JPH1028826A - 燃焼排ガス処理装置及びフィルタ - Google Patents

燃焼排ガス処理装置及びフィルタ

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JPH1028826A
JPH1028826A JP18472296A JP18472296A JPH1028826A JP H1028826 A JPH1028826 A JP H1028826A JP 18472296 A JP18472296 A JP 18472296A JP 18472296 A JP18472296 A JP 18472296A JP H1028826 A JPH1028826 A JP H1028826A
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exhaust gas
combustion exhaust
porous sintered
filter
flue gas
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JP18472296A
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Takashige Ishida
喬重 石田
Tetsuo Kimura
哲雄 木村
Ryutaro Motoki
龍太郎 元木
Shigeru Tanaka
茂 田中
Atsushi Funakoshi
淳 船越
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃焼装置からの燃焼排ガスを導く煙道に設置
される燃焼排ガス処理装置において、安定して燃焼排ガ
ス中の微細粉塵を除去しながら、同時に、燃焼排ガスの
温度を利用しつつその中に含有される有害物質を除去す
る。 【解決手段】 通気性を有する多孔質焼結体から成る濾
過部に燃焼排ガスを透過させるように構成し、前記濾過
部に対する前記燃焼排ガスの流入部の下流側に触媒反応
部を形成してあり、具体的には、多孔質焼結金属筒11
の半径方向内側に触媒層12を配置し、或いは、多孔質
焼結金属筒11の外側表面11bと内側表面11cとの
間に触媒粒子Cを閉じ込め、又は、隣接する金属粒子M
同士が接触した状態で、前記金属粒子Mに包囲される空
間内に触媒粒子Cを介在させて、等方圧加圧下で焼結し
て形成してあるフィルタFに、前記燃焼排ガスを前記多
孔質焼結金属筒11の外側から内側に向けて透過させる
ように構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃焼排ガス処理装
置及び燃焼排ガス処理装置用のフィルタに関し、詳しく
は、燃焼装置からの燃焼排ガスを導く煙道に設置される
燃焼排ガス処理装置及び燃焼排ガス処理装置用のフィル
タに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、燃焼排ガス処理装置においては、
図7に示すように、燃焼装置1からの燃焼排ガスを誘引
送風機構5によって煙突6から排出する煙道2に排ガス
温度調整機構3、バグフィルタ20、排ガス昇温機構2
2、触媒反応塔21を順次設けて、燃焼排ガスを一旦冷
却してから前記バグフィルタ20により煤塵を除去し、
その後、前記排ガス昇温機構22により前記煤塵除去後
の燃焼排ガスを再び昇温して、前記触媒反応塔21にお
いて燃焼排ガス中の有害物質である窒素酸化物、ダイオ
キシン等を除去するようにしている。尚、前記排ガス温
度調整機構3は、前記バグフィルタ20のバグの保護の
ためにその入口温度を制限しているために設けられたも
のであり、前記排ガス昇温機構22は、前記触媒反応塔
21における触媒の活性を有効に利用するためには前記
バグフィルタ20出口温度よりも高い燃焼排ガス温度を
必要とするために設けられているのである。因みに、通
常のバグフィルタにおいてはその入口上限温度は150
〜200℃とされおり、これに対して前記触媒の活性を
維持できる温度は210〜450℃である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の燃焼排ガス
処理装置においては、煤塵除去のためには一旦燃焼排ガ
スの温度を低下させる必要があり、さらに、前記煤塵除
去後の燃焼排ガスの中から有害物質を除去するためには
再度、一旦冷却した燃焼排ガスを昇温する必要がある。
前記触媒反応塔21を前記バグフィルタ20の前に設け
ると、前記触媒反応塔21内の触媒の表面に煤塵が付着
してその触媒性能を急速に低下させる。従って、上記の
バグフィルタ20と触媒反応塔21の配置順序を変える
ことは現実的ではない。このように、上記従来の燃焼排
ガス処理装置においては冷却・昇温を必要とするので、
燃焼排ガス処理のために必要以上の熱損失を招くという
問題を有している。さらに、前記バグフィルタ20のバ
グが煤塵の付着により目詰まりすることは必定で、定期
的に逆圧洗浄処理を行うことを必要とし、また、前記触
媒反応塔21においても触媒表面の再生処理を必要とす
るという問題を有している。さらに、前記バグフィルタ
20即ち除塵機構と前記触媒反応塔21即ち排ガス無害
化処理機構とを設けるために、設備が大型化し、設備コ
ストの上昇をも招くという問題を有している。その上、
燃焼排ガスの再加熱温度を高めすぎると熱損失が大きく
なり、これを抑えると、前記触媒反応塔21入口のガス
温度が充分でないために触媒の活性が低下し、前記触媒
反応塔21を充分に機能させるためには、触媒と燃焼排
ガスとの接触面積を大きくする必要があり、排ガス無害
化処理機構の大型化を招くという問題を有している。こ
うした問題に対処するために、前記バグフィルタ20の
バグに例えばセラミック繊維等の無機物質からなる耐熱
フィルタを用いることが提案されているが、この耐熱フ
ィルタは通常のバグと同様に織物であり、逆圧洗浄に際
して目開きに変化を生ずることを防止することは困難で
ある。従って、微細粉塵を除去するのに安定性を欠くと
いう問題をも有している。そこで、本発明の燃焼排ガス
処理装置及び燃焼排ガス処理装置用のフィルタは、上記
の問題点を解決し、安定して燃焼排ガス中の微細粉塵を
除去しながら、同時に、燃焼排ガスの温度を利用しつつ
その中に含有される有害物質を除去することが可能な手
段を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
〔第1特徴構成〕上記の目的のための本発明の燃焼排ガ
ス処理装置の第1特徴構成は、請求項1に記載の如く、
燃焼排ガス処理装置において、通気性を有する多孔質焼
結体から成る濾過部に燃焼排ガスを透過させるように構
成し、前記濾過部に対する前記燃焼排ガスの流入部の下
流側に触媒反応部を形成してある点にある。 〔第1特徴構成の作用効果〕上記第1特徴構成によれ
ば、微細な煤塵を安定的に除去すると同時に、触媒層の
煤塵による表面汚染を防止しながら、燃焼排ガスの温度
を利用して窒素酸化物、ダイオキシン等の燃焼排ガス中
の有害物質を除去することが可能になる。つまり、多孔
質焼結体をから成る濾過部に燃焼排ガスを透過させるの
で、無機質繊維で形成されているバグフィルタよりも高
温の燃焼排ガスを透過させることが可能である。しか
も、多孔質焼結体は強度を有するので、通気孔径が使用
中に変化することがなく安定しており、最小阻止粒径に
変動を招くことがない。また、前記濾過部に対する前記
燃焼排ガスの流入部の下流側に触媒反応部を配置してあ
るので、燃焼排ガスにアンモニア、尿素等の還元剤を添
加した後に前記流入部を通過させて触媒反応部に送り込
めば、前記触媒反応部において、有効に燃焼排ガス中の
有害物質である窒素酸化物を除去できるのみならず、燃
焼排ガス中の他の有害物質であるダイオキシン類をも無
害化することが可能となる。このダイオキシン類の無害
化は、例えば前記触媒反応部に活性炭を混入してこれを
通過させることによりさらに効果を発揮する。また、濾
過部に多孔質焼結体を用いているので、前記触媒反応部
の活性の高い300〜450℃の温度下で燃焼排ガスを
通過させることが可能であり、触媒効率を高めて、燃焼
排ガスと触媒との所要接触面積を小さく出来るので、反
応装置を小型化でき、燃焼排ガスの過度の冷却を必要と
しないので、全体装置を単純化でき、装置の設備コスト
を低減できる。さらに、多孔質焼結体の強度が高いの
で、逆圧洗浄を高圧下で行うことが可能であり、逆圧洗
浄を効果的にできるとともに、例えば、高圧の触媒層再
生用ガスを逆圧洗浄流体として用いれば、逆圧洗浄時に
前記触媒反応部の再生処理を同時に行うことも可能であ
る。尚、主として前記流入部で未燃カーボン、金属酸化
物を除去してあるので、燃焼排ガス処理装置の下流側に
おいて燃焼排ガスが冷却されても、一般に冷却過程で2
00〜400℃の温度範囲でデ・ノボ効果により生成す
ると言われているダイオキシン類の再生成を防止でき
る。その上、過度の冷却が行われないので、熱エネルギ
ーの損失を抑制できる。その結果、燃焼排ガスの熱エネ
ルギーを利用しつつ、安定して燃焼排ガス中の微細粉塵
を除去しながら、同時にその中に含有される窒素酸化
物、ダイオキシン類等の有害物質を除去することが可能
になる。
【0005】〔第2特徴構成〕上記の目的のための本発
明の燃焼排ガス処理装置の第2特徴構成は、請求項2に
記載の如く、燃焼排ガス処理装置において、通気性を有
する多孔質焼結金属筒の半径方向内側に触媒層を配置し
てあるフィルタに、前記燃焼排ガスを前記多孔質焼結金
属筒の外側から前記内側に向けて透過させるように構成
してある点にある。 〔第2特徴構成の作用効果〕上記第2特徴構成によれ
ば、微細な煤塵を安定的に除去すると同時に、触媒層の
煤塵による表面汚染を防止しながら、燃焼排ガスの温度
を利用して窒素酸化物、ダイオキシン等の燃焼排ガス中
の有害物質を除去することが可能になる。つまり、多孔
質焼結金属筒をフィルタとして用いるので、無機質繊維
で形成されているバグフィルタよりも高温の燃焼排ガス
を透過させることが可能である。しかも、多孔質焼結体
は強度を有するので、通気孔径が使用中に変化すること
がなく安定しており、最小阻止粒径に変動を招くことが
ない。また、前記多孔質焼結金属筒の下流側に触媒層を
配置してあるので、燃焼排ガスにアンモニア、尿素等の
還元剤を添加した後に前記多孔質焼結金属筒に送り込め
ば、前記触媒層において、有効に燃焼排ガス中の有害物
質である窒素酸化物を除去できるのみならず、燃焼排ガ
ス中の他の有害物質であるダイオキシン類をも無害化す
ることが可能となる。このダイオキシン類の無害化は、
前記触媒層に活性炭を混入してこれを通過させることに
よりさらに効果を発揮する。また、フィルタに多孔質焼
結金属筒を用いているので、前記触媒層の活性の高い3
00〜450℃の温度下で燃焼排ガスを通過させること
が可能であり、触媒効率を高めて、燃焼排ガスと触媒と
の所要接触面積を小さく出来るので、反応装置を小型化
でき、燃焼排ガスの過度の冷却を必要としないので、全
体装置を単純化でき、装置の設備コストを低減できる。
尚、前記触媒層は前記第1特徴構成の触媒反応部に相当
する。さらに、フィルタの強度が高いので、逆圧洗浄を
高圧下で行うことが可能であり、逆圧洗浄の効果を高め
ることができるとともに、例えば、高圧の触媒層再生用
ガスを逆圧洗浄流体として用いれば、逆圧洗浄時に前記
触媒層の再生処理を同時に行うことも可能である。尚、
前記フィルタは前記第1特徴構成の濾過部に相当し、そ
の流入部に当たる前記フィルタの外表面部で未燃カーボ
ン、金属酸化物を除去してあるので、下流側において燃
焼排ガスが冷却されても、一般に冷却過程で200〜4
00℃の温度範囲でデ・ノボ効果により生成すると言わ
れているダイオキシン類の再生成を防止できる。その
上、過度の冷却が行われないので、熱エネルギーの損失
を抑制できる。その結果、燃焼排ガスの熱エネルギーを
利用しつつ、安定して燃焼排ガス中の微細粉塵を除去し
ながら、同時にその中に含有される窒素酸化物、ダイオ
キシン類等の有害物質を除去することが可能になる。
【0006】〔第3特徴構成〕上記の目的のための本発
明の燃焼排ガス処理装置の第3特徴構成は、請求項3に
記載の如く、燃焼排ガス処理装置において、通気性を有
する多孔質焼結金属筒の外側表面と内側表面との間に触
媒粒子を閉じ込めてあるフィルタに、前記燃焼排ガスを
前記多孔質焼結金属筒の外側から内側に向けて透過させ
るように構成してある点にある。 〔第3特徴構成の作用効果〕上記第3特徴構成によれ
ば、第1特徴構成におけると同様に、微細な煤塵を安定
的に除去すると同時に、触媒粒子の煤塵による表面汚染
を防止しながら、燃焼排ガスの温度を利用して、燃焼排
ガス中の有害物質を除去することが可能になる。つま
り、通気性を有する多孔質焼結金属筒の外側表面と内側
表面との間に触媒粒子を閉じ込めてあるから、前記触媒
粒子は確実に保持されており、多孔質焼結金属筒をフィ
ルタとして用いるので、通気孔径が使用中に変化するこ
とがなく安定しており、最小阻止粒径に変動を招くこと
がない。また、前記多孔質焼結金属筒外表面で煤塵の侵
入を阻止して触媒粒子に接触させるので、燃焼排ガスに
アンモニア、尿素等の還元剤を添加した後に前記多孔質
焼結金属筒に送り込めば、前記触媒粒子との接触によ
り、有効に燃焼排ガス中の有害物質である窒素酸化物を
除去できるのみならず、燃焼排ガス中の他の有害物質で
あるダイオキシン類も無害化することが可能となる。こ
のダイオキシン類の無害化は、前記触媒粒子に活性炭粒
子を共に用いることによりさらに効果を発揮する。ま
た、フィルタに多孔質焼結金属筒を用いているので、前
記触媒粒子の活性の高い300〜450℃の温度下で燃
焼排ガスを通過させることが可能であり、触媒効率を高
めて、燃焼排ガスと触媒粒子との所要接触面積を小さく
出来るので、反応装置を小型化でき、燃焼排ガスの過度
の冷却を必要としないので、全体装置を単純化でき、装
置の設備コストを低減できる。さらに、フィルタの強度
が高いので、逆圧洗浄を高圧下で行うことが可能であ
り、逆圧洗浄の効果を高めることができるとともに、例
えば、高圧の触媒粒子再生用ガスを逆圧洗浄流体として
用いれば、逆圧洗浄時に前記触媒粒子の再生処理を同時
に行うことも可能である。尚、前記フィルタで未燃カー
ボン、金属酸化物を除去してあるので、下流側において
前記200〜400℃の温度範囲に冷却されてもダイオ
キシン類の再生成を防止できる。その上、過度の冷却が
行われないので、熱エネルギーの損失を抑制できる。こ
こに、前記多孔質金属筒の外側表面が主として前記第1
特徴構成の濾過部に相当し、前記触媒粒子の存在する領
域が前記第1特徴構成の触媒反応部に相当する。その結
果、第1特徴構成におけると同様に、燃焼排ガスの熱エ
ネルギーを利用しつつ、安定して燃焼排ガス中の微細粉
塵を除去しながら、同時にその中に含有される有害物質
を除去することが可能になる。
【0007】〔第4特徴構成〕上記の目的のための本発
明の燃焼排ガス処理装置用のフィルタの第4特徴構成
は、請求項4に記載の如く、隣接する金属粒子同士が接
触した状態で、前記金属粒子に包囲される空間内に触媒
粒子を介在させて、等方圧加圧下で焼結して形成された
点にある。 〔第4特徴構成の作用効果〕上記第4特徴構成によれ
ば、単一のフィルタにおいて、微細な煤塵を高効率に除
去すると同時に、燃焼排ガスの熱エネルギーを利用し
て、燃焼排ガス中の有害物質を除去することが可能にな
る。つまり、フィルタを形成する金属粒子同士が接触し
た状態で、等方圧加圧下で焼結して形成されているの
で、焼結後の金属粒子間の結合は強固で、フィルタは充
分な強度を有し、通気圧損を高くしても変形するおそれ
がなく、且つ、燃焼排ガスの温度には充分に耐えるの
で、微細な煤塵を除去する高温除塵を可能とする。さら
に、前記フィルタは焼結金属体であるから、逆圧洗浄を
行っても目開きに変化を生ずることがない。従って、高
温における精密濾過の安定性に優れている。また、還元
剤を燃焼排ガスに添加して触媒反応を行わせるに適して
いる220(好ましくは300℃以上)〜450℃の温
度には充分に耐える。しかも、前記金属粒子の間に触媒
粒子を閉じ込めてあるので、燃焼排ガスの通路に触媒粒
子が存在し、主として前記焼結金属体の外側表面(主と
して前記第1特徴構成の濾過部に相当する。)で煤塵を
除去された燃焼排ガスが確実に触媒粒子に接触する。従
って、上記温度下において還元剤を添加した燃焼排ガス
を流通させれば、前記燃焼排ガス中の窒素酸化物はダイ
オキシン類と共に無害化され、前記触媒粒子に活性炭を
共存させておけば、同時に、残存するダイオキシン類も
除去できる。尚、高温用フィルタの中に触媒粒子が閉じ
込められているので、逆圧洗浄の際に同時に触媒粒子の
再生処理を行うことが可能である。尚、前記焼結金属体
の外側表面の内側が前記第1特徴構成の触媒反応部に相
当する。その結果、第1特徴構成〜第3特徴構成の何れ
かによる燃焼排ガス処理装置を、本発明のフィルタを除
塵装置に組み込むだけで構成できる。 〔第5特徴構成及び作用効果〕そして、本発明の燃焼排
ガス処理装置用のフィルタの第5特徴構成は、請求項4
に記載の如く、前記第4特徴構成における金属粒子の粒
径を揃えて焼結した多孔質焼結体で形成してあり、前記
触媒粒子の粒径を、前記多孔質焼結体の連通孔の開口径
よりも大きく、かつ、前記空間を包囲する金属粒子の何
れかとの間に空隙を有して収まる大きさにしてある点に
あり、このことによって、透孔の大きさを均一化するこ
とが可能になり、且つ、触媒粒子の多孔質焼結体からの
逸出を防止でき、同時に、金属粒子間の流路の断面積を
確保できる。つまり、焼結する金属粒子の粒径を揃える
ことによって、相接する金属粒子に囲まれる空間内を埋
める金属粒子の存在をなくし、確実に金属粒子内に触媒
粒子を収容する空間を形成できる。このような焼結体を
用いた濾材の最小阻止粒径は金属粒子の粒径の13〜2
0%であることが知られている。但し、この最小阻止粒
径及び空間の最小径は金属粒子の形状に依存する。従っ
て、金属粒子の粒径の20〜30%の粒径の粒子を、隣
接金属粒子同士の接触・接合を維持しながら前記金属粒
子間の空間に閉じ込めることは充分に可能であるから、
この範囲に触媒粒子の粒径を選択すれば、通気路を確保
しながら触媒粒子を焼結金属体内に閉じ込めることが可
能である。その結果、充分に通気度を維持しながら、内
部に触媒が存在し、透過する流体が触媒に確実に接して
触媒反応を起こす高温用フィルタを形成することが可能
になり、従って、安定して燃焼排ガス中の微細粉塵を除
去しながら、同時に前記燃焼排ガスの温度を利用してそ
の中に含有される有害物質を除去することが可能な燃焼
排ガス処理装置を構成することが可能になる。
【0008】
【発明の実施の形態】上記本発明に係る燃焼排ガス処理
装置の実施の形態の一例について、以下に、図面を参照
しながら説明する。図1は、本発明に係る燃焼排ガス処
理装置を備える都市ゴミ焼却装置の一例を示し、図2に
その燃焼排ガス処理装置の高温用フィルタの一例につい
ての説明用の要部断面図である。都市ゴミ焼却設備は、
図1に示すように、燃焼装置1としてのゴミ専焼用のゴ
ミ焼却炉1Aからの燃焼排ガスを煙突6に導く煙道2を
設けてあり、前記煙道2にガス温度調整機構3、高温除
塵装置10、排ガス洗浄装置4Aを順次配置し、前記排
ガス洗浄装置4Aからの燃焼排ガスを前記煙突6に向け
て送り出す誘引送風機構5を設けてある。前記ガス温度
調整機構3と前記高温除塵装置10との間の煙道2に還
元剤を吹き込む還元剤供給機構7を設けてある。前記煙
道2を通して配置されている還元剤供給機構7と、排ガ
ス温度調整機構3と、高温除塵装置10とで燃焼排ガス
処理装置を構成している。前記排ガス洗浄装置4Aは、
排ガスを冷却しながら洗浄して燃焼排ガス中の塩酸等の
残存有害ガスをさらに除去するようにしてあり、排ガス
冷却機構4としても機能するようにしてある。尚、前記
ガス温度調整機構3は、燃焼排ガスの温度が前記高温除
塵装置10における所定温度を超える場合に燃焼排ガス
の温度を前記所定温度に調整するためのものである。
【0009】前記高温除塵装置10は、上下2室に分割
され、下室から燃焼排ガスが導入され、上室から清浄化
後のガスが排出されるように構成されている。図2に示
すように、上下両室の隔壁10aには、フィルタFとし
ての多孔質焼結金属筒11を下室に垂下して取り付けて
あり、前記多孔質焼結金属筒11の上端部は上室に向け
て開口し、下端部は端板11aで封止してある。前記多
孔質焼結金属筒11の内面の内側には、多孔支持筒15
を配置してあり、前記多孔質焼結金属筒11と前記多孔
支持筒15との間に触媒粒子Cを充填してある。前記触
媒粒子Cには、活性炭や活性コークス粒子を混入してあ
る。前記多孔支持筒15の上端部には、前記触媒粒子C
層の蓋を兼ねたベンチュリ14を前記隔壁10aに取り
付けてあり、前記隔壁10aの上方には、逆圧洗浄装置
として逆圧洗浄配管13を配置してあり、前記逆圧洗浄
配管13に取り付けた逆洗ノズル13aを前記ベンチュ
リ14の開口に向けて臨ませてある。
【0010】上述の燃焼排ガス処理装置の操業について
以下に説明する。ゴミ焼却炉1Aからの燃焼排ガスは、
排ガス温度調整機構3で300〜450℃に冷却して温
度調整された後に還元剤供給機構7からアンモニアが添
加され、高温除塵装置10に送り込まれる。図2(イ)
に示すように、前記高温除塵装置10では、多孔質焼結
金属筒11の外側から内側へ燃焼排ガスGが流通し、除
塵された後に触媒層12の触媒粒子Cに接し、燃焼排ガ
スG中の窒素酸化物が無害化される。同時に、前記アン
モニアとの接触及び前記触媒層12の触媒粒子Cとの接
触により前記燃焼排ガスG中に含有されるダイオキシン
或いはフラン(以下、ダイオキシン類という。)が無害
化され、仮に、ダイオキシン類が残存していても、残存
するダイオキシン類は前記触媒粒子Cに混入してあるコ
ークス粒子に吸着されて、前記高温除塵装置10の上室
へは、窒素酸化物やダイオキシン類等の有害物質の除去
された燃焼排ガスGが送り出される。前記高温除塵装置
10から送り出される燃焼排ガスは、排ガス洗浄装置4
Aで残存する塩酸等の有害ガスをさらに除去され、同時
に冷却されて、煙突6から大気中に放出される。
【0011】前記高温除塵装置10のフィルタFの目詰
まりを防止するために、図2(ロ)に示すように、逆圧
洗浄機構の逆洗ノズル13aから定期的に逆圧洗浄流体
として高圧空気Sが噴射される。この高圧空気Sの噴射
圧はベンチュリ14により多孔質焼結金属筒11内に維
持され、触媒粒子Cの表面洗浄と同時に、多孔質焼結金
属筒11に堆積した煤塵の除去が行われる。前記高圧空
気Sの噴射によって前記多孔質焼結金属筒11外表面か
ら吹き飛ばされた付着粉塵は、前記高温除塵装置10の
下方に設けられたロータリバルブ16から外部に取り出
され、スクリューコンベア17によって排出されるよう
にしてある。
【0012】次に、本発明の他の実施の形態について説
明する。 〈1〉上記実施の形態に於いては、フィルタFを、多孔
質焼結金属筒11の内面の内側に多孔支持筒15を配置
し、前記多孔質焼結金属筒11と前記多孔支持筒15と
の間に触媒粒子Cを充填してある例を示したが、図3
(イ)に示すように前記多孔支持筒15を設けることな
く、有底円筒状の多孔質焼結金属筒11内に逆洗ノズル
13aを前記多孔質焼結金属筒11底部まで延出し、図
3(ロ)に示すように、前記逆洗ノズル13aの側部に
逆圧洗浄流体噴出孔を設け、前記多孔質焼結金属筒11
と前記逆洗ノズル13aとの間に触媒粒子Cを充填して
触媒層12としてあってもよい。このようにすれば、前
記多孔質焼結金属筒11内の燃焼排ガスGの流路全体が
触媒層12として形成されるので、燃焼排ガスGと触媒
粒子Cとの接触機会を高めることがで、逆圧洗浄用流体
Sは、前記触媒粒子C全体に対して供給されるので、効
果的に触媒粒子Cを再生することが可能である。 〈2〉上記実施の形態に於いては、フィルタFを、多孔
質焼結金属筒11の内面の内側に多孔支持筒15を配置
し、前記多孔質焼結金属筒11と前記多孔支持筒15と
の間に触媒粒子Cを充填してある例を示したが、図4に
示すように多孔質焼結金属筒11を2重管とし、端板1
1aを設けて、前記2重の多孔質焼結金属筒11の間に
触媒層12を配置してもよい。尚、この場合、内側の多
孔質焼結金属筒11は透孔径が大きくてもよく、多孔支
持筒15としても機能するが、充分に大きな強度を有す
るので、通過させる燃焼排ガスGの流速を大きくするこ
とが可能である。 〈4〉上記実施の形態に於いては、フィルタFを、多孔
質焼結金属筒11の内面の内側に多孔支持筒15を配置
し、前記多孔質焼結金属筒11と前記多孔支持筒15と
の間に触媒粒子Cを充填してある例を示したが、図5に
示すように、前記多孔質焼結金属筒11として、触媒粒
子Cを内部に閉じ込めた触媒保持フィルタ11Aとして
形成してあってもよい。つまり、図5(ハ)に一部の断
面を拡大して示したように、例えば120μmに粒径を
揃えた金属粒子Mと、25〜30μmに粒径を揃えた触
媒粒子Cとを混合して等方圧加圧下で焼結した多孔質焼
結金属からなる触媒保持フィルタ11Aを用いて高温用
フィルタFを形成してあってもよい。この場合、同図
(イ)に示すように、触媒保持フィルタ11Aを通過す
る燃焼排ガスGは、触媒保持フィルタ11Aを通過する
際に、その通気孔内に閉じ込められている触媒粒子Cに
接し、触媒反応によって前記燃焼排ガスGから有害物質
が除去される。この触媒保持フィルタ11Aの再生処理
は、逆圧洗浄機構として備える逆洗ノズル13aから噴
射される過熱蒸気によって触媒保持フィルタ11A外表
面11bに捕捉された煤塵を吹き飛ばすと同時に、前記
外表面11bと触媒保持フィルタ11Aの内表面11c
との間に閉じ込められている触媒粒子Cの表面に前記過
熱蒸気が接して、触媒粒子Cの再生も可能となる。 〈5〉上記実施の形態に於いては、ゴミ焼却炉1Aから
の燃焼排ガスを煙突6に導く煙道2にガス温度調整機構
3、還元剤供給機構7、高温除塵装置10、排ガス洗浄
装置4Aを順次配置し、前記排ガス洗浄装置4Aからの
燃焼排ガスを前記煙突6に向けて送り出す誘引送風機構
5を設けた例を示したが、燃焼装置1はゴミ焼却炉1A
に限られるものではない。また、図6に示すように、前
記ゴミ焼却炉1Aに廃熱ボイラ8を備えさせて、この廃
熱ボイラ8の蒸気発生器8aを排ガス温度調整機構3と
して機能させるようにしてあってもよく、さらに、前記
蒸気発生器8aへの給水を予熱する給水予熱器8bを前
記排ガス洗浄装置4Aに代えて排ガス冷却機構4として
機能させるようにしてあってもよい。 〈6〉上記実施の形態に於いては、ゴミ焼却炉1Aから
の燃焼排ガスを煙突6に導く煙道2にガス温度調整機構
3、還元剤供給機構7、高温除塵装置10、排ガス冷却
機構4として機能する排ガス洗浄装置4Aを順次配置し
た例を示したが、前記排ガス冷却機構4は、都市ゴミ焼
却設備等の燃焼装置を備える設備の構成に応じて設置を
省略することも可能である。 〈7〉触媒層を構成する触媒粒子Cは、窒素酸化物除去
用の触媒を用いるが、この他に、ダイオキシン類を除去
するための触媒を混合してあってもよく、また、活性炭
(活性コークスであってもよい)にこれらの触媒を担持
させた触媒粒子であってもよい。前記触媒粒子Cとして
は、吸着剤粒子を混入したものをも含む。 〈8〉上記実施の形態に於いては、逆圧洗浄流体Sとし
て高圧空気を用いた例を示したが、加熱高圧空気を用い
てもよく、また、過熱蒸気を用いてもよい。逆圧洗浄流
体Sとしては、触媒層を形成する触媒の種類に応じて、
その再生に適した流体を用いればよい。
【0013】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用例を示すゴミ焼却設備の説明図
【図2】本発明に係るフィルタの例を示す要部縦断面図
【図3】フィルタの他の例を示す要部断面図
【図4】フィルタの他の例を示す要部断面図
【図5】フィルタの他の例を示す要部断面図
【図6】本発明の燃焼排ガス処理装置の他の構成例を示
す説明図
【図7】従来の燃焼排ガス処理装置の例を示す説明図
【符号の説明】
11 多孔質焼結金属筒 11b 多孔質焼結金属筒の外表面 11c 多孔質焼結金属筒の内表面 12 触媒層 C 触媒粒子 F フィルタ M 金属粒子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 茂 兵庫県尼崎市浜1丁目1番1号 株式会社 クボタ技術開発研究所内 (72)発明者 船越 淳 大阪府枚方市中宮大池1丁目1番1号 株 式会社クボタ枚方製造所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼装置からの燃焼排ガスを導く煙道に
    設置される燃焼排ガス処理装置であって、 通気性を有する多孔質焼結体から成る濾過部に燃焼排ガ
    スを透過させるように構成し、前記濾過部に対する前記
    燃焼排ガスの流入部の下流側に触媒反応部を形成してあ
    る燃焼排ガス処理装置。
  2. 【請求項2】 燃焼装置からの燃焼排ガスを導く煙道に
    設置される燃焼排ガス処理装置であって、 通気性を有する多孔質焼結金属筒(11)の半径方向内
    側に触媒層(12)を配置してあるフィルタ(F)に、
    前記燃焼排ガスを前記多孔質焼結金属筒(11)の外側
    から前記内側に向けて透過させるように構成してある燃
    焼排ガス処理装置。
  3. 【請求項3】 燃焼装置からの燃焼排ガスを導く煙道に
    設置される燃焼排ガス処理装置であって、 通気性を有する多孔質焼結金属筒(11)の外側表面
    (11b)と内側表面(11c)との間に触媒粒子
    (C)を閉じ込めてあるフィルタ(F)に、前記燃焼排
    ガスを前記多孔質焼結金属筒(11)の外側から内側に
    向けて透過させるように構成してある燃焼排ガス処理装
    置。
  4. 【請求項4】 金属粒子を焼結した多孔質焼結体で形成
    し、隣接する金属粒子(M)同士が接触した状態で、前
    記金属粒子(M)に包囲される空間内に触媒粒子(C)
    を介在させて、等方圧加圧下で焼結して形成された燃焼
    排ガス処理装置用のフィルタ。
  5. 【請求項5】 前記金属粒子(M)の粒径を揃えて焼結
    した多孔質焼結体で形成してあり、前記触媒粒子(C)
    の粒径を、前記多孔質焼結体の連通孔の開口径よりも大
    きく、かつ、前記空間を包囲する金属粒子(M)の何れ
    かとの間に空隙を有して収まる大きさとしてある請求項
    3記載の燃焼排ガス処理装置用のフィルタ。
JP18472296A 1996-07-15 1996-07-15 燃焼排ガス処理装置及びフィルタ Withdrawn JPH1028826A (ja)

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