JPH10301902A - サーバアクセス方法およびゲートウェイシステム並びに記録媒体 - Google Patents

サーバアクセス方法およびゲートウェイシステム並びに記録媒体

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JPH10301902A
JPH10301902A JP9282041A JP28204197A JPH10301902A JP H10301902 A JPH10301902 A JP H10301902A JP 9282041 A JP9282041 A JP 9282041A JP 28204197 A JP28204197 A JP 28204197A JP H10301902 A JPH10301902 A JP H10301902A
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server
client
computer
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JP9282041A
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Sumi Kin
寿美 金
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】サーバソフトウェアの不正使用の防止を図ると
共に、モーバイル環境からクライアント・サーバシステ
ムのサーバソフトウェアの機能を有効利用できるように
する。 【解決手段】ゲートウェイ109は、クライアントソフ
トウェアがインストールされていない携帯情報端末10
1からサーバソフトウェア108のサービスを要求する
アクセス要求を受け付けると、まず、クライアントライ
センス管理部110に、その端末101の利用者がサー
バソフトウェア108に対応するクライアントソフトウ
ェアのライセンスを持っているかどうかの調査を依頼
し、ライセンスがあった場合にのみ、端末101の代わ
りにサーバソフトウェア108へアクセスし、処理結果
を端末101に返送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はクライアント・サ
ーバ形式のコンピュータネットワークシステムで用いら
れるサーバアクセス方法およびゲートウェイシステム、
並びにコンピュータプログラムが記録された記録媒体に
関し、特にモーバイルコンピューティング環境とクライ
アント・サーバ形式のコンピュータネットワークシステ
ムとを融合したシステム構築のためのサーバアクセス方
法およびゲートウェイシステム並びに記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、クライアント・サーバ形式のソフ
トウェアを用いたコンピュータネットワークシステムの
構築が進められている。このコンピュータネットワーク
システムでは、クライアントプログラムが導入されるク
ライアント計算機とサーバプログラムが導入されたサー
バ計算機との間の通信により、サーバ計算機上の共有資
源などを用いた各種情報処理サービスがサーバ計算機か
らクライアント計算機に提供される。クライアント・サ
ーバ形式のソフトウェアの代表的なものとしては、電子
メールシステムがあげられる。
【0003】電子メールシステムは、メールサーバプロ
グラムと、メールクライアントプログラムから構成され
る。メールの受信は、クライアントがサーバに蓄積され
ている自分宛てのメールを取得することによって実現さ
れ、またメール送信は、クライアントで作成したメール
をサーバに送ることによって実現される。
【0004】このようなクライアント・サーバ形式のソ
フトウェアを利用したコンピュータネットワークシステ
ムにおいては、サーバプログラムとクライアントプログ
ラムとの間で実行すべき通信手続の操作についてはその
クライアント・サーバ形式のソフトウェア内部の仕様に
よって独自に規定されている。このため、クライアント
プログラム以外の他のプログラムからはサーバプログラ
ムの機能を利用することはできない。
【0005】したがって、外出先からオフィス内のサー
バを自由にアクセスするといったモーバイルコンピュー
ティング環境を実現する場合には、外出先で使用する携
帯情報端末にもオフィス内のクライアント計算機と同様
のクライアントプログラムをインストールしておき、そ
のクライアントプログラムを用いてオフィス内のサーバ
をアクセスすることが必要となる。
【0006】しかし、外出先で使用する携帯情報端末と
オフィス内のクライアント計算機とでは、その処理性能
の違いや実行する作業目的等の違いから、そこにインス
トールして使用するソフトウェアの種類も自ずと異なる
のが普通である。したがって、企業内のコンピュータネ
ットワークがクライアント・サーバ形式のソフトウェア
を用いて実現されている場合には、そのコンピュータネ
ットワークとモーバイルコンピューティング環境とを融
合させることは実際上困難である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
では、企業内のコンピュータネットワークがクライアン
ト・サーバ形式のソフトウェアを用いて実現されている
場合には、そのコンピュータネットワークとモーバイル
コンピューティング環境とを融合させることは実際上困
難であった。
【0008】また、クライアントプログラムを持たない
外出先の携帯情報端末からオフィス内のサーバを自由に
アクセスできるようにするための仕組みを実現した場合
であっても、サーバプログラムについてのライセンス管
理の点で次のような問題が生じる。すなわち、ソフトウ
ェアは著作権で保護されており、不正にコピーして利用
するといったことは法律で禁止されている。従って、ソ
フトウェアを利用する際は、必ずライセンス(使用許
可)を持つことが必要である。ライセンス所有形態には
様々なものがあり、例えば ・端末1台に1ライセンス ・利用者1人にライセンス といった形態がある。
【0009】したがって、クライアントプログラムがイ
ンストールされていない携帯情報端末からでもサーバプ
ログラムにアクセスできるようにすると、クライアント
としてのライセンス無しで不正にソフトを利用すること
を許すことになってしまう。
【0010】この発明はこのような点に鑑みてなされた
もので、クライアントプログラムがインストールされて
いない携帯情報端末などからでもクライアント・サーバ
形式のソフトウェアによって実現されているサーバの機
能を利用できるようにし、モーバイルコンピューティン
グ環境とクライアント・サーバ形式のコンピュータネッ
トワークシステムとの融合に適したサーバアクセス方法
およびゲートウェイシステムを提供することを目的とす
る。
【0011】また、この発明は、ソフトウェアの保護
と、モーバイルコンピューティング環境とクライアント
・サーバ形式のコンピュータネットワークシステムとの
融合とを両立し得るサーバアクセス方法およびゲートウ
ェイシステム、並びにそのサーバアクセス方法を実現す
るための記録媒体を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、クライアン
ト・サーバシステムを実現するためのクライアントプロ
グラムおよびサーバプログラムがそれぞれ実行されるク
ライアント計算機およびサーバ計算機がネットワークを
介して接続されたコンピュータネットワークシステムで
用いられるサーバアクセス方法であって、前記クライア
ントプログラム以外の他のプログラムが導入された端末
から前記サーバプログラムのサービスを受けるために発
行されるアクセス要求を受け付け、前記受け付けたアク
セス要求に応じて、前記クライアント・サーバシステム
のサーバプログラムに所定の情報処理サービスを実行さ
せるために必要な前記クライアントプログラムと前記サ
ーバプログラムとの間の所定の通信処理手続を、前記端
末のプログラムに代行して実行し、前記サーバプログラ
ムから得た処理結果を前記端末に返送することにより、
前記クライアントプログラム以外の他のプログラムに対
して前記サーバプログラムの情報処理サービスを提供で
きるようにしたことを特徴とする。
【0013】このサーバアクセス方法においては、クラ
イアントプログラム以外の他のプログラムが導入された
携帯情報端末などの外部端末から企業内等に設けられた
クライアント・サーバシステムのサーバプログラムに対
してサービスを要求するようなアクセス要求が発行され
ると、その端末のプログラムによる制御ではなく、例え
ばサーバ計算機に設けられた専用のソフトウェアなどに
よって、サーバプログラムに所定の情報処理サービスを
実行させるために必要なクライアントプログラムとサー
バプログラムとの間の所定の通信処理手続が自動実行さ
れる。このように、端末のプログラムに代行してサーバ
ソフトウェアをアクセスするための手続を実行し、それ
によりサーバプログラムから得た処理結果を端末に返送
することにより、クライアントプログラムが導入されて
ない携帯情報端末で用いられる通信プログラムをクライ
アントプログラムとして見立てることが可能となる。従
って、サーバ計算機と通信できる簡単なプログラムだけ
がインストールされている携帯情報端末を持ち歩くだけ
で、外出先からサーバプログラムの機能を利用すること
が可能となるため、モーバイルコンピューティング環境
と企業内などに構築されたクライアント・サーバ形式の
コンピュータネットワークシステムとの融合を実現でき
る。
【0014】また、サーバプログラムの不正使用を防止
するために、前記クライアントプログラム以外の他のプ
ログラムが導入された端末から前記サーバ計算機のサー
ビスを受けるためのアクセス要求が発行されたときは、
そのアクセス要求に応答して、前記端末の利用者が前記
サーバプログラムを使用する権利を有するか否かを判定
し、その判定結果に基づいて前記代行処理の実行を許可
または禁止することが好ましい。これにより、サーバプ
ログラムの保護と、モーバイルコンピューティング環境
とクライアント・サーバ形式のコンピュータネットワー
クシステムとの融合とを両立することが可能となる。
【0015】また、この発明は、クライアント・サーバ
システムを実現するためのクライアントプログラムおよ
びサーバプログラムがそれぞれ実行されるクライアント
計算機およびサーバ計算機がネットワークを介して接続
されたコンピュータネットワークシステムで用いられる
サーバアクセス方法であって、前記クライアントプログ
ラム以外の他のプログラムが導入された端末から前記サ
ーバプログラムのサービスを受けるために発行されるア
クセス要求に応答して、前記端末の利用者に対応する前
記コンピュータネットワークシステム内の計算機をアク
セスしてその計算機のプログラム導入状況を検出し、そ
の検出結果に基づいて前記利用者が前記サーバプログラ
ムを使用する権利を有するか否かを判定し、前記利用者
が前記サーバプログラムを使用する権利を有するとき、
前記アクセス要求に応じて、前記クライアント・サーバ
システムのサーバプログラムに所定の情報処理サービス
を実行させるために必要な前記クライアントプログラム
と前記サーバプログラムとの間の所定の通信処理手続
を、前記端末のプログラムに代行して実行し、前記サー
バプログラムから得た処理結果を前記端末に返送し、前
記クライアントプログラム以外の他のプログラムに対し
て前記サーバプログラムの情報処理サービスを提供でき
るようにしたことを特徴とする。
【0016】このサーバアクセス方法においては、サー
バプログラムに対するモーバイル環境からのアクセス
は、通常は企業内でクライアント計算機を使用している
正当な利用者が外出先で行うといったケースが多いこと
に着眼し、クライアント計算機に対するプログラム導入
状況を調べることによって、モーバイル環境からアクセ
スした利用者がサーバプログラムを使用する権利を有す
るか否かの判定が行われる。すなわち、携帯情報端末な
どからサーバプログラムのサービスを受けるためのアク
セス要求が発行されると、前記端末の利用者に対応する
前記コンピュータネットワークシステム内の計算機をア
クセスしてその計算機のプログラム導入状況が検出さ
れ、クライアントプログラムが導入済みであれば、サー
バプログラムへの代行アクセスが実行される。これによ
り、クライアントプログラムが導入されているクライア
ント計算機の利用者については、クライアントプログラ
ムがインストールされてない他の端末を利用した場合で
あってもサーバプログラムの利用が許可される。また、
利用者からのアクセスの度にクライアント端末にアクセ
スしてプログラム導入状況を調べているため、その時点
でのライセンス保持の情報を得られ、動的なライセンス
管理が可能となる。また、システム管理者がライセンス
保持情報を管理する必要が無くなり、システム管理者の
負担を軽減することができる。
【0017】また、クライアント計算機を実際にアクセ
スする代わりに、クライアントプログラムが導入されて
いるコンピュータネットワークシステム内の計算機また
はその利用者を示す情報が登録されているクライアント
管理テーブルをサーバ計算機に設け、そのテーブルを参
照することによって、携帯情報端末などを用いてモーバ
イル環境からアクセスした利用者がサーバプログラムを
使用する権利を有するか否かの判定を行うこともでき
る。これにより、クライアント計算機をアクセスする必
要が無くなり、ライセンスチェックを高速に行うことが
可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態を説明する。図1にはこの発明の第1実施形態
に係るモーバイルゲートウエイシステムの構成が示され
ている。このモーバイルゲートウェイシステムは、クラ
イアント・サーバ形式のソフトウェアによって実現され
た企業内のコンピュータネットワークシステムとモーバ
イルコンピューティング環境とを融合した新たなネット
ワークシステムであり、クライアントソフトウェアがイ
ンストールされていない携帯情報端末を用いて社外から
企業内のサーバソフトウェアをアクセスできるように構
成されている。
【0019】すなわち、企業内のコンピュータネットワ
ークシステムにおいては、LAN107を介してクライ
アントコンピュータ103,105と、サーバコンピュ
ータ102が接続されている。各クライアントコンピュ
ータ103,105にはクライアントソフトウェア10
4,106がインストールされており、またサーバコン
ピュータ102にはサーバソフトウェア108がインス
トールされている。クライアントソフトウェア104,
106およびサーバソフトウェア108は、クライアン
ト・サーバ形式のソフトウェアを構成するものであり、
クライアントソフトウェア104,106とサーバソフ
トウェア108との間の通信により、サーバコンピュー
タ102上の共有資源などを用いた各種情報処理サービ
スがサーバコンピュータ102からクライアントコンピ
ュータ103,105に提供される。
【0020】クライアントコンピュータ103,105
はそれぞれ単独でデータ処理を実行することも可能であ
るが、サーバソフトウェア108の機能を利用する場合
には、クライアントソフトウェア104,106を用い
てLAN107経由でサーバソフトウェア108をアク
セスする。
【0021】また、サーバコンピュータ102には、サ
ーバソフトウェア108によるサービスをクライアント
ソフトウェアがインストールされてない携帯情報端末1
01等に対して提供できるようにするためのソフトウェ
アとして、そのサーバソフトウェア108に対応したゲ
ートウェイ109がインストールされている。このゲー
トウェイ109を用いて携帯情報端末101からサーバ
ソフトウェア108の機能を利用する場合には、携帯情
報端末101は、電話、ISDNなどの公衆網を通じて
ゲートウェイ109をアクセスしてサーバソフトウェア
108に対するアクセスを要求する。ゲートウェイ10
9は、携帯情報端末101等からのアクセス要求を受け
付け、代わりにサーバソフトウェア108をアクセスし
てその結果を携帯情報端末に返す。
【0022】このゲートウェイ109によって実行され
るゲートウェイ処理の具体的な手順を図2に示す。すな
わち、ゲートウェイ109は、電話、ISDNなどの公
衆網を通じてクライアントソフトウェアがインストール
されてない携帯情報端末101から送信されるアクセス
要求を受け付けると(ステップS121)、その携帯情
報端末101に代わって、クライアントソフトウェア1
04,106がサーバソフトウェア108との間で実行
すべき通信手続を代行して実行することにより、サーバ
ソフトウェア108をアクセスする(ステップS12
2)。このとき、サーバソフトウェア108をアクセス
するために実行されるゲートウェイ109の動作は、サ
ーバソフトウェア108に対応したクライアントソフト
ウェアと全く同じである。
【0023】そして、ゲートウェイ109は、サーバソ
フトウェア108から処理結果を受信し(ステップS1
23)、それを携帯情報端末101に適した形式に調整
して携帯情報端末101に送信する(ステップS12
3,S124)。
【0024】このように第1実施形態のモーバイルゲー
トウェイシステムにおいては、クライアントソフトウェ
ア以外の他のプログラムが導入された携帯情報端末10
1から企業内等に設けられたクライアント・サーバシス
テムのサーバソフトウェア108に対してサービスを要
求するようなアクセス要求が発行されると、その端末1
01のプログラムによる制御ではなく、ゲートウェイ1
09によって、サーバソフトウェア108に所定の情報
処理サービスを実行させるために必要な一切の操作が代
行される。
【0025】このように、端末101のプログラムに代
行してサーバソフトウェア108をアクセスするための
手続を実行し、それによりサーバソフトウェア108か
ら得た処理結果を端末101に返送することにより、ク
ライアントソフトウェアがインストールされてない携帯
情報端末101で用いられる通信プログラムなどをクラ
イアントソフトウェアとして見立てることが可能とな
る。従って、サーバコンピュータ102のゲートウェイ
109と通信できる簡単なプログラムだけがインストー
ルされている携帯情報端末101を持ち歩くだけで、外
出先からサーバソフトウェア108の機能を利用するこ
とが可能となるため、モーバイルコンピューティング環
境と企業内などに構築されたクライアント・サーバ形式
のコンピュータネットワークシステムとの融合を実現で
きる。
【0026】図3には、この発明の第2実施形態に係る
モーバイルゲートウェイシステムの構成が示されてい
る。この第2実施形態においては、サーバコンピュータ
102には、携帯情報端末101等のクライアントソフ
トを持たない端末からのアクセスを受け付け、代わりに
サーバソフトウェア108へアクセスしてその結果を返
すという動作をする前述のゲートウェイ109に加え、
ゲートウェイ109にアクセスしてきた利用者がサーバ
ソフトウェア108に対応するクライアントソフトウェ
アのライセンスを持っているかどうかを調べるソフトウ
ェアであるクライアントライセンス管理部110がイン
ストールされている。
【0027】このクライアントライセンス管理部110
を用いたゲートウェイ処理の流れを図4に示す。ゲート
ウェイ109は、クライアントソフトウェアがインスト
ールされていない携帯情報端末101からサーバソフト
ウェア108のサービスを要求するアクセス要求を受け
付けると(ステップS131)、まず、クライアントラ
イセンス管理部110に、その端末101の利用者がサ
ーバソフトウェア108に対応するクライアントソフト
ウェアのライセンスを持っているかどうかの調査を依頼
し、ライセンスがあった場合にのみ(ステップS132
のYES)、端末101の代わりにサーバソフトウェア
108へアクセスし(ステップS133)、処理結果を
端末101に適した形式に変換して端末101に返送す
る(ステップS134,S135)。一方、端末101
の利用者がサーバソフトウェア108に対応するクライ
アントソフトウェアのライセンスを有しない場合には、
サーバソフトウェア108への代行アクセス処理の実行
は禁止される。
【0028】以下、クライアントライセンス管理部11
0の機能について、詳しく説明する。クライアントライ
センス管理部110は、クライアントソフトウェアのラ
イセンスの有無を調べるチェック機構さえ持っていれば
よく、ライセンス有無に関する情報を蓄積しておくこと
は必要ない。クライアントソフトウェアのライセンスの
有無を調べる処理の流れを図5を用いて説明する。
【0029】クライアントライセンス管理部110は、
ゲートウェイ109からのライセンス検査要求とアクセ
スしてきたユーザに関する情報(例えばユーザ名)を受
け取ると(ステップS151)、そのユーザ情報をもと
にLAN107経由でそのユーザがコンピュータネット
ワークシステム内で使用しているクライアントコンピュ
ータへアクセスし(ステップS152)、そこに正当な
クライアントソフトウェアがインストールされているか
どうかを検査する(ステップS153)。
【0030】クライアントコンピュータのソフトウェア
インストール状況の検査方法としては、例えば次のよう
なものが考えられる。一つ目は、クライアントコンピュ
ータにソフトウェアインストール状況に関する情報が記
録されているファイルを置き、クライアントライセンス
管理部110がこのファイルを見て検査する方法であ
る。このファイルの作成方法としては、ソフトウェアを
インストールする度、その旨をファイルに登録する機能
を予めクライアントコンピュータに設けておくことによ
って自動的にファイルを作成する方法、あるいはユーザ
が適宜手動操作で登録する方法が考えられる。
【0031】二つ目は、クライアントコンピュータの二
次記憶装置のディレクトリをすべて探索して検査する方
法である。ただし、この場合はクライアントコンピュー
タの方でディレクトリを見てもよいという許可を予め与
えておく必要がある。
【0032】このようにユーザからのアクセスの度にク
ライアントソフトウェアがインストールされているかど
うかを検査することにより、動的なライセンス管理が可
能となる。
【0033】また、ステップS152においてクライア
ントコンピュータへアクセスした際に、そのコンピュー
タの電源が入っていなかった場合は、それをリモートパ
ワーオンするようにしてもよい。その場合の処理の流れ
は図6のようになる。
【0034】すなわち、クライアントライセンス管理部
110は、ゲートウェイ109からのライセンス検査要
求とアクセスしてきたユーザに関する情報(例えばユー
ザ名)を受け取ると(ステップS161)、そのユーザ
情報をもとにLAN107経由でそのユーザがコンピュ
ータネットワークシステム内で使用しているクライアン
トコンピュータへアクセスし(ステップS162)、そ
のクライアントコンピュータからの応答の有無などによ
ってそれがパワーオン状態か否かを判定する(ステップ
S163)。パワーオフ状態であれば、クライアントラ
イセンス管理部110は、LAN107経由のリモート
操作で該当するクライアントコンピュータをパワーオン
させた後に、そこに正当なクライアントソフトウェアが
インストールされているかどうかを検査する(ステップ
S164,S165)。
【0035】このように、第2実施形態のモーバイルゲ
ートウェイシステムにおいては、サーバソフトウェア1
08に対するモーバイル環境からのアクセスは、通常は
企業内でクライアントコンピュータを使用している正当
な利用者が外出先で行うといったケースが多いことに着
眼し、その利用者に対応するクライアントコンピュータ
に対するプログラム導入状況を調べることによって、モ
ーバイル環境からアクセスした利用者がサーバソフトウ
ェア108を使用する権利を有するか否かの判定が行わ
れる。これにより、クライアントソフトウェア104,
106が導入されているクライアントコンピュータ10
3,105の利用者については、クライアントソフトウ
ェアがインストールされてない携帯情報端末101を利
用した場合であってもサーバソフトウェア108の利用
が許可される。
【0036】また、端末101を用いた利用者からのア
クセスの度にクライアントコンピュータにアクセスして
プログラム導入状況を調べているため、その時点でのラ
イセンス保持の情報を得られ、動的なライセンス管理が
可能となる。また、システム管理者がライセンス保持情
報を管理する必要が無くなり、システム管理者の負担を
軽減することができる。
【0037】図7には、この発明の第3実施形態に係る
モーバイルゲートウェイシステムの構成が示されてい
る。この第3実施形態においては、サーバコンピュータ
102には、前述のゲートウェイ109およびクライア
ントライセンス管理部110に加え、各クライアントコ
ンピュータのクライアントソフトウェアインストール状
況に関する情報を管理するライセンス管理テーブル11
1が設けられている。このライセンス管理テーブル11
1の内容の一例を図8に示す。
【0038】すなわち、ライセンス管理テーブル111
には、クライアントソフトウェアのソフトウェア名(こ
こでは、スケジュール)と、そのクライアントソフトウ
ェアをインストールしたクライアントコンピュータ名お
よびそのユーザ名が登録されている。
【0039】以下、クライアントライセンス管理部11
0の処理の流れを図9を用いて説明する。クライアント
ライセンス管理部110は、ゲートウェイ109からの
ライセンス検査要求とアクセスしてきたユーザに関する
情報(例えばユーザ名)を受け取ると(ステップS17
1)、ライセンス管理テーブル111へアクセスし(ス
テップS172)、ユーザ情報をもとに、そのユーザに
対応するコンピュータネットワーク内のクライアントコ
ンピュータに正当なクライアントソフトウェアがインス
トールされているかどうかを検査する(ステップS17
3)。
【0040】この方法では、第2実施形態と異なり、ク
ライアントコンピュータへいちいちアクセスする必要が
なく、クライアントライセンス管理部110と同一マシ
ン上にあるライセンス管理テーブル111を参照するだ
けで良い。従って、ゲートウェイ109から検査の要求
を受けてから、検査結果を返すまでの処理時間を短くす
ることができる。また、クライアントとしてのライセン
スは持っているが、マシンにはインストールしていない
ような場合にも、管理テーブル111に登録しておけば
サーバソフトウェア108を利用することができる。
【0041】管理テーブル111の作成方法としては、
例えば次のようなものが考えられる。一つ目の方法を図
10に示す。これは、ユーザがクライアントソフトウェ
ア104,106をクライアントコンピュータ103,
105にインストールした際に(ステップS201)、
ユーザ本人がライセンス管理テーブル111の操作権限
を持っている場合は自分でライセンス管理テーブル11
1にインストールしたことを登録し(ステップS20
3,S204)、操作権限を持っていない場合は、イン
ストールした旨をライセンス管理テーブル管理者に報告
し(ステップS205)、ライセンス管理テーブル管理
者がライセンス管理テーブル111に登録する(ステッ
プS206)方法である。
【0042】二つ目の方法は、サーバコンピュータ10
2からネットワーク越しにクライアントソフトウェア1
04,106をクライアントコンピュータ103,10
5にインストールする場合に用いることができる。クラ
イアントソフトウェアがインストールされる状況を監視
する機能部(以下、インストール監視部と呼ぶ)をサー
バコンピュータ102におき、それが自動的にライセン
ス管理テーブル111を更新する方法である。このイン
ストール監視部の処理の流れを図11に示す。
【0043】インストール監視部は、ソフトウェアをイ
ンストールするコマンドが実行されるかどうかを常時監
視していて、コマンドが実行されたら(S211)、コ
マンドを実行したユーザ、および、インストール先のマ
シンに関する情報を取得し(ステップS212)、その
旨をライセンス管理テーブル111に登録する(ステッ
プS213)。
【0044】三つ目は、既存のソフトウェア配布/管理
ツールを利用する方法である。既存のソフトウェア配布
/管理ツールでは、独自の方法で情報テーブルを作成
し、それを用いてソフトウェアの配布/管理を行ってい
る。そこで、そのツールが使用する情報テーブルをライ
センス管理テーブル111として利用する方法である。
【0045】四つ目の方法は、図12に示されているよ
うに、クライアントライセンス管理部110が定期的に
すべてのクライアントコンピュータへアクセスして(ス
テップS181,S182)、そこにインストールされ
ているソフトウェアを検査し(ステップS183)、そ
の情報を管理テーブル111に登録する(ステップS1
84)という方法である。クライアントマシンへのアク
セスの方法は、どのようなものでも構わない。クライア
ントライセンス管理部110が直接すべてのクライアン
トコンピュータへアクセスして調べてもよいし、エージ
ェントを派遣し、エージェントが各クライアントマシン
を移動してまわって調べてもよい。また、マシンの電源
が入っていない時にはリモートパワーオンするようにし
てもよい。これにより、クライアントコンピュータから
サーバコンピュータにインストール状況を報告すること
なく管理テーブル111を構築でき、また端末101か
らアクセス要求があったときにライセンスの有無を迅速
に検査することができる。
【0046】なお、以上説明した各実施形態のサーバア
クセス処理およびライセンスチェック処理の手順はどれ
も前述したようにサーバコンピュータ102上で実行可
能なコンピュータプログラムとして実現することができ
る。したがって、このコンピュータプログラムをサーバ
ソフトウェア108と一緒に、あるいはサーバソフトウ
ェア108の機能拡張用ソフトウェアとして単独で、コ
ンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体
に記録しておくことにより、そのコンピュータプログラ
ムをクライアント・サーバシステムのサーバコンピュー
タ102に導入するだけで、モーバイル環境からのリモ
ートアクセスを容易に実現することが可能となる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、サーバソフトウェアに対するアクセスを代行するゲ
ートウェイシステムを導入することにより、クライアン
トプログラムがインストールされていない携帯情報端末
などからでもクライアント・サーバ形式のソフトウェア
によって実現されているサーバの機能を利用できるよう
になり、モーバイルコンピューティング環境とクライア
ント・サーバ形式のコンピュータネットワークシステム
との融合に適したシステムを実現できる。
【0048】また、ライセンスの有無をチェックする機
構を持ったクライアントライセンス管理部を付加するこ
とにより、ライセンス無しで不正にソフトウェアを利用
することを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係るモーバイルゲー
トウェイシステムの構成を示すブロック図。
【図2】同第1実施形態におけるゲートウェイ処理の手
順を示すフローチャート。
【図3】この発明の第2実施形態に係るモーバイルゲー
トウェイシステムの構成を示すブロック図。
【図4】同第2実施形態におけるゲートウェイ処理の手
順を示すフローチャート。
【図5】同第2実施形態で用いられるクライアントライ
センス管理部の処理の流れを示すフローチャート。
【図6】同第2実施形態で用いられるクライアントライ
センス管理部の他の処理の流れを示すフローチャート。
【図7】この発明の第3実施形態に係るモーバイルゲー
トウェイシステムの構成を示すブロック図。
【図8】同第3実施形態で用いられるライセンス管理テ
ーブルの構成例を示す図。
【図9】同第3実施形態で用いられるクライアントライ
センス管理部の他の処理の流れを示すフローチャート。
【図10】図8のライセンス管理テーブルに対する情報
登録動作を示すフローチャート。
【図11】図8のライセンス管理テーブルに対する他の
情報登録動作を示すフローチャート。
【図12】図8のライセンス管理テーブルに対するさら
に他の情報登録動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
101…携帯情報端末、102…サーバコンピュータ、
103,105…クライアントコンピュータ、104,
106…クライアントソフトウェア、107…LAN、
108…サーバソフトウェア、109…ゲートウェイ、
110…クライアントライセンス管理部、111…ライ
センス管理テーブル。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアント・サーバシステムを実現す
    るためのクライアントプログラムおよびサーバプログラ
    ムがそれぞれ実行されるクライアント計算機およびサー
    バ計算機がネットワークを介して接続されたコンピュー
    タネットワークシステムで用いられるサーバアクセス方
    法であって、 前記クライアントプログラム以外の他のプログラムが導
    入された端末から前記サーバプログラムのサービスを受
    けるためのアクセス要求を受け付け、 前記受け付けたアクセス要求に応じて、前記クライアン
    ト・サーバシステムのサーバプログラムに所定の情報処
    理サービスを実行させるために必要な前記クライアント
    プログラムと前記サーバプログラムとの間の所定の通信
    処理手続を、前記端末のプログラムに代行して実行し、 前記サーバプログラムから得た処理結果を前記端末に返
    送し、 前記クライアントプログラム以外の他のプログラムに対
    して前記サーバプログラムの情報処理サービスを提供で
    きるようにしたことを特徴とするサーバアクセス方法。
  2. 【請求項2】 前記クライアントプログラム以外の他の
    プログラムが導入された端末から前記アクセス要求が発
    行されたとき、そのアクセス要求に応答して、前記端末
    の利用者が前記サーバプログラムを使用する権利を有す
    るか否かを判定し、 その判定結果に基づいて前記代行処理の実行を許可また
    は禁止することを特徴とする請求項1記載のサーバアク
    セス方法。
  3. 【請求項3】 クライアント・サーバシステムを実現す
    るためのクライアントプログラムおよびサーバプログラ
    ムがそれぞれ実行されるクライアント計算機およびサー
    バ計算機がネットワークを介して接続されたコンピュー
    タネットワークシステムで用いられるサーバアクセス方
    法であって、 前記クライアントプログラム以外の他のプログラムが導
    入された端末から前記サーバプログラムのサービスを受
    けるために発行されるアクセス要求に応答して、前記端
    末の利用者に対応する前記コンピュータネットワークシ
    ステム内の計算機をアクセスしてその計算機のプログラ
    ム導入状況を検出し、 その検出結果に基づいて前記利用者が前記サーバプログ
    ラムを使用する権利を有するか否かを判定し、 前記利用者が前記サーバプログラムを使用する権利を有
    するとき、前記アクセス要求に応じて、前記クライアン
    ト・サーバシステムのサーバプログラムに所定の情報処
    理サービスを実行させるために必要な前記クライアント
    プログラムと前記サーバプログラムとの間の所定の通信
    処理手続を、前記端末のプログラムに代行して実行し、 前記サーバプログラムから得た処理結果を前記端末に返
    送し、 前記クライアントプログラム以外の他のプログラムに対
    して前記サーバプログラムの情報処理サービスを提供で
    きるようにしたことを特徴とするサーバアクセス方法。
  4. 【請求項4】 前記端末の利用者に対応する前記コンピ
    ュータネットワークシステム内の計算機がパワーオフで
    あるとき、その計算機をアクセスするために、その計算
    機を前記サーバ計算機からの遠隔操作でパワーオンさせ
    ることを特徴とする請求項3記載のサーバアクセス方
    法。
  5. 【請求項5】 クライアント・サーバシステムを実現す
    るためのクライアントプログラムおよびサーバプログラ
    ムがそれぞれ実行されるクライアント計算機およびサー
    バ計算機がネットワークを介して接続されたコンピュー
    タネットワークシステムで用いられるサーバアクセス方
    法であって、 前記クライアントプログラム以外の他のプログラムが導
    入された端末から前記サーバプログラムのサービスを受
    けるために発行されるアクセス要求に応答して、前記ク
    ライアントプログラムが導入されている前記コンピュー
    タネットワークシステム内の計算機またはその利用者を
    示す情報が登録されている前記サーバ計算機内のクライ
    アント管理テーブルを参照することにより、前記端末の
    利用者が前記サーバプログラムを使用する権利を有する
    か否かを判定し、 前記利用者が前記サーバプログラムを使用する権利を有
    するとき、前記アクセス要求に応じて、前記クライアン
    ト・サーバシステムのサーバプログラムに所定の情報処
    理サービスを実行させるために必要な前記クライアント
    プログラムと前記サーバプログラムとの間の所定の通信
    処理手続を、前記端末のプログラムに代行して実行し、 前記サーバプログラムから得た処理結果を前記端末に返
    送し、 前記クライアントプログラム以外の他のプログラムに対
    して前記サーバプログラムの情報処理サービスを提供で
    きるようにしたことを特徴とするサーバアクセス方法。
  6. 【請求項6】 前記コンピュータネットワークシステム
    内の計算機に前記クライアントプログラムを導入したと
    き、その計算機から前記サーバ計算機にその旨を通知し
    て前記クライアント管理テーブルに対する情報登録を行
    うことを特徴とする請求項5記載のサーバアクセス方
    法。
  7. 【請求項7】 前記サーバ計算機から前記コンピュータ
    ネットワークシステム内の各計算機をアクセスすること
    によってそれら計算機におけるプログラム導入状況を定
    期的に検査し、 この検査結果に基づいて前記クライアント管理テーブル
    に対する情報登録を行うことを特徴とする請求項5記載
    のサーバアクセス方法。
  8. 【請求項8】 クライアント・サーバシステムを実現す
    るためのクライアントプログラムおよびサーバプログラ
    ムがそれぞれ実行されるクライアント計算機およびサー
    バ計算機がネットワークを介して接続されたコンピュー
    タネットワークシステムにおいて前記サーバ計算機に適
    用されるゲートウェイシステムであって、 前記クライアントプログラム以外の他のプログラムが導
    入された端末から前記サーバプログラムのサービスを受
    けるために発行されるアクセス要求を受け付け、前記ク
    ライアント・サーバシステムのサーバプログラムに所定
    の情報処理サービスを実行させるために必要な前記クラ
    イアントプログラムと前記サーバプログラムとの間の所
    定の通信処理手続を、前記端末のプログラムに代行して
    実行するゲートウェイ手段と、 前記端末からのアクセス要求に応答して、前記端末の利
    用者に対応する前記コンピュータネットワークシステム
    内の計算機をアクセスしてその計算機のプログラム導入
    状況を検出することにより、前記利用者が前記サーバプ
    ログラムを使用する権利を有するか否かを判定し、その
    判定結果に基づいて前記ゲートウェイ手段による前記代
    行処理の実行を許可または禁止するライセンス管理手段
    とを具備することを特徴とするゲートウェイシステム。
  9. 【請求項9】 クライアント・サーバシステムを実現す
    るためのクライアントプログラムおよびサーバプログラ
    ムがそれぞれ実行されるクライアント計算機およびサー
    バ計算機がネットワークを介して接続されたコンピュー
    タネットワークシステムの前記サーバ計算機上で実行可
    能なコンピュータプログラムが記録された記録媒体であ
    って、 前記コンピュータプログラムは、 前記クライアントプログラム以外の他のプログラムが導
    入された端末から前記サーバプログラムのサービスを受
    けるためのアクセス要求を受け付ける手順と、 前記受け付けたアクセス要求に応じて、前記クライアン
    ト・サーバシステムのサーバプログラムに所定の情報処
    理サービスを実行させるために必要な前記クライアント
    プログラムと前記サーバプログラムとの間の所定の通信
    処理手続を、前記端末のプログラムに代行して実行する
    手順と、 前記サーバプログラムから得た処理結果を前記端末に返
    送する手順とを具備することを特徴とする記録媒体。
  10. 【請求項10】 前記コンピュータプログラムは、 前記クライアントプログラム以外の他のプログラムが導
    入された端末から前記アクセス要求が発行されたとき、
    そのアクセス要求に応答して、前記端末の利用者が前記
    サーバプログラムを使用する権利を有するか否かを判定
    する手順と、 その判定結果に基づいて前記代行処理の実行を許可また
    は禁止する手順とをさらに具備することを特徴とする請
    求項9記載の記録媒体。
  11. 【請求項11】 クライアント・サーバシステムを実現
    するためのクライアントプログラムおよびサーバプログ
    ラムがそれぞれ実行されるクライアント計算機およびサ
    ーバ計算機がネットワークを介して接続されたコンピュ
    ータネットワークシステムの前記サーバ計算機上で実行
    可能なコンピュータプログラムが記録された記録媒体で
    あって、 前記コンピュータプログラムは、 前記クライアントプログラム以外の他のプログラムが導
    入された端末から前記サーバプログラムのサービスを受
    けるために発行されるアクセス要求に応答して、前記端
    末の利用者に対応する前記コンピュータネットワークシ
    ステム内の計算機をアクセスしてその計算機のプログラ
    ム導入状況を検出する手順と、 その検出結果に基づいて前記利用者が前記サーバプログ
    ラムを使用する権利を有するか否かを判定する手順と、 前記利用者が前記サーバプログラムを使用する権利を有
    するとき、前記アクセス要求に応じて、前記クライアン
    ト・サーバシステムのサーバプログラムに所定の情報処
    理サービスを実行させるために必要な前記クライアント
    プログラムと前記サーバプログラムとの間の所定の通信
    処理手続を、前記端末のプログラムに代行して実行する
    手順と、 前記サーバプログラムから得た処理結果を前記端末に返
    送する手順とを具備することを特徴とする記録媒体。
  12. 【請求項12】 クライアント・サーバシステムを実現
    するためのクライアントプログラムおよびサーバプログ
    ラムがそれぞれ実行されるクライアント計算機およびサ
    ーバ計算機がネットワークを介して接続されたコンピュ
    ータネットワークシステムの前記サーバ計算機上で実行
    可能なコンピュータプログラムが記録された記録媒体で
    あって、 前記コンピュータプログラムは、 前記クライアントプログラム以外の他のプログラムが導
    入された端末から前記サーバプログラムのサービスを受
    けるために発行されるアクセス要求に応答して、前記ク
    ライアントプログラムが導入されている前記コンピュー
    タネットワークシステム内の計算機またはその利用者を
    示す情報が登録されている前記サーバ計算機内のクライ
    アント管理テーブルを参照することにより、前記端末の
    利用者が前記サーバプログラムを使用する権利を有する
    か否かを判定する手順と、 前記利用者が前記サーバプログラムを使用する権利を有
    するとき、前記アクセス要求に応じて、前記クライアン
    ト・サーバシステムのサーバプログラムに所定の情報処
    理サービスを実行させるために必要な前記クライアント
    プログラムと前記サーバプログラムとの間の所定の通信
    処理手続を、前記端末のプログラムに代行して実行する
    手順と、 前記サーバプログラムから得た処理結果を前記端末に返
    送する手順とを具備することを特徴とする記録媒体。
JP9282041A 1997-02-25 1997-10-15 サーバアクセス方法およびゲートウェイシステム並びに記録媒体 Pending JPH10301902A (ja)

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JP4055397 1997-02-25
JP9-40553 1997-02-25
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001002969A1 (en) * 1999-06-17 2001-01-11 Mobilisys Ab Computer for wireless execution of internal or external application program

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001002969A1 (en) * 1999-06-17 2001-01-11 Mobilisys Ab Computer for wireless execution of internal or external application program

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