JPH10292963A - 空調装置 - Google Patents
空調装置Info
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- JPH10292963A JPH10292963A JP10048397A JP10048397A JPH10292963A JP H10292963 A JPH10292963 A JP H10292963A JP 10048397 A JP10048397 A JP 10048397A JP 10048397 A JP10048397 A JP 10048397A JP H10292963 A JPH10292963 A JP H10292963A
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Abstract
縮機11の吸引口11bへの帰還の中断時、圧縮機11
の作動を停止する安全装置60を設けた。
Description
特に、圧縮機で圧縮した冷媒を強制循環させて冷暖房を
行う熱ポンプ式空調装置に関する。
冷暖房を行う熱ポンプ式空調装置においては、圧縮機か
ら冷媒を吐出する際に、冷媒と共に圧縮機潤滑用のオイ
ルが混ざって吐出されている。このため、潤滑用オイル
が圧縮機から無くなってしまうことを防止するために、
圧縮機から吐出した冷媒を一旦オイル分離器を通してオ
イルを分離し、この分離したオイルを再度、圧縮機に帰
還させるようにしていた。かような空調装置の一例が、
特開平4−13052号公報に開示されている。しかし
て、この公報に開示の空調装置においては、圧縮機の吸
引口とオイル分離器の戻し口とが配管にて連結されてお
り、この配管中には、電磁弁が配設されている。そし
て、圧縮機の作動中のみ電磁弁が開かれて、オイルが圧
縮機に帰還されるようになっている。
来技術においては、電磁弁の開・閉が圧縮機の作動中・
静止中になされるが、電磁弁が故障した場合、圧縮機の
作動中、オイルの圧縮機への帰還が遮断されるので、そ
の場合、圧縮機のオイル不足は免れない。しかして、か
かる状態下で空調機の運転を継続すると、圧縮機の焼き
付けが惹起される虞がある。
空調機を提供することを、技術的課題とするものであ
る。
るために請求項1記載の発明において講じた技術的手段
は、冷媒が圧縮機の吐出口と吸引口との間の冷媒回路を
強制循環されて冷暖房を行い、前記圧縮機の潤滑用オイ
ルが前記冷媒回路に設けられたオイルセパレータ、電磁
弁および第1配管を介して圧縮機の吸引口に帰還され、
前記冷媒が前記冷媒回路に設けられた第2配管を介して
前記圧縮機の吸引口に帰還されるようにした空調装置に
おいて、前記圧縮機の作動中、前記潤滑用オイルの前記
圧縮機の吸引口への帰還の中断時、前記圧縮機の作動を
停止する安全装置を設けた空調装置を構成したことであ
る。
記載の発明において講じた技術的手段は、請求項1記載
の前記安全装置を、前記第2配管が前記第1配管と合流
する前後の温度差に依拠して前記中断を行うように構成
したことである。
中、電磁弁の故障により、潤滑用オイルの圧縮機の吸引
口への帰還の中断時、圧縮機の作動を停止するので、圧
縮機が潤滑用オイルなしで駆動することがなく、それに
伴う焼き付けが防止される。
滑用オイルと合流すると温度が上昇するので、第2配管
と第1配管との合流部の上流の温度は、この合流部の下
流の温度よりも高くなる。このことに鑑みれば、両者間
の値が近接した状態を、圧縮機の作動中、潤滑用オイル
の圧縮機の吸引口への帰還の中断と看做すことができ、
簡単に、当該中断を検知できる。
施形態を添付図面にもとづいて説明する。
備える。圧縮機11はガスエンジン20で駆動されるよ
うになっており、圧縮機11が駆動されると、圧縮機1
1の吐出口11aから潤滑用オイルが混在した冷媒が、
配管30を介して、オイルセパレータ12の入口12a
に供給される。しかしてオイルセパレータ12に供給さ
れた潤滑用オイルが混在した冷媒は分離せられ、分離さ
れたオイルは、オイルセパレータ12の第1出口12
b、配管31、電磁弁45および配管32を介して圧縮
機11の吸引口11bに吸引ないし帰還されるようにな
っている。電磁弁45は、マイクロプロセッサたる制御
装置60の統制下にあり、圧縮機11が駆動されている
間(休止している間)、常時、開かれて(閉じられて)
いるようになっている。
から分離された冷媒は、オイルセパレータ12の第2出
口12c、配管33、4方向弁19の第1ポート19
a、4方向弁19の第2ポート19b、配管34、室外
熱交換器13、配管35、レシーバ14、配管36、フ
ィルタドライヤ15、配管37、膨張弁16、配管3
8、蒸発器17、配管39,4方向弁19の第3ポート
19c、4方向弁19の第4ポート19d、配管40、
ストレーナ50、配管41、アキュムレータ18および
配管42を介して、圧縮機11の吸引口11bに吸引な
いし帰還されるようになっている。かくして、圧縮機1
1の作動中、冷媒は、かように冷媒回路70を強制的に
循環されて冷房を行うようになっている。
に変移されると、4方向弁19の第1ポート19aと第
3ポート19cとが、第2ポート19bと第4ポート1
9dとが、夫々連通するようになり、オイルセパレータ
12において潤滑オイルから分離された冷媒は、オイル
セパレータ12の第2出口12c、配管33、4方向弁
19の第1ポート19a、4方向弁19の第3ポート1
9c、配管39,凝縮器17、配管38、膨張弁16、
配管37、フィルタドライヤ15、配管36、レシーバ
14、配管35、室外熱交換器13、配管34、4方向
弁19の第2ポート19b、4方向弁19の第4ポート
19d、配管40、ストレーナ50、配管41、アキュ
ムレータ18および配管42を介して、圧縮機11の吸
引口11bに吸引ないし帰還されるようになっている。
かくして、圧縮機11の作動中、冷媒は、かように冷媒
回路70を強制的に循環されて暖房を行うようになって
いる。
する。合流部Mを境として配管42は、上流側配管42
aと下流側配管42bとに区画される。上流側配管42
aには温度センサ62が設けられており、上流側配管4
2aを流れる冷媒の温度T1を測定し、刻々と制御装置
60に信号として伝送している。また、下流側配管42
bには温度センサ61が、設けられており、下流側配管
42bを流れる冷媒の温度T2を測定し、刻々と制御装
置60に信号として伝送している。制御装置60におい
ては、この温度差TD(T2−T1)を常時計算してお
り、温度差TDが所定値(例えば、摂氏3度未満)の状
態が所定の時間継続すれば、電磁弁45が故障して閉じ
られ、潤滑用オイルが、圧縮機11の吸引口11bに吸
引ないし帰還されないと看做し、圧縮機11のクラッチ
11cが断たれ、圧縮機11の作動が停止するようにな
っている。これにより、圧縮機11の潤滑不足による焼
き付きが防止される。この手順は、図2のフローチャー
トに示す通りである。
通りである。すなわち、オイルセパレータ12で分離さ
れた後、配管32を通過するオイルは、圧縮機11の吐
出口11aから吐出された直後で移動距離も短いので、
その温度は高く、高圧相当温度に近い温度となる。一
方、配管42は低圧回路であって、上流側配管42aを
通過する冷媒は、温度が低く、低圧相当温度に近くな
る。下流側配管42bを通過する冷媒は、上流側配管4
2aを通過して来た冷媒に配管32を通過した潤滑用オ
イルが加わることから、下流側配管42bの温度T2は
上流側配管42aの温度T1はよりも高くなる。かくし
て、空調装置の通常作動中、温度差TD(T2−T1)
は大きなものとなる。しかし、電磁弁45が故障して閉
じられ、今まで流れていた潤滑用オイルが配管32を流
れなくなると、下流側配管42bの温度T2は漸次低下
し、上流側配管42aの温度T1に近接する。この点に
着目し、本発明においては、温度差TDが所定値(例え
ば、摂氏3度)未満の状態が所定の時間継続すれば、電
磁弁45が故障して閉じられ、潤滑用オイルが、圧縮機
11の吸引口11bに吸引ないし帰還されないと看做し
たのである。
れば、電磁弁の故障により、圧縮機の作動中、潤滑用オ
イルの圧縮機の吸引口への帰還の中断時、圧縮機の作動
を停止するので、圧縮機が潤滑用オイルなしで駆動する
ことに伴う焼き付けが防止される。
請求項1の発明の効果に加え、第2配管が第1配管と合
流する前後の温度差に依拠して前記中断を行うようにし
たので、簡単に、当該中断を検知できる。
である。
ャートである。
Claims (2)
- 【請求項1】 冷媒が圧縮機の吐出口と吸引口との間の
冷媒回路を強制循環されて冷暖房を行い、前記圧縮機の
潤滑用オイルが前記冷媒回路に設けられたオイルセパレ
ータ、電磁弁および第1配管を介して圧縮機の吸引口に
帰還され、前記冷媒が前記冷媒回路に設けられた第2配
管を介して前記圧縮機の吸引口に帰還されるようにした
空調装置において、前記圧縮機の作動中、前記潤滑用オ
イルの前記圧縮機の吸引口への帰還の中断時、前記圧縮
機の作動を停止する安全装置を設けた空調装置。 - 【請求項2】 前記安全装置は、前記第2配管が前記第
1配管と合流する前後の温度差に依拠して前記中断を行
うようにした、請求項1記載の空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10048397A JPH10292963A (ja) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | 空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10048397A JPH10292963A (ja) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | 空調装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10292963A true JPH10292963A (ja) | 1998-11-04 |
Family
ID=14275183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10048397A Pending JPH10292963A (ja) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | 空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10292963A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008145071A (ja) * | 2006-12-12 | 2008-06-26 | Denso Corp | 冷凍サイクル装置 |
JP2010127521A (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和装置 |
CN115183510A (zh) * | 2022-07-18 | 2022-10-14 | 青岛海尔空调电子有限公司 | 一种空调***、压缩机回油***及控制方法 |
-
1997
- 1997-04-17 JP JP10048397A patent/JPH10292963A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008145071A (ja) * | 2006-12-12 | 2008-06-26 | Denso Corp | 冷凍サイクル装置 |
JP2010127521A (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和装置 |
CN115183510A (zh) * | 2022-07-18 | 2022-10-14 | 青岛海尔空调电子有限公司 | 一种空调***、压缩机回油***及控制方法 |
CN115183510B (zh) * | 2022-07-18 | 2023-11-24 | 青岛海尔空调电子有限公司 | 一种空调***、压缩机回油***及控制方法 |
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