JPH10282593A - 立体画像記録媒体用ホルダ - Google Patents

立体画像記録媒体用ホルダ

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JPH10282593A
JPH10282593A JP8416597A JP8416597A JPH10282593A JP H10282593 A JPH10282593 A JP H10282593A JP 8416597 A JP8416597 A JP 8416597A JP 8416597 A JP8416597 A JP 8416597A JP H10282593 A JPH10282593 A JP H10282593A
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JP
Japan
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recording medium
convex lens
lens array
front panel
array plate
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JP8416597A
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English (en)
Inventor
Makoto Iwahara
誠 岩原
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 フロントパネル2と、このフロントパネ
ル2に連結部材3を介して回転自在に取付けたリアパネ
ル4と、フロントパネル2の連結部材3側に設けた位置
決めピン7と、リアパネル4の挟持面側に設けた弾性部
材12とから立体画像記録媒体用ホルダ1を構成した。 【効果】 連結部材を支点としてフロントパネルにリア
パネルを倒していくことで、シリンドリカル凸レンズア
レイ板及び記録媒体を位置決めピン側から先に圧着する
ことができ、記録媒体にしわを発生させる虞れがなく、
シリンドリカル凸レンズアレイ板に記録媒体を正確に位
置合せすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は立体画像を観察する
ための立体画像記録媒体用ホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】立体画像は、かまぼこ型のレンズを並べ
たシリンドリカル凸レンズアレイ板を介して、それぞれ
異なった角度から記録媒体に複数の画像を投影し、それ
らの画像を記録媒体に記録していく。かまぼこ型のレン
ズの焦点位置に記録媒体を置くことにより、所定の角度
から投影した1枚の画像はかまぼこ型のレンズでその焦
点に収束し記録媒体に1本の線としての画像を記録する
ことになる。たとえば、シリンドリカル凸レンズアレイ
板にN枚のレンズが並べてあるとすれば、記録媒体にN
本の線としての画像が記録されることになる。上記記録
をそれぞれ異なった角度から例えば0.5゜おきにM回
記録したとすれば、1枚のレンズ毎にM本の線としての
画像が記録され、記録媒体全体では、N×M本の線とし
ての画像が記録されたことになる。このように、N枚の
原画として立体画像を記録することができるが、立体画
像以外の画像も記録することができる。例えば、同じ部
位の時間経過のN枚の画像を記録したものを観察する
と、視点を移動することで映画のように時間経過の画像
を流し見ることができる。
【0003】そして、記録済みの記録媒体から立体画像
を再現するには、記録済みの記録媒体の表面に記録した
ときと同じ特性のシリンドリカル凸レンズアレイ板を重
ね、記録済みの記録媒体の裏面からライトをあて、シリ
ンドリカル凸レンズアレイ板の表面から記録済みの記録
媒体を観察することにより立体画像を認識できるもので
ある。このとき、記録済みの記録媒体とシリンドリカル
凸レンズアレイ板との関係を記録時の位置に合せること
が必要である。位置ずれが発生すると干渉縞を発生させ
て立体画像が観察しにくいものとなる。また、レンズか
らフィルムが浮くと立体画像が不鮮明になる。そこで、
立体画像を観察するために、レンズとフィルムを正確な
位置に収納するホルダが必要になる。
【0004】立体画像記録媒体用ホルダとして、例えば
実公平3−50501号公報「フイルムホルダ」が知ら
れている。この技術は、同公報第3図に示される通り、
本体31(符号は公報に記載の番号を使用した。)と、
この本体31にレンチキュラ板32及びフィルムFを挿
入するための格納部31aを設け、この格納部31aを
覆う透明の密着板33を固定具34,34´を介して本
体31に固定し、密着板33の前面に調整部基板36を
設け、この調整部基板36上に微調整ツマミ37,3
8,39及び押えネジ40,40を設け、固定具34に
密着板33の端部を押し付けるためツマミネジ35を設
けて、レンチキュラ板32及びフィルムFを収納するも
のである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記技術は、
調整部基板36上に微調整ツマミ37,38,39など
を設け、フィルムFにレンチキュラ板32を位置合せす
るものであるため、構造が複雑で高価である。また、新
たな立体画像を観察するために、レンチキュラ板32の
背面側に新たなフィルムFを挿入する毎に微調整ツマミ
37,38,39を操作して、干渉縞が消えるようフィ
ルムFにレンチキュラ板32の位置合せを行なうもの
で、調整に時間を要し繁雑である。さらに、フィルムF
とレンチキュラ板32とを密着させるために、固定具3
4にツマミネジ35を設けて密着板33を端部を押し付
けているため、フィルムFとレンチキュラ板32とは極
部的に押し付けられるのみで、フィルムFとレンチキュ
ラ板32との間に浮きが発生して立体画像が不鮮明にな
る虞れがある。
【0006】そこで、本発明の目的は、構造が簡単で、
位置合せのしやすい立体画像記録媒体用ホルダを提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明者は、上記課題を解
決するために書類ばさみ、すなわちバインダの構造に着
目した。しかし、バインダは、表裏表紙の内側に書類を
挟むものであるが、一方の表紙と書類との間に隙間が発
生しやすい。これが立体画像記録媒体用ホルダにバイン
ダ構造の採用されなかった理由である。すなわち、バイ
ンダ構造であるとフィルムがレンチキュラ板に十分に密
着しない虞れがある。そこで、フィルムがレンチキュラ
板に十分に密着するように、バインダ構造の一方の表紙
とフィルムとの間に弾性部材を介在させることにした。
【0008】具体的には、請求項1は、それぞれ異なっ
た角度から投影した複数の画像を記録した記録媒体に、
かまぼこ型のレンズを並べたシリンドリカル凸レンズア
レイ板を重ね立体画像を浮き上がらせるときに、記録媒
体とシリンドリカル凸レンズアレイ板とを挟持する立体
画像記録媒体用ホルダにおいて、立体画像記録媒体用ホ
ルダは、フロントパネルと、このフロントパネルに連結
部材を介して拡開自在に取付けたリアパネルと、フロン
トパネルに設けられシリンドリカル凸レンズアレイ板及
び記録媒体の位置決め用の孔に嵌合してこれらを位置決
めするための位置決めピンと、リアパネルの挟持面側に
設けられシリンドリカル凸レンズアレイ板及び記録媒体
に適度の保持力を与えるための弾性部材とから立体画像
記録媒体用ホルダを構成し、フロントパネルとリヤパネ
ルとでシリンドリカル凸レンズアレイ板及び記録媒体を
挟み込む際に、位置決めピン側から先に圧着するように
した。
【0009】シリンドリカル凸レンズアレイ板の表面を
フロントパネル側に向け、フロントパネルの位置決めピ
ンにシリンドリカル凸レンズアレイ板の位置決め用の孔
を嵌合し、記録媒体の表面をシリンドリカル凸レンズア
レイ板側に向け、位置決めピンに記録媒体の位置決め用
の孔を嵌合する。従って、シリンドリカル凸レンズアレ
イ板に記録媒体を位置合せをする必要がなく操作性が向
上した。連結部材を支点としてフロントパネルにリアパ
ネルを倒していくことで、シリンドリカル凸レンズアレ
イ板及び記録媒体を位置決めピン側から先に圧着するこ
とができる。従って、記録媒体にしわを発生させる虞れ
がなく、シリンドリカル凸レンズアレイ板に記録媒体を
正確に位置合せすることができる。弾性部材を介してシ
リンドリカル凸レンズアレイ板及び記録媒体を圧着する
ようにした。従って、浮きが発生することなく鮮明な立
体画像を得ることができる。
【0010】請求項2は、フロントパネルとリアパネル
とでシリンドリカル凸レンズアレイ板及び記録媒体を挟
み込む前に、シリンドリカル凸レンズアレイ板及び記録
媒体の位置決め孔の周囲をフロントパネルに圧着するた
めの押え部材を設けたことを特徴とする。フロントパネ
ルとリアパネルとでシリンドリカル凸レンズアレイ板及
び記録媒体を挟み込む前に、シリンドリカル凸レンズア
レイ板及び記録媒体の位置決め孔の周囲をフロントパネ
ルに圧着することができる。従って、シリンドリカル凸
レンズアレイ板及び記録媒体の位置関係がずれる心配が
なく、リアパネルにフロントパネルを倒していくことも
でき、記録媒体の交換作業の効率を向上させることがで
きる。
【0011】請求項3は、フロントパネルとリヤパネル
とを連結する連結部材を回転アームとしたことを特徴と
する。フロントパネルとリヤパネルとを連結する連結部
材を回転アームとした。従って、回転アームの正確な動
きで記録媒体を圧着することができるので、記録媒体に
しわを発生させる虞れがない。
【0012】請求項4は、リアパネルと弾性部材が透光
性であることを特徴とする。リアパネルと弾性部材を透
光性としたので、バックライトを当てて立体画像を観察
することができる。
【0013】請求項5は、弾性部材は、透光性のスポン
ジゴム、又はエアーを密封した透明袋であることを特徴
とする。弾性部材を、透光性のスポンジゴム、又はエア
ーを密封した透明袋としたので、記録媒体に傷をつけた
り、しわを発生させる虞れがない。
【0014】請求項6は、連結部材にダンパを付設した
ことを特徴とする。連結部材にダンパを付設したので、
フロントパネルとリアパネルとの開閉の作業性が向上し
た。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る第1実施例の立体画像
記録媒体用ホルダの斜視図である。立体画像記録媒体用
ホルダ1は、フロントパネル2と、このフロントパネル
2に連結部材としてのヒンジ3を介して開閉自在に連結
したリヤパネル4とからなる。フロントパネル2は、フ
ロントパネル本体6と、このフロントパネル本体6に開
けた開口部6aと、フロントパネル本体6の裏面側で且
つヒンジ3側に設けた一対の位置決めピン7,7と、フ
ロントパネル本体6に設けた止めピン8,8(一方不図
示)とからなる。
【0016】リヤパネル4は、リヤパネル本体11と、
このリヤパネル本体11に設けた透光面11aと、この
透光面11aの内側に設けた透光性弾性部材12と、リ
ヤパネル本体11に回転自在に取付けたロック部材1
3,13とからなる。ヒンジ3は、フロントパネル2及
びリヤパネル3の開閉動作を滑らかにするためのダンパ
14を備える。透光性弾性部材12は、その表面の滑り
を改善するためのシート15と、フロントパネル2にリ
ヤパネル4を合せたときの位置決めピン7,7の逃げ孔
12a,12aとを備える。15a,15aは、シート
15に設けた位置決めピン7,7の逃げ孔である。
【0017】17は、位置決めピン7,7に嵌合させる
シリンドリカル凸レンズアレイ板、18は、位置決めピ
ン7,7に嵌合させる記録媒体である。シリンドリカル
凸レンズアレイ板17は、位置決めピン7,7に嵌合す
るための孔17a及び孔としての長孔17bを備え、記
録媒体18は、位置決めピン7,7に嵌合するための孔
18a及び孔としての長孔18bを備える。位置決めピ
ン7,7に孔17a,18a及び長孔17b,18bを
嵌合することで、記録媒体18とシリンドリカル凸レン
ズアレイ板との位置合せをするものである。
【0018】図2は本発明に係る第1実施例の立体画像
記録媒体用ホルダの断面図であり、フロントパネル2に
シリンドリカル凸レンズアレイ板17及び記録媒体18
を取付けた姿を示す。透光面11aは、白抜き矢印で示
す方向からのバックライト(不図示)の光りを透過させ
ることが必要であり、透明、乳白色、白色等の材料を用
いる。透光性弾性部材12は、白抜き矢印で示す方向か
らのバックライト(不図示)の光りを透過させることが
必要であり、乳白色、白色等のスポンジゴム、又はエア
ーを密封した透明袋を用いる。シリンドリカル凸レンズ
アレイ板17の孔17a及び長孔17b(図1参照)
は、位置決めピン7,7(一方不図示)に嵌合させたこ
とを示し、記録媒体18の孔18a及び長孔18b(図
1参照)は、位置決めピン7,7(一方不図示)に嵌合
させたことを示す。シリンドリカル凸レンズアレイ板1
7と記録媒体18とを、位置決めピン7,7(一方不図
示)を介して位置合せしたので、記録媒体18に画像を
記録したときの位置にシリンドリカル凸レンズアレイ板
17を位置合せしたことを示す。なお、位置決めピン
7,7は、フロントパネル2に設けたが、シリンドリカ
ル凸レンズアレイ板17に設けてもよい。
【0019】以上述べた立体画像記録媒体用ホルダ1の
作用を次に説明する。図3(a)〜(c)は本発明に係
る第1実施例の立体画像記録媒体用ホルダの作用説明図
である。(a)は、フロントパネル2にシリンドリカル
凸レンズアレイ板17及び記録媒体18をセットし、2
点鎖線で示すリヤパネル4位置から透光性弾性部材12
でシリンドリカル凸レンズアレイ板17及び記録媒体1
8を圧着できる位置まで矢印の如く回転したことを示
す。(b)は、矢印の如くリヤパネル4を回転し、透
光性弾性部材12でシリンドリカル凸レンズアレイ板1
7及び記録媒体18を位置決めピン7,7(一方不図
示)側から先に圧着することを示し、シリンドリカル凸
レンズアレイ板17及び記録媒体18の端部からL1の
距離を圧着したことを示す。(c)は、さらに矢印の
如くリヤパネル4を回転し、シリンドリカル凸レンズア
レイ板17及び記録媒体18の端部からL2の距離を圧
着したことを示す。透光性弾性部材12には表面の滑り
を改善するためのシート15が貼ってあるので、記録媒
体18を矢印の方向に延ばしながら、フロントパネル
2とリヤパネル4とでシリンドリカル凸レンズアレイ板
17及び記録媒体18を挟んでいくことができる。
【0020】図4は本発明に係る第2実施例の立体画像
記録媒体用ホルダの斜視図である。立体画像記録媒体用
ホルダ30は、フロントパネル32と、このフロントパ
ネル32に連結部材としての軸33を介して開閉自在に
連結したリヤパネル34と、軸33で同軸に支持した押
え部材としてのフィルム押え部材35からなる。フロン
トパネル32は、フロントパネル本体36と、このフロ
ントパネル本体36に取付けたシリンドリカル凸レンズ
アレイ板37とからなり、フロントパネル本体36は、
開口部36aを備える。リヤパネル34は、透光性のリ
ヤパネル本体38と、このリヤパネル本体38に取り付
けた透光性弾性部材39とからなり、リヤパネル本体3
8は、透光面38aを備える。なお、バックライトを必
要としない記録媒体の場合は、透光面38a及び弾性部
材39は透光性を必要としない。
【0021】図5は本発明に係る第2実施例の立体画像
記録媒体用ホルダの断面図である。フィルム押え部材3
5は、軸33で同軸に支持した支持部41と、この支持
部41から延ばした押えアーム42と、この押えアーム
42の先端に取り付けたフィルム押え43と、リヤパネ
ル本体38と押えアーム42との間に掛け渡したトーシ
ョンばね44とからなる。シリンドリカル凸レンズアレ
イ板37は、記録媒体18の孔18a及び長孔18bに
嵌合して位置決めするための位置決めピン45,45を
備え、透光性弾性部材39は、その表面の滑りを改善す
るためのシート46を備える。フィルム押え43は、位
置決めピン45,45の逃げ孔43a,43aとを備え
る。なお、シリンドリカル凸レンズアレイ板37は、フ
ロントパネル本体36に固定した立体画像を観察するた
めの専用のレンズ板である。フロントパネル32とリア
パネル34とで記録媒体18を挟み込む前に、記録媒体
18の孔18a及び長孔18bの周囲をフロントパネル
32に圧着することができる。従って、リアパネル34
にフロントパネル32を倒していくこともでき、記録媒
体18の交換作業の効率を向上させることができる。
【0022】図6は本発明に係る第3実施例の立体画像
記録媒体用ホルダの断面図である。立体画像記録媒体用
ホルダ50は、フロントパネル52と、このフロントパ
ネル52に押し付けるリヤパネル53と、これらのパネ
ル52,53を連結する連結部材としての第1回転アー
ム54と、この第1回転アーム54とともにパネル5
2,53を連結する連結部材としての第2回転アーム5
5と、これらのの回転アーム54,55を動かすための
レバー56とからなる。17はシリンドリカル凸レンズ
アレイ板、18は記録媒体を示す。
【0023】フロントパネル52は、フロントパネル本
体58と、フロントパネル本体58に取付けた位置決め
ピン59,59(一方不図示)と、フロントパネル本体
58に開けた開口部58aと、フロントパネル本体58
の側面に設けられ第1回転アーム54を回転自在に支持
する第1支持軸61と、フロントパネル本体58の側面
に設けられ第2回転アーム55を回転自在に支持する第
2支持軸62と、レバー56を横スライド自在に支持す
るガイド軸63,63とからなる。
【0024】リヤパネル53は、透光性のリヤパネル本
体65と、このリヤパネル本体65に取付けた透光性弾
性部材66と、リヤパネル本体65側面に設けられ第1
回転アーム54に連結した連結軸67と、リヤパネル本
体65側面に設けられ第1回転アーム54を嵌合するカ
ム溝68とからなる。透光性弾性部材66は、その表面
の滑りを改善するためのシート69を備え、位置決めピ
ン59,59(一方不図示)の逃げ孔66a,66a
(一方不図示)を備える。69a,69a(一方不図
示)は、シート69に設けた位置決めピン59,59
(一方不図示)の逃げ孔である。
【0025】第1回転アーム54は、第1支持軸61に
回転自在に支持するための嵌合孔54aと、連結軸67
に一端を連結した嵌合孔54bと、他端をレバー56に
接触させた作用部54cとからなる。第2回転アーム5
5は、第2の支軸62に回転自在に支持ための嵌合孔5
5aと、一端に設けられカム溝68に嵌合させた嵌合ピ
ン55bと、他端をレバー56に接触させた作用部55
cとからなる。レバー56は、ガイド軸63,63にス
ライド自在に嵌合させた長孔56a,56bと、第1回
転アーム54を駆動する第1カム部56cと、第2回転
アーム55を駆動する第2カム部56dと、その先端に
設けた操作部56eとからなる。次に立体画像記録媒体
用ホルダ50の動作について説明する。
【0026】図7(a)〜(c)は本発明に係る第3実
施例の立体画像記録媒体用ホルダの動作説明図である。
(a)は、フロントパネル52の位置決めピン59,5
9(一方不図示)にシリンドリカル凸レンズアレイ板1
7及び記録媒体18をセットした姿を示し、レバー56
の操作部56eとフロントパネル本体58端部との距離
をB1であることを示す。(b)は、レバー56を、操
作部56eとフロントパネル本体58端部との距離をB
2まで押し込むと、第1カム部56cで作用部54cを
持上げ位置決めピン59,59(一方不図示)の近傍か
らシリンドリカル凸レンズアレイ板17及び記録媒体1
8を圧着していくことを示す。(c)は、レバー56
を、操作部56eとフロントパネル本体58端部との距
離をB3まで押し込み、第2カム部56dで作用部55
cを持上げ、シリンドリカル凸レンズアレイ板17及び
記録媒体18の圧着を終了したことを示す。
【0027】尚、第1実施例〜第3実施例に示した立体
画像記録媒体用ホルダは、主に立体画像を観察するため
のホルダであるが、例えば、同じ部位の時間経過のN枚
の画像を記録したものを観察するホルダとしても使用す
ることができる。同じ部位の時間経過のN枚の画像を記
録したものを観察すると、視点を移動することで映画の
ように時間経過の画像を流し見ることができる。
【0028】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、それぞれ異なった角度から投影した
複数の画像を記録した記録媒体に、かまぼこ型のレンズ
を並べたシリンドリカル凸レンズアレイ板を重ね立体画
像を浮き上がらせるときに、記録媒体とシリンドリカル
凸レンズアレイ板とを挟持する立体画像記録媒体用ホル
ダにおいて、立体画像記録媒体用ホルダは、フロントパ
ネルと、このフロントパネルに連結部材を介して回転自
在に取付けたリアパネルと、フロントパネルに設けられ
シリンドリカル凸レンズアレイ板及び記録媒体の位置決
め用の孔に嵌合してこれらを位置決めするための位置決
めピンと、リアパネルの挟持面側に設けられシリンドリ
カル凸レンズアレイ板及び記録媒体に適度の保持力を与
えるための弾性部材とから立体画像記録媒体用ホルダを
構成し、フロントパネルとリヤパネルとでシリンドリカ
ル凸レンズアレイ板及び記録媒体を挟み込む際に、位置
決めピン側から先に圧着するようにした。
【0029】シリンドリカル凸レンズアレイ板の表面を
フロントパネル側に向け、フロントパネルの位置決めピ
ンにシリンドリカル凸レンズアレイ板の位置決め用の孔
を嵌合し、記録媒体の表面をシリンドリカル凸レンズア
レイ板側に向け、位置決めピンに記録媒体の位置決め用
の孔を嵌合するので、シリンドリカル凸レンズアレイ板
と記録媒体との調整作業をする必要がなく操作性が向上
した。連結部材を支点としてフロントパネルにリアパネ
ルを倒していくことで、シリンドリカル凸レンズアレイ
板及び記録媒体を位置決めピン側から先に圧着すること
ができ、記録媒体にしわを発生させる虞れがなく、シリ
ンドリカル凸レンズアレイ板に記録媒体を正確に位置合
せすることができる。弾性部材を介してシリンドリカル
凸レンズアレイ板及び記録媒体を圧着するようにしたの
で、浮きが発生することなく鮮明な立体画像を得ること
ができる。
【0030】請求項2は、フロントパネルとリアパネル
とでシリンドリカル凸レンズアレイ板及び記録媒体を挟
み込む前に、シリンドリカル凸レンズアレイ板及び記録
媒体の位置決め孔の周囲をフロントパネルに圧着するた
めの押え部材を設けたことを特徴とする。フロントパネ
ルとリアパネルとでシリンドリカル凸レンズアレイ板及
び記録媒体を挟み込む前に、シリンドリカル凸レンズア
レイ板及び記録媒体の位置決め孔の周囲をフロントパネ
ルに圧着することができるので、シリンドリカル凸レン
ズアレイ板及び記録媒体の位置関係がずれる心配がな
く、リアパネルにフロントパネルを倒していくこともで
き、記録媒体の交換作業の効率を向上させることができ
る。
【0031】請求項3は、フロントパネルとリヤパネル
とを連結する連結部材を回転アームとしたことを特徴と
する。フロントパネルとリヤパネルとを連結する連結部
材を回転アームとしたので、回転アームの正確な動きで
記録媒体を圧着することができ、記録媒体にしわを発生
させる虞れがない。
【0032】請求項4は、リアパネルと弾性部材を透光
性にしたので、バックライトを当てて立体画像を観察す
ることができる。
【0033】請求項5は、弾性部材を、透光性のスポン
ジゴム、又はエアーを密封した透明袋としたので、記録
媒体に傷をつけたり、しわを発生させる虞れがない。
【0034】請求項6は、連結部材にダンパを付設した
ので、フロントパネルとリアパネルとの開閉の作業性が
向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の立体画像記録媒体用
ホルダの斜視図
【図2】本発明に係る第1実施例の立体画像記録媒体用
ホルダの断面図
【図3】本発明に係る第1実施例の立体画像記録媒体用
ホルダの作用説明図
【図4】本発明に係る第2実施例の立体画像記録媒体用
ホルダの斜視図
【図5】本発明に係る第2実施例の立体画像記録媒体用
ホルダの断面図
【図6】本発明に係る第3実施例の立体画像記録媒体用
ホルダの断面図
【図7】本発明に係る第3実施例の立体画像記録媒体用
ホルダの動作説明図
【符号の説明】
1,30,50…立体画像記録媒体用ホルダ、2,3
2,52…フロントパネル、3,33…連結部材(ヒン
ジ)、4,34,53…リアパネル、7,45,59…
位置決めピン、12,39,66…弾性部材(透光性弾
性部材)、14…ダンパ、17,37…シリンドリカル
凸レンズアレイ板、17a,18a…孔、17b,18
a…孔(長孔)、18…記録媒体、35…押え部材(フ
ィルム押え部材)、54,55…連結部材(第1・第2
回転アーム)。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ異なった角度から投影した複数
    の画像を記録した記録媒体に、かまぼこ型のレンズを並
    べたシリンドリカル凸レンズアレイ板を重ね立体画像を
    浮き上がらせるときに、前記記録媒体と前記シリンドリ
    カル凸レンズアレイ板とを挟持する立体画像記録媒体用
    ホルダにおいて、 前記立体画像記録媒体用ホルダは、フロントパネルと、
    このフロントパネルに連結部材を介して拡開自在に取付
    けたリアパネルと、前記フロントパネルに設けられ前記
    シリンドリカル凸レンズアレイ板及び前記記録媒体の位
    置決め用の孔に嵌合してこれらを位置決めするための位
    置決めピンと、前記リアパネルの挟持面側に設けられシ
    リンドリカル凸レンズアレイ板及び記録媒体に適度の保
    持力を与えるための弾性部材とからなり、 前記フロントパネルと前記リヤパネルとで前記シリンド
    リカル凸レンズアレイ板及び前記記録媒体を挟み込む際
    に、前記位置決めピン側から先に圧着するようにしたこ
    とを特徴とする立体画像記録媒体用ホルダ。
  2. 【請求項2】 前記フロントパネルと前記リアパネルと
    で前記シリンドリカル凸レンズアレイ板及び前記記録媒
    体を挟み込む前に、シリンドリカル凸レンズアレイ板及
    び記録媒体の位置決め孔の周囲をフロントパネルに圧着
    するための押え部材を設けたことを特徴とする請求項1
    記載の立体画像記録媒体用ホルダ。
  3. 【請求項3】 前記フロントパネルと前記リヤパネルと
    を連結する連結部材は、回転アームとしたことを特徴と
    する請求項1記載の立体画像記録媒体用ホルダ。
  4. 【請求項4】 前記リアパネルと前記弾性部材が透光性
    であることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項
    3記載の立体画像記録媒体用ホルダ。
  5. 【請求項5】 前記弾性部材は、透光性のスポンジゴ
    ム、又はエアーを密封した透明袋であることを特徴とす
    る請求項1、請求項2又は請求項3記載の立体画像記録
    媒体用ホルダ。
  6. 【請求項6】 前記連結部材にダンパを付設したことを
    特徴とする請求項1又は請求項2記載の立体画像記録媒
    体用ホルダ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7855814B2 (en) 2006-02-27 2010-12-21 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Scanner and hinge
JP2012181520A (ja) * 2011-03-02 2012-09-20 Hae Yong Choi 絵の交換が可能な立体ポスター装置
US8345318B2 (en) 2006-02-27 2013-01-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Scanner

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