JPH10304827A - 加工食材の供給装置 - Google Patents

加工食材の供給装置

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JPH10304827A
JPH10304827A JP9116782A JP11678297A JPH10304827A JP H10304827 A JPH10304827 A JP H10304827A JP 9116782 A JP9116782 A JP 9116782A JP 11678297 A JP11678297 A JP 11678297A JP H10304827 A JPH10304827 A JP H10304827A
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JP
Japan
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processed food
conveyor
food material
hopper
supply
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JP9116782A
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English (en)
Inventor
Kiichirou Takano
基一郎 高野
Takashi Onomura
隆史 小野村
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TAKANO BEARING KK
Original Assignee
TAKANO BEARING KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不特定の加工食材を容器に分配投入する作業
に於て、加工食材の供給作業を行う場合、供給する加工
食材のストック量を多くし、加工食材の簡便な補充作業
を行う事により、作業者への労働負担を軽減する。 【構成】 排出口7を下端に配置して加工食材2のホッ
パー1を形成する。このホッパー1内の排出口7の上面
に臨ませて一対のロータリーブレード8、9を回動可能
に配置する。このロータリーブレード8、9の回動時に
排出口7から排出する加工食材2を表面に載置する供給
コンベア17と、この供給コンベア17の搬送先側の下
面に搬送元側の一端を臨ませて分配コンベア24とを配
置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、漬物、薬味、煮物、金
糸玉子、細切りハム、カイワレ大根等の不定形な加工食
材を、蕎麦、うどん、弁当等の食品を収納する容器に分
配投入する作業に於て、加工食材を分配工程に供給可能
な、加工食材の供給装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、漬物、薬味、煮物、金糸玉子、細
切りハム、カイワレ大根等の不定形な加工食材を、蕎
麦、うどん、弁当等の食品を収納する容器に分配投入す
る作業が行われている。また、従来より、加工食材の分
配及び投入作業を自動化しようとした装置も存在する。
【0003】この従来の分配投入装置は、コンベア上に
載置した加工食材を分配機構に供給する供給機構と、こ
の供給した加工食材を分配コンベア上に載置して一方側
に搬送可能とするとともに分配コンベアの先端から加工
食材を少量ずつ分配する分配機構と、この分配した加工
食材を食品収納用の容器に投入する投入機構とにより構
成している。そして、この従来方式の分配投入装置は、
上記の構成により、食品収納用の容器の特定の駒内に、
不定形な加工食材を自動的に投入する事が可能なもので
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来方法は、コンベアの表面にのみ加工食材を載置し、
このコンベアへの加工食材の供給は人手によって行って
いた。そのため、加工食材を多量にコンベアに供給した
り、連続的に供給する事ができず、加工食材のストック
量が少ないものであった。そのため、作業者はコンベア
に加工食材を頻繁に補充しなければならず、この補充作
業に多くの手間が掛かるものであった。また、この加工
食材のストック量を多くするために、コンベアの全長を
長く設けたり、コンベアの幅を広げようとすると、装置
が大型化して、コスト高になる欠点を有していた。
【0005】本発明は上述の如き課題を解決しようとす
るものであって、漬物、薬味、煮物、金糸玉子、細切り
ハム、カイワレ大根等の不定形な加工食材を、蕎麦、う
どん、弁当等の食品を収納する容器に分配投入する作業
に於て、加工食材を次工程に供給する場合、この供給を
行う加工食材のストック量を多くして、加工食材の簡易
な補充作業を可能とし、作業者への労働負担を軽減でき
るようしようとするものである。また、この装置を小型
化し、設置面積を小さくする事を可能にするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の如き課題
を解決するため、加工食材を収納し下端に排出口を形成
したホッパーと、このホッパー内に一定の対向間隔を介
して設置するとともにこの対向間隔をホッパーの排出口
の上面に臨ませて配置した一対のロータリーブレード
と、このロータリーブレードの回動時に排出口から排出
する加工食材を表面に載置して一方側に搬送可能とする
供給コンベアと、この供給コンベアの搬送先側の下面に
搬送元側の一端を臨ませて配置した分配コンベアとから
成るものである。
【0007】また、供給コンベアは、加工食材の検知用
のレベルセンサーを表面側に配置しても良い。
【0008】また、分配コンベアは、加工食材の検知用
のレベルセンサーを表面側に配置しても良い。
【0009】また、分配コンベアは、供給コンベアの移
送方向とは逆方向に搬送方向を形成しても良い。
【0010】
【作用】上述の如く構成したものに於て、漬物、薬味、
煮物、金糸玉子、細切りハム、カイワレ大根等の不定形
な加工食材を、蕎麦、うどん、弁当等の食品を収納する
容器に分配投入する作業に於て、加工食材を次工程に供
給するには、まず、ホッパーの内部に加工食材を導入す
る。この加工食材の導入方法は、機械等の自動化した手
段を用いても良いし、作業者の手作業によって行う事が
可能で、多量の加工食材を積層して収納する事が可能で
ある。
【0011】また、加工食材の収納後、ホッパーの内部
に配置する一対のロータリーブレードを、対向間隔に加
工食材を送り込む方向に回動する。すると、ホッパーの
内部の加工食材は、回動する一対のロータリーブレード
の対向間隔を下方向に通過する。そして、加工食材は、
対向間隔の下側に配置する排出口を介して外部に排出さ
れ、供給コンベアの表面に落下する。また、この載置
後、ロータリーブレードを停止し、加工食材の排出を停
止する。次に、供給コンベアを作動し、ホッパーから表
面に供給された加工食材の一部を分配コンベアの搬送元
方向に供給する。また、ロータリーブレードの回動を行
いながら、供給コンベアを作動しても良い。
【0012】次に、分配コンベアを回動し、この分配コ
ンベアの表面に載置した加工食材を搬送先方向に搬送
し、次工程に加工食材を供給する。また、この供給作業
によって、分配コンベア上の加工食材は次第に減少す
る。そして、この加工食材が一定の量まで減少した場
合、供給コンベアを回動し、この供給コンベア上の加工
食材を分配コンベアの表面に落下させる。また、分配コ
ンベアは、載置した加工食材を搬送先方向に搬送し、次
工程に供給する事が可能となる。
【0013】このように、本発明は、加工食材をホッパ
ーの内部に収納し、多量の加工食材をストックする事が
可能となる。そのため、加工食材は、補充作業を一度行
えば、供給時間を長く設定でき、補充作業に掛かる手間
を大幅に簡略化して、作業者への労働負担を軽減化する
事が可能となる。
【0014】また、ホッパーは、供給コンベアに加工食
材を供給し、この供給コンベアを介して、または供給コ
ンベアで被覆されていない搬送元方向の分配コンベア
に、加工食材を供給するものであるから、分配コンベア
の全面にホッパーの加工食材が直接供給される事がな
い。
【0015】そのため、分配コンベアの一部に加工食材
の厚みを調整する均し車等を設ければ、この均し車以降
の加工食材は、面積当りの供給量が略均一となる。この
均一量の加工食材の供給を次工程に行う事ができる。仮
に、分配コンベアの全面にホッパーから加工食材が供給
されるものであれば、このような、面積当りの供給量の
均一化は不可能なものとなる。このため、加工食材の安
定した次工程への供給作業を可能とする。
【0016】また、供給コンベアと分配コンベアは、上
下二段に配置している。このため、装置は平面方向に大
型化する事がなく、コンパクト化して設置面積を小さく
する事が可能となる。
【0017】また、供給コンベアは、加工食材の検知用
のレベルセンサーを表面側に配置すれば、このレベルセ
ンサーの検知信号を利用して、ロータリーブレードを容
易に制御する事が可能になる。
【0018】即ち、このロータリーブレードの制御方法
は、供給コンベア上の加工食材の表面の高さを検知し、
この加工食材の表面の高さがレベルセンサーの光軸より
も低い場合、ロータリーブレードを回動させる事によっ
て、ホッパーから加工食材を自動的に補給する。また、
この補給によって、供給コンベア上の加工食材の表面の
高さが、レベルセンサーの光軸の高さを超えた場合、ロ
ータリーブレードの回動を停止し、加工食材の補給を自
動的に停止する。このように、供給コンベアは、加工食
材の検知用のレベルセンサーを用いる事によって、加工
食材を少量ずつ自動的に補給する事ができ、簡便で衛生
的な供給作業を可能とする。
【0019】また、分配コンベアは、加工食材の検知用
のレベルセンサーを表面側に配置すれば、このレベルセ
ンサーの検知信号を利用して、供給コンベアを容易に制
御する事が可能になる。即ち、この制御方法は、分配コ
ンベア上の加工食材の表面の高さを検知し、この加工食
材の表面の高さがレベルセンサーの光軸よりも低い場
合、供給コンベアを回動する事によって、供給コンベア
から加工食材を自動的に補給する。
【0020】また、この補給によって、分配コンベア上
の加工食材の表面の高さがレベルセンサーの光軸を超え
た場合、供給コンベアの回動を停止し、加工食材の補給
を自動的に停止する。その結果、分配コンベアは、加工
食材の検知用のレベルセンサーを用いる事によって、加
工食材を少量ずつ自動的に補給する事ができ、簡便で衛
生的な供給作業を可能とする。
【0021】また、分配コンベアは、供給コンベアの移
送方向とは逆方向に搬送方向を形成すれば、供給コンベ
アの下側に分配コンベアを重ねて配置する事が可能にな
る。そのため、コンベアの設置スペースが平面方向に大
きく嵩張る事がなく、コンパクトなスペースでの設置を
可能とするものである。
【0022】
【実施例】本発明は、漬物、薬味、煮物、金糸玉子、細
切りハム、カイワレ大根等の不定形な加工食材を、蕎
麦、うどん、弁当等の食品を収納する容器に分配投入す
るものであって、その一実施例を図面に於いて説明す
る。
【0023】(1)はホッパーで、図1乃至図3に示す如
く、外周壁(4)にて被覆した加工食材(2)の収納室(3)
を形成している。また、このホッパー(1)は、収納室
(3)の上端に上端開口部(5)を形成し、この上端開口部
(5)から加工食材(2)を収納室(3)に収納する事が可能
である。また、この上端開口部(5)を蓋体(6)で被覆可
能としている。
【0024】また、ホッパー(1)は、加工食材(2)の排
出口(7)を下端に形成し、この排出口(7)の上面に臨ま
せてロータリーブレード(8)(9)を配置している。この
ロータリーブレード(8)(9)は、図2に示す如く、一定
の対向間隔(11)を介して一対配置している。また、ロ
ータリーブレード(8)(9)は、モーター等の原動機(1
2)に接続し、対向間隔(11)を介して加工食材(2)を
対向間隔(11)に送り込む方向に同期して回動する。
【0025】また、ロータリーブレード(8)(9)は、筒
状の回動体(13)(14)の外周に一定の間隔を介して案
内羽根(15)(16)を突設する。この案内羽根(15)
(16)の配置は、図2に示す如く、一方のロータリーブ
レード(8)の案内羽根(15)の間隔に、他方のロータリ
ーブレード(9)の案内羽根(16)が配置するように形成
する。
【0026】また、ホッパー(1)は、図1、図2に示す
如く、排出口(7)の下端に臨ませて供給コンベア(17)
を配置する。この供給コンベア(17)は、排出口(7)の
全長に対応するものではなく、搬送方向の延長側に対応
する排出口(7)の下面には供給コンベア(17)を配置し
ない、自由落下部(19)を設けている。この供給コンベ
ア(17)は、一定のピッチ送りで回動し、排出口(7)か
ら排出された加工食材(2)を表面に載置して一方側に搬
送する事が可能である。
【0027】また、供給コンベア(17)は、ホッパー
(1)の下端と表面側の間隔に外周枠(18)を配置し、こ
の外周枠(18)の長さ方向の両端部に一対の切欠部(2
0)を形成する。この一対の切欠部(20)の外側に、図
1に示す如く、供給側レベルセンサー(21)を配置す
る。この供給側レベルセンサー(21)は、一例に於て、
光電センサー等によって、発信部(22)と受信部(23)
とを形成し、この発信部(22)と受信部(23)とを切欠
部(20)の外面側に各々に配置している。また、この供
給側レベルセンサー(21)は、反射式のセンサー、超音
波式のセンサー等を用いる事が可能である。また、この
供給側レベルセンサー(21)は、ロータリーブレード
(8)(9)に接続し、供給コンベア(17)に載置した加工
食材(2)の表面の高さを検知する事により、ロータリー
ブレード(8)(9)の回動を制御する事が可能である。
【0028】また、この供給コンベア(17)の下側に
は、図1に示す如く分配コンベア(24)を配置する。こ
の分配コンベア(24)は、定寸送りする事が可能で、供
給コンベア(17)の移送方向とは逆方向に搬送方向を設
けている。また、分配コンベア(24)は、搬送元側の一
端を、供給コンベア(17)の搬送先側の下面に臨ませて
配置している。このように、分配コンベア(24)は、供
給コンベア(17)の移送方向とは逆方向に搬送方向を形
成すると、コンベアの設置スペースが平面方向に大きく
嵩張る事がなく、コンパクトなスペースでの設置が可能
となるものである。また、この分配コンベア(24)は、
搬送元方向を、前記の自由落下部(19)を介してホッパ
ー(1)の排出口(7)に臨ませている。
【0029】また、分配コンベア(24)は、ガイド壁
(25)を表面側に配置している。このガイド壁(25)
は、分配コンベア(24)の表面から僅かに浮かせて配置
したり、分配コンベア(24)の表面に摺動可能に接触し
て配置する事が可能である。また、このガイド壁(25)
は、一例に於て平面コ字型に形成し、このコ字型の対向
部の間隔に加工食材(2)を落下させる事によって、加工
食材(2)の周囲への飛散や落下を防止する事が可能であ
る。
【0030】また、ガイド壁(25)は、図2、図4に示
す如く、両側外面に保持体(26)を固定する。この保持
体(26)は、分配コンベア(24)の下側に中央部を配置
するものであるが、両側部(29)を分配コンベア(24)
の上方に突出し、この両側部(29)の先端をガイド壁
(25)の両側に接続する。また、保持体(26)は、振動
手段(27)を一側に接続し、常時振動を発生する事が可
能である。そして、このガイド壁(25)の振動によっ
て、供給コンベア(17)及びホッパー(1)から供給した
加工食材(2)は、密度に粗密が生じていても、分配コン
ベア(24)上で密度を均一に分散する事が可能となる。
【0031】また、このガイド壁(25)の存在によっ
て、加工食材(2)が分配コンベア(24)の両側に脱落し
たりするのを防止するとともにガイド壁(25)に振動を
加える事によって、ガイド壁(25)への加工食材(2)の
引っ掛かりを防止できる。
【0032】また、ガイド壁(25)を振動する振動手段
(27)の構成は、図4に示す如く、モーター等の原動機
(28)の主軸(30)にクランク(31)を接続する。ま
た、このクランク(31)と保持体(26)の一側を連結杆
(32)にて接続し、クランク(31)の回動運動を連結杆
(32)の往復運動に変換する。このように形成すると、
簡易な機構によって振動手段(27)を形成する事がで
き、故障等の少ない耐久性に優れた装置を得る事が可能
となる。また、振動手段(27)は、ガイド壁(25)に振
動モーターを接続して形成する事もできるし、ガイド壁
(25)にソレノイドコイル、エアーシリンダー等を接続
して形成する事も可能であって、そのどれを選択して
も、故障等が少なく、耐久性に優れた装置を得る事が可
能となる。
【0033】また、分配コンベア(24)は、図1、図6
に示す如く、表面側に搬送側レベルセンサー(34)を形
成している。この搬送側レベルセンサー(34)は、一例
に於て、光電センサー等により形成し、発信部(35)と
受信部(36)とを設けている。また、搬送側レベルセン
サー(34)は、発信部(35)と受信部(36)とを、ガイ
ド壁(25)の長さ方向の両端に設けた切欠部(33)の外
面側に臨ませて配置している。
【0034】また、この搬送側レベルセンサー(34)
は、供給コンベア(17)と接続し、分配コンベア(24)
に載置した加工食材(2)の載置レベルを検出する事によ
って、供給コンベア(17)を制御する事が可能である。
また、この搬送側レベルセンサー(34)は、反射式のセ
ンサー、超音波式のセンサー等を用いる事が可能であ
る。
【0035】また、分配コンベア(24)は、図1、図
4、図6に示す如く、均し車(37)を表面側に配置す
る。この均し車(37)は、ガイド壁(25)の一側に回動
軸(40)を貫通し、この回動軸(40)の外端部を、モー
ター等の原動機(38)に接続する。また、この回動軸
(40)は、図5に示す如く、均し体(42)を外周に固定
している。この均し車(37)は、分配コンベア(24)の
回動方向とは逆方向に回動し、加工食材(2)に均し体
(42)を接触する事によって、加工食材(2)の表面の均
し作業を可能とする。
【0036】この均し体(42)は、一例に於て、コ字型
に折曲した針金材の両端部を回動軸(40)に固定して形
成すれば、ネギ等のミジン切りの如き粘性のないパラパ
ラした加工食材(2)を均す場合に、優れた効果を得る事
が可能となる。また、均し車(37)は、均し体(42)を
複数個形成すれば、加工食材(2)と均し体(42)との接
触効率が向上し、この加工食材(2)の表面を確実に均す
事が可能となる。
【0037】また、均し車(37)は、均し体(42)を針
金材で形成すれば、搬送側レベルセンサー(34)の光軸
を均し体(42)が通過する時間は極めて短く、搬送側レ
ベルセンサー(34)の光軸を長い時間遮断して、加工食
材(2)の検出不良を生じる事がない。
【0038】また、分配コンベア(24)は、搬送先方向
の表面側に、図1、図6に示す如く、加工食材(2)の分
配機構(43)を配置する。この分配機構(43)は、分配
コンベア(24)の搬送方向の上部に臨ませて上下方向に
配置する仕切シャッター(44)と、この仕切シャッター
(44)に隣接して上下方向に配置する送りシャッター
(45)とを形成する。
【0039】また、仕切シャッター(44)は、分配コン
ベア(24)の上面に配置するエアーシリンダー等の第1
上下動手段(50)に接続し、分配コンベア(24)の表面
まで下降する事が可能である。また、送りシャッター
(45)も、分配コンベア(24)の上面に配置するエアー
シリンダー等の第2上下動手段(51)に接続し、分配コ
ンベア(24)の表面まで下降する事が可能である。ま
た、この第2上下動手段(51)は、エアーシリンダー等
の進退動手段(52)に接続し、第2上下動手段(51)及
び送りシャッター(45)を分配コンベア(24)の搬送先
方向に平行して移動する事が可能である。
【0040】そして、仕切シャッター(44)と送りシャ
ッター(45)とを加工食材(2)の表面に挿入し、仕切シ
ャッター(44)を加工食材(2)に挿入配置したまま、送
りシャッター(45)を分配コンベア(24)の搬送方向に
移動する事によって、加工食材(2)の定量的な分配作業
を可能とする。また、分配コンベア(24)の搬送先の下
端に配置する投入マス(46)に、図8に示す如く加工食
材(2)を落下する事が可能となる。また、この投入マス
(46)は、下端の開口部に臨ませて開閉シャッター(4
7)を配置し、食品を収納する容器(48)の駒(49)内
に加工食材(2)を投入する事が可能である。この開閉シ
ャッター(47)を設ける事により、駒(49)への加工食
材(2)の投入タイミングを取る事が可能となる。
【0041】また、分配コンベア(24)の搬送先方向の
上面に、図6に示す如く、エアーノズル(53)を配置す
る。このエアーノズル(53)は、分配コンベア(24)の
先端側に加圧エアーを噴射可能とし、投入マス(46)へ
の加工食材(2)の落下を補助する事が可能である。ま
た、加工食材(2)が引っ掛かり易い場合には、エアーシ
リンダー等に連動したプッシャーにより、加工食材(2)
を押圧して強制的に落下させる事も可能である。
【0042】上述の如く構成したものに於て、漬物、薬
味、煮物、金糸玉子、細切りハム、カイワレ大根等の不
定形な加工食材(2)を、蕎麦、うどん、弁当等の食品を
収納する容器(48)に分配投入する作業に於て、この加
工食材(2)の供給作業を行うには、まず、ホッパー(1)
の上端開口部(5)から収納室(3)に加工食材(2)を収納
する。この加工食材(2)の導入方法は、機械等の自動化
した手段を用いても良いし、作業者の手作業によって導
入する事も可能であって、多くの加工食材(2)をホッパ
ー(1)に収納する事が可能である。
【0043】また、加工食材(2)の収納後、原動機(1
2)を作動し、ホッパー(1)の内部に配置する一対のロ
ータリーブレード(8)(9)を回動する。この回動によっ
て、ロータリーブレード(8)(9)は、対向間隔(11)に
加工食材(2)を送り込む方向に案内羽根(15)(16)を
回動する。すると、加工食材(2)は、図2に示す如く対
向間隔(11)を下方向に通過する。
【0044】また、加工食材(2)は、対向間隔(11)の
下側に配置する排出口(7)を介して外部に排出され、図
1に示す如く、供給コンベア(17)の表面に落下する。
また、加工食材(2)は、供給コンベア(17)を配置して
いない自由落下部(19)を通過すると、分配コンベア
(24)の搬送元方向の表面に落下する。また、この落下
した加工食材(2)が一定の載置レベルに達し、供給側レ
ベルセンサー(21)の光軸よりも加工食材(2)の表面の
高さが高く位置した場合、ロータリーブレード(8)(9)
の回動が停止する。その結果、ホッパー(1)は、排出口
(7)から加工食材(2)の排出を停止する。
【0045】また、同時に、分配コンベア(24)を回動
し、この分配コンベア(24)の搬送方向の表面に配置し
た加工食材(2)を搬送先方向に搬送する。また、分配コ
ンベア(24)の表面両側に配置するガイド壁(25)によ
って、図4に示す如く、分配コンベア上(24)の加工食
材(2)に振動を加える。この振動によって、加工食材
(2)の密度に粗密があっても、分配コンベア(24)上で
密度を均一にする事ができる。また、ガイド壁(25)の
存在によって、加工食材(2)が分配コンベア(24)の両
側に脱落したりするのを防止するとともに振動を加える
事によって、ガイド壁(25)への加工食材(2)の引っ掛
かりを防止する。
【0046】また、このガイド壁(25)の振動作用と平
行して、ガイド壁(25)間に配置する均し車(37)を、
分配コンベア(24)の搬送方向とは逆方向に回動する。
すると、均し車(37)は、回動軸(40)の外周に突設す
る均し体(42)を、図6に示す如く加工食材(2)に接触
し、表面の均し作業を行う。
【0047】そのため、加工食材(2)は、表面の高さが
不均一な状態であっても、均し車(37)の均し体(42)
を接触させる事によって、表面の高さを均一に均す事が
可能になる。その結果、分配コンベア(24)の均し車
(37)から送り出し側の加工食材(2)は、振動によって
密度を均一とした事と相俟って、単位面積当りの搬送量
を略同一とする事ができ、加工食材(2)の定量的な分配
作業を可能とし、食品収納用の容器(48)への加工食材
(2)の定量的な投入作業を可能とする。
【0048】そして、加工食材(2)の表面が全て均され
ると、この加工食材(2)の表面の高さは、搬送側レベル
センサー(34)の光軸の高さよりも下側に位置し、加工
食材(2)を検出できなくり、供給コンベア(17)を回動
する。また、この回動によって、供給コンベア(17)
は、表面に載置する加工食材(2)を搬送先方向に搬送
し、分配コンベア(24)の表面に加工食材(2)を落下さ
せる。
【0049】また、この供給コンベア(17)の回動は、
搬送側レベルセンサー(34)の光軸よりも高く加工食材
(2)の表面の高さが位置し、搬送側レベルセンサー(3
4)が加工食材(2)を検出できるまで継続される。ま
た、供給コンベア(17)は、一定の長さ送りを行って
も、搬送側レベルセンサー(34)が加工食材(2)表面の
高さを検出できない場合は、ロータリーブレード(8)
(9)を回動する。すると、ホッパー(1)は、供給コンベ
ア(17)の全面及び分配コンベア(24)の搬送元方向に
加工食材(2)を再び落下し、前記の如く、分配コンベア
(24)の搬送先方向に加工食材(2)を連続的に搬送する
事が可能となる。
【0050】また、表面の均し作業を終了した加工食材
(2)は、分配機構(43)によって一定の量ずつ分配され
る。この分配方法は、まず、分配コンベア(24)を停止
した状態で、第1上下動手段(50)及び第2上下動手段
(51)を伸張し、仕切シャッター(44)及び送りシャッ
ター(45)を、図7に示す如く同時に下降する。そし
て、この仕切シャッター(44)及び送りシャッター(4
5)の先端を、分配コンベア(24)上の加工食材(2)に
挿入する。
【0051】次に、仕切シャッター(44)を上記の挿入
状態に配置したまま、進退動手段(52)を作動し、送り
シャッター(45)を、図8に示す如く、分配コンベア
(24)の搬送先方向に移動する。すると、送りシャッタ
ー(45)は、分配コンベア(24)上の加工食材(2)を搬
送方向に押圧し、搬送先の下端に配置する投入マス(4
6)に加工食材(2)を落下する。
【0052】また、この投入マス(46)は、食品収納用
の容器(48)が真下に移動した時点で、開閉シャッター
(47)を開放し、容器(48)の特定の駒(49)内に加工
食材(2)を投入する。また、加工食材(2)が、カイワレ
大根、金糸玉子等の絡みの強い素材であっても、仕切シ
ャッター(44)が搬送元方向に不動的に配置された状態
で、搬送先方向に送りシャッター(45)が作動するか
ら、加工食材(2)は、一定量を確実に投入機構等に投入
する事が可能となる。
【0053】また、加工食材(2)の分配投入作業を継続
するには、第1上下動手段(50)及び第2上下動手段
(51)を収縮し、送りシャッター(45)及び仕切シャッ
ター(44)を分配コンベア(24)の表面から上昇する。
次に、送りシャッター(45)を、分配コンベア(24)の
搬送元側に移動し、図6に示す如く、仕切シャッター
(44)の搬送先側に臨ませて配置する。また、同時に、
分配コンベア(24)を一定のピッチで回動し、加工食材
(2)を搬送先方向の先端に搬送した後、分配コンベア
(24)を停止する。そして、上記の如く、分配機構(4
3)を作動し、容器(48)の特定の駒(49)内に加工食
材(2)を投入する事が可能である。
【0054】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成したものである
から、ホッパーは、加工食材を内部に収納し、多量の加
工食材をストックする事が可能となる。そのため、加工
食材は、補充作業を一度行えば、供給時間を長く設定で
き、加工食材の補充作業に掛かる手間を大幅に簡略化し
て、作業者への労働負担を軽減化する事が可能となる。
【0055】また、ホッパーは、供給コンベアを介し
て、分配コンベアに加工食材を供給したり、または供給
コンベアで被覆されていない搬送元方向の分配コンベア
に、加工食材を供給するものであるから、分配コンベア
の全面にホッパーの加工食材が直接供給される事がな
い。
【0056】そのため、分配コンベアの一部に加工食材
の厚みを調整する均し車等を設ければ、この均し車以降
の加工食材は面積当りの供給量が略均一となり、この均
一量の加工食材を次工程に供給する事ができる。仮に分
配コンベアの全面にホッパーから加工食材が供給される
ものであれば、このような、面積当りの供給量の均一化
は不可能なものとなる。このため、次工程への加工食材
の安定した供給作業を可能とする。
【0057】また、供給コンベアと分配コンベアは、上
下二段に配置しているから、装置が平面方向に大型化す
る事がなく、コンパクト化して設置面積を小さくする事
が可能となるものである。
【0058】
【図面の簡単な説明】
【図1】ホッパー、供給コンベア、分配コンベアの位置
関係を示す断面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】本発明実施例の斜視図。
【図4】均し車及び振動手段部分の拡大断面図。
【図5】均し車の斜視図。
【図6】均し車と分配機構部分を示す拡大断面図。
【図7】仕切シャッター及び送りシャッターを下降した
状態を示す断面図。
【図8】送りシャッターで加工食材を搬送先に押圧した
状態を示す断面図。
【符号の説明】
1 ホッパー 2 加工食材 7 排出口 8 ロータリーブレード 9 ロータリーブレード 11 対向間隔 17 供給コンベア 24 分配コンベア

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工食材を収納し下端に排出口を形成し
    たホッパーと、このホッパー内に一定の対向間隔を介し
    て設置するとともにこの対向間隔をホッパーの排出口の
    上面に臨ませて配置した一対のロータリーブレードと、
    このロータリーブレードの回動時に排出口から排出する
    加工食材を表面に載置して一方側に搬送可能とする供給
    コンベアと、この供給コンベアの搬送先側の下面に搬送
    元側の一端を臨ませて配置した分配コンベアとから成る
    事を特徴とする加工食材の供給装置。
  2. 【請求項2】 供給コンベアは、加工食材の検知用のレ
    ベルセンサーを表面側に配置した事を特徴とする請求項
    1の加工食材の供給装置。
  3. 【請求項3】 分配コンベアは、加工食材の検知用のレ
    ベルセンサーを表面側に配置した事を特徴とする請求項
    1の加工食材の供給装置。
  4. 【請求項4】 分配コンベアは、供給コンベアの移送方
    向とは逆方向に搬送方向を形成した事を特徴とする請求
    項1の加工食材の供給装置。
JP9116782A 1997-05-07 1997-05-07 加工食材の供給装置 Pending JPH10304827A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108261012A (zh) * 2018-01-30 2018-07-10 博众精工科技股份有限公司 防溅料的湿物料配料设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108261012A (zh) * 2018-01-30 2018-07-10 博众精工科技股份有限公司 防溅料的湿物料配料设备
CN108261012B (zh) * 2018-01-30 2024-05-14 博众精工科技股份有限公司 防溅料的湿物料配料设备

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