JPH10289170A - マルチメディア通信網 - Google Patents

マルチメディア通信網

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JPH10289170A
JPH10289170A JP9097267A JP9726797A JPH10289170A JP H10289170 A JPH10289170 A JP H10289170A JP 9097267 A JP9097267 A JP 9097267A JP 9726797 A JP9726797 A JP 9726797A JP H10289170 A JPH10289170 A JP H10289170A
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JP
Japan
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message
media type
mail
communication network
terminal
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Application number
JP9097267A
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English (en)
Inventor
Jiro Kawamata
二郎 川俣
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用する端末の種類に限定されず、現在設置
されている送信端末および受信端末を変更することな
く、アドレス体系およびメディア種別の異なるネットワ
ークおよび端末間でメッセージ転送を行う。 【解決手段】 任意の通信ノードに、メッセージのメデ
ィア種別を変換する変換部41〜46,61〜66を設
け、送信端末11〜13からの指示をアドレス解析部3
1に解析し、その指示に応じて送信端末11〜13から
送信されたメッセージを、変換部41〜46,61〜6
6により所定のメディア種別のメッセージに変換して、
受信端末81〜89に転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチメディア通
信網に関し、特にメディア種別変換さらにはアドレス変
換を行うことにより、異種ネットワーク間および異種メ
ディア端末間でメッセージを相互転送するマルチメディ
ア通信網に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、異なるメディア種別のメッセージ
を相互転送するマルチメディア通信網では、異なるメデ
ィア種別への変換、例えば、音声、画像、テキストなど
の相互変換や、異なるアドレス体系への変換、例えば電
子アドレスと電話番号との相互変換を実現するため、メ
ディア種別変換やアドレス変換の機能を各送受信端末に
設け、必要に応じてそれぞれの送受信端末においてメデ
ィア種別やアドレスの変換を行うものとなっていた(例
えば、特開平6−205042号公報など)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のマルチメディア通信網では、次のような問題
点があった。まず、第1の問題点は、外出時など、通常
使用しているメディア種別の送信端末または受信端末か
ら離れており、そのメディア種別の端末を利用できない
場合には、他のメディア種別の端末が存在しても、その
メディア種別のメッセージを送受信できない点である。
その理由は、例えば電子メールをベースにシステムを構
築している場合、公衆電話や携帯電話などが利用可能で
あっても、電子メールのメッセージを送受信できないた
めである。
【0004】また、第2の問題点は、この種のサービス
を導入する場合、従来の送受信端末は使えず、メディア
種別変換機能やアドレス変換機能を持った特別な送受信
端末すなわちマルチメディア端末を新規に設置し、アド
レス管理などは各端末で個別に行わなければならない点
である。その理由は、アドレス変換機能およびメディア
種別変換機能を、各送受信端末に持たせているからであ
る。
【0005】本発明はこのような課題を解決するための
ものであり、利用する端末の種類に限定されず、しかも
現在設置している送信端末および受信端末を変更するこ
となく、メディア種別およびアドレス体系の異なるネッ
トワーク間および送受信端末間でのメッセージ転送を可
能とするマルチメディア通信網を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明によるマルチメディア通信網は、通信
ノードに、入力されたメッセージを一時的に蓄積し任意
の受信端末に転送するメモリと、送信端末からのメッセ
ージを所定のメディア種別に変換してメモリに入力する
1つ以上の第1の変換手段と、送信端末からの指示を解
析してメディア種別変換の要否を判断し、メディア種別
変換の必要がない場合にはそのままメモリに入力し、メ
ディア種別変換の必要がある場合には対応する第1の変
換手段にメッセージを入力する解析手段とを備えるもの
である。したがって、送信端末からの指示を解析してメ
ディア種別変換の要否が判断され、メディア種別変換の
必要がない場合にはそのままメモリを介して受信端末に
転送され、メディア種別変換の必要がある場合には対応
する第1の変換手段によりメディア種別が変換された
後、メモリを介して受信端末に転送される。
【0007】また、解析手段で、必要に応じて送信端末
からのメッセージの送信先を異なるアドレス体系の送信
先アドレスに変換するようにしたものである。したがっ
て、必要に応じて送信端末からのメッセージの送信先が
異なるアドレス体系の送信先アドレスに変換される。ま
た、通信ノードで、受信端末からの送信要求に応じて、
メモリから所定メッセージを読み出して受信端末に転送
するようにしたものである。したがって、受信端末から
の送信要求に応じて、メモリから所定メッセージが読み
出されて受信端末に転送される。また、通信ノードに、
各メモリに蓄積されたメッセージを異なるメディア種別
のメッセージに変換して受信端末に転送する第2の変換
手段を備えるものである。したがって、各メモリに蓄積
されたメッセージが第2の変換手段により異なるメディ
ア種別のメッセージに変換された後、受信端末に転送さ
れる。
【0008】また、解析手段で、送信端末からのメッセ
ージの送信先を示す電子メールアドレス、メッセージに
付加される電子メールヘッダ、またはメッセージの本文
中の記述に基づいて、メディア種別変換の要否を判断す
るようにしたものである。したがって、送信端末からの
メッセージの送信先を示す電子メールアドレス、メッセ
ージに付加される電子メールヘッダ、またはメッセージ
の本文中の記述に基づいて、メディア種別変換の要否が
判断される。また、解析手段で、送信端末からのメッセ
ージの送信先を示す電話番号またはファクシミリ番号に
基づいて、メディア種別変換の要否を判断するようにし
たものである。したがって、送信端末からのメッセージ
の送信先を示す電話番号またはファクシミリ電話番号に
基づいて、メディア種別変換の要否が判断される。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は本発明の一実施の形態であるマル
チメディア通信網のブロック図であり、ここでは、n個
の異なるメディア種別を相互に転送する場合を例に説明
する。図1において、11〜13は所定のメディア種別
のメッセージを送信する送信端末、21〜23,71〜
79は所定のメディア種別のメッセージを所定アドレス
先に転送するネットワーク1,2〜n(NW)、31〜
33はネットワーク1,2〜nからのメッセージのアド
レスを解析するアドレス解析部である。
【0010】また、41〜46は他のメディア種別のメ
ッセージを所定メディア種別に変換する変換部、51〜
53は所定メディア種別のメッセージを蓄積交換するメ
モリ、61〜66はメモリ1,2〜nから出力された所
定メディア種別のメッセージを他のメディア種別に変換
する変換部、81〜89は所定メディア種別のメッセー
ジを受信して出力する受信端末であり、これら31〜3
3,41〜46,51〜53,61〜66は、マルチメ
ディア通信網を構成する任意の通信ノードに設けられて
いる。
【0011】次に、図1を参照して、本発明の一実施の
形態による動作について説明する。まず、メディア種別
1のメッセージを送信可能な送信端末1(11)から、
送信先のアドレスを指定してメッセージが送信される。
このメッセージは、メディア種別1を扱うネットワーク
1(21)を通して、アドレス解析部(31)に入力さ
れる。アドレス解析部(31)ではメッセージのアドレ
スを解析し、そのアドレスから送信者が意図したメディ
ア種別へ変換するために振り分けを行う。
【0012】通常のメッセージは、そのままメディア種
別1を蓄積するメモリ1(51)に入力されるが、指定
したアドレスがメディア種別1からメディア種別2へ変
換するものであった場合には、変換部(43)に入力さ
れ、ここでメディア種別1のメッセージがメディア種別
2へ変換され、メディア種別2を蓄積するメモリ2(5
2)に入力される。また、指定されたアドレスが、メデ
ィア種別1からメディア種別nへ変換するものであった
場合には、変換部(45)に入力され、メディア種別1
のメッセージがメディアnへ変換され、メディアnを蓄
積するメモリn(53)に入力される。
【0013】また、メディア種別2のメッセージを送信
可能な送信端末2(12)から送信先のアドレスを指定
してメッセージが送信された場合、このメッセージは、
メディア種別2を扱うネットワーク2(22)を通し
て、アドレス解析部(32)に入力される。アドレス解
析部(32)ではメッセージのアドレスを解析し、その
アドレスから送信者が意図したメディア種別へ変換する
ために振り分けを行う。
【0014】通常のメッセージは、そのままメモリ2
(52)に入力されるが、指定したアドレスがメディア
種別2からメディア種別1へ変換するものであった場合
には、変換部(41)に入力され、ここでメディア種別
2のメッセージがメディア1へ変換され、メモリ2(5
2)に入力される。また、指定したアドレスがメディア
種別2からメディア種別nへ変換するものであった場合
には、変換部(46)に入力され、メディア種別2のメ
ッセージがメディア種別nへ変換され、メモリn(5
3)に入力される。
【0015】さらに、メディア種別nのメッセージを送
信可能な送信端末n(13)から送信先のアドレスを指
定してメッセージが送信された場合、メディア種別nを
扱うネットワークn(23)を通して、アドレス解析部
(33)に入力される。アドレス解析部(33)ではメ
ッセージのアドレスを解析し、そのアドレスから送信者
が意図したメディア種別へ変換するために振り分けを行
う。
【0016】通常のメッセージはそのままメモリn(5
3)に入力されるが、指定したアドレスがメディア種別
nからメディア種別1へ変換するものであった場合に
は、変換部(42)に入力され、ここでメディアnのメ
ッセージがメディア1へ変換されて、メモリ1(51)
に入力される。また、指定したアドレスがメディア種別
nからメディア種別2へ変換するものであった場合に
は、変換部(44)に入力され、ここでメディア種別n
のメッセージがメディア種別2へ変換され、メモリ2
(52)に入力される。
【0017】メモリ1(51)に蓄積されたメッセージ
は、そのままメディア種別1を扱うネットワーク1(7
1)を介して、メディア種別1を受信可能な受信端末1
(81)へ転送される。同様に、メモリ2に蓄積された
メッセージは、そのままメディア種別2を扱うネットワ
ーク2(75)を介して、メディア種別2を受信可能な
受信端末2(85)へ転送される。
【0018】さらに、メモリnに蓄積されたメッセージ
は、そのままメディア種別nを扱うネットワークn(7
9)を介して、メディア種別nを受信可能な受信端末n
(89)へ転送される。メモリ1(51)、メモリ2
(52)およびメモリn(53)に蓄積されたメッセー
ジは、受信端末側から呼び出すことも可能である。
【0019】なお、メモリ1(51)に蓄積されたメッ
セージを、メディア種別1を受信可能な受信端末1(8
1)で受信したい場合、メディア種別1を扱うネットワ
ーク1(71)を介して送信要求を行う。これにより、
メモリ1(51)から読み出されたメッセージが、ネッ
トワーク1(71)を介して受信端末1(81)に転送
される。
【0020】また、メディア種別2を受信可能な受信端
末2(82)で受信したい場合は、メディア種別2を扱
うネットワーク2(72)を介して送信要求を行う。こ
れにより、メモリ1(51)から読み出されたメディア
種別1のメッセージが、変換部(61)によりメディア
種別2に変換され、ネットワーク2(72)を介して受
信端末2(82)に転送される。
【0021】さらに、メディア種別nを受信可能な受信
端末n(83)で受信したい場合は、メディア種別nを
扱うネットワークn(73)を介して送信要求を行う。
これにより、メモリ1(51)から読み出されたメディ
ア種別1のメッセージが、変換部(62)によりメディ
ア種別nに変換され、ネットワークn(73)を介して
受信端末n(83)に転送される。
【0022】同様に、メモリ2(52)に蓄積されたメ
ッセージを、メディア種別2を受信可能な受信端末2
(85)で受信したい場合は、メディア種別2を扱うネ
ットワーク2(75)を介して送信要求を行う。これに
より、メモリ2(52)からネットワーク2(75)を
介して受信端末2(85)にメッセージが転送される。
【0023】また、メディア種別1を受信可能な受信端
末1(84)で受信したい場合は、メディア種別1を扱
うネットワーク1(74)を介して送信要求を行う。こ
れにより、メモリ2(52)から読み出されたメディア
種別2のメッセージが、変換部(63)によりメディア
種別1に変換され、ネットワーク1(74)を介して受
信端末1(84)に転送される。
【0024】さらに、メディア種別nを受信可能な受信
端末n(86)で受信したい場合は、メディア種別nを
扱うネットワークn(76)を介して送信要求を行う。
これにより、メモリ2(52)から読み出されたメディ
ア種別2のメッセージが、変換部(64)によりメディ
ア種別nに変換され、ネットワークn(76)を介して
受信端末n(86)に転送される。
【0025】同様に、メモリn(53)に蓄積されたメ
ッセージを、メディア種別nを受信可能な受信端末n
(89)で受信したい場合、メディア種別nを扱うネッ
トワークn(79)を介して送信要求を行う。これによ
り、メモリn(53)からネットワークn(79)を介
して受信端末n(89)にメッセージが転送される。
【0026】また、メディア種別1を受信可能な受信端
末1(87)で受信したい場合は、メディア種別1を扱
うネットワーク1(77)を介して送信要求を行う。こ
れにより、メモリn(53)から読み出されたメディア
種別nのメッセージが、変換部(65)によりメディア
種別1に変換され、ネットワーク1(77)を介して受
信端末1(87)に転送される。
【0027】また、メディア種別nを受信可能な受信端
末2(88)で受信したい場合は、メディア種別2を扱
うネットワーク2(78)を介して送信要求を行う。こ
れにより、メモリn(53)から読み出されたメディア
種別nのメッセージが、変換部(66)によりメディア
種別2に変換され、ネットワーク2(78)を介して受
信端末2(88)に転送される。
【0028】なお、図1に示されている同一名のネット
ワーク1(21、71、74、77)、ネットワーク2
(22、72、75、78)、ネットワークn(23、
73、76、79)、受信端末1(81、84、8
7)、受信端末2(82、85、88)、受信端末n
(83、86、89)は、それぞれ物理的に同一のもの
であってもかまわない。
【0029】このように、マルチメディア通信網を構成
する任意の通信ノードに、メディア種別を変換する変換
する手段を設け、また必要に応じてメッセージのアドレ
スを変換する手段を設けて、送信されたメッセージを所
定のメディア種別のメッセージに変換して転送するよう
にしたので、指定したメディア種別のアドレスに応じて
所定のメディア種別に変換することが可能となり、送信
側の端末の種類に限定されることなく、各種メディア種
別のメッセージを送信できる。
【0030】また、受信端末からの送信要求に応じて、
所定のメッセージを要求されたメディア種別へ変換した
後、その受信端末へ転送するようにしたので、異なるメ
ディア種別のメッセージが、受信端末が出力できるメデ
ィア種別に変換されて転送されるものとなり、送信され
たメッセージのメディア種別や、使用する受信側の端末
種別に限定されることなくメッセージを受信できる。
【0031】
【実施例】次に、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。図2は本発明を電子メールとボイスメー
ルに適用した場合の実施例を示すブロック図である。電
子メール端末(111)を用いて電子メールを送信する
場合、電子メールをボイスメールに変換して送信したい
時には、通常の電子メールアドレスとは異なるアドレス
を用いる。
【0032】この場合、例えばメールアドレスのユーザ
名またはドメイン名を変える方法もあるが、それ以外に
も、メールヘッダや本文に特定のフォーマットで記述す
る方法がある。このようにして、インターネット(12
1)を経由して送信された電子メールは、メールアドレ
ス解析部(131)でアドレス解析される。
【0033】ここで、通常の電子メールならば、そのま
まテキストメモリ(151)にその電子メールが入力さ
れ蓄積される。一方、送信端末からの指示によりボイス
メールに変換する場合には、音声合成部(142)によ
り、電子メールをボイスメールに変換し、音声メモリ
(152)にボイスメールとして蓄積される。
【0034】同様に、電話機(112)を用いて電話網
(122)を経由してボイスメールを送信する場合、ボ
イスメールを電子メールに変換して送信したい時には、
通常の電話番号とは異なる番号を用いる。この場合、例
えばダイヤルインサービスにより異なる電話番号を用い
る方法、あるいはサブアドレスを用いる方法や、着信後
の振り分けに用いるローカルな番号を入力する方法もあ
る。また画像データの場合にはファクシミリ電話番号を
用いる方法もある。
【0035】このようにして、送信されたボイスメール
は電話番号解析部(132)で番号解析される。ここ
で、通常のボイスメールならばそのまま音声メモリ(1
52)に蓄積されるが、送信端末からの指示により電子
メールに変換する場合には、音声認識部(141)によ
りボイスメールを電子メールに変換し、テキストメモリ
(151)に電子メールとして蓄積される。
【0036】次に、図3を参照して、メールアドレス解
析部の構成について、詳細に説明する。図3はメールア
ドレス解析部の構成例を示すブロック図である。まず、
図3(a)には、電子メールアドレスの解析にユーザ名
を用いる場合の実施例が示されている。メールサーバ
(231)では、受信した電子メールの電子メールアド
レスが、自分が受け取ることが可能なドメイン名を示し
ている場合、ユーザ名を示す部分を参照する。
【0037】ここで、ユーザ名を示す部分が、通常のユ
ーザ名を示している場合は、受信したメールを電子メー
ル用の通常の電子メールサーバ(232)に転送する
が、ユーザ名を示す部分に電話番号が記されている場合
にはボイスメール用電子メールサーバ(233)に転送
する。ボイスメール用電子メールサーバ(233)で
は、受信した電子メールの電子メールアドレスのユーザ
名を示す部分から、相手先の電話番号を抽出し、送信先
アドレスを電子メールアドレスから電話番号に変換す
る。
【0038】また、図3(b)には、電子メールアドレ
スの解析にドメイン名を用いる場合の実施例が示しされ
ている。電子メール用の通常の電子メールサーバ(33
1)では、通常の電子メールアドレスで用いるドメイン
名で示されている電子メールを受信する。
【0039】一方、ボイスメール用電子メールサーバ
(332)では、ボイスメール用の電子メールアドレス
で用いるドメイン名、例えばドメイン名の先頭が”te
l”のドメイン名で示されている電子メールを受信す
る。そして、受信した電子メールの電子メールアドレス
のユーザ名を示す部分から、相手先の電話番号を抽出
し、送信先アドレスを電子メールアドレスから電話番号
に変換する。
【0040】また、図3(c)には、電子メールアドレ
スの解析に電子メールヘッダ、または本文中に指定され
たフォーマットで記されている電話番号を抽出する場合
の実施例が示されている。メールサーバ(431)で
は、受信した電子メールの電子メールアドレスが、自分
が受け取ることが可能なドメイン名を示している場合、
ユーザ名を示す部分を参照する。
【0041】ここで、ユーザ名を示す部分が、通常のユ
ーザ名を示している場合は、受信したメールを電子メー
ル用の通常の電子メールサーバ(432)に転送する。
一方、ユーザ名を示す部分が、ボイスメール変換用のユ
ーザ名、例えば”tel”であった場合、ボイスメール
用電子メールサーバ(433)に転送する。ボイスメー
ル用電子メールサーバ(433)では、受信した電子メ
ールの電子メールヘッダまたは本文中に指定したフォー
マットで記されている相手先の電話番号を抽出し、送信
先アドレスを電子メールアドレスから電話番号に変換す
る。
【0042】次に、図4を参照して、電話番号解析部の
構成について、詳細に説明する。図4は電話番号解析部
の構成例を示すブロック図である。図4(a)には、電
話番号の解析に、ダイヤルインまたはサブアドレスを用
いる場合の実施例が示されている。ダイヤルイン/サブ
アドレス処理部(531)では、着信した際に、その電
話番号の識別を行う。
【0043】識別した番号には、それぞれの処理部を予
め設定しておき、例えば、#0の場合はボイスメール処
理部(532)で通常のボイスメールとして扱い、#1
の場合は電子メール処理部(533)で、予め登録して
あるユーザAへの電子メールアドレスへ変換し、このア
ドレスを用いて電子メールの送信を行う。また、#2の
場合は電子メール処理部(534)で予め登録してある
ユーザBへの電子メールアドレスへ変換し、#nの場合
は電子メール処理部(535)で、予め登録してあるユ
ーザCへの電子メールアドレスへ変換し、それぞれのア
ドレスを用いて電子メールの送信を行う。
【0044】また、図4(b)には、電話番号の解析
に、着信後に入力されたダイヤル信号、例えばトーンダ
イヤル(TD)信号音を用いて識別を行う実施例が示さ
れている。電話着信/ダイヤル信号認識部(631)で
は、着信後送信者にダイヤル信号の入力を促し、送信者
から入力されたダイヤル信号の認識を行う。認識したダ
イヤル信号が、ボイスメールを示していた場合には、そ
のままボイスメールとして処理する。
【0045】一方、認識したダイヤル信号が、電子メー
ルへの変換を示していた場合には、電子メールアドレス
データベース(633)に電子メールアドレスを問い合
わせる。電子メール処理部(632)では、電子メール
アドレスデータベース(633)で変換された電子メー
ルアドレスを受け取り、そのアドレスを用いて電子メー
ルの送信を行う。
【0046】次に、図2を参照して、受信端末側から送
信要求が行われた場合の動作について、詳細に説明す
る。図2では、電子メール端末(181)を用いて電子
メールを受信する場合、電子メール端末(181)か
ら、インターネット(171)を経由して電子メール送
信要求を行い、テキストメモリ(151)に蓄積してあ
る所定の電子メールを受信する。
【0047】また、電話機(182)を用いて電子メー
ルを受信する場合には、電話網(172)を経由して、
電話機(182)からボイスメール送信要求を行う。こ
れにより、テキストメモリ(151)に蓄積してある電
子メールが読み出されて、音声合成部(161)により
ボイスメールに変換され、電話機(182)にて受信さ
れる。
【0048】同様に、受信者が電話機(184)を用い
てボイスメールを受信する場合には、電話機(184)
から、電話網(174)を経由し、ボイスメール送信要
求を行い、音声メモリ(152)に蓄積してあるボイス
メールを受信する。また、電子メール端末(183)を
用いてボイスメールを受信する場合には、インターネッ
ト(173)を経由し、電子メール端末(183)から
電子メール送信要求を行う。これにより、音声メモリ
(152)に蓄積してあるボイスメールが読み出され
て、音声認識部(162)により電子メールに変換さ
れ、電子メール端末(183)で受信される。
【0049】このように、マルチメディア通信網を構成
する任意の通信ノードに、メッセージのメディア種別を
変換する手段を設け、必要に応じてメッセージのアドレ
スを変換する手段を設けて、送信されたメッセージを所
定のメディア種別のメッセージに変換して転送するよう
にしたので、指定した電子メールアドレスに応じて電子
メールからボイスメールへ変換し、指定した電話番号に
応じてボイスメールから電子メールヘ変換することが可
能となり、端末の種類に限定されることなく、電子メー
ルあるいはボイスメールを送信できる。
【0050】また、受信端末からの送信要求に応じて、
所定のメッセージを要求されたメディア種別へ変換した
後、その受信端末へ転送するようにしたので、異なるメ
ディア種別のメッセージが、電子メール端末ならば電子
メールに変換され、電話ならボイスメールに変換されて
転送されるものとなり、使用する端末の種類に限定され
ることなくメッセージを受信できる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、特別な
メディア種別変換さらにはアドレス変換の機能を持った
送受信端末を用いず、ネットワーク内の任意の通信ノー
ドにメディア種別変換さらにはアドレス変換の機能を持
たせたので、利用する端末を限定することなく、異なる
メディア種別のメッセージを送受信できる。また、特別
な機能を持った送受信端末すなわちマルチメディア端末
を必要とせず、従来ある端末をそのまま利用でき、マル
チメディア通信システムを構築する場合の各送受信端末
への設備投資を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態によるマルチメディア
通信網のブロック図である。
【図2】 本発明の一実施例によるマルチメディア通信
網のブロック図である。
【図3】 メールアドレス解析部の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図4】 電話番号解析部の構成例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
11〜13…送信端末、21〜23,71〜79…ネッ
トワーク、31〜33…アドレス解析部、41〜46…
変換部(第1の変換部)、61〜66…変換部(第2の
変換部)、51〜53…メモリ、81〜89…受信端
末、111,181,183…電子メール端末、11
2,182,184…電話機、121,171,173
…インターネット、122,172,174…電話網、
131…メールアドレス解析部、132…電話番号解析
部、141,162…音声認識部、142,161…音
声合成部、151…テキストメモリ、152…音声メモ
リ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通信ノードからなり、送信端末か
    ら送信された音声、テキスト、画像などの各メディア種
    別のメッセージを受信端末に転送するマルチメディア通
    信網において、 通信ノードは、 入力されたメッセージを一時的に蓄積し任意の受信端末
    に転送するメモリと、 送信端末からのメッセージを所定のメディア種別に変換
    してメモリに入力する1つ以上の第1の変換手段と、 送信端末からの指示を解析してメディア種別変換の要否
    を判断し、メディア種別変換の必要がない場合にはその
    ままメモリに入力し、メディア種別変換の必要がある場
    合には対応する第1の変換手段に前記メッセージを入力
    する解析手段とを備えることを特徴とするマルチメディ
    ア通信網。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のマルチメディア通信網に
    おいて、 解析手段は、 必要に応じて送信端末からのメッセージの送信先を異な
    るアドレス体系の送信先アドレスに変換することを特徴
    とするマルチメディア通信網。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のマルチメディア
    通信網において、 通信ノードは、 受信端末からの送信要求に応じて、メモリから所定メッ
    セージを読み出して前記受信端末に転送することを特徴
    とするマルチメディア通信網。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のマルチメディア通信網に
    おいて、 通信ノードは、 各メモリに蓄積されたメッセージを異なるメディア種別
    のメッセージに変換して受信端末に送信する第2の変換
    手段を備えることを特徴とするマルチメディア通信網。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4記載のマルチメディア通信
    網において、 解析手段は、 送信端末からのメッセージの送信先を示す電子メールア
    ドレス、メッセージに付加される電子メールヘッダ、ま
    たはメッセージの本文中の記述に基づいて、メディア種
    別変換の要否を判断することを特徴とするマルチメディ
    ア通信網。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4記載のマルチメディア通信
    網において、 解析手段は、 送信端末からのメッセージの送信先を示す電話番号また
    はファクシミリ電話番号に基づいて、メディア種別変換
    の要否を判断することを特徴とするマルチメディア通信
    網。
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