JPH10301200A - 車載用液晶プロジェクタ - Google Patents

車載用液晶プロジェクタ

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Publication number
JPH10301200A
JPH10301200A JP9105653A JP10565397A JPH10301200A JP H10301200 A JPH10301200 A JP H10301200A JP 9105653 A JP9105653 A JP 9105653A JP 10565397 A JP10565397 A JP 10565397A JP H10301200 A JPH10301200 A JP H10301200A
Authority
JP
Japan
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projection
liquid crystal
signal
crystal projector
video
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Pending
Application number
JP9105653A
Other languages
English (en)
Inventor
Makiko Ikeda
牧子 池田
Isao Takita
功 滝田
Toru Owada
徹 大和田
Yasushi Nagai
靖 永井
Satoshi Konuma
智 小沼
Tetsuo Takagi
徹夫 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Hitachi Micro Software Systems Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
Hitachi Micro Software Systems Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の車載用映像装置である小型テレビ等は画
面サイズが小さいため大画面映像を表示することはでき
ず、同乗者全員で鑑賞することは困難である。 【解決手段】自動車内及び移動先の任意の場所で大画面
表示を行うため、大画面表示可能な液晶プロジェクタ2
03を、車載し、取り外しできるようにする。また、液
晶プロジェクタ203に投影方向の変更又は回転機能、
自動センタリング機能を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車載用投写型映像表
示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶プロジェクタは特開昭62−
94818号公報に記載されている液晶プロジェクタが
ある。そこで、図10を用いて従来の液晶プロジェクタ
の構成について説明する。
【0003】図10は従来の液晶プロジェクタのブロッ
ク図である。
【0004】図10で1001は従来の液晶プロジェク
タであり、1002は映像信号を転送する信号線であ
る。1003はコントローラであり、投影制御を行う。
1004はコントローラ1003で投影表示に適した形
態に変換された映像信号を転送する信号線である。10
05は光学系であり、1006は光源である。1007
は光源1006から投射される投影用の光である。10
08は液晶素子系であり、光源1006からの投影光1
007と、映像信号を受けて映像を出力する。1009
は液晶素子系から出力された映像であり、1010はレ
ンズ系であり、1011はレンズ系1010から出力さ
れる投影映像である。1012はスクリーンであり、映
像1011が表示される。
【0005】次に、図10を用いて従来の液晶プロジェ
クタの動作について説明する。
【0006】ビデオ,テレビ等の外部からの映像信号は
信号線1002を介して液晶プロジェクタ1001のコ
ントローラ1003に転送される。コントローラ100
3は転送された映像信号を、投影表示に適した形態に変
換し、信号線1004を介して光学系1005の液晶素
子系1008に転送する。液晶素子系1008は転送さ
れる映像信号を、光源1006から投影される投影光1
007を用いて映像1009に変換する。映像1009
はレンズ系1010に入力され、焦点,投影方向,投影
サイズなどの調整を受けて投影映像1011として出力
され、スクリーン1012上に表示される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年、いつでもどこで
もビデオ等の映像を楽しみたいという要求が高まり、小
型液晶テレビ等各種の可搬小型映像装置が開発、製品化
されている。従来の車載用映像装置である小型テレビの
画面サイズは5インチ程度である。しかし、車内の全員
で鑑賞するにはより大画面での映像の表示が必要であ
る。また、移動中は車内で移動後は車外の様々な場所で
大画面で映像を楽しみたいという要求が高まっている。
このため、車内外で大画面表示が可能である映像装置が
必要となっている。大画面表示が可能である映像装置が
必要となっている。大画面表示が可能な映像装置は液晶
プロジェクタが挙げられるが、現在、車載可能な液晶プ
ロジェクタは開発・製品化されていない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では上記の課題を
解決するために、大画面表示が可能な液晶プロジェクタ
を用い、車載可能、取り外し可能で投影方向の変更又は
回転機能を備えることにした。
【0009】また、従来の液晶プロジェクタは使用者が
センタリング調整を行う必要があったため、使い勝手の
向上のために自動センタリング機能を備えることにし
た。
【0010】
【発明の実施の形態】車載、取り外し可能で投影方向の
変更又は回転機能を備える本発明の液晶プロジェクタの
第1の実施例について、図1,図2を用いて説明する。
【0011】図1は車載、取り外し可能な液晶プロジェ
クタを備える自動車の車内の説明図である。
【0012】図1で101は液晶プロジェクタであり、
102は液晶プロジェクタ101から投影される映像を
表示する車内スクリーンである。103,104は自動
車の座席である。
【0013】図2は液晶プロジェクタ101のシステム
構成図である。
【0014】図2で201は外部の映像源であり、20
2は外部映像源201からの映像信号を転送する信号線
である。203は液晶プロジェクタであり、図1に記載
する液晶プロジェクタ101と同一である。204はコ
ントローラであり、映像信号を投影表示に適した形態の
投影用映像信号に変換し、投影制御を行う投影制御信号
を生成する。205は投影用映像信号、投影制御信号を
転送する信号線である。206は光学系であり、投影を
行う光源、液晶素子、レンズを含む。207は光学系か
ら投影される映像である。
【0015】図1を用いて液晶プロジェクタ101を備
える自動車の車内構成について説明する。
【0016】液晶プロジェクタ101は図1に示すよう
に、自動車内の天井部に設置し、車内に設けられたスク
リーン102に映像を投影表示する。このように車内ス
クリーン102に表示を行うことで座席103,104
に座る鑑賞者は大画面の映像を鑑賞することができる。
尚、本実施例では液晶プロジェクタ101を天井に設置
したが、利用形態に応じて車内の任意の位置に設置する
ことができる。
【0017】次に、図2を用いて本実施例の液晶プロジ
ェクタの構成について説明する。
【0018】映像信号は外部映像源201から、信号線
202を介して液晶プロジェクタ203のコントローラ
204へ転送される。コントローラ204は映像信号を
投影に適した投影用映像信号に変換し、信号線205を
介して光学系206へ転送する。同時に、コントローラ
204は光学系206の投影制御を行う投影制御信号を
生成し、信号線205を介して光学系206へ転送す
る。光学系206は投影制御信号に従って、投影用映像
信号を映像207としてスクリーン上に投影表示する。
なお、外部映像源201はカーナビゲーション装置,テ
レビ,ビデオ,ゲームプレイヤ等がある。また、本実施
例では1つの外部映像源を接続しているが、複数の外部
映像源を接続することもできる。
【0019】次に、本実施例の液晶プロジェクタが備え
る投影方向の変更機能について、図3を用いて説明す
る。尚、本実施例では変更できる投影方向は特定方向の
みとする。本実施例では一例として、前方,後方の2方
向とする。
【0020】図3は投影方向の変更機能を備える液晶プ
ロジェクタのブロック図である。
【0021】図3で301は液晶プロジェクタであり、
302は映像信号を転送する信号線である。303は投
影方向を指示する方向指示信号であり、使用者が、液晶
プロジェクタ301に設けられた制御パネル又は遠隔操
作用のリモコンを操作することにより出力される。30
4はコントローラであり、投影制御,変更制御を行う。
305-1,305-2は各々前方、後方に投影する映像信
号を転送する信号線である。306-1,306-2は各々
前方、後方の映像を投影する場合に有効になる前方投影
制御信号、後方投影制御信号を転送する信号線である。
307-1,307-2は各々プロジェクタ301の前方、
後方に設けられた光学系1、光学系2である。308-
1,308-2は各々前方、後方に投影される映像であ
る。
【0022】信号線302を介してコントローラ304
に転送される映像信号はコントローラ304で投影用映
像信号に変換され、信号線305-1,305-2を介し
て、前方光学系307-1、後方光学系307-2へ転送さ
れる。同時に、コントローラ304は制御パネル又はリ
モコンから出力される方向指示信号303に従って、前
方投影が指示されている場合は前方投影制御信号を有効
にして、信号線306-1を介して前方光学系307-1に
転送する。前方光学系307-1は転送される前方投影制
御信号に応じて、投影用映像信号を映像308-1として
投影する。この時、前方光学系では前方投影制御信号が
有効になっていないので投影制御は行われない。同様
に、後方投影が指示されている場合は後方投影制御信号
を有効にして、信号線306-2を介して後方光学系30
7-2に転送する。後方光学系307-2は転送される後方
投影制御信号に応じて、投影用映像信号を映像308-2
として投影する。この時、前方光学系では前方投影制御
信号が有効になっていないので、投影制御は行われな
い。
【0023】このように、投影方法を指示する信号を設
けることで映像の投影方向を変更することができる。
【0024】尚、本実施例では変更できる投影方向を前
方,後方の2方向のみとしたが、光学系を設ける位置を
変えることにより、異なる投影方向を備えることもでき
る。また、光学系の個数を増やすことにより、より多く
の投影方向を備えることも可能である。
【0025】次に、任意の方向に投影できる回転機能を
備える液晶プロジェクタについて、図4を用いて説明す
る。
【0026】図4は任意の方向に投影できる回転機能を
備える液晶プロジェクタのブロック図である。
【0027】図4で401は液晶プロジェクタであり、
402は映像信号を転送する信号線である。403は変
更する投影方向を指示する方向変更信号であり、使用者
が、液晶プロジェクタ401に設けられた制御パネル又
は遠隔操作用のリモコンを操作することにより出力され
る。404はコントローラであり、投影制御,回転制御
を行う。405は投影方向回転を指示する回転信号を転
送する信号線であり、406は回転制御回路であり、回
転制御を行うモータ制御信号を生成する。407はモー
タ制御信号を転送する信号線であり、408はモータで
あり、液晶プロジェクタ401の匡体をモータ制御信号
に従って回転させる。409は映像信号,投影制御信号
を転送する信号線である。410は光学系であり、41
1は光学系から投影される映像である。412は回転軸
を示し、液晶プロジェクタ401の匡体の中心に存在す
る。
【0028】投影表示を行う場合は信号線402を介し
てコントローラ404に転送される映像信号はコントロ
ーラ404で投影用映像信号に変換され、信号線409
を介して、光学系410へ転送される。同時に、コント
ローラ404は投影制御信号を生成して、信号線409
を介して光学系410に転送する。光学系410は投影
制御信号に従って、投影用映像信号を映像411として
投影する。
【0029】次に、投影方向を変更する場合は使用者に
より任意に設定された、投影方向を指示する制御パネル
又はリモコンから出力される方向変更信号403が有効
になり、コントローラ404に転送される。コントロー
ラ404は方向変更信号403に従って、投影方向の変
更と、投影する方向を指示する回転信号を生成し、信号
線405を介して回転制御回路406に転送する。回転
制御回路406は回転信号に従って、モータ408の回
転制御を行うモータ制御信号を生成し、信号線407を
介してモータ408に転送する。モータ408はモータ
制御信号に従って、液晶プロジェクタ401の匡体を、
その中心軸412を中心に、設定した方向に投影ができ
るよう回転させる。
【0030】このように、液晶プロジェクタ401に、
その匡体を回転させる機能を設けることで任意の方向に
投影方向を設定することができる。
【0031】次に、任意の方向に投影可能な回転機能を
備える液晶プロジェクタの別例について、図5を用いて
説明する。
【0032】図5は任意の方向に投影できる回転機能を
備える液晶プロジェクタのブロック図である。
【0033】図5で501は液晶プロジェクタであり、
502は映像信号を転送する信号線である。503は変
更する投影方向を指示する方向変更信号であり、使用者
が、液晶プロジェクタ501に設けられた制御パネル又
は遠隔操作用のリモコンを操作することにより出力され
る。504はコントローラであり、投影制御,回転制御
を行う。505は映像信号,投影制御信号を転送する信
号線である。506は回転を指示する回転信号を転送す
る信号線であり、507は回転制御回路であり、回転制
御を行うモータ制御信号を生成する。508はモータ制
御信号を転送する信号線である。509は光学系であ
り、510は光学系を構成する光源である。511は光
学系509で光源510を除く投影装置であり、モータ
制御信号に従って回転する。512はモータであり、モ
ータ制御信号に従って映像装置511を回転させる。5
13は液晶素子,レンズを含むレンズ系であり、映像の
投影を行う。514はレンズ系513から投影される映
像である。515は回転軸を示し、光源510の中心に
存在する。
【0034】投影表示を行う場合は信号線502を介し
てコントローラ504に転送される映像信号はコントロ
ーラ504で投影用映像信号に変換され、信号線505
を介して、光学系509へ転送される。同時に、コント
ローラ504は投影制御信号を生成して、信号線505
を介して光学系509に転送する。光学系509で投影
制御を行うレンズ系513は投影制御信号に従って、投
影用映像信号を映像514として投影する。
【0035】次に、投影方向を変更する場合、使用者に
より任意に設定された、投影方向を指示する制御パネル
又はリモコンから出力される方向変更信号503が有効
になり、コントローラ504に転送される。コントロー
ラ504は方向変更信号503に従って、投影方向の変
更と、投影する方向を指示する回転信号を生成し、信号
線506を介して回転制御回路507に転送する。回転
制御回路507は回転信号に従って、モータ512の回
転制御を行うモータ制御信号を生成し、信号線508を
介してモータ512に転送する。モータ512はモータ
制御信号に従って、モータ512,レンズ系513で構
成される投影装置511を、光源510の中心に位置す
る中心軸515を中心に、設定した方向に投影ができる
よう回転させる。
【0036】このように、液晶プロジェクタ501に、
投影を行う投影装置511を回転させる機能を設けるこ
とで任意の方向に投影方向を設定することができる。
【0037】次に、回転機能を用いた場合の使用の一例
について図6のシステムの説明図を用いて説明する。
【0038】図6で601は自動車であり、602は液
晶プロジェクタである。603は自動車601の車内に
設置された車内スクリーンであり、604は自動車60
1の外部にある外部スクリーンである。
【0039】図6に示すように、回転機能を用いること
により、液晶プロジェクタ602を自動車601に搭載
したまま、車内スクリーン603だけでなく、外部スク
リーン604に投影することができる。また、車内スク
リーン603の位置を変えた場合にも液晶プロジェクタ
602を付け替えることなく使用することができ、使い
勝手が向上する。
【0040】また、本実施例の液晶プロジェクタは搭載
している自動車から取り外しが可能である。取り外して
任意の場所で用いる場合の一例について、図7のシステ
ム構成図を用いて説明する。
【0041】図7で701は自動車であり、702は自
動車701から取り外されて任意の場所に設置された液
晶プロジェクタである。703は自動車701の外部の
任意の場所に設置された外部スクリーンである。
【0042】自動車701で目的地等に移動した後、任
意の場所にスクリーン703を設置する。自動車701
から取り外した液晶プロジェクタ702を、スクリーン
703の設置位置に応じて設置し、映像の投影を行う。
【0043】このように、液晶プロジェクタ702が取
り外し可能であるため、移動先の任意の場所に設置で
き、自由に大画面表示を楽しむことができる。
【0044】次に、自動センタリング機能を備える車載
・取り外し可能な液晶プロジェクタの第2の実施例につ
いて、図8,図9を用いて説明する。
【0045】図8は自動センタリング機能を備える液晶
プロジェクタを用いた場合のシステム構成図である。
【0046】図8で801は自動センタリング機能を持
つ液晶プロジェクタであり、802はスクリーンであ
る。803,804は各々スクリーン802のX軸中心
線、Y軸中心線を示す。805,806は各々X中心セ
ンサ、Y中心センサであり、例えばLED等で構成され
る。807,808は各々X中心センサ、Y中心センサ
から出力されるX中心センサ信号、Y中心センサ信号で
ある。809は液晶プロジェクタ801から投影される
映像である。
【0047】図9は自動センタリング機能を備える液晶
プロジェクタのブロック図である。
【0048】図9で901は自動センタリング機能を持
つ液晶プロジェクタであり、図8の液晶プロジェクタ8
01と同一である。902は映像信号を転送する信号線
である。903,904は各々X中心センサ信号、Y中
心センサ信号であり、図8のX中心センサ信号807、
Y中心センサ信号808と同一である。905はコント
ローラであり、投影制御,投影位置調整制御を行う。9
06はセンサ回路であり、X,Y中心センサ信号90
3,904から、X,Yセンタ指示信号を生成する。9
07はX,Yセンタ指示信号を転送する信号線である。
908は投影用映像信号,投影制御信号を転送する信号
線である。909,910は各々X,Yセンタ指示信号
を転送する信号線である。911は投影装置であり、9
12は光源,液晶素子,レンズを含む光学系である。9
13は光学系912から投影される映像である。914
は投影モータ制御回路であり、X,Yモータ制御信号を
生成する。915,916は各々X,Yモータ制御信号
を転送する信号線である。917,918は各々X,Y
モータであり、X,Yモータ制御信号に従って映像装置
911を移動させる。
【0049】はじめに、図8を用いて、自動センタリン
グ機能を備える液晶プロジェクタを用いた投影システム
について説明する。
【0050】スクリーン802にはスクリーンのX軸中
心803、Y軸中心804を示すX中心センサ805、
Y中心センサ806が備えられている。X中心センサ8
05、Y中心センサ806からは各々X中心センサ信号
807、Y中心センサ信号808が出力されており、こ
れらの信号を受けた液晶プロジェクタ801はその信号
に従って、映像809がスクリーン802の中央に投影
されるよう投影方向を調節する。
【0051】次に、図9を用いて、液晶プロジェクタ9
01(図8の801)の構成と、自動センタリング機能
について詳しく説明する。
【0052】図8に示すX中心センサ805、Y中心セ
ンサ806から出力されるX中心センサ信号807(9
03)、Y中心センサ信号808(904)はセンサ回
路906に入力される。センサ回路906はX中心セン
サ信号903、Y中心センサ信号904に応じて、X,
Y中心方向への投影位置調節を指示するX,Yセンタ指
示信号を生成し、信号線907を介してコントローラ9
05に転送する。さらに、X,Yセンタ指示信号はコン
トローラ905から、各々信号線909,910を介し
てモータ制御回路914に転送される。モータ制御回路
914はX,Yセンタ指示信号に応じて、各々X,Y方
向の調節を行うXモータ917、Yモータ918の制御
を行うX,Yモータ制御信号を生成し、各々信号線91
5,916を介してXモータ917、Yモータ918へ
転送する。Xモータ917、Yモータ918は各々X,
Yモータ制御信号に応じて、投影表示する映像がスクリ
ーンの中心に投影されるよう投影装置911の投影方向
を調節する。
【0053】次に、信号線902を介してコントローラ
905に転送される映像信号はコントローラ905で投
影用映像信号に変換され、信号線908を介して、光学
系912へ転送される。同時に、コントローラ905は
投影制御信号を生成して、信号線908を介して光学系
912に転送する。光学系912は投影制御信号に応じ
て、投影用映像信号を映像913として投影する。この
時、Xモータ917、Yモータ918により、投影方向
のセンタリングが行われているので映像913はスクリ
ーンの中心を中心として投影表示される。
【0054】このように、液晶プロジェクタに自動セン
タリング機能を設け、中心を示すセンサを備えたスクリ
ーンを用いることにより、自動的に映像のセンタリング
を行うことができ、使い勝手が向上する。
【0055】また、本実施例に、実施例1で図3から図
5を用いて説明した投影方向変更、回転機能を設けるこ
ともできる。
【0056】
【発明の効果】液晶プロジェクタを車載することで移動
中の車内でもビデオ等の映像を大画面で鑑賞することが
できる。また、投影方向の回転機能を設けることで液晶
プロジェクタを付け替えることなく投影方向を変更で
き、使い勝手が向上し、使用形態の幅が広がる。
【0057】また、車載用液晶プロジェクタを取り外し
可能とすることで移動先の任意の場所に液晶プロジェク
タを移動・設置して自由に映像を鑑賞することができ、
使い勝手が向上し、使用形態の幅が広がる。
【0058】また、液晶プロジェクタに自動センタリン
グ機能を設けることでセンタリング調整が容易となり、
使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶プロジェクタを搭載した自動車の
車内の説明図。
【図2】本発明の液晶プロジェクタのシステムのブロッ
ク図。
【図3】本発明の投影方向変更機能を持つ液晶プロジェ
クタのブロック図。
【図4】本発明の投影方向回転機能を持つ液晶プロジェ
クタのブロック図。
【図5】本発明の投影方向回転機能を持つ液晶プロジェ
クタのブロック図。
【図6】本発明の液晶プロジェクタの投影方向回転機能
を利用した使用例の説明図。
【図7】本発明の液晶プロジェクタの取り外し機能を利
用した使用例の説明図。
【図8】本発明の自動センタリング機能を備える液晶プ
ロジェクタを用いた第2の実施例のシステムの説明図。
【図9】本発明の第2の実施例の自動センタリング機能
を備える液晶プロジェクタのブロック図。
【図10】従来の液晶プロジェクタのブロック図。
【符号の説明】
201…外部映像源、202…信号線、203…液晶プ
ロジェクタ、204…コントローラ、205…信号線、
206…光学系、207…映像。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 牧子 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地株式 会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 滝田 功 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地株式 会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 大和田 徹 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地株式 会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 永井 靖 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地株式 会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 小沼 智 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立画像情報システム内 (72)発明者 高木 徹夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立マイクロソフトウェアシステムズ 内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号を変換するコントローラと、透過
    型液晶素子と、投写光学系と、偏光素子と、色光を分
    離,合成するミラーと、導光系と、光源と、レンズ系か
    らなる光学系とを含む投写型映像表示装置において、 上記投写型映像表示装置は、移動体に搭載して映像を表
    示でき、上記移動体から取り外し、任意の位置に設置し
    て映像を表示できる機能を有することを特徴とする車載
    用液晶プロジェクタ。
  2. 【請求項2】請求項1において、上記投写型映像表示装
    置は、複数の光学系を備え、上記複数の光学系の中か
    ら、指定される投影方向に設けられた光学系を選択する
    手段を有し、上記光学系に映像信号を転送し、上記指定
    された方向に映像を表示する機能を有する投写型映像表
    示装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、上記投写型映像表示装
    置を回転する機能を有し、指定された投影方向に映像を
    表示するよう上記回転する機能を制御する手段を有する
    投写型映像表示装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、上記投写型映像表示装
    置の光源を除いた光学系を回転する機能を有し、指定さ
    れた投影方向に映像を表示するよう上記光源を除いた光
    学系を回転する機能を制御する手段を有する投写型映像
    表示装置。
  5. 【請求項5】請求項1,2,3または4において、上記
    投写型映像表示装置の出力する映像の表示を行う表示体
    は、その中心位置を上記投写型映像表示装置に指示する
    手段を有し、上記投写型映像表示装置は、上記表示体か
    ら指示される中心位置を中心として、映像を表示するよ
    う調整する機能を有する投写型映像表示装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020142780A (ja) * 2019-03-08 2020-09-10 済南惠満汽車用品有限公司 自動車天井ライナー装飾パネル

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