JPH10295319A - 植物粉末・ビタミンc入り食塩 - Google Patents

植物粉末・ビタミンc入り食塩

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JPH10295319A
JPH10295319A JP9054384A JP5438497A JPH10295319A JP H10295319 A JPH10295319 A JP H10295319A JP 9054384 A JP9054384 A JP 9054384A JP 5438497 A JP5438497 A JP 5438497A JP H10295319 A JPH10295319 A JP H10295319A
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JP
Japan
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salt
powder
vitamin
table salt
amount
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JP9054384A
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Inventor
Nobuaki Hiroshima
信昭 廣嶋
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Tokyo Kogyo KK
Original Assignee
Tokyo Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食塩の味を良くし、かつ健康上、優れた効果
を奏する良質の食塩とする。 【解決手段】 ビタミンCを含む粉末として、植物粉末
あるいはビタミンCの結晶粉末を食塩に適量混入する。
ビタミンCを含む粉末としては、天然アセロラ、ローズ
ヒップ、抹茶、ヨモギ等の植物の他に、ユズ、ダイダ
イ、レモン等の柑橘類やリンゴ等の果実を使いる。粉末
の混入量は、食塩1kgに対して0.05g以上が好ま
しい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は食塩、特に調味用お
よび健康維持に優れた特性を有する食塩に関するもので
ある。食塩は食料用と工業用に広く用いられているが、
本発明は主として食料用の食塩に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、食塩は岩塩から得られるもの、天
日製塩により得られるもの、煎熬製塩により得られるも
の、あるいはイオン交換膜による製塩法により製造され
るものの等、種々の製塩法により製造されるものがある
が、一般に流通しているイオン交換膜による製法ではミ
ネラル等の微量元素が少なくなってしまう。また、煎熬
製塩により造られる食塩は、高温で煮つめるため苦汁を
多く含んだ食塩になってしまう。そのようなことから、
食塩の摂取のし過ぎは健康によくないとされ、特に高齢
者には減塩が薦められている。しかし、塩分は基本的に
人間の生存維持のために必要不可欠なものであり、これ
に代替する物質が他に全くないことから、調味料として
のみならず栄養素として生存に欠かせないものとなって
いる。したがって、人体に良い食塩を必要量摂取するこ
とが健康維持のために必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な背景において、良質の食塩を提供することを目的とす
るものである。すなわち、味が良いばかりでなく、健康
上に優れた効果を奏する良質の食塩を提供することを目
的とするものである。
【0004】また本発明は、水道水等の塩素を含む水に
混入させることにより、塩素を除去することもできる食
塩を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による食塩は、食
塩にビタミンCを含む粉末を適量混入してなることを特
徴とするものである。ビタミンCを含む粉末としては、
ビタミンCを含む植物の粉末あるいはビタミンCの結晶
粉末を使用することができる。
【0006】ビタミンCは、新鮮な野菜、果実、緑茶等
に多く含まれていることが知られているが、例えば、天
然アセロラ、ローズヒップ、抹茶、ヨモギ等の植物の他
に、ユズ、ダイダイ、レモン等の柑橘類やリンゴ等の果
実を使用することができる。また、これらの他にもビタ
ミンCを多量に含む植物であれば、各種の植物を使用す
ることができる。
【0007】食塩に混入される上記ビタミンCを含む粉
末の量は、その粉末の種類によって適量が異なるが、ビ
タミンCの結晶粉末や抹茶のようにビタミンCの割合が
多いものの場合には、食塩1kgに対して0.05g程
度でも効果があるし、アセロラ粉末の場合には食塩1k
gに対して1〜2g程度が適量である。
【0008】ここで「粉末」とは、細かいもの(微粉
末)から粗いもの(顆粒状)まで広く粉末状のものを意
味するもので、粒子サイズに特に制限はない。望ましく
は使用する食塩の粒子サイズよりは小さい方がよく、食
塩の粒子サイズに応じて適宜選択される。
【0009】
【発明の作用および効果】本発明の食塩は、粉末に含ま
れるビタミンCにより塩素分が中和されるため、味が良
いのみならずく、健康上に優れた効果を奏するものであ
る。したがって、調味料として使用することにより、食
品の味をおいしくすることができ、漬物に使用しても味
のよい漬物を作ることができる。また水道水等の塩素を
含む水に混入させると塩素を中和して身体に安心な水と
する効果がある。
【0010】
【実施例】常温処理乾燥により製造された1kgの食塩
に、約1.5gの天然アセロラの粉末を混入して植物粉
末入り食塩を作った。これを舌で嘗めて見たところ、苦
みがなく、まろやかな味がした。また、コップ1杯(2
00cc)の水に、本発明による植物粉末・ビタミンC
入り食塩を一つまみ(約1〜2g)入れた後、試薬のオ
ルトトリジン(残留塩素定量用試薬で残留塩素があると
黄色に変色する)を1〜2滴入れたところ、黄色に変色
せず、透明であって、塩素が中和されていることが確認
された。塩素分の除去(中和)は、撹拌棒で5、6回撹
拌することにより容易に確認することができた。
【0011】なお常温処理乾燥により製造された食塩と
は、天日塩そのままでは苦汁が多く含まれているので、
それを水洗いした後に乾燥させたもので、ミネラル等を
比較的多く含んだものである。しかし、本発明の植物粉
末・ビタミンC入り食塩に使用する食塩は、原料が天日
塩に限定されるものではなく、岩塩、化学塩、再生塩、
イオン交換塩、煎熬塩等、いかなる食塩を原料としても
よい。
【0012】なお、植物粉末やビタミンCの結晶粉末の
混入量は、目的に応じて食塩としての風味を損なわない
程度、さらにコストの観点から許される程度を勘案して
適量混入することが望ましい。アセロラの粉末の場合
は、上記のように1.5g程度を混入してみたところ良
好な結果が得られたが、ビタミンCの結晶粉末や抹茶の
場合は1kgの食塩に対して約0.05gで効果が得ら
れた。ビタミンCを含む粉末の混入量は、このように1
kgの食塩に0.05〜5g程度で効果があるが、これ
より少ないと効果が少ない。なお、混入量が多い場合に
は、食塩が着色して外観が多少損なわれたり、味も多少
低下したりするが、用途によっては実用上実害はなく、
この混入量の適正値は、原料として使用した食塩、およ
びビタミンCを含む粉末の種類によって異なるものであ
り、その好ましい混入量は、それら各種の原料に応じて
広い範囲(例えば0.05g〜300g)の中で試食、
試用を繰り返して適宜決められるものである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビタミンCを含む粉末を適量混入してな
    ることを特徴とする食塩。
  2. 【請求項2】 前記粉末がビタミンCを含む植物の粉末
    であることを特徴とする請求項1記載の食塩。
  3. 【請求項3】 前記植物の粉末が、天然アセロラ、ロー
    ズヒップ、抹茶およびヨモギの粉末のうちの少なくとも
    一つであることを特徴とする請求項2記載の食塩。
  4. 【請求項4】 前記植物の粉末が果実の粉末であること
    を特徴とする請求項2記載の食塩。
  5. 【請求項5】 前記粉末がビタミンCの結晶粉末である
    ことを特徴とする請求項1記載の食塩。
  6. 【請求項6】 前記粉末が、食塩1kgに対して、0.
    05g以上混入されていることを特徴とする請求項1か
    ら5いずれか1項記載の食塩。
JP9054384A 1997-02-25 1997-03-10 植物粉末・ビタミンc入り食塩 Withdrawn JPH10295319A (ja)

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JP9-40485 1997-02-25
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010003980A (ko) * 1999-06-26 2001-01-15 이종옥 쑥 소금의 제조방법
JP2002153236A (ja) * 2000-11-20 2002-05-28 Rokko Sogo Kenkyusho:Kk 調味用食塩およびその製造方法
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CN106235260A (zh) * 2016-08-19 2016-12-21 中盐新干盐化有限公司 一种食品腌制用盐的制备方法

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