JPH10300983A - 係止リング及び光ファイバ成端構造 - Google Patents

係止リング及び光ファイバ成端構造

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JPH10300983A
JPH10300983A JP9241527A JP24152797A JPH10300983A JP H10300983 A JPH10300983 A JP H10300983A JP 9241527 A JP9241527 A JP 9241527A JP 24152797 A JP24152797 A JP 24152797A JP H10300983 A JPH10300983 A JP H10300983A
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JP
Japan
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optical fiber
ferrule
annular portion
rear end
annular
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JP9241527A
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English (en)
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Masahiro Nakajima
正洋 中嶋
Hiroyuki Tokita
広行 鴇田
Junji Taira
淳司 平
Koji Minami
浩二 皆見
Tatsuo Koshigoe
達夫 腰越
Nobuo Suzuki
信雄 鈴木
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Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3887Anchoring optical cables to connector housings, e.g. strain relief features
    • G02B6/3888Protection from over-extension or over-compression

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 かしめ易く、且つ製造が容易な係止リングを
提供する。 【解決手段】 光ファイバ心線およびこれを囲む抗張力
体を内蔵する光コードの先端部の被覆を除去した光ファ
イバを挿入固定するフェルールを保持するフェルール保
持部の後端外周部に前記抗張力体を結合する係止リング
10であって、前記フェルール保持部の後端外周部に嵌
合する第一円環部11と、この第一円環部11の後方に
位置して当該第一円環部11より小径な第二円環部12
と、前記第一円環部11と第二円環部12とを連結する
段差部13と、前記第二円環部12の後端から内方に突
出して先端で前記光コードの外周を係止する係止部14
とを有し、これら第一円環部11、第二円環部12、段
差部13および係止部14を略同一の肉厚の金属で一体
的に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバの伝送
路間に位置してこの伝送路の切替あるいは切断などのた
めの光コネクタに用いられる係止リング若しくはフェル
ールに直接係止する係止リングおよび光ファイバ成端構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、建物内の配線や機器への配線に使
用される短距離用光ファイバケーブルや光ファイバコー
ドの接続は、着脱自在な光コネクタが用いられている。
光ファイバは細くてフレキシブルであるから、一般に、
フェルールに固定されている。光コネクタはこのフェル
ールを内蔵したプラグと、スリーブを内蔵したアダプタ
とから構成されている。
【0003】図6に従来のかしめリングを用いた光コネ
クタの断面を示す。図6に示すように、光ファイバ20
1が挿入固定されるフェルール101はつば部102を
有し、つば部102の後端部には、その外周部に装着さ
れる圧縮ばね103を介してストッパ104が装着嵌合
されている。すなわち、フェルール102は圧縮ばね1
03を介しストッパ104に対して軸方向揺動自在に嵌
合している。 ここで、圧縮ばね103およびストッパ
104の内部には光ファイバ心線202が挿入される一
方、ストッパ104の後端には光コード203の抗張力
体204が位置しており、抗張力体204はかしめリン
グ105によってストッパ104の後端外周にかしめ固
定されている。
【0004】ここで、かしめリング105は、図7に示
すように、ストッパ104の後端部の外周部に嵌合する
内径を有する第一円筒部111と、光コード203の外
周に嵌合する内径を有する第二円筒部112と、これら
を連結する連結部113とからなる。すなわち、第一円
筒部111をかしめることにより、抗張力体204を、
第一円筒部111の内周面111aとストッパ104と
の間に固定し、さらに、第二円筒部112をかしめるこ
とにより光コード203を第二円筒部112の内周面1
12aで圧縮保持するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、光コ
ード203はかしめリング105の第二円筒部112の
内周面112aからの圧縮力および摩擦力により保持さ
れているので、光コード203の外径が異なると保持力
が変化するため、光コード203の外径に合わせて、第
二円筒部112の内径の異なるものを設計する必要があ
る。また、第二円筒部112の外径は、使用する圧着工
具の径に合わせなければならない。したがって、従来、
かしめリング105は、アルミニウム材などを切削する
ことにより製造されているので、非常にコスト高である
という問題がある。また、第二円筒部112が、光コー
ド203の外径と圧着工具の径との関係から、比較的肉
厚になり、かしめ作業に大きな力を要するという問題も
ある。
【0006】発明はこのような問題を解決するものであ
って、かしめ易く、且つ製造が容易な係止リングを提供
することを課題とする。また、一方、光ファイバのコー
ドの端部に直接フェルールを接続して光ファイバ末端を
処理する構造が知られている。このような場合の一例を
図8(a),(b)に示す。図8(a),(b)に示す
ように、光ファイバ心線をフェルール内に挿入した後
に、光コード203の抗張力体204をフェルール30
1の後端側の外周部302に位置させ、リング部材30
3を挿入して該リング部材303の両端を接着剤304
で固定することで一体に固定している。
【0007】しかしながら、かかる従来構造において
は、抗張力体204を接着剤304で固定しているの
で、引張り強度(10Kgf程度)が十分に確保できな
い、という問題がある。また、上記接着剤304が抗張
力体204に吸い上げられるので、その吸い上げられた
部位の柔軟性が無くなり、ファイバの折れが生じやすく
なるという、問題がある。
【0008】さらに、接着剤304の硬化には時間がか
かるので、組み立て工数時間がかかる、という問題があ
る。本発明はこのような問題を解決するものであって、
フェルールに直接光コードを係止する際に接着剤を用い
ずに固定する構造、及び十分な引張り強度が得られ光コ
ードの柔軟性が失われることがなく、しかも製造が容易
な光ファイバ成端構造を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様は、
光ファイバ心線およびこれを囲む抗張力体を内蔵する光
コードの先端部の被覆を除去した光ファイバを挿入固定
するフェルールを保持するフェルール保持部の後端外周
部に前記抗張力体を結合する係止リングであって、前記
フェルール保持部の後端外周部に嵌合する第一円環部
と、この第一円環部の後方に位置して当該第一円環部よ
り小径な第二円環部と、前記第一円環部と第二円環部と
を連結する段差部と、前記第二円環部の後端から内方に
突出して先端で前記光コードの外周を係止する係止部と
を有し、これら第一円環部、第二円環部、段差部および
係止部が略同一の肉厚の金属で一体的に形成されている
ことを特徴とする係止リングにある。
【0010】ここで、本発明の係止リングは、例えば、
プレス成形により形成されたものである。本発明の第2
の態様は、光ファイバ心線およびこれを囲む抗張力体を
内蔵する光コードの先端部の被覆を除去した光ファイバ
を挿入固定するフェルールの後端外周部に前記抗張力体
を結合する光ファイバ成端構造であって、一端部が前記
フェルールの後端外周部に嵌合すると共に他端部が前記
光コードの外周に嵌合する係止リングをかしめることに
より前記抗張力体を前記フェルールの後端外周部に結合
することを特徴とする光ファイバ成端構造にある。
【0011】ここで、前記係止リングは、前記フェルー
ルの後端外周部に嵌合する第一円環部と、この第一円環
部の後方に位置して当該第一円環部より小径な第二円環
部と、前記第一円環部と第二円環部とを連結する段差部
と、前記第二円環部の後端から内方に突出して先端で前
記光コードの外周を係止する係止部とを有し、これら第
一円環部、第二円環部、段差部および係止部が略同一の
肉厚の金属で一体的に形成されているものを用いるのが
好ましい。
【0012】また、前記フェルールの後端外周部は、凹
凸面となっているのが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1に本発明の一実施形態
に係る係止リングの断面を示す。図1に示すように、本
実施形態の係止リング10は、第一円環部11と、この
第一円環部11より小径な第二円環部12と、これら第
一円環部11及び第二円環部12を連結する段差部13
と、この第二円環部12の後端部に連続的に設けられて
内方に突出する係止部14とを有し、これらは一体的に
形成されている。ここで、係止部14の端面14aが形
成する開口14bの内径は上述した光コードの外径より
若干大きな径とし、また、第二円環部12の外径はかし
め時に使用する圧着工具の径に適合するようになってい
る。また、第一円環部11は、上述したようにストッパ
の後端部に嵌合する内径を有し、当該第一円環部11の
外周をかしめることにより、第一円環部11の内周面1
1a及び段差部13の内面13aと嵌合されるストッパ
との間で抗張力体を固定できるようになっている。
【0014】図2には本実施形態の係止リングを用いた
光コネクタの概略構成図を示す。図2に示すように、光
ファイバ21が挿入固定されるフェルール31はつば部
32を有し、つば部32の後端部には、その外周部に装
着される圧縮ばね33を介してストッパ34が装着嵌合
されている。ここで、圧縮ばね33およびストッパ34
の内部には光ファイバ心線22が挿入され、ストッパ3
4の後端には光コード23の抗張力体24が位置してお
り、この抗張力体24が係止リング10とストッパ34
の後端外周面との間にかしめ固定されている。
【0015】ここで、上述したように、係止部14の端
面14aが形成する開口14bの内径は上述した光コー
ドの外径より若干大きな径を有すると共に第二円環部1
2の外径はかしめ時に使用する圧着工具の径に適合する
ようになっている。この第二円環部12を圧着工具でか
しめることにより、係止部14により光コード23が係
止され、また、第一円環部をかしめることにより、第一
円環部11の内周面11a及び段差部13の内面13a
とストッパ34との間で抗張力体24が固定されるよう
になる。
【0016】本実施形態の係止リング10は、例えば、
プレス成形により非常に簡便に製造することができ、ま
た、かしめ作業も比較的容易にできるという効果を奏す
る。なお、本発明の係止リングおよびこれが用いられる
光コネクタの基本的な構成も上述した実施形態に限定さ
れず、例えば、光コネクタにあっては、つば、圧縮ばね
およびストッパが一体的に樹脂成形されたものであって
もよい。
【0017】図3に本発明の本発明の第2実施形態に係
る光ファイバの成端構造を示す。ここで用いる係止リン
グ40は、フェルールの後端外周部に嵌合する円環部本
体41と、該円環部本体41の後端から内方に突出して
先端で光コード23の外周を係止する係止部42とを有
し、これら円環部本体41および係止部42が略同一の
肉厚の金属で一体的に形成されている。
【0018】ここで、係止部42が形成する開口42a
の内径は上述した光コード23の外径より若干大きな径
とし、また、円環部本体41の外径はかしめ時に使用す
る圧着工具の径に適合するようになっている。また、円
環部本体41の内径は、フェルール51の後端外周部5
3よりも若干大きな径とし、当該円環部本体41の両端
の外周をかしめることにより、円環部本体41の内周面
41aと係合されるフェルール51の外周部53との間
で抗張力体24を固定できるようになっている。
【0019】また、本実施形態の光ファイバ21が挿入
固定されるフェルール51は、つば部52を有してお
り、該つば部52の後端部には、上記係止リング40が
嵌合する外周部53となっており、本実施形態では3本
の凸状段差部54a〜54cが該外周部53の表面に一
体に形成されている。なお、上記つば部52はステンレ
ス製等で別に製造するものの他、フェルールの製造の際
につば部52を一体成形したものについても適用できる
ことはいうまでもない。
【0020】かかる係止リング40を用いて光コード2
3をフェルール51に結合した成端構造を作成手順に基
づいて説明する。図3(a)に示すように、先ず、光コ
ード23に係止リング40を通し、次いで光コード23
の端部の外被を除去し、光ファイバ,抗張力体24およ
び光ファイバ21を剥き出しにし、光ファイバ21をフ
ェルール51の光ファイバ挿入孔25に挿通すると共に
光ファイバ心線22をフェルール51の心線挿入孔26
に挿入し、予め、上記光ファイバ挿入孔25および心線
挿入孔26に充填した接着剤によって光ファイバ21お
よび光ファイバ心線22を固定する。
【0021】そして、このようにして組付けられたフェ
ルール51の後端外周部53には、光コード23の抗張
力体24が位置しており、図3(b)に示すように、抗
張力体24を係止リング40とつば部52の後端外周面
との間に配した状態で圧着工具によってかしめ固定す
る。この結果、係止リング40のフェルール側をかしめ
ることで抗張力体24をかしめ固定できると共に、係止
リング40の光コード側をかしめることで光コード23
の外被(PVC等)をかしめ固定できることになる。
【0022】その後、フェルール51の端面を光ファイ
バ21と共に研磨することで、例えば、フェルールと光
コードとを一体に連結させた製品とすることができる。
このように本実施形態によると、従来のような接着剤を
用いて固定することが不要となり、光コード23とフェ
ルール51とを一体に接続することが極めて簡単で且つ
容易に行うことができ、また、光コードの柔軟性が失わ
れないという効果を奏する。
【0023】このようにして得られた光コードを接続し
たフェルールを用いて引張り試験を行ったところ、15
kgf程度の引張りに耐えうることが確認された。一
方、従来のように接着剤を用いて結合した構造の場合に
は、3〜4kgfの引張りで外れてしまった。なお、本
実施形態ではフェルール51の後端外周部52に設けた
係止用の凸状段差部54を3本としたが、本発明では何
ら限定されるものではない。また、上記凸状段差部の代
わりに上記フェルール51の後端外周部52の表面に細
かな凹凸面(いわゆるローレット面)を形成し、係止リ
ングを挿入する際に、該細かな凹凸面面で抗張力体24
を係止するようにしてもよい。
【0024】さらに、本実施形態では、フェルール51
につば部52を形成したが、図4に示す別の係止リング
のように、係止リング60の外周とフェルール71との
外周を同径とし、上記フェルール71の外周部72を解
止リング60の内周面61より若干小さくするようにし
て、係止後は光コードとフェルールとが一体に見えるよ
うにしてもよい。
【0025】次に、図5に本発明の第3実施形態に係る
光ファイバ成端構造を示す。図5に示すように本実施形
態で用いる係止リング60は、図1に示した第1実施形
態と同様、第一円環部61と、この第一円環部61より
小径な第二円環部62と、これら第一円環部61及び第
二円環部62を連結する段差部63と、この第二円環部
62の後端部に連続的に設けられて内方に突出する係止
部64とを有し、これらは一体的に形成されている。こ
こで、係止部64の端面64aが形成する開口64bの
内径は上述した光コードの外径より若干大きな径とし、
また、第二円環部62の外径はかしめ時に使用する圧着
工具の径に適合するようになっている。また、第一円環
部61は、フェルール51の後端外周部53よりも若干
大きな径とし、当該第一円環部61の両端の外周をかし
めることにより、第一円環部61の内周面61aと係合
されるフェルール51の外周部53との間で抗張力体2
4を固定できるようになっている。
【0026】このような係止リング60を用いた本実施
形態の成端構造は、第2実施形態と同様に、係止リング
60を用いて光コード23をフェルール51に結合する
することより作成される。すなわち、図5(a)に示す
ように、光コード23に本実施形態の係止リング60に
通し、光ファイバ21をフェルール51の光ファイバ挿
入孔26に挿通すると共に光ファイバ心線22をフェル
ール51の心線挿入孔26に挿入し、接着剤により光フ
ァイバおよび光ファイバ心線22を固定する。
【0027】そして、このようにして組付けられたフェ
ルール51の後端外周部53に位置した光コード23の
抗張力体24を、図5(b)に示すように、係止リング
60の内周面とつば部52の後端外周面との間に配した
状態で圧着工具によってかしめ固定する。この結果、係
止リング40の第一円環部61の外周面をかしめること
で抗張力体24をフェルール51の後端外周部53と第
一円環部61の内周面61aとの間にかしめ固定でき
る。また、係止リング40の第二円環部62の外周面を
かしめることで、、抗張力体24をフェルールの後端外
周部53と段差部63の内周面63aとの間にかしめ固
定することができ、さらに強固に固定することができ
る。またさらに、係止部64の端面64aで光コード2
3の外被(PVC等)をかしめ固定できることになる。
【0028】このように本実施形態によると、従来のよ
うな接着剤を用いて固定することが不要となり、光ファ
イバ心線22とフェルール51とを一体に接続すること
が極めて簡単で且つ容易に行うことができ、また、光コ
ードの柔軟性が失われないという点は上述した実施形態
と同様であるが、さらに、本実施形態では、より強固に
フェルールに光ファイバを結合することができる。
【0029】
【発明の効果】以上、実施形態において説明したよう
に、本発明の係止リングによれば、全体の肉厚を略一定
に形成し、第二円環部の後端から内方に突出する係止部
の先端で光コードの外周を係止するようにしたので、製
造が容易であり、且つかしめ作業も比較的容易に行うこ
とができる。
【0030】また、本発明の光ファイバ成端構造では、
全体の肉厚を略一定に形成し、フェルールの後端外周部
に係止リングを介して抗張力体をかしめる構造としたの
で、係止が容易であり、従来のように接着剤を用いるこ
となく係止できるので、係止作業工程数及び作業時間の
短縮を図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る係止リングの断面図
である。
【図2】本発明の係止リングを用いた光コネクタの断面
図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る光ファイバ成端
構造の分解断面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る光ファイバ成端
構造の変形例を示す図である。
【図5】本発明の第3の実施形態に係る光ファイバ成端
構造の分解断面図である。
【図6】従来技術に係るかしめリングを用いた光コネク
タの断面図である。
【図7】従来技術に係る係止リングの断面図である。
【図8】従来技術に係る係止リングによる光ファイバの
固定方法の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 係止リング 11 第一円環部 12 第二円環部 13 段差部 14 係止部 21 光ファイバ 22 光ファイバ心線 23 光コード 24 抗張力体 31 フェルール 32 つば部 33 圧縮ばね 34 ストッパ 40 係止リング 41 円環部本体 41a 内周面 42 係止部 42a 開口 51 フェルール 52 つば部 53 外周部 54a〜54c 凸状段差部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 皆見 浩二 東京都江東区亀戸6丁目41番6号 ナステ ック工業株式会社内 (72)発明者 腰越 達夫 東京都江東区亀戸6丁目41番6号 ナステ ック工業株式会社内 (72)発明者 鈴木 信雄 東京都江東区亀戸6丁目41番6号 ナステ ック工業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ心線およびこれを囲む抗張力
    体を内蔵する光コードの先端部の被覆を除去した光ファ
    イバを挿入固定するフェルールを保持するフェルール保
    持部の後端外周部に前記抗張力体を結合する係止リング
    であって、 前記フェルール保持部の後端外周部に嵌合する第一円環
    部と、 この第一円環部の後方に位置して当該第一円環部より小
    径な第二円環部と、 前記第一円環部と第二円環部とを連結する段差部と、 前記第二円環部の後端から内方に突出して先端で前記光
    コードの外周を係止する係止部とを有し、 これら第一円環部、第二円環部、段差部および係止部が
    略同一の肉厚の金属で一体的に形成されていることを特
    徴とする係止リング。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記係止リングがプ
    レス成形により形成されたものであることを特徴とする
    係止リング。
  3. 【請求項3】 光ファイバ心線およびこれを囲む抗張力
    体を内蔵する光コードの先端部の被覆を除去した光ファ
    イバを挿入固定するフェルールの後端外周部に前記抗張
    力体を結合する光ファイバ成端構造であって、 一端部が前記フェルールの後端外周部に嵌合すると共に
    他端部が前記光コードの外周に嵌合する係止リングをか
    しめることにより前記抗張力体を前記フェルールの後端
    外周部に結合することを特徴とする光ファイバ成端構
    造。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記係止リングは、
    前記フェルールの後端外周部に嵌合する第一円環部と、
    この第一円環部の後方に位置して当該第一円環部より小
    径な第二円環部と、前記第一円環部と第二円環部とを連
    結する段差部と、前記第二円環部の後端から内方に突出
    して先端で前記光コードの外周を係止する係止部とを有
    し、これら第一円環部、第二円環部、段差部および係止
    部が略同一の肉厚の金属で一体的に形成されていること
    を特徴とする光ファイバ成端構造。
  5. 【請求項5】 請求項3または4において、前記フェル
    ールの後端外周部は、凹凸面となっていることを特徴と
    する光ファイバ成端構造。
JP9241527A 1997-02-27 1997-09-05 係止リング及び光ファイバ成端構造 Pending JPH10300983A (ja)

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