JPH10269852A - 直流架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブル - Google Patents

直流架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブル

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JPH10269852A
JPH10269852A JP7247697A JP7247697A JPH10269852A JP H10269852 A JPH10269852 A JP H10269852A JP 7247697 A JP7247697 A JP 7247697A JP 7247697 A JP7247697 A JP 7247697A JP H10269852 A JPH10269852 A JP H10269852A
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綾子 横山
Akinobu Ono
朗伸 小野
Hiroyuki Miyata
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直流特性を向上させた直流架橋ポリエチレン
絶縁電力ケーブルとその製造方法を提供する。 【解決手段】 実線Aで示される分子量分布を有し、分
子量の標準偏差が800〜1200であるポリエチレン
100重量部に対し、0.1〜0.8重量部の導電性添
加剤が混合され、架橋されたポリエチレンからなる絶縁
層を有する直流架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルを構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は直流特性を向上させ
た直流架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルは、
絶縁層を架橋ポリエチレンから形成したもので、取扱い
が簡便なため、広く用いられている。また、近年、海底
に敷設できる海底ケーブルの開発が盛んである。海底ケ
ーブルにおいては、送電距離が長く、かつ大容量送電で
あること望まれている。最近では500kV級の直流用
OFケーブルの海底ケーブルが実用段階にまできてい
る。しかし、OFケーブルは油圧をかける必要があるた
めに長尺化しにくくいという問題がある。一方、架橋ポ
リエチレン絶縁電力ケーブルとしては、交流用の500
kV級の地中ケーブルが開発されているが、交流送電は
架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの絶縁層中における
損失が大きいという問題があり、長距離送電には適さな
い。取扱いが簡便で、長尺化が可能な架橋ポリエチレン
絶縁電力ケーブルを大容量の直流用として用いることが
できればよいが、架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルは
直流破壊電圧が低く、高電圧、大容量、例えば250k
V以上の直流用電力ケーブルとしては十分な信頼性、安
全性が得られないために実用化されていないのが現状で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記事情に鑑
みてなされたもので、直流特性を向上させた直流架橋ポ
リエチレン絶縁電力ケーブルとその製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明においては、分子量の標準偏差が800〜1
200であるポリエチレン100重量部に対し、0.1
〜0.8重量部の導電性添加剤が混合され、架橋された
ポリエチレンからなる絶縁層を有することを特徴とする
直流架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルを提案する。
【0005】
【発明の実施の形態】架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブ
ルにおいて、直流特性が低下する原因のひとつとして空
間電荷の蓄積があげられる。すなわち、架橋ポリエチレ
ン絶縁電力ケーブルの絶縁層に直流電圧を印加すると、
電極からの電荷注入、双極子の反転、イオン性不純物の
解離などにより電荷(空間電荷)が生じ、蓄積する。こ
のときの絶縁層に蓄積する空間電荷の分布は、電極(陽
極および陰極)近傍に各々の電極と逆極性の電荷が蓄積
するヘテロ空間電荷分布であるので、絶縁層の内部電界
が変歪され、陽極および陰極との両界面付近の内部電界
が強調されて絶縁破壊がおこりやすくなるのである。こ
の空間電荷の蓄積の原因に関しては十分なデータが得ら
れておらず、このため直流用としては正確な架橋ポリエ
チレン絶縁電力ケーブルの設計基準が立てにくいのが現
状である。
【0006】本発明者らの検討によれば少量のカーボン
ブラック、酸化金属などの導電性添加剤(充填剤)を添
加したポリエチレンを架橋させてなる絶縁層を有する架
橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルは、空間電荷の蓄積が
抑制され、直流特性が向上することが確認されている。
このときインパルス破壊電圧と体積抵抗率値はやや低下
するが、総合的に、直流用としては従来の架橋ポリエチ
レン絶縁電力ケーブルよりも優れた特性が得られる。導
電性添加剤は、製造工程時などに発生する架橋ポリエチ
レン中の架橋剤、老化防止剤の分解残渣などの各種イオ
ン性不純物を吸着し、その移動を制限することによっ
て、直流電圧が印加されてもイオン性不純物が解離して
空間電荷が発生しないようにする働きをし、このため空
間電荷の蓄積を抑制することができるものである。
【0007】また、さらなる検討の結果、導電性添加剤
の分散性が架橋ポリエチレンの直流特性に大きな影響を
およぼすことがわかった。これは分散性が良好であれ
ば、架橋ポリエチレン全体に導電性添加剤が均等にいき
わたり、多くのイオン性不純物が吸着されるようになる
ためである。そこで、分散性が向上するような条件につ
いて種々検討し、本発明を完成するに至った。
【0008】本発明の直流架橋ポリエチレン絶縁電力ケ
ーブルにおける大きな特徴は、例えば図1に示したよう
な分子量分布を有する直鎖状の低密度ポリエチレンを材
料として、絶縁層を形成する点である。図1において、
本発明に用いるポリエチレンの分子量分布は実線Aで示
され、従来のポリエチレンの分子量分布は破線Bで示さ
れている。実線Aにおいては分子量のばらつきが少な
く、殆どが分布の中心の数平均分子量付近に集中してい
るのに対し、破線Bはなだらかな曲線を描き、幅の広い
分子量分布を有し、低分子量から高分子量のものが混在
していることがわかる。
【0009】本発明に用いるポリエチレンは、分子量の
標準偏差が1000程度であると好ましく、実質的には
800〜1200の範囲であると望ましい。標準偏差は
試料平均に対してのばらつきを表す指標であって、試料
の測定値をχ1,χ2,…,χnとするとき、以下の式
(i)で表される。
【0010】
【数1】
【0011】すなわちポリエチレンの分子量の標準偏差
が1000程度であるということは、ひとつひとつの分
子量(試料の測定値)と数平均分子量(試料平均)との
差が平均1000程度であることを示している。架橋ポ
リエチレン絶縁電力ケーブルの絶縁層に用いられるポリ
エチレンは低密度で、分子量は通常1〜4万程度なの
で、1000程度の標準偏差に対して十分大きい。この
ように、数平均分子量に対して分子量の標準偏差が小さ
いと、分子量のばらつきが少なく、図1に示すように数
平均分子量付近に集中した分子量分布が得られる。ま
た、本発明に用いるポリエチレンは、数平均分子量の1
/3以下の分子量を有するものの数が10%以下程度
で、殆ど無視できる量であると好ましい。これは、以下
に説明するように、低分子量の分子が多いと導電性添加
剤の分散の妨げになることがあるためである。
【0012】ところで、粉末状の導電性添加剤をポリエ
チレンに添加して混合すると、導電性添加剤はポリエチ
レンの分子と分子の間に分散する。特に直鎖状のポリエ
チレンの場合、ある程度高分子量の直鎖状分子が略平行
に並び、これら直鎖状分子の相互間に導電性添加剤が分
散する。このとき、図1中破線Bで示されるように様々
な分子量のものが混在するポリエチレンを用いると、低
分子量のポリエチレンが、高分子量の直鎖状分子どうし
の間に混在している状態となっているので、導電性添加
剤の分散性を妨げることになる。これに対して図1中実
線Aで示されるような分子量分布を有するポリエチレン
を用いると、ほぼ同じ分子量の直鎖状分子が略平行に並
び、これら直鎖状分子の相互間に導電性添加剤が均等に
分散することになる。したがって、低分子量のものが混
在する場合と異なり、ポリエチレン中に導電性添加剤が
均一にいきわたり、分散性が向上する。
【0013】図1中実線Aで示されるような、数平均分
子量付近に分子量が集中して分布しているものは、最近
工業化されたシングルサイト触媒(メタロセン触媒)を
用いた重合方法によって得られる。シングルサイト触媒
(メタロセン触媒)を用いたポリエチレンの重合におい
ては、分子設計が容易で、図1に示したような特異な分
子量分布を有するポリエチレンを設計して製造すること
ができる。このような分子量分布を有するものは、従来
の重合方法では得ることが難しかったものである。
【0014】本発明において用いるポリエチレンは、上
述のような分子量分布条件を満足し、さらにメルトフロ
ーインデックス(以下MIと記す)が1〜4、密度が
0.8〜0.95であると好ましい。架橋ポリエチレン
絶縁電力ケーブルの絶縁層は好ましくは押出成形によっ
て形成されるので、このときMIが適切な値のポリエチ
レンでない場合、硬すぎて樹脂の押出ができなかった
り、柔らかすぎて流れてしまい、絶縁層を形成できなか
ったりすることがある。また、密度が0.8未満である
と電気特性が低下することがあり、0.95をこえると
硬すぎて曲げなどの機械的特性が低下することがある。
【0015】導電性添加剤としては、カーボンブラッ
ク、酸化金属などが用いられる。カーボンブラックは特
に限定されないが、ファーネス系カーボンブラックなど
が好ましい。酸化金属としては、酸化マグネシウムなど
が用いられる。導電性添加剤の添加量は、イオン性不純
物の吸着特性によって若干変化し、またこのとき必要な
インパルス破壊電圧と体積抵抗率とが得られるように考
慮する必要があるが、通常ポリエチレン100重量部に
対して0.1〜0.8重量部、好ましくは0.1〜0.
5重量部が目安とされる。0.1重量部未満であると添
加効果が得られず、0.8重量部をこえると必要なイン
パルス破壊電圧と体積抵抗率が得られないことがある。
【0016】また、十分な分散性を確保するためには、
導電性添加剤の平均粒径は0.01〜0.1μm、好ま
しくは0.019〜0.8μmとされる。0.01μm
未満であると凝集性が大きくなり、0.1μmをこえる
と分散性が低下することがある。
【0017】本発明の直流架橋ポリエチレン絶縁電力ケ
ーブルは、特定のポリエチレンを用いて絶縁層を構成す
る以外は、従来の架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルと
同様の構造とすることができる。図2は本発明の直流架
橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの構造の一例を示した
ものである。この直流架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブ
ルは、素線2を複数本撚り合わせた導体4上に順次、内
部半電導層6、絶縁層8、外部半導電層10、金属遮蔽
層12、シース14が設けられて構成されている。この
実施例の直流架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルを構成
する導体4の導体面積は800〜3000mm2とされ、
絶縁層8の厚さは20〜25mmとされる。また、この直
流架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの外径は100mm
程度とされる。
【0018】前記絶縁層8は、図1の実線Aで示される
ような分子量分布を有するポリエチレン中に導電性添加
剤が分散され、さらに酸化防止剤などの老化防止剤、D
CPなどの架橋剤が添加、混合された材料が架橋されて
なる架橋ポリエチレンから構成されている。
【0019】上述の直流架橋ポリエチレン絶縁電力ケー
ブルは例えば以下のようにして製造することができる。
まず、導体4となる素線2を複数本撚り合わせて導体4
とする。この導体4上に、内部半導電層6、絶縁層8、
外部半導電層10の材料を3層押出被覆し、内部半導電
層6、絶縁層8、外部半導電層10を形成する。内部半
導電層6と外部半導電層10はエチレン−酢酸ビニル共
重合体などからなる半導電性組成物から形成し、絶縁層
8は、分子量の標準偏差が1000程度のポリエチレン
に導電性添加剤、架橋剤、酸化防止剤などを混合したも
のから構成する。これを架橋装置に導き、絶縁層8を構
成するポリエチレンを架橋させ、ついで常法に従って金
属遮蔽層12、シース14を形成して直流架橋ポリエチ
レン絶縁電力ケーブルとする。
【0020】上述のように分子量の標準偏差が1000
程度であるポリエチレンから直流架橋ポリエチレン絶縁
電力ケーブルの絶縁層を構成し、絶縁層中の導電性添加
剤の分散性を向上させることにより、より多くのイオン
性不純物が吸着されやすくなり、空間電荷の蓄積が抑制
され、直流特性が向上する。このため、例えば500k
V以上の高電圧用の直流架橋ポリエチレン絶縁電力ケー
ブルとして用いることが可能となる。
【0021】
【実施例】以下、本発明を実施例を示して詳しく説明す
る。 (実施例1、比較例1、2)表1に示した材料を用い、
架橋ポリエチレンからなる厚さ2mm、外径110mm
のシート状のサンプルを作成した。
【0022】
【表1】
【0023】表1に示した(A)のポリエチレンは、図
1中の実線Aに示した分子量分布を有するもので、数平
均分子量は2万であり、分子量の標準偏差は1000で
ある。また、数平均分子量の1/3以下の分子量を有す
るものの含量は無視できる量である。(B)のポリエチ
レンは従来用いられいられているもので、図1の破線B
に示した分子量分布を有するもので、数平均分子量は2
万であり、分子量の標準偏差は2000である。
【0024】このようなシート状サンプルにおいて、導
電性添加剤であるカーボンブラックを添加した実施例1
と比較例1のカーボンブラックの分散状態を電子顕微鏡
(倍率:2万倍)で観察したものが図3(a)(実施例
1)、図3(b)(比較例1)である。図3より、実施
例1においてはカーボンブラックが略等間隔で、均等に
分散しているのに対し、比較例1においては、カーボン
ブラックの分散の片寄りが見られる。
【0025】また、シート状サンプルの表裏に直径30
mmのアルミ電極を蒸着し、外導表面温度一定で、パル
ス静電応力法により、30mm/kvの電圧を30分間
印加した際の接地前の空間電荷密度を測定した結果を示
したものが図4である。曲線a,b,cは実施例1、比
較例1、2の結果をそれぞれ示している。図4より、カ
ーボンブラックを添加していない比較例2が最も空間電
荷の蓄積が多く、従来のポリエチレンを用いてカーボン
ブラックを添加した比較例2、本発明に係る実施例1の
順に空間電荷が蓄積しにくくなっていることがわかる。
さらに、表面温度一定で、10kv/5分ステップアッ
プ×3回の条件で、インパルス破壊電圧を測定したとこ
ろ、それぞれの結果は120kv/mm(実施例1)、
90kv/mm(比較例1)、160kv/mm(比較
例2)となった。
【0026】上述の結果より、実施例1においては、カ
ーボンブラックの分散性がよく、空間電荷の蓄積が抑制
され、直流特性が向上することが明らかである。
【0027】
【発明の効果】本発明においては、分子量の標準偏差が
1000程度である、分子量のばらつきが少ないポリエ
チレンを用いて絶縁層を形成するので、絶縁層中の導電
性添加剤の分散性が良好で、結果として良好な直流特性
が得られるものである。このため、大容量、高電圧用の
直流架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルとして用いるこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に用いるポリエチレンの分子量分布の
一例を示したグラフである。
【図2】 架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの正断面
図である。
【図3】 実施例のカーボンブラック(導電性添加剤)
の分散状態を示した図である。
【図4】 実施例の電荷密度の測定結果を示した図であ
る。
【符号の説明】
8・・・絶縁層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分子量の標準偏差が800〜1200で
    あるポリエチレン100重量部に対し、0.1〜0.8
    重量部の導電性添加剤が混合され、架橋されたポリエチ
    レンからなる絶縁層を有することを特徴とする直流架橋
    ポリエチレン絶縁電力ケーブル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101408923B1 (ko) * 2010-06-22 2014-06-17 엘에스전선 주식회사 직류용 전력 케이블용 절연 재료 조성물 및 이를 이용하여 제조된 케이블
WO2016000735A1 (en) 2014-06-30 2016-01-07 Abb Technology Ltd Power transmission cable

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KR101408923B1 (ko) * 2010-06-22 2014-06-17 엘에스전선 주식회사 직류용 전력 케이블용 절연 재료 조성물 및 이를 이용하여 제조된 케이블
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