JPH10290793A - 磁気共鳴撮像方法および装置 - Google Patents

磁気共鳴撮像方法および装置

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JPH10290793A
JPH10290793A JP9101624A JP10162497A JPH10290793A JP H10290793 A JPH10290793 A JP H10290793A JP 9101624 A JP9101624 A JP 9101624A JP 10162497 A JP10162497 A JP 10162497A JP H10290793 A JPH10290793 A JP H10290793A
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JP
Japan
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unit
coil
magnetic resonance
coils
signal
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JP9101624A
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English (en)
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Koji Suga
浩治 菅
Katsuhiko Ozawa
克彦 小澤
Homare Ito
誉 伊藤
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GE Healthcare Japan Corp
Original Assignee
GE Yokogawa Medical System Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチコイル型のRFコイルを用いて適正な
撮像を行う磁気共鳴撮像方法および装置を実現する。 【解決手段】 並設された複数のRFコイルの中から選
択されたRFコイルを用いて磁気共鳴信号を測定する測
定手段(M,B,G,R,RV,AD)と、測定信号に
基づいて画像を生成する画像生成手段(COM)とを備
えた磁気共鳴撮像装置であって、撮像範囲に応じて磁気
共鳴信号の測定に使用するRFコイルを選択する選択手
段(COM)を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気共鳴撮像方法
および装置に関し、特に、マルチコイル(multi-coil)型
のRFコイル(radio frequency coil)を用いて磁気共鳴
信号を測定し、それに基づいて画像を生成する磁気共鳴
撮像方法および装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気共鳴撮像(magnetic resonance imag
ing : MRI)において磁気共鳴信号の測定に用いられ
るマルチコイル型のRFコイルは、複数の単位RFコイ
ルをアレイ(array) 状に並設して構成される。磁気共鳴
信号は個々の単位RFコイルを通じてそれぞれ測定さ
れ、これら複数の測定信号に基づいて画像の生成(再構
成)が行われる。
【0003】マルチコイル型のRFコイルは、例えば、
標準的な体格の被検体の頸部から腰部までの長さに相当
する長さを有し、この長さ範囲にわたって均等に配設さ
れた例えば8個程度の単位RFコイルを有する。各単位
RFコイルの感度方向はそれらの並設方向に垂直になっ
ている。このようなマルチコイル型のRFコイルを、そ
の長手方向を被検体の体軸に沿わせた状態で磁気共鳴撮
像を行う。
【0004】その際、例えば8個の単位RFコイルのう
ち、被検体の体軸方向の撮像予定範囲に対応する単位R
Fコイルの組が、予め操作者によって選択され、この選
択された単位RFコイルの組が磁気共鳴信号の測定に使
用される。
【0005】実際の撮像においては、先ず、例えばサジ
タル(sagittal)断層像もしくはコロナル(coronal) 断層
像等のような体軸に平行な断層像が撮像され、その画像
上での関心領域等に基づいて、操作者により、撮影すべ
き体軸断層(アキシャルスライス(axial slice) )の位
置が設定される。このような作業はスキャン(scan)計画
と呼ばれる。スキャン計画時に撮像されるサジタル(sag
ittal)断層像等はスカウト(scout) 画像と呼ばれる。
【0006】スキャン計画の確定後に、スキャン計画に
よって設定された新たなFOV(field of view) の中央
が撮像装置の有効撮像領域の中央(マグネットセンタ(m
agnet center) )に来るように、RFコイルと被検体と
を載置した天板の位置を調節し、その後に本スキャンを
行う。本スキャン時の磁気共鳴信号の測定には、最初に
選択された単位RFコイルの組が使用される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】被検体上のランドマー
ク(land mark) やFOVあるいはスカウト画像における
関心領域の位置によっては、FOV中央の位置が、体軸
方向において、単位RFコイルの組に関し片側に寄って
しまうことがある。そのような場合は、本来撮像したい
領域を適正に撮像できなくなるおそれが出てくる。ま
た、FOVの中央を撮像装置の有効撮像領域の中央に合
わせたとき、組をなす単位RFコイルのうちFOVの中
央から遠い側のものは、有効撮像領域の外にはみ出すこ
とがあり得る。
【0008】有効撮像領域からはみ出した単位RFコイ
ルもその感度範囲に入感する信号を測定するが、有効撮
像領域外では正しい勾配磁場が保証されないので、この
部分から得られる測定信号は周波数誤差を有する。その
ような測定信号は再構成画像にゴースト(ghost) を生じ
て画質を低下させる。また、ゴーストは画像の読影の妨
げになり、さらには読影を誤らせる恐れもある。
【0009】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、マルチコイル型のRFコイ
ルを用いて適正な撮像を行う磁気共鳴撮像方法および装
置を実現することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
(1)上記の課題を解決する第1の発明は、並設された
複数のRFコイルの中から選択されたRFコイルを用い
て磁気共鳴信号を測定し、測定信号に基づいて画像を生
成する磁気共鳴撮像方法であって、前記RFコイルの並
設方向における撮像範囲に応じて磁気共鳴信号の測定に
使用する前記RFコイルを選択することを特徴とする。
【0011】(2)上記の課題を解決する第2の発明
は、並設された複数のRFコイルの中から選択されたR
Fコイルを用いて磁気共鳴信号を測定する測定手段と、
前記測定手段の測定信号に基づいて画像を生成する画像
生成手段とを備えた磁気共鳴撮像装置であって、前記R
Fコイルの並設方向における撮像範囲に応じて磁気共鳴
信号の測定に使用する前記RFコイルを選択する選択手
段を具備することを特徴とする。
【0012】第2の発明において、前記RFコイルが、
各コイルのループ面を隣同士で部分的に重ね合わせて並
設されたものであることが、相互にデカップリングする
点で好ましい。
【0013】(3)上記の課題を解決する第3の発明
は、並設された複数のRFコイルの中から予め選択され
たRFコイルを用いて磁気共鳴信号を測定する測定手段
と、前記測定手段の測定信号に基づいて画像を生成する
画像生成手段とを備えた磁気共鳴撮像装置であって、前
記RFコイルの並設方向における撮像範囲に応じて前記
予め選択されたRFコイルを変更する変更手段を具備す
ることを特徴とする。
【0014】(作用)本発明では、磁気共鳴信号の測定
に使用するRFコイルを撮像範囲に応じて選択しまた変
更する。これによって、不要な単位コイルを除外し、必
要な単位コイルを参加させたRFコイルの組み合わせが
形成される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は実施の形態
に限定されるものではない。
【0016】図1に磁気共鳴撮像装置のブロック(bloc
k) 図を示す。本装置は本発明の実施の形態の一例であ
る。本装置の構成によって、本発明の装置に関する実施
の形態の一例が示される。また、本装置の動作によっ
て、本発明の方法に関する実施の形態の一例が示され
る。
【0017】(構成)本装置の構成を説明する。図1に
示すように、本装置においては概ね円筒形を成す静磁場
発生部Mがその内部空間に均一な静磁場を形成するよう
になっている。静磁場発生部Mの内部には、概ね円筒形
を成す勾配コイル(coil)部Gと送信コイル部Bが中心軸
を共有して配置されている。静磁場発生部Mと、勾配コ
イル部Gと、送信コイル部Bは本装置のマグネットシス
テム(magnet system) を構成する。
【0018】マグネットシステムの内部に形成される概
ね円柱状の空間に、天板Sに載置された被検体Oが搬入
される。天板S上には受信コイル部Rも載置されてい
る。被検体Oは受信コイル部R上に横たえられる。
【0019】勾配コイル部Gには勾配駆動部GRが接続
されている。勾配駆動部GRは勾配コイル部Gに駆動信
号を与えて勾配磁場を発生させるようになっている。発
生する勾配磁場は、スライス(slice) 勾配磁場、読み出
し勾配磁場および位相エンコード(encode)勾配磁場の3
種である。
【0020】送信コイル部Bには送信部TRが接続され
ている。送信部TRは送信コイル部Bに駆動信号(RF
(radio frequency) 信号)を与えてRF磁場を発生さ
せ、被検体Oの体内のスピン(spin)を励起するようにな
っている。
【0021】励起されたスピンが発生する磁気共鳴信号
が受信コイル部Rによって検出されるようになってい
る。受信コイル部Rには受信部RVが接続されている。
受信部RVは受信コイル部Rが検出した信号を受信する
ようになっている。
【0022】天板Sには搬送部BRが力学的に連結され
ている。搬送部BRは天板Sを駆動してその進退および
位置決めを行う。受信部RVにはアナログ・ディジタル
(analog-to-digital) 変換部ADが接続されている。ア
ナログ・ディジタル変換部ADは受信部RVのアナログ
出力信号をディジタル信号に変換するようになってい
る。アナログ・ディジタル変換部ADはコンピュータ(c
omputer)COMに接続されている。
【0023】コンピュータCOMはアナログ・ディジタ
ル変換部ADからディジタル信号を入力し、図示しない
メモリ(memory)に記憶する。メモリ内にはデータ(data)
空間が形成される。このデータ空間は2次元フーリエ(F
ourie)空間を構成する。コンピュータCOMは、この2
次元フーリエ空間のデータを2次元逆フーリエ変換して
被検体Oの画像を生成(再構成)するようになってい
る。
【0024】コンピュータCOMには制御部CNTが接
続されている。制御部CNTには勾配駆動部GR、送信
部TR、受信部RV、搬送部BRおよびアナログ・ディ
ジタル変換部ADが接続されている。制御部CNTは、
コンピュータCOMから与えられる指令に基づいて勾配
駆動部GR、送信部TR、受信部RV、搬送部BRおよ
びアナログ・ディジタル変換部ADをそれぞれ制御する
ようになっている。
【0025】コンピュータCOMには表示部DISと操
作部OPが接続されている。表示部DISはコンピュー
タCOMから出力される再構成画像を含む各種の情報を
表示するようになっている。操作部OPは操作者によっ
て操作され、各種の指令や情報等をコンピュータCOM
に入力するようになっている。
【0026】以上の、静磁場発生部M、勾配コイル部
G、送信コイル部B、受信コイル部R、勾配駆動部G
R、送信部TR、受信部RVは、本発明における測定手
段の実施の形態の一例である。受信部RVの受信信号
は、本発明における測定信号の実施の形態の一例であ
る。コンピュータCOMは、本発明における画像生成手
段の実施の形態の一例である。
【0027】図2に、受信コイル部Rの模式的構成を示
す。同図に示すように、受信コイル部Rは、複数の単位
RFコイルCOL1〜COLnを備えている。単位RF
コイルCOL1〜COLnは、本発明におけるRFコイ
ルの実施の形態の一例である。
【0028】単位RFコイルCOL1〜COLnは全て
同一の形状と寸法を有する。なお、ここでは単位RFコ
イルCOL1〜COLnの形状(パターン(pattern) )
を円形で示しているが、コイルパターンは例えば矩形等
の適宜の形状とすることができる。これら単位RFコイ
ルCOL1〜COLnは、概ね長方形をなす板状の支持
部材SPT上に、その長手方向に沿って並ぶように配設
されている。
【0029】単位RFコイルCOL1〜COLnが並設
された支持部材SPTの上面は図示しない被覆部材等で
覆われている。被覆部材等で覆われた支持部材SPTの
上に被検体Oが横たえられる。支持部材SPTの長手方
向が被検体Oの体軸方向となる。
【0030】各単位RFコイルCOLi(i:1〜n)
は、隣合うもの同士でループ面が部分的に重なり合うよ
うに支持部材SPT上に並設されている。なお、重なる
部分は電気的に絶縁されている。
【0031】ループ面の重なり状態を、隣合う1組につ
いて示せば図3のようになる。ループ面が部分的に重な
った状態では、同図に示すように、一方の単位RFコイ
ル(例えばCOL1)から他方の単位RFコイル(例え
ばCOL2)に鎖交する磁束の方向が、重なり合うルー
プ面では例えば上向きになるとき、重なり合わないルー
プ面では下向きになり、互いに逆になる。単位RFコイ
ルCOL2から単位RFコイルCOL1への鎖交磁束に
ついても同様である。
【0032】このため、ループの面積に対する重ね合わ
せ部分の面積比率を適切に選べば総合的な鎖交磁束を0
にすることができ、このとき、隣合う単位RFコイル間
は電磁気的に無結合(デカップリング(decoupling))の
状態となる。図2における単位RFコイルCOL1〜C
OLnは、隣合うもの同士がそのような関係を満足する
ように配置されている。すなわち、単位RFコイルCO
L1〜COLnは、隣合うもの同士がデカップリングさ
れたn個の単位RFコイルとなる。
【0033】図4に、受信コイルRと受信部RVとの接
続状態のブロック図を示す。図4において、図1および
図2と同様な部分には同一の符号を付して説明を省略す
る。同図に示すように、受信部RVはプリアンプ(pre-a
mplifier) A1〜Anを備えている。プリアンプA1〜
AnはRF増幅器である。プリアンプA1〜Anの入力
回路に、それぞれ単位RFコイルCOL1〜COLnが
接続されている。
【0034】単位RFコイルCOL1とプリアンプA1
との接続状態をより詳しく示せば図5のようになる。す
なわち、単位RFコイルCOL1はループに直列に挿入
されたキャパシタ(capacitor) Cを有し、その両端から
受信信号が取出されるようになっている。取出された受
信信号はインダクタ(inductor)Lを直列に有する信号取
出線を通じて出力端OUTから出力される。
【0035】出力端OUTにはλ/2またはその奇数倍
の長さの信号線を通じてプリアンプA1の入力回路が接
続される。なお、λはキャパシタCとインダクタLで決
まる共振周波数を持つ信号の波長である。プリアンプA
1としては入力インピーダンス(impedance) が十分に低
いものが用いられる。これによって、出力端OUTから
プリアンプA1側を見たインピーダンスが実質的に0と
なる。
【0036】このため、単位RFコイルCOL1の等価
回路は図6に示すように、ループ中にLC並列共振回路
を持つものとなる。このLC並列共振回路の共振時の高
インピーダンスが外部磁束による誘導電流を阻止する働
きをする。これによって隣合うコイル以外のコイルとの
デカップリングが行われる。
【0037】プリアンプA1の出力信号は、図示しない
主増幅器および位相検波回路等を経て、アナログ・ディ
ジタル変換部AD内の図示しないアナログ・ディジタル
変換器に入力されるようになっている。他のプリアンプ
A2〜Anについても同様に、各プリアンプごとに設け
られた主増幅器および位相検波回路等を経て、アナログ
・ディジタル変換部AD内の対応するアナログ・ディジ
タル変換器にそれぞれ入力されるようになっている。
【0038】すなわち、各単位RFコイルごとに磁気共
鳴信号の測定系が構成されている。撮像に当たっては、
これら複数の測定系の中から選択されたものが使用され
る。測定系の選択は、所定の撮像範囲に対応する単位コ
イルを使用するように行われる。このような測定系の選
択は、本発明におけるRFコイルの選択の実施形態の一
例である。
【0039】そのような選択は、操作部OPを通じて操
作者から与えられる指令等に基づき、コンピュータCO
Mによって行われる。コンピュータCOMは、例えば、
機能を有効化する測定系を指定すること等により測定系
の選択を行う。具体的には、例えば、機能を有効化する
プリアンプ等を指定することにより行う。
【0040】コンピュータCOMは、また、撮像範囲に
応じて自動的に測定系すなわち単位コイルの選択とその
変更を行うようになっている。すなわち、コンピュータ
COMは、本発明における選択手段の実施の形態の一例
である。また、変更手段の実施の形態の一例である。コ
ンピュータCOMによる単位コイルの選択および変更に
ついては、後にあらためて説明する。
【0041】(動作)本装置の動作を説明する。先ず、
磁気共鳴信号を収集する技法の具体例の1つとして、ス
ピンエコー(spin echo) 法によるデータ収集について説
明する。スピンエコー法には、例えば図7に示すような
パルスシーケンス(pulse sequence)が利用される。
【0042】図7は、1ビュー分の磁気共鳴信号(スピ
ンエコー信号)を収集するときのパルスシーケンスの模
式図である。このようなパルスシーケンスが例えば25
6回繰り返されて、256ビューのスピンエコー信号が
収集される。
【0043】このパルスシーケンスの実行とスピンエコ
ー信号の収集は制御部CNTによって制御される。な
お、本装置はスピンエコー法に限らず、その他の各種の
技法による磁気共鳴信号収集を行うことができる。
【0044】図7の(6)に示すように、パルスシーケ
ンスは時間軸に沿って(a)〜(d)の4つの期間に分
けられる。先ず、期間(a)において、(1)に示すよ
うに90°パルスP90によってRF励起が行われる。
RF励起は送信部TRによって駆動される送信コイル部
Bによって行われる。
【0045】このとき、(2)に示すようにスライス勾
配磁場Gsが印加される。スライス勾配磁場Gsの印加
は、勾配駆動部GRによって駆動される勾配コイル部G
により行われる。これによって、被検体Oの体内の所定
のスライスのスピンが励起(選択励起)される。
【0046】次に、期間(b)において、(3)に示す
ように位相エンコード勾配磁場Gpが印加される。位相
エンコード勾配磁場Gpの印加も勾配駆動部GRによっ
て駆動される勾配コイル部Gにより行われる。これによ
ってスピンの位相エンコードが行われる。
【0047】位相エンコード期間中に、(2)に示すよ
うにスライス勾配磁場Gsによってスピンのリフェーズ
(rephase) が行われる。また、(4)に示すように読み
出し勾配磁場Grが印加され、スピンのディフェーズ(d
ephase) が行われる。読み出し勾配磁場Grの印加も勾
配駆動部GRによって駆動される勾配コイル部Gにより
行われる。
【0048】次に、期間(c)において、(1)に示す
ように180°パルスP180が印加され、これによっ
てスピンの反転が行われる。スピンの反転は、送信部T
RでRF駆動される送信コイル部Bによって行われる。
【0049】次に、期間(d)において、(4)に示す
ように読み出し勾配磁場Grが印加される。これによっ
て、(5)に示すように、スピンエコー信号が被検体O
から発生する。スピンエコー信号は、本発明における磁
気共鳴信号の実施の形態の一例である。
【0050】スピンエコー信号の受信は、受信コイル部
Rの単位RFコイルCOL1〜COLnのうち、選択さ
れた測定系に属するものによってそれぞれ行われる。そ
れらの受信信号は、それぞれに、受信部RVで増幅およ
び位相検波され、アナログ・ディジタル変換部ADにお
ける対応するアナログ・ディジタル変換器にそれぞれ入
力される。
【0051】アナログ・ディジタル変換部ADにおい
て、各測定系の出力信号がそれぞれディジタル信号に変
換されてコンピュータCOMに入力される。コンピュー
タCOMはそれら入力信号を測定データとしてメモリに
記憶する。これによって、メモリに1ビュー分のスピン
エコーデータが個々の測定系ごとに収集される。
【0052】以上の動作が、所定の周期で例えば256
回繰り返される。動作の繰り返しの度に位相エンコード
勾配磁場Gpが変更され、毎回異なる位相エンコードが
行われる。このことを図7の(3)の波形に付した複数
の破線で表す。
【0053】コンピュータCOMは、メモリに収集した
個々の測定系ごとの全ビューのスピンエコーデータに基
づいて個々の測定系ごとに画像再構成を行い、それら再
構成された複数の画像の合成によって被検体Oの画像を
生成する。
【0054】次に、撮像範囲に対応した測定系の選択に
ついて説明する。なお、以下の説明では、測定系を単位
RFコイルで代表させる。したがって、以下、測定系の
選択を単位コイルの選択という。
【0055】先ず、撮像に先立ち、受信コイル部Rを天
板Sに載置して受信コイル部Rの座標付けを行う。受信
コイル部Rの座標付けは、例えば、受信コイル部Rを載
置した天板Sを移動させて、図8に示すように、受信コ
イル部Rの中心を表すマークMRKを位置合わせ光LI
Tの照射点に一致させ、そのときの天板Sの位置情報を
コンピュータCOMに読み取らせること等により行われ
る。位置合わせ光LITは、マグネットシステムの入口
等に設けられた図示しない位置決め用投光器等から照射
される。なお、天板Sにおける受信コイル部Rの載置位
置が固定的に決まっているときは、天板Sに受信コイル
部Rを載置しただけで自ずから座標付けが行われる。
【0056】次に、被検体Oを受信コイル部Rの上に載
置する。次に、被検体Oの座標付けが行われる。被検体
Oの座標付けは、例えば、被検体Oを載置した天板Sを
移動させて、被検体Oの体表上の一点(ランドマーク)
を位置合わせ光LITの照射点に一致させ、そのときの
天板Sの位置をコンピュータCOMに読み取らせること
等により行われる。ランドマークは、例えば、撮像範囲
の中央と仮定した体表上の一点に定められる。
【0057】次に、このランドーマークを中央とし、体
軸方向の撮像範囲に対応する単位RFコイルが選択され
る。体軸方向の撮像範囲は、予め設定されたFOVの大
きさに一致させる。あるいは、当初は、マグネットシス
テムの有効撮像領域の大きさに一致させる。
【0058】マグネットシステムの有効撮像領域とは、
例えば、図9に概念的に示すように、体軸方向の勾配磁
場の直線性が保証される領域である。この有効撮像領域
の大きさはマグネットシステムの構成によって定まる固
定の領域である。有効撮像領域の中心がマグネットセン
タSNTとなる。
【0059】例えば、この領域の長さの範囲に入る単位
RFコイル、例えば単位RFコイルCOLj,COLj
+1,COLj+2が選択される。有効撮像領域の長さ
が既知なので、ランドマークの設定に伴って単位RFコ
イルCOLj,COLj+1,COLj+2はコンピュ
ータCOMにより自動的に選択される。このような単位
RFコイルの選択は、上記の座標付けによって得られた
受信コイル部Rの位置データおよびランドマーク位置デ
ータを利用して行われる。FOVに応じて単位RFコイ
ルを選択する場合も同様である。
【0060】次に、天板Sを移動させて被検体Oをマグ
ネットシステムの有効撮像領域に搬入する。搬入はコン
ピュータCOMにより搬送部BRを通じて行われる。こ
れにより、ランドマークが有効撮像領域の中央になるよ
うに被検体Oがマグネットシステムに対して位置決めさ
れる。
【0061】次に、この状態でスキャン計画の作成が行
われる。スキャン計画を例えばサジタル断層像を用いて
行うものとすると、先ず、サジタル断層像の撮像が行わ
れる。撮像には例えば前述のパルスシーケンスが利用さ
れる。その際、スライス位置としては被検体のサジタル
断層面が選ばれる。
【0062】撮影には単位RFコイルCOLj,COL
j+1,COLj+2が使用される。これによって、有
効撮像領域内の被検体Oのサジタル断層像が撮影され
る。撮影されたサジタル断層像は表示部DISに表示さ
れる。操作者は表示部DISに表示されたサジタル断層
像上で、本スキャンによって撮影すべき体軸断層面(ア
キシャルスライス)の位置を設定する。計画スライス位
置の設定は操作部OPに備えられたポインティングデバ
イス(pointing device) 等を用いて行われる。
【0063】例えば、図10に示すようなサジタル断層
像が得られたとし、この画像上で認められる異常部等に
つき、計画スライス位置SLSが例えば図示のように表
示画像の右端寄りの部分で設定されたとする。
【0064】このような計画スライス位置SLSの設定
に応じて、計画スライス位置SLSの設定範囲に対応し
た体軸方向の新たなFOVがコンピュータCOMによっ
て認識され、この新たなFOVの中央が新たなランドマ
ーク位置とされる。
【0065】次に、このように作成されたスキャン計画
に基づいて本スキャンが行われる。本スキャン時には、
先ず、新たなランドマーク位置がマグネットセンタSN
T上に来るように天板Sの位置が再調節される。
【0066】このように天板Sを再位置決めしたとき、
例えば、図11に示すように、単位RFコイルCOL
j,COLj+1,COLj+2のうち左端の単位RF
コイルCOLjが、マグネットの有効撮像領域からはみ
出してしまう。
【0067】コンピュータCOMは、受信コイル部Rの
位置情報に基づいて、有効撮像領域に対する単位RFコ
イルCOLj,COLj+1,COLj+2の相対位置
を常に認識している。したがって、このとき、有効撮像
領域からの単位RFコイルCOLjのはみ出しが認識さ
れる。
【0068】そのような認識に基づいて、コンピュータ
COMは単位RFコイルCOLjの除外処理を行う。す
なわち、予め選択された単位RFコイルの変更が行われ
る。具体的には、例えば、単位RFコイルCOLjに対
応するプリアンプ等の機能の無効化を行う。これによっ
て、以後の撮像を単位RFコイルCOLjを除いた残り
の単位RFコイルCOLj+1,COLj+2によって
行う撮像系が構成される。
【0069】次に、スキャン計画により設定された計画
スライス位置について、本スキャンが行われる。パルス
シーケンスは例えば前述のものが用いられる。その際、
スピンエコーの測定には単位RFコイルCOLj+1,
COLj+2が使用される。これらの単位RFコイルの
感度領域はマグネットシステムの有効撮像領域内に包含
されているので、有効撮像領域外の信号を拾うことがな
い。したがって、再構成画像にゴースト等が入り込む恐
れがない。
【0070】計画スライス位置の設定範囲すなわちFO
Vの大きさが単位RFコイルCOLj+1の感度範囲内
であるときは、コンピュータCOMがそれを判断してさ
らに単位RFコイルCOLj+1をも除外し、単位RF
コイルCOLj+2のみによる測定を行う。
【0071】また、FOVが大きくて、その右端が単位
RFコイルCOLj+1の右方向の感度範囲を逸脱する
ときは、コンピュータCOMがそれを判断して、右隣の
単位RFコイルCOLj+3をも選択し、単位RFコイ
ルCOLj+1,COLj+2,COLj+3による測
定を行う。勿論、単位RFコイルCOLj+3の感度範
囲がマグネットシステムの有効撮像領域内に包含されて
いることが前提である。
【0072】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明で
は、複数のRFコイルの並設方向における撮像範囲に応
じて磁気共鳴信号の測定に使用するRFコイルを選択し
また変更するようにしたので、適正な単位コイルによっ
て磁気共鳴信号を測定することができ、これによって、
マルチコイル型のRFコイルを用いて適正な撮像を行う
磁気共鳴撮像方法または磁気共鳴撮像装置を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置のブロック図
である。
【図2】本発明の実施の形態の一例の装置における受信
コイル部の模式的構成を示すブロック図である。
【図3】受信コイル部における単位RFコイル同士の関
係を示す回路図である。
【図4】受信コイル部と受信部との接続状態を示すブロ
ック図である。
【図5】受信コイル部と受信部との接続状態をより詳細
に示すブロック図である。
【図6】単位RFコイルの等価回路図である。
【図7】本発明の実施の形態の一例の装置が実行するパ
ルスシーケンスの一例を示す模式図である。
【図8】受信コイル部の座標付けを説明するための図で
ある。
【図9】単位RFコイルの組み合わせを説明するための
図である。
【図10】スキャン計画を説明するための図である。
【図11】単位RFコイルの組み合わせの変更を説明す
るための図である。
【符号の説明】
O 被検体 M 静磁場発生部 G 勾配コイル部 B 送信コイル部 R 受信コイル部 S 天板 BR 搬送部 GR 勾配駆動部 TR 送信部 RV 受信部 AD アナログ・ディジタル変換部 CNT 制御部 COM コンピュータ DIS 表示部 OP 操作部 COL1〜COLn 単位RFコイル SPT 支持部材 A1〜An プリアンプ C キャパシタ L インダクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 誉 東京都日野市旭が丘四丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並設された複数のRFコイルの中から選
    択されたRFコイルを用いて磁気共鳴信号を測定し、 測定信号に基づいて画像を生成する磁気共鳴撮像方法で
    あって、 前記複数のRFコイルの並設方向における撮像範囲に応
    じて磁気共鳴信号の測定に使用する前記RFコイルを選
    択する、ことを特徴とする磁気共鳴撮像方法。
  2. 【請求項2】 並設された複数のRFコイルの中から選
    択されたRFコイルを用いて磁気共鳴信号を測定する測
    定手段と、 前記測定手段の測定信号に基づいて画像を生成する画像
    生成手段と、を備えた磁気共鳴撮像装置であって、 前記RFコイルの並設方向における撮像範囲に応じて磁
    気共鳴信号の測定に使用する前記RFコイルを選択する
    選択手段、を具備することを特徴とする磁気共鳴撮像装
    置。
  3. 【請求項3】 並設された複数のRFコイルの中から予
    め選択されたRFコイルを用いて磁気共鳴信号を測定す
    る測定手段と、 前記測定手段の測定信号に基づいて画像を生成する画像
    生成手段と、を備えた磁気共鳴撮像装置であって、 前記RFコイルの並設方向における撮像範囲に応じて前
    記予め選択されたRFコイルを変更する変更手段、を具
    備することを特徴とする磁気共鳴撮像装置。
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