JPH10286789A - 関節トルク検出装置 - Google Patents
関節トルク検出装置Info
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- JPH10286789A JPH10286789A JP9113339A JP11333997A JPH10286789A JP H10286789 A JPH10286789 A JP H10286789A JP 9113339 A JP9113339 A JP 9113339A JP 11333997 A JP11333997 A JP 11333997A JP H10286789 A JPH10286789 A JP H10286789A
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- G01L3/00—Measuring torque, work, mechanical power, or mechanical efficiency, in general
- G01L3/02—Rotary-transmission dynamometers
- G01L3/14—Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element is other than a torsionally-flexible shaft
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- G01L3/1428—Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element is other than a torsionally-flexible shaft involving springs using electrical transducers
- G01L3/1435—Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element is other than a torsionally-flexible shaft involving springs using electrical transducers involving magnetic or electromagnetic means
-
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- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25J—MANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
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Abstract
動装置の出力軸(関節軸)方向、即ち、リンクの幅
(横)方向に突出することなく、小型で耐久性および精
度に優れたトルク検出装置を提供する。 【解決手段】 関節の回転軸線に沿って複数の柱状部を
放射状に一体形成すると共に、その放射状に配置された
複数個の柱状部の内側にハーモニック減速機を収容す
る。
Description
装置に関し、特にロボット・アームのリンクなどの関節
トルクを検出する装置に関する。
ルク検出装置としては、従来より種々のものが提案され
ており、一例として「Multisensory shared autonomy a
ndtele-sensor programming-Key issues in space robo
tics」Robotics andAutonomous Systems 11 (1993)141-
162 Elsevierの149頁に記載されている、遊星歯車機
構に組み込まれ、相対変位を検出して印加トルクを検出
するものを挙げることができる。
端のハンドに6軸力センサなどの力覚センサを設け、そ
の部位から自由端側に作用する外力を検出し、柔軟に動
作させるように力制御することも知られている。
先端にセンサを配置すると、そのセンサ配置位置から基
部側に作用する外力を検出できないことから、アームの
関節に配置してリンク関節のトルクを検出して動作を制
御するのが望ましい。そのようなアームにより狭い場所
で作業する場合、アームのリンクが壁面などの外界に接
触しないようにリンク自由端の軌道を決定して精緻に位
置制御する必要がある。
るため、その問題が顕著に現れる。例えば、狭い箇所か
ら作業物を取り出したり、指リンク全体を用いて対象物
を把持するときなどは、外力(トルク)を検出できなけ
れば、作業対象物を破壊する、あるいは指リンクに過大
な負荷がかかってしまう。従って、ロボットのハンドの
指リンクのような小型のリンク機構においては印加トル
クを精度良く検出し、柔軟な動作制御を実現することが
望ましい。
トルクを検出しようとすると、歪みゲージを変形部に接
着してセンサを製作することが考えられるが、耐久性の
点で問題がある。さらには、変形部に大きなトルクが印
加されると、歪みゲージが延び過ぎて切断するなどの不
都合も生じ得る。
力軸に変形部を設けることになるため、出力軸、即ち、
リンクの幅(横)方向に突出する恐れがある。これは指
リンクなど複数本のリンクを並列させるとき、支障とな
る。尚、駆動装置への印加電流からトルクを検出するこ
とも可能であるが、指関節のような小型化が必要なリン
ク機構の場合、減速比を上げることで小型化を図ること
が多く、負荷側からのトルク検出は、減速機の低効率の
ため、精度が期待できない。
することにあり、リンクの駆動装置の出力軸、換言すれ
ば幅(横)方向に突出することがなく、ロボットの指リ
ンクのような小型のリンク機構にも収納できると共に、
耐久性および検出精度において優れた関節トルク検出装
置を提供することを目的とする。
めに、この発明は請求項1項において、2つのリンクを
相対変位させる関節において、前記関節の回転軸線の周
りに入力部と出力部を連結する柱状部を複数個配置し、
その変形量から印加トルクを検出すると共に、前記複数
個の柱状部の内側に減速機構、より具体的にはその大部
分を収容する如く構成した。
リンク間の相対変位である如く構成した。
する柱状部を複数個配置し、その変形量から印加トルク
を検出すると共に、前記複数個の柱状部の内側に減速機
構、より具体的にはその大部分を収容する如く構成した
ので、リンクの駆動装置の出力軸(出力部)、換言すれ
ば幅(横)方向に突出することがなく、ロボットの指リ
ンクのような小型のリンク機構にも収納できると共に、
耐久性および検出精度も向上する。
明に係る関節トルク検出装置を説明する。
ク検出装置は、2足歩行の脚式移動ロボットの指リンク
機構に組み込む形で実現される。
す概略図である。
れぞれの脚リンク2に6個の関節を備える(理解の便宜
のために各関節をそれを駆動する電動モータで示す)。
の関節10R,10L(右側をR、左側をLとする。以
下同じ)、腰部のロール方向(Y軸まわり)の関節12
R,12L、同ピッチ方向(X軸まわり)の関節14
R,14L、膝部のロール方向の関節16R,16L、
足部のロール方向の関節18R,18L、および同ピッ
チ方向の関節20R,20Lから構成される。足部には
足平22R,22Lが取着される。
関節10R(L),12R(L),14R(L)から、
足関節は関節18R(L),20R(L)から構成され
る。また股関節と膝関節とは大腿リンク24R,24
L、膝関節と足関節とは下腿リンク26R,26Lで連
結される。
が設けられると共に、その上端には左右それぞれ7個の
関節からなる腕リンク3を備える(同様に、理解の便宜
のために各関節をそれを駆動する電動モータで示す)。
向の関節30R,30L、同ピッチ方向の関節32R,
32L、腕の回旋用の関節34R,34L、肘部のロー
ル方向の関節36R,36L、手首回旋用の関節38
R,38L、同ロール方向の関節40R,40L、およ
び同ピッチ方向の関節42R,42Lから構成される。
手首の先にはハンド44R,44Lが取着される。
32R(L),34R(L)から、手首関節は関節38
R(L),40R(L),42R(L)から構成され
る。また肩関節と肘関節とは上腕リンク46R,46
L、肘関節と手首関節とは下腕リンク48R,48Lで
連結される。
に関して後述するマイクロコンピュータからなる制御ユ
ニット50などが格納される。
についてそれぞれ6つの自由度を与えられ、歩行中にこ
れらの6*2=12個の関節を適宜な角度で駆動するこ
とで、足全体に所望の動きを与えることができ、任意に
3次元空間を歩行させることができる(この明細書で
「*」は乗算を示す)。尚、前記の如く、ロボットの進
行方向(ピッチ方向)をX軸、左右方向(ロール方向)
をY軸、鉛直方向(重力方向)をZ軸とする。
ぞれ7つの自由度を与えられ、これらの7*2=14個
の関節を適宜な角度で駆動することで、後述する台車を
押すなどの所望の作業を行うことができる。
R(L)には公知の6軸力センサ56が取着され、ロボ
ットに作用する外力のうち、接地面からロボットに作用
する床反力の3方向成分Fx,Fy,Fzとモーメント
の3方向成分Mx,My,Mzとを検出する。
ンサ58がハンド44R(L)に取着され、ロボットに
作用する作業対象物から受ける対象物反力の3方向成分
Fx,Fy,Fzとモーメントの3方向成分Mx,M
y,Mzとを検出する。
され、Z軸(鉛直方向(重力方向))に対する傾きとそ
の角速度を検出する。また各関節の電動モータはその出
力を減速・増力する減速機(図示せず)を介して該当関
節を構成する前記したリンク24R(L),26R
(L)などを相対変位させると共に、その回転量を検出
するロータリエンコーダが設けられて変位検出器付脚
(腕)アクチュエータとして構成される。これら6軸力
センサ56などの出力は制御ユニット50に送られる
(図示の便宜のためロボット1の右半身のみについて示
す)。
的には、基部440R(L)に取り付けられた指リンク
機構からなり、より具体的には、人の親指類似の第1、
第2関節からなる第1のリンク機構441R(L)およ
び人指指類似の第1、第2、第3関節からなる第2のリ
ンク機構442R(L)からなる。尚、図示の簡略化の
ため、第2のリンク機構442R(L)は、1個のみ示
したが、実際は更に3個備える。
ック図であり、マイクロ・コンピュータから構成され
る。そこにおいて傾斜センサ60などの出力はA/D変
換器70でデジタル値に変換され、その出力はバス72
を介してRAM74に送られる。また各アクチュエータ
10などにおいて電動モータに隣接して配置されるエン
コーダの出力は、カウンタ76を介してRAM74内に
入力される。
置80が設けられており、演算装置80は後述の如く、
ROM84に予め格納されている歩容に基づいて安定な
姿勢を継続する関節角変位指令(アクチュエータ変位指
令)を算出し、RAM74に送出する。
令と検出された実測値とを読み出し、各関節の駆動に必
要な制御値を算出してD/A変換器86と各関節に設け
られたアクチュエータ駆動装置(アンプ)88を介して
各関節を駆動する脚、腕および指の関節の電動モータに
出力する。
ク機構441R(L),442R(L)のうちの第2の
指リンク機構442R(L)の第1関節を詳細に示す平
面図、図4はそのIV−IV線断面図、図5はその底面図で
ある。
(L)は、基部440R(L)に取り付けられた、鉄材
などからなる第1のリンク400を備える。第1のリン
ク400の内部には電動モータ402が収容され、第1
のリンクの自由端付近にはプーリ404が回転自在に取
付けられると共に、プーリ404には公知のハーモニッ
ク減速機406のウェーブ・ジェネレータ406aが一
体的に固定される。
およびプーリ404を介してハーモニック減速機406
のウェーブ・ジェネレータ406a(入力軸あるいは入
力部)に伝達され、それを回転させる。ハーモニック減
速機406において、入力されたモータ回転は、フレク
スプライン406bおよびサーキュラ・スプライン40
6c(出力軸あるいは出力部)を介して所定の減速比に
減速・倍力される。
406bを第1のリンク400に固定すると共に、サー
キュラ・スプライン406cを同様に鉄材などからなる
第2のリンク410に固定する。よって、電動モータ4
02の駆動力(入力)に応じて第1のリンク400に対
し、第2のリンク410を入力モータ回転より減速され
た回転数で相対変位させる。電動モータ402の回転
は、エンコーダ414によって検出される。
8を介して柱材420が設けられる。また、サーキュラ
・スプライン406cと第2のリンク410の間には、
比較的小径で変形しやすいように構成された柱状部42
4が、複数個、具体的には6個、関節の回転軸線426
の周りに相互に間隔をおいて配置される。図6に、その
構成を模式的に示す。図4に示す如く、前記6個の柱状
部424の内側に減速機構(ハーモニック減速機40
6)が収容される。
そこにサーキュラ・スプライン406cの上端付近にロ
ッド428を介して取り付けられたギャップセンサ43
0が配置される。ギャップセンサ430は非接触の渦電
流式の変位センサであり、図7に示す如く、コイルから
なるセンサヘッド430a(図3)を備える。センサヘ
ッド430aは、図3に示す如く、第2のリンク410
に固定されたサーキュラ・スプライン406cに接近し
て配置される。
ク)が印加されると、柱状部424が撓み、関節回転軸
線426(ウェーブ・ジェネレータ406aの入力軸)
まわりに第2のリンク410が印加トルクに比例して変
位、例えば数mm変位する。そのサーキュラ・スプライン
406cと第2のリンク410の回転角度差をギャップ
センサ430のセンサヘッド430aで検出することに
より、第2のリンクに印加されたトルクを検出すること
ができる。
aのコイルのインダクタンスが変化し、図7に示す如
く、その出力は検出回路432に入力され、そこで発振
回路出力を平滑して出力電圧を得ることで、トルクを検
出することができる。図8に、センサ出力電圧と印加ト
ルクの特性を示す。尚、図7に示す検出回路自体は公知
なものである。
き、図2に示す制御ユニットにおいては検出回路432
の出力からトルク検出値を読み取り、ロボット1の動作
を制御して作業対象物を把持させるなどの動作を行う。
尚、図4において、符号433,434,435,43
6,438はベアリングを示す。
においては、図示の如く、検出装置の主要部材である複
数個の柱状部424は、ハーモニック減速機406のサ
ーキュラ・スプライン406cに連結され、関節回転軸
線426方向に延長させられて、フレクスプライン40
6bを囲むように構成される。この構成によって、柱状
部424を、関節回転軸線426方向にも、それに直交
する半径(幅ないし横)方向にも突出することなく配置
することができる。換言すれば、トルク検出装置を設け
ることにより、関節構造を大型化することがない。
・スプライン406cを介して第2のリンク410に取
付けられているため、第2のリンク410に作用する力
をねじりトルクとして直接検出することができる。即
ち、駆動力伝達系に遊び、バックラッシュなどが生じる
ことがないため、図8に示す如く、正逆回転方向のトル
クに対して不感帯が存在せず、線型な検出特性を得るこ
とができ、検出精度が向上する。
し、信頼性、耐久性の面でも向上する。更に、発振回路
出力を平滑して出力電圧を得ているので、耐ノイズ性も
向上する。
てはベアリングで受けているため、その力がトルク検出
に干渉することがない。
2つのリンク(第1のリンク400、第2のリンク41
0)を相対変位させる関節(第2の指リンク機構44
2)において、前記関節の回転軸線(426)の周りに
入力部と出力部を連結する柱状部(424)を複数個配
置し、その変形量から印加トルクを検出すると共に、前
記複数個の柱状部の内側に減速機構(ハーモニック減速
機406)を収容する如く構成した。また前記変形量は
前記リンク間の相対変位である如く構成した。
たが、それに限るものではなく、静電容量式などあらゆ
る変位計を使用することができる。また、変形量を前記
リンク間の変位量として検出したが、歪みなどから検出
しても良い。
使用したが、それに限られるものではなく、遊星歯車式
の減速機でも良く、あるいはその他の機構を持つ減速機
であっても良い。
の発明を説明したが、それに限られるものではなく、固
定型の産業ロボットにも応用することができ、さらには
ロボットに限らず、あらゆる回転軸のトルク検出に応用
することができる。
幅(横)方向に突出することがなく、ロボットの指リン
クのような小型のリンク機構にも収納できると共に、耐
久性および検出精度も向上する。
行の脚式移動ロボットに応用した場合を例にとって示す
全体的に示す説明図である。
詳細を示すブロック図である。
詳細に示す説明平面図である。
装置の柱状部の配置構成などを模式的に示す説明図であ
る。
ある。
すグラフ図である。
ロボット) 2 脚リンク 3 腕リンク 22R,L 足平 28 上体 44R,L ハンド 50 制御ユニット 440R,L 基部 441R,L 第1の指リンク機構 442R,L 第2の指リンク機構 400 第1のリンク 406 ハーモニック減速機(減速機
構) 424 柱状部 426 関節回転軸線 430 ギャップセンサ 430a センサヘッド
Claims (2)
- 【請求項1】 2つのリンクを相対変位させる関節にお
いて、前記関節の回転軸線の周りに入力部と出力部を連
結する柱状部を複数個配置し、その変形量から印加トル
クを検出すると共に、前記複数個の柱状部の内側に減速
機構を収容したことを特徴とする関節トルク検出装置。 - 【請求項2】 前記変形量は前記リンク間の相対変位で
あることを特徴とする請求項1項記載の関節トルク検出
装置。
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