JPH10302200A - 事故防止交通管制システム - Google Patents
事故防止交通管制システムInfo
- Publication number
- JPH10302200A JPH10302200A JP11227497A JP11227497A JPH10302200A JP H10302200 A JPH10302200 A JP H10302200A JP 11227497 A JP11227497 A JP 11227497A JP 11227497 A JP11227497 A JP 11227497A JP H10302200 A JPH10302200 A JP H10302200A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- road
- speed
- intersection
- warning
- approaching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 優先道路に交差する路地等との交差点に双方
から接近中の自動車等の移動体のそれぞれに注意通報や
警告を発することにより、特に出会い頭の交通事故を未
然に防止する。 【解決手段】 優先道路１に対して交差する路地２の交
差点よりも手前に移動体検出手段１１を配置し、移動体
３が所定距離Ｓに達したとき、その移動体の種別と速度
を検出する。交差点近傍に設置した危険通報装置２０で
は、検出手段１１からの移動体３に関する情報を受け取
り、その速度の適否を判定し、適正速度を超過している
場合は、交差点に設置した情報表示板２４で警告する。
また、優先道路１を交差点に接近中の自動車４，５に搭
載されている車載用速度規制装置では、危険通報装置２
０からの移動体３に関する種別および速度よりなる危険
情報と、優先道路１に関する各種交通情報等に基づい
て、警告を表示しかつ適正速度に制御する。
から接近中の自動車等の移動体のそれぞれに注意通報や
警告を発することにより、特に出会い頭の交通事故を未
然に防止する。 【解決手段】 優先道路１に対して交差する路地２の交
差点よりも手前に移動体検出手段１１を配置し、移動体
３が所定距離Ｓに達したとき、その移動体の種別と速度
を検出する。交差点近傍に設置した危険通報装置２０で
は、検出手段１１からの移動体３に関する情報を受け取
り、その速度の適否を判定し、適正速度を超過している
場合は、交差点に設置した情報表示板２４で警告する。
また、優先道路１を交差点に接近中の自動車４，５に搭
載されている車載用速度規制装置では、危険通報装置２
０からの移動体３に関する種別および速度よりなる危険
情報と、優先道路１に関する各種交通情報等に基づい
て、警告を表示しかつ適正速度に制御する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車事故等に対
する交通管制システムに関する。
する交通管制システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】増加の一途を辿る交通事故防止を目標
に、走行中の車両が危険速度を超過すると警告を発令
し、運転者に注意を促して交通事故を未然防止するため
の安全装置や管制システムが多く提案されている。
に、走行中の車両が危険速度を超過すると警告を発令
し、運転者に注意を促して交通事故を未然防止するため
の安全装置や管制システムが多く提案されている。
【０００３】例えば、特開平６−２９５３９８号公報に
記載の自動車速度管理システムがある。この場合、信号
機や交通規制などを示す表示板（標識）に加えて、速度
制限信号を自動車に伝達する手段を有している。それら
からの警告に応じた変調超音波または無線信号波などを
自動車に向けて発信する。自動車には、受信機と現在の
走行速度を検出する速度検出部が搭載されている。受信
信号と現速度検出信号を比較し、駆動機能部に対して規
制速度にする指令と警告表示・警告音を発令する。この
指令信号で駐動機能部を駆動させ、自動的に自動車速度
を管理制御する。それによって、自動車の運転者が意識
的または無意識にアクセルを踏んで速度を上げようとし
た場合でも、指令速度以上に走行速度が上がらないよう
に制御するシステムである。
記載の自動車速度管理システムがある。この場合、信号
機や交通規制などを示す表示板（標識）に加えて、速度
制限信号を自動車に伝達する手段を有している。それら
からの警告に応じた変調超音波または無線信号波などを
自動車に向けて発信する。自動車には、受信機と現在の
走行速度を検出する速度検出部が搭載されている。受信
信号と現速度検出信号を比較し、駆動機能部に対して規
制速度にする指令と警告表示・警告音を発令する。この
指令信号で駐動機能部を駆動させ、自動的に自動車速度
を管理制御する。それによって、自動車の運転者が意識
的または無意識にアクセルを踏んで速度を上げようとし
た場合でも、指令速度以上に走行速度が上がらないよう
に制御するシステムである。
【０００４】また、特開平５−１１７００号公報に記載
の車載用ナビゲーションシステムでは、位置ビーコンか
らの電波を無線装置が受信し、センサによって車両の方
向等を検出する。これによって車両の位置情報を得て、
この位置情報に対応する道路交通規制情報をＣＤ−ＲＯ
Ｍから読み出し、ディスプレイに表示する。さらに、交
通違反判別部は、位置情報と道路交通規制情報を比較
し、車両が交通違反をしている際にはディスプレイ、警
告灯およびスピーカで警告する。
の車載用ナビゲーションシステムでは、位置ビーコンか
らの電波を無線装置が受信し、センサによって車両の方
向等を検出する。これによって車両の位置情報を得て、
この位置情報に対応する道路交通規制情報をＣＤ−ＲＯ
Ｍから読み出し、ディスプレイに表示する。さらに、交
通違反判別部は、位置情報と道路交通規制情報を比較
し、車両が交通違反をしている際にはディスプレイ、警
告灯およびスピーカで警告する。
【０００５】さらに、特開昭６０−８５０４５号公報に
記載の制動有効停止距離を基準にした警報装置がある。
この装置の場合、制御ユニットには、通常天候、雨天、
積雪路面凍結などの状態と、それらの状況下での制動停
止距離に及ぼす数値換算の基礎データが予め選択的に記
憶格納してある。また、各気象状況下で、速度感知装置
が検出した車速と、車間感知装置による直進方向での直
前の有形物体との間隔を発振電波等で感知した結果を制
御ユニットに信号入力する。その時点の車速による急停
止必要距離内に自動車が進入した場合、制御ユニットは
警告装置に警告を発令する。
記載の制動有効停止距離を基準にした警報装置がある。
この装置の場合、制御ユニットには、通常天候、雨天、
積雪路面凍結などの状態と、それらの状況下での制動停
止距離に及ぼす数値換算の基礎データが予め選択的に記
憶格納してある。また、各気象状況下で、速度感知装置
が検出した車速と、車間感知装置による直進方向での直
前の有形物体との間隔を発振電波等で感知した結果を制
御ユニットに信号入力する。その時点の車速による急停
止必要距離内に自動車が進入した場合、制御ユニットは
警告装置に警告を発令する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、係る従
来の装置やシステムにあっては、交差点に向かって一方
側の道路と他方側の道路からそれぞれ移動体が接近中、
一方の移動体が注意通報や警告を見落としたり、意識的
に無視すると、交差点での事故を免れ得ないといった場
合がある。
来の装置やシステムにあっては、交差点に向かって一方
側の道路と他方側の道路からそれぞれ移動体が接近中、
一方の移動体が注意通報や警告を見落としたり、意識的
に無視すると、交差点での事故を免れ得ないといった場
合がある。
【０００７】本発明の目的は、優先道路に交差する路地
等との交差点において、その交差点に双方から接近中の
移動体のそれぞれに注意通報や警告を発することによ
り、特に出会い頭の交通事故を未然に防止できるように
した事故防止交通管制システムを提供することにある。
等との交差点において、その交差点に双方から接近中の
移動体のそれぞれに注意通報や警告を発することによ
り、特に出会い頭の交通事故を未然に防止できるように
した事故防止交通管制システムを提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の事故防止交通管
制システムは、第１の道路に対して交差する第２の道路
の交差点よりも手前で所定距離の位置に配置され、その
第２の道路を交差点に向かって接近中の移動体を所定距
離に達したときにその移動体の種別と速度を検出する移
動体検出手段と、この移動体検出手段によって検出され
た移動体の速度が適正速度か否かを判定し、適正速度を
超過している場合は警告を発令する危険通報装置と、第
２の道路を交差点に接近中の移動体が可視認識できるよ
う交差点近傍に配置され、危険通報装置から送られた警
告を移動体に向けて表示する情報表示板と、交差点に向
かって第１の道路を接近中の自動車に搭載され、危険通
報装置から送信された第２の道路を交差点に接近中の移
動体に関する種別および速度よりなる危険情報と、第１
の道路に関する各種交通情報とを受け取り、それら各情
報に基づいた警告を表示しかつ適正速度に制御する車載
用速度規制装置と、を備えている。
制システムは、第１の道路に対して交差する第２の道路
の交差点よりも手前で所定距離の位置に配置され、その
第２の道路を交差点に向かって接近中の移動体を所定距
離に達したときにその移動体の種別と速度を検出する移
動体検出手段と、この移動体検出手段によって検出され
た移動体の速度が適正速度か否かを判定し、適正速度を
超過している場合は警告を発令する危険通報装置と、第
２の道路を交差点に接近中の移動体が可視認識できるよ
う交差点近傍に配置され、危険通報装置から送られた警
告を移動体に向けて表示する情報表示板と、交差点に向
かって第１の道路を接近中の自動車に搭載され、危険通
報装置から送信された第２の道路を交差点に接近中の移
動体に関する種別および速度よりなる危険情報と、第１
の道路に関する各種交通情報とを受け取り、それら各情
報に基づいた警告を表示しかつ適正速度に制御する車載
用速度規制装置と、を備えている。
【０００９】この場合、第１の道路を道幅の広い優先道
路であるとすると、第２の道路が道幅の狭い路地の場合
にこの事故防止交通システムは有効である。
路であるとすると、第２の道路が道幅の狭い路地の場合
にこの事故防止交通システムは有効である。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明による事故防止交通
管制システムの実施の形態について、図を参照して詳細
に説明する。
管制システムの実施の形態について、図を参照して詳細
に説明する。
【００１１】図１は、本実施の形態のシステムが設置さ
れた交差点を模式的に示す平面図である。この場合、道
路幅の広い優先道路１に、道路幅の狭い路地２等の分岐
道路がＴ字形に交差し、標識信号が設置されていない見
通しの悪い交差点を示したものである。
れた交差点を模式的に示す平面図である。この場合、道
路幅の広い優先道路１に、道路幅の狭い路地２等の分岐
道路がＴ字形に交差し、標識信号が設置されていない見
通しの悪い交差点を示したものである。
【００１２】図２に示すように、路地２においては、優
先道路１との交差点に入る手前の所定距離Ｓの位置に、
既設または新設の電柱１０等を利用して移動体検出手段
１１が設置されている。この移動体検出手段１１は、優
先道路１の交差点に向かって路地２を進行してくる移動
体３を検出する。すなわち、移動体検出手段１１は、例
えば天地方向でいう上下に複数個を数段に配置され、交
差点に接近進行してくる自動車、バイク、自転車、人等
の移動体３の大きさに対応して、それらを音、光、熱、
電波、そして移動体高さ寸法で検出し、検出信号を出力
するようになっている。
先道路１との交差点に入る手前の所定距離Ｓの位置に、
既設または新設の電柱１０等を利用して移動体検出手段
１１が設置されている。この移動体検出手段１１は、優
先道路１の交差点に向かって路地２を進行してくる移動
体３を検出する。すなわち、移動体検出手段１１は、例
えば天地方向でいう上下に複数個を数段に配置され、交
差点に接近進行してくる自動車、バイク、自転車、人等
の移動体３の大きさに対応して、それらを音、光、熱、
電波、そして移動体高さ寸法で検出し、検出信号を出力
するようになっている。
【００１３】また、電柱１０を利用してさらに、移動体
検出手段１１の近傍に危険通報装置２０が取り付けられ
ている。図３に示すように、この危険通報装置２０は、
移動体検出手段１１から送られてきた検出信号を処理す
るデータ処理部２１を有している。また、危険通報装置
２０は、優先道路１における交通状況、道路規制および
道路情報等による交通データがリアルタイムで入力され
る交通データ受信部２２を有し、ここで受けた種々の交
通データ信号をデータ処理部２１に送るようになってい
る。さらに、無線送信部２３を有し、データ処理部２１
において処理された警報信号を優先道路１を走行中の自
動車４，５に向けて送信可能となっている。同時に、デ
ータ処理部２１からは、処理に基づいた警報表示指令信
号が路地２の交差点に設置した情報表示板２４に向けて
送られるようになっている。この情報表示板２４では、
データ処理部２１からの警報表示指令信号によって作動
し、警報を音声、文字およびブザー音等による形態で表
示可能である。
検出手段１１の近傍に危険通報装置２０が取り付けられ
ている。図３に示すように、この危険通報装置２０は、
移動体検出手段１１から送られてきた検出信号を処理す
るデータ処理部２１を有している。また、危険通報装置
２０は、優先道路１における交通状況、道路規制および
道路情報等による交通データがリアルタイムで入力され
る交通データ受信部２２を有し、ここで受けた種々の交
通データ信号をデータ処理部２１に送るようになってい
る。さらに、無線送信部２３を有し、データ処理部２１
において処理された警報信号を優先道路１を走行中の自
動車４，５に向けて送信可能となっている。同時に、デ
ータ処理部２１からは、処理に基づいた警報表示指令信
号が路地２の交差点に設置した情報表示板２４に向けて
送られるようになっている。この情報表示板２４では、
データ処理部２１からの警報表示指令信号によって作動
し、警報を音声、文字およびブザー音等による形態で表
示可能である。
【００１４】一方、優先道路１を走行中の自動車４，５
においては、車内に図４に示す車載用速度規制装置３０
が搭載されている。
においては、車内に図４に示す車載用速度規制装置３０
が搭載されている。
【００１５】すなわち、この車載用速度規制装置３０
は、路地２の交差点近傍に設置された前述の危険通報装
置２０から送信される交通情報を無線にて受信する受信
部３１を有し、ここで受信した危険通報装置２０からの
交通情報を受け取って解析する情報解析部３２が備わっ
ている。また、マイコンによる車速度制御装置３３を備
えており、ここでは情報解析部３２からの解析信号を受
け取って比較および演算等よりなる各種処理を行い、車
速度を適正に制御する。さらに、カーナビゲーション３
４を備え、情報解析部３２からの指令に基づいてモニタ
３５の画面やメータパネル３６に警告表示や警告音を表
示することで、自動車４，５の運転者に報知して認識さ
せるようになっている。
は、路地２の交差点近傍に設置された前述の危険通報装
置２０から送信される交通情報を無線にて受信する受信
部３１を有し、ここで受信した危険通報装置２０からの
交通情報を受け取って解析する情報解析部３２が備わっ
ている。また、マイコンによる車速度制御装置３３を備
えており、ここでは情報解析部３２からの解析信号を受
け取って比較および演算等よりなる各種処理を行い、車
速度を適正に制御する。さらに、カーナビゲーション３
４を備え、情報解析部３２からの指令に基づいてモニタ
３５の画面やメータパネル３６に警告表示や警告音を表
示することで、自動車４，５の運転者に報知して認識さ
せるようになっている。
【００１６】次に、以上の構成により、本実施の形態の
交通管制システムは、次のように動作および作用する、
路地２を優先道路交差点に向かって接近中の移動体３
が、自動車以外のバイク、自転車、人の場合、検出地点
の距離Ｓに達した段階で移動体検出手段１１によって検
出される。危険通報装置２０のデータ処理部２１では、
移動体検出手段１１からの検出信号を処理することによ
り、移動体３がバイクか、自転車か、あるいは人である
かを判定する。それらの移動体３が予め設定してある速
度を交差点手前の検出地点距離Ｓに到達した段階で超過
している場合、それを判断したデータ処理部２１から警
告信号が出力され、交差点手前の情報表示板２４に危険
警告として表示される。すなわち、その危険警告を音
声、文字、ブザー音等によって通報表示し、交差点に接
近中の移動体３に認識させる。
交通管制システムは、次のように動作および作用する、
路地２を優先道路交差点に向かって接近中の移動体３
が、自動車以外のバイク、自転車、人の場合、検出地点
の距離Ｓに達した段階で移動体検出手段１１によって検
出される。危険通報装置２０のデータ処理部２１では、
移動体検出手段１１からの検出信号を処理することによ
り、移動体３がバイクか、自転車か、あるいは人である
かを判定する。それらの移動体３が予め設定してある速
度を交差点手前の検出地点距離Ｓに到達した段階で超過
している場合、それを判断したデータ処理部２１から警
告信号が出力され、交差点手前の情報表示板２４に危険
警告として表示される。すなわち、その危険警告を音
声、文字、ブザー音等によって通報表示し、交差点に接
近中の移動体３に認識させる。
【００１７】また、路地２を交差点に接近中の移動体３
が図示例のように自動車の場合、交差点手前の検出地点
距離Ｓに到達した段階で設定速度を超過していると、そ
れを移動体検出手段１１が検出して信号を危険通報装置
２０のデータ処理部２１に送る。データ処理部２１では
検出信号に基づく処理で危険と判断し、送信部２３から
優先道路１を走行中の自動車４，５に向けて危険警告信
号を送信する。
が図示例のように自動車の場合、交差点手前の検出地点
距離Ｓに到達した段階で設定速度を超過していると、そ
れを移動体検出手段１１が検出して信号を危険通報装置
２０のデータ処理部２１に送る。データ処理部２１では
検出信号に基づく処理で危険と判断し、送信部２３から
優先道路１を走行中の自動車４，５に向けて危険警告信
号を送信する。
【００１８】走行中のそれら自動車４，５では、車載用
速度規制装置３０の受信部３１において危険通報装置２
０から送信された危険警告信号を受信する。情報解析部
３２はその危険警告信号を車速度制御装置３３に送って
速度を適正制御する。また、これに同期して、カーナビ
ゲーション３４に送ってモニタ画面３５に危険警告を表
示させ、メータパネル３６で警告音を鳴動させるなど
し、自動車４，５の各運転者に対して路地２との交差点
における出会い頭事故等を未然に防止できるよう注意を
促す。
速度規制装置３０の受信部３１において危険通報装置２
０から送信された危険警告信号を受信する。情報解析部
３２はその危険警告信号を車速度制御装置３３に送って
速度を適正制御する。また、これに同期して、カーナビ
ゲーション３４に送ってモニタ画面３５に危険警告を表
示させ、メータパネル３６で警告音を鳴動させるなど
し、自動車４，５の各運転者に対して路地２との交差点
における出会い頭事故等を未然に防止できるよう注意を
促す。
【００１９】また、その際、路地２の危険通報装置２０
からは、優先道路１を走行中の自動車４，５に対して、
その優先道路１に関する交通状況、道路規制および道路
情報等による交通データがリアルタイムで通報される。
すなわち、危険通報装置２０の交通データ受信部２２で
収集した各種交通情報を一度データ処理部２１で処理
し、このデータ処理部２１から各種交通情報のデータが
各自動車４，５の車載用速度規制装置３０に対し送信さ
れる。各自動車４，５では、受信した交通データに基づ
いて適正な速度に管理することができる。
からは、優先道路１を走行中の自動車４，５に対して、
その優先道路１に関する交通状況、道路規制および道路
情報等による交通データがリアルタイムで通報される。
すなわち、危険通報装置２０の交通データ受信部２２で
収集した各種交通情報を一度データ処理部２１で処理
し、このデータ処理部２１から各種交通情報のデータが
各自動車４，５の車載用速度規制装置３０に対し送信さ
れる。各自動車４，５では、受信した交通データに基づ
いて適正な速度に管理することができる。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による事故
防止交通管制システムは、道路幅の広い優先道路とＴ字
形に交差する路地の交差点近傍に設置されて特に有効で
あり、その路地を交差点に向けて接近中の自動車や自転
車等に対し、速度制限を超過していることで危険を警告
して表示することで注意を喚起できる。また一方で、優
先道路をその交差点に接近走行中の自動車に対しても、
路地から交差点接近中の自動車や自転車の速度情報を危
険信号として警告報知する。それにより、優先道路と路
地双方を通行中の移動体に対して同時に警告を与えるの
で、出会い頭の事故等を未然に防止するのに優れた効果
を発揮できる。これは、従来より周知のカーブミラー等
よりも格段に優って有効である。
防止交通管制システムは、道路幅の広い優先道路とＴ字
形に交差する路地の交差点近傍に設置されて特に有効で
あり、その路地を交差点に向けて接近中の自動車や自転
車等に対し、速度制限を超過していることで危険を警告
して表示することで注意を喚起できる。また一方で、優
先道路をその交差点に接近走行中の自動車に対しても、
路地から交差点接近中の自動車や自転車の速度情報を危
険信号として警告報知する。それにより、優先道路と路
地双方を通行中の移動体に対して同時に警告を与えるの
で、出会い頭の事故等を未然に防止するのに優れた効果
を発揮できる。これは、従来より周知のカーブミラー等
よりも格段に優って有効である。
【図１】本発明による事故防止交通管制システムの実施
の形態をＴ字形交差点に設置した場合を模式的に示す平
面図である。
の形態をＴ字形交差点に設置した場合を模式的に示す平
面図である。
【図２】路地交差点に設置の本実施の形態のシステム構
成を示す正面図である。
成を示す正面図である。
【図３】路地交差点に設置の本実施の形態の警告装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図４】自動車の速度規制車載システム構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
１ 優先道路（第１の道路） ２ 路地（第２の道路） ３ 自動車等の移動体 ４，５ 優先道路走行中の自動車 １１ 移動体検出手段 ２０ 危険通報装置 ２１ データ処理部 ２４ 情報表示板 ３０ 車載用速度規制装置 ３２ 情報解析部 ３３ 車速度制御装置 ３５ モニタ画面
Claims (4)
- 【請求項１】第１の道路に対して交差する第２の道路の
交差点よりも手前で所定距離の位置に配置され、その第
２の道路を交差点に向かって接近中の移動体を前記所定
距離に達したときにその移動体の種別と速度を検出する
移動体検出手段と、 この移動体検出手段によって検出された前記移動体の速
度が適正速度か否かを判定し、適正速度を超過している
場合は警告を発令する危険通報装置と、 前記第２の道路を交差点に接近中の前記移動体が可視認
識できるよう交差点近傍に配置され、前記危険通報装置
から送られた警告を前記移動体に向けて表示する情報表
示板と、 交差点に向かって前記第１の道路を接近中の自動車に搭
載され、前記危険通報装置から送信された前記第２の道
路を交差点に接近中の前記移動体に関する種別および速
度よりなる危険情報と、前記第１の道路に関する各種交
通情報とを受け取り、それら各情報に基づいた警告を表
示しかつ適正速度に制御する車載用速度規制装置と、を
備えたことを特徴とする事故防止交通管制システム。 - 【請求項２】前記移動体が自動車の場合、前記移動体検
出手段は、その自動車が交差点に接近中ではあって減速
操作または加速操作のいずれの操作が行われたかを検出
し、検出信号を前記危険通報装置に送ることを特徴とす
る請求項１に記載の事故防止交通システム。 - 【請求項３】前記情報表示板は、文字、音声、点滅、ア
ラーム音のいずれかまたはそれらを組み合わせて警告表
示可能となっていることを特徴とする請求項１または２
に記載の事故防止交通システム。 - 【請求項４】前記第１の道路が道幅の広い優先道路であ
り、前記第２の道路が道幅の狭い路地であることを特徴
とする請求項１〜３のいずれかに記載の事故防止交通シ
ステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11227497A JPH10302200A (ja) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | 事故防止交通管制システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11227497A JPH10302200A (ja) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | 事故防止交通管制システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10302200A true JPH10302200A (ja) | 1998-11-13 |
Family
ID=14582606
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11227497A Pending JPH10302200A (ja) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | 事故防止交通管制システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10302200A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003217072A (ja) * | 2002-01-18 | 2003-07-31 | Fujitsu Ten Ltd | 端末装置、及び管理機関装置 |
| WO2015101291A1 (zh) * | 2013-12-31 | 2015-07-09 | ***通信集团公司 | 一种交通控制方法、网络侧设备及终端 |
| CN110111591A (zh) * | 2019-06-05 | 2019-08-09 | 上海市城市建设设计研究总院（集团）有限公司 | 非机动车道行驶指示***及其运行方法 |
-
1997
- 1997-04-30 JP JP11227497A patent/JPH10302200A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003217072A (ja) * | 2002-01-18 | 2003-07-31 | Fujitsu Ten Ltd | 端末装置、及び管理機関装置 |
| WO2015101291A1 (zh) * | 2013-12-31 | 2015-07-09 | ***通信集团公司 | 一种交通控制方法、网络侧设备及终端 |
| US9984570B2 (en) | 2013-12-31 | 2018-05-29 | China Mobile Communications Corporation | Traffic control method, network side device and terminal |
| CN110111591A (zh) * | 2019-06-05 | 2019-08-09 | 上海市城市建设设计研究总院（集团）有限公司 | 非机动车道行驶指示***及其运行方法 |
| CN110111591B (zh) * | 2019-06-05 | 2023-10-03 | 上海市城市建设设计研究总院（集团）有限公司 | 非机动车道行驶指示***及其运行方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0872741B1 (en) | Alarm apparatus for alarming driver of vehicle and method of alarming | |
| US6864784B1 (en) | Vehicle speed and safety warning system | |
| US8362922B2 (en) | Intersection driving support apparatus | |
| US6166658A (en) | Speed limit control system | |
| US6384740B1 (en) | Traffic speed surveillance and control system | |
| JP4877773B2 (ja) | 車両の走行制御システム | |
| US20210024085A1 (en) | Automatic driving control device for vehicle | |
| US20060162985A1 (en) | System for crash prediction and avoidance | |
| KR101889957B1 (ko) | 비상 상황 알림 및 경고장치 | |
| JP2000357293A (ja) | 所定領域報知方法，所定領域報知システム及び所定領域報知装置 | |
| JP3432881B2 (ja) | 車両制御装置 | |
| CN108062099A (zh) | 一种车辆自动驾驶*** | |
| CN108428339A (zh) | 适用于一车辆的预警***、方法和交通工具 | |
| JP2006252148A (ja) | 車両用制御装置 | |
| GB2349000A (en) | Traffic warning device | |
| JPH1125391A (ja) | 交通信号警告システム | |
| US20230191986A1 (en) | Method and system for cruise control deactivation | |
| JP3103453B2 (ja) | 車両の緊急通報システム | |
| JPH10302200A (ja) | 事故防止交通管制システム | |
| KR20110013874A (ko) | 스쿨존에서의 자동 감속 및 경보발생장치 | |
| JP4640636B2 (ja) | 車両用運転支援装置 | |
| JPH0511700A (ja) | 車載用ナビゲーシヨンシステム | |
| JP2001216599A (ja) | 追突防止装置 | |
| JP2009099060A (ja) | 運転支援システム | |
| US20240157936A1 (en) | Integrated light bar and message display vehicle warning system for alerting responders to oncoming motor vehicles |