JPH10269287A - 商品管理データ収集システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 商店において顧客が商品購入に至らないが、
関心を持った商品についての情報を収集できるようにす
ること。 【解決手段】 各商品に商品識別情報を含むメモリを保
持するＩＤタグ２０を設ける。顧客が来店した際にデー
タ収集用の小型端末３０を配布する。小型端末３０には
ＩＤタグ２０とデータ伝送を行うタグ用リーダライタ３
２を設けておく。そうすれば小型端末３０を有する顧客
が商品を手にとったときに、その商品のＩＤタグ２０が
リーダライタ３２の通信領域に入る。そのためＩＤタグ
２０の商品識別情報を読取ることができ、顧客が関心を
持ったデータを収集することができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は商店等で用いられ商
品管理用のデータを収集するための商品管理データ収集
システムに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来小売店舗等においては、商品管理や
販売計画をするため、ＰＯＳシステムが用いられてい
る。ＰＯＳシステムでは販売時点で売上げのあった商品
をキャッシュレジスタ等で入力すると、それを売上情報
として売上情報を集計することにより、商品のニーズや
販売状況を把握して販売計画に反映させている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし従来のＰＯＳシ
ステムでは、売上情報を元にして販売計画を立てている
ため、商品の売上げには至っていないが、顧客の関心が
高い商品を認識することができなかった。このような情
報を得るためには、従来は店員が顧客の店内での行動を
観察したり、アンケートやヒアリングを行う必要があ
り、店員や営業マンの努力に負うところが大きく、効率
的に情報を収集する方法がないという欠点があった。

【０００４】本発明はこのような問題点に着目してなさ
れたものであって、小売店舗内で売上げに至っていない
が、顧客にとって関心が高い商品のデータを自動的に収
集できるようにした商品管理データ収集システムを提供
することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本願の請求項１の発明
は、商品識別情報を含む商品情報を保持するメモリ、前
記メモリに情報を書込み及び読出すメモリ制御部、及び
非接触で伝送されたデータを受信し、前記メモリ制御部
より読出されたデータを送信するデータ伝送手段を有
し、各商品に取付けられたＩＤタグと、前記ＩＤタグと
の間で非接触でデータ伝送を行うタグ用リーダライタ、
商品情報テーブル領域を有するメモリ、所定の通信領域
に達したときに前記タグ用リーダライタを介して前記Ｉ
Ｄタグの商品情報を読取り、前記メモリの商品情報テー
ブルを更新する商品情報テーブル更新手段を有し、商店
内で顧客に貸与するデータ収集端末装置と、を有するこ
とを特徴とするものである。

【０００６】本願の請求項２の発明では、前記ＩＤタグ
のメモリは、商品識別情報に加えて、その商品に関心を
有する顧客の客層情報を保持する客層情報テーブルを含
むものであり、前記データ収集端末装置は、ユーザ情報
を入力するユーザ情報入力手段、及び前記ＩＤタグより
読取られた商品情報の客層情報テーブルをユーザ情報に
基づいて更新して前記ＩＤタグに書込む客層情報更新手
段を更に有することを特徴とするものである。

【０００７】本願の請求項３の発明では、前記ＩＤタグ
のメモリは、取付けられている商品の商品広告情報を含
むものであり、前記データ収集端末装置は、前記タグ用
リーダライタを介して前記ＩＤタグより読取られた商品
広告情報に基づいて商品広告情報を顧客に表示する商品
広告情報出力手段を更に有することを特徴とするもので
ある。

【０００８】本願の請求項４の発明では、前記データ収
集端末装置のユーザ情報入力手段は、顧客に配布した個
人情報を含むユーザカードからの情報を読取るユーザカ
ード読取手段であることを特徴とするものである。

【０００９】本願の請求項５の発明は、前記データ収集
端末装置に保持されている商品情報テーブルの情報を収
集する商品情報管理端末装置を更に有することを特徴と
するものである。

【００１０】本願の請求項６の発明は、商品識別情報を
含む商品情報を保持するメモリ、前記メモリに情報を書
込み及び読出すメモリ制御部、及び非接触で伝送された
データを受信し、前記メモリ制御部より読出されたデー
タを送信するデータ伝送手段を有し、各商品に取付けら
れたＩＤタグと、個人情報領域及び商品情報テーブル領
域を有し、顧客に配布したユーザカードと、前記ＩＤタ
グとの間で非接触でデータ伝送を行うタグ用リーダライ
タ、前記ユーザカードの情報を読取るカード用リーダラ
イタ、商品情報テーブル領域を有するメモリ、所定の通
信領域に達したときに前記タグ用リーダライタを介して
前記ＩＤタグの商品情報を読取り、前記ユーザカードの
商品情報テーブルを更新する商品情報テーブル更新手段
を有し、商店内で顧客に貸与するデータ収集端末装置
と、前記ユーザカードに保持されている商品情報テーブ
ルの情報を収集する商品情報管理端末装置と、を有する
ことを特徴とするものである。

【００１１】

【発明の実施の形態】本実施の形態ではあらかじめその
商店をよく利用する顧客の識別情報や個人情報、例えば
年齢，性別等が格納されたメモリエリアを有するユーザ
カード１０を用いる。このユーザカード１０は非接触デ
ータ通信機能を有するカード形状のデータキャリアを用
いてよく、磁気カードや接触式のＩＣカード等であって
もよい。以下の実施の形態ではユーザカード１０をデー
タキャリアとして説明する。

【００１２】そして店内にある各商品には、各商品を識
別するタグ状のデータキャリア（以下、ＩＤタグ２０と
いう）を付しておく。このＩＤタグ２０のメモリは商品
情報として以下の情報を保持している。 商品広告情報 商品識別情報 客層情報テーブル

【００１３】ＩＤタグ２０内の商品広告情報としては、
その商品の宣伝，解説等の情報であり、これらは文字や
画像又は音声による情報である。例えば商品がコンパク
トディスクや映画等のソフトウェアの場合には、そのハ
イライト部分を抜粋した音楽データや映像データとす
る。又ＩＤタグ内の商品識別情報は商品コード等、その
商品を識別するための情報である。更に客層情報テーブ
ルはその商品に関心を持った客層の累計を示すテーブル
であり、例えば商品名とその商品に関心を持った客の年
齢や男女別等をテーブル化したものである。

【００１４】ユーザカード１０及びＩＤタグ２０はいず
れも非接触でデータ通信機能を有するデータキャリアで
あり、構造は同一であるので、以下ＩＤタグ２０につい
て説明する。図２はＩＤタグ２０の構成を示すブロック
図である。本図に示すようにＩＤタグ２０はコイル及び
コンデンサから成る共振回路２１と、共振回路２１に得
られる信号を電源として各部に供給する電源生成部２
２、共振回路に接続される復調部２３、変調部２４及び
メモリ制御部２５、メモリ２６を有している。メモリ制
御部２５はメモリ２６に情報を書込み又は読出すもので
あり、復調部２３，変調部２４は伝送されたデータを受
信し、メモリ制御部より読出されたデータを送信するデ
ータ伝送手段を構成している。そしてこのメモリ２６内
に前述した商品情報が保持される。ユーザカード１０も
これと同様の構成を有しており、そのメモリ内にユーザ
識別情報や個人情報が保持されている。尚このデータキ
ャリアは電源生成部２２に代えて内蔵の電池を有するも
のとしてもよい。

【００１５】図１は店内でのみ用いるデータ収集端末装
置である小型端末を示すブロック図である。小型端末３
０は前述したユーザカード１０と相互にデータ通信を
し、個人情報を読取るカード用リーダライタ３１、商品
に付されるＩＤタグ２０との間でデータ通信を行うタグ
用リーダライタ３２、文字や画像を表示する文字／画像
表示部３３と音声再生機能を有する音声再生部３４を有
している。文字／画像表示部３３は液晶パネル等で構成
され、音声再生部３４には顧客に貸与されるヘッドホン
を接続するように構成される。これらの文字／画像表示
部３３と音声再生部３４は、商品の広告情報やこのシス
テムを顧客に説明するための情報を出力する商品広告情
報出力手段を構成している。そしてこれらの制御を行う
制御部３５と、メモリ３６、及び後述する商品情報管理
用の端末装置との間でデータの入出力を行う入出力イン
ターフェース３７を有している。小型端末３０のメモリ
３６はワークエリアに加えて後述するように顧客が関心
を持った商品情報テーブル３６ａを有している。又メモ
リ３６にはこの商品管理データ収集システムの使用方法
や商店の広告，新商品情報等を保持する領域を有するも
のとする。そして制御部３５は後述するようにメモリ３
６内に商品情報テーブルを更新する商品情報更新手段３
５ａと、ＩＤタグ２０内の客層情報テーブルを更新する
客層情報更新手段３５ｂの機能を有している。

【００１６】ここでカード用リーダライタ３１とタグ用
リーダライタ３２は同様の構成を有しているので、タグ
用リーダライタ３２について説明する。タグ用リーダラ
イタ３２は図２に示すように送信用アンテナコイル３２
ａに送信部３２ｂ、受信用アンテナコイル３２ｃに受信
部３２ｄが接続され、送受信部３２ｂ，３２ｄにはリー
ドライト（Ｒ／Ｗ）制御部３２ｅが接続されて、送受信
を制御するようにしている。尚送信用アンテナコイル３
２ａと受信用アンテナコイル３２ｂとを共通のコイルと
して構成してもよい。カード用リーダライタ３１につい
ても同様の構成を有している。タグ用リーダライタ３２
は商品を顧客が手にとったときに通信領域に入るよう
に、通信可能領域を例えば半径２０〜３０ｃｍの範囲と
しておく。尚ユーザカード１０を磁気カードや接触式の
ＩＣカードとした場合には、カード用リーダとしてその
情報を読出すための既存のカードリーダを用いるものと
する。

【００１７】図３（ａ）は本実施の形態による商品管理
データ収集システムのシステム構成を示すブロック図で
ある。本図において小型端末３０の入出力インターフェ
ース３７には商品情報管理用端末４０が接続される。又
商品情報管理用端末４０には店頭のキャッシュレジスタ
５０が接続される。店頭のキャッシュレジスタ５０は売
上情報を商品情報管理用端末４０に送出するものであ
り、小型端末３０は顧客が商店を移動して購入すべき商
品を検討したときに得られる関心のある商品情報を入力
するものである。

【００１８】次にこの実施の形態による商品管理データ
収集システムの動作について、図４のデータ収集システ
ムの概略フロー図を用いて説明する。あらかじめ商店の
顧客には顧客の個人情報、例えば年齢，性別，氏名等を
記録したユーザカード１０を配布しておく。そして商店
に顧客が来店するときにはそのユーザカード１０を持参
してもらい、商店に入る際に顧客には小型端末３０を手
渡す。小型端末３０は図４に示すようにステップＳ１に
おいてカード用リーダライタ３１を介してユーザカード
１０から客層情報の読込みを行う。そしてステップＳ２
に進んでＩＤタグ２０のポーリングをする。顧客が店内
を移動し、関心のある商品の前に立ってその商品を手に
とったときに図５に示すように、商品に付されているＩ
Ｄタグ２０はタグ用リーダライタ３２との通信可能な領
域に達する。従って小型端末３０のタグ用リーダライタ
３２はステップＳ２においてＩＤタグをポーリングし、
応答があればＩＤタグより商品情報の読込みを行う。こ
のとき複数の商品が同時にタグ用リーダライタ３２の通
信領域に達する可能性があるが、この場合には最先に通
信領域に入ったＩＤタグの情報を読込む。そしてステッ
プＳ４に進んで小型端末３０内の商品情報テーブル３６
ａを更新し、ＩＤタグ２０内の客層情報テーブルを更新
する。そしてステップＳ５に進んで商品返却の確認を行
い、ステップＳ２に戻って同様の処理を行う。このよう
にして通信領域に入ったＩＤタグの商品情報を読出すよ
うにしている。

【００１９】次にこの動作についてより詳細に説明す
る。まずステップＳ１の客層情報の読込処理では、図６
のステップＳ１１に示すようにユーザカード１０の有無
を判別する。そしてユーザカード１０がある場合には、
ステップＳ１２に進んでユーザカード１０から客層情報
の読込む。客層情報は前述したようにユーザカードに保
持されている年齢や性別等の個人情報であり、この情報
を読込んでメモリ３６の商品情報テーブル３６ａに保持
する。そしてステップＳ２１に進んでＩＤタグ２０をポ
ーリングする。図５に示すように商品棚の商品に顧客が
接近するだけでは通信領域に入らず、関心のある商品を
顧客が手にとって眺めたときに通信領域に入る。従って
ステップＳ２２に進んでＩＤタグのポーリングの結果、
応答の有無を判別し、応答がない状態では用意した文字
や画像，音声情報を提供する（ステップＳ２３）。この
とき用意された文字や画像，音声情報は、この商品管理
用データ収集システムの使用方法や商店の広告，新商品
情報等、あらかじめ小型端末３０のメモリ３６内に保持
されている情報である。このような情報は文字／画像表
示部３３によって小型端末の表示部に表示し、更に小型
端末に接続されている音声表示部３４を介してヘッドホ
ン等で顧客に呈示する。

【００２０】さて図５に示すように顧客が商品を手にと
ると、リーダライタ３２の通信領域に入るためＩＤタグ
２０より応答が得られる。こうすればステップＳ３３に
進んでそのＩＤタグ２０の商品情報を読取る。ＩＤタグ
の商品情報のうち商品広告情報はその商品の広告情報や
商品の使用方法等を示す情報であるので、ステップＳ３
４では商品情報を読取って広告情報を表示及び再生す
る。次いでステップＳ４１に進んで商品情報のうち商品
識別情報をチェックし、小型端末３０内の商品情報テー
ブル３６ａに同一の商品情報が記録されているかどうか
を判別する（ステップＳ４２）。同一商品がなければス
テップＳ４３に進んで商品情報テーブル３６ａを更新す
る。商品情報テーブル３６ａは図７に示すその一例を示
すように、現在小型端末３０を所持している顧客の年齢
や性別と関心を持った商品名を順次記録したものであ
り、商品ＩＤタグ２０から得られた商品識別情報によっ
て新たな商品名を加えることにより商品情報テーブルを
更新する。例えば図７の商品情報テーブルでは顧客は２
５歳の男性であり、関心を持った商品名が＊＊＊＊＊，
△△△△△，○○○○○として保持される。更にステッ
プＳ４４に進んで、ＩＤタグ２０より読出された客層情
報テーブルを更新する。図８は客層情報テーブルの一例
を示すものである。例えば顧客が２５歳の男性であれ
ば、その領域をインクリメントしてＩＤタグ２０に書込
む。更にステップＳ５１に進んでＩＤタグ２０のポーリ
ングを行い、同一のＩＤタグかどうかを判別する。同一
のＩＤタグであればポーリングを繰り返し（ステップＳ
５１，Ｓ５２）、同一タグでなければステップＳ５３に
進んで商品返却を確認して処理を終了し、ステップＳ２
１に戻る。そして他の商品を付したＩＤタグが更新領域
に入るまでステップＳ２１，Ｓ２２，Ｓ２３の処理を繰
り返す。

【００２１】こうすれば顧客が店内を移動して順次関心
を持った商品を手にとって検討する毎に順次商品情報テ
ーブル３６ａが更新されていき、各商品に付されたＩＤ
タグ２０の客層情報テーブルにはその商品に関心を持っ
た顧客の情報が更新されていく。こうして店内を移動し
て購入すべき商品を持った顧客がキャッシュレジスタの
場所に来て商品を購入する。こうすればキャッシュレジ
スタ５０より売上情報が得られ、商品情報管理用端末４
０に売上情報が入力される。このとき同時に顧客に預け
ていた小型端末３０を回収する。そして小型端末３０の
インターフェースを介して商品情報管理用端末４０に商
品情報テーブルを入力する。こうすれば商品情報管理端
末４０によって図９に示すように各商品のついて実際の
売上げと関心を持ったことを示す売上／関心情報テーブ
ルが形成される。商店はこのように商品毎に客層を認識
することができ、これによって商品の発注や補充，価格
の変更等を検討することができる。

【００２２】尚この実施の形態ではステップＳ４３にお
いて更新した商品情報テーブルを小型端末３０のメモリ
３６に保持しておき、店を出る際に小型端末３０から商
品情報管理端末４０に入力するようにしているが、ユー
ザカード１０に商品情報テーブルを設けておいてもよ
い。この場合はステップＳ４３において商品情報テーブ
ルをユーザカード１０に一旦書込んでおく。そして図３
（ｂ）に示すように顧客が店を出る際にユーザカード１
０を一旦カードリーダ６０にかけることによって商品情
報テーブルを商品情報管理端末４０に取込み、売上／関
心情報テーブルにまとめるようにする。

【００２３】又この実施の形態では、ユーザカードを用
いてデータ収集端末装置にユーザデータを入力するよう
にしているが、客層情報を収集せず、単に顧客に関心の
ある商品データのみを収集する場合には、ＩＤタグ内に
商品識別情報又は商品識別情報と商品広告情報を保持す
るメモリを設け、顧客に貸与したデータ収集装置で関心
のある商品のデータを収集するようにしてもよい。

【００２４】

【発明の効果】以上詳細に説明したように本願の請求項
１の発明によれば、各商品にＩＤタグを設け、ＩＤタグ
内に商品識別情報を保持しておくことによって、顧客が
関心を持って手にとった商品のＩＤタグのデータがデー
タ収集端末装置に取込まれる。従ってデータ収集端末装
置内に蓄積される商品情報テーブルを店を出るときに収
集することによって、実際に購入には至らないで顧客が
関心を持った商品の情報を収集することができる。更に
請求項２，４の発明では、ＩＤタグ内のメモリに客層情
報テーブルを設け、データ収集端末装置に取込まれたユ
ーザデータに基づいてＩＤタグの客層情報テーブルを更
新することができる。請求項３の発明では、これに加え
てＩＤタグ内に商品広告情報を保持しておくことによっ
て、顧客が商品購入を検討する際に商品広告情報を呈示
することができ、顧客の購買意欲を増進することができ
る。このような効果は特に商品がオーディオ，映像ソフ
トウェアの場合には特に有効となる。又請求項５の発明
では、データ収集用端末装置に蓄積される商品情報テー
ブルを店に出るとき収集することによって、商品毎に顧
客が関心を持った商品関心度を示す情報テーブルを作成
することができ、販売計画等に反映させることができる
という効果が得られる。又請求項６の発明では、ユーザ
カードを用いて顧客が関心の持った商品情報テーブルを
更新することによって、同様の効果を得ることができ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】商店来店時に顧客に配布される小型端末の構成
を示すブロック図である。

【図２】本実施の形態による商品に付与されるＩＤタグ
とタグ用リーダライタの構成を示すブロック図である。

【図３】この実施の形態による商品情報を管理する管理
システムの構成を示すブロック図である。

【図４】この実施の形態による商品管理データ収集シス
テムの概略動作を示すフローチャートである。

【図５】商品が配置した商品棚と顧客との関連を示す図
である。

【図６】この実施の形態による商品管理データ収集シス
テムの詳細な動作を示すフローチャートである。

【図７】小型端末内に蓄積される商品情報テーブルの一
例を示す図である。

【図８】ＩＤタグ内に保持されている客層情報テーブル
の一例を示す図である。

【図９】商品情報管理端末に形成される商品売上／関心
情報テーブルの一例を示す図である。

【符号の説明】

１０ ユーザカード ２０ ＩＤタグ ２１ 共振回路 ２２ 電源生成部 ２３ 復調部 ２４ 変調部 ２５ メモリ制御部 ２６，３６ メモリ ３０ 小型端末 ３１，６０ カード用リーダライタ ３２ タグ用リーダライタ ３３ 文字／画像表示部 ３４ 音声再生部 ３５ 制御部 ３５ａ 商品情報更新手段 ３５ｂ 客層情報更新手段 ３６ａ 商品情報テーブル ３７ 入出力インターフェース ４０ 商品情報管理用端末 ５０ キャッシュレジスタ

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 商品識別情報を含む商品情報を保持する
   メモリ、前記メモリに情報を書込み及び読出すメモリ制
   御部、及び非接触で伝送されたデータを受信し、前記メ
   モリ制御部より読出されたデータを送信するデータ伝送
   手段を有し、各商品に取付けられたＩＤタグと、 前記ＩＤタグとの間で非接触でデータ伝送を行うタグ用
   リーダライタ、商品情報テーブル領域を有するメモリ、
   所定の通信領域に達したときに前記タグ用リーダライタ
   を介して前記ＩＤタグの商品情報を読取り、前記メモリ
   の商品情報テーブルを更新する商品情報テーブル更新手
   段を有し、商店内で顧客に貸与するデータ収集端末装置
   と、を有することを特徴とする商品管理データ収集シス
   テム。
2. 【請求項２】 前記ＩＤタグのメモリは、 商品識別情報に加えて、その商品に関心を有する顧客の
   客層情報を保持する客層情報テーブルを含むものであ
   り、 前記データ収集端末装置は、 ユーザ情報を入力するユーザ情報入力手段、及び前記Ｉ
   Ｄタグより読取られた商品情報の客層情報テーブルをユ
   ーザ情報に基づいて更新して前記ＩＤタグに書込む客層
   情報更新手段を更に有することを特徴とする請求項１記
   載の商品管理データ収集システム。
3. 【請求項３】 前記ＩＤタグのメモリは、 取付けられている商品の商品広告情報を含むものであ
   り、 前記データ収集端末装置は、 前記タグ用リーダライタを介して前記ＩＤタグより読取
   られた商品広告情報に基づいて商品広告情報を顧客に表
   示する商品広告情報出力手段を更に有するものであるこ
   とを特徴とする請求項１又は２記載の商品管理データ収
   集システム。
4. 【請求項４】 前記データ収集端末装置のユーザ情報入
   力手段は、 顧客に配布した個人情報を含むユーザカードからの情報
   を読取るユーザカード読取手段であることを特徴とする
   請求項２記載の商品管理データ収集システム。
5. 【請求項５】 前記データ収集端末装置に保持されてい
   る商品情報テーブルの情報を収集する商品情報管理端末
   装置を更に有するものであることを特徴とする請求項１
   〜４のいずれか１項記載の商品管理データ収集システ
   ム。
6. 【請求項６】 商品識別情報を含む商品情報を保持する
   メモリ、前記メモリに情報を書込み及び読出すメモリ制
   御部、及び非接触で伝送されたデータを受信し、前記メ
   モリ制御部より読出されたデータを送信するデータ伝送
   手段を有し、各商品に取付けられたＩＤタグと、 個人情報領域及び商品情報テーブル領域を有し、顧客に
   配布したユーザカードと、 前記ＩＤタグとの間で非接触でデータ伝送を行うタグ用
   リーダライタ、前記ユーザカードの情報を読取るカード
   用リーダライタ、商品情報テーブル領域を有するメモ
   リ、所定の通信領域に達したときに前記タグ用リーダラ
   イタを介して前記ＩＤタグの商品情報を読取り、前記ユ
   ーザカードの商品情報テーブルを更新する商品情報テー
   ブル更新手段を有し、商店内で顧客に貸与するデータ収
   集端末装置と、 前記ユーザカードに保持されている商品情報テーブルの
   情報を収集する商品情報管理端末装置と、を有すること
   を特徴とする商品管理データ収集システム。