Ca0.005
Ba0.005Si2を作製した。また、合成組成を原子吸光
分析にて確認し、X線回析により単相であることを確認
した。それを用いて実施例1に準じてコイン型非水電解
質二次電池を作製した。そして同様の評価条件で充放電
試験を行い充放電容量を計算した。その結果を(表1)
に示した。
【0034】(実施例21)負極活物質として市販のN
iSi2,MgSi2,SrSi2,CaSi2,BaSi
2をモル比99:0.25:0.25:0.25:0.
25の割合で混合し、アルゴン雰囲気中、1250℃で
24時間焼成することによりNi0.99Mg0. 0025Sr
0.0025Ca0.0025Ba0.0025Si2を作製した。また、
合成組成を原子吸光分析にて確認し、X線回析により単
相であることを確認した。それを用いて実施例1に準じ
てコイン型非水電解質二次電池を作製した。そして同様
の評価条件で充放電試験を行い充放電容量を計算した。
その結果を(表1)に示した。
【0035】(比較例1)比較例として負極活物質に市
販のFeSi2を用いて実施例1に準じてコイン型非水
電解質二次電池を作製した。そして同様の評価条件で充
放電試験を行い充放電容量を計算した。その結果を(表
1)に示した。
【0036】(比較例2)比較例として負極活物質に市
販のCoSi2を用いて実施例1に準じてコイン型非水
電解質二次電池を作製した。そして同様の評価条件で充
放電試験を行い充放電容量を計算した。その結果を(表
1)に示した。
【0037】(比較例3)比較例として負極活物質に市
販のNiSi2を用いて実施例1に準じてコイン型非水
電解質二次電池を作製した。そして同様の評価条件で充
放電試験を行い充放電容量を計算した。その結果を(表
1)に示した。
【0038】(比較例4)比較例として負極活物質に市
販の黒鉛を用いて実施例1に準じてコイン型非水電解質
二次電池を作製した。そして同様の評価条件で充放電試
験を行い充放電容量を計算した。その結果を(表1)に
示した。
【0039】
【表1】
【0040】以上、(表1)より一般式XSi2で表さ
れる硅化物と、FeSi2,CoSi 2,NiSi2とは
低電流密度(0.5mA/cm2)での放電時の容量は
黒鉛より大きい。しかし、高電流密度(5mA/c
2)で放電させると、FeSi2,CoSi2,NiS
2の放電容量は黒鉛以下に低下するが、上記のXSi2
で表わされる硅化物の放電容量は黒鉛,FeSi2,C
oSi2,NiSi2に比べて約150mAh/cm3
度以上大きい。
【0041】さらにXSi2中のA元素とB元素のモル
比率を変化させ、各比率において高電流密度での放電容
量を調べた。その実施例を次に示す。
【0042】(実施例22)負極活物質として市販のF
eSi2,MgSi2,CaSi2をモル比60:20:
20の割合で混合し、アルゴン雰囲気中、1250℃で
24時間焼成することによりFe0.60Mg0.20Ca0.20
Si2を作製した。また、合成組成を原子吸光分析にて
確認し、X線回析により単相であることを確認した。そ
れを用いて実施例1に準じてコイン型非水電解質二次電
池を作製した。そして同様の評価条件で充放電試験を行
い充放電容量を計算した。その結果を(表2)に示し
た。
【0043】(実施例23)負極活物質として市販のF
eSi2,BaSi2,SrSi2をモル比69:15:
16の割合で混合し、アルゴン雰囲気中、1250℃で
24時間焼成することによりFe0.69Ba0.15Sr0.16
Si2を作製した。また、合成組成を原子吸光分析にて
確認し、X線回析により単相であることを確認した。そ
れを用いて実施例1に準じてコイン型非水電解質二次電
池を作製した。そして同様の評価条件で充放電試験を行
い充放電容量を計算した。その結果を(表2)に示し
た。
【0044】(実施例24)負極活物質として市販のF
eSi2,CaSi2をモル比99.5:0.5の割合で
混合し、アルゴン雰囲気中、1200℃で24時間焼成
することによりFe 0.995Ca0.005Si2を作製した。
また、合成組成を原子吸光分析にて確認し、X線回析に
より単相であることを確認した。それを用いて実施例1
に準じてコイン型非水電解質二次電池を作製した。そし
て同様の評価条件で充放電試験を行い充放電容量を計算
した。その結果を(表2)に示した。
【0045】(実施例25)負極活物質として市販のF
eSi2とBaSi2をモル比99.8:0.2の割合で
混合し、アルゴン雰囲気中、1200℃で24時間焼成
することによりFe 0.998Ba0.002Si2を作製した。
また、それを用いて実施例1に準じてコイン型非水電解
質二次電池を作製した。そして同様の評価条件で充放電
試験を行い充放電容量を計算し、その結果を(表2)に
示した。
【0046】(実施例26)負極活物質として市販のC
oSi2,MgSi2,CaSi2をモル比60:20:
20の割合で混合し、アルゴン雰囲気中、1250℃で
24時間焼成することによりCo0.60Mg0.20Ca0.20
Si2を作製した。また、合成組成を原子吸光分析にて
確認し、X線回析により単相であることを確認した。そ
れを用いて実施例1に準じてコイン型非水電解質二次電
池を作製した。そして同様の評価条件で充放電試験を行
い充放電容量を計算した。その結果を(表2)に示し
た。
【0047】(実施例27)負極活物質として市販のC
oSi2,BaSi2,SrSi2をモル比69:15:
16の割合で混合し、アルゴン雰囲気中、1250℃で
24時間焼成することによりCo0.69Ba0.15Sr0.16
Si2を作製した。また、合成組成を原子吸光分析にて
確認し、X線回析により単相であることを確認した。そ
れを用いて実施例1に準じてコイン型非水電解質二次電
池を作製した。そして同様の評価条件で充放電試験を行
い充放電容量を計算した。その結果を(表2)に示し
た。
【0048】(実施例28)負極活物質として市販のC
oSi2とMgSi2をモル比99.5:0.5の割合で
混合し、アルゴン雰囲気中、1200℃で24時間焼成
することによりCo 0.995Mg0.005Si2を作製した。
また、合成組成を原子吸光分析にて確認し、X線回析に
より単相であることを確認した。それを用いて実施例1
に準じてコイン型非水電解質二次電池を作製した。そし
て同様の評価条件で充放電試験を行い充放電容量を計算
した。その結果を(表2)に示した。
【0049】(実施例29)負極活物質として市販のC
oSi2とCaSi2をモル比99.8:0.2の割合で
混合し、アルゴン雰囲気中、1200℃で24時間焼成
することによりCo 0.998Ca0.002Si2を作製した。
また、合成組成を原子吸光分析にて確認し、X線回析に
より単相であることを確認した。それを用いて実施例1
に準じてコイン型非水電解質二次電池を作製した。そし
て同様の評価条件で充放電試験を行い充放電容量を計算
し、その結果を(表2)に示した。
【0050】(実施例30)負極活物質として市販のN
iSi2,MgSi2,CaSi2をモル比60:20:
20の割合で混合し、アルゴン雰囲気中、1250℃で
24時間焼成することによりNi0.60Mg0.20Ca0.20
Si2を作製した。また、合成組成を原子吸光分析にて
確認し、X線回析により単相であることを確認した。そ
れを用いて実施例1に準じてコイン型非水電解質二次電
池を作製した。そして同様の評価条件で充放電試験を行
い充放電容量を計算した。その結果を(表2)に示し
た。
【0051】(実施例31)負極活物質として市販のN
iSi2,BaSi2,SrSi2をモル比69:15:
16の割合で混合し、アルゴン雰囲気中、1250℃で
24時間焼成することによりNi0.69Ba0.15Sr0.16
Si2を作製した。また、合成組成を原子吸光分析にて
確認し、X線回析により単相であることを確認した。そ
れを用いて実施例1に準じてコイン型非水電解質二次電
池を作製した。そして同様の評価条件で充放電試験を行
い充放電容量を計算した。その結果を(表2)に示し
た。
【0052】(実施例32)負極活物質として市販のN
iSi2とCaSi2をモル比99.5:0.5の割合で
混合し、アルゴン雰囲気中、1200℃で24時間焼成
することによりNi 0.995Ca0.005Si2を作製した。
また、合成組成を原子吸光分析にて確認し、X線回析に
より単相であることを確認した。それを用いて実施例1
に準じてコイン型非水電解質二次電池を作製した。そし
て同様の評価条件で充放電試験を行い充放電容量を計算
した。その結果を(表2)に示した。
【0053】(実施例33)負極活物質として市販のN
iSi2とSrSi2をモル比99.8:0.2の割合で
混合し、アルゴン雰囲気中、1200℃で24時間焼成
することによりNi 0.998Sr0.002Si2を作製した。
また、合成組成を原子吸光分析にて確認し、X線回析に
より単相であることを確認した。それを用いて実施例1
に準じてコイン型非水電解質二次電池を作製した。そし
て同様の評価条件で充放電試験を行い充放電容量を計算
した。その結果を(表2)に示した。
【0054】(比較例5)比較例として実施例2の結果
をもとに、上記XSi2のX中のA元素が占める割合が
99wt%で、B元素が占める割合が1wt%であるF
e硅化物を作製し、実施例1に準じてコイン型非水電解
質二次電池を作製した。そして同様の評価条件で充放電
試験を行い充放電容量を計算した。その結果を(表1)
に示した。Fe硅化物としては、FeSi2,MgS
2,SrSi2,CaSi2,BaSi 2を重量比99:
0.25:0.25:0.25:0.25の割合で混合
し、アルゴン雰囲気中、1250℃で24時間焼成する
ことにより得たFe0.99Mg0. 0025Sr0.0025Ca
0.0025Ba0.0025Si2を用いた。合成組成を原子吸光
分析にて確認し、X線回析により単相であることを確認
した。
【0055】(比較例6)比較例として実施例9の結果
をもとに、上記XSi2のX中のA元素が占める割合が
99wt%で、B元素が占める割合が1wt%であるC
o硅化物を作製し、実施例1に準じてコイン型非水電解
質二次電池を作製した。そして同様の評価条件で充放電
試験を行い充放電容量を計算した。その結果を(表1)
に示した。Co硅化物としては、CoSi2,MgS
2,SrSi2を重量比99:0.5:0.5の割合で
混合し、アルゴン雰囲気中、1250℃で24時間焼成
することにより得たCo0.99Mg0.005Sr0.005Si2
を用いた。合成組成を原子吸光分析にて確認し、X線回
析により単相であることを確認した。
【0056】(比較例7)比較例として実施例16の結
果をもとに、上記XSi2のX中のA元素が占める割合
が99wt%で、B元素が占める割合が1wt%である
Ni硅化物を作製し、実施例1に準じてコイン型非水電
解質二次電池を作製した。そして同様の評価条件で充放
電試験を行い充放電容量を計算した。その結果を(表
1)に示した。Ni硅化物としては、NiSi2,Ca
Si2,BaSi2を重量比99:0.5:0.5の割合
で混合し、アルゴン雰囲気中、1250℃で24時間焼
成することにより、Ni0.99Ca0.005 、Ba0.005
2 を用いた。合成組成を原子吸光分析にて確認し、X
線回析により単相であることを確認した。
【0057】
【表2】
【0058】以上、(表2)の各硅化物において、A元
素が占める割合が66〜99.5wt%で、B元素が占
める割合が31〜0.5wt%である場合が、高電流密
度放電による放電容量が他に比べ約50mAh/cm3
以上大きいことがわかる。B元素が占める割合が0.5
wt%より小さい場合では、B元素の添加効果が現れな
いと考えられる。またB元素が占める割合が1wt%よ
り大きい場合では、結晶が大きく歪むことにより逆にリ
チウムイオンの通過経路が塞がるものと考えられる。
【0059】さらに、本発明の硅化物を非水電解質二次
電池に用いる場合、正極活物質には、リチウムを含有す
るTi,Mo,W,Nb,V,Mn,Fe,Cr,N
i,Coなどの1種以上の遷移金属の複合酸化物や複合
硫化物等を用いることができる。特に高電圧、高エネル
ギー密度が期待でき、従来から報告のあるLiCo
2,LiNiO2,LiMn24などの正極活物質は好
適である。
【0060】さらに、本発明の硅化物を非水電解質二次
電池に用いる場合、非水電解質の溶媒としては、EC
(エチレンカーボネート),PC(プロピレンカーボネ
ート),DMC(ジメチルカーボネート),EMC(エ
チルメチルカーボネート),DEC(ジエチルカーボネ
ート)等の鎖状エステル類,γ−ブチロラクトン等のγ
−ラクトン類,DME(1,2−ジメトキシエタン),
DEE(1,2−ジエトキシエタン),EME(エトキ
シメトキシエタン)等の鎖状エーテル類,テトラヒドロ
フラン等の環状エーテル類,アセトニトリル等のニトリ
ル類等から選ばれた溶媒もしくは2種類以上の混合溶媒
を用いることができる。特にEC(エチレンカーボネー
ト)を必須成分として含む混合溶媒を使用することが好
適である。そして非水電解質の溶質としては、LiAs
6,LiPF6,LiAlCl4,LiClO4,LiC
3SO3,LiSbF6,LiSCN,LiCl,Li
6HSO3,Li(CF3SO22,LiC(CF3SO
23,C46SO3Li等のリチウム塩及びこれらの混
合物を用いることができる。
【0061】また、電池の形状に関しては、本実施例で
はコイン形を用いたが、円筒形,角形,その他いかなる
形状の電池でも使用できる。
【0062】
【発明の効果】本発明は、リチウムの吸蔵、放出のでき
る一般式XSi2(XはA元素とB元素の2種類からな
り、A元素は、Fe,Co,Niの元素のうち少なくと
も一種類以上、B元素はMg,Ca,Sr,Baのうち
少なくとも一種類以上からなる)で表される硅化物を負
極材料として用いた非水電解質二次電池であるので、高
電流密度での放電時に優れた放電特性を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコイン型電池の縦断面図
【符号の説明】
1 電池ケース 2 封口板 3 集電体 4 金属リチウム 5 負極 6 セパレータ 7 ガスケット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非水電解質と、正極と、リチウムを吸
    蔵、放出することができる材料を用いた負極を備え、前
    記負極は一般式XSi2(XはA元素とB元素の2種類
    からなり、A元素は、Fe,Co,Niの元素のうち少
    なくとも一種類以上、B元素はMg,Ca,Sr,Ba
    のうち少なくとも一種類以上である)で表される硅化物
    を主構成材料とする非水電解質二次電池。
  2. 【請求項2】 XSi2で表される硅化物は、X中のA
    元素が占める割合が69〜99.5wt%で、B元素が
    占める割合が31〜0.5wt%であることを特徴とす
    る請求項1記載の非水電解質二次電池。
JP9117868A 1997-05-08 1997-05-08 非水電解質二次電池 Pending JPH10308208A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000060681A1 (fr) * 1999-03-31 2000-10-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Cellule secondaire a electrolyte non aqueux et sa cathode
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JP2016066418A (ja) * 2014-09-22 2016-04-28 新日鐵住金株式会社 電極活物質材料、電極、電池、及び、電極活物質材料の製造方法

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