JPH10299591A - 樹脂製インテークマニホールド - Google Patents

樹脂製インテークマニホールド

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JPH10299591A
JPH10299591A JP10430197A JP10430197A JPH10299591A JP H10299591 A JPH10299591 A JP H10299591A JP 10430197 A JP10430197 A JP 10430197A JP 10430197 A JP10430197 A JP 10430197A JP H10299591 A JPH10299591 A JP H10299591A
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surge tank
welding
pipe part
connecting pipe
length
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JP10430197A
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Shoichi Hagiwara
正一 萩原
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Aisan Industry Co Ltd
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Aisan Industry Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05CINDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
    • F05C2225/00Synthetic polymers, e.g. plastics; Rubber
    • F05C2225/08Thermoplastics

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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Characterised By The Charging Evacuation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 分割部品で形成するとともにその分割面を溶
着して形成する樹脂製インテークマニホールドにおい
て、その溶着面積を大きくして耐圧性能を向上する。 【解決手段】 接続管部15をその軸方向に沿って分割
する面19aと、サージタンク部12を横断して分割す
る面19bとからなる一連の分割面19で接続管部15
とサージタンク部10を分割する。上記分割面19を溶
着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は樹脂製インテークマ
ニホールドに関するもので、より詳しくは、内燃機関の
スロットルボデーを介して吸入される空気を機関の各気
筒に分配するインテークマニホールドであって、特に樹
脂で成形されたインテークマニホールドに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような樹脂製のインテーク
マニホールドは、装置の軽量化、樹脂による断熱効果、
形状の自由度等が優れていることから採用されている。
【0003】そして、このような樹脂製インテークマニ
ホールドとして従来、図9乃至図13に示すように、ス
ロットルボデー1に連通するサージタンク部2と、機関
の各気筒にフランジ3を介して連通する吸気管部4と、
上記サージタンク部2と吸気管部4とを連通する半円周
状の接続管部5とを夫々合成樹脂で形成し、かつ、成形
上から、上記サージタンク2の略上半部と上記吸気管部
4と上記接続管部5の上半周部であってその内側半面を
一体にセンターピースX1 として成形し、上記接続管部
5の上半周部であってその外側半面を覆うアッパカバー
4aをアッパピースY1 として成形し、更に上記サージ
タンク2の略下半部と上記接続管部5の下半周部をロア
ーピースZ1 として、これら3分割部品を溶着して形成
している。
【0004】更に、上記センターピースX1 とロアーピ
ースZ1 との分割面6は、上記接続管部5を横断する面
6aとサージタンク2を横断する面6bで形成され、こ
の分割面6でセンターピースX1 とロアーピースZ1
超音波溶着等で溶着されている。そのため、この溶着部
は図11の太い破線W2 で示すラインとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な樹脂製インテークマニホールドにおいては、バックフ
ァイヤ等によりその内部に高圧(正圧)が発生する場合
があり、特に受圧面積の大きいサージタンク部では耐圧
性能が問題になる。
【0006】しかし、上記従来のような分割構造におい
ては、その分割部の溶着ラインW2が、図11の太い破
線で示すように、接続管部5における外側半周部とサー
ジタンク部2の外周壁部となるため溶着総面積が少な
く、そのため、その溶着部での受圧負荷が過大となって
耐圧性能を十分確保することが困難な問題があった。
【0007】そこで本発明は、上記の分割面、すなわち
溶着面の総面積を広くして耐圧性能を向上し得る樹脂製
インテークマニホールドを提供することを目的とするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の第1の発明は、スロットルボデー
に接続するサージタンク部と、機関の気筒に接続する吸
気管部と、上記サージタンク部と吸気管部を連通する接
続管部とからなるものにおいて、上記接続管部をその軸
方向に沿って分割する面と、サージタンク部を横断して
分割する面とからなる一連の分割面で接続管部とサージ
タンク部を分割し、該分割面を溶着したことを特徴とす
るものである。
【0009】本発明においては、サージタンクと接続管
部に渡る分割面の長さが従来の分割面に比べて接続管部
の軸方向に沿った長さ分だけ長くなる。そのため、この
分割面で溶着できる溶着長さ(溶着面の総面積)が増大
し、受圧面積に対する溶着面積が大きくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1乃至図8に示す実施例に基づ
いて本発明の実施の形態について説明する。本発明に係
る樹脂製インテークマニホールドは、図1及び図2に示
すように、スロットルボデー10にフランジ11を介し
て連通するサージタンク部12と、図示しない機関の各
気筒にフランジ13を介して連通する吸気管部14と、
上記サージタンク部12と吸気管部14とを連通する半
円周状の接続管部15とで構成されている。図の実施例
は4気筒用のもので、1個のサージタンク部12から4
本の接続管部15と、これに続いて4本の吸気管部14
が形成されている。
【0011】更に、上記サージタンク部12の底部以外
の部分と上記各吸気管部14と、上記各接続管部15の
上半周部と下半周部における内側半面部15aと、各接
続管部15における中間部の全周面部15bとが一体的
にセンターピースXとして樹脂により成形されている。
【0012】また、上記接続管部15における上半周
部、すなわち略1/4周部であって上記内側半面部15
aと中間部の全周面部15bを除く外側半面部は、上記
センターピースXと別部品で分割成形されたアッパカバ
ー16で閉塞され、これはアッパピースYとして樹脂に
より成形されている。そして、このアッパピースYは分
割面17によってセンターピースXに溶着されている。
このアッパカバー16における隣接する接続管部15の
間は連結片16aで連結されている。
【0013】更に、上記サージタンク部12の底部と上
記接続管部15における下半周部、すなわち、略1/4
周部であって上記内側半面部15aと中間部の全周面部
15bを除く外側半面部は、上記センターピースXと別
部品で分割成形されたロアーカバー18で閉塞され、こ
れは、ロアーピースZとして樹脂により成形されてい
る。このロアーカバー18における隣接する接続管部1
5の間は、図6及び図8に示すように連結片18aで連
結されている。したがって、上記センターピースXとロ
アーピースZとの分割面19は、図6及び図7に示すよ
うに、各接続管部15の両側における軸方向の略1/4
周に渡る長さの分割面19aと、サージタンク部12の
外周壁の周長に渡る長さの分割面19bの総和長とな
る。そのため、上記分割面19での溶着を図6の太い破
線で示すように行うことにより、従来構造の溶接ライン
2 に比べてW1 の部分だけ、すなわち各接続管部15
における軸方向の略1/4の倍の長さ分だけ長くなる。
【0014】このように溶着ラインWが長いことは、そ
の溶着総面積が従来に比し増大し、溶着部での受圧負荷
が従来に比して軽減され、耐圧性能を十分確保すること
ができる。
【0015】なお、上記各ピースX、Y、Zの分割面1
7,19には溶着用のフランジFが一体成形されてい
る。また、図3において、21,22はセンターピース
Xに一体形成した補強部を示す。
【0016】また、上記各ピースX、Y、Zは合成樹脂
材料により射出成形されており、その樹脂としては、例
えばエポキシ樹脂、ポリアセタール樹脂、ナイロン樹
脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリプチレンテ
レフタレート樹脂等が使用される。
【0017】また、上記各ピースX、Y、Zにおける各
分割面17,19の溶着は超音波溶着等で行う。そし
て、上記の樹脂製インテークマニホールドを機関に装着
して、スロットルボデー10より吸入された空気を、図
示しない燃料噴射装置から噴射された燃料と混合させて
サージタンク部12内に吸入し、該サージタンク部12
から各接続管部15に分流させて各吸気管部14から機
関の各気筒へ供給するようになっている。
【0018】なお、上記実施例は接続管部15を図2に
示すように半周屈曲させて反転させた場合の例である
が、接続管部15をサージタンクの下部から図2の左方
へ向かって反転することなく形成する場合にも本発明を
適用できるもので、本発明は上記実施例のような接続管
部15を反転させる構造のものに限るものではない。
【0019】
【発明の効果】以上のようであるから、請求項1記載の
発明によれば、成形上から分割される樹脂製インテーク
マニホールドにおいて、そのサージタンクと接続管部に
渡る分割面の長さを従来のものに比べて長くして、その
溶接面の総面積を増大することができる。したがって、
受圧面積に対する溶着面積が大きくなり、溶着部の負荷
を軽減し、例えば、バックファイア等で樹脂製インテー
クマニホールド内に高圧が発生した場合での耐圧性能を
向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すインテークマニホールド
全体の平面図。
【図2】図1におけるA−A線断面図。
【図3】図1におけるB−B線断面図。
【図4】図2におけるC−C線断面図。
【図5】図1におけるアッパカバーを外した平面図。
【図6】本発明の実施例におけるロアーカバーの平面図
で太い破線は溶着ラインを示す。
【図7】図6におけるD−D線断面図。
【図8】図6におけるE−E線断面図。
【図9】従来のインテークマニホールドを示す平面図。
【図10】図9におけるF−F線断面図。
【図11】従来のインテークマニホールドにおけるロア
ーカバーの平面図。
【図12】図11におけるG−G線断面図。
【図13】図11におけるH−H線断面図。
【符号の説明】
10…スロットルボデー 12…サージタンク 14…吸気管部 15…接続管部 19…分割面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スロットルボデーに接続するサージタン
    ク部と、機関の気筒に接続する吸気管部と、上記サージ
    タンク部と吸気管部を連通する接続管部とからなるもの
    において、 上記接続管部をその軸方向に沿って分割する面と、サー
    ジタンク部を横断して分割する面とからなる一連の分割
    面で接続管部とサージタンク部を分割し、該分割面を溶
    着したことを特徴とする樹脂製インテークマニホール
    ド。
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