JPH1030083A - 絶縁耐熱性接着剤 - Google Patents

絶縁耐熱性接着剤

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JPH1030083A
JPH1030083A JP18463696A JP18463696A JPH1030083A JP H1030083 A JPH1030083 A JP H1030083A JP 18463696 A JP18463696 A JP 18463696A JP 18463696 A JP18463696 A JP 18463696A JP H1030083 A JPH1030083 A JP H1030083A
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adhesive
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lead
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epoxy resin
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JP18463696A
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Naoya Adachi
立 直 也 足
Akihiro Isaka
坂 明 洋 井
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】直接リードフレーム上にスクリーン印刷し、硬
化接着させることが可能なリードフレーム用接着剤の提
供。 【解決手段】エポキシ樹脂100重量部、およびエポキ
シ基に対する反応性を有するエラストマー5〜40重量
部を含有する組成物を、リードフレームのリード部に印
刷させ、または離型フィルム上に所定形状に印刷し、リ
ードフレームのリード部に熱転写して硬化させリード固
定枠を形成する接着剤、さらに該接着剤においてエポキ
シ樹脂100重量部に対して、イミダゾール3〜20重
量部、ヒュームドシリカ3〜60重量部、および溶剤2
0〜300重量部添加する接着剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は直接リードフレーム
上にスクリーン印刷し、硬化接着させることが可能なリ
ードフレーム用接着剤に関する。
【0002】
【従来の技術】リードフレームは、中央部にIC素子を
搭載する台(タブ)と、その周囲に搭載台に向かって延
出する複数のリード部を有し、各リード部は、先端部に
て搭載されたIC素子上の対応する電極とワイヤボンデ
ィングされるインナーリードと、半導体装置(ICパッ
ケージ)の外部端子となるアウターリードとで構成され
ている。昨今リードフレームのリードは、そのピンの数
の増大に伴って、幅が細くなってきている。そのため、
リードフレーム同士を切り離す際や、運搬時、またワイ
ヤーボンディング時にリードフレームに歪みがかかり、
リードがばたついて損傷が生じたり、リード位置の変動
によりボンディング時の欠陥を増加させる原因となりや
すいため、通常リード相互間は可撓性を有する物質で固
定されている。従来、リード相互間の固定のためには、
接着剤を塗布したポリイミド等のフィルムを金型を用い
て所定形状に打ち抜き、接着剤を塗布した面をリードフ
レームの多数のリードを連結するように熱圧着した後、
加熱硬化を行い、接着剤を介して可撓性を有するポリイ
ミドフィルムでリード間を固定していた。しかしなが
ら、この方法では金型の費用がコストに影響し、また所
定形状に打ち抜いた後に残る大半の接着剤付きフィルム
が未使用のまま廃棄されることになり経済性に劣るとと
もに、資源の有効利用が図られていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記課題を解
決し、ポリイミドフィルムを用いずに接着剤を直接必要
箇所にだけ印刷して硬化してリード固定枠とすることが
可能で、印刷性、耐熱性、絶縁性に優れ、さらに優れた
可撓性を有するため輸送時に耐衝撃性が高いリードフレ
ーム固定用スクリーン印刷用接着剤を提供しようとす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は鋭意研究の
末、リードフレーム用接着剤にゴム成分を添加すること
によってポリイミド等のフィルムを用いずに接着剤を直
接印刷し、硬化物の可撓性が高いリード固定枠を得るこ
とが出来ることを見出し本発明を完成させるに至った。
【0005】すなわち、エポキシ樹脂100重量部、お
よびエポキシ基に対する反応性を有するエラストマー5
〜40重量部を含有する組成物を、リードフレームのリ
ード部に印刷させ、または離型フィルム上に所定形状に
印刷し、リードフレームのリード部に熱転写して硬化さ
せリード固定枠を形成する接着剤、さらに該接着剤にお
いてエポキシ樹脂100重量部に対して、イミダゾール
3〜20重量部、ヒュームドシリカ3〜60重量部、お
よび溶剤20〜300重量部添加する接着剤を提供す
る。反応性エラストマーとしてはカルボキシ変性アクリ
ロニトリル・ブタジエンゴムが好ましい。
【0006】本発明で用いるエポキシ樹脂としては、1
分子中に2個以上のエポキシ基を有するものであればい
ずれでもよく、1種または2種以上が使用され、特に限
定はされない。具体的にはビスフェノールA型エポキシ
樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、フェノールノ
ボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポ
キシ樹脂などのグリシジルエーテル型エポキシ樹脂、グ
リシジルエステル型エポキシ樹脂、グリシジルアミン型
エポキシ樹脂、線状脂肪族エポキシ樹脂、脂環式エポキ
シ樹脂、複素環式エポキシ樹脂、ハロゲン化エポキシ樹
脂などの種々の多官能エポキシ樹脂が挙げられる。上記
エポキシ樹脂のなかでもビスフェノールA型エポキシ樹
脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、フェノールノボ
ラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキ
シ樹脂が好適に使用される。
【0007】反応性エラストマーとしては、エポキシ基
との反応性がある官能基を有するゴム成分1種または2
種以上が用いられ、エポキシ基との反応性がある官能基
を有するゴム成分であれば、特に限定されないが、例え
ばカルボキシ変性、アミノ化、エポキシ化、水酸化等し
た天然ゴム(NR)、ポリイソプレンゴム(IR)、ブ
タジエンゴム(BR)、スチレン・ブタジエン共重合ゴ
ム(SBR)、ブチル系ゴム(IIR,Cl−IIR,
Br−IIR)、クロロプレンゴム(CR)、エチレン
・プロピレン(・ジエンモノマー)共重合ゴム(EP
M,EPDM)、アクリロニトリル・ブタジエンゴム
(NBR)、塩素化ポリエチレンゴム(CM)、クロロ
スルホン化ポリエチレンゴム(CSM)、アクリルゴム
(ACM,ANM)、エピクロルヒドリンゴム(CO,
ECO)、エチレン・アクリル酸エステル系共重合ゴム
(AEM)、エチレン・酢酸ビニル・アクリル酸エステ
ル三元共重合ゴム(ER)、水素化アクリロニトリル・
ブタジエン共重合ゴム(HNBR)などのゴムを挙げる
ことが出来る。上記ゴム成分のなかでも、カルボキシ変
性アクリロニトリル・ブタジエンゴム等などが好適に用
いられる。
【0008】配合されるエラストマーの量は5〜40重
量部、好ましくは5〜20重量部である。5重量部未満
では本発明の接着剤に十分な可撓性が生じず、40重量
部を超えると本発明の接着剤の絶縁性が低減してしま
う。
【0009】本発明の接着剤にゴム成分を加えることに
よって、印刷インクとしての適度な粘度、および、対衝
撃性のための可撓性を付与することが出来る。
【0010】本発明に用いる硬化剤は、一般のエポキシ
樹脂に用いうる硬化剤であればよく、イミダゾール類、
ポリアミドアミン類、芳香族アミン等が例示されるが、
特にイミダゾール類であるのが好ましい。具体的には、
2−メチルイミダゾール(2MZ)、2−エチル−4−
メチルイミダゾール(2E4MZ)、2,4−ジアミノ
−6−〔2’−メチルイミダゾリル−(1')〕−エチル
−s−トリアジン・イソシアヌル酸付加物(2MA−O
K)、2−ウンデシルイミダゾール(C11Z)、2−フ
ェニルイミダゾール(2PZ)、1−ベンジル−2−メ
チルイミダゾール(1B2MZ)、1−シアノエチル−
2−メチルイミダゾール(2MZ−CN)、2−メチル
イミダゾリウム・イソシアヌレート(2MZ−OK)、
2−フェニルイミダゾリウム・イソシアヌレート(2P
Z−OK)、2,4−ジアミノ−6−〔2−メチルイミ
ダゾリル−(1)〕−エチル−S−トリアジン(2MZ
−AZINE)、2−フェニル−4−メチルイミダゾー
ル(2P4MZ)等が挙げられるが、中でも2,4−ジ
アミノ−6−〔2’−メチルイミダゾリル−(1')〕−
エチル−s−トリアジン・イソシアヌル酸付加物である
のが反応性、貯安性の点で好ましい。
【0011】例えば、四国化成(株)製の2MA−OK
等の市販品を使用することができる。
【0012】硬化剤の含有量は、エポキシ樹脂100重
量部に対して、3〜20重量部、特に4〜8重量部であ
るのが好ましい。硬化剤の含有量が3重量部未満では、
硬化剤不足で、20重量部超では、硬化剤過剰でありい
ずれも十分な物性が発現しない。
【0013】本発明に用いる揺変剤は、脂肪酸アマイド
ワックス系、微粉末シリカ(ヒュームドシリカ)等も挙
げられるが、特に、ヒュームドシリカであるのが好まし
い。ヒュームドシリカを用いる場合、粒径7〜100n
m、好ましくは7〜30nmの微粒子で不純物が少ない
ものが好ましい。例えば、Al2 3 0.05重量%以
下、Fe2 3 0.001重量%以下、HCl 0.0
5重量%以下の不純物の少ないものが好ましい。また、
シリコンオイルで表面処理されていてもよい。
【0014】具体例としては、日本アエロジル社製のA
EROSIL 200等の市販品を使用することができ
る。
【0015】ヒュームドシリカの含有量は、エポキシ樹
脂100重量部に対して、3〜60重量部、特に5〜6
0重量部であるのが好ましい。ヒュームドシリカの含有
量が3重量部未満では、チクソ性が足りず、60重量部
超では、粘度が高すぎて取扱性に欠ける。特に、溶剤を
加えると揺変剤を10〜60重量部まで接着剤中に含有
させることができ、その場合は、得られる硬化物は硬化
による形状の収縮を抑制することができる。
【0016】本発明に用いる溶剤としては、ベンゼン、
トルエン、キシレン、ヘキサン、シクロヘキサン、アセ
トン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、
酢酸エチル、塩化メチレン、クロロホルム、N,N−ジ
メチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、
エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレング
リコールジブチルエーテル、N−メチル−2−ピロリド
ン、メタノール、エタノール等が好適に例示される。好
ましくはN−メチル−2−ピロリドンが用いられる。
【0017】添加する溶剤量は、エポキシ樹脂100重
量部に対して、20〜300重量部、好ましくは100
〜200重量部である。20重量部未満では粘度が高す
ぎ、300重量部を超えると粘度が低くなりすぎ、何れ
の場合も印刷用インクとしての適当な流動性がえられな
い。
【0018】本発明の接着剤には、上述の必須成分以外
に、本発明の効果を損なわない範囲で、可塑剤、硬化助
剤、老化防止剤、充填剤、着色剤等の添加物を加えても
よい。
【0019】本発明の接着剤は、エポキシ樹脂、反応性
エラストマー、硬化剤、揺変剤、溶剤、さらに必要に応
じてその他の添加剤を加えて十分に混練することで製造
することができる。
【0020】本発明の接着剤は1万〜100万mPa・
s、好ましくは5万〜50万mPa・sの粘度を有し、
また、適度な揺変性を備えているので、そのまま印刷に
使用することができる。
【0021】印刷方法としては、スクリーン印刷、転写
印刷等が好ましく、特にスクリーン印刷が好ましい。接
着剤を、20〜200μm位の厚さに印刷する必要があ
るからである。スクリーン印刷としては、具体的には機
械刷りによる平面印刷、静電スクリーン印刷、ロータリ
印刷機を使用した印刷等が挙げられる。平面印刷は片持
ちフレーム方式、テーブルスライド方式、ワークスライ
ド方式、ターレット方式等により行われる。
【0022】本発明の接着剤を用いるリードフレームの
形状は特に限定されないが、一例を挙げると図1に示す
ような半導体装置用リードフレーム10が例示される。
ここで、リードフレーム10は、パイロットホール22
を有する外枠部14と、タブ34を有するパッド部18
と、インナーリード24、アウターリード26および連
結部28を有するリード部16とから構成されており、
通常、金属薄板をプレスやエッチングなどで加工して形
成されている。
【0023】外枠部14の中央には矩形のタブ34が配
置されており、このタブ34の4隅はタブリード32の
先端で連結されて支えられ、半導体素子を配置するため
のパッド部18が形成されている。
【0024】このパッド部18と外枠部14との間には
インナーリード24とアウターリード26と連結部28
とからなるリード部16が形成されている。このリード
部16は、リードフレーム10とパッド部18に配置さ
れる半導体素子とを接続するために、タブ34の周辺に
複数のインナーリード24が外枠部14方向に放射状に
延在され、アウターリード26に連結されている。そし
て、このアウターリード26の内側端縁は連結部28に
より互いに接続され、この連結部28から複数のアウタ
ーリード26が外枠部14に向かって、タブ34の各辺
に対して垂直方向に延在されている。
【0025】上述した印刷法でリードフレーム10のイ
ンナーリード24上に直接接着剤が印刷される。被着体
であるリードフレームとしては、銅、42アロイ合金、
銅合金、コバール、Fe−Ni合金等からなるものが挙
げられる。
【0026】印刷はリードフレーム上に直接行ってもよ
いが、本発明の接着剤をまず離型フィルムに印刷して、
半硬化の状態の接着剤をリードフレーム上に接着させ、
熱転写したのちフィルムのみを剥がしてもよい。
【0027】このようにして、本発明の接着剤は図1に
示すとおりインナーリード上に印刷され、硬化後の厚さ
が好ましくは20〜100μmに印刷される。この厚さ
になるように接着剤を印刷するのがリード間を保持する
のに適当である。印刷した接着剤を硬化させて成るリー
ド固定枠の形状は接着剤の被着体となるリードフレーム
に対応して変化する。
【0028】印刷された接着剤は、加熱により硬化させ
ることができる。加熱温度は100〜250℃が好まし
い。
【0029】本発明のリードフレーム固定用スクリーン
印刷用接着剤は、リードフレーム以外の金属板間の接着
にも有用である。例えばチップ、基板、ヒートシンク等
の電子部品の接着としても好適に用いることが出来る。
【0030】本発明の接着剤は、前記のとおりスクリー
ン印刷によって直接塗布することが可能なため接着剤の
使用量を減らすことが出来、また、それ自体十分な可撓
性を有するために、ポリイミド等のフィルムを使用する
必要がない。また、印刷性、耐熱性、絶縁性に優れ、さ
らに優れた可撓性を有するため耐衝撃性が高く、運搬時
やワイヤボンディング時のリードのばたつきを良好に防
いで、ボンディングの際の欠陥発生を抑えることが出来
る。
【0031】
【実施例】以下に実施例を用いて本発明を具体的に説明
するが、これによって本発明の範囲は限定されるもので
はない。 (実施例1〜3、および比較例1〜4)下記表1に示す
成分組成を十分に混練し、接着剤を得た。得られた接着
剤の物性を下記の基準で測定した。結果を下記表1に示
す。
【0032】粘度;E型粘度計により25℃下で0.5
rpmで回転したときの粘度を測定した。 揺変性;25℃で0.5rpmおよび5rpmで回転し
たときの粘度の比(0.5rpm回転時の粘度/5rp
m回転時の粘度)を測定した。 可撓性;乾燥時の厚さが20μmになるようポリイミド
フィルムに各接着剤を塗布後、200℃で10分間硬化
をおこない得られたサンプルをねじった際の折れ具合を
目視で評価した。 線膨張係数(TMA);JIS K 7197に準拠し
て測定した。 表面抵抗:各接着剤を塗布し、溶剤を除去した後、16
0℃でプレス成形した厚さ2mmのサンプル板を作製
し、2種類の条件で表面抵抗を測定した。 :20℃相対湿度60%雰囲気化で96時間放置後に
測定。 :の条件下で放置後、さらに、40℃相対湿度90
%雰囲気化で96時間放置後に測定。 体積抵抗率:表面抵抗と同様に測定した。
【0033】
【表1】
【0034】図中の脚注は以下のとおりである。 1)エポキシ樹脂:N865(大日本インキ化学工業社
製、エポキシ当量195〜215) 2)エポキシ樹脂:EPICLON1050(大日本イ
ンキ化学工業社製、エポキシ当量450〜500) 3)エポキシ樹脂:830LVP(大日本インキ化学工
業社製、エポキシ当量156〜168) 4)エポキシ樹脂:152(油化シェル社製、エポキシ
当量172〜179) 5)末端カルボキシ変性アクリロニトリル・ブタジエン
ゴム:CTBN 1300×13(BFグッドリッチ社
製) 6)アクリロニトリル・ブタジエンゴム:Nipol
1041(日本ゼオン社製) 7)フェノキシ樹脂:YP−50(東都化成社製) 8)ヒュームドシリカ:AEROSIL 200(日本
アエロジル社製、一次粒子の平均径12nm) 9)イミダゾール:2MA−OK(四国化成社製)
【0035】表1に記載した結果より、本発明の接着剤
はゴム成分を配合することにより可撓性に優れ、またゴ
ム成分の配合量を本発明の範囲にすることにより絶縁性
を損なわないことが明らかになった。
【0036】
【発明の効果】本発明の接着剤は、リードフレーム上ま
たは離型フィルム上の必要箇所にだけ印刷することが可
能なため接着剤の使用量が少なくてすみ、それ自体で充
分な可撓性を有するためにポリイミドフィルムなどの可
撓性フィルムが不要で、コストの低減に寄与できる。さ
らに、印刷性、耐熱性、絶縁性に優れ、さらに優れた可
撓性を有するため衝撃吸収性が高く、運搬時やワイヤボ
ンディング時のリードのばたつきを良好に防いで、ボン
ディングの際の欠陥発生を抑えることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】リードフレーム上に印刷した本発明の接着剤を
示す。
【符号の説明】
10 リードフレーム 14 外枠部 16 リード部 18 パッド部 20 接着剤 22 パイロットホール 24 インナーリード 26 アウターリード 28 連結部 32 タブリード 34 タブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 3/36 NKX C08K 3/36 NKX C08L 63/00 NJQ C08L 63/00 NJQ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エポキシ樹脂100重量部、およびエポキ
    シ基に対する反応性を有するエラストマー5〜40重量
    部を含有する組成物を、リードフレームのリード部に印
    刷させリード固定枠を形成する接着剤。
  2. 【請求項2】エポキシ樹脂100重量部、およびエポキ
    シ基に対する反応性を有するエラストマー5〜40重量
    部を含有する組成物を、離型フィルム上に所定形状に印
    刷し、リードフレームのリード部に熱転写して硬化させ
    リード固定枠を形成する接着剤。
  3. 【請求項3】前記エポキシ樹脂100重量部に対して、
    イミダゾールを3〜20重量部添加することを特徴とす
    る請求項1または2に記載の接着剤。
  4. 【請求項4】前記エポキシ樹脂100重量部に対して、
    ヒュームドシリカを3〜60重量部添加することを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載の接着剤。
  5. 【請求項5】前記エポキシ樹脂100重量部に対して溶
    剤を20〜300重量部添加することを特徴とする請求
    項1〜4のいずれかに記載の接着剤。
  6. 【請求項6】前記反応性エラストマーがカルボキシ変性
    アクリロニトリル・ブタジエンゴムである請求項1〜5
    のいずれかに記載の接着剤。
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