JPH10291204A - 単板接合機における詰まり防止装置 - Google Patents

単板接合機における詰まり防止装置

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JPH10291204A
JPH10291204A JP11873697A JP11873697A JPH10291204A JP H10291204 A JPH10291204 A JP H10291204A JP 11873697 A JP11873697 A JP 11873697A JP 11873697 A JP11873697 A JP 11873697A JP H10291204 A JPH10291204 A JP H10291204A
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JP
Japan
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veneer
chips
cutting
conveyor
joint
Prior art date
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Pending
Application number
JP11873697A
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English (en)
Inventor
Kazunori Ogata
和徳 尾形
Toshimichi Nishiyama
俊道 西山
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Hashimoto Denki Co Ltd
Original Assignee
Hashimoto Denki Co Ltd
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Publication date
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  • Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単板接合機における接合部での詰まりを防止
することにより生産性の向上と歩留りの向上を図るこ
と。 【解決手段】 切屑Wの落下をガイドするガイド板G
と、該ガイド板Gの両側部または何れか一方から切屑W
の通過を検知する検知器Pと、該検知器Pの検知信号の
検知状態が予め設定された設定時間以上継続した時搬入
コンベヤ2の再起動を停止すると共に警報装置Zを作動
させる制御回路Cとからなること

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は合板製造の分野にお
いて利用されるものであって、特にベニヤレース、ベニ
ヤスライサー等の単板切削装置によって切削された帯状
に連ならない端尺単板等を主たる対象にして、有寸巾に
切断し前後の切屑を落下分離して単板相互の端面の接合
部にビーズ状の溶融ホットメルト樹脂を糊付し、これを
更に冷圧してすだれ状に連った横はぎ製品に接合するよ
うにした単板接合機における詰まり防止装置の改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種単板接合機として、例えば
先願発明になる特願平8−217807号の如き単板接
合機における接合補助装置が開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
単板接合機の改良に関するものであって、特に原板と呼
ばれる合板の表面または裏面に利用される0.6ミリ程
度の薄い単板の接合、即ち、一般にベニヤレースにより
切削され巻取時に両サイドに貼着されたドライヤ乾燥時
の割れ防止用の補強用紙テープ等により補強された単板
を切断接合する際に、一部固定刃に紙テープ等が貼着残
存するか、または繊維が複雑に交差していて髭状の繊維
の切り残りにより一方が垂れ下がって他の一方が移送線
上に飛び出て立った姿態となって接合部付近に残りこれ
が接合後の後続単板の搬送を阻止して後続単板を詰まら
せる不具合が多々発生し生産性および歩留りを大幅に低
下させていたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
することを目的とし、単板移送路の所定位置に設定した
単板接合部にて、先行単板の後縁切断と後続単板の前縁
切断と各切屑の落下分離と前記両単板の端面を接合した
接合部の接合線上への熔融ホットメルト樹脂の糊付けと
その冷圧とを交々行って有寸巾の単板をすだれ状に連っ
た横はぎ製品に接合するようにした単板接合機におい
て、切断接合部の直下に配設された切屑の落下をガイド
するガイド板と、該ガイド板の両側部または何れか一方
の側部から切屑の通過を検知する検知器と、該検知器の
検知信号の検知状態が予め設定された設定時間以上継続
した時搬入コンベヤの再起動を停止すると共に警報装置
を作動させる制御回路とからなることを特徴とするもの
である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0006】図1および図2は本発明の詰まり防止装置
を単板接合機に適用した時の一連工程を例示した側面図
と平面図であって、図中1は単板切断接合機、2は搬入
コンベヤ、3は搬出コンベヤ、4は定規コンベヤ、5は
定尺クリッパー、6は積込コンベヤである。Gは切屑W
の落下をガイドするためのガイド板、Pはガイド板の中
間部に配設され前記切屑Wを検知する投下型または反射
型の光電スイッチ等からなる検知器、Cは前記検知器の
検知信号により詰まり状態か否かを判別して搬入コンベ
ヤ2のモ−タ−Mの再起動を一旦停止すると共に警報装
置Zを作動させる制御回路、Kは単板の両サイド貼着さ
れた補強用紙テープである。
【0007】上記単板切断接合機1は搬入コンベヤ2お
よび定規コンベヤ4により一側の木口面を整列して搬入
されて来る前後の両端面に厚薄や不規則端縁等の不良部
を有する端尺単板乃至は板面中に干割れや節穴等の不良
部を有する連続単板等を、次段に配設された前記単板切
断接合機1中の可動刃7aと固定刃7bからなる切断ナ
イフ7によって有寸巾に切断し、この有寸巾に切断され
た前記単板を、前記切断ナイフ7の固定刃7b上に設定
された単板接合部にて先行単板8aの後縁切断個所と後
続単板8bの前縁切断個所の端面を接合した前記両単板
の接合部の補強用紙テープKの貼着部を除く接合線上に
向けて空間からビーズ状の溶融ホットメルト樹脂Aを射
出する糊付ノズル9により前記単板接合部の接合線上に
沿って点付け状に溶融ホットメルト樹脂Aを塗着すると
共に、前記接合線上に塗着した点付け状の溶融ホットメ
ルト樹脂Aを押圧冷却バー10a,10bにより冷圧し
てすだれ状に連った横はぎ製品に接合し、次で搬出コン
ベヤ3および積込コンベヤ6によりこれを間欠的に搬出
し乍ら前記すだれ状に連った横はぎ製品を定尺クリッパ
ー5により所定の定尺寸法に切断して後段の積込工程等
に移送するように前記単板接合機1に関連した一連の横
はぎ工程が形成されているものである。
【0008】而して前記一連の横はぎ工程の前記単板接
合機1に適用される本発明の詰まり防止装置は、可動刃
7aと固定刃7bからなる切断ナイフ7による端尺単板
乃至は連続単板等の有寸切断衝合機構と、糊付ノズル9
による溶融ホットメルト樹脂Aの点付け塗着機構と、押
圧冷却バー10a,10bによる点付け溶融ホットメル
ト樹脂Aの冷圧機構および単板接合部において単板屑が
残留しているか否かを検知して搬入コンベヤ2の再起動
を一時停止させると共にブザー等の警報装置Zにより警
報する制御回路Cとから本発明の特定機構が構成されて
いるものであって、これら本発明の特定機構は図3およ
び図4(イ)〜(リ)にその一実施例を開示したよう
に、先ずその有寸切断機構は、搬入コンベヤ2と搬出コ
ンベヤ3からなる単板移送路の接続部に上下動自在に架
設した可動刃7aと固定刃7bからなる切断ナイフ7に
よって移送過程の端尺単板8等の厚薄、不規則端縁、干
割れ、節穴等の不良部が切断されて有寸巾の中間製品に
成形されると共に、前記有寸巾からなる中間製品の先行
単板8aの後縁切断個所と、後続単板8bの前縁切断個
所とが固定刃7b上に設定された単板接合部上で切屑W
を排除し乍ら相互の端面を接合するようにした有寸切断
接合機構に構成されている。またその点付け塗着機構
は、前記固定刃7b上に設定された単板接合部の斜め上
方の空間に溶融ホットメルト樹脂をビーズ状に空間から
単板接合部の単板接合線上に向けて射出自在に、樹脂加
熱溶融ヒーター、樹脂加圧ポンプ、樹脂開閉バルブ等の
一連機器に接続した制御可能な糊付ノズル9が前記単板
接合部の単板接合線上に沿って複数個直列に架設されて
いて、ビーズ状の溶融ホットメルト樹脂の点付け塗着機
構に構成されている。次にまたその冷圧機構は、単板接
合部の直上に上下動自在に架設されている切断ナイフ7
の可動刃7a側の両面に昇降および開閉自在に水冷式の
押圧冷却バー10a,10bが前記糊付ノズル9の配列
に対応して併設され、該押圧冷却バー10a,10bを
チリングユニット等の水冷器11に可撓ホース等で循環
可能に接続すると共に、流体シリンダー等の作動機構1
2aに板ばね、弦巻ばね等からなるリンク機構12bと
押圧開閉機構12cを装着して、前記可動刃7aの上下
動作とは別個に、該押圧冷却バー10a,10bの両側
を昇降および開閉自在に前記可動刃7aの両面に併設す
ることによって、前記単板接合部の単板接合線上に塗着
された点付け溶融ホットメルト樹脂を冷圧固化させる冷
圧機構に構成されているものである。
【0009】また、図4の(イ)はベニヤ単板8bが供
給されこれから前縁切断に入るところである。(ロ)は
可動刃7aにより前縁切断が行われ切屑Wがガイド板G
上に落下しょうとしているところである。(ハ)は可動
刃7aが上昇し搬出コンベヤ3が下降して先行単板8a
の後端と後続単板8bの先端を接合したところで、この
時一方の補強用紙テープKが完全に切断できずガイド板
G上に切屑Wが残っている。(ニ)は先行単板8aと後
続単板8bの接合部にビーズ状の溶融ホットメルト樹脂
の点付けしているところである。(ホ)はビーズ状の溶
融ホットメルト樹脂を冷却バー10a,10bで冷却固
化しているところである。(ヘ)は冷却バー10a,1
0bが上昇して搬入コンベヤ2が再起動しようとしてい
るところである。この(ロ)から(ヘ)までは連続動作
で行われる。従ってこの(ヘ)の状態で切屑Wの除去を
行う。(ト)は切屑Wが除去されたので検知器Pから制
御回路Cに信号が伝えられ該制御回路Cが通常状態に復
帰して搬送を再開し後縁切断のために停止したところで
ある。(チ)は可動刃7aにより後縁切断をしていると
ころである。(リ)は可動刃7aが上昇し搬出コンベヤ
3が次の前縁切断のために上昇しようとしているところ
であり、以下(イ)の状態に戻り、(イ)から(リ)の
動作が繰り返し行われる。
【0010】更にまた、通常(ロ)に示す切断から
(ヘ)に示す接合完了までの所要時間は約0.6秒以上
必要とされ、また更に切屑Wが検知器Pを通過する時間
は略0.01秒以下でであるので制御回路Cにおける詰
まり状態の判定のための設定時間は0.01秒を目安に
設定される。従って0.01秒以上検知器Pが検知状態
となった時に制御回路Cから搬入コンベヤ2のモーター
Mに再起動をさせない信号を伝えて一時停止させると共
にブザ−等の警報装置Zにより警告音を発生させて詰ま
りの発生を防止する。この結果オペレーターが単板を供
給しても搬入コンベヤ2が作動しないので刃口で後続単
板が搬送されることなく詰まりが防止されオペレーター
は直ちに検知部にある切屑Wを除去することにより制御
回路Cが通常状態に復帰して再起動されて継続して接合
作業が行われる。
【0011】
【発明の効果】本発明は以上に詳述したように、単板移
送路の所定位置に設定した単板接合部にて、先行単板の
後縁切断と後続単板の前縁切断と各切屑の落下分離と前
記両単板の端面を接合した接合部の接合線上への熔融ホ
ットメルト樹脂の糊付けとその冷圧とを交々行って有寸
巾の単板をすだれ状に連った横はぎ製品に接合するよう
にした単板接合機において、切断接合部の直下に配設さ
れた切屑の落下をガイドするガイド板と、該ガイド板の
両側部または何れか一方の側部から切屑の通過を検知す
る検知器と、該検知器の検知信号の検知状態が予め設定
された設定時間以上継続した時搬入コンベヤの再起動を
停止すると共に警報装置を作動させる制御回路とからな
ることを特徴とする詰まり防止装置を単板接合機に適用
することによって、従来装置に惹起していた搬入コンベ
ヤの再起動時に発生していた接合部の搬入口および搬出
口での単板詰まりを事前に払拭して、単板接合機におけ
る接合動作の安定化および詰まりによる単板の破損およ
び刃物の破損ならびに詰まり単板の除去作業によるロス
時間等を防止したことにより生産性の向上と歩留りの向
上が併せ得られたものであり実施効果の極めて顕著なも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置を単板接合機に適用した一連工程の
側面図。
【図2】本発明装置を単板接合機に適用した一連工程の
平面図。
【図3】本発明装置の要部を示す一部拡大側面図。
【図4】本発明装置の動作説明図。
【符号の説明】
1 単板切断接合機 2 搬入コンベヤ 3 搬出コンベヤ 4 定規コンベヤ、 5 定尺クリッパー 6 積込コンベヤ 7 切断ナイフ 7a 可動刃 7b 固定刃 8 端尺単板8 8a 先行単板 8b 後続単板 9 糊付ノズル 10a 押圧冷却バー 10b 押圧冷却バー 11 水冷器 12a 作動機構 12b リンク機構 12c 押圧開閉機構 13 単板検知器、 14 間欠作動機構、 15 間欠作動機構、 16 押圧貼着機構 A ホットメルト樹脂 C 制御回路 G ガイド板 K 紙テープ P 検知器 M モ−タ− W 切屑 Z 警報装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単板移送路の所定位置に設定した単板接
    合部にて、先行単板の後縁切断と後続単板の前縁切断と
    各切屑の落下分離と前記両単板の端面を接合した接合部
    の接合線上への熔融ホットメルト樹脂の糊付けとその冷
    圧とを交々行って有寸巾の単板をすだれ状に連った横は
    ぎ製品に接合するようにした単板接合機において、切断
    接合部の直下に配設された切屑の落下をガイドするガイ
    ド板と、該ガイド板の両側部または何れか一方の側部か
    ら切屑の通過を検知する検知器と、該検知器の検知信号
    の検知状態が予め設定された設定時間以上継続した時搬
    入コンベヤの再起動を停止すると共に警報装置を作動さ
    せる制御回路とからなることを特徴とする単板接合機に
    おける詰まり防止装置。
JP11873697A 1997-04-21 1997-04-21 単板接合機における詰まり防止装置 Pending JPH10291204A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101817190A (zh) * 2010-04-13 2010-09-01 广州弘亚机械有限公司 刮胶装置,封边机
CN107322711A (zh) * 2017-08-25 2017-11-07 湖州民阁木业有限公司 一种旋转式木板拼接机
JP2018183926A (ja) * 2017-04-26 2018-11-22 橋本電機工業株式会社 横はぎ単板製造システム

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