JPH1026876A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH1026876A
JPH1026876A JP8182263A JP18226396A JPH1026876A JP H1026876 A JPH1026876 A JP H1026876A JP 8182263 A JP8182263 A JP 8182263A JP 18226396 A JP18226396 A JP 18226396A JP H1026876 A JPH1026876 A JP H1026876A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
forming apparatus
toner
toner density
developer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8182263A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yoshinaga
洋 吉永
Masaru Tanaka
勝 田中
Haruji Mizuishi
治司 水石
Shigeru Watanabe
滋 渡邊
Kenzo Tatsumi
謙三 巽
Toshitaka Yamaguchi
俊隆 山口
Takeo Suda
武男 須田
Masaru Amamiya
賢 雨宮
Mayumi Ohori
真由美 大堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP8182263A priority Critical patent/JPH1026876A/ja
Publication of JPH1026876A publication Critical patent/JPH1026876A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、トナー濃度検知センサの未セット
もしくはセット不良による不具合や現像剤の未投入によ
る不具合、現像剤の片寄った投入による誤ったトナー濃
度制御が生じるという課題を解決しようとするものであ
る。 【解決手段】 この発明は、画像形成装置本体側でトナ
ー濃度検知手段19からの出力値が第1の所定値を越え
ない時にトナー濃度検知手段19の未セットもしくはト
ナー濃度検知手段19の異常が生じたと判断する制御手
段25を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、プリンタ、
ファクシミリなどの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリなどの
画像形成装置は、一般に、感光体などからなる像担持体
をモータにより回転させて潜像形成手段により像担持体
上に静電潜像を形成し、この静電潜像を現像装置により
現像してトナー像とし、このトナー像を転写手段により
記録紙に転写して定着装置により記録紙上のトナーを定
着させ、像担持体をトナー像転写後にクリーニングブレ
ードなどを有するクリーニング装置でクリーニングして
いる。
【0003】現像装置は、像担持体上の静電潜像をトナ
ーとキャリアからなる2成分系現像剤で現像し、現像剤
容器から現像剤が投入される。現像装置にはトナー補給
装置からトナーが補給される。トナー及びキャリアは撹
拌などにより帯電し、像担持体上の静電潜像は現像装置
によりトナーが静電的に付着されることにより現像され
る。
【0004】近年、現像装置は、2成分系現像剤の撹拌
及び搬送を行う複数の現像剤撹拌搬送部材と、現像剤担
持体とを水平方向に配置したものが多く用いられるよう
になった。これは、現像装置は簡単な構成で安価に製造
でき、且つ、小型化が可能であるという理由によるが、
この現像装置にトナーを補給するトナー補給装置は、ユ
ニットの小型化というメリットを活かすために、現像剤
撹拌搬送部材側の端部からトナーを補給するという構成
が多く用いられている。
【0005】また、画像形成装置においては、トナー濃
度検知手段としてのトナー濃度検知センサにより現像装
置内の2成分系現像剤の透磁率などを検知することで2
成分系現像剤のトナー濃度を検知し、トナー濃度制御手
段にてトナー濃度検知センサの出力値とトナー濃度基準
値とを比較してその結果に基づいてトナー補給装置を制
御している。トナー濃度基準値は現像剤容器から現像部
に現像剤が投入された時にトナー濃度検知センサの出力
値に基づいて設定される。
【0006】現像装置は画像形成装置本体に対して着脱
可能に装着され、トナー濃度検知センサが画像形成装置
本体側にコネクタで接続されてトナー濃度検知センサの
出力信号がコネクタを介して画像形成装置本体側に出力
されると共に、高圧電源からコネクタを介して現像装置
の現像剤担持体に現像バイアスが印加される。また、ト
ナー濃度検知センサが未セットである場合には表示部に
てトナー濃度検知センサの未セットが表示される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記画像形成装置で
は、現像装置は画像形成装置本体に対して着脱可能に装
着され、トナー濃度検知センサが画像形成装置本体側に
コネクタで接続されてトナー濃度検知センサの出力信号
がコネクタを介して画像形成装置本体側に出力されると
共に、高圧電源からコネクタを介して現像装置の現像剤
担持体に現像バイアスが印加されるので、トナー濃度検
知センサが未セットもしくはセット不良である場合には
現像バイアスが現像剤担持体に正常に印加されず、異常
画像が出力されたりトナー濃度制御が正常に行われなく
なる。
【0008】また、現像剤未投入時には現像装置内にキ
ャリアが存在しないため、トナーが帯電されず、全く画
像が形成されないが、未帯電トナーが飛散する。トナー
濃度制御の基準値を現像剤未投入時に設定し、その設定
後に現像剤容器から現像剤が投入された場合はトナー濃
度を高く制御してしまう。
【0009】また、現像剤容器から現像装置に現像剤が
投入されていない状態で像担持体などの動作で空動作
(画像形成を行わない動作)が行われると、像担持体上
にトナーが全く無くて像担持体とクリーニングブレード
との摩擦係数が高くなり、クリーニングブレードの巻き
込みなどの異常が発生する。また、トナー濃度検知セン
サが破損したことによりトナー濃度検知センサの出力信
号が出力されない時には、使用者がトナー濃度検知セン
サを何回セットし直しても、トナー濃度検知センサが正
常にセットされているにも拘らず表示部にてトナー濃度
検知センサの未セットが表示され、使用者はトナー濃度
検知センサが故障していると判断することができない。
【0010】現像剤容器から現像装置に現像剤が投入さ
れた時に現像剤の極端な片寄りがあった場合には、現像
剤は所定の予備撹拌時間では安定状態にならないことが
あり、このときにトナー濃度制御が行われるとトナー濃
度制御が誤って制御されて画像濃度が不適正になる。
【0011】本発明は、トナー濃度検知センサの未セッ
トもしくはセット不良による不具合や現像剤の未投入に
よる不具合を解消することができ、トナー濃度検知手段
の故障を使用者に知らせることができ、現像剤容器から
現像剤が片寄って投入された場合における誤ったトナー
濃度制御を防止することができる画像形成装置を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、像担持体と、この像担持体
上に静電潜像を形成する潜像形成手段と、前記像担持体
上の静電潜像を2成分系現像剤で現像する現像装置と、
この現像装置にトナーを補給するトナー補給装置と、前
記現像装置内の2成分系現像剤のトナー濃度を検知する
トナー濃度検知手段と、このトナー濃度検知手段の出力
値に基づいて前記トナー補給装置を制御するトナー濃度
制御手段と、前記トナー濃度検知手段と画像形成装置本
体とを接続して前記トナー濃度検知手段の出力信号を前
記画像形成装置本体へ出力させる接続手段とを有する画
像形成装置において、前記画像形成装置本体側で前記ト
ナー濃度検知手段からの出力値が第1の所定値を越えな
い時に前記トナー濃度検知手段の未セットもしくは前記
トナー濃度検知手段の異常が生じたと判断する制御手段
を備えたものであり、トナー濃度検知センサの未セット
もしくはセット不良による不具合を解消することができ
る。
【0013】請求項2に係る発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記制御手段は前記トナー濃度検
知手段からの出力値が前記第1の所定値を越えない時に
画像形成動作を禁止するものであり、トナー濃度検知セ
ンサの未セットもしくはセット不良による不具合を解消
することができる。
【0014】請求項3に係る発明は、請求項1または2
記載の画像形成装置において、前記制御手段は前記トナ
ー濃度検知手段からの出力値が前記第1の所定値を越え
ない時に前記トナー濃度検知手段が未セットであること
を表示手段に表示させるものであり、使用者にトナー濃
度検知手段が未セットであることを知らせることができ
る。
【0015】請求項4に係る発明は、請求項3記載の画
像形成装置において、前記制御手段は前記トナー濃度検
知手段からの出力値が前記第1の所定値を越えない時に
画像形成動作を禁止し、使用者が前記トナー濃度検知手
段のセットを行ったと考えられる所定の動作を所定回数
繰り返して行っても前記トナー濃度検知手段からの出力
値が前記第1の所定値を越えないままである場合に前記
トナー濃度検知手段が異常であると判断するものであ
り、トナー濃度検知手段が破損して出力信号を出さない
場合に使用者がトナー濃度検知手段を何回もセットし直
しトナー濃度検知手段が正常にセットされているにも拘
らず使用者がトナー濃度検知手段の故障を判断できない
という問題を解消することができる。
【0016】請求項5に係る発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記現像装置は現像剤容器で現像
剤を投入する現像装置からなり、前記制御手段は前記ト
ナー濃度検知手段からの出力値が前記第1の所定値を越
え且つ該第1の所定値より大きい第2の所定値を越えな
い時に前記現像装置に現像剤が未投入であると判断する
ものであり、現像装置に対する現像剤未投入状態での空
動作によるクリーニングブレードの巻き込みなどの異常
の発生を未然に防止することができる。
【0017】請求項6に係る発明は、請求項5記載の画
像形成装置において、前記制御手段はウォームアップ開
始後に所定時間が経過してから前記判断を行うものであ
り、前記判断を正確に行うことができる。
【0018】請求項7に係る発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記制御手段は前記トナー濃度検
知手段からの出力値が前記第1の所定値を越え且つ該第
1の所定値より大きい第2の所定値を越えない時に画像
形成動作を停止させるものであり、現像装置に対する現
像剤未投入状態での空動作によるクリーニングブレード
の巻き込みなどの異常の発生を未然に防止することがで
きる。
【0019】請求項8に係る発明は、請求項7記載の画
像形成装置において、前記現像装置は現像剤容器で現像
剤を投入する現像装置からなり、前記制御手段は前記ト
ナー濃度検知手段からの出力値が前記第1の所定値を越
え且つ該第1の所定値より大きい第2の所定値を越えな
い時に前記現像装置に現像剤が未投入であることを表示
手段に表示させるものであり、使用者に現像装置に現像
剤が未投入であることを知らせることができる。
【0020】請求項9に係る発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記現像装置は現像剤容器で現像
剤を投入する現像装置からなり、前記制御手段は前記現
像装置に現像剤が投入されてから前記トナー濃度検知手
段に対するイニシャライズを行った後に前記トナー濃度
検知手段からの出力値が所定の範囲に入らない時は異常
と判断するものであり、現像剤容器から現像剤が片寄っ
て投入された場合における誤ったトナー濃度制御を防止
することが可能となる。
【0021】請求項10に係る発明は、請求項9記載の
画像形成装置において、前記制御手段は前記現像装置に
現像剤が投入されてから前記トナー濃度検知手段に対す
るイニシャライズを行った後に前記トナー濃度検知手段
からの出力値が所定の範囲に入らない時は異常を表示手
段に表示させるものであり、使用者に現像剤容器から現
像剤が片寄って投入されたことを知らせることができ
る。
【0022】請求項11に係る発明は、請求項1記載の
画像形成装置において、前記現像装置は現像剤容器で現
像剤を投入する現像装置からなり、前記制御手段は前記
現像装置に現像剤が投入されてから前記トナー濃度検知
手段に対するイニシャライズを行った後に前記トナー濃
度検知手段からの出力値が所定の範囲に入らない時は再
度前記トナー濃度検知手段の初期現像剤に対するイニシ
ャライズを行い、これでも前記トナー濃度検知手段から
の出力値が所定の範囲に入らない時には異常と判断する
ものであり、使用者の利便性を図ることができ、トナー
濃度検知手段の異常を識別することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】図2は請求項1〜3に係る発明の
一実施形態の現像装置を示す。この実施形態の画像形成
装置においては、ドラム状をした感光体からなる像担持
体1は画像形成時に駆動部により矢印の向きに回転され
る。この感光体1の回りにおける所定の部位には、ケー
シングで覆われた現像装置2が設けられている。この現
像装置2は、感光体1に合わせて紙面を貫く方向に所定
の長さを有し、現像スリーブ5が現像装置2の開口部よ
り感光体1に近接して配置されて回転可能に軸支されて
いる。
【0024】さらに、現像スリーブ5の隣には順に現像
剤撹搬送用の第1部材3及び第2部材4が配置されて軸
支され、この第1部材3及び第2部材4はそれぞれトナ
ーとキャリアからなる2成分系現像剤の撹拌及び搬送を
行う機能を有する羽根が多数設けられている。第1部材
3及び第2部材4は、駆動部により回転駆動されて2成
分系現像剤の撹拌及び搬送を行い、2成分系現像剤を現
像スリーブ5を経て現像装置2内で循環させる。
【0025】現像装置2における第1部材3と第2部材
4にまたがる特定領域の上方の部位は紙面を貫く方向に
長い開口6が形成され、この開口6に合わせて細長い箱
形の現像剤容器7が現像装置2に対して着脱自在に設け
られている。この現像剤容器7を現像装置2に対して着
脱する着脱手段は、現像容器7の側部より突出した係止
凸部7a、7bのうち、係止凸部7aを現像容器2側に
形成した係止部2a、2bのうちの係止部2aの開口に
差し込み、係止凸部7bを係止部2bに掛けて現像剤容
器7を現像装置2に取り付ける構造を採用することで、
現像剤容器7を現像装置2に対して着脱自在としてい
る。
【0026】図2は現像剤容器7を現像装置2に装着し
た直後の状態を示しており、該現像剤容器7の開口部が
下向きにセットされてこの開口部が封止部材としてのヒ
ートシール9により塞がれることで現像剤容器7が密閉
されている。現像剤容器7の内部には現像剤10と除湿
剤11とが内封されている。この内封状態において、現
像剤10は単に現像剤容器7内に充填されたままで現像
剤容器7内にて流動可能であるが、除湿剤11はヒート
シール9が設けられた開口6の側の反対側の底部に相当
する部位に接着などの手段により固定されていることに
より、図2の状態に装着されたときに落下することはな
い。
【0027】ヒートシール9は図2に示すように現像剤
容器7を現像装置2に装着した状態のもとで、簡単に引
き抜くことができる。ヒートシール9を引き抜くと現像
剤容器7と現像装置2とは連通状態となり、現像容器7
中の現像剤10は現像装置2内に落下するが除湿剤11
は現像剤容器7内に残る。このように、現像剤容器7
は、ヒートシール9を引き抜くまでは、現像剤10と除
湿剤11とを現像剤容器7内に封じ込めた密閉状態にあ
る。
【0028】現像装置2内に落下した現像剤のうち、ト
ナーは現像の度に消費されていき、この消費されたトナ
ーを補うべく図示しないトナーボトルから現像装置2内
に新規トナーが補給される。現像剤容器7は現像装置2
内に連通しているので、ヒートシール9の引き抜き後、
除湿剤11は現像装置2内の除湿機能を果たし、現像装
置2内の現像剤10が湿度により帯電特性が減じてしま
うことが防止される。
【0029】図3は本実施形態を示す。現像装置2は感
光体1を支持する感光体ケース13と一体的に構成さ
れ、これらが感光体ユニット22を構成している。時計
まわりの向きに回転する感光体1は、先ず帯電手段とし
ての帯電ローラ2により均一に帯電され、図示しない書
き込み手段から画像情報により強度変調された露光用の
光15が照射されて露光されることで画像情報が書き込
まれて静電潜像が形成される。
【0030】この感光体1上の静電潜像は現像装置2に
て現像スリーブ5により現像されてトナー像となり、転
写手段としての転写ローラ16は図示しない電源から転
写バイアスが印加される。給紙装置から給送された転写
紙は転写ローラ16と感光体1とのニップ部を通る際に
感光体1上のトナー像が転写ローラ16により転写さ
れ、この転写紙は図示しない定着装置によってトナー像
が定着されてトレイに排出される。このような画像形成
動作は後述のオペレーションパネルからの画像形成の指
示により開始される。
【0031】一方、感光体1は、トナー像転写後にクリ
ーニング手段としてのクリーニングブレード17により
残留トナーが除去され、図示しない除電器からの除電光
220により除電される。クリーニングブレード17に
より感光体1から掻き取れられた残留トナーは、感光体
ケース13にの一部に設けられた回収容器に落下し、搬
送スクリュー20の回転により搬送スクリュー20の軸
方向の端部側に送られてリサイクルベルト21により現
像装置2に送り込まれる。現像装置2側に送り込まれた
トナーは第2部材4のリサイクルベルト21端部側のス
クリュー部でトナーボトル18からの新規トナーと混合
された後、現像剤に混合されて現像スリーブ5に送られ
る。
【0032】現像装置2は、上述のように現像容器7が
着脱自在に設けられている。図3はヒートシール9を引
き抜く前の状態を示し、この状態では現像剤10はまだ
現像容器7内にある。現像容器7からヒートシール9を
引き抜くことにより現像容器7内の現像剤11が現像装
置2内に落下し、この現像剤11は第1部材3及び第2
部材4により撹拌されて現像スリーブ5を介して搬送さ
れることにより現像装置2内を循環する。除湿剤11は
ヒートシール9が引き抜かれた後の現像装置3内を除湿
する機能を果たす。
【0033】第2部材4の上方に形成された現像装置2
の開口部からは、トナーボトル18内のトナーが矢印で
示す経路を経て補給され、現像により消費されたトナー
が補われる。トナー濃度検知手段としてのトナー濃度検
知センサ19は現像装置2内の2成分系現像剤のトナー
濃度を検知し、例えば現像装置2内の2成分系現像剤の
透磁率を検知することで2成分系現像剤のトナー濃度を
検知し、このトナー濃度検知センサ19の検知情報によ
り後述するようにトナーボトル18から補給されるトナ
ーの量が制御される。
【0034】図4及び図5は感光体ユニット22の外観
を示している。図4は現像剤容器7が現像装置2に装着
された状態を示しており、図5は現像装置2の現像剤容
器7を取り外した状態を示している。既に説明したよう
に現像剤容器7には係止凸部7a,7bが形成されてお
り、一方、現像装置2にはこれら係止凸部7a,7bと
組み合わされる係止部2a,2bが形成されており、こ
れらの組合せにより、現像剤容器7を現像装置2に対し
て着脱自在としている。
【0035】図6に示すように第2部材4は、第1部材
3よりも外側(手前側)に長く、この第1部材3より長
い部位にはスクリューが形成されている。第2部材4
は、そのスクリューが形成された部位よりも内側の部位
に楕円板を略半分に切断した如き形状の羽根4hが多
数、軸に対して斜めに設けられており、現像剤を第2部
材4の回転に応じて撹拌すると同時に搬送する。この第
2部材4の回転による搬送方向は矢印A方向である。同
様に第1部材3は第2部材4に形成した羽根4hの配置
領域に対応して同様の羽根3hが形成されている。この
第1部材3に形成した羽根3hの傾きは第2部材4にお
ける羽根4hとは傾きが逆になっており、現像剤は第1
部材3によりその回転に応じて矢印B方向に送られる。
【0036】第1部材3と第2部材4との間には仕切り
板24が設けられ、この仕切り板24は第1部材3と第
2部材4とを仕切っている。現像スリーブ1は、内部に
5極の磁石を配置した固定軸を有し、その外周面を覆う
非磁性パイプ材が図示しない駆動部により回転駆動され
る。現像剤は、第1部材3によりその回転に応じて矢印
Bの向きに送られる間に現像スリーブ1の磁気的吸引力
により現像スリーブ1に送られる。
【0037】残りの現像剤は、仕切板24から外れた手
前側の隙間から第2部材4側に移り、第2部材4により
矢印Aの向きに送られ、仕切板24の奥側の隙間から第
1部材3に移る。このように基本的には、現像剤は第1
部材3と第2部材4により、仕切板24を間にしてルー
プ状に循環している。現像スリーブ1は内部の磁石によ
り現像剤を磁気的に吸引して回転に伴って搬送し、この
現像スリーブ1上の現像剤はドクターブレード9により
一定の量に規制されて現像スリーブ1と感光体1との間
を通過する際に感光体1上の静電潜像を現像する。
【0038】ここで、図4及び図5に示すような開閉蓋
23が開いた状態でトナーボトル18のトナーが現像装
置2内に補給される。現像装置2のトナー補給位置は、
図6に示すように第2部材4に形成したスクリュー部
分、つまり仕切り板24や羽根4hなどの形成部位より
も外側のスクリュー部4a上である。このスクリュー部
4aよりも軸方向外側のスクリュー部4bには感光体1
から掻き落された廃トナーがリサイクルベルト21によ
り再利用のため送り込まれるようになっている。
【0039】従って、第2部材4のスクリュー部4bに
廃トナーが送り込まれ、これにスクリー部4aにて送り
込まれる新規トナーが混合され、これらの廃トナー及び
新規トナーが上記ループ状の循環経路の現像剤中に送り
込まれて羽根4hにより撹拌搬送される。トナーは、そ
の撹拌初期の段階では帯電状態が不十分であり、この帯
電不十分なトナーが仕切板24を乗り越えて現像に供さ
れることは好ましくないため、仕切板24は上記撹拌初
期の部位について他の部位よりも高く設定している。
【0040】図1に示すようにトナー補給装置18はモ
ータあるいはクラッチなどにより構成されるトナー補給
駆動部18bの作動でトナーボトル18aから現像装置
2へトナーを補給し、トナー補給駆動部18bはCPU
を用いて構成された画像形成装置制御回路からなる制御
手段25により制御される。オペレーションパネル26
は使用者により操作される多数のキーからなる操作部や
表示部を有し、画像形成装置制御回路25はトナー濃度
検知センサ19、オペレーションパネル26などからの
入力信号を用いて当該画像形成装置の各部を制御して上
述のように画像形成動作などを行わせる。なお、画像形
成装置制御回路25は画像形成動作をオペレーションパ
ネル26からの入力信号によりオペレーションパネル2
6にて画像形成の指示がなされた時に開始させる。
【0041】現像装置2は、当該画像形成装置の本体
(画像形成装置本体)に着脱可能に設けられ、前ドアを
開けて画像形成装置本体に対する装着又は取外しが行わ
れる。トナー濃度検知センサ19は図7に示すようにコ
ネクタ27により画像形成装置本体に接離可能に接続さ
れ、現像スリーブ5は図示しないコネクタにより接離可
能に画像形成装置本体側の高圧電源に接続されて高圧電
源からコネクタを介して現像バイアスが印加される。前
ドアの開閉は前ドア開閉検知手段としての前ドアスイッ
チにより検知される。
【0042】図8は画像形成装置制御回路25の処理フ
ローの一部を示す。画像形成装置制御回路25は、当該
装置のメインスイッチがオンされて電源が投入された時
に図8に示す処理を実行し、まず、ステップS1でトナ
ー濃度検知センサ(濃度センサ)19の出力値Vtを検
知し、ステップS2でトナー濃度検知センサ19のセッ
ト/未セットを判断するための所定の基準値Vo、例え
ば0.15VとVtとを比較してVtがVoを越えた
(Vt≧Voである)か否かを判断する。ここに、トナ
ー濃度検知センサ19の出力値Vtは、トナー濃度が大
きいほど小さくなり、どんなにトナー濃度が高くても
0.15Vとか0.50Vまでは下がらない。
【0043】画像形成装置制御回路25は、Vt≧Vo
でなければトナー濃度検知センサ19が未セットである
と判定してステップS5にて画像形成動作(作像)を禁
止してオペレーションパネル26から画像形成の指示が
なされても画像形成動作を行わせないようにし、ステッ
プS6で「PCU(感光体ユニット22)が正しくセッ
トされていません」という異常表示をオペレーションパ
ネル26の表示部に行わせる。したがって、トナー濃度
検知センサ19が未セットもしくはセット不良である場
合には現像バイアスが現像スリーブに正常に印加されな
くても、異常画像が出力されたりトナー濃度制御が正常
に行われなくなるという不具合を解消することができ
る。
【0044】画像形成装置制御回路25は、Vt≧Vo
であればトナー濃度検知センサ19が正しくセットされ
ていると判定してステップS3でウォームアップ動作を
行わせ、このウォームアップ動作の終了後にステップS
4でオペレーションパネル26の表示部に「コピー可」
の表示を行わせてオペレーションパネル26からの画像
形成の指示による画像形成動作の開始を可能とする。こ
こに、ウォームアップ動作は、定着装置の立ち上げや現
像装置2における現像剤の予備撹拌などを行う動作であ
り、プレ回転と記述されることもある。
【0045】その後、画像形成装置制御回路25は、所
定のタイミングで、例えば1枚分の画像形成動作が終了
する毎にトナー濃度検知センサ19の出力値Vtを検知
してVtが所定のトナー濃度基準値Vref以上である
か否かを判断し、Vt>Vrefである場合にトナー補
給駆動部18bを制御してトナー補給装置18にトナー
を現像装置2へ補給させる。なお、トナー補給時間、V
t、Voなどの電圧値は、当該装置固有の値であり、ト
ナー濃度検知センサ19の種類、装置の構成により異な
る。
【0046】このように、この実施形態は、請求項1に
係る発明の一実施形態であって、像担持体としての感光
体1と、この像担持体1上に静電潜像を形成する帯電手
段14及び露光装置からなる潜像形成手段と、前記像担
持体1上の静電潜像を2成分系現像剤で現像する現像装
置2と、この現像装置2にトナーを補給するトナー補給
装置18と、前記現像装置2内の2成分系現像剤のトナ
ー濃度を検知するトナー濃度検知手段としてのトナー濃
度検知センサ19と、このトナー濃度検知手段19の出
力値に基づいて前記トナー補給装置18を制御するトナ
ー濃度制御手段としての画像形成装置制御回路25と、
前記トナー濃度検知手段19と画像形成装置本体とを接
続して前記トナー濃度検知手段25の出力信号を前記画
像形成装置本体へ出力させる接続手段としてのコネクタ
27とを有する画像形成装置において、前記画像形成装
置本体側で前記トナー濃度検知手段19からの出力値が
第1の所定値Voを越えない時に前記トナー濃度検知手
段19の未セットもしくは前記トナー濃度検知手段19
の異常が生じたと判断する制御手段としての画像形成装
置制御回路25を備えたので、トナー濃度検知センサの
未セットもしくはセット不良による不具合を解消するこ
とができる。
【0047】また、この実施形態は、請求項2に係る発
明の一実施形態であって、請求項1記載の画像形成装置
において、前記制御手段としての画像形成装置制御回路
25は前記トナー濃度検知手段としてのトナー濃度検知
センサ19からの出力値Vtが前記第1の所定値Voを
越えない時に画像形成動作を禁止するので、トナー濃度
検知センサの未セットもしくはセット不良による不具合
を解消することができる。
【0048】また、この実施形態は、請求項3に係る発
明の一実施形態であって、請求項1または2記載の画像
形成装置において、前記制御手段としての画像形成装置
制御回路25は前記トナー濃度検知手段としてのトナー
濃度検知センサ19からの出力値Vtが前記第1の所定
値Voを越えない時に前記トナー濃度検知手段19が未
セットであることを表示手段としてのオペレーションパ
ネル26の表示部に表示させるので、使用者にPCU2
2が未セットである(正しくセットされていない)こと
を知らせることができる。
【0049】図9は請求項4に係る発明の一実施形態に
おける画像形成装置制御回路25の処理フローの一部を
示す。この実施形態は、上記請求項1〜3に係る発明の
一実施形態において、PCUが正しくセットされていま
せん」という異常表示に対して使用者がPCUをセット
したと考えられる動作、例えば前ドアの開閉、前ドアの
10秒以上の開放を所定回数、例えば3回くらいが繰り
返されてもVt<Voのままである場合にPCU自体の
異常が生じたと判断するようにしたものである。
【0050】この実施形態では、上記請求項1〜3に係
る発明の一実施形態において、画像形成装置制御回路2
5は、ステップS5の前のステップS7でカウンタnを
0にクリアし、ステップS6からステップS8に進んで
前ドアスイッチからの入力信号により前ドアが開閉され
て10秒以上開放されたままであるか否を判断し、前ド
アが開閉されない場合にはステップS5に戻る。
【0051】画像形成装置制御回路25は、前ドアが1
0秒以上開放されたままである場合にはステップS9で
トナー濃度検知センサ(濃度センサ)19の出力値Vt
を検知し、ステップS10でトナー濃度検知センサ19
のセット/未セットを判断するための所定の基準値Vo
とVtとを比較してVtがVoを越えた(Vt≧Voで
ある)か否かを判断する。
【0052】画像形成装置制御回路25は、Vt≧Vo
であればステップS3に戻り、Vt≧Voでなければス
テップS11でカウンタnをインクリメントしてステッ
プS12でカウンタnが所定の値、例えば3以上になっ
たか否かを判断する。画像形成装置制御回路25は、カ
ウンタnが3に達しなければステップS5に戻り、カウ
ンタnが3以上になればステップS13でオペレーショ
ンパネル26の表示部に“濃度センサが故障していま
す。サービスに連絡して下さい。”という異常表示を行
わせる。
【0053】したがって、トナー濃度検知センサ19が
破損して出力信号を出さない場合、使用者がトナー濃度
検知センサ19を何回もセットし直しトナー濃度検知セ
ンサ19が正常にセットされているにも拘らず、使用者
がトナー濃度検知センサ19の故障を判断できないとい
う問題を解消することができる。
【0054】このように、この実施形態は、請求項4に
係る発明の一実施形態であって、請求項3記載の画像形
成装置において、前記制御手段としての画像形成装置制
御回路25は前記トナー濃度検知手段としてのトナー濃
度検知センサ19からの出力値Vtが前記第1の所定値
Voを越えない時に画像形成動作を禁止し、使用者が前
記トナー濃度検知手段19のセットを行ったと考えられ
る所定の動作(前ドアの開閉、前ドアの10秒以上の開
放)を所定回数繰り返して行っても前記トナー濃度検知
手段19からの出力値Vtが前記第1の所定値Voを越
えないままである場合に前記トナー濃度検知手段19が
異常であると判断するので、トナー濃度検知手段が破損
して出力信号を出さない場合に使用者がトナー濃度検知
手段を何回もセットし直しトナー濃度検知手段が正常に
セットされているにも拘らず使用者がトナー濃度検知手
段の故障を判断できないという問題を解消することがで
きる。
【0055】図10は請求項5〜8に係る発明の一実施
形態における画像形成装置制御回路25の処理フローの
一部を示す。この実施形態では、上記請求項1〜3に係
る発明の一実施形態において、画像形成装置制御回路2
5は、Vt≧VoであればステップS2からステップS
14に進んでトナー濃度基準値Vrefの設定を行うた
めの初期剤イニシャライズモードであるか否かを判断す
る。この初期剤イニシャライズモードは、使用者が現像
剤容器7を現像装置2に装着してヒートシール9を引き
抜くことにより現像剤容器7から現像装置2へ現像剤を
投入した後にオペレーションパネル26により設定す
る。
【0056】画像形成装置制御回路25は、初期剤イニ
シャライズモードでなく通常のモードであればステップ
S3に進んで上述のような処理を行う。また、画像形成
装置制御回路25は、初期剤イニシャライズモードであ
ればステップS15で現像装置2における現像剤撹搬送
用部材3、4を回転させる現像剤撹搬送用駆動部を所定
の時間、例えば20sec作動させることにより、現像
剤を撹拌させる。
【0057】次に、画像形成装置制御回路25は、ステ
ップS16でトナー濃度検知センサ19の出力値Vtを
検知し、ステップS17で現像装置2に対する現像剤投
入の有無を判断するための基準値V1と比較してVt≧
1であるか否かを判断する。ここに、V1>Voであ
り、V1は例えば0.50Vに設定される。
【0058】画像形成装置制御回路25は、Vt≧V1
でなければ、つまり、V1>Vt≧Voであれば現像装
置2に現像容器7から現像剤がまだ投入されていないと
判定してステップS20で画像形成動作(作像)を強制
的に禁止してオペレーションパネル26から画像形成の
指示がなされても画像形成動作を行わせないようにし、
ステップS21で“現像剤がセットされていません”と
いう異常表示をオペレーションパネル26の表示部に行
わせる。使用者はその異常表示を見て現像装置2に現像
容器7から現像剤を投入することになる。
【0059】また、画像形成装置制御回路25は、Vt
≧V1であればステップS18でトナー濃度検知センサ
19の出力値Vtが所定の値、例えば2Vになるように
トナー濃度検知センサ19のコントロール電圧を調整
し、ステップS19で初期剤イニシャライズモードを終
了させて通常のモードとした後にステップS3に飛ぶ。
【0060】図11は請求項5〜8に係る発明の他の実
施形態における画像形成装置制御回路25の処理フロー
の一部を示す。この実施形態は、ステップS17以前の
処理が上記請求項1〜3に係る発明の一実施形態と同様
である。この実施形態では、上記請求項1〜3に係る発
明の一実施形態において、画像形成装置制御回路25
は、ステップS17にてVt≧V1であれば上記請求項
1〜3に係る発明の一実施形態と同様にステップS1
8、S19、S3、S4を実行する。
【0061】また、画像形成装置制御回路25は、ステ
ップS17にてVt≧V1でなければステップS22で
カウンタmを0にリセットしてからステップS20、S
21を実行し、ステップS23で前ドアスイッチからの
入力信号により前ドアが開閉されて10秒以上開放され
たままであるか否を判断し、前ドアが開閉されない場合
にはステップS20に戻る。
【0062】画像形成装置制御回路25は、前ドアが1
0秒以上開放されたままである場合にはステップS24
で現像装置2における現像剤撹搬送用部材3、4を回転
させる現像剤撹搬送用駆動部を所定の時間、例えば20
sec作動させることにより、現像剤を撹拌させる。次
に、画像形成装置制御回路25は、ステップS25でト
ナー濃度検知センサ(濃度センサ)19の出力値Vtを
検知し、ステップS26でVtとV1を比較してVtが
1を越えた(Vt≧V1である)か否かを判断する。
【0063】画像形成装置制御回路25は、Vt≧V1
であればステップS18に戻り、Vt≧V1でなけれ
ば、つまり、V1>Vt≧Voであればトナー濃度検知
センサ19の異常が発生したと判定してステップS27
でカウンタmをインクリメントしてステップS28でカ
ウンタmが所定の値、例えば2以上になったか否かを判
断する。画像形成装置制御回路25は、カウンタmが2
に達しなければステップS20に戻り、カウンタmが2
以上になればステップS29でオペレーションパネル2
6の表示部に“濃度センサが故障しています。サービス
に連絡して下さい。”という異常表示を行わせる。ここ
に、現像装置2に現像剤が未投入である状態で何回も空
動作(画像形成を行わずに感光体1、現像装置2等の所
定の各部を動作させること)を行わせるとクリーニング
ブレード17aがダメージを受ける可能性が高いので、
カウンタmが2に達すればステップS29に進むことと
している。
【0064】現像剤容器から現像剤が未投入となってい
ることがある。また、トナー濃度検知センサが破損した
ことによりトナー濃度検知センサの出力信号が出力され
ない時には、使用者がトナー濃度検知センサを何回セッ
トし直しても、トナー濃度検知センサが正常にセットさ
れているにも拘らず表示部にて現像剤の未セットが表示
され、このときには使用者はトナー濃度検知センサが故
障していると判断することができる。
【0065】このように、これらの請求項5〜8に係る
発明の実施形態は、請求項5に係る発明の実施形態であ
って、請求項1記載の画像形成装置において、前記現像
装置2は現像剤容器7で現像剤を投入する現像装置から
なり、前記制御手段としての画像形成装置制御回路25
は前記トナー濃度検知手段としてのトナー濃度検知セン
サ19からの出力値Vtが第1の所定値Voを越え且つ
該第1の所定値Voより大きい第2の所定値V1を越え
ない時に前記現像装置2に現像剤が未投入であると判断
するので、現像装置に対する現像剤未投入状態での空動
作によるクリーニングブレードの巻き込みなどの異常の
発生を未然に防止することができる。
【0066】また、これらの請求項5〜8に係る発明の
実施形態は、請求項6に係る発明の実施形態であって、
請求項5記載の画像形成装置において、前記制御手段と
しての画像形成装置制御回路25はウォームアップ開始
後に所定時間(ステップS15、S24での予備撹拌時
間)が経過してから前記判断を行うので、前記判断を正
確に行うことができる。
【0067】また、これらの請求項5〜8に係る発明の
実施形態は、請求項7に係る発明の実施形態であって、
請求項1記載の画像形成装置において、前記制御手段と
しての画像形成装置制御回路25は前記トナー濃度検知
手段としてのトナー濃度検知センサ19からの出力値が
前記第1の所定値Voを越え且つ該第1の所定値Voよ
り大きい第2の所定値V1を越えない時に画像形成動作
を停止させるので、現像装置に対する現像剤未投入状態
での空動作によるクリーニングブレードの巻き込みなど
の異常の発生を未然に防止することができる。
【0068】また、これらの請求項5〜8に係る発明の
実施形態は、請求項8に係る発明の実施形態であって、
請求項7記載の画像形成装置において、前記現像装置2
は現像剤容器7で現像剤を投入する現像装置からなり、
前記制御手段としての画像形成装置制御回路25は前記
トナー濃度検知手段としてのトナー濃度検知センサ19
からの出力値が前記第1の所定値Voを越え且つ該第1
の所定値Voより大きい第2の所定値V1を越えない時
に前記現像装置2に現像剤が未投入であることを表示手
段としてのオペレーションパネル26の表示部に表示さ
せるので、使用者に現像装置に現像剤が未投入であるこ
とを知らせることができる。
【0069】図12は請求項9、10に係る発明の一実
施形態における画像形成装置制御回路25の処理フロー
の一部を示す。この実施形態は、ステップS17以前の
処理が上記請求項1〜3に係る発明の一実施形態と同様
であり、ステップS17〜29、ステップS17〜19
の処理が上記請求項5〜8に係る発明の他の実施形態と
同様である。
【0070】この実施形態では、上記請求項5〜8に係
る発明の他の実施形態において、画像形成装置制御回路
25は、ステップS19からステップS30に進んでト
ナー濃度検知センサ(濃度センサ)19の出力値Vtを
検知し、ステップS31でVtが所定の範囲、例えば
1.8V〜2.2Vの範囲に入っているか否かを判断す
る。画像形成装置制御回路25は、Vtが1.8V〜
2.2Vの範囲に入っていれば上記請求項5〜8に係る
発明の他の実施形態と同様にステップS3、S4を実行
する。
【0071】画像形成装置制御回路25は、Vtが1.
8V〜2.2Vの範囲に入っていなければステップS3
2で画像形成動作(作像)を禁止してオペレーションパ
ネル26から画像形成の指示がなされても画像形成動作
を行わせないようにし、ステップS33で“もう一度現
像剤のイニシャライズをして下さい”という異常表示を
オペレーションパネル26の表示部に行わせる。使用者
はその異常表示を見てオペレーションパネル26により
初期剤イニシャライズモードを設定することになる。
【0072】その後、画像形成装置制御回路25は、ス
テップS34で初期剤イニシャライズモードが設定(オ
ン)されたか否かを判断し、初期剤イニシャライズモー
ドが設定されていなければステップS32に戻る。画像
形成装置制御回路25は、初期剤イニシャライズモード
が設定されると、ステップS35でトナー濃度検知セン
サ19の出力値Vtが所定の値、例えば2Vになるよう
にトナー濃度検知センサ19のコントロール電圧を調整
し、ステップS36で初期剤イニシャライズモードを終
了させて通常のモードとする。
【0073】次に、画像形成装置制御回路25は、ステ
ップS37でトナー濃度検知センサ(濃度センサ)19
の出力値Vtを検知し、ステップS38でVtが上記
1.8V〜2.2Vの範囲に入っているか否かを判断す
る。画像形成装置制御回路25は、Vtが1.8V〜
2.2Vの範囲に入っていればステップS39でウォー
ムアップ動作を行わせ、このウォームアップ動作の終了
後にステップS40でオペレーションパネル26の表示
部に「コピー可」の表示を行わせてオペレーションパネ
ル26からの画像形成の指示による画像形成動作の開始
を可能とする。
【0074】また、画像形成装置制御回路25は、Vt
が1.8V〜2.2Vの範囲に入っていなければトナー
濃度検知センサ19の異常が発生したと判定してステッ
プS41でオペレーションパネル26の表示部に“濃度
センサが故障しています。サービスに連絡して下さ
い。”という異常表示を行わせる。
【0075】このように、この実施形態は、請求項9に
係る発明の実施形態であって、請求項1記載の画像形成
装置において、前記現像装置2は現像剤容器7で現像剤
を投入する現像装置からなり、前記制御手段としての画
像形成装置制御回路25は前記現像装置に現像剤が投入
されてから前記トナー濃度検知手段に対するイニシャラ
イズを行った後に前記トナー濃度検知手段としてのトナ
ー濃度検知センサ19からの出力値Vtが所定の範囲
(1.8V〜2.2Vの範囲)に入らない時は異常と判
断するので、現像剤容器から現像剤が片寄って投入され
た場合における誤ったトナー濃度制御を防止することが
可能となる。
【0076】また、この実施形態は、請求項10に係る
発明の一実施形態であって、請求項9記載の画像形成装
置において、前記制御手段としての画像形成装置制御回
路25は前記現像装置2に現像剤が投入されてから前記
トナー濃度検知手段に対するイニシャライズを行った後
に前記トナー濃度検知手段としてのトナー濃度検知セン
サ19からの出力値Vtが所定の範囲(1.8V〜2.
2Vの範囲)に入らない時は異常を表示手段としてのオ
ペレーションパネル26の表示部に表示させるので、使
用者に現像剤容器から現像剤が片寄って投入されたこと
を知らせることができる。
【0077】図13は請求項11に係る発明の一実施形
態における画像形成装置制御回路25の処理フローの一
部を示す。この実施形態では、上記請求項9、10に係
る発明の一実施形態において、画像形成装置制御回路2
5は、ステップS32、S33を省略してステップS3
1からステップS34に進み、初期剤イニシャライズモ
ードが設定されていなければステップS34を繰り返し
て実行する。
【0078】したがって、トナー濃度検知センサ19の
出力値Vtが1.8V〜2.2Vの範囲に入らない時に
は使用者が初期剤イニシャライズモードを設定すること
になる。このため、トナー濃度検知センサが破損した時
には使用者が何回も初期剤イニシャライズモードを設定
することなくトナー濃度検知センサの故障を判断するこ
とができ、使用者の利便性を図ることができてトナー濃
度検知手段の異常を識別することができる。
【0079】このように、この請求項11に係る発明の
一実施形態は、請求項1記載の画像形成装置において、
前記現像装置2は現像剤容器7で現像剤を投入する現像
装置からなり、前記制御手段としての画像形成装置制御
回路25は前記現像装置2に現像剤が投入されてから前
記トナー濃度検知手段に対するイニシャライズを行った
後に前記トナー濃度検知手段としてのトナー濃度検知セ
ンサ19からの出力値Vtが所定の範囲(1.8V〜
2.2Vの範囲)に入らない時は再度前記現像装置2に
初期剤設定:イニシャライズをした後に、これでも前記
トナー濃度検知手段19からの出力値Vtが所定の範囲
(1.8V〜2.2Vの範囲)に入らない時には異常と
判断するので、使用者の利便性を図ることができ、トナ
ー濃度検知手段の異常を識別することができる。なお、
各請求項に係る発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、例えば上記実施形態以外の複写機、プリン
タ、ファクシミリなどの画像形成装置に適用することが
できる。
【0080】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明によれ
ば、像担持体と、この像担持体上に静電潜像を形成する
潜像形成手段と、前記像担持体上の静電潜像を2成分系
現像剤で現像する現像装置と、この現像装置にトナーを
補給するトナー補給装置と、前記現像装置内の2成分系
現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度検知手段と、
このトナー濃度検知手段の出力値に基づいて前記トナー
補給装置を制御するトナー濃度制御手段と、前記トナー
濃度検知手段と画像形成装置本体とを接続して前記トナ
ー濃度検知手段の出力信号を前記画像形成装置本体へ出
力させる接続手段とを有する画像形成装置において、前
記画像形成装置本体側で前記トナー濃度検知手段からの
出力値が第1の所定値を越えない時に前記トナー濃度検
知手段の未セットもしくは前記トナー濃度検知手段の異
常が生じたと判断する制御手段を備えたので、トナー濃
度検知センサの未セットもしくはセット不良による不具
合を解消することができる。
【0081】請求項2に係る発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、前記制御手段は前記トナー
濃度検知手段からの出力値が前記第1の所定値を越えな
い時に画像形成動作を禁止するので、トナー濃度検知セ
ンサの未セットもしくはセット不良による不具合を解消
することができる。
【0082】請求項3に係る発明によれば、請求項1ま
たは2記載の画像形成装置において、前記制御手段は前
記トナー濃度検知手段からの出力値が前記第1の所定値
を越えない時に前記トナー濃度検知手段が未セットであ
ることを表示手段に表示させるので、使用者にトナー濃
度検知手段が未セットであることを知らせることができ
る。
【0083】請求項4に係る発明によれば、請求項3記
載の画像形成装置において、前記制御手段は前記トナー
濃度検知手段からの出力値が前記第1の所定値を越えな
い時に画像形成動作を禁止し、使用者が前記トナー濃度
検知手段のセットを行ったと考えられる所定の動作を所
定回数繰り返して行っても前記トナー濃度検知手段から
の出力値が前記第1の所定値を越えないままである場合
に前記トナー濃度検知手段が異常であると判断するの
で、トナー濃度検知手段が破損して出力信号を出さない
場合に使用者がトナー濃度検知手段を何回もセットし直
しトナー濃度検知手段が正常にセットされているにも拘
らず使用者がトナー濃度検知手段の故障を判断できない
という問題を解消することができる。
【0084】請求項5に係る発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、前記現像装置は現像剤容器
で現像剤を投入する現像装置からなり、前記制御手段は
前記トナー濃度検知手段からの出力値が前記第1の所定
値を越え且つ該第1の所定値より大きい第2の所定値を
越えない時に前記現像装置に現像剤が未投入であると判
断するので、現像装置に対する現像剤未投入状態での空
動作によるクリーニングブレードの巻き込みなどの異常
の発生を未然に防止することができる。
【0085】請求項6に係る発明によれば、請求項5記
載の画像形成装置において、前記制御手段はウォームア
ップ開始後に所定時間が経過してから前記判断を行うの
で、前記判断を正確に行うことができる。
【0086】請求項7に係る発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、前記制御手段は前記トナー
濃度検知手段からの出力値が前記第1の所定値を越え且
つ該第1の所定値より大きい第2の所定値を越えない時
に画像形成動作を停止させるので、現像装置に対する現
像剤未投入状態での空動作によるクリーニングブレード
の巻き込みなどの異常の発生を未然に防止することがで
きる。
【0087】請求項8に係る発明によれば、請求項7記
載の画像形成装置において、前記現像装置は現像剤容器
で現像剤を投入する現像装置からなり、前記制御手段は
前記トナー濃度検知手段からの出力値が前記第1の所定
値を越え且つ該第1の所定値より大きい第2の所定値を
越えない時に前記現像装置に現像剤が未投入であること
を表示手段に表示させるので、使用者に現像装置に現像
剤が未投入であることを知らせることができる。
【0088】請求項9に係る発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、前記現像装置は現像剤容器
で現像剤を投入する現像装置からなり、前記制御手段は
前記現像装置に現像剤が投入されてから前記トナー濃度
検知手段に対するイニシャライズを行った後に前記トナ
ー濃度検知手段からの出力値が所定の範囲に入らない時
は異常と判断するので、現像剤容器から現像剤が片寄っ
て投入された場合における誤ったトナー濃度制御を防止
することが可能となる。
【0089】請求項10に係る発明によれば、請求項9
記載の画像形成装置において、前記制御手段は前記現像
装置に現像剤が投入されてから前記トナー濃度検知手段
に対するイニシャライズを行った後に前記トナー濃度検
知手段からの出力値が所定の範囲に入らない時は異常を
表示手段に表示させるので、使用者に現像剤容器から現
像剤が片寄って投入されたことを知らせることができ
る。
【0090】請求項11に係る発明によれば、請求項1
記載の画像形成装置において、前記現像装置は現像剤容
器で現像剤を投入する現像装置からなり、前記制御手段
は前記現像装置に現像剤が投入されてから前記トナー濃
度検知手段に対するイニシャライズを行った後に前記ト
ナー濃度検知手段からの出力値が所定の範囲に入らない
時は再度前記トナー濃度検知手段の初期現像剤に対する
イニシャライズを行い、これでも前記トナー濃度検知手
段からの出力値が所定の範囲に入らない時には異常と判
断するので、使用者の利便性を図ることができ、トナー
濃度検知手段の異常を識別するこことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜3に係る発明の実施形態を示す概略
図である。
【図2】同実施形態の現像装置を示す断面図である。
【図3】同実施形態を示す断面図である。
【図4】同実施形態を示す斜視図である。
【図5】同実施形態を示す一部切欠斜視図である。
【図6】同実施形態の現像容器外し状態を示す斜視図で
ある。
【図7】同実施形態の一部を示す断面図である。
【図8】同実施形態における画像形成装置制御回路の処
理フローの一部を示すフローチャートである。
【図9】請求項4に係る発明の一実施形態における画像
形成装置制御回路の処理フローの一部を示す図である。
【図10】請求項5〜8に係る発明の一実施形態におけ
る画像形成装置制御回路の処理フローの一部を示す図で
ある。
【図11】請求項5〜8に係る発明の他の実施形態にお
ける画像形成装置制御回路の処理フローの一部を示すフ
ローチャートである。
【図12】請求項9、10に係る発明の一実施形態にお
ける画像形成装置制御回路の処理フローの一部を示すフ
ローチャートである。
【図13】請求項11に係る発明の一実施形態における
画像形成装置制御回路の処理フローの一部を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 感光体 2 現像装置 14 帯電ローラ 16 転写ローラ 18 トナー補給装置 19 トナー濃度検知センサ 25 画像形成装置制御回路 26 オペレーションパネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡邊 滋 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 巽 謙三 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 山口 俊隆 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 須田 武男 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 雨宮 賢 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 大堀 真由美 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体と、この像担持体上に静電潜像を
    形成する潜像形成手段と、前記像担持体上の静電潜像を
    2成分系現像剤で現像する現像装置と、この現像装置に
    トナーを補給するトナー補給装置と、前記現像装置内の
    2成分系現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度検知
    手段と、このトナー濃度検知手段の出力値に基づいて前
    記トナー補給装置を制御するトナー濃度制御手段と、前
    記トナー濃度検知手段と画像形成装置本体とを接続して
    前記トナー濃度検知手段の出力信号を前記画像形成装置
    本体へ出力させる接続手段とを有する画像形成装置にお
    いて、前記画像形成装置本体側で前記トナー濃度検知手
    段からの出力値が第1の所定値を越えない時に前記トナ
    ー濃度検知手段の未セットもしくは前記トナー濃度検知
    手段の異常が生じたと判断する制御手段を備えたことを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、前
    記制御手段は前記トナー濃度検知手段からの出力値が前
    記第1の所定値を越えない時に画像形成動作を禁止する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の画像形成装置にお
    いて、前記制御手段は前記トナー濃度検知手段からの出
    力値が前記第1の所定値を越えない時に前記トナー濃度
    検知手段が未セットであることを表示手段に表示させる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の画像形成装置において、前
    記制御手段は前記トナー濃度検知手段からの出力値が前
    記第1の所定値を越えない時に画像形成動作を禁止し、
    使用者が前記トナー濃度検知手段のセットを行ったと考
    えられる所定の動作を所定回数繰り返して行っても前記
    トナー濃度検知手段からの出力値が前記第1の所定値を
    越えないままである場合に前記トナー濃度検知手段が異
    常であると判断することを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の画像形成装置において、前
    記現像装置は現像剤容器で現像剤を投入する現像装置か
    らなり、前記制御手段は前記トナー濃度検知手段からの
    出力値が前記第1の所定値を越え且つ該第1の所定値よ
    り大きい第2の所定値を越えない時に前記現像装置に現
    像剤が未投入であると判断することを特徴とする画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の画像形成装置において、前
    記制御手段はウォームアップ開始後に所定時間が経過し
    てから前記判断を行うことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】請求項1記載の画像形成装置において、前
    記制御手段は前記トナー濃度検知手段からの出力値が前
    記第1の所定値を越え且つ該第1の所定値より大きい第
    2の所定値を越えない時に画像形成動作を停止させるこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の画像形成装置において、前
    記現像装置は現像剤容器で現像剤を投入する現像装置か
    らなり、前記制御手段は前記トナー濃度検知手段からの
    出力値が前記第1の所定値を越え且つ該第1の所定値よ
    り大きい第2の所定値を越えない時に前記現像装置に現
    像剤が未投入であることを表示手段に表示させることを
    特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】請求項1記載の画像形成装置において、前
    記現像装置は現像剤容器で現像剤を投入する現像装置か
    らなり、前記制御手段は前記現像装置に現像剤が投入さ
    れてから前記トナー濃度検知手段に対するイニシャライ
    ズを行った後に前記トナー濃度検知手段からの出力値が
    所定の範囲に入らない時は異常と判断することを特徴と
    する画像形成装置。
  10. 【請求項10】請求項9記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は前記現像装置に現像剤が投入されてから
    前記トナー濃度検知手段に対するイニシャライズを行っ
    た後に前記トナー濃度検知手段からの出力値が所定の範
    囲に入らない時は異常を表示手段に表示させることを特
    徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】請求項1記載の画像形成装置において、
    前記現像装置は現像剤容器で現像剤を投入する現像装置
    からなり、前記制御手段は前記現像装置に現像剤が投入
    されてから前記トナー濃度検知手段に対するイニシャラ
    イズを行った後に前記トナー濃度検知手段からの出力値
    が所定の範囲に入らない時は再度前記トナー濃度検知手
    段の初期現像剤に対するイニシャライズを行い、これで
    も前記トナー濃度検知手段からの出力値が所定の範囲に
    入らない時には異常と判断することを特徴とする画像形
    成装置。
JP8182263A 1996-07-11 1996-07-11 画像形成装置 Pending JPH1026876A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8182263A JPH1026876A (ja) 1996-07-11 1996-07-11 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8182263A JPH1026876A (ja) 1996-07-11 1996-07-11 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1026876A true JPH1026876A (ja) 1998-01-27

Family

ID=16115204

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8182263A Pending JPH1026876A (ja) 1996-07-11 1996-07-11 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1026876A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007072123A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2008233718A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2009151147A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2016114711A (ja) * 2014-12-12 2016-06-23 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2019152798A (ja) * 2018-03-05 2019-09-12 キヤノン株式会社 画像形成装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007072123A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP4679310B2 (ja) * 2005-09-06 2011-04-27 株式会社リコー 画像形成装置
JP2008233718A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2009151147A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2016114711A (ja) * 2014-12-12 2016-06-23 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2019152798A (ja) * 2018-03-05 2019-09-12 キヤノン株式会社 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3537116B2 (ja) 画像形成装置
JPH1073976A (ja) 画像形成装置
JPH11212343A (ja) 画像形成装置
JPH1026876A (ja) 画像形成装置
JPH10333421A (ja) 画像形成装置
JP2004206088A (ja) 現像装置
JP3628444B2 (ja) 画像形成装置
JP3599905B2 (ja) 画像形成装置
JP3987167B2 (ja) 画像形成装置
JP6601333B2 (ja) 画像形成装置
JP3098568B2 (ja) トナー補給装置
JPH07234577A (ja) 現像装置
JPH10333418A (ja) 画像形成装置
JPH1165261A (ja) 画像形成装置
JP2821682B2 (ja) 現像装置における現像剤回収方法
JP3691212B2 (ja) 画像形成装置
JP2006171037A (ja) 現像剤補給装置及び画像形成装置
JPH08248748A (ja) 現像装置
JP3552417B2 (ja) 現像装置
JPH10319705A (ja) 画像形成装置
JP3016736B2 (ja) 画像形成装置
JP2902366B2 (ja) 画像形成装置
JP2000267441A (ja) 現像装置およびこれを用いた画像形成装置
JP2001066880A (ja) 電子写真装置
JP2521678B2 (ja) 静電潜像の現像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040907