JPH10283449A - Pcカード - Google Patents
PcカードInfo
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- JPH10283449A JPH10283449A JP8858997A JP8858997A JPH10283449A JP H10283449 A JPH10283449 A JP H10283449A JP 8858997 A JP8858997 A JP 8858997A JP 8858997 A JP8858997 A JP 8858997A JP H10283449 A JPH10283449 A JP H10283449A
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Abstract
て、カードスロットから突出する部分に加わった衝撃や
負荷等により、挿入部と突出部との境に応力集中が発生
しても、そのPCカードが有する機能に影響が生じない
ようにする。 【解決手段】 カードスロット21に挿入した状態でこ
のカードスロット21内に位置する挿入部11と、前記
カードスロット21から突出する突出部12とからなる
PCカード10aにおいて、前記PCカード10aに内
蔵された電子基板を前記挿入部11と前記突出部12と
の間を境に分割するとともに、前記挿入部11側の電子
基板13aと前記突出部12側の電子基板13bとをフ
レシキブルに接続する。
Description
タイプのPCカードに関するものである。
器の普及に伴い、その情報機器の機能を拡張するための
PCカードが広く利用されるようになっている。PCカ
ードは、PCMCIA(personal computer memory car
d international association)及び日本電子工業振興
協会(JEIDA)で規格化されたものであり、情報機
器に設けられたカードスロットに挿入して用いることに
よって、その情報機器にメモリ機能や通信機能等を追加
するものである。
ッドタイプと呼ばれるものがある。エクステンデッドタ
イプのPCカードは、図12及び図13に示すように、
ノートパソコン等の情報機器20のカードスロット21
に挿入した際に、その一部が、カードスロット21から
突出するように構成されたものである。すなわち、エク
ステンデッドタイプのPCカード10は、カードスロッ
ト21に挿入した状態でそのカードスロット21内に位
置する挿入部11と、そのカードスロット21から突出
する突出部12とからなるものである。
ド10は、通常、外装がアクリルニトリル・ブタジエン
・スチレン(ABS)樹脂等によって成形されている
が、その内部、すなわち挿入部11及び突出部12の内
部に、所定機能(例えば、メモリ機能や通信機能)を有
する1枚の電子基板13を備えている。そして、PCカ
ード10をカードスロット21に挿入すると、その電子
基板13が、挿入部11の端部に設けられた図示しない
コネクタによって情報機器20と電気的に接続されるよ
うになっている。これにより、情報機器20では、PC
カード10の挿入によって、その機能が拡張される。
クステンデッドタイプのPCカード10は、カードスロ
ット21に挿入した状態で、突出部12がカードスロッ
ト21から突出するようになっている。したがって、不
可抗力等により、突出部12にカード厚方向(図中A方
向)の衝撃や負荷等が加わると、挿入部11と突出部1
2との境界部分に応力が集中し、PCカード10内の電
子基板13に撓みが発生してしまう。そして、この場合
には、その撓みによって、電子基板13の搭載部品の半
田付け部にクラック等が生じてしまう可能性が高くなっ
てしまう。
により、電子基板13の搭載部品の半田付け部にクラッ
ク等が生じてしまうと、情報機器20では、そのPCカ
ード10をカードスロット21に挿入しても、情報機器
20の機能を拡張することができなくなってしまう。例
えば、電子基板13がメモリ機能を有している場合に
は、突出部12への衝撃や負荷等によって、一旦記憶し
た情報が取り出せなくなってしまうといったことも考え
られる。つまり、従来のエクステンデッドタイプのPC
カード10は、突出部12に加わる衝撃や負荷等に対す
る考慮が一切なされていない。
プのPCカードにおいて、カードスロットからの突出部
分に加わる衝撃や負荷等を考慮して、その突出部分に衝
撃や負荷等が加わった場合であっても、内蔵する電子基
板に影響を与えることのないPCカードを提供すること
を目的とする。
成するために案出されたPCカードで、カードスロット
に挿入して用いるもので、前記カードスロットに挿入し
た状態でそのカードスロット内に位置する挿入部と、前
記カードスロットから突出する突出部とからなるPCカ
ードにおいて、前記PCカードに内蔵された電子基板を
前記挿入部と前記突出部との間を境に分割し、前記挿入
部側の電子基板と前記突出部側の電子基板とをフレシキ
ブルに接続したことを特徴とするものである。
を挿入部と突出部との間を境に分割し、分割した電子基
板の間をフレシキブルに接続しているので、そのPCカ
ードをカードスロットに挿入した状態で突出部に衝撃や
負荷等が加わり、挿入部と突出部との境界部分に応力が
集中しても、その応力集中がフレシキブルな接続によっ
て吸収され、電子基板に撓みが発生することがない。
るPCカードについて説明する。
記載の発明に係わるPCカードについて説明する。図1
は、本実施の形態のPCカード10aの概略構成を示す
斜視図である。本実施の形態のPCカード10aは、従
来のもの(図12及び図13参照)と同様に、挿入部1
1と、突出部12とからなる、エクステンデッドタイプ
のものである。
のものと異なり、内蔵する電子基板が、挿入部11と突
出部12との間の境界部分を境に、2つの基板13a、
13bに分割されている。さらに、このPCカード10
aでは、挿入部11側の基板13aと突出部12側の基
板13bとが、フラットケーブル14で接続されてい
る。つまり、基板13aと基板13bとは、フラットケ
ーブル14によって、フレキシブルに接続されている。
も、従来のものと同様に、ノートパソコン等の情報機器
20のカードスロット21に挿入して用いるので、PC
カード10aをカードスロット21に挿入した状態で、
突出部12にカード厚方向(図中A方向)の衝撃や負荷
等が加わると、挿入部11と突出部12との境界部分に
応力集中が発生する。しかしながら、このPCカード1
0aでは、挿入部11と突出部12との間を境に内蔵基
板13a、13bが2つに分割され、しかもこれらの間
がフラットケーブル14で接続されているので、挿入部
11と突出部12との境界部分に応力集中が発生して
も、その応力集中がフラットケーブル14によって吸収
され、各基板13a、13bに撓みが発生することがな
い。
カードスロット21に挿入した状態で突出部12に衝撃
や負荷等が加わっても、各基板13a、13bに撓みが
発生することがなく、各基板13a、13bの搭載部品
の半田付け部にクラック等が生じてしまうこともない。
これにより、例えばPCカード10aの外装面に白化や
クラックが生じるレベルの衝撃や負荷等が突出部12に
加わっても、各基板13a、13bの機能、すなわちこ
のPCカード10aの機能が損なわれてしまうことがな
く、情報機器20に対する機能拡張を実現することがで
きる。
の発明に係わるPCカードについて説明する。ただし、
ここでは、上述した第1の実施の形態との相違点につい
てのみ説明する。図2は、本実施の形態のPCカード1
0bの概略構成を示す斜視図である。本実施の形態のP
Cカード10bは、挿入部11と突出部12との間に、
ヒンジ部15が設けられているものである。
とのそれぞれに設けられた軸受部と、これら軸受部に嵌
入される回転軸とからなるものであり、突出部12を挿
入部11に対してカード厚方向(図中B方向)に揺動可
能にするためのものである。ただし、ヒンジ部15で
は、カード厚方向に一定以上の衝撃や負荷が加わった場
合にのみ突出部12を揺動させるようになっており、そ
の他の場合においては、挿入部11と突出部12とを所
定の状態(例えば水平に連なる状態)に保持するように
なっている。これは、軸受部と回転軸とのはめあい精度
の調整により実現すればよい。
カードスロット21に挿入した状態で、ある一定以上の
カード厚方向(図中A方向)の衝撃や負荷等が突出部1
2に加わると、突出部12がヒンジ部15の回転軸を中
心にして揺動することで、挿入部11と突出部12との
間の応力を吸収する。したがって、このPCカード10
bでは、カードスロット21に挿入した状態で突出部1
2に衝撃や負荷等が加わっても、PCカード10bの機
能が損なわれることがなく、しかもPCカード10bの
外装面、すなわちPCカード10b本体自身が破損して
しまうこともない。
の発明に係わるPCカードについて説明する。ただし、
ここでは、上述した第2の実施の形態との相違点につい
てのみ説明する。図3は、本実施の形態のPCカード1
0cの概略構成を示す斜視図である。本実施の形態のP
Cカード10cは、突出部12内の基板13bが無線基
板からなるものであり、さらには、挿入部11と突出部
12との間のヒンジ部15がラッチ機構を有しているも
のである。
などを搭載しているもので、無線電波を介したデータ通
信を行うためのものである。また、ラッチ機構とは、突
出部12を任意の揺動角度で固定するためのものであ
る。このようなラッチ機構を有することにより、PCカ
ード10cでは、挿入部11と突出部12との保持状態
を、手動によって、突出部12の揺動方向(図中C方
向)で数段階に変更できるようになっている。なお、ラ
ッチ機構自体は、周知技術であるため、ここではその詳
細な説明を省略する。
ドスロット21に挿入すると、情報機器20は、無線電
波を介したデータ通信を行うことが可能になる。ところ
で、一般に、無線電波の電波状態は、場所によって異な
るものである。つまり、無線電波によるデータ通信を行
う場合に、場所によってはアンテナ感度が悪くなってし
まうことがある。
いれば、無線基板を内蔵した突出部12の揺動角度を任
意に固定できるので、突出部12をアンテナ感度の最も
良い角度に固定した状態でデータ通信を行うことが可能
になり、結果として確実なデータの送受信を行うことが
できるようになる。したがって、このPCカード10c
では、衝撃や負荷等による機能の損傷や本体の破損が生
じることがないのに加えて、無線電波によるデータ通信
を行う際に用いて好適であるという利点が得られる。
の形態では、突出部12の揺動角度を可変させることに
よりアンテナ感度を向上させる例について説明したが、
さらに突出部12の固定位置に自由度を与えると、アン
テナ感度を向上させるのに非常に有効である。ここで、
無線電波によるデータ通信を行う際に用いてさらに好適
であるPCカード、すなわち請求項4記載の発明に係わ
るPCカードについて説明する。
ように、挿入部11と突出部12とが着脱自在に構成さ
れたものである。これは、挿入部11と突出部12との
間に設けられた図示しない接続機構(例えば、挿入部1
1と突出部12との嵌合機構)によって実現される。ま
た、挿入部11と突出部12との間には、一対のコネク
タ16a、16bが設けられており、挿入部11と突出
部12とが一体に接続している状態で、これらのコネク
タ16a、16bが互いに嵌合するようになっている。
この嵌合によって、挿入部11内の基板13aと突出部
12内の基板13bとは、電気的に接続される。なお、
各コネクタ16a、16bをフローティングマウントす
れば、各基板13a、13bの間は、フレキシブルに接
続されることとなる。
に示すように、挿入部11と突出部12とが分離してい
る状態において、一対のコネクタ16a、16bが接続
ケーブル16c(例えば、スパイラルケーブル)によっ
て接続されるようになっている。つまり、挿入部11と
突出部12との分離時には、基板13a、13bが、接
続ケーブル16cによって電気的に接続される。また、
このPCカード10dでは、図6に示すように、突出部
12に、この突出部12を情報機器20上、例えばディ
スプレイ近傍に係止するためのフック部16dが設けら
れている。
挿入部11と突出部12とが一体に接続している状態で
も使用可能であるが、アンテナ感度を向上させるために
は、無線基板を内蔵した突出部12を挿入部11から分
離し、これらの間を接続ケーブル16cによって接続す
る。そして、突出部12に設けられたフック部16dを
用いて、この突出部12を、情報機器20のディスプレ
イ近傍等で、アンテナ感度の良好な位置に係止する。
突出部12の固定位置の自由度が増加するので、アンテ
ナ感度を向上させるのに非常に有効であり、無線電波に
よるデータ通信に対してより一層好適なものとなる。さ
らに、このPCカード10dでは、突出部12を挿入部
11から分離して任意の位置に係止できるので、その状
態においては突出部12がカードスロット21から突出
してしまうことがなく、突出部12が衝撃や負荷等を受
ける可能性も低くなる。
の発明に係わるPCカードについて説明する。ただし、
ここでは、上述した第1の実施の形態との相違点につい
てのみ説明する。図7は、本実施の形態のPCカード1
0eの概略構成を示す斜視図である。本実施の形態のP
Cカード10eは、挿入部11と突出部12とが弾性部
材17によって連設されているものである。つまり、こ
のPCカード10eは、挿入部11と突出部12との外
装(筐体)がABS樹脂等の一般成形樹脂によって成形
されており、挿入部11と突出部12との間の境界部分
が弾性部材17によって成形されているものである。
ーがある。エラストマーは、常温でゴム状弾性を有する
高分子材料であり、弱い応力が加わると変形したのちそ
の応力を取り除くとほぼ元の寸法及び形状に戻るもので
ある。このようなエラストマーとしては、具体的には天
然ゴム、各種の合成ゴム、再生ゴム、あるいはアクリル
系樹脂などがある。なお、挿入部11と突出部12との
間の弾性部材17は、その形状が蛇腹状に成形されたも
のであってもよい。
は、カードスロット21に挿入した状態で、カード厚方
向(図中A方向)の衝撃や負荷等が突出部12に加わる
と、挿入部11と突出部12との間の弾性部材17が、
その衝撃や負荷等による応力集中を吸収する。さらに、
このPCカード10eでは、カード厚方向と直交する方
向、すなわちカード幅方向(図中D方向)の衝撃や負荷
等が突出部12に加わった場合であっても、弾性部材1
7がその衝撃や負荷等による応力集中を吸収する。した
がって、このPCカード10eでは、カードスロット2
1に挿入した状態で、突出部12にどの方向から衝撃や
負荷等が加わっても、PCカード10eの機能が損なわ
れることがなく、しかもPCカード10e本体自身が破
損してしまうこともない。
の発明に係わるPCカードについて説明する。ただし、
ここでは、上述した第5の実施の形態との相違点につい
てのみ説明する。本実施の形態のPCカード10fは、
図8に示すように、挿入部11と突出部12とが、弾性
部材17を跨いで架設された補助連結部材18によって
連結されているものである。
金属棒等の剛性部材からなるものであり、コ字状におけ
る立ち上がり部が挿入部11及び突出部12の側部に設
けられた開口と嵌合することにより、挿入部11と突出
部12とをPCカード10fの挿入方向に連結するもの
である。なお、補助連結部材18は、弾性部材17のカ
ード厚方向(図中A方向)、すなわち上下方向の変形に
対しては追従できるようになっている。
は、突出部12にカード厚方向(図中A方向)の衝撃や
負荷等が加わると、挿入部11と突出部12との間の弾
性部材17がその衝撃や負荷等による応力集中を吸収す
るとともに、補助連結部材18がその上下方向の変形に
対して追従する。
ット21からの取り出しは、通常、情報機器20に設け
られたイジェクトボタン22の押下によって行うが、こ
のとき、突出部12が乱雑に引っ張られても、補助連結
部材18が挿入部11と突出部12とを連結しているの
で、弾性部材17が必要以上に伸びたり変形したりする
ことがない。これは、PCカード10fをカードスロッ
ト21に挿入する場合についても同様である。
カードスロット21に挿入した状態で突出部12に衝撃
や負荷等が加わっても、PCカード10fの機能が損な
われたり、PCカード10f本体自身が破損してしまう
ことがない。さらには、補助連結部材18が挿入部11
と突出部12とを連結しているので、PCカード10f
挿入時あるいは抜去時における扱いが乱雑であっても、
弾性部材17の変形や破損を防ぐことができる。
部11と突出部12とを連結している場合について説明
したが、例えば図9に示すように、突出部12と補助連
結部材18との嵌合箇所を中心にして(図中E方向)、
補助連結部材18を回動可能に構成してもよい。つま
り、補助連結部材18の位置を変更することによって、
挿入部11と突出部12とを連結するか、あるいは非連
結状態にするかを選択できるようにしてもよい。このよ
うにすれば、PCカード10fをカードスロット21に
挿入した状態では弾性部材17による柔軟性を、またP
Cカード10fの挿脱時には補助連結部材18による剛
性を得ることができるようになり、PCカード10f本
体あるいは機能の保護により一層有効となる。
の発明に係わるPCカードについて説明する。ただし、
ここでは、上述した第6の実施の形態との相違点につい
てのみ説明する。本実施の形態のPCカード10gは、
図10(a)及び(b)に示すように、補助連結部材1
8が、一対の連結材18aと内蔵バネ18bとからなる
ものであり、さらには一対の連結材18a及び内蔵バネ
18bがPCカード10gに内蔵されているものであ
る。
高剛性樹脂部材等からなるものであり、弾性部材17を
跨いで挿入部11と突出部12とを連結するためのもの
である。そのために、各連結材18aは、挿入部11側
の端部近傍がこの挿入部11に枢支されており、さらに
他端側に突出部12内のリブ12aと係合する先端スト
ッパー18cが設けられている。また、挿入部11側端
の一部には、PCカード10gの側部外面から突出する
プッシュボタン18dが設けられている。よって、各連
結材18aでは、プッシュボタン18dが押される(図
中F方向)と、挿入部11による枢支点を中心にして、
先端ストッパー18c側の端が、カード幅方向(図中G
方向)に揺動するようになっている。
ネ等からなるものであり、カード幅方向に揺動する各連
結材18aを、PCカード10gの外側方向へ付勢する
ものである。つまり、内蔵バネ18bは、各連結材18
aを付勢することにより、これらに設けられたプッシュ
ボタン18dを、PCカード10fの側部外面から突出
させるものである。
は、カードスロット21に挿入されていなければ、内蔵
バネ18bの付勢によって、各連結材18aの先端スト
ッパー18cが突出部12内のリブ12aと係合する。
つまり、各連結材18aが弾性部材17を跨いで挿入部
11と突出部12とを連結する。これにより、挿入部1
1と突出部12とは、上下左右方向、すなわちカード厚
方向とカード幅方向とに対する剛性を得るようになる。
ド10gをカードスロット21に挿入すると、プッシュ
ボタン18dは、カードスロット21の側壁部21aに
よってPCカード10g内へ押し込まれる。プッシュボ
タン18dが押されると、連結材18aの揺動によっ
て、先端ストッパー18cが突出部12内のリブ12a
から離脱する。これにより、挿入部11と突出部12と
の間では、連結材18aによる連結状態が解除される。
したがって、このPCカード10gでは、カードスロッ
ト21に挿入すれば弾性部材17による柔軟性を得るこ
とができる。
結部材18が一対の連結材18aと内蔵バネ18bとか
らなるので、挿入部11をカードスロット21から抜去
すると、各連結材18aが挿入部11と突出部12とを
連結し、その一方で挿入部11をカードスロット21内
に挿入すると、各連結材18aが挿入部11と突出部1
2との連結を解除するようになっている。
カードスロット21に挿入した状態で、突出部12にカ
ード厚方向(図中A方向)やカード幅方向(図中D方
向)の衝撃や負荷等が加わっても、これを弾性部材17
によって吸収することができるようになる。
21からの取り出しは、通常、情報機器20に設けられ
たイジェクトボタン22の押下によって行うが、その際
に、PCカード10gがカードスロット21から一定量
飛び出ると、内蔵バネ18bの付勢によって、プッシュ
ボタン18dがPCカード10gの側部外面から突出す
るとともに、先端ストッパー18cが突出部12内のリ
ブ12aと係合する。よって、挿入部11と突出部12
とは、連結材18aによって連結されることとなり、上
下左右方向、すなわちカード厚方向とカード幅方向とに
対する剛性を得るようになる。
挿入部11と突出部12とを連結するか否かを、カード
スロット21への挿入状態に合わせて自動的に切り替え
るようになっている。したがって、挿入部11と突出部
12との連結状態の切り替えを的確に行うことができる
ようになり、PCカード10g本体や弾性部材17の破
損等を確実に防ぐことができるようになる。また、切り
替えを自動的に行うので、カードスロット21への挿入
を行う操作者にとっては便利なものとなる。
ードは、電子基板を挿入部と突出部との間を境に分割
し、分割した電子基板の間をフレシキブルに接続してい
るので、挿入部と突出部との間に応力集中が発生して
も、電子基板に撓みが発生してしまうことがない。した
がって、このPCカードでは、カードスロットに挿入し
た状態で突出部に衝撃や負荷等が加わっても、各基板の
搭載部品の半田付け部にクラック等が生じてしまうとい
ったことがなく、このPCカードの機能が損なわれてし
まうことを防ぐことができるようになる。
概略構成を示す斜視図である。
概略構成を示す斜視図である。
概略構成を示す斜視図である。
概略構成を示す斜視図である。
と突出部とを分離した状態を示す説明図である。
通信を行う際の使用状態を示す説明図である。
概略構成を示す斜視図である。
概略構成を示す斜視図である。
説明図である。
の概略構成を示す図であり、(a)はその平面図、
(b)はその側面図である。
である。
の概略構成を示す斜視図である。
をカードスロットへ挿入した状態を示す説明図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 カードスロットに挿入して用いるもの
で、前記カードスロットに挿入した状態で該カードスロ
ット内に位置する挿入部と、前記カードスロットから突
出する突出部とからなるPCカードにおいて、 前記PCカードに内蔵された電子基板を前記挿入部と前
記突出部との間を境に分割するとともに、前記挿入部側
の電子基板と前記突出部側の電子基板とをフレシキブル
に接続したことを特徴とするPCカード。 - 【請求項2】 前記挿入部と前記突出部との間に、該突
出部を前記挿入部に対して揺動可能にするヒンジ部を設
けたことを特徴とする請求項1記載のPCカード。 - 【請求項3】 前記突出部は、無線通信を行うための無
線基板を内蔵しているものであり、 前記ヒンジ部は、前記突出部を任意の揺動角度で固定す
るラッチ機構を有したものであることを特徴とする請求
項2記載のPCカード。 - 【請求項4】 前記突出部は、無線通信を行うための無
線基板を内蔵し、かつ、前記挿入部と着脱自在に構成し
たものであり、 前記突出部を前記挿入部から分離した際に、前記突出部
内の無線基板と前記挿入部内の電子基板とが接続ケーブ
ルによって接続されることを特徴とする請求項1記載の
PCカード。 - 【請求項5】 前記挿入部と前記突出部とが弾性部材に
よって連設されたことを特徴とする請求項1記載のPC
カード。 - 【請求項6】 前記弾性部材を跨いで前記挿入部と前記
突出部とを連結し、かつ、剛性部材によって形成された
補助連結部材を備えることを特徴とする請求項5記載の
PCカード。 - 【請求項7】 前記補助連結部材は、前記挿入部を前記
カードスロット内に挿入すると前記挿入部と前記突出部
とを連結し、前記挿入部を前記カードスロットから抜去
すると前記挿入部と前記突出部との連結を解除するもの
であることを特徴とする請求項6記載のPCカード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8858997A JP3562688B2 (ja) | 1997-04-08 | 1997-04-08 | Pcカード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8858997A JP3562688B2 (ja) | 1997-04-08 | 1997-04-08 | Pcカード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10283449A true JPH10283449A (ja) | 1998-10-23 |
JP3562688B2 JP3562688B2 (ja) | 2004-09-08 |
Family
ID=13947031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8858997A Expired - Fee Related JP3562688B2 (ja) | 1997-04-08 | 1997-04-08 | Pcカード |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3562688B2 (ja) |
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