JPH10300195A - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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JPH10300195A
JPH10300195A JP9112975A JP11297597A JPH10300195A JP H10300195 A JPH10300195 A JP H10300195A JP 9112975 A JP9112975 A JP 9112975A JP 11297597 A JP11297597 A JP 11297597A JP H10300195 A JPH10300195 A JP H10300195A
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flow control
flow
fluid
combustion
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Tetsuya Sato
徹哉 佐藤
Toshihisa Saito
寿久 斉藤
Hisayasu Watanabe
久恭 渡辺
Kikuo Okamoto
喜久雄 岡本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】給湯停止中における風呂側の追い焚きの有無に
かかわらず出湯開始後の湯温を目標温度範囲内に収め得
る1缶2水路型の燃焼装置を提供する。 【解決手段】給湯停止した後、給湯が再開されるまでの
間に、追い焚きのためにバーナー12の燃焼があったと
きは、熱交換器13部分の給湯用パイプ14内の湯温が
極めて高温になるので、給湯の再開に備えて、バイパス
路19からの給水を混合するために第2の流量制御弁2
2を開いておく。一方、給湯停止後、給湯が再開される
までの間にバーナー12が燃焼しなかったときは、次回
の給湯開始に備えて第2の流量制御弁22を全閉の状態
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1の流路に流れ
る流体と第2の流路に流れる流体とを1つの熱交換器に
導き加熱する1缶2水路型の燃焼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の給湯器等の燃焼装置には、給湯機
能のほか風呂の追い焚き機能を備えたものがあり、さら
に給湯流路と風呂の追い焚き流路とを共通の熱交換器に
導きバーナーで加熱する、いわゆる1缶2水路型の給湯
器がある。
【0003】1缶2水路型の給湯器では共通の熱交換器
を用いるので、たとえば、給湯停止中に風呂の追い焚き
があると、追い焚き側のパイプ内の湯のみならず、熱交
換器内にある給湯側のパイプ内の水も加熱される。この
ため給湯停止中に風呂の追い焚きがあると、給湯パイプ
内の湯が極めて高い温度になってしまい、かかる状態で
給湯が開始されると、設定温度を越える熱い湯が出湯し
てしまうことがあった。
【0004】そこで、このような事態を避けるため、通
常、1缶2水路型の給湯器では、熱交換器側からの湯に
熱交換器を介さないバイパス路からの給水を常時混合
し、やけどしない程度にまで出湯温度を下げることが行
われている。
【0005】また、近年、給湯器の快適性をより向上さ
せるため、給湯を一旦停止させた後一定時間内に給湯を
再開したとき、設定温度から大幅な温度変動を起こすこ
となく、設定温度±3度程度の温度範囲で出湯すること
のできる機能(Q機能)を備えた給湯器が要望されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来か
ら使用されている1缶2水路型の給湯器では、バイパス
路からの給水を常時混合する都合上、出湯温度を利用者
がやけどをしない程度に下げ得る量しか混合しない。こ
のため、給湯停止中に追い焚きのあった場合には、やけ
どをすることは無いが、Q機能を満足する上限温度より
も高い温度の湯が出てしまうという問題があった。
【0007】一方、バイパス路からの給水は、給湯停止
中における風呂の追い焚きの有無にかかわらず、常に混
合されるので、給湯停止中に追い焚きがなかった場合に
は、出湯温度が過剰に下がりQ機能を満足することがで
きないという問題があった。
【0008】本発明は、このような従来の技術が有する
問題点に着目してなされたもので、給湯停止中における
風呂の追い焚きの有無にかかわらず出湯開始後の湯温を
目標温度範囲内に収め得る1缶2水路型の燃焼装置を提
供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]第1の流路(14)に流れる流体と第2の流路
(15)に流れる流体とを1つの熱交換器(13)に導
きバーナーで加熱する1缶2水路型の燃焼装置(10)
において、前記第1の流路(14)の前記熱交換器(1
3)より下流側の箇所に設けられた第1の流量制御弁
(20)と、前記熱交換器(13)をバイパスさせた流
体を前記第1の流量制御弁(20)より下流側の箇所で
前記第1の流路(14)へ合流させるバイパス路(1
9)と、前記バイパス路(19)に流れる流体の流量を
調整する第2の流量制御弁(22)と、前記第1の流路
(14)での流体の流れが停止した後に前記熱交換器
(13)を加熱するための燃焼があるか否かを検知する
燃焼有無検知手段(51)と、前記第1の流路(14)
での流体の流れが停止した後に前記燃焼有無検知手段
(51)によって前記熱交換器(13)を加熱するため
の燃焼が検知されたとき、前記第1の流路(14)にお
ける流体の流れの再開に備えて前記第1の流量制御弁
(20)側からの流体と前記第2の流量制御弁(22)
からの流体の混合される状態が形成されるように前記第
1および第2の流量制御弁(22)の開度を設定する弁
開度初期設定手段(51)と、を具備することを特徴と
する燃焼装置(10)。
【0010】[2]前記弁開度初期設定手段(51)
は、前記第1の流路(14)における流体の流れの再開
に備えて前記第2の流量制御弁(22)を全開状態に設
定することを特徴とする[1]記載の燃焼装置(1
0)。
【0011】[3]第1の流路(14)に流れる流体と
第2の流路(15)に流れる流体とを1つの熱交換器
(13)で加熱する1缶2水路型の燃焼装置(10)に
おいて、前記第1の流路(14)のうち前記熱交換器
(13)より下流側の所定箇所に設けられた第1の流量
制御弁(20)と、前記熱交換器(13)をバイパスさ
せた流体を前記第1の流量制御弁(20)より下流側の
箇所で前記第1の流路(14)へ合流させるバイパス路
(19)と、前記バイパス路(19)に流れる流体の流
量を調整する第2の流量制御弁(22)と、前記第1の
流路(14)での流体の流れが停止した後に前記熱交換
器(13)を加熱するための燃焼があるか否かを検知す
る燃焼有無検知手段(51)と、前記第1の流路(1
4)での流体の流れが停止した後に前記燃焼有無検知手
段(51)によって前記熱交換器(13)を加熱するた
めの燃焼が検知されたとき、前記第1の流路(14)に
おける流体の流れの再開に備えて前記第1の流量制御弁
(20)および前記第2の流量制御弁(22)をそれぞ
れ中間の開度に設定する第1の弁開度初期設定手段(5
1)と、前記第1の流路(14)での流体の流れが停止
した後前記燃焼有無検知手段(51)によって前記熱交
換器(13)を加熱するための燃焼が検知されるまでの
間、前記第1の流路(14)における流体の流れの再開
に備えて前記第1の流量制御弁(20)を中間の開度に
設定するとともに、前記第2の流量制御弁(22)を全
閉または所定の最小開度に設定する第2の弁開度初期設
定手段(51)と、を具備することを特徴とする燃焼装
置(10)。
【0012】[4]一旦全開あるいは全閉状態にした
後、中間の開度に設定することを特徴とする[1]ない
し[3]記載の燃焼装置(10)。
【0013】[5]前記第1の流路(14)での流体の
流れが停止した後に前記燃焼有無検知手段(51)によ
って前記熱交換器(13)を加熱するための燃焼が検知
されたとき、前記第1の流量制御弁(20)の開度と前
記第2の流量制御弁(22)の開度によって初期設定さ
れる前記第1の流量制御弁(20)側からの流体と前記
第2の流量制御弁(22)側から流体との混合比を、前
記熱交換器(13)で加熱される前の流体の温度と混合
した後の流体のあるべき温度としての設定温度との双方
あるいはいずれか一方に応じて変更することを特徴とす
る[1]、[2]、[3]または[4]記載の燃焼装置
(10)。
【0014】[6]前記第1の流路(14)を通じて給
湯し、前記第2の流路(15)を通じて風呂の追い焚き
を行うことを特徴とする[1]、[2]、[3]、
[4]または[5]記載の燃焼装置(10)。
【0015】前記本発明は次のように作用する。第1の
流路(14)に設けられた第1の流量制御弁(20)
は、熱交換器(13)によって加熱された流体の流出量
を調整し、第2の流量制御弁(22)は、バイパス路
(19)を通じて熱交換器(13)をバイパスさせた流
体を第1の流量制御弁(20)より下流側の箇所で第1
の流路(14)に合流させる量を調整する。
【0016】燃焼有無検知手段(51)は、第1の流路
(14)での流体の流れが停止した後に熱交換器(1
3)を加熱するための燃焼があるか否かを検知する。弁
開度初期設定手段(51)は、第1の流路(14)での
流体の流れが停止した後に燃焼が検知されたとき、第1
の流路(14)における流体の流れの再開に備えて第1
の流量制御弁(20)側からの流体と第2の流量制御弁
(22)からの流体の混合される状態が形成されるよう
に第1および第2の流量制御弁(20、22)の開度を
設定する。
【0017】たとえば、第1の流路(14)を給湯側、
第2の流路(15)を風呂の追い焚き側とすると、給湯
停止中に風呂の追い焚き用の燃焼があった場合には、熱
交換器(13)側からの湯にバイパス路(19)からの
給水が混合される状態が形成され、次回の給湯開始時に
出湯温度を下げるよう弁開度の設定がなされる。これに
より、追い焚きがあったときでも、次回の給湯開始直後
から出湯温度を適正な温度に下げることができる。
【0018】また給湯停止中に燃焼があったか否かを基
にして、バイパス経路側からの給水を混合するので、常
時、バイパス経路からの給水を混合させる場合に比べ
て、給湯停止中の追い焚きの有無によって出湯温度が影
響を受け難くなり、弁の開度を適宜調整することでQ機
能を満足させることができる。
【0019】第1の流路(14)における流体の流れの
再開に備えて、弁開度初期設定手段(51)が第2の流
量制御弁(22)を全開状態に設定するものでは、バイ
パス路(19)側から混合される給水の量が多くなるの
で、第1の流量制御弁(20)の開度をその分大きくし
ても所定の上限温度以下に出湯温度を抑えることがで
き、全体としての出湯量を稼ぐことができる。さらに、
初期流量を絞りすぎていて流量が不足していたり、流量
変化が起きたりして使用者に不快な思いをさせない効果
もある。
【0020】また、第1の弁開度初期設定手段(51)
は、第1の流路(14)での流体の流れが停止した後に
熱交換器(13)を加熱するための燃焼が検知されたと
き、第1の流路(14)における流体の流れの再開に備
えて第1の流量制御弁(20)および第2の流量制御弁
(22)をそれぞれ中間の開度に設定する。第2の弁開
度初期設定手段(51)は、第1の流路(14)での流
体の流れが停止してから燃焼が検知されるまでの間、第
1の流量制御弁(20)を中間の開度に設定するととも
に、第2の流量制御弁(22)を閉止を含む所定の最小
開度に設定する。
【0021】たとえば、第1の流路(14)を給湯側、
第2の流路(15)を風呂の追い焚き側とすると、給湯
停止後に、追い焚き用の燃焼がなければ、その間、バイ
パス路(19)側からの給水を混合させない状態が形成
される。そして、燃焼が検知されたとき、バイパス路
(19)からの給水の混合される状態が形成され、出湯
温度を下げる状態に設定される。
【0022】これにより、追い焚きがない間は、バイパ
ス路(19)から給水の混合がなく出湯温度が低下しな
いので、許容範囲よりも湯温が低下してQ機能を満足し
得なくなる状態の発生を少なくすることができる。ま
た、給湯停止中に追い焚き用の燃焼が始まると、その時
点で、バイパス路(19)側からの給水が混合される状
態に弁開度が設定されるので、給湯を開始したとき、許
容範囲を越える熱い湯が出湯することを防止することが
できる。
【0023】また、一旦、全開あるいは全閉状態にした
後、弁の開度を中間開度に設定するものでは、当該弁が
開方向と閉方向のいずれにも正常動作することを弁開度
を初期設定する際に確認することができる。さらに全開
あるいは全閉位置に一旦設定することで、弁駆動用のモ
ータを全開位置等の基準位置から回した時間の長さを基
にして意図する中間開度に設定することができる。たと
えば、ホール素子によって全閉あるいは全開位置に達し
たことだけを検出し得るようなモータを用いている場合
であっても、任意の中間開度に設定することが可能にな
る。
【0024】第1の流路(14)での流体の流れが停止
した後に熱交換器(13)を加熱するための燃焼が検知
されたとき、第1の流量制御弁(20)の開度と第2の
流量制御弁(22)の開度によって初期設定される第1
の流量制御弁(20)側からの流体と第2の流量制御弁
(22)側から流体との混合比を、熱交換器(13)で
加熱される前の流体の温度と、混合した後の流体のある
べき温度としての設定温度との双方あるいはいずれか一
方に応じて変更する。
【0025】たとえば、設定温度が熱交換器(13)内
の湯温より高い場合には、第1の流量制御弁(20)を
全開にし、第2の流量制御弁(22)を全閉に設定す
る。また熱交換器(13)で加熱される前の流体(給水
等)の温度が低ければ、第2の流量制御弁(22)の開
度を小さくし、温度があまり低くない場合にはその分、
バイパス路(19)からの流量を増やすように第2の流
量制御弁(22)の開度を大きく設定する等を行う。こ
のように設定温度や入水温度等に応じて混合比を適宜変
更することにより、出湯開始直後から目標とする温度の
湯を出すことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施の形態を説明する。各図は本発明の一実施の形態を示
している。本発明にかかる燃焼装置としての給湯器10
は、水栓あるいは風呂の浴槽内へ給湯する機能と、浴槽
内の湯を追い焚きする機能とを備えている。図1に示す
ように、給湯器10は、燃焼室11を備えており、当該
燃焼室11の下部には、バーナー12が、燃焼室11の
上部には、バーナー12からの熱を給水等に伝える熱交
換器13がそれぞれ配置されている。
【0027】熱交換器13には、給湯用の水を流すため
の給湯用パイプ14と、追い焚き用に浴槽内の水を循環
させる追い焚き用循環パイプ15の双方が通っており、
熱交換器13はバーナー12からの熱をこれら双方のパ
イプ14、15内の流体へ伝えて加熱する機能を備えて
いる。
【0028】給湯用パイプ14は、給水の受入口近傍
に、逆止弁16を有し、これよりやや下流側に通水の有
無および通水量を検知する第1のフローセンサ17を備
えている。また給湯用パイプ14は、熱交換器13に入
るやや手前で分岐し、熱交換器13を出てすぐの箇所で
合流する固定バイパス路18を有している。
【0029】当該固定バイパス路18の合流箇所より下
流側に、第1の流量制御弁20が設けられている。給湯
用パイプ14は、給水の受入口近傍に設けた逆止弁16
と、これのやや下流側に設けた第1のフローセンサ17
との間で分岐し、熱交換器13を通ることなく第1の流
量制御弁20よりも下流側の合流箇所21にて合流する
バイパス路19を備えている。バイパス路19の途中に
は、バイパスさせる給水量を調整するための第2の流量
制御弁22が設けられている。
【0030】給湯用パイプ14の出口部近傍には、出湯
の有無および出湯量を検知するための第2のフローセン
サ24が設けられている。また、第1のフローセンサ1
7の近傍には、逆止弁16を通じて流入する給水の温度
を検知するための入水サーミスタ26が、熱交換器13
の出口部近傍には、加熱後の湯温を測定するための熱交
サーミスタ27が設けられている。
【0031】さらに、給湯用パイプ14のうち第2のフ
ローセンサ24よりも下流側には、出湯温度を検知する
ための出湯サーミスタ28が取り付けられている。な
お、第1の流量制御弁20の入力側の湯の温度は、入水
サーミスタ26および熱交サーミスタで測定された温度
と、固定バイパスのバイパス比とを基にして演算で求め
るようになっている。
【0032】追い焚き用循環パイプ15は、浴槽内の水
を熱交換器13まで導く風呂戻パイプ部15aと、熱交
換器13で加熱後の湯を浴槽へ戻す風呂往パイプ部15
bとから構成されており、風呂戻パイプ部15aの途中
には循環ポンプ30が設けられている。なお、給湯用パ
イプ14と風呂戻パイプ部15aは、合流箇所21より
下流で給湯用パイプ14から分岐して風呂戻パイプ部1
5aに循環ポンプ30の下流側で合流する注湯パイプ3
2で結ばれており、注湯パイプ32の途中には、給湯用
パイプ14内の湯を風呂戻パイプ部15a側へ流すか否
かを切り替える注湯電磁弁33が設けられている。
【0033】給排気は、燃焼ファン34によって燃焼室
11の下方側から給気を送風することによって強制的に
行われ、排気は燃焼室11の上部から排出されるように
なっている。バーナー12近傍には、図1では示してい
ない点火装置35が設けてある。またバーナー12へ供
給される燃焼ガスは、ガス電磁弁36、元ガス電磁弁3
7、ガス切替弁38によってオンオフ制御される。また
バーナー12へ供給される燃焼ガスのガス量は、ガス比
例弁39によって調整される。ガス比例弁39は、入力
電流量にほぼ比例してその流量が変化する弁である。
【0034】図2は、給湯器10の有する制御基盤の回
路構成を示したものである。給湯器10の制御基盤は、
各種制御の中枢的機能を果たすCPU(中央処理装置)
51を備えている。CPU51には、データバスやアド
レスバスなど各種バス52を介して各種の回路装置が接
続されている。
【0035】このうち、ROM(リード・オンリ・メモ
リ)53は、CPU51の実行するプログラムや各種の
固定的データを記憶する読み出し専用メモリである。R
AM(ランダム・アクセス・メモリ)54は、プログラ
ムを実行する上で、一時的に必要になるデータを記憶す
るための作業メモリである。なお、各メモリはCPUと
一体になっていても良い。
【0036】バス52には本体操作部55のほか、各種
回路装置とCPU51との間で電気信号の入出力を行う
ための入出力インターフェイス回路部56が接続されて
いる。入出力インターフェイス回路部56には、第1、
第2のフローセンサ17、24、各種サーミスタ26〜
28、点火装置35、燃焼ファン34、各種ガス制御弁
36〜39、および第1、第2の流量制御弁20、2
2、出力軸角度検知センサ21、23が接続されてい
る。このほか、必要に応じて各種制御装置が入出力イン
ターフェイス回路部56に接続される。
【0037】第1の流量制御弁20、第2の流量制御弁
22は、それぞれ弁の開閉を駆動するための図示しない
モータを有しており、その出力軸の角度がホール素子を
用いた出力軸角度検知センサ21、23によって検知さ
れるようになっている。出力軸角度検知センサ21、2
3は、モータの出力軸が、弁体の略全開する角度位置に
あるか否か、および弁体の略全閉する角度位置にあるか
否かのみを検知でき、中間の角度では、出力軸がどの位
置にあるかを検知することができないものである。した
がって、当該センサの出力信号からは、全閉、全
開、それ以外の中間位置、の3状態を判別し得るのみ
で、センサの出力信号から直接的に中間開度の値を知る
ことはできない。しかしながら、本発明は、高価なステ
ッピングモータを用いることなく安全で快適な制御を実
現できる。
【0038】次に、作用を説明する。
【0039】図3は、給湯を停止した後、給湯が再開さ
れるまでの間における第1の流量制御弁20および第2
の流量制御弁22の弁開度設定状態を示したものであ
る。第1の待機状態61は、給湯を停止した後、給湯が
再開されるまでの間に、追い焚きの為の燃焼が行われた
場合における第1の流量制御弁20および第2の流量制
御弁22の動作および最終的な設定状態を示している。
【0040】また第2の待機状態62は、給湯を停止し
た際に追い焚き用の燃焼がない場合における第1の流量
制御弁20および第2の流量制御弁22の動作および最
終的な設定状態を示している。第1の待機状態61で
は、第1の流量制御弁20を、一旦、全開状態まで開い
た後、中間の開度(63)に設定している。また第2の
流量制御弁22を、一旦全開状態まで開いた後、中間の
開度(64)に設定している。
【0041】第1の流量制御弁20の有する出力軸角度
検知センサ21や第2の流量制御弁22の有する出力軸
角度検知センサ23は、それぞれ全開、全閉位置を検知
できるが、中間の開度を細かく検知することはできない
ので、一旦全開状態にしてから閉方向へ駆動した時間の
長さを基にして意図する開度に設定している。ここで
は、第1の流量制御弁20を中間開度63にするため
に、全開位置から閉方向へ約5秒間駆動している。また
第2の流量制御弁22を中間開度64にするため、全開
位置から約1秒間、閉方向に駆動している。
【0042】第2の待機状態62では、第1の流量制御
弁20は、一旦全開状態まで開かれた後、約4.5秒
間、閉方向に駆動されて中間の開度65に設定される。
第2の流量制御弁22は、給湯停止時には、通常、予め
設定された最小開度の状態にあり、第2の待機状態62
では、当該最小開度を維持するようになっている。な
お、ここでは、固定バイパス18を有するので最小開度
を略全閉状態としているが、固定バイパス18を備えな
い場合等には、それに見合う流量を確保すべく、適宜の
最小開度が設定される。
【0043】1缶2水路型の給湯器10では共通のバー
ナー12および熱交換器13を用いるので、給湯停止中
に風呂の追い焚きがあると、追い焚き用循環パイプ15
内の湯のみならず、熱交換器13にある給湯用パイプ1
4内の水も加熱される。このため給湯停止中に風呂の追
い焚きがあると、熱交換器13部分の給湯用パイプ14
内の湯は極めて高い温度になる。
【0044】そこで、第1の待機状態61では、第1の
流量制御弁20を約50パーセント程度の中間開度に設
定し、第2の流量制御弁22の開度をほぼ全開に近い約
80〜90パーセントに設定してある。これにより、第
1の流量制御弁20側からの高温の湯と第2の流量制御
弁22側からの未加熱の給水とが混合し、出湯温度を適
正な値に下げることができる。
【0045】この際、一旦、全開位置に設定してから中
間開度の状態にすることで、先に説明したように意図す
る中間開度の設定が可能になるほか、第1の流量制御弁
20、第2の流量制御弁22がそれぞれ開方向および閉
方向の両方向へ正常に動作するか否かの検査を兼ねるこ
とができる。
【0046】また、第1の流量制御弁20を全開に設定
して100℃近い高温の湯を多量に送り出すと、バイパ
ス路19からの流量に限界があるので、第2の流量制御
弁22を全開にしても目標温度まで出湯温度を下げるこ
とができなくなる。このため、第1の待機状態61で
は、第1の流量制御弁20を当初から全開にせず、中間
の開度に設定してある。
【0047】さらに第1の流量制御弁20を全開にする
と、給湯側の通水開始後、熱交換器13が点火するまで
の間に加熱されない水が多量に流れ、アンダーシュート
現象が起きやすくなる。そこで、第1の流量制御弁20
を当初から全開状態にせず、中間の開度に設定するよう
になっている。
【0048】このほか、第1の待機状態61のとき第2
の流量制御弁22を全開とせず、中間開度に設定するこ
とにより、出湯温度を短時間のうちに目標温度に設定す
ることを可能にしている。たとえば、当初から第2の流
量制御弁22を全開に設定した場合には、給湯開始時の
出湯温度が目標温度より高いとき、熱交換器13の火力
を下げるほかには第1の流量制御弁20を絞ることしか
できない。
【0049】これに対し、第2の流量制御弁22を当
初、中間の開度に設定しておけば、第1の流量制御弁2
0を絞ることに加えて第2の流量制御弁22を開くこと
もでき、より迅速に出湯温度を目標温度に到達させるこ
とができる。これは、第1の流量制御弁20を当初から
全開に設定しない理由の1つでもある。
【0050】さらに、第2の流量制御弁22を当初から
全開にすると、追い焚きを終えてからの経過時間が長い
場合には、給湯開始時に、目標温度の許容範囲を下回る
低い温度の湯が出ることがある。しかしながら、第2の
流量制御弁22を当初、中間の開度に設定することで、
許容範囲を下回る湯の出ることをある程度回避すること
ができる。
【0051】第1の待機状態61で設定する第1の流量
制御弁20、第2の流量制御弁22の開度は、入水サー
ミスタ26で検出される給水の温度や本体操作部55で
設定された設定温度等を基にして変更される。すなわ
ち、給水の温度と設定温度とから、当該設定温度に見合
った出湯温度の得られるように第1の流量制御弁20側
からの湯と第2の流量制御弁22側からの水との混合比
を設定している。
【0052】たとえば、設定温度が80℃等の高い温度
の場合には、第2の流量制御弁22をほぼ全閉状態に
し、第1の流量制御弁20をほぼ全開の状態に設定す
る。また目標温度が同じであれば、給水の温度が低いほ
ど第2の流量制御弁22の開度を小さく設定する。この
ように給水温度と設定温度の双方あるいはいずれか一方
の温度を基にして第1の流量制御弁20側からの湯と第
2の流量制御弁22側からの給水の混合比を変更するの
で、目標温度に近い出湯温度を給湯開始直後から得るこ
とができる。
【0053】なお、設定温度が40℃程度の高温でない
場合には、まず、第2の流量制御弁22を中間開度に設
定し、この状態で出湯温度が目標温度になるように第1
の流量制御弁20の開度を設定している。
【0054】第2の待機状態62は、給湯停止中に追い
焚きのない場合に設定される状態であり、その際の給湯
用パイプ14内の湯温は高温ではない。そこで、Q機能
をできるだけ長く維持するよう配慮し、第1の流量制御
弁20を全開にせず、中間の開度にしている。これによ
り、給湯側の通水開始後、熱交換器13が点火するまで
の間に加熱されないまま給湯用パイプ14内を流れる水
の量が減り、アンダーシュート現象の発生が少なく抑え
られる。また第2の流量制御弁22を全閉状態にするこ
とで、出湯温度を極力低下させないようにしている。
【0055】次に給湯停止から給湯開始までの間におけ
る第1の流量制御弁20、第2の流量制御弁22の制御
動作について説明する。
【0056】図4は、給湯停止から給湯開始までの間に
おける第1の流量制御弁20、第2の流量制御弁22の
制御動作の流れを示したものである。給湯が停止したと
き(ステップS201;Y)、追い焚き側のためにバー
ナー12が燃焼しているか否かを調べる(ステップS2
02)。給湯停止時に追い焚き側が燃焼している場合に
は(ステップS202;Y)、図3に示した第1の待機
状態61に第1の流量制御弁20および第2の流量制御
弁22を設定する(ステップS203)。
【0057】給湯停止時に追い焚きが無くバーナー12
が燃焼していないときは(ステップS202;N)、図
3に示した第2の待機状態62に第1の流量制御弁20
および第2の流量制御弁22を設定する。第1の待機状
態61と第2の待機状態62のいずれかを設定した後、
給湯が再び開始するまでの間(ステップS205;
N)、追い焚き用の燃焼が開始するか否かを監視する
(ステップS206)。
【0058】そして、給湯開始前に追い焚き用の燃焼が
あったときは(ステップS206;Y)、第1の流量制
御弁20、第2の流量制御弁22を図3に示した第1の
待機状態61に設定し直す(ステップS207)。
【0059】このような動作により、給湯停止後、給湯
が再開されるまでの間に、一度でもバーナー12が燃焼
した場合には、次回の燃焼に備えて第1の流量制御弁2
0および第2の流量制御弁22は図3に示す第1の待機
状態61に設定され、一度も燃焼がない場合にのみ図3
に示す第2の待機状態62が設定され維持される。
【0060】図5は、第1の待機状態から給湯を開始し
た後における各弁の開度の変化の様子を示したものであ
る。この例では、給水温度や設定温度を基にして給湯開
始時における第1の流量制御弁20、第2の流量制御弁
22の開度はともに約50パーセントに設定されてい
る。給水温度や設定温度を基にして当初の開度を定めて
いるので、給湯開始時にほぼ目標温度になるよう混合さ
れる。
【0061】第1の流量制御弁20側からの湯温は次第
に低下するので、目標温度を維持するため第1の流量制
御弁20の開度(71)は、時間の経過とともに次第に
大きくなる。一方、第2の流量制御弁22の開度(7
2)は時間の経過とともに次第に小さくなり、やがて全
閉の状態になる。このように第1の流量制御弁20を開
くことと、第2の流量制御弁22を絞ることを同時に並
行して行うので、短時間で定常状態へ移行することがで
きる。なお、第2の流量制御弁22が最小開度に達した
後は、第1の流量制御弁20の開度やバーナー12へ供
給する燃焼ガスのガス量によって出湯温度は制御され
る。
【0062】以上説明した実施の形態では、全開位置お
よび全閉位置のみ位置検出し得るモータを用いて意図す
る中間開度を得るために、一旦全開位置まで開いてから
中間の開度に設定したが、ステッピングモータなど、出
力軸の角度を細かく認識し得るモータを用いる場合に
は、全開位置等を経由せずに、直ちに意図する中間開度
に設定するようにしてもよい。
【0063】また実施の形態では、第1の待機状態61
として第2の流量制御弁22を中間開度に設定したが、
第2の流量制御弁22を全開状態に設定し、目標温度の
出湯温度を得るための調整を第1の流量制御弁20側の
開度のみで行うようにしてもよい。この場合にはバイパ
ス路19側からの給水量が最大になるので、目標温度を
維持し得る範囲内で最大の出湯量を得ることができる。
ただし、第2の流量制御弁22を全開にするとそれに伴
って第1の流量制御弁20の開度も大きくなるので、入
水サーミスタ26や熱交サーミスタ27の検知誤差や故
障等があった場合には、高い温度の湯が出湯される可能
性があり、安全性を重視する場合には、第2の流量制御
弁22を中間開度にすることが望ましい。
【0064】また、実施の形態では、風呂の追い焚き機
能を有する給湯器を例に説明したが、追い焚き回路に代
えて床暖房用の回路等を備えた燃焼装置であってもよ
く、したがって、加熱される流体も水に限らずエチレン
グリコール等であってもよい。
【0065】
【発明の効果】本発明にかかる燃焼装置によれば、第1
の流路での流体の流れが停止した後に熱交換器を加熱す
るための燃焼があったとき、第1の流路における流体の
流れの再開に備えて第1の流量制御弁と第2の流量制御
弁の開度をこれら双方の流量制御弁からの流体が混合さ
れるように設定するので、たとえば、給湯停止中に風呂
の追い焚き燃焼があった場合には、熱交換器側からの湯
とバイパス路からの給水が混合されるように設定され、
給湯再開当初の出湯温度を適正な温度に下げることがで
きる。
【0066】また給湯停止中に燃焼があったか否かを基
にして、バイパス路側からの給水を混合するので、常
時、バイパス路からの給水を混合させる場合に比べて、
給湯停止中の追い焚きの有無によって出湯温度が影響を
受けにくく、弁の開度を適宜調整すればQ機能を満足さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る燃焼装置を示す説
明図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る燃焼装置の有する
制御基盤の回路構成を示すブロック図である。
【図3】給湯停止後から給湯が再開されるまでの間にお
ける第1の流量制御弁および第2の流量制御弁の設定状
態を示した説明図である。
【図4】給湯停止から給湯開始までの間における第1の
流量制御弁および第2の流量制御弁の制御動作の流れを
示した流れ図である。
【図5】第1の流量制御弁および第2の流量制御弁が第
1の待機状態に設定されている場合における給湯開始後
の各弁の開度の変化を示した説明図である。
【符号の説明】
10…給湯器 11…燃焼室 12…バーナー 13…熱交換器 14…給湯用パイプ 15…追い焚き用循環パイプ 15a…風呂戻パイプ部 15b…風呂往パイプ部 16…逆止弁 17、24…フローセンサ 18…固定バイパス路 19…バイパス路 19a…合流箇所 20…第1の流量制御弁 21、23…出力軸角度検知センサ 22…第2の流量制御弁 26…入水サーミスタ 27…熱交サーミスタ 28…出湯サーミスタ 30…循環ポンプ 32…注湯パイプ 33…注湯電磁弁 34…燃焼ファン 35…点火装置 36…ガス電磁弁 37…元ガス電磁弁 38…ガス切替弁 39…ガス比例弁 51…CPU 52…バス 53…ROM 54…RAM 55…本体操作部 56…入出力インターフェイス回路部 61…第1の待機状態 62…第2の待機状態
【手続補正書】
【提出日】平成9年5月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 喜久雄 神奈川県大和市深見台3丁目4番地 株式 会社ガスター内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の流路に流れる流体と第2の流路に流
    れる流体とを1つの熱交換器に導きバーナーで加熱する
    1缶2水路型の燃焼装置において、 前記第1の流路の前記熱交換器より下流側の箇所に設け
    られた第1の流量制御弁と、 前記熱交換器をバイパスさせた流体を前記第1の流量制
    御弁より下流側の箇所で前記第1の流路へ合流させるバ
    イパス路と、 前記バイパス路に流れる流体の流量を調整する第2の流
    量制御弁と、 前記第1の流路での流体の流れが停止した後に前記熱交
    換器を加熱するための燃焼があるか否かを検知する燃焼
    有無検知手段と、 前記第1の流路での流体の流れが停止した後に前記燃焼
    有無検知手段によって前記熱交換器を加熱するための燃
    焼が検知されたとき、前記第1の流路における流体の流
    れの再開に備えて前記第1の流量制御弁側からの流体と
    前記第2の流量制御弁からの流体の混合される状態が形
    成されるように前記第1および第2の流量制御弁の開度
    を設定する弁開度初期設定手段と、 を具備することを特徴とする燃焼装置。
  2. 【請求項2】前記弁開度初期設定手段は、前記第1の流
    路における流体の流れの再開に備えて前記第2の流量制
    御弁を全開状態に設定することを特徴とする請求項1記
    載の燃焼装置。
  3. 【請求項3】第1の流路に流れる流体と第2の流路に流
    れる流体とを1つの熱交換器で加熱する1缶2水路型の
    燃焼装置において、 前記第1の流路のうち前記熱交換器より下流側の所定箇
    所に設けられた第1の流量制御弁と、 前記熱交換器をバイパスさせた流体を前記第1の流量制
    御弁より下流側の箇所で前記第1の流路へ合流させるバ
    イパス路と、 前記バイパス路に流れる流体の流量を調整する第2の流
    量制御弁と、 前記第1の流路での流体の流れが停止した後に前記熱交
    換器を加熱するための燃焼があるか否かを検知する燃焼
    有無検知手段と、 前記第1の流路での流体の流れが停止した後に前記燃焼
    有無検知手段によって前記熱交換器を加熱するための燃
    焼が検知されたとき、前記第1の流路における流体の流
    れの再開に備えて前記第1の流量制御弁および前記第2
    の流量制御弁をそれぞれ中間の開度に設定する第1の弁
    開度初期設定手段と、 前記第1の流路での流体の流れが停止した後前記燃焼有
    無検知手段によって前記熱交換器を加熱するための燃焼
    が検知されるまでの間、前記第1の流路における流体の
    流れの再開に備えて前記第1の流量制御弁を全開を含む
    中間の開度に設定するとともに、前記第2の流量制御弁
    を全閉または所定の最小開度に設定する第2の弁開度初
    期設定手段と、 を具備することを特徴とする燃焼装置。
  4. 【請求項4】一旦全開あるいは全閉状態にした後、中間
    の開度に設定することを特徴とする請求項1ないし3記
    載の燃焼装置。
  5. 【請求項5】前記第1の流路での流体の流れが停止した
    後に前記燃焼有無検知手段によって前記熱交換器を加熱
    するための燃焼が検知されたとき、前記第1の流量制御
    弁の開度と前記第2の流量制御弁の開度によって初期設
    定される前記第1の流量制御弁側からの流体と前記第2
    の流量制御弁側から流体との混合比を、前記熱交換器で
    加熱される前の流体の温度と混合した後の流体のあるべ
    き温度としての設定温度との双方あるいはいずれか一方
    に応じて変更することを特徴とする請求項1、2、3ま
    たは4記載の燃焼装置。
  6. 【請求項6】前記第1の流路を通じて給湯し、前記第2
    の流路を通じて風呂の追い焚きを行うことを特徴とする
    請求項1、2、3、4または5記載の燃焼装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4691215B2 (ja) * 2001-07-30 2011-06-01 株式会社ガスター 一缶二水路型風呂給湯器
CN103565294A (zh) * 2012-08-06 2014-02-12 关隆股份有限公司 具有恒温效果的瓦斯烤肉炉及其控制方法
JP2019066127A (ja) * 2017-10-03 2019-04-25 株式会社パロマ 給湯器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4691215B2 (ja) * 2001-07-30 2011-06-01 株式会社ガスター 一缶二水路型風呂給湯器
CN103565294A (zh) * 2012-08-06 2014-02-12 关隆股份有限公司 具有恒温效果的瓦斯烤肉炉及其控制方法
JP2019066127A (ja) * 2017-10-03 2019-04-25 株式会社パロマ 給湯器

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