JPH10282195A - センサ素子及びその製造方法 - Google Patents

センサ素子及びその製造方法

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JPH10282195A
JPH10282195A JP9424597A JP9424597A JPH10282195A JP H10282195 A JPH10282195 A JP H10282195A JP 9424597 A JP9424597 A JP 9424597A JP 9424597 A JP9424597 A JP 9424597A JP H10282195 A JPH10282195 A JP H10282195A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数が少なく安価であり、コンパクトで
信頼性が高く電気的特性にもすぐれたセンサ素子を得
る。 【解決手段】 磁気抵抗素子7,配線板11及び磁石1
4が支持体15とともに金属カバー22の内部に収容さ
れている。金属カバー22は、耐摩耗性を有する非磁性
の金属材料から構成されている。この金属カバー22か
らアース端子23が延在しており、金属カバー22とア
ース端子23は一体に設けられている。アース端子23
には、半田付けが可能な半田や錫、ニッケル等の半田付
着性金属膜24が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、センサ素子、例え
ば、磁気パターンや磁気情報を読み取るための磁気識別
センサに使用される磁気センサ等のセンサ素子に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のセンサ素子の一例を図9
に示す。このセンサ素子1は、磁性体基板2上に形成さ
れた樹脂層3に、導電膜4a,4b及びInSbなどの
半導体材料からなる磁気抵抗素子パターン5a,5bが
つづら折り状もしくは蛇行して形成され、これら導電膜
4a,4b及び磁気抵抗素子パターン5a,5bが保護
膜6で被覆されてなるチップ状の磁気抵抗素子7を備え
ている。導電膜4a,4bは、その端面が保護膜6から
露出して磁気抵抗素子7の両端面にそれぞれ形成された
外部接続用電極8,9に電気的に接続されている。
【0003】磁気抵抗素子7は配線基板11上に配置さ
れ、外部接続用電極8,9が配線基板11の回路パター
ン12に半田13により接続されている。配線基板11
の下には、磁気抵抗素子7に一方の磁極(図9ではN
極)を対向させて磁石14を配置し、磁気抵抗素子7に
所定の磁気バイアスを加えている。磁石14は、絶縁性
の樹脂材料からなる支持体15に形成された凹部15a
内に嵌合されている。磁気抵抗素子7,配線基板11及
び磁石14は、支持体15とともに金属カバー16内に
収容されている。磁気抵抗素子7は、配線基板11の回
路パターン12に半田13により半田付けされた引出し
端子17を介して、外部回路と電気的に接続される。
【0004】金属カバー16は、被検知物が磁気抵抗素
子7上を通過する際に、磁気抵抗素子7に直接機械的衝
撃が加わらないようにすると共に、磁気抵抗素子7から
出力される微弱な出力信号を外界の電磁気ノイズから保
護する。従って、金属カバー16には、金属カバー16
に帯電した電荷を放出するためのアース端子18が設け
られている。従来、金属カバー16とアース端子18と
は、それぞれに要求される特性に最も適した材料が独立
して採用されていた。従って、アース端子18は、金属
カバー16とは独立して製作された後、かしめ19によ
り金属カバー16に装着されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、アース端子
18を金属カバー16とは別の部品として製作し、かし
め19により金属カバー16に装着させると、次の
(1)〜(4)のような問題があり、金属カバー16と
アース端子18をそれぞれ適した材料にて製作した効果
が認められず、逆に不具合点が目立っていた。
【0006】(1)アース端子18は金属カバー16と
は別の部品として製作する必要があるので、部品点数が
多くなるばかりでなく、アース端子18を金属カバー1
6に装着するための工程も必要で、センサ素子1のコス
トが高くなる。 (2)アース端子18はかしめ19により金属カバー1
6に装着しているので、金属カバー16とアース端子1
8との間には接触抵抗が生じ、せっかくアース端子18
に半田が付き易く、導電性の良い材料を採用してもその
効果が減ずる。 (3)アース端子18と金属カバー16との接合強度が
弱い。 (4)かしめ19の頭部が金属カバー16から突出する
等、アース端子18の金属カバー16への装着部分の寸
法が大きくなる。
【0007】そこで、本発明の目的は、部品点数が少な
く安価でコンパクトであり、電気的特性にもすぐれた信
頼性の高いセンサ素子を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段と作用】以上の目的を達成
するため、本発明に係るセンサ素子は、検知対象を検知
する素子本体を覆う金属カバーに電気的に接続されてな
るアース端子が前記金属カバーと一体に形成されている
ことを特徴とする。
【0009】以上の構成により、アース端子と金属カバ
ーとは一体に形成され、同一の金属材料からなる。従っ
て、従来のセンサ素子で発生していたアース端子と金属
カバー間の接触抵抗がなくなる。
【0010】さらに、本発明に係るセンサ素子は、金属
カバーがステンレス、モリブデン、タングステン、チタ
ン等の耐摩耗性金属材料からなり、アース端子の表面に
は半田付けが可能な金属材料からなる半田付着性金属膜
が設けられている。金属カバーは耐摩耗性金属材料から
なるので、被検知物との間の擦れ合いによる摩耗に対し
て強い。一方、アース端子はその表面が半田付けが可能
な半田付着性金属膜で被覆されているので、印刷配線板
等に設けたグランドパターンに容易に半田付けされる。
【0011】また、本発明に係るセンサ素子は、金属カ
バーが半田付けが可能な金属材料からなり、アース端子
を残して金属カバーの表面には耐摩耗性金属材料からな
る耐摩耗性金属膜が設けられていることを特徴とする。
以上の構成により、耐摩耗性金属膜は、半田付けが可能
な材料からなる金属カバーを被検知物との間の擦れ合い
による摩耗から保護する。
【0012】また、本発明に係るセンサ素子は、金属カ
バーの表面に耐摩耗性金属膜が設けられるとともに、ア
ース端子の表面に半田付けが可能な半田付着性金属膜が
設けられていることを特徴とする。以上の構成により、
耐摩耗性金属膜は、金属カバーを被検知物との間の擦れ
合いによる摩耗から保護する。一方、半田付着性金属膜
は、アース端子を印刷配線板等に設けたグランドパター
ンに容易に半田付けさせる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るセンサ素子の
実施形態について添付図面を参照して説明する。
【0014】[第1実施形態、図1〜図4]図1及び図
2に示すセンサ素子21は、図9において説明したセン
サ素子1に本発明を適用したもので、金属カバー22の
内部には、磁気抵抗素子7、配線基板11,磁石14及
び支持体15を収容している。なお、図1において、図
9に対応する部分には対応する符号を付して示し、重複
した説明は省略する。
【0015】金属カバー22は、例えば非磁性ステンレ
スのように耐摩耗性を有する非磁性の金属材料から構成
されている。この金属カバー22からアース端子23が
延在しており、金属カバー22とアース端子23は一体
に設けられている。アース端子23には、半田(錫−亜
鉛合金)、錫(Sn)やニッケル(Ni)等の半田付け
が可能な金属材料からなる半田付着性金属膜24が形成
されている。
【0016】金属カバー22は、例えば図3及び図4に
示すようにして製造することができる。非磁性金属材料
からなる金属板31の一部に、図3に示すように、半田
付着性金属膜24をメッキ法にて形成する。次に、抜き
加工により、図4に実線で示すように、アース端子23
に相当する部分が、半田付着性金属膜24が形成された
位置になるように、金属カバー22が展開された状態に
打ち抜く。打ち抜き加工品は、図4の点線に沿って曲げ
加工された後、隣り合う辺を互いに突き合わせてろう付
けもしくは溶接する。これにより、アース端子23は、
金属カバー22と一体に形成されるとともに、その表面
上に半田付着性金属膜24が形成される。
【0017】このようにすれば、アース端子23は、金
属カバー22の製造と同時に形成され、独立した部品と
してアース端子23を用意する必要がなくなる。そし
て、アース端子23を金属カバー22に取り付けるため
の工程も不要になるばかりでなく、金属カバー22に対
するアース端子23の機械的な接合強度も向上する。ま
た、アース端子23が金属カバー22と一体に形成され
ているので、アース端子23と金属カバー22との間の
接触抵抗もなくすことができる。
【0018】[第2実施形態、図5及び図6]図5に示
すセンサ素子21aは、図1のセンサ素子21におい
て、その金属カバー22aが、例えば真鍮のように、非
磁性体でかつ半田付けが可能な非磁性金属材料の金属板
からなるもので、その表面にアース端子23aを残して
硬質クロムメッキ膜(耐摩耗性金属膜)41が形成され
ている。
【0019】金属カバー22aは、例えば図6に示すよ
うにして製造することができる。非磁性金属材料からな
る金属板31a上に、その一部を残して硬質クロムメッ
キ膜41を形成する。次に、抜き加工により、図6に示
すように、硬質クロムメッキ膜41が形成されていない
位置にアース端子23aに相当する部分が設定されるよ
うに、金属カバー22aが展開された状態に打ち抜く。
打ち抜き加工品は、図6の点線に沿って曲げ加工された
後、隣り合う辺を互いに突き合わせてろう付けもしくは
溶接すれば、図5に示すセンサ素子21aの金属カバー
22aを得ることができる。
【0020】図5のセンサ素子21aでは、アース端子
23a上には硬質クロムメッキ膜41が形成されておら
ず、しかも、アース端子23aは半田付けが可能な金属
材料からなる金属カバー22aと一体に形成されている
ので、アース端子23aは印刷配線板等に設けたグラン
ドパターンに容易に半田付けすることができる。
【0021】[第3実施形態、図7及び図8]図7に示
すセンサ素子21bは、図1のセンサ素子21におい
て、金属カバー22bを硬質クロムメッキ膜(耐摩耗性
金属膜)41で被覆するとともに、アース端子23bを
半田付けが可能な半田付着性金属膜24で被覆するよう
にしたものである。この金属カバー22bは、次のよう
にして製造することができる。
【0022】図8に示すように、非磁性金属材料からな
る金属板31bを一次メッキし、全体に硬質クロムメッ
キ膜41を形成する。次に、金属板31bのアース端子
23bが形成される部分を二次メッキし、この部分に半
田、錫(Sn)もしくはニッケル(Ni)等の半田付着
性金属膜24を形成する。次に、抜き加工により、半田
付着性金属膜24が形成されている位置にアース端子2
3bに相当する部分が設定されるように、金属カバー2
2bが展開された状態に打ち抜く。打ち抜き加工品は、
図8の点線に沿って曲げ加工された後、隣り合う辺を互
いに突き合わせてろう付けもしくは溶接すれば、図6の
センサ素子21bの金属カバー22bを得ることができ
る。
【0023】図7のセンサ素子21bも、アース端子2
3b上には、二次メッキにより、半田付着性金属膜24
が形成されているので、アース端子23bは印刷配線板
等に設けたグランドパターンに容易に半田付けすること
ができる。なお、第3実施形態において、予め金属板3
1b全体に半田付着性金属膜24を形成し、次に、アー
ス端子23bに相当する部分を残して全体に耐摩耗性金
属膜41を形成してもよい。この場合、半田付着性金属
膜24が露出している位置にアース端子23bに相当す
る部分が設定されるように金属板31bを打ち抜き、曲
げ加工される。
【0024】[他の実施形態]本発明に係るセンサ素子
は、前記実施形態に限定するものではなく、その要旨の
範囲内で種々に変更することができる。例えば、前記実
施形態では、センサ素子として、磁気センサを例に説明
したが、例えばホール素子にも適用することができる。
また、金属カバー22,22a,22bは、曲げ加工に
代えて、プレス加工、放電加工等により製造することが
できるし、金属カバー22の材料としては、ステンレス
の他にモリブデン、タングステン、チタン等であっても
よい。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、アース端子が金属カバーと一体に形成されて
いるので、従来のセンサ素子で発生していたアース端子
と金属カバー間の接触抵抗がなくなる。従って、金属カ
バーからアース端子に流れる電流の経路の抵抗は常に一
定で、安定した低い値とすることができる。また、アー
ス端子は、金属カバーの製造と同時に形成され、独立し
た部品としてアース端子を用意する必要がないので、部
品点数が削減されるとともに、アース端子を金属カバー
に取り付けるための工程も不要で、金属カバーに対する
アース端子の機械的な接合強度も上げることができる。
【0026】また、耐摩耗性金属材料よりなる金属カバ
ーと一体に形成されたアース端子の表面に半田付着金属
膜を設けることにより、金属カバーは耐摩耗性金属材料
からなるので、被検知物との間の擦れ合いによる摩耗に
対して強い。一方、アース端子はその表面が半田付けが
可能な半田付着性金属膜で被覆されているので、印刷配
線板等に設けたグランドパターンに容易に半田付けされ
る。
【0027】さらに、金属カバーを半田付けが可能な金
属材料にて形成するとともに、アース端子を残して金属
カバー表面に耐摩耗性金属膜を設けるようにすれば、ア
ース端子には半田付けが可能なので、アース端子を容易
に半田付けすることができ、耐摩耗性金属膜は金属カバ
ーを被検知物との間の擦れ合いによる摩耗から保護する
ことができる。
【0028】また、金属カバーの表面に耐摩耗性金属膜
を設け、アース端子の表面に半田付着性金属膜を設ける
ことにより、金属カバーの材料に関係なく、耐摩耗性金
属膜は金属カバーを被検知物との間の擦れ合いによる摩
耗から保護し、半田付着性金属膜はアース端子を印刷配
線板等に設けたグランドパターンに容易に半田付けさせ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るセンサ素子の第1実施形態の断面
図。
【図2】本発明に係るセンサ素子の第1実施形態の外観
を示す斜視図。
【図3】図1のセンサ素子の金属カバーの製造手順を示
す説明図。
【図4】図3に続く金属カバーの製造手順を示す説明
図。
【図5】本発明に係るセンサ素子の第2実施形態の外観
を示す斜視図。
【図6】図5のセンサ素子の金属カバーの製造手順を示
す説明図。
【図7】本発明に係るセンサ素子の第3実施形態の外観
を示す斜視図。
【図8】図7のセンサ素子の金属カバーの製造手順を示
す説明図。
【図9】従来のセンサ素子の断面図。
【符号の説明】
7…磁気抵抗素子 21,21a,21b…センサ素子 22,22a,22b…金属カバー 23,23a,23b…アース端子 24…半田付着性金属膜 41…硬質クロムメッキ膜(耐摩耗性金属膜)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年2月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 センサ素子及びその製造方法
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、センサ素子、例え
ば、磁気パターンや磁気情報を読み取るための磁気識別
センサに使用される磁気センサ等のセンサ素子及びその
製造方法に関する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】そこで、本発明の目的は、部品点数が少な
く安価でコンパクトであり、電気的特性にもすぐれた信
頼性の高いセンサ素子及びその製造方法を提供すること
にある。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】また、本発明に係るセンサ素子は、金属カ
バーの表面に耐摩耗性金属膜が設けられるとともに、ア
ース端子の表面に半田付けが可能な半田付着性金属膜が
設けられていることを特徴とする。以上の構成により、
耐摩耗性金属膜は、金属カバーを被検知物との間の擦れ
合いによる摩耗から保護する。一方、半田付着性金属膜
は、アース端子を印刷配線板等に設けたグランドパター
ンに容易に半田付けさせる。また、本発明に係るセンサ
素子の製造方法は、金属板の所定の表面部分に半田付着
性金属膜をメッキ法にて形成する工程と、アース端子に
相当する部分が前記半田付着性金属膜を形成した位置に
なるように、前記金属板を打ち抜き加工し、前記アース
端子と一体化された展開状態の金属カバーを形成する工
程と、検知対象を検知する素子本体を覆うように、前記
展開状態の金属カバーを折り曲げ加工する工程とを備え
たことを特徴とする。ここに、金属板は、例えば非磁性
金属材料からなる。以上の方法により、アース端子は、
金属カバーの製造と同時に形成され、独立した部品とし
てアース端子を用意する必要がなくなる。そして、アー
ス端子を金属カバーに取り付けるための工程も不要にな
るばかりでなく、金属カバーに対するアース端子の機械
的な接合強度も向上する。また、アース端子が金属カバ
ーと一体に形成されているので、アース端子と金属カバ
ーとの間の接触抵抗もなくすことができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るセンサ素子
びその製造方法の実施形態について添付図面を参照して
説明する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】[他の実施形態]本発明に係るセンサ素子
及びその製造方法は、前記実施形態に限定するものでは
なく、その要旨の範囲内で種々に変更することができ
る。例えば、前記実施形態では、センサ素子として、磁
気センサを例に説明したが、例えばホール素子にも適用
することができる。また、金属カバー22,22a,2
2bは、曲げ加工に代えて、プレス加工、放電加工等に
より製造することができるし、金属カバー22の材料と
しては、ステンレスの他にモリブデン、タングステン、
チタン等であってもよい。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】また、金属カバーの表面に耐摩耗性金属膜
を設け、アース端子の表面に半田付着性金属膜を設ける
ことにより、金属カバーの材料に関係なく、耐摩耗性金
属膜は金属カバーを被検知物との間の擦れ合いによる摩
耗から保護し、半田付着性金属膜はアース端子を印刷配
線板等に設けたグランドパターンに容易に半田付けさせ
ることができる。また、金属板の所定の表面部分に半田
付着性金属膜をメッキ法にて形成し、アース端子に相当
する部分が半田付着性金属膜を形成した位置になるよう
に金属板を打ち抜き加工し、アース端子と一体化された
展開状態の金属カバーを形成した後、検知対象を検知す
る素子本体を覆うように展開状態の金属カバーを折り曲
げ加工して金属カバーを製造することにより、アース端
子は、金属カバーの製造と同時に形成され、独立した部
品としてアース端子を用意する必要がなくなる。そし
て、アース端子を金属カバーに取り付けるための工程も
不要になるばかりでなく、金属カバーに対するアース端
子の機械的な接合強度も向上する。また、アース端子が
金属カバーと一体に形成されているので、アース端子と
金属カバーとの間の接触抵抗もなくすことができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検知対象を検知する素子本体を覆う金属
    カバーに電気的に接続されてなるアース端子が前記金属
    カバーと一体に形成されていることを特徴とするセンサ
    素子。
  2. 【請求項2】 前記金属カバーが耐摩耗性金属材料から
    なり、前記アース端子の表面には半田付けが可能な金属
    材料からなる半田付着性金属膜が設けられていることを
    特徴とする請求項1記載のセンサ素子。
  3. 【請求項3】 前記金属カバーが半田付けが可能な金属
    材料からなり、前記アース端子を残して前記金属カバー
    の表面には耐摩耗性金属材料からなる耐摩耗性金属膜が
    設けられていることを特徴とする請求項1記載のセンサ
    素子。
  4. 【請求項4】 前記金属カバーの表面に耐摩耗性金属膜
    が設けられるとともに、前記アース端子の表面に半田付
    けが可能な半田付着性金属膜が設けられていることを特
    徴とする請求項1記載のセンサ素子。
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