JPH10279170A - シート穿孔装置及びシート後処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート穿孔装置及びシート後処理装置及び画像形成装置

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JPH10279170A
JPH10279170A JP9089393A JP8939397A JPH10279170A JP H10279170 A JPH10279170 A JP H10279170A JP 9089393 A JP9089393 A JP 9089393A JP 8939397 A JP8939397 A JP 8939397A JP H10279170 A JPH10279170 A JP H10279170A
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JP
Japan
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sheet
post
side edge
tray
detection sensor
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JP9089393A
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English (en)
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Kazuyuki Iwamoto
和幸 岩本
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、シート側端検知手段を移動する移
動用モータを大型化したり高価なものにすることなく、
画像形成処理速度を低下させずにシートの端部に対する
穿孔位置を揃えて穿孔可能なシート穿孔装置及びこれを
備えたシート後処理装置及びこれを備えた画像形成装置
を提供することを可能にすることを目的としている。 【解決手段】 各種サイズのシートPの側端位置に対応
して横レジ検知センサ81の受光部81aを設定し、穿孔手
段移動モータ75を駆動して横レジ検知手段80及び穿孔手
段60を移動してシートPの側端部を横レジ検知手段80が
検知した位置で穿孔手段60により穿孔するように構成し
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複写機、レ
ーザビームプリンタ等の画像形成装置に装備され、該画
像形成装置によって画像形成されたシートにファイルに
綴じるための綴じ孔等を穿孔するシート穿孔装置及びシ
ート束の綴じ処理等の後処理を行うシート後処理装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置は、図39に示すよう
に、画像形成のためのシートPはシートカセット351 ,
352 に収納される。夫々のシートカセット351 ,352 に
はユーザが所望のサイズのシートPをセットすることが
可能であり、図示しない操作パネル上で画像形成に使用
するシートPを選択することが可能である。
【0003】シートPは各シートカセット351 ,352 か
ら夫々のピックアップローラ313 により1枚ずつ感光体
ドラム312 へと給送されるが、給送される間に搬送する
ローラの外径差やローラの摩耗による搬送速度のばらつ
きやローラ対の整合やシートPをガイドするガイド板と
シートPとの摺動抵抗等による影響を受け、シートPは
実際には必ずしも進行方向に対して真っ直ぐに搬送され
ず、斜行した状態で搬送されてしまうことがある。
【0004】斜行した状態のシートPに感光体ドラム31
2 上に形成されたトナー画像を転写すると、シートPに
対して画像が傾いたり、位置がずれて転写されてしまう
ことになる。これを防止するために、通常、この種の画
像形成装置300 においては、シートPの斜行を矯正する
ためのレジストローラ対314 ,315 が設けられている。
【0005】シートカセット351 ,352 から給送された
シートPの先端がレジストローラ対314 ,315 のニップ
部に到達した時、レジストローラ対314 ,315 は停止し
たままであるように制御されている。そして、シートP
の先端がレジストローラ対314 ,315 のニップ部に突き
当たったままの状態で該レジストローラ対314 ,315の
上流側に配置されたレジ前ローラ対316 ,317 が所定の
時間回転を続けてシートPを搬送する。
【0006】これによって、停止したままのレジストロ
ーラ対314 ,315 に先端が突き当てられたシートPは、
レジ前ローラ対316 ,317 により搬送されてループが形
成され、該シートPの腰の強さにより真っ直ぐに戻ろう
としてシートPの先端は停止しているレジストローラ対
314 ,315 のニップ部に突き当たりつつしごかれる。こ
の突き当て作用によりシートPの先端はレジストローラ
対314 ,315 のニップ部に倣うこととなり、その結果、
シートPの斜行が矯正される。
【0007】しかしながら、このような一連の動作を経
た場合、シートPの先端をレジストローラ対314 ,315
に突き当ててシートPの斜行を矯正するために、シート
搬送方向と直交する方向へのシートPの位置ずれ(以
下、「横レジずれ」という)が生じてしまい、その結
果、シートPとその上に形成された画像との相対的位置
(幅方向の位置)がずれてしまう虞が有る。
【0008】また、シートカセット351 ,352 内のシー
トPの幅方向を規制している部材のガタやシートP自体
の幅方向サイズのばらつき等により、例えシートPが斜
行しなくても横レジずれが生じてしまう。
【0009】一方、画像形成装置300 において画像形成
されたシートPはファイルに綴じたりして利用、保管さ
れることが多いため、シートPにファイル用の孔を穿孔
するシート穿孔装置を画像形成装置300 のシートP出力
側に組み合わせて配置し、画像形成装置300 により画像
形成されたシートPをシート穿孔装置において穿孔して
機外に排出し、事務作業の効率化を図ることが行われて
いる。
【0010】こうしたシート穿孔装置としては、画像形
成されたシートPを供給順に複数枚重ねてまとめて保持
して穿孔するものと、画像形成されたシートPを搬送中
に1枚ずつ穿孔するものがある。
【0011】ところが、前述したように、画像形成され
たシートPに横レジずれがあるため、シートPの搬送中
に1枚ずつ穿孔するシート穿孔装置においては、シート
Pの1枚毎に穿孔した孔の位置が異なり、複数枚をファ
イルする際にシートP束の端部を揃えても孔位置が不揃
いのため一度にファイルできない上、ファイル後のシー
トP束の端部が不揃いで見栄えが悪いという欠点があっ
た。
【0012】また、複数枚のシートP束をまとめて保持
して穿孔するシート穿孔装置においては、複数枚をまと
めて保持する際に整合手段によりシートPの端部を揃え
れば横レジずれの問題は解消されるが、整合手段を設け
たことにより装置が大型化してしまい、更に整合動作に
かかる時間がシートP束を穿孔する際の所要時間に加算
されて後処理速度が低下するという問題がある。
【0013】そこで、本出願人は、後処理速度を低下さ
せることなく、シートPの端部に対する孔位置を揃えて
穿孔可能とするために、搬送されるシートPの搬送方向
と平行な端部を検知し、該検知されたシートPの端部位
置情報に基づいて搬送方向と直交する方向に穿孔手段に
よる穿孔位置を移動可能に構成した装置を既に提案して
おり、この装置では、シートPの搬送方向と平行な端部
を検知する際に検知手段であるセンサを搬送されるシー
トPのサイズのシート搬送領域外の位置で待機させ、シ
ートPが搬送されてくると、該センサを搬送方向と直交
する方向に該シートPに近づけて該シートPの側端部を
検知するように構成している。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来例では、シートPの搬送方向と平行な端部を検知す
るセンサをシートPの搬送領域外から移動させるために
シートPの横レジずれがセンサの待機位置と反対側にず
れると、センサの移動距離が長くなって移動にかかる所
要時間が長くなってしまい、後処理速度を低下させると
いう問題がある。これを解決するために、センサの移動
速度を速くする目的でセンサの移動用モータを大型化し
たり高価なものにすると、装置が大型化し、コスト高に
なってしまうという問題があった。
【0015】本発明は前記課題を解決するものであり、
その目的とするところは、シート側端検知手段を移動す
る移動用モータを大型化したり高価なものにすることな
く、後処理速度を低下させずにシートの端部に対する穿
孔位置を揃えて穿孔可能なシート穿孔装置及びこれを備
えたシート後処理装置及びこれを備えた画像形成装置を
提供せんとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、シートを搬送するシー
ト搬送手段と、前記シート搬送手段により搬送されるシ
ートに穿孔する穿孔手段と、前記穿孔手段の近傍に配置
され、前記シート搬送手段により搬送されるシートの搬
送方向と平行な端部を検知するためのシート側端検知手
段と、前記シート側端検知手段をシート搬送方向と直交
する方向に移動する第1の移動手段と、前記シート側端
検知手段により検知されたシートの搬送方向と平行な端
部の位置情報に基づいて前記穿孔手段をシート搬送方向
と直交する方向に移動する第2の移動手段とを有するシ
ート穿孔装置において、前記シート側端検知手段の検知
開始位置をシートサイズに対応したシートの搬送方向と
平行な端部位置に設定したことを特徴とするシート穿孔
装置である。
【0017】本発明は、上述の如く構成したので、シー
ト側端検知手段の検知開始位置をシートサイズに対応し
たシートの搬送方向と平行な端部位置に設定したこと
で、シート側端検知手段の移動距離が短縮でき、これに
より、該シート側端検知手段の移動時間が短縮出来て、
従来例のようにシート側端検知手段を移動する移動用モ
ータを大型化したり高価なものにする必要がなく、後処
理速度を向上することが出来る。
【0018】
【発明の実施の形態】図により本発明に係るシート穿孔
装置及びこれを備えたシート後処理装置及びこれを備え
た画像形成装置の一例としてパンチを装備したシート穿
孔装置及びこれにステイプラを備えたシート後処理装置
が電子写真画像形成装置に接続して設けられた場合の一
実施形態を具体的に説明する。図1は本発明に係るシー
ト穿孔装置を備えたシート後処理装置の構成を示す断面
説明図、図2は本発明に係る画像形成装置の構成を示す
断面説明図、図3はステイプラと後処理トレイのシート
後端ストッパの構成を示す側面図、図4はステイプラの
移動機構を示す図3中A方向から見た図、図5は図3中
B方向から見た図、図6は揺動ガイド、後処理トレイ、
出没トレイ及びスタックトレイの構成を示す側断面説明
図、図7は後処理トレイに設けられた整合部材の移動機
構を示す図6中C方向から見た図、図8は出没トレイの
構成を示す平面図、図9はスタックトレイの移動機構を
示す平面図、図10はスタックトレイの高さを検知するセ
ンサの配置図、図11及び図12は本発明に係るシート穿孔
装置を構成するパンチャーの動作を説明する側面説明
図、図13は本発明に係るシート穿孔装置を構成するパン
チャーを示す正面図、図14及び図15は本発明に係るシー
ト穿孔装置の第1実施形態のパンチャー及び横レジセン
サの移動機構を示す平面図、図16はシート後処理装置に
おいて、ノンソートモード時の動作を示す図、図17〜図
21はシート後処理装置において、ステイプルソートモー
ド時の動作を示す図、図22(a)〜(c)はシート後処
理装置のステイプルソートモード時の後処理トレイ上で
のシートの処理動作を示す図、図23及び図24はシート後
処理装置において、ソートモード時の動作を示す図、図
25はソートしてスタックトレイ上に載置されたシート束
の様子を示す正面図、図26及び図27は整合部材による後
処理トレイ上のシートの整合動作を示す平面図、図28は
整合部材による後処理トレイ上のシートの整合動作を示
す正面図、図29は整合部材による後処理トレイ上のシー
トの整合動作を示す平面図、図30〜図32は後処理トレイ
上のシートにステイプルする様子を示す平面図、図33は
本発明に係るシート穿孔装置の制御系の構成を示すブロ
ック図、図34は本発明に係るシート穿孔装置の第1実施
形態におけるパンチモードのフローチャートである。
【0019】図1において、1は画像形成装置300 に接
続された本発明に係るシート後処理装置(フィニッシャ
ー)であり、該シート後処理装置1内部には本発明に係
るシート穿孔装置となるパンチユニット50及びシート束
綴じ装置となるステイプルユニット100 が装備されてい
る。また、画像形成装置300 の上部には循環式原稿搬送
装置(RDF)305 が搭載されている。
【0020】画像形成装置300 は、図2に示すように、
循環式原稿搬送装置305 により原稿が自動的に送られて
画像読取部306 により画像が読み取られる。そして、図
示しないコントローラにより読み取った画像情報に応じ
てレーザ発振器に信号が送られ、レーザ光が発せられ
る。
【0021】次にこのレーザ光が回転しているポリゴン
ミラー309 に反射して更に反射ミラー310 により再び折
り返して表面が一様に帯電された画像形成手段となる電
子写真感光体ドラム312 上に照射され、静電潜像が形成
される。感光体ドラム312 上の静電潜像は現像器311 に
より現像された後、紙やOHPシート等で構成されるシ
ートP上にトナー画像として転写される。
【0022】シートPはシート給送手段を構成するピッ
クアップローラ313 によりシートカセット351 ,352 か
ら適宜選択的に繰り出され、分離手段307 により分離さ
れて1枚ずつ給送され、レジ前ローラ対316 ,317 によ
りレジストローラ対314 ,315 まで搬送され、該レジス
トローラ対314 ,315 により斜行が矯正されて感光体ド
ラム312 の回転に同期して該感光体ドラム312 とこれに
対向する転写装置との間に搬送される。この際に前記転
写装置の作用により感光体ドラム312 に形成されたトナ
ー画像がシートPに転写される。
【0023】その後、シートPは定着ローラ対301 ,30
2 に導かれ、該定着ローラ対301 ,302 により加熱及び
加圧処理されてシートPに転写されたトナー画像が永久
定着される。定着ローラ対301 ,302 には夫々定着上分
離爪303 、定着下分離爪304が接しており、これにより
シートPは定着ローラ対301 ,302 から分離される。
【0024】分離されたシートPは排出ローラ対399 に
より画像形成装置300 の外部へと搬送され、該画像形成
装置300 に接続されたシート後処理装置1に導かれる。
【0025】図1において、399 は画像形成装置300 の
排出ローラ対であり、2はシート後処理装置1の入口ロ
ーラ対である。画像形成装置300 の排出ローラ対399 に
より画像形成装置300 から排出されたシートPはシート
後処理装置1の入口ローラ対2により受け渡されてシー
ト後処理装置1の内部に導かれる。
【0026】3は入口ローラ対2により搬送されたシー
トPを本発明に係るシート穿孔装置となるパンチユニッ
ト50に導くシート搬送手段となる搬送ローラ対であり、
31は入口ローラ対2により搬送されたシートPを検知す
るシート検知センサである。本実施形態のパンチユニッ
ト50は搬送されてきたシートPの後端付近に孔明けを行
うように構成される。
【0027】5は複数のシートPを重ねて巻き付け、シ
ートP束として搬送可能な大径の搬送ローラからなるバ
ッファローラであり、該バッファローラ5と、該バッフ
ァローラ5に圧接された搬送コロ12,13,14とによりシ
ートPを挟持して搬送する。
【0028】10,11は切り換えフラッパであり、切り換
えフラッパ11はノンソートパス21とソートパス22との切
り換えを行い、切り換えフラッパ10はソートパス22とシ
ートPを一時貯えるためのバッファパス23との切り換え
を行う。
【0029】6はソートパス22に設けられた搬送ローラ
対であり、130 はシート載置手段となる後処理トレイで
ある。この後処理トレイ130 はシートPを一時的に集積
し、整合、ステイプルを行うための中間トレイとして構
成される。7は後処理トレイ130 上にシートPを排出す
るためのシート排出手段となる排出ローラ対である。
【0030】150 は揺動ガイドであり、該揺動ガイド15
0 が閉鎖位置に来た時に該揺動ガイド150 に回転可能に
支持された束排出ローラ180bと、後処理トレイ130 に回
転可能に支持された束排出ローラ180aと共働して後処理
トレイ130 上のシートPを束搬送してスタックトレイ20
0 上に束排出する。
【0031】次に後処理手段となるステイプルユニット
100 について図3〜図5を用いて説明する。図におい
て、ステイプラ101 はホルダ102 を介して移動台103 に
固定されている。移動台103 に回転可能に支持された軸
104 には夫々コロ106 ,107 が回転自在に組み付けら
れ、該コロ106 ,107 は固定台108 に形成された穴状の
レール108a,108b,108cに嵌合している。
【0032】コロ106 ,107 は共に固定台108 のレール
108a,108b,108cの穴よりも大きなフランジ106a,107a
を有し、一方、移動台103 の下方には3ヶ所に支持コロ
109が配設されている。これにより、ステイプラ101 を
支持する移動台103 はレール108a,108b,108cから外れ
ることなく該レール108a,108b,108cに沿って固定台10
8 の上を移動可能になっている。
【0033】レール108a,108b,108cは、図4に示すよ
うに、シート後処理装置1の手前側(図4の下側)と奥
側(図4の上側)において、途中から分岐され、並行す
る2本のレール108a,108b及びレール108a,108cからな
る。このレール108a,108b,108cの形状によりステイプ
ラ101 が手前側(図4の下側)に位置する時はコロ106
がレール108b側に、コロ107 がレール108a側に夫々嵌合
されて図4の下側に示すようにステイプラ101 が傾いた
状態(位置120 参照)となる。
【0034】そして、ステイプラ101 が中央部に位置す
る時はコロ106 ,107 が共にレール108aに嵌合されてシ
ートPの後端に対して平行状態になる(位置121 参
照)。更にステイプラ101 が奥側(図4の上側)に位置
する時はコロ106 がレール108a側に、コロ107 がレール
108c側に夫々嵌合されて図4の上側に示すようにステイ
プラ101 が手前側とは逆方向に傾いた状態(位置122 参
照)となる。
【0035】2つのコロ106 ,107 が平行な2本のレー
ル108aとレール108b,108cとに夫々嵌合された後は、そ
の姿勢を保って移動するようになっており、レール108a
とレール108b,108cとの分岐点でステイプラ101 の向き
を変える際には、図示しないカムが作用してステイプラ
101 の向きを変更するようになっている。
【0036】次にステイプラ101 の移動機構について説
明する。図3及び図5に示すように、移動台103 の一方
のコロ106 の軸104 にはピニオンギア106b、ベルトプー
リ106cが同軸上に固定されており、該ベルトプーリ106c
には該ベルトプーリ106cに張架されたベルト105 を介し
て移動台103 の上部に固定されたモータ110 の駆動軸が
連結されている。
【0037】一方、固定台108 の下面にはレール108a,
108b,108cに沿ってラックギア114が設けてあり、前記
ピニオンギア106bがこのラックギア114 に噛合してい
る。そして、前記モータ110 が正逆転することでピニオ
ンギア106bがラックギア114 に沿って移動し、これによ
って、移動台103 がステイプラ101 と共に図4の上下方
向に移動する。
【0038】また、図3及び図4に示すように、移動台
103 の下面方向に伸びる軸111 にはストッパ倒しコロ11
2 が配設されている。このストッパ倒しコロ112 は詳し
くは後述する後処理トレイ130 の後端ストッパ131 とス
テイプラ101 との衝突を回避するために該ストッパ倒し
コロ112 により後端ストッパ131 を回動させて退避させ
るものである。
【0039】尚、ステイプルユニット100 にはステイプ
ラ101 のホームポジションを検知するセンサが設けられ
ており、通常、ステイプラ101 はホームポジション(本
実施形態では図4に示す位置121 )にて待機している。
【0040】次に後処理トレイ130 上に載置されたシー
トPの後端を支持する後端ストッパ131 について図3及
び図6を用いて説明する。後端ストッパ131 は後処理ト
レイ130 のシート載置面に対して垂直に起立する支持面
131aを有し、シートPの後端を支持する支持面131aと、
後処理トレイ130 に設けられた丸穴に嵌合して揺動する
ためのピン131bと、後述する連結リンク133 と嵌合する
ためのピン131cとを有している。
【0041】後端ストッパ131 を回動退避するリンク機
構は、移動台103 に組み付けられたストッパ倒しコロ11
2 が当接して押圧されるカム面132aを有する主リンク13
2 と、該主リンク132 の上端に配設されたピン132bと後
端ストッパ131 のピン131cとを連結する連結リンク133
とにより構成される。
【0042】尚、主リンク132 は図示しないフレームに
固定されたシャフト134 を支点として揺動可能に構成さ
れ、該主リンク132 の下端にはシャフト134 を中心にし
て該主リンク132 を図3の時計回り方向に付勢する引っ
張りバネ135 が設けられており、一方、主リンク132 は
突き当て板136 により係止されて位置決めされるように
なっているため、通常、後端ストッパ131 は後処理トレ
イ130 に対して垂直に起立した姿勢を保つようになって
いる。
【0043】そして、ステイプラ101 を搭載した移動台
103 が移動すると、図3の破線で示すように、ステイプ
ラ101 と干渉関係になる後端ストッパ131 に連結リンク
133を介して連結された主リンク132 のカム面132aに、
移動台103 に設けられたストッパ倒しコロ112 が当接し
て主リンク132 をシャフト134 を中心に回動させて押し
倒し、後端ストッパ131 は連結リンク133 を介して引っ
張られてステイプラ101 と干渉しない位置まで回動され
て退避する。
【0044】ストッパ倒しコロ112 はステイプラ101 が
移動している間、後端ストッパ131がこの退避位置を保
持するように複数個設けられている。本実施形態では図
4に示すようにストッパ倒しコロ112 が3個設けられて
いる。
【0045】そして、ステイプラ101 を支持するホルダ
102 の両側面には後端ストッパ131の支持面131aと同一
形状の支持面を有するステイプラストッパ113 (図3の
2点鎖線)が設けられており、ステイプラ101 が中央部
でシートPの後端に対して平行な状態で後端ストッパ13
1 を押し倒して退避させても該ステイプラストッパ113
によりシートPの後端が支持される。
【0046】次に後処理トレイユニット129 の構成につ
いて図6〜図8を用いて説明する。後処理トレイユニッ
ト129 は画像形成装置300 からのシートPを搬送する搬
送部と、後処理トレイ130 で後処理されたシートP束を
受け取り収容するスタックトレイ200 との間に配設され
る。
【0047】そして、後処理トレイユニット129 は、後
処理トレイ130 、後端ストッパ131、整合手段140 、揺
動ガイド150 、引き込みパドル160 、出没トレイ170 、
束排出ローラ対180a,180bを有して構成されている。
【0048】後処理トレイ130 は、図6に示すように、
シート搬送方向下流側(図6の左側)を上方に、シート
搬送方向上流側(図6の右側)を下方にした傾斜トレイ
であり、下方の端部には前述した後端ストッパ131 が設
けられている。
【0049】排出ローラ対7により排出されたシートP
は自重及び後述する引き込みパドル160 の作用によりシ
ートPの後端が後端ストッパ131 に当接するまで後処理
トレイ130 上を滑走する。
【0050】また、後処理トレイ130 の上方端部には束
排出ローラ180aが、また、後述する揺動ガイド150 には
該束排出ローラ180aと当接する束排出ローラ180bが設け
られ、モータ181 からの駆動を受けて正逆回転可能とな
っている。
【0051】次に整合手段140 について図6及び図7を
用いて説明する。整合手段140 は手前側と奥側の整合部
材141 ,142 が夫々独立してシート搬送方向と直交する
方向(幅方向)に移動可能な構成となっており、整合部
材141 ,142 には、後処理トレイ130 上に起立した状態
でシートPの両側端に当接して規制する整合面141a,14
2aと、該整合面141a,142aから垂直に折れ曲がり、シー
トPの下面を支持する支持面141b,142bと、後処理トレ
イ130 幅方向に延びるラックギア141c,142cが設けてあ
る。
【0052】整合部材141 ,142 は夫々後処理トレイ13
0 の幅方向に延びて形成されたガイド145 に支持され、
整合面141a,142aが後処理トレイ130 の上部にラックギ
ア141c,142cが後処理トレイ130 の下部に配置されるよ
うに組み付けられている。
【0053】そして、夫々のラックギア141c,142cは別
々のピニオンギア143 ,144 が噛合しており、該ピニオ
ンギア143 ,144 は図示しないプーリ、ベルト等を介し
て夫々モータ146 ,147 と連結されている。
【0054】これにより、モータ146 ,147 の正逆転で
ピニオンギア143 ,144 が回転し、該ピニオンギア143
,144 に夫々噛合するラックギア141c,142cが移動し
て整合部材141 ,142 がシートPの幅方向に移動する。
【0055】尚、夫々の整合部材141 ,142 にはホーム
ポジションを検知する図示しないセンサが設けられてお
り、通常、整合部材141 ,142 はホームポジションにお
いて待機している。本実施形態では、整合部材141 ,14
2 のホームポジションは手前側の整合部材が最手前側、
奥側の整合部材が最奥側に設定されている。
【0056】揺動ガイド150 はシート搬送方向下流側
(図6の左側)において、束排出ローラ180bを回転可能
に支持し、シート搬送方向上流側(図6の右側)は、揺
動支点軸151 を中心に揺動可能に支持されている。
【0057】揺動ガイド150 は、通常1枚ずつのシート
Pが後処理トレイ130 に排出される際には図6の実線で
示すように束排出ローラ対180a,180bが離間した開放状
態にあり、シートPの後処理トレイ130 への排出、落
下、整合動作の支障になることはなく、後処理トレイ13
0 からスタックトレイ200 へシートP束を束排出する際
に図6の2点鎖線で示すように束排出ローラ対180a,18
0bが圧接する閉鎖状態に移動する。
【0058】図6に示すように、揺動ガイド150 の側面
に対応した位置に回転カム152 が設けられており、該回
転カム152 が回動して揺動ガイド150 の側面に当接し、
該側面を押し上げると、揺動ガイド150 は揺動支点軸15
1 を中心に揺動しながら開放され、この状態から回転カ
ム152 が180°回動して揺動ガイド150 の側面から離
間すると揺動ガイド150 が閉鎖される。
【0059】回転カム152 の回転駆動は図示しない駆動
系を介して連結されたモータ153 により行われる。ま
た、揺動ガイド150 は閉鎖状態がホームポジションとさ
れ、該ホームポジションを検知する図示しないセンサが
設けられている。
【0060】次に引き込みパドル160 について図6を用
いて説明する。引き込みパドル160はパドル軸161 に対
して固定されており、該パドル軸161 は前後側板に対し
て回転自在に支持されている。パドル軸161 はモータ16
2 に連結されており、モータ162 からの駆動を受けると
引き込みパドル160 はパドル軸161 と一体的に該パドル
軸161 を中心にして図6の反時計回り方向に回動する。
【0061】引き込みパドル160 のパドル軸161 を中心
として回動する際のシート搬送方向の長さは、後処理ト
レイ130 に達するまでの距離よりも若干長く設定されて
おり、引き込みパドル160 のホームポジションは排出ロ
ーラ対7により後処理トレイ130 上に排出されるシート
Pに当接することのない位置(図6の実線位置)に設定
されている。
【0062】この状態で、シートPの排出が完了し、シ
ートPが後処理トレイ130 上に着地すると、引き込みパ
ドル160 はモータ162 の駆動を受けてパドル軸161 を中
心にして図6の反時計回り方向に回動し、シートPを後
端ストッパ131 に当接するまで引き込む。その後、所定
時間待って引き込みパドル160 はホームポジションで停
止し、次のシートPの排出に備える。
【0063】次に出没トレイ170 について図6及び図8
を用いて説明する。出没トレイ170は束排出ローラ180a
の下側に位置し、後処理トレイ130 の傾斜に略沿いなが
ら図6の矢印a方向(シート搬送方向)に進退する。出
没トレイ170 は図6の2点鎖線で示す突出状態では先端
がスタックトレイ200 側へ重なり出ており、図6の実線
で示す退避状態では先端が束排出ローラ180aよりも図6
の右側に退避する。
【0064】出没トレイ170 のシート搬送方向の長さ
は、突出状態での先端位置に対し、後処理トレイ130 へ
排出されたシートPの重心が超えないように設定されて
いる。図8に示すように、出没トレイ170 はフレーム17
1 に固定されたレール172 に支持されており、該レール
172 に沿ってシート排出方向に移動可能になっている。
【0065】また、軸174 を中心に回転する回転リンク
173 が出没トレイ170 の下面に設けられた溝175 に係合
されており、回転リンク173 の一回転で出没トレイ170
は上述のように進退動作を行うようになっている。回転
リンク173 の駆動は図示しない駆動機構を介してモータ
176 により回転駆動される。出没トレイ170 のホームポ
ジションは図6の実線で示す退避位置に設定され、該ホ
ームポジションは図示しないセンサにより検知される。
【0066】次にスタックトレイ200 とサンプルトレイ
201 の構成について図9及び図10を用いて説明する。2
つ設けられたスタックトレイ200 とサンプルトレイ201
とはシートPの排出状況により使い分けられるようにな
っており、下方に配置されたスタックトレイ200 はコピ
ー出力、プリンタ出力等を受け取る時に選択して使用さ
れ、上方に配置されたサンプルトレイ201 はサンプル出
力、割り込み出力、スタックトレイ200 での積載量のオ
ーバーフロー時の出力、ファンクション仕分出力、ジョ
ブ混載時出力等を受け取る時に選択して使用される。
【0067】この2つのトレイ200 ,201 は図9に示す
ように、両方とも独立して上下方向に自走可能なように
夫々独立したステッピングモータ202 を有し、シート後
処理装置1のフレーム250 に上下方向に取り付けられた
コロ受けを兼ねるラック210に取り付けられている。ま
た、規制部材215 によりトレイ200 ,201 の手前側及び
奥側のガタを規制している。
【0068】トレイ200 ,201 の構成は、夫々のトレイ
ベースプレート211 にステッピングモータ202 が夫々取
り付けられ、該ステッピングモータ202 の出力軸上に圧
入されているプーリ216 からの回転駆動力はタイミング
ベルト212 によってプーリ203 に伝達される。
【0069】プーリ203 に平行ピンで連結された軸213
は同じく平行ピンで該軸213 に連結されたラチェットギ
ア205 に回転駆動力を伝達し、ラチェットギア205 はバ
ネ206 によりアイドラギア204 に付勢されている。これ
により、ラチェットギア205がアイドラギア204 に噛合
して回転駆動力が伝達される。
【0070】トレイ200 ,201 を手前側と奥側でラック
210 に対して均一な駆動力が伝達されるように軸208 の
両端に固定された一対のギア207 の一方に前記アイドラ
ギア204 が噛合されており、前記ギア207 にギア209 が
噛合して該ギア209 はラック210 のギア部に噛合してい
る。
【0071】トレイ200 ,201 の固定は片側に上下に2
個ずつ配置されたコロ214 がコロ受けを兼ねるラック21
0 の内部に納まって、該ラック210 に沿って回転自在に
移動可能に構成されている。また、各トレイ200 ,201
はトレイベースプレート211の上に取り付けられてトレ
イユニットを構成している。
【0072】上記構成により、スタックトレイ200 及び
サンプルトレイ201 は、ステッピングモータ202 、プー
リ216 、タイミングベルト212 、プーリ203 、軸213 、
ラチェットギア205 、アイドラギア204 、ギア207 、軸
208 及びギア209 等の駆動伝達機構と一体的にラック21
0 に沿って上下方向に夫々独立して移動する。
【0073】また、トレイ200 ,201 の降下時に異物を
挟んで駆動系が破損しないように、前記ラチェットギア
205 はトレイ200 ,201 が持ち上がる方向に移動する時
のみ所定のトルク以上のトルクが加わった時、バネ206
の押圧力に抗して該バネ206を押し退け空転するように
なっている。
【0074】この空転を行った時、直ちにステッピング
モータ202 の駆動を停止させるためのセンサ217 がアイ
ドラギア204 に組み込まれたスリットを検知するように
なっている。このセンサ217 は通常時にはステッピング
モータ202 の脱調検知としても使用している。
【0075】また、開口部を有する後処理トレイ130 を
上下に横断可能なように揺動ガイド150 が閉鎖位置の
時、該揺動ガイド150 がトレイ200 ,201 のシートPの
載置壁の一部になっており、揺動ガイド150 が閉鎖位置
にあることを図示しないセンサが検知している時のみト
レイ200 ,201 が上下に移動可能になっている。
【0076】図9に示すセンサ219 はエリア検知用セン
サであり、トレイ200 ,201 の上昇し過ぎを止める図10
に示す上限センサ219aから後処理トレイ130 用シート面
検知センサ221 までのエリアのフラグを検知する。サン
プルトレイ201 上に積載したシートPが1000枚の時
のシート面の位置を検知するセンサ219bはノンソート用
シート面検知センサ220 からシートPの積載量が100
0枚相当の位置に配置され、サンプルトレイ201 のシー
トPの積載量を高さで制限するためのものである。
【0077】また、センサ219cはサンプルトレイ201 が
後処理トレイ130 からシートPを受け取る時の該シート
Pの積載量を高さで制限するためのものであり、後処理
トレイ130 用シート面検知センサ221 からシートPの積
載量が1000枚相当の位置に配置されている。
【0078】センサ219dはスタックトレイ200 が後処理
トレイ130 からシートPを受け取る時の該シートPの積
載量を高さで制限するためのものであり、後処理トレイ
130用シート面検知センサ221 からシートPの積載量が
2000枚相当の位置に配置されている。
【0079】センサ219eはスタックトレイ200 の下がり
過ぎを防止する下限センサである。上記センサのうち、
シート面検知センサ220 ,221 のみ手前側と奥側に配置
された光透過センサである。また、各トレイ200 ,201
にはシート有無検知センサ222 が配置されている。
【0080】また、シート面を検知する方法として、各
シート面検知センサ220 ,221 の下方から該シート面検
知センサ220 ,221 の光軸をシートPが覆うまでトレイ
200,201 を上昇した状態がイニシャル状態で、トレイ2
00 ,201 上にシートPを積載した後、シート面検知セ
ンサ220 ,221 の光軸が現れるまで該トレイ200 ,201
を降下させ、その後、再びシート面検知センサ220 ,22
1 の光軸をシートPが覆うまでトレイ200 ,201 を上昇
させる動作を繰り返す。
【0081】次に本発明の特徴であるシート穿孔装置と
なるパンチユニット50の構成について図11〜図15を用い
て説明する。パンチユニット50は穿孔手段60と、シート
搬送手段となる搬送ローラ対3により搬送されるシート
Pの搬送方向と平行な端部(シート側端部)を検知する
ためのシート側端検知手段となる横レジ検知手段80とを
有している。
【0082】穿孔手段60にはパンチ61とダイス62とが夫
々ケーシング63に軸支され、該パンチ61とダイス62の夫
々の支軸72,73の一端に固定されたギア64,65が噛合
し、ギア65にパンチ駆動モータ66の出力軸に設けられた
ギア74が噛合している。そして、パンチ駆動モータ66の
回転駆動によりパンチ61とダイス62とは図11及び図12の
矢印b,c方向に同期して回転可能に構成されている。
【0083】通常は、図11に示すホームポジション位置
にある。そして、搬送ローラ対3よりもシート搬送方向
上流側(以下、単に「上流側」という)に配置されたシ
ート検知センサ31がシートPの後端を検知した後、所定
のタイミングでパンチ駆動モータ66を駆動することによ
りパンチ61とダイス62とは図11の矢印b,c方向に夫々
回転し、図12に示すように、シートPの後端部周辺所定
位置に対応する位置でパンチ61がダイス62に設けられた
ダイス穴62aに噛み合い、搬送中のシートPに穿孔す
る。
【0084】この際、パンチ61とダイス62との支軸72,
73を中心とする回転速度を搬送ローラ対3の回転速度と
一致させることで搬送中のシートPに穿孔することが可
能となる。
【0085】次に穿孔手段60をシート搬送方向と直交す
る方向に移動する移動手段の構成について説明する。図
11及び図12において、67は穿孔手段60をシートPの搬送
方向(図11及び図12の矢印d方向)と直交する方向に移
動させるための一対のガイド部であり、68はガイド部67
と当接して回転するコロである。コロ68はコロ軸69によ
りケーシング63にかしめられている。
【0086】図14及び図15において、63aはケーシング
63の一部に形成されたラックギアであり、図33に示す穿
孔手段移動モータ75の駆動軸に設けられたピニオンギア
70と噛合している。71はシートPの搬送方向と平行に設
けられた受光部71aを有する穿孔手段イニシャル位置検
知センサであり、ケーシング63に取り付けられている。
【0087】このため、前記穿孔手段移動モータ75の駆
動により穿孔手段60はシートPの搬送方向と直交する方
向(図14及び図15の矢印e,f方向)に移動可能となっ
ている。穿孔手段イニシャル位置検知センサ71を図14及
び図15の矢印f方向に移動することにより、シート後処
理装置1の本体フレームに設けられた穿孔手段イニシャ
ル位置規定部52を受光部71aにより検知できる。
【0088】ここで、穿孔手段イニシャル位置はシート
Pの基準位置とする。本実施形態では、横レジ検知手段
80は穿孔手段60に係合して一体的に取り付けられてい
る。横レジ検知手段80にはシートPの搬送方向と平行に
設けられた受光部81aを有し、シートPの搬送方向と平
行な端部である側端部を検知する横レジ検知センサ81が
センサアーム82の先端に取り付けられている。
【0089】次にシート側端検知手段となる横レジ検知
センサ81をシート搬送方向と直交する方向に移動する移
動手段について説明する。センサアーム82は、その一部
にラックギア82aが形成されており、ケーシング63に取
り付けられた横レジ移動モータ85の駆動軸に設けられた
ピニオンギア83と噛合している。
【0090】また、センサアーム82の後端には受光部81
aと平行に設けられた受光部84aを有する横レジイニシ
ャル位置検知センサ84が取り付けられている。
【0091】このため、前記横レジ移動モータ85の駆動
により横レジ検知センサ81、横レジイニシャル位置検知
センサ84はシートPの搬送方向と直交する方向である図
14及び図15の矢印e,f方向に移動可能に構成されてい
る。
【0092】横レジイニシャル位置検知センサ84を図14
及び図15の矢印f方向に移動することにより、ケーシン
グ63に設けた横レジイニシャル位置規定部63bを受光部
84aにより検知できる。また、横レジ検知センサ81を図
14及び図15の矢印e方向に移動することにより、選択さ
れたシートPのサイズに対応する位置に横レジ検知セン
サ81をセットできる。
【0093】ここで、シートPの側端部を検知する際
は、シート検知センサ31がシートPの先端を検知した
後、所定タイミングで横レジ検知センサ81の検知を開始
し、該横レジ検知センサ81がONで、横レジ検知センサ
81の受光部81aがシートPにより遮られている時は、図
33に示す制御部4が穿孔手段移動モータ75を駆動して穿
孔手段60及び横レジ検知センサ81を一体的に図14及び図
15の矢印f方向に移動し、横レジ検知センサ81の受光部
81aがシートPの側端部に遮られなくなると、シートP
の側端部を検知したと認識して停止する。
【0094】また、横レジ検知センサ81がOFFで、該
横レジ検知センサ81の受光部81aがシートPによって遮
られていない時は、制御部4が穿孔手段移動モータ75を
駆動し、穿孔手段60及び横レジ検知センサ81を一体的に
図14及び図15の矢印e方向に移動し、横レジ検知センサ
81の受光部81aがシートPの側端部により遮られるとシ
ートPの側端部を検知したと認識して停止する。
【0095】上記構成により、穿孔手段60による穿孔位
置をシートPの側端部を基準として揃えることが出来
る。
【0096】次に図16〜図25を用いてシート後処理装置
1におけるシートPの流れについて説明する。先ず、ユ
ーザが画像形成装置300 本体の図示しない操作部で、ノ
ンソートモードを指定した時の動作について説明する。
ユーザは循環式原稿搬送装置305 に原稿をセットし、図
示しないスタートキーをONして画像形成装置300 にお
いてシートPに画像が形成され、図16に示すように、シ
ート後処理装置1の入口ローラ対2、搬送ローラ対3及
びバッファローラ5が回転し、画像形成装置300 の排出
ローラ対399 から出力されたシートPはシート後処理装
置1に導かれて搬送される。
【0097】切り換えフラッパ11は図示しないソレノイ
ドの働きにより図16に示す位置に回動し、シートPをノ
ンソートパス21に搬送する。センサ33でシートPの後端
を検知したら、排出ローラ対9はサンプルトレイ201 上
への載置に適した速度で回転し、シートPをサンプルト
レイ201 上に排出載置する。
【0098】次に、ユーザがステイプルソートモードを
指定した時の動作について説明する。ユーザは循環式原
稿搬送装置305 に原稿をセットし、図示しないスタート
キーをONして画像形成装置300 においてシートPに画
像が形成され、図17に示すように、シート後処理装置1
の入口ローラ対2、搬送ローラ対3及びバッファローラ
5が回転し、画像形成装置300 の排出ローラ対399 から
出力されたシートPはシート後処理装置1に導かれて搬
送される。
【0099】この時、切り換えフラッパ10,11は図17に
示す位置で停止しており、バッファローラ5と搬送コロ
12,13により搬送されたシートPは切り換えフラッパ11
によりソートパス22に導かれ、バッファローラ5と搬送
コロ14及び搬送ローラ対6、排出ローラ対7により後処
理トレイ130 上に排出される。
【0100】この時、出没トレイ170 は突出位置にある
ため、排出ローラ対7によりシートPを排出した際に該
シートPの先端が垂れ下がり、戻り不良になるのを防止
すると共に、後処理トレイ130 上でのシートPの整列性
を高めている。
【0101】排出されたシートPは自重により後端スト
ッパ131 へ移動し始め、加えてホームポジションで停止
していた引き込みパドル160 はモータ162 の駆動を受け
て図6の反時計回り方向に回転し、前記シートPの後端
ストッパ131 方向への移動を助長する。
【0102】シートPの後端が後端ストッパ131 に確実
に当接して停止すると、引き込みパドル160 の回転も停
止され、後述する整合部材141 ,142 が後端ストッパ13
1 上に排出されたシートPを整合する。
【0103】そして、シートP束の1部目のシートPが
全て後処理トレイ130 上に排出されて整合されたら、図
18に示すように、揺動ガイド150 が下降して束排出ロー
ラ180bがシートP束上に当接し、ステイプラ101 が該シ
ートP束をステイプルする。
【0104】一方、その間に画像形成装置300 本体から
排出されてきた2部目のシートP束を構成する1枚目の
シートP1 は図18に示すように、切り換えフラッパ10の
回動によりバッファパス23に導かれて該バッファローラ
5に巻き付けられ、センサ32から所定距離進んだところ
で停止する。
【0105】そして、後続する2枚目のシートP2 がシ
ート検知センサ31から所定距離進んだら、図19に示すよ
うに、バッファローラ5が回転し、同様に2枚目のシー
トP 2 もバッファパス23に導かれて1枚目のシートP1
よりも2枚目のシートP2 の方が所定距離だけ先行する
ように重ね合わせ、図20に示すように、バッファローラ
5に巻き付け、所定位置で停止する。
【0106】一方、後処理トレイ130 上のシートP束
は、図20に示すように、スタックトレイ200 上に束排出
される。この時、出没トレイ170 はシートP束をスタッ
クトレイ200 上に落下させるためにホームポジションへ
移動される。
【0107】次に図21に示すように、3枚目のシートP
3 が所定位置に到達したら、バッファローラ5が回転
し、同様に該シートP3 が前記2枚目のシートP2 より
も所定距離だけ先行するように重ね合わせる。そして、
切り換えフラッパ10が図21に示す位置に回動して1枚目
のシートP1 、2枚目のシートP2 及び3枚目のシート
3 の3枚のシートP束を重ねた状態でソートパス22に
搬送する。
【0108】図22(a)に示すように、揺動ガイド150
が下降したまま束排出ローラ対180a,180bで3枚のシー
トP束を受け取り、図22(b)に示すように、シートP
束の後端が排出ローラ対7を抜けたら束排出ローラ対18
0a,180bを逆転し、シートP束の後端が後端ストッパ13
1 に当接する前に、図22(c)に示すように、揺動ガイ
ド150 は上昇し、束排出ローラ180bはシートP束から離
間する。
【0109】4枚目以降のシートPは、前述した1部目
のシートP束の動作と同様にソートパス22を通って後処
理トレイ130 上に排出される。また、3部目以降のシー
トP束は、前述の2部目のシートP束と同じ動作を行っ
て設定された部数分だけ順次スタックトレイ200 上に積
載し、動作を終了する。
【0110】ここで、束排出ローラ対180a,180bのシー
トP束の戻し角度は、水平に対する後処理トレイ130 の
角度に対して大きくなるように配置されている。これは
3枚重ねられたシートP束が後端ストッパ131 に当接す
る際に該後端ストッパ131 の根本部分に当接させること
で、シートPの座屈を防止し、カールしたシートPでも
整合し易くしている。また、後端ストッパ131 に当接し
たシートPが跳ね返らないように該後端ストッパ131 に
当接力吸収部材を取り付けても良い。
【0111】上記複数枚のシートPの重ね搬送におい
て、各シートPはシート搬送方向にオフセットされてお
り、2枚目のシートP2 は1枚目のシートP1 に対して
シート搬送方向下流側(以下、単に「下流側」という)
にオフセットし、3枚目のシートP3 は2枚目のシート
2 に対して下流側にオフセットされている。
【0112】各シートPのオフセット量と、揺動ガイド
150 の上昇タイミングは、束排出ローラ対180a,180bの
シートP束戻し速度によるシートP束の移動時間に関係
する。これは即ち、画像形成装置300 の処理能力によっ
て決まり、本実施形態では、シートPの搬送速度が75
0〔mm/s〕、オフセット量が約20〔mm〕、束排出ロー
ラ対180a,180bによるシートP束戻し速度が500〔mm
/s〕において、束排出ローラ180bの離間位置はシートP
1 が後端ストッパ131 に当接する40〔mm〕〜20〔m
m〕程度前に到達したタイミングに設定している。
【0113】次に図23〜図25を用いてソートモードの説
明を行う。先ず、ユーザが原稿を循環式原稿搬送装置30
5 にセットし、図示しない操作部上でソートモードを指
定して、図示しないスタートキーをONする。シート後
処理装置1の入口ローラ対2、搬送ローラ対3は前述の
ステイプルソートモードと同様に図23に示すように回転
し、画像形成装置300 から出力されたシートPを後処理
トレイ130 上に積載する。
【0114】整合手段140 は後処理トレイ130 上のシー
トPを整合しながら後処理トレイ130 上に少数枚を積載
した後、図5に示すように、揺動ガイド150 が下降して
きて少数枚のシートP束を束搬送する。次に送られてき
たシートPは切り換えフラッパ10によりバッファパス23
に導かれ、前述のステイプルソートモードと同様にバッ
ファローラ5に巻き付けられ、シートP束排出終了後の
後処理トレイ130 上に排出される。
【0115】束排出する少数枚束の枚数は、実験により
10枚以下であることが望ましい。この枚数について
は、{原稿枚数≧束排出する枚数≦10枚}を満足する
枚数になるようにする。従って、プログラムを組む時に
束排出する枚数を5枚と設定したら、原稿枚数が4枚の
時は4枚ずつ束排出する。原稿枚数が5枚以上の場合、
例えば、14枚の場合は、「5枚」+「5枚」+「4
枚」に分けて夫々整合し、束排出する。
【0116】1部目のシートP束の束排出が全て終了し
たら、手前側の整合部材141 は奥側の整合部材142 と共
に移動し、2部目の整合位置を1部目の整合位置に対し
てオフセットさせる。この動作の詳細については後述す
る。2部目はオフセットした位置で整合され、1部目と
同様に少数枚ずつ束排出される。2部目が終了したら、
手前側の整合部材141 と奥側の整合部材142 は1部目を
整合した位置に戻り、3部目を整合する。このようにし
て、図25に示すように、シートP束同士をずらしながら
全ての設定部数を終了させる。
【0117】ここで、図26〜図29を用いて整合手段140
による整合動作について説明する。先ず、後処理トレイ
130 上に1枚もシートPが無い場合、つまり、そのジョ
ブの最初のシートP束(3枚)が排出される際には、ホ
ームポジションで待機していた手前及び奥側の整合部材
141 ,142 は、予め夫々排出されるシートPの幅に対し
て若干逃げた図26に示す位置PS11,PS21に移動する(図
26参照)。
【0118】そして、前述のように、3枚のシートP束
が後端を後端ストッパ131 、下面を整合部材141 ,142
の支持面141b,142bで支持されると、整合部材141 ,14
2 は図27に示す位置PS12,PS22に移動すると共に、シー
トP束を第1整合位置190 に移動させて整合する(図27
参照)。
【0119】その後、手前側の整合部材141 は次に排出
されるシートPに備えて位置PS11に移動して待機し、シ
ートPの排出が完了すると、再び位置PS12に移動してシ
ートPを第1整合位置190 において整合する。この時、
奥側の整合部材142 は位置PS22で停止し続け、基準とし
ての役割を果たす。以上の動作がそのシートP束の最終
シートPまで続けられる。
【0120】上記のように整合動作されるため、図28に
示すような移動中のシートPの側端部が奥側の整合部材
142 の支持面142bの端部に衝突して座屈するようなこと
がない。
【0121】整合が完了した1部目のシートP束は必要
に応じてステイプラ101 によりステイプルされ、前述の
ようにして束排出されてスタックトレイ200 へ移送され
る。
【0122】続いて2部目のシートP束(3枚)が後処
理トレイ130 上へ排出されるが、この時、整合部材141
,142 は前述の1部目と同様に図26に示す位置PS11,P
S21で待機するが、整合位置は図29に示す第2整合位置1
91 に移動する。第2整合位置191 は前記第1整合位置1
90 に対して所定量Lだけ奥側に位置する(図29参
照)。
【0123】以降、シートP束毎に整合位置を互い違い
に変えながらスタックトレイ200 上にシートP束の積載
が行われ、オフセット量Lの仕分け積載が可能となる
(図25参照)。
【0124】上記オフセット量Lはソートモード、ステ
イプルモードで変化させても良く、例えば、ステイプル
モード時は、積載後、隣り合ったシートP束のステイプ
ル針同士の重なりが防止できる量L(約15mm)とし、
ソートモードではシートP束の識別が目視で確認出来、
混載を防止できる程度の量L(約20mm〜30mm)とす
ることで、ステイプルモード時の整合移動距離が短縮さ
れ、後処理速度の向上を図ることが出来る。
【0125】ステイプルモード時は、ステイプラ101 は
整合されたシートP束に対して所望のクリンチ位置で予
め待機しており、シートP束の最終シートPの排出が完
了するとステイプルするものである。尚、整合位置はシ
ートP束毎にオフセット量Lだけ変化するが、それに応
じてステイプラ101 も移動する。
【0126】また、ステイプラ101 が綴じモード(図30
〜図32に示す2ヶ所綴じ、奥斜め綴じ、手前斜め綴じ)
に応じて向き変え移動する構成については前述した通り
である。しかしながら、前記構成においては、同一のス
テイプル姿勢(水平及び傾斜状態)を維持できる範囲に
も限界があり、更にステイプルを行うシートPの幅は異
なる多数の種類が存在するため、上記異なる綴じモード
に対し、同一の整合位置ではステイプルできない場合が
あるため、各綴じモードに応じて前記第1整合位置190
及び第2整合位置191 を変えても良い。
【0127】図30は2ヶ所綴じモード、図31は奥斜め綴
じモード、図32は手前斜め綴じモードの夫々の第1、第
2整合位置190 ,191 を示し、各図中、2点鎖線が第1
整合位置190 、実線が第2整合位置191 を示す。
【0128】尚、この時、シートP束の排出位置よりも
手前側に整合位置がある場合には、奥側の整合部材142
が、整合の基準となる手前側の整合部材141 側にシート
P束を移送し、シートP束の排出位置よりも奥側に整合
位置がある場合には、前述の通りに整合動作を行う。
【0129】このように、綴じモードによって整合位置
を切り換えることによりステイプラ101 に対応した位置
へシートP束を移動できるようになっている。
【0130】次にスタックトレイ200 及びサンプルトレ
イ201 の昇降動作について図9及び図10を用いて説明す
る。各トレイ200 ,201 は、通常、動作開始前は、図10
に示す各シート面検知センサ220 ,221 の位置で待機し
ている。上述したように、通常、コピー若しくはプリン
タ出力されたシートPを積載するのがスタックトレイ20
0 であり、ステイプラ101 等により綴じて後処理された
ものや未綴じ状態で少数枚ずつ排出されるシートP束を
受け取ることが出来、最大で2000枚相当分の積載が
可能であり、それをセンサ219dで検知している。
【0131】この際、コピーやプリンタの出力がまだ続
く時は、スタックトレイ200 をセンサ219dの位置よりも
1000枚相当分の高さだけ下降させる(図10のセンサ
219d′の位置)。続いてサンプルトレイ201 を後処理ト
レイ130 用のシート面検知センサ221 の位置まで下降さ
せて再びシートPの受け取りを始める。この時、サンプ
ルトレイ201 は最大で2000枚相当分の積載が可能で
あり、これをセンサ219cにより検知している。
【0132】次に2000枚相当分以下のジョブ終了
後、スタックトレイ200 上のシートPを取り除かないで
次のジョブを始める時や現状のジョブ中に割り込みをす
る時等は、後処理操作は出来ないが、ノンソートパス21
からサンプルトレイ201 上に排出することが出来る。
【0133】通常状態よりノンソートパス21を用いてサ
ンプルトレイ201 上に排出されるモードとしては、1部
のみ後処理無しでサンプル用出力をする時や、ファンク
ション仕分けでサンプルトレイ201 上に出力が設定され
ている時等である。
【0134】次に図34に示すフローチャートに従ってパ
ンチユニット50の動作シーケンスを中心にパンチモード
の説明を行う。先ず、図34のステップS1において、シ
ート後処理装置1の電源がONされると、ステップS2
において、穿孔手段移動モータ75が駆動し、穿孔手段60
を図14及び図15の矢印e,f方向に移動することによ
り、穿孔手段イニシャル位置検知センサ71の受光部71a
がシート後処理装置1本体に設けられた穿孔手段イニシ
ャル位置規定部52を検知して停止する。
【0135】同様に横レジ移動モータ85も駆動し、セン
サアーム82を図14及び図15の矢印f方向に移動すること
により、横レジイニシャル位置検知センサ84の受光部84
aがケーシング63に設けられた横レジイニシャル位置規
定部63bを検知して停止する。ここで、入力待ち状態と
なる(ステップS3)。
【0136】次にユーザが画像形成装置300 の図示しな
いパンチ使用の選択ボタンを選択して図示しないスター
トボタンを押すことにより(ステップS4)、画像形成
装置300 において、シートPの搬送が行われて画像形成
が行われる(ステップS6)。
【0137】これと同時に、横レジ移動モータ85が駆動
し、センサアーム82を図14及び図15の矢印e方向に移動
し、横レジ検知センサ81を選択されたシートPのサイズ
に対応する位置まで移動する(ステップS5)。
【0138】その後、画像形成されたシートPがシート
後処理装置1内に搬送され、シートPの先端がシート検
知センサ31を通過すると(ステップS7)、該シート検
知センサ31がシートPの先端を検知して所定のタイミン
グ後に横レジ検知センサ81の検知を開始し(ステップS
8)、横レジ検知センサ81がONで横レジ検知センサ81
の受光部81aがシートPにより遮られている時は、穿孔
手段移動モータ75を駆動して穿孔手段60及び横レジ検知
センサ81を一体的に図14及び図15の矢印f方向(外側)
に移動し(ステップS9)、横レジ検知センサ81の受光
部81aがシートPの側端部によって遮られなくなると、
シートPの側端部であることを検知して停止する(ステ
ップS11)。
【0139】また、横レジ検知センサ81がOFFで、該
横レジ検知センサ81の受光部81aがシートPによって遮
られていない時は、穿孔手段移動モータ75を駆動して穿
孔手段60及び横レジ検知センサ81を一体的に図14及び図
15の矢印e方向(内側)に移動し(ステップS10)、横
レジ検知センサ81の受光部81aがシートPの側端部によ
って遮られるとシートPの側端部を検知して停止する
(ステップS11)。
【0140】その後、シートPの後端がシート検知セン
サ31を通過すると、該シート検知センサ31がシートPの
後端を検知して(ステップS12)、所定タイミング後に
パンチ駆動モータ66を駆動することにより、パンチ61と
ダイス62とは図11の矢印b,c方向に回転し、パンチ61
がダイス62に設けられたダイス穴62aに噛み合って搬送
中のシートPに穿孔する(ステップS13)。その後は、
前述の各排出処理モードに応じてシートPを排出して終
了する。
【0141】以上のように、シートPのサイズに応じた
位置において、横レジ検知センサ81の検知を開始し、該
横レジ検知センサ81がONならば、図14及び図15の矢印
f方向に、横レジ検知センサ81がOFFならば、図14及
び図15の矢印e方向に横レジ検知センサ81と穿孔手段60
とを移動してシートPの側端部を検知した位置で停止し
て穿孔するため、シートPの横レジずれが図14及び図15
の矢印e,f方向のいずれにずれた場合でも、横レジ検
知センサ81の移動量を短くでき、穿孔手段移動モータ75
を大型化したり、高価なものとせずに穿孔手段60による
穿孔位置をシートPの側端部に揃えることが可能とな
る。
【0142】また、横レジ検知手段80が穿孔手段60に係
合して一体的に取り付けられているため、連続して搬送
される同一サイズのシートPの側端部を検知して穿孔す
る際に穿孔手段移動モータ75のみの駆動でシートPに対
する穿孔位置をシートPの側端部に揃えることが可能と
なる。このため、装置の省電力化が図れる。
【0143】次に本発明に係るシート穿孔装置の第2実
施形態の構成について図35〜図37を用いて説明する。図
35及び図36は本発明に係るシート穿孔装置の第2実施形
態のパンチャー及び横レジセンサの移動機構を示す平面
図、図37は本発明に係るシート穿孔装置の第2実施形態
におけるパンチモードのフローチャートである。尚、本
実施形態のシート穿孔装置の制御系の構成は図33に示す
前記第1実施形態のシート穿孔装置の制御系の構成と同
様であり、他の前記第1実施形態と同様に構成したもの
は同一の符号を付して説明を省略する。
【0144】図35及び図36に示すように、パンチユニッ
ト50は別体で夫々独立して駆動される穿孔手段60と横レ
ジ検知手段80とを有している。本実施形態では、横レジ
検知手段80は穿孔手段60よりもシート搬送方向上流側に
所定の距離をおいて独立して配置されている。
【0145】横レジ移動モータ85の駆動により横レジイ
ニシャル位置検知センサ84を図35及び図36の矢印e,f
方向に移動可能で、シート後処理装置1に設けられた横
レジイニシャル位置規定部53を受光部84aによって検知
でき、また、シートPの側端部位置が受光部81aによっ
て検知できるようになっている。
【0146】ここで、シートPの側端部を検知する際に
は、シート検知センサ31がシートPの先端を検知した
後、所定のタイミングで横レジ検知センサ81の検知を開
始し、該横レジ検知センサ81がONで、横レジ検知セン
サ81の受光部81aがシートPによって遮られている時
は、横レジ移動モータ85を駆動して横レジ検知センサ81
を図35及び図36の矢印f方向に移動し、横レジ検知セン
サ81の受光部81aがシートPの側端部によって遮られな
くなると、シートPの側端部であると検知して停止す
る。
【0147】また、横レジ検知センサ81がOFFで該横
レジ検知センサ81の受光部81aがシートPによって遮ら
れていない時は、横レジ移動モータ85を駆動して横レジ
検知センサ81を図35及び図36の矢印e方向に移動し、横
レジ検知センサ81の受光部81aがシートPの側端部によ
って遮られるとシートPの側端部を検知して停止する。
【0148】ここで得られたシートPの側端部の位置情
報により、図33に示す制御部4が穿孔手段移動モータ75
を駆動して穿孔手段60を図35及び図36の矢印e,f方向
に移動して所定の位置でシートPに穿孔するため、穿孔
位置をシートPの側端部に揃えることが出来る。
【0149】以下、図37に示すフローチャートに従って
パンチユニット50の動作シーケンスについて説明する。
ステップS21において、装置の電源がONされると、ス
テップS22において、穿孔手段移動モータ75が駆動し、
穿孔手段60を図35及び図36の矢印e,f方向に移動する
ことにより、穿孔手段イニシャル位置検知センサ71の受
光部71aがシート後処理装置1に設けられた穿孔手段イ
ニシャル位置規定部52を検知して停止する。
【0150】同様に横レジ移動モータ85も駆動し、セン
サアーム82を図35及び図36の矢印e,f方向に移動する
ことにより、横レジイニシャル位置検知センサ84の受光
部84aがシート後処理装置1に設けられた横レジイニシ
ャル位置規定部53を検知して停止する。ここで、入力待
ち状態となる(ステップS23)。
【0151】次にユーザが画像形成装置300 の図示しな
いパンチ使用の選択ボタンを選択して図示しないスター
トボタンを押すことにより(ステップS24)、画像形成
装置300 において、シートPの搬送が開始され、画像形
成が行われる(ステップS26)。これと同時に横レジ移
動モータ85が駆動してセンサアーム82を図35及び図36の
矢印e方向に移動し、横レジ検知センサ81を選択された
シートPのサイズに対応する位置まで移動する(ステッ
プS25)。
【0152】その後、画像形成されたシートPがシート
後処理装置1内に搬送され、シートPの先端がシート検
知センサ31を通過すると、該シート検知センサ31がシー
トPの先端を検知して(ステップS27)、所定タイミン
グ後に横レジ検知センサ81の検知を開始し(ステップS
28)、該横レジ検知センサ81がONで、横レジ検知セン
サ81の受光部81aがシートPによって遮られている時
は、横レジ移動モータ85を駆動し、横レジ検知センサ81
を図35及び図36の矢印f方向(外側)に移動し(ステッ
プS29)、横レジ検知センサ81の受光部81aがシートP
の側端部によって遮られなくなるとシートPの側端部を
検知して停止する(ステップS31)。
【0153】また、ステップS28において、横レジ検知
センサ81がOFFで、該横レジ検知センサ81の受光部81
aがシートPによって遮られていない時は、横レジ移動
モータ85を駆動し、横レジ検知センサ81を図35及び図36
の矢印e方向(内側)に移動して(ステップS30)横レ
ジ検知センサ81の受光部81aがシートPの側端部によっ
て遮られるとシートPの側端部を検知したと認識して停
止する(ステップS31)。
【0154】これにより、搬送中のシートPの位置が認
識できるため、シートPの横レジずれ量を制御部4にお
いて計算し(ステップS32)、穿孔手段移動モータ75を
駆動して穿孔手段60を図35及び図36の矢印e,f方向に
横レジずれ量相当位置まで移動する(ステップS33)。
【0155】その後、シートPの後端がシート検知セン
サ31を通過すると、該シート検知センサ31がシートPの
後端を検知して(ステップS34)、所定タイミング後に
パンチ駆動モータ66を駆動することにより、パンチ61と
ダイス62とは図11の矢印b,c方向に回転してパンチ61
がダイス62に設けられたダイス穴62aに噛み合い、搬送
中のシートPの後端部に穿孔する(ステップS35)。
【0156】尚、本実施形態では横レジ検知手段80を穿
孔手段60よりもシート搬送方向上流側に所定距離をおい
て配置した構成であるため、シート検知センサ31がシー
トPの先端を検知した後、所定タイミングでパンチ駆動
モータ66を駆動することにより、図35及び図36に示した
構成と同様の構成において、シートPの先端部に穿孔す
ることが可能である。
【0157】その際のパンチユニット50の動作シーケン
スを図38に示すフローチャートに従って説明する。ステ
ップS41において、装置の電源がONされると、ステッ
プS42において、穿孔手段移動モータ75が駆動し、穿孔
手段60を図35及び図36の矢印e,f方向に移動すること
により、穿孔手段イニシャル位置検知センサ71の受光部
71aがシート後処理装置1に設けられた穿孔手段イニシ
ャル位置規定部52を検知して停止する。
【0158】同様に横レジ移動モータ85も駆動し、セン
サアーム82を図35及び図36の矢印f方向に移動すること
により、横レジイニシャル位置検知センサ84の受光部84
aがシート後処理装置1に設けられた横レジイニシャル
位置規定部53を検知して停止する。ここで、入力待ち状
態となる(ステップS43)。
【0159】次にユーザが画像形成装置300 の図示しな
いパンチ使用の選択ボタンを選択して図示しないスター
トボタンを押すことにより(ステップS44)、画像形成
装置300 において、シートPの搬送が開始され、画像形
成が行われる(ステップS46)。これと同時に横レジ移
動モータ85が駆動してセンサアーム82を図35及び図36の
矢印e方向に移動し、横レジ検知センサ81を選択された
シートPのサイズに対応する位置まで移動する(ステッ
プS45)。
【0160】その後、画像形成されたシートPがシート
後処理装置1内に搬送され、シートPの先端がシート検
知センサ31を通過すると、該シート検知センサ31がシー
トPの先端を検知して(ステップS47)、所定タイミン
グ後に横レジ検知センサ81の検知を開始し(ステップS
48)、該横レジ検知センサ81がONで、横レジ検知セン
サ81の受光部81aがシートPによって遮られている時
は、横レジ移動モータ85を駆動して横レジ検知センサ81
を図35及び図36の矢印f方向(外側)に移動し(ステッ
プS49)、横レジ検知センサ81の受光部81aがシートP
の側端部によって遮られなくなるとシートPの側端部を
検知したと認識して停止する(ステップS51)。
【0161】また、ステップS48において、横レジ検知
センサ81がOFFで、該横レジ検知センサ81の受光部81
aがシートPによって遮られていない時は、横レジ移動
モータ85を駆動して横レジ検知センサ81を図35及び図36
の矢印e方向(内側)に移動し(ステップS50)、横レ
ジ検知センサ81の受光部81aがシートPの側端部によっ
て遮られるとシートPの側端部を検知したと認識して停
止する(ステップS51)。
【0162】これにより、搬送中のシートPの位置が認
識できるため、シートPの横レジずれ量を制御部4にお
いて計算し(ステップS52)、穿孔手段移動モータ75を
駆動して穿孔手段60を図35及び図36の矢印e,f方向に
横レジずれ量相当位置まで移動する(ステップS53)。
【0163】その後、シート検知センサ31がシートPの
先端を検知してから所定タイミング後にパンチ駆動モー
タ66を駆動することにより、パンチ61とダイス62とは図
11の矢印b,c方向に回転してパンチ61がダイス62に設
けられたダイス穴62aに噛み合い、搬送中のシートPの
先端部に穿孔する(ステップS54)。
【0164】以上のように、シートPのサイズに対応し
た位置において横レジ検知センサ81の検知を開始し、横
レジ検知センサ81がONなら図35及び図36の矢印f方向
に、OFFなら図35及び図36の矢印e方向に横レジ検知
センサ81を移動してシートPの側端部を検知するため、
シートPの横レジずれが図35及び図36の矢印e,f方向
のいずれにずれた場合でも横レジ検知センサ81の移動量
を短くでき、横レジ移動モータ85を大型化したり、高価
なものとする必要がなく、シートPの側端部の位置情報
を得ることが可能となる。
【0165】横レジ検知センサ81を用いて得られたシー
トPの側端部の位置情報により、穿孔手段60を図35及び
図36の矢印e,f方向に移動して穿孔するため、穿孔手
段移動モータ75を大型化したり、高価なものとする必要
がなく、シートPに対する穿孔位置をシートPの側端部
に揃えることが出来る。
【0166】また、本実施形態では横レジ検知手段80を
穿孔手段60のシート搬送方向上流側に所定距離をおいて
配置しているため、シートPの先端部でも後端部でも穿
孔することが出来、ファイリングに際してのユーザのニ
ーズに適応することが容易に出来る。
【0167】尚、前記各実施形態では、シート穿孔装置
をシート後処理装置1内に装備した場合の構成について
説明したが、シート穿孔装置を画像形成装置300 内部に
配置して構成しても良く、更には、シート穿孔装置単独
の構成でも前述と同様の効果を得ることが出来る。
【0168】また、前記各実施形態では、搬送中のシー
トPに対して穿孔を行うように構成したが、シートPを
短時間停止させて穿孔を行うように構成しても良い。
【0169】
【発明の効果】本発明は、上述の如き構成と作用とを有
するので、搬送されるシートの搬送方向と平行な端部
(シート側端部)を検知し、このシート側端部の位置情
報に基づいてシート搬送方向と直交する方向に穿孔位置
を移動することで、画像形成処理速度を低下させること
なくシート側端部に対する穿孔位置を揃えて穿孔するこ
とが出来る。
【0170】また、搬送されるシートの側端部を検知す
る際の検知開始位置がシートサイズに対応したシート側
端部位置に設定されることにより、シートの横レジずれ
がいずれの方向でもシート側端検知手段の移動量を短く
でき、該シート側端検知手段を移動する移動手段のモー
タ等を大型化したり、高価なものとする必要がなく、コ
ストダウンを図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート穿孔装置を備えたシート後
処理装置の構成を示す断面説明図である。
【図2】本発明に係る画像形成装置の構成を示す断面説
明図である。
【図3】ステイプラと後処理トレイのシート後端ストッ
パの構成を示す側面図である。
【図4】ステイプラの移動機構を示す図3中A方向から
見た図である。
【図5】図3中B方向から見た図である。
【図6】揺動ガイド、後処理トレイ、出没トレイ及びス
タックトレイの構成を示す側断面説明図である。
【図7】後処理トレイに設けられた整合部材の移動機構
を示す図6中C方向から見た図である。
【図8】出没トレイの構成を示す平面図である。
【図9】スタックトレイの移動機構を示す平面図であ
る。
【図10】スタックトレイの高さを検知するセンサの配置
図である。
【図11】本発明に係るシート穿孔装置を構成するパンチ
ャーの動作を説明する側面説明図である。
【図12】本発明に係るシート穿孔装置を構成するパンチ
ャーの動作を説明する側面説明図である。
【図13】本発明に係るシート穿孔装置を構成するパンチ
ャーを示す正面図である。
【図14】本発明に係るシート穿孔装置の第1実施形態の
パンチャー及び横レジセンサの移動機構を示す平面図で
ある。
【図15】本発明に係るシート穿孔装置の第1実施形態の
パンチャー及び横レジセンサの移動機構を示す平面図で
ある。
【図16】シート後処理装置において、ノンソートモード
時の動作を示す図である。
【図17】シート後処理装置において、ステイプルソート
モード時の動作を示す図である。
【図18】シート後処理装置において、ステイプルソート
モード時の動作を示す図である。
【図19】シート後処理装置において、ステイプルソート
モード時の動作を示す図である。
【図20】シート後処理装置において、ステイプルソート
モード時の動作を示す図である。
【図21】シート後処理装置において、ステイプルソート
モード時の動作を示す図である。
【図22】(a)〜(c)はシート後処理装置のステイプ
ルソートモード時の後処理トレイ上でのシートの処理動
作を示す図である。
【図23】シート後処理装置において、ソートモード時の
動作を示す図である。
【図24】シート後処理装置において、ソートモード時の
動作を示す図である。
【図25】ソートしてスタックトレイ上に載置されたシー
ト束の様子を示す正面図である。
【図26】整合部材による後処理トレイ上のシートの整合
動作を示す平面図である。
【図27】整合部材による後処理トレイ上のシートの整合
動作を示す平面図である。
【図28】整合部材による後処理トレイ上のシートの整合
動作を示す正面図である。
【図29】整合部材による後処理トレイ上のシートの整合
動作を示す平面図である。
【図30】後処理トレイ上のシートにステイプルする様子
を示す平面図である。
【図31】後処理トレイ上のシートにステイプルする様子
を示す平面図である。
【図32】後処理トレイ上のシートにステイプルする様子
を示す平面図である。
【図33】本発明に係るシート穿孔装置の制御系の構成を
示すブロック図である。
【図34】本発明に係るシート穿孔装置の第1実施形態に
おけるパンチモードのフローチャートである。
【図35】本発明に係るシート穿孔装置の第2実施形態の
パンチャー及び横レジセンサの移動機構を示す平面図で
ある。
【図36】本発明に係るシート穿孔装置の第2実施形態の
パンチャー及び横レジセンサの移動機構を示す平面図で
ある。
【図37】本発明に係るシート穿孔装置の第2実施形態に
おけるパンチモードのフローチャートである。
【図38】本発明に係るシート穿孔装置の第2実施形態に
おける他のパンチモードの構成を示すフローチャートで
ある。
【図39】従来例を説明する図である。
【符号の説明】
1…シート後処理装置、2…入口ローラ対、3…搬送ロ
ーラ対、4…制御部、5…バッファローラ、6…搬送ロ
ーラ対、7…排出ローラ対、9…排出ローラ対、10,11
…切り換えフラッパ、12,13,14…搬送コロ、21…ノン
ソートパス、22…ソートパス、23…バッファパス、31…
シート検知センサ、32…センサ、33…センサ、50…パン
チユニット、52…穿孔手段イニシャル位置規定部、53…
横レジイニシャル位置規定部、60…穿孔手段、61…パン
チ、62…ダイス、62a…ダイス穴、63…ケーシング、63
a…ラックギア、63b…横レジイニシャル位置規定部、
64,65…ギア、66…パンチ駆動モータ、67…ガイド部、
68…コロ、69…コロ軸、70…ピニオンギア、71…穿孔手
段イニシャル位置検知センサ、71a…受光部、72,73…
支軸、74…ギア、75…穿孔手段移動モータ、80…横レジ
検知手段、81…横レジ検知センサ、81a…受光部、82…
センサアーム、82a…ラックギア、83…ピニオンギア、
84…横レジイニシャル位置検知センサ、84a…受光部、
85…横レジ移動モータ、100 …ステイプルユニット、10
1 …ステイプラ、102 …ホルダ、103…移動台、104 …
軸、105 …ベルト、106 …コロ、106a…フランジ、106b
…ピニオンギア、106c…ベルトプーリ、107 …コロ、10
7a…フランジ、108 …固定台、108a,108b,108c…レー
ル、109 …支持コロ、110 …モータ、111 …軸、112 …
ストッパ倒しコロ、113 …ステイプラストッパ、114 …
ラックギア、120 ,121,122 …位置、129 …後処理ト
レイユニット、130 …後処理トレイ、131 …後端ストッ
パ、131a…支持面、131b,131c…ピン、132 …主リン
ク、132a…カム面、132b…ピン、133 …連結リンク、13
4 …シャフト、135 …引っ張りバネ、136 …突き当て
板、140 …整合手段、141 ,142 …整合部材、141a,14
2a…整合面、141b,142b…支持面、141c,142c…ラック
ギア、143 ,144 …ピニオンギア、145…ガイド、146
,147 …モータ、150 …揺動ガイド、151 …揺動支点
軸、152 …回転カム、153 …モータ、160 …引き込みパ
ドル、161 …パドル軸、162 …モータ、170 …出没トレ
イ、171 …フレーム、172 …レール、173 …回転リン
ク、174 …軸、175 …溝、176 …モータ、180a,180b…
束排出ローラ対、181 …モータ、190 …第1整合位置、
191 …第2整合位置、200 …スタックトレイ、201 …サ
ンプルトレイ、202 …ステッピングモータ、203 …プー
リ、204 …アイドラギア、205 …ラチェットギア、206
…バネ、207 …ギア、208 …軸、209 …ギア、210 …ラ
ック、211 …トレイベースプレート、212 …タイミング
ベルト、213 …軸、214 …コロ、215 …規制部材、216
…プーリ、217 …センサ、218 …センサ、219 …セン
サ、219a…上限センサ、219b,219c,219d,219d′…セ
ンサ、219e…下限センサ、220 ,221 …シート面検知セ
ンサ、222 …シート有無検知センサ、250 …フレーム、
300 …画像形成装置、301 ,302 …定着ローラ対、303
…定着上分離爪、304 …定着下分離爪、305 …循環式原
稿搬送装置、306 …画像読取部、307 …分離手段、309
…ポリゴンミラー、310 …反射ミラー、311 …現像器、
312 …感光体ドラム、313 …ピックアップローラ、314
,315 …レジストローラ対、316 ,317 …レジ前ロー
ラ対、351 ,352 …シートカセット、399 …排出ローラ
対、P,P1 ,P2 3 …シート、PS11,PS21…位置、
PS12,PS22…位置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを搬送するシート搬送手段と、前
    記シート搬送手段により搬送されるシートに穿孔する穿
    孔手段と、前記穿孔手段の近傍に配置され、前記シート
    搬送手段により搬送されるシートの搬送方向と平行な端
    部を検知するためのシート側端検知手段と、前記シート
    側端検知手段をシート搬送方向と直交する方向に移動す
    る第1の移動手段と、前記シート側端検知手段により検
    知されたシートの搬送方向と平行な端部の位置情報に基
    づいて前記穿孔手段をシート搬送方向と直交する方向に
    移動する第2の移動手段とを有するシート穿孔装置にお
    いて、 前記シート側端検知手段の検知開始位置をシートサイズ
    に対応したシートの搬送方向と平行な端部位置に設定し
    たことを特徴とするシート穿孔装置。
  2. 【請求項2】 前記シート側端検知手段の検知開始時に
    該シート側端検知手段がシート有りを検知した場合には
    前記シート側端検知手段をシート無しの方向へ移動し、
    前記シート側端検知手段の検知開始時に該シート側端検
    知手段がシート無しを検知した場合には前記シート側端
    検知手段をシート有りの方向へ移動して該シート側端検
    知手段によりシートの搬送方向と平行な端部を検知する
    ように構成したことを特徴とする請求項1に記載のシー
    ト穿孔装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の移動手段は前記第2の移動手
    段に係合して一体的に設けたことを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載のシート穿孔装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の移動手段と前記第2の移動手
    段とは別体で夫々独立して駆動するように設けたことを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート穿孔
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載のシ
    ート穿孔装置を有し、該シート穿孔装置により穿孔され
    たシートに対して所定の後処理を行う後処理手段を有す
    ることを特徴とするシート後処理装置。
  6. 【請求項6】 シート給送手段により給送されたシート
    に画像情報に応じて画像を形成する画像形成手段と、 前記画像形成手段により画像が形成されたシートに穿孔
    する請求項1〜4のいずれか1項に記載のシート穿孔装
    置とを有することを特徴とする画像形成装置。
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