JPH10262093A - 伝送制御方法 - Google Patents

伝送制御方法

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JPH10262093A
JPH10262093A JP9065220A JP6522097A JPH10262093A JP H10262093 A JPH10262093 A JP H10262093A JP 9065220 A JP9065220 A JP 9065220A JP 6522097 A JP6522097 A JP 6522097A JP H10262093 A JPH10262093 A JP H10262093A
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JP
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data
transmission
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computer
node
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Application number
JP9065220A
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English (en)
Inventor
Shigeki Kono
茂樹 河野
Kiyoshi Yamamoto
潔 山本
Koichi Hiraoka
貢一 平岡
Shigetoshi Samejima
茂稔 鮫嶋
Katsumi Kono
克己 河野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システム構成の変更を行う場合に既存の計算
機内の他計算機管理情報を変更することなく、データ抜
けのチェックとデータ再送を行う。 【解決手段】 送信通番管理テーブル107は送信先ご
とに最新の通番を保持する。計算機101−1は送信デ
ータにその送信先に対応する最新通番を付けるとともに
再送データ格納バッファ108に格納した後に計算機1
01−2へ送信する。受信通番管理テーブル113は送
信元ノードごとに最新の通番を保持する。計算機101
−2は受信したデータと保持する最新通番を比較してデ
ータ抜けをチェックする。データ抜けを検出したとき再
送要求を発行する。計算機101−1はこの再送要求に
応答して再送データ格納バッファ108から指定された
通番をもつデータを取り出して計算機101−2へ再送
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信ノードから送
信したデータがネットワークを介して受信ノードに到達
したか否かを検出する伝送制御方法に係わり、特にデー
タ抜けを検出する伝送制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば分散処理システムのようにネット
ワークを介して複数の電子計算機が接続され、相互にデ
ータ伝送を行う情報処理システムの通信方式として、ユ
ニキャスト方式とブロードキャスト方式が用いられてい
る。ユニキャスト方式は、データ送信側の計算機がデー
タ受信側の計算機のアドレスを指定して1対1のデータ
伝送を行う方式である。一方ブロードキャスト方式は、
ネットワーク内のある計算機が一般に複数の計算機に共
通のアドレスを指定して1対nのデータ伝送を行う方式
であり、送信されたデータは共通アドレスによってアド
レス付けされるすべての計算機によって受信される。
【0003】このような通信方式において、ネットワー
ク上での輻輳や伝送路の物理的障害により伝送データの
一部が失われる場合があるので、送信側計算機から送信
されたデータが受信側計算機に到達したか否かを検出
し、到達しない場合にはデータを再度送信する技術が必
要である。ユニキャスト方式の場合には、従来送信側計
算機が送信したデータを受信側計算機が正常に受信した
ときには受信完了信号を送信側計算機へ送り、送信側計
算機がこの受信完了信号を受けてデータの到達を確認
し、受信完了信号を受けないときにはデータを再送する
ことによってデータ抜けを防止する技術が知られてい
る。このような方法は、例えば“アドレス体系実装規約
書、pp.4(実装規約番号:INTAP−S002
(―02))、情報処理相互運用技術協会”や、Int
ernet with TCP/IP,Vol.2(A
SCII)などに記載されている。
【0004】またクライアント計算機内のプロシジャか
らサーバ計算機内のプロシジャを呼び出すいわゆるリモ
ートプロシジャコール(RPC)という技術が実用化さ
れている。このRPCは、クライアント側でネットワー
クの構成を意識せずにサーバ側の処理を行うネットワー
ク透過なプロシジャコールのインタフェースを実現する
ものである。このような技術では、クライアント側はサ
ーバ側の処理が終了するまで待つことが前提であるの
で、クライアントからサーバへの処理要求、あるいはサ
ーバからクライアントへ送付する処理結果のいずれのデ
ータが抜けてもクライアント側の処理が終了しない。従
ってクライアントはそのRPCの処理内でクライアント
−サーバ間のデータ抜けのチェックを行っており、RP
Cもユニキャスト通信方式において送信側計算機がデー
タ抜けのチェックを行うケースである。このような技術
は、例えば“DCE入門”、“CORBA入門”などに
記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれ
ば、送信側計算機は受信側計算機からの受信完了通知に
よってデータ伝送完了のチェックを行っている。そのた
めには送信側計算機は、あらかじめどの計算機と通信を
行うかを決定し、通信相手の各受信側計算機のアドレス
とデータ伝送が完了したか否かを示す情報との対応テー
ブルを保持し、管理しなければならない。
【0006】このような方式では、システム構成の変更
や拡張を行う場合、特にネットワークシステムに新たな
計算機が参入する場合に参入する計算機にデータを送信
するすべての計算機内に新規計算機についての情報を追
加する必要があり、管理が複雑になるとともに新たにデ
ータ入力したり計算機の稼働を停止するなどによりコス
ト高になるという問題がある。例えばネットワークシス
テムに新たなサーバを追加する場合、すべての既存のク
ライアントのRPCが使用する上記対応テーブルに新規
サーバのエントリを追加しなければならない。
【0007】このような問題を解決するための方法とし
て、例えば特開昭55―13725号公報は、内容コー
ドと呼ばれるデータの内容に対応して定められる識別子
を用い、送信側計算機からブロードキャストによりデー
タを送出し、受信側計算機がこの内容コードに基づいて
データを受信するか否かを決定する方法を開示する。し
かしこの方法は、すべてのデータをブロードキャストに
より伝送するため、送信側計算機がデータ伝送完了を判
断することができない。すなわちネットワークなどの障
害によりデータが抜けた場合、そのデータを再送するこ
とによって障害回復を行うことができない。
【0008】一方送信側計算機がデータ伝送完了のチェ
ックを行う場合、データ抜けを検出したとき送信データ
の再送を行うが、受信側計算機は正常に送信されてくる
最新データと再送データとを混在して受信することにな
り、受信データの順序性が保証されないという問題があ
る。
【0009】本発明の目的は、システム構成の変更や拡
張を行う場合に既存の計算機内の他計算機に関する管理
情報を変更することなく、あるいは計算機の稼働を停止
することなく、データ抜けのチェックとデータの再送を
可能とする伝送制御方法を提供することにある。
【0010】また本発明の他の目的は、再送されるデー
タと通常の最新データとが混在する場合の受信データの
順序性を保証することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、送信側ノード
が送信先ごとに最新の通番を保持し、送信データにその
送信先に対応する最新通番を付して受信側ノードに送信
し、受信側ノードが送信元ノードごとに最新の通番を保
持し、送信側ノードから受信したデータの受信通番と保
持する最新通番とを比較することによってデータ抜けを
検出する伝送制御方法を特徴とする。
【0012】送信側ノードが送信先としてブロードキャ
ストする送信先ノードのグループに対応して最新通番を
保持することにすれば、ネットワークシステムに新たな
受信側ノードを追加しても送信側ノードに新規の受信側
ノードについての情報を追加する必要がない。
【0013】さらに送信側ノードは最新通番を付した送
信データを順次保存し、受信側ノードが検出したデータ
抜けによって送られた再送要求に応答して指定された通
番をもつ送信データを再送データとして受信側ノードへ
送信する。ここで送信側ノードは再送要求された通番を
もつ送信データから当該送信先に対応する最新通番をも
つ送信データまで一連の送信データを順次受信側ノード
へ再送し、受信側ノードは当該送信元ノードについて再
送要求した通番の受信データから通番の順に1つずつ再
送データを受信すれば、再送されるデータと通常の最新
データとが混在する場合の受信データの順序性が保証さ
れる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態について図
面を用いて説明する。
【0015】(1)第1の実施形態 図1は、電子計算機の構成図であり、本発明に関係する
部分を中心として機能ブロックによって表現した機能構
成図である。システムは複数の計算機101を有し、各
計算機101は通信装置102を介して伝送路103に
接続され、互いに通信することができる。本実施形態で
は、アプリケーションプログラムを説明の便のためにデ
ータ送信アプリケーション118とデータ受信アプリケ
ーション117に分ける。またアプリケーションプログ
ラムと通信装置102との間に介在する通信管理プログ
ラムの部分は、送信時に使用される機能ブロック、受信
時に使用される機能ブロック及び再送処理のための機能
ブロックに分けられる。
【0016】送信時に使用される機能ブロックとして、
送信通番管理テーブル107は、送信データに付加する
最新の通番を保持する。送信通番管理部109は、送信
通番管理テーブル107を管理し、最新通番を提供す
る。データ送信インタフェース111は、データ送信ア
プリケーション118からデータの送信要求を受け取
り、送信データに送信通番管理部109を介して取得し
た最新通番を付加して送信バッファ106と再送データ
格納バッファ108に格納する。データ送信部104
は、送信バッファ106から送信データを取り出し、送
信先管理テーブル119を参照して送信データの宛先を
決定し、通信装置102を介して送信データを伝送路1
03上に送出する。
【0017】受信時に使用される機能ブロックとして、
受信通番管理テーブル113は、受信データに付加され
ていることが期待される最新の通番を保持する。受信通
番管理部114は、受信通番管理テーブル113を参照
して受信データに付加された通番をチェックする。デー
タ受信部105は、通信装置102を介して伝送路10
3から受信したデータを受信バッファ112に格納す
る。データ受信インタフェース116は、受信バッファ
112から受信データを取り出し、受信通番管理部11
4を介して受信データに付加された通番をチェックす
る。付加された通番が正しければ、受信データ種別管理
テーブル120を参照して受信データをいずれのアプリ
ケーションプログラムに渡すかを決定し、該当するデー
タ受信アプリケーション117に受信データを渡す。
【0018】再送処理のための機能ブロックとして、再
送要求送信部115と再送処理部110とを設ける。再
送要求送信部115は、受信データに付加された通番が
正しくないときに制御が渡され、データ送信側の計算機
101に向けてデータの再送要求を行う。再送処理部1
10は、再送要求メッセージを受けたときに制御が渡さ
れ、再送データ格納バッファ108を参照して要求され
た送信データを取り出し、要求元の計算機101へ送信
する。
【0019】なお上記機能ブロックのうち、テーブル及
びバッファの付された情報又は記憶領域は、計算機10
1の主記憶装置又は外部記憶装置上に確保される。また
それ以外の機能ブロックは、ハードウェア機構によって
又は計算機101の主記憶装置に格納されるプログラム
を実行することによって実現される。
【0020】図2は、本発明が適用されるネットワーク
システムの一構成例を示す構成図である。システムは複
数の計算機101を共通の伝送路103によって接続す
るものであり、各計算機101は伝送路103を介して
通信する。伝送路103は、LAN、WAN等の通信回
線であり、物理的には少なくとも1本のケーブルから構
成されており、他の伝送路103と接続して大規模で広
域のシステムを構成できる。ネットワーク接続装置20
2は、伝送路103間を接続する装置であり、LAN間
を接続するブリッジ、ルータ等、WAN間を接続するモ
デム、TA(Terminal Adaptor)等、
LAN−WAN間を接続するゲートウェイ等が利用でき
る。
【0021】図3は、データ送信側の計算機101−1
とデータ受信側の計算機101−2との間のデータ通信
の手順を示す図である。まず計算機101−1のデータ
送信アプリケーション118が送信データをデータ送信
インタフェース111に渡す(1、以下の○を省略す
る)。データ送信インタフェース111は、送信通番管
理部109を介してこの送信データに付加すべき通番を
送信通番管理テーブル107から取得する(2)。次に
取得した通番と送信データを再送データ格納バッファ1
08に格納し(3)、データ送信部104を介して送信
データをNormalなデータとして伝送路103上に
送出する(4,5)。計算機101−2のデータ受信部
105は、このデータを受信してデータ受信インタフェ
ース116に渡す(6)。データ受信インタフェース1
16から制御の渡った受信通番管理部114は、受信デ
ータに付加されている通番と受信通番管理テーブル11
3に格納される最新の受信通番を比較して受信データが
正しい通番をもったデータか否かを判別する(7)。も
し受信データが重複して受信するデータならば、このデ
ータを廃棄する。受信データが正しい通番をもったデー
タであれば、これをデータ受信アプリケーション117
へ配信する。受信データが1つ以上データが抜けた後に
到着したデータと判定されたとき、データ受信インタフ
ェース116は再送要求送信部115に制御を渡す
(8)。再送要求送信部115は、データ送信部104
を介してその抜けたデータについて再送要求を伝送路1
03上に送出する(9)。この再送要求はReques
tとして図示されている。計算機101−1のデータ受
信部105は、この再送要求を受信し、再送処理部11
0に渡す(10)。再送処理部110は、再送要求され
た通番を基にして再送データ格納バッファ108を検索
し(11)、該当するデータをデータ送信部104を介
してResponseとして伝送路103上に送出する
(12,13)。計算機101−2のデータ受信部10
5は、この再送データを受信してデータ受信インタフェ
ース116に渡す(14)。データ受信インタフェース
116は、再送データであることを判別し、これを正常
データとして受信アプリケーション117に渡し、一連
の再送処理が終了する。
【0022】図4は、送信通番管理テーブル107のデ
ータ構成を示す図である。送信通番管理テーブル107
の各エントリは、送信先情報401及び最新通番402
から構成される。送信先情報401は、送信先計算機の
アドレスや識別子などの情報を格納する。ユニキャスト
通信の場合には、送信先情報401に送信先計算機のア
ドレス又はアドレスに対応する識別子を指定する。ブロ
ードキャスト通信の場合には、送信先情報401にブロ
ードキャストする送信先のグループのグループアドレス
又はその識別子を指定する。例えば通信プロトコルとし
てUDP/IPを使用してブロードキャスト通信を行う
場合には、送信先情報401はデータをブロードキャス
トするセグメントのサブネットアドレス又はこれに対応
する識別子である。図4に示す事例では、送信先情報4
01として各種の通信プロトコルの違い、ユニキャスト
通信の送信先又はブロードキャスト通信の送信先にかか
わらず、統一したマルチキャストグループ番号、すなわ
ちMCG(Multi−cast Group)という
符号に通し番号を付加する形式の識別子を用いている。
最新通番402は、各送信先ごとに送信データに付加す
る最新通番を格納する。
【0023】図5は、再送データ格納バッファ108の
データ構成を示す図である。再送データ格納バッファ1
08の1レコードは、送信データに付加された通番50
1、送信データの送信宛先を示す送信先情報502、送
信データの内容を判別するためのデータ種別503及び
送信データの実体を格納する送信データ部504から構
成される。送信先情報502は送信先情報401と同じ
であり、データ送信アプリケーション118によって指
定されたものか、またはデータ送信アプリケーション1
18によって指定されたデータ種別503を送信先管理
テーブル119によって送信先情報502に変換したも
のである。データ種別503はデータ送信アプリケーシ
ョン118によって指定されたデータの内容を示す情報
である。
【0024】図6は、送信先管理テーブル119のデー
タ構成を示す図である。送信先管理テーブル119の各
エントリは、送信先情報701及び送信先アドレス70
2から構成されるが、さらにデータ種別503を加えて
もよい。送信先情報701は送信先情報401と同じで
ある。送信先アドレス702は、データ送信先の物理的
アドレスを示す。ブロードキャスト通信の送信先の場合
には、送信先アドレス702は例えばサブネットアドレ
スのようなグループアドレスを示す。送信先情報401
及び送信先情報502として物理的アドレスを用いる場
合には送信先管理テーブル119は不要である。しかし
送信先アドレス702は、使用するネットワークの種類
や通信プロトコルによってアドレスの記述形式が異なる
ので、アプリケーションプログラムにこのような物理的
アドレスを意識させないためには、送信先情報701を
論理的な識別子とし、この論理的識別子を物理的アドレ
スに変換するための送信先管理テーブル119を設ける
のが望ましい。
【0025】図7は、受信通番管理テーブル113のデ
ータ構成を示す図である。受信通番管理テーブル113
の各エントリは、送信元ノード番号601、最新受信通
番602及び受信状態603から構成される。送信元ノ
ード番号601は、送信元の計算機101のノード番号
であり、送信元からのメッセージに含まれるものであ
る。最新受信通番602は期待される最新の受信通番で
ある。受信状態603は最新受信通番602が受信デー
タに付加された通番と比較した結果としてデータ抜けを
検出したときその旨設定される。最新受信通番602は
送信元ノードごとに管理される必要がある。図7の例で
は、例えば送信元ノード番号601がNode5である
送信元から次に受信することが期待される最新受信通番
602は102番である。
【0026】図8は、受信データ種別管理テーブル12
0のデータ構成を示す図である。受信データ種別管理テ
ーブル120は、データ種別2201及びデータ受信ア
プリケーション2202から構成される。データ種別2
201は、送信元からのメッセージに含まれるデータ種
別である。データ受信アプリケーション2202は、デ
ータ種別2201に対応してデータを配信すべきデータ
受信アプリケーション117を示す。データ受信インタ
フェース116は、データ受信アプリケーション117
がデータ受信要求を発行した時点で通知されたデータ種
別2201と要求元のデータ受信アプリケーション22
02の識別子を受信データ種別管理テーブル120に登
録する。同一データ種別の受信データを複数のデータ受
信アプリケーション117に配信するよう受信データ種
別管理テーブル120に登録されていれば、そのデータ
種別に対応して登録されているすべてのデータ受信アプ
リケーション117に受信データを配信する。
【0027】図9〜図11は、伝送路103を介して伝
送されるメッセージのデータ形式を示す図である。図9
は、通常送信データ形式801を示す図である。フラグ
802はメッセージの種類が通常であることを示すフラ
グである。送信先アドレス803は送信先アドレス70
2と同じである。データ種別804は送信先アドレス8
03に対応するデータ種別503である。通番805は
送信先アドレス803に対応して送信通番管理テーブル
107から得られた最新通番402である。送信元ノー
ド806は、当該メッセージの送信元の計算機101を
示すノード番号である。データ部807はデータ種別8
04に対応する送信データ部504と同じである。なお
通常送信データ形式801には、他に通信中に発生する
エラーの検出に用いられる情報等が含まれるが、これら
については本発明と直接関係するものではないので省略
してある。
【0028】図10は、再送要求データ形式901を示
す図である。フラグ902はメッセージの種類が再送要
求であることを示すフラグである。送信先アドレス90
3は、再送要求の送信先の物理的アドレスである。図1
0の例は送信先アドレス803としてサブネットアドレ
スを指定しているので、送信先アドレス903も同一の
サブネットアドレスを指定している。データ種別904
は当該メッセージが再送要求データであることを示して
いる。再送要求通番905は、再送要求する送信データ
の通番である。再送要求元ノード906は、再送要求す
る計算機101のノード番号である。要求先ノード90
7は、再送要求する先の計算機101のノード番号であ
り、受信した通常メッセージの送信元ノード806であ
る。なお再送要求データ形式901には、他に通信中に
発生するエラーの検出に用いられる情報等が含まれる
が、これらについては本発明と直接関係するものではな
いので省略してある。
【0029】図11は、再送データ形式1001を示す
図である。フラグ1002はメッセージの種類が再送デ
ータであることを示すフラグである。送信先アドレス1
003は再送データの送信先の物理的アドレスであり、
送信先アドレス803と同じアドレスである。データ種
別1004はデータ種別804と同じデータ種別であ
る。通番1005は再送要求を受けた受信データの通番
である。送信元ノード1006は再送データの再送元の
計算機101のノード番号である。再送要求元ノード1
007は、再送要求した計算機101のノード番号であ
る。なお再送データ形式1001には、他に通信中に発
生するエラーの検出に用いられる情報等が含まれるが、
これらについては本発明と直接関係するものではないの
で省略してある。
【0030】図12aは、データ送信アプリケーション
118から送信要求を受けてから送信先に向けてデータ
送信するまでの処理の流れを示すフローチャートであ
る。データ送信インタフェース111は、データ送信ア
プリケーション118からデータと送信先情報及びデー
タ種別を受け取る(ステップ1101)。次にデータ送
信インタフェース111は、送信通番管理部109を呼
び出して送信先情報を渡す。データ送信アプリケーショ
ン118からデータ種別のみ指定された場合には、送信
先管理テーブル119を参照してデータ種別に対応する
送信先情報を取得してから送信通番管理部109を呼び
出す。送信通番管理部109は、受け取った送信先情報
に基づいて送信通番管理テーブル107を検索し、該当
する送信先情報401の最新通番402を1だけカウン
トアップすることによつて更新し(ステップ110
2)、更新された最新通番をデータ送信インタフェース
111に渡す(ステップ1103)。なお送信通番管理
部109は最新通番をデータ送信インタフェース111
に渡した後に更新してもよい。次にデータ送信インタフ
ェース111は、再送データ格納バッファ108に最新
通番、送信先情報、データ種別及び送信データから成る
レコードを追加する(ステップ1104)。もし再送デ
ータ格納バッファ108の終端に達していた場合には、
最初のレコードに上書きすることになる。またフラグ8
02としてNormal、送信先情報、データ通番、デ
ータ種別及び送信元ノード番号を伴った送信データを送
信バッファ106に格納する(ステップ1105)。デ
ータ送信部104は、送信バッファ106から送信デー
タを取り出し、送信先管理テーブル119を参照して送
信先情報を送信先アドレスに変換して作成した通常送信
メッセージを伝送路103上に送出する(ステップ11
06)。
【0031】図12bは、データ受信インタフェース1
16が再送要求を受けてから再送データを送信先に送信
するまでの処理のフローチャートである。データ受信イ
ンタフェース116は、受信バッファ112から再送要
求メッセージを受け取り(ステップ1111)、再送処
理部110に再送要求のあった送信先情報、再送要求通
番905及び再送要求元ノード906を渡す。再送処理
部110は、通番501と送信先情報502をキーにし
て再送データ格納バッファ108を検索し、該当する通
番があるか否かを判定する(ステップ1112)。該当
するレコードがあれば(ステップ1112YES)、そ
のレコードを取得し(ステップ1113)、フラグ10
02としてResponse、送信先情報、データ種
別、当該通番、送信元ノード及び再送要求元ノードを伴
った再送データを送信バッファ106に格納する(ステ
ップ1114)。次に再送処理部110は、送信先情報
に基づいて送信通番管理テーブル107を検索し、当該
通番が当該送信先情報の最新の通番に一致するか否かを
判定する(ステップ1115)。当該通番が最新通番で
なければ(ステップ1115NO)、当該通番に1を加
えた次通番を作成し(ステップ1116)、この次通番
を当該通番としてステップ1112からの処理を繰り返
す。当該通番が送信通番管理テーブル107上で当該送
信先情報の最新通番に一致すると判定されたとき(ステ
ップ1115YES)、再送処理部110の処理を終了
する。送信バッファ106に格納された再送データは、
データ送信部104によって再送メッセージとして伝送
路103上に送出される(ステップ1106と同じ処
理)。一方再送データ格納バッファ108上に該当する
通番が見当らないとき(ステップ1112NO)、再送
処理部110は再送エラーを送信側計算機101−1の
表示装置上に表示するか、または受信側計算機101−
2に通知する(ステップ1117)。このように再送要
求通番から最新通番まで一連の通番を一括して再送する
ことにより、データ抜けが発生した場合に受信側計算機
101−2が受信するデータの順序性を保証する。受信
側計算機101−2がデータ抜けを検知して再送要求処
理を行った後であって再送データを受信する前に計算機
101−2がデータ抜けを検知する基となった受信デー
タの通番より新しい通番をもつ後続の送信データを受信
することもある。この場合には再送されるデータとその
前に受信したデータの間で受信順序が狂ってくる状態が
発生する。このような受信順序を守るために、受信側計
算機101−2はデータ抜け発生後には該送信側計算機
101−1からのデータを受信せず廃棄するようにし、
再送側の計算機101−1がデータ抜けしたデータから
最新のデータまで一連のデータを送信することとする。
上記ステップ1116の処理は、この最新データまでの
データ送信を可能とする。
【0032】図13a及び図13bは、データ受信部1
05がデータ受信した後の処理の流れを示すフローチャ
ートである。データ受信部105はメッセージを受信す
ると(ステップ1201)、フラグ802,902,1
002を検査する。フラグがNormalであれば(ス
テップ1202Normal)、送信先アドレス803
を参照して自ノードが受信すべきメッセージか否かを判
定する(ステップ1203)。自ノードで受信すべきメ
ッセージであれば(ステップ1203YES)、受信デ
ータ種別管理テーブル120を参照してデータ種別80
4が自ノードで受信すべきデータ種別か否かを判定する
(ステップ1204)。ただし通信プロトコルとしてデ
ータ種別を使用しない場合には、ステップ1204の判
定処理はない。自ノードで受信すべきデータ種別であれ
ば(ステップ1204YES)、送信先管理テーブル1
19を参照して送信先アドレス803を送信先情報に変
換した後、受信したデータを受信バッファ112に格納
する(ステップ1205)。送信先アドレス803が自
ノードで受信すべき送信先アドレスでないか、またはデ
ータ種別804が自ノードで受信すべきデータ種別でな
ければデータ受信部105の処理を終了する。データ受
信インタフェース116は、受信バッファ112からこ
の受信データを取り出し(ステップ1206)、受信通
番管理部114を呼び出して受信した送信元ノード80
6と通番805を渡す。受信通番管理部114は、送信
元ノード番号をキーにして受信通番管理テーブル113
を検索し、受信した送信元ノード806が登録されてい
るか否か判定する(ステップ1207)。該当するエン
トリがあれば、そのエントリを取得する。もし該当する
送信元ノード番号がなければ(ステップ1207N
O)、受信通番管理テーブル113に受信した送信元ノ
ード806と通番805を有するエントリを登録する
(ステップ1208)。
【0033】次に図13bに移り、受信通番管理部11
4は、取得したエントリの最新受信通番602と受信し
た通番805とが一致するか否かを判定する(ステップ
1209)。受信通番が最新通番に一致すれば(ステッ
プ1209YES)、受信通番管理テーブル113の取
得したエントリの最新受信通番602を1だけカウント
アップすることによってこれを更新する(ステップ12
10)。このとき当該エントリの受信状態603にデー
タ抜けを示すフラグが設定されていればリセットする。
この後、制御はデータ受信インタフェース116に戻
り、データ受信インタフェース116は、受信データ種
別管理テーブル120を参照して該当するデータ受信ア
プリケーション117に受信データを渡す(ステップ1
211)。受信通番が最新通番に一致しなければ(ステ
ップ1209NO)、受信通番管理部114は通番80
5が当該エントリの最新受信通番602より大きいか否
か判定する(ステップ1212)。受信通番>最新通番
であるとき(ステップ1212YES)、受信通番管理
部114は、当該エントリの受信状態603にデータ抜
けを示すフラグを設定し、最新通番を要求通番としてデ
ータ受信インタフェース116に制御を戻す。データ受
信インタフェース116は、送信先情報、再送要求通番
および要求先ノードを再送要求送信部115に渡し、再
送要求を発行する。ここで要求先ノード907は受信し
た送信元ノード806である。再送要求送信部115は
受け取った情報から再送要求データを作成し、送信バッ
ファ106に格納する(ステップ1213)。ただし受
信通番>最新通番であるとき(ステップ1212YE
S)、当該エントリの受信状態603にデータ抜けを示
すフラグが設定してあれば、すでに当該最新通番につい
て再送要求が済んでいるのであるから、データ受信イン
タフェース116にその旨通知し、データ受信インタフ
ェース116は受信したデータを廃棄するだけである。
受信通番<最新通番であるとき(ステップ1212N
O)、受信通番管理部114はデータ受信インタフェー
ス116にその旨通知し、データ受信インタフェース1
16は受信したデータを廃棄する。
【0034】フラグがResponseであれば(ステ
ップ1202Response)、データ受信部105
は送信先アドレス1003を参照して自ノードが受信す
べきメッセージか否か判定する(ステップ1221)。
自ノードで受信すべきメッセージであれば(ステップ1
221YES)、再送要求元ノード1007を参照して
自ノードが再送要求元ノードか否か判定する(ステップ
1222)。自ノードが再送要求元ノードであれば(ス
テップ1222YES)、送信先管理テーブル119を
参照して送信先アドレス1003を送信先情報に変換し
た後、受信データを受信バッファ112に格納する(ス
テップ1205)。以下ステップ1206以降の処理は
上記の通りである。送信先アドレス1003が自ノード
で受信すべき送信先アドレスでないか、または再送要求
元ノード1007が自ノードでなければ処理を終了す
る。再送データは受信側計算機101−2から要求され
るため、同一データについて複数の受信側計算機101
−2でデータ抜けが発生した場合には、複数の再送要求
が送信元の計算機101−1に対して通知され、データ
送信元の計算機101−1からはデータ部1008が同
一内容である複数の再送データが送信される。このよう
な場合、受信側計算機101−2は自分が要求した再送
データ以外の再送データをできるだけ受信しないように
データ受信処理の最初に再送要求元のノードと自ノード
の番号が一致するか否かを判定する。
【0035】フラグがRequestであれば(ステッ
プ1202Request)、図13bに移り、データ
受信部105は送信先アドレス903を参照して自ノー
ドが受信すべきメッセージか否か判定する(ステップ1
231)。自ノードで受信すべきメッセージであれば
(ステップ1231YES)、要求先ノード907を参
照して自ノードが要求先ノードか否か判定する(ステッ
プ1232)。自ノードが要求先ノードであれば(ステ
ップ1232YES)、送信先管理テーブル119を参
照して送信先アドレス903を送信先情報に変換した
後、受信データを受信バッファ112に格納する(ステ
ップ1233)。送信先アドレス903が自ノードで受
信すべき送信先アドレスでないか、または要求先ノード
907が自ノードでなければ処理を終了する。
【0036】図14は、送信側計算機101−1と受信
側計算機101−2との間で行うデータ抜けの検出とデ
ータ再送の手順を例示する図である。この例では送信側
計算機101−1が通番100番、101番、102番
のデータを正常に送信し、受信側計算機101−2が1
00番、101番までのデータを正常に受信する。伝送
媒体の何らかの障害によって102番のデータが受信側
計算機101−2に到達しない場合に、受信側計算機1
01−2は次の通番103番のデータを受信した時点で
102番のデータのデータ抜けを検知する。この時点で
受信側計算機101−2は、102番のデータについて
再送要求を送信し、送信側計算機101−1は102番
のデータ及び103番のデータを再送する。
【0037】第1の実施形態によれば、再送要求を受け
た送信側計算機101−1は、要求された再送データを
取得するために通番501と送信先情報502をキーに
して再送データ格納バッファ108を検索する。しかも
1つの再送要求に対して再送要求された通番をもつ再送
データから最新通番をもつ再送データまで一連の再送デ
ータを検索する必要がある。従って再送データ格納バッ
ファ108を検索する処理のオーバーヘッドが大きいと
いう問題がある。
【0038】図15は、各送信先情報をインデックスと
してもち、各送信先情報ごとに再送データ格納バッファ
108のテーブルを設けるものである。再送データ格納
バッファ108をこのように構成することによつて、再
送データ格納バッファ108の検索を高速化できる。た
だし送信先情報ごとにバッファを用意するのでより多く
の記憶領域を必要とする。
【0039】再送データ格納バッファ108の構成とし
て以上2つの方式では、再送データ格納バッファ108
が満杯になって再送データを上書きする場合、再送デー
タが消されたために再送エラーが発生する場合がある
(ステップ1112NOの場合)。このような場合に、
受信側計算機101−2のデータ受信アプリケーション
117に再送エラーを通知してもアプリケーションプロ
グラム間でどのデータを再送すればよいかわからないと
いう問題がある。第3の方式は、データ種別を基本とし
て送信通番管理テーブル107、再送データ格納バッフ
ァ108及び受信通番管理テーブル113を構成し、再
送エラーが発生した場合にアプリケーションプログラム
間でのデータ再送を可能とするものである。
【0040】第3の方式では、図16に示すように、デ
ータ種別2001ごとに最新通番2002を保持するよ
うに送信通番管理テーブル107を構成する。また図1
7に示すように、各データ種別をインデックスとしても
ち、各データ種別ごとにバッファをもつように再送デー
タ格納バッファ108を構成する。また図18に示すよ
うに送信元ノード番号601とデータ種別2102ごと
に最新受信通番602を設けるように受信通番管理テー
ブル113を構成する。第3の方式では、送信通番管理
テーブル107を参照してデータ送信アプリケーション
118が指定したデータ種別に対応する最新通番を取得
し、再送データ格納バッファ108中の指定されたデー
タ種別をインデックスとするバッファに再送データを格
納する。受信側計算機101−2でデータ抜けを検出し
たとき、データ種別2102と最新受信通番602を伴
って送信側計算機101−1へ再送要求する。送信側計
算機101−1は、要求された再送データを送信するた
めにデータ種別2102と最新受信通番602をキーと
して再送データ格納バッファ108を検索する。このと
き再送エラーが発生した場合には、受信側計算機101
−2のデータ受信アプリケーション117にはデータ種
別と再送要求された通番を伴って再送エラーを通知する
ことによつてアプリケーションプログラム間でデータ再
送する場合の対象データを特定することが可能になる。
第3の方式は、第2の方式と同様に再送データ格納バッ
ファ108の検索を高速化できるとともに、アプリケー
ションレベルでのデータ再送を可能とする。ただし再送
データ格納バッファ108などのために多くの記憶領域
を必要とする。
【0041】以上述べたように、第1の実施形態によれ
ば、送信側計算機101−1の送信通番管理テーブル1
07の各エントリはできるだけ論理的な送信先の識別子
ごとに最新通番を保持するよう構成し、受信側計算機1
01−2の受信通番管理テーブル113の各エントリは
送信元ノードごとに最新通番を保持するよう構成し、受
信側計算機101−2が通番チェックを行うことによっ
てデータ抜けのチェックとデータ再送による伝送エラー
の回復を可能としている。このためネットワークシステ
ムに新たな計算機101が参入しても送信側計算機10
1−1の送信通番管理テーブル107など管理情報を更
新する必要性は少なく、また一方受信側計算機101−
2の受信通番管理テーブル113はオンラインで新たな
送信元ノードをもつエントリを追加できるよう構成され
ている。従って第1の実施形態を適用するネットワーク
システムは、計算機101の追加、拡張に容易に対応で
きるシステムであるということができる。特に通信方式
としてブロードキャスト通信を採用し、一斉同報送信す
る計算機101の範囲をマルチキャストグループとして
計算機101のグループ化を行い、送信先情報としてグ
ループの識別子を用いる場合には、このグループに属す
るような計算機101がシステムに追加されても送信側
計算機101−1の管理情報に新たなエントリを追加す
る必要がなく、計算機101参入の影響を全く受けない
ことが理解される。なお特定の物理的アドレスを指定し
て行うユニキャスト通信又はグループアドレスを指定し
て行うブロードキャスト通信のプロトコルとして、例え
ば西田竹志著、ソフトリサーチセンタ発行の「TCP/
IP〜ネットワークプロトコルとインプリメント」に記
載されているTCP/IPと呼ばれるプロトコルを用い
ることができる。
【0042】(2)第2の実施形態 第1の実施形態は、受信側計算機101−2がデータ抜
けのチェックを行うとき、抜けたデータの通番の次の通
番をもつデータを受信した時点でデータ抜けを検知す
る。このため送信側計算機101−1から抜けたデータ
に続くデータが送信され、この後続データを受信するま
でデータ抜けを検知できず、再送要求が遅れるという問
題がある。第2の実施形態は、データ抜け検知までの時
間を短縮するよう構成するものである。第2の実施形態
は、図1に示す機能ブロックを適用する他に送信側計算
機101−1の最新通番を定期的に送信する定周期送信
管理部1301を追加する。
【0043】図19は、定周期送信管理部1301を加
えた第2の実施形態において、送信側計算機101−1
と受信側計算機101−2との間のデータ通信の手順を
示す図である。送信側計算機101−1のデータ送信ア
プリケーション118が送信データをデータ送信インタ
フェース111に渡すと(1)、データ送信インタフェ
ース111は、送信通番管理部109を介してこの送信
データに付加すべき通番を送信通番管理テーブル107
から取得し(2)、取得した通番と送信データを再送デ
ータ格納バッファ108に格納し(3)、データ送信部
104を介して送信データを伝送路103上に送出する
(4,5)。以下受信側計算機101−2は、このデー
タを受信して第1の実施形態で述べた処理を行う。〇印
を付した1から14までの処理手順は第1の実施形態と
同じである。この一連の通常データの送信処理と並行し
て定周期送信管理部1301は、周期的に送信通番管理
部109を介して各送信先情報ごとの最新通番を取得し
(2’)、定周期メッセージとして各送信先へ最新通番
を送信する(4’,5’)。受信側計算機101−2の
データ受信部105はこの最新通番を受信してデータ受
信インタフェース116に渡し(6’)、データ受信イ
ンタフェース116は通常のデータ受信と同様に受信通
番管理部114を介して通番チェックを行う(7’)。
データ抜けを検知したときには、再送要求送信部115
が再送要求を送信する(8,9)。すなわち送信側計算
機101−1が周期的に最新通番を受信側計算機101
−2へ送信することによってデータ抜けを検知するまで
の時間を短縮するものである。図20は、定周期メッセ
ージによるデータ抜けの検出の手順を例示する図であ
る。この例では送信側計算機101−1が通番100
番、101番、102番のデータを正常に送信し、受信
側計算機101−2は100番、101番までのデータ
を正常に受信する。通番102番のデータが受信側計算
機101−2に到達しない場合に、受信側計算機101
−2は次の103番のデータを受信すれば102番のデ
ータ抜けを検知する。しかし103番のデータの送信が
遅いとデータ抜けの検知に時間がかかる。このとき周期
的に送信される103番の定周期メッセージによって1
02番のデータが抜けていることをより早く検知でき
る。
【0044】図21は、定周期データ形式1701を示
す図である。フラグ1702はメッセージの種類が定周
期であることを示す。送信先アドレス1703は送信先
アドレス803と同じである。データ種別1704は当
該メッセージが定周期データであることを示している。
通番1705は通番805と同じである。送信元ノード
1706は送信元ノード806と同じである。ここで定
周期メッセージは制御情報のみで構成し、データ部80
7のような実データを付加しない方がデータ送受信のオ
ーバヘッドや伝送路103のトラフィック増を抑えるた
めに望ましい。
【0045】図22は、定周期送信管理部1301の処
理の流れを示すフローチャートである。定周期送信管理
部1301が周期的に起動されと(ステップ140
1)、送信通番管理テーブル107のすべてのエントリ
について処理を終了したか否か判定する(ステップ14
02)。処理終了していなければ(ステップ1402N
O)、送信通番管理テーブル107の次のエントリの送
信先情報を取得し(ステップ1403)、送信通番管理
部109を呼び出して送信先情報を渡し、最新通番を取
得する(ステップ1404)。ステップ1404の処理
は、ステップ1102と1103の処理と同じである。
次に取得した送信先情報と最新通番を含む定周期データ
を作成して送信バッファ106に格納する(ステップ1
405)。次に送信通番管理テーブル107のエントリ
を指すインデックスを次に進めてステップ1402に戻
る。送信通番管理テーブル107のすべての送信先につ
いて上記処理を終了したとき(ステップ1402YE
S)、定周期送信管理部1301の処理を終了する。
【0046】なお第2の実施形態を実施するに当り、再
送データ格納バッファ108、送信通番管理テーブル1
07及び受信通番管理テーブル113のデータ構成は、
第1の実施形態で説明した第1、第2又は第3の方式の
いずれをも適用できる。ただし第3の方式を適用する場
合には、送信通番管理テーブル107はデータ種別20
01と最新通番2002によって構成されるために、定
周期送信管理部1301は送信通番管理部109に送信
先情報の代わりにデータ種別を渡して最新通番を取得す
る。また送信先アドレス1703はなく、データ種別1
704は取得したデータ種別2001を格納する。
【0047】(3)第3の実施形態 第3の実施形態は、送信通番の管理、再送データ格納バ
ッファ108及びデータの再送を専用の計算機で集中し
て行うよう構成するものである。
【0048】図23は、第3の実施形態の計算機101
の構成を示す図である。第3の実施形態では、送信通番
管理テーブル107、送信通番管理部109、再送デー
タ格納バッファ108及び再送処理部110を各送信側
計算機101−1に設けずに専用の再送計算機101−
3に集中して設けるものである。送信側計算機101−
1のデータ送信アプリケーション118から送信要求が
発行されると(1)、データ送信インタフェース111
は再送計算機101−3へ送信データを送信する
(2)。再送計算機101−3は、このデータを受信
し、送信通番管理テーブル107から最新通番を取得
し、再送データ格納バッファ108に送信データを格納
した後、送信データを受信側計算機101−2へ送信す
る(3)。受信側計算機101−2はこのデータを受信
して第1の実施形態通りの通番チェックを行い、異常が
なければデータ受信アプリケーション117にデータを
配信する。データ抜けを検知した場合には、再送計算機
101−3へ再送要求を送信する(4)。再送計算機1
01−3は、再送データ格納バッファ108から要求さ
れた送信データを取得し、受信側計算機101−2へデ
ータ再送を行う(5)。受信側計算機101−2は、再
送データを受信し、正しい通番のデータであればデータ
受信アプリケーション117に配信する。
【0049】第3の実施形態によれば、送信側計算機1
01−1は、送信通番管理テーブル107及び再送デー
タ格納バッファ108のための記憶領域が不要になると
ともに再送要求を受け付けて再送処理を行う必要がなく
なり、処理オーバヘッドが軽減される。また受信側計算
機101−2は、再送要求先を固定的に指定でき、再送
要求処理の負荷が軽減される。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば送
信側ノードと受信側ノードの両方に同期する最新通番を
保持するが、受信側ノードで通番チェックによるデータ
抜けの検出とデータ抜けの場合の再送要求を行うため
に、受信側ノードとして新規ノードを追加しても送信側
ノードが管理する送信先テーブルを変更する必要がない
という効果がある。
【0051】また受信側ノードがデータ抜けの検出後に
再送されるデータと通常のデータを混在して受信しても
受信データの順序性が保証される。
【0052】さらに受信側ノードはデータ抜けが発生し
たデータのみについて送信側ノードへ再送要求を送出す
ればよいので、従来のような受信完了通知を送信するた
めのネットワークの負荷を軽減できるという効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の計算機の構成図である。
【図2】本発明が適用されるネットワークシステムの一
構成例を示す図である。
【図3】第1の実施形態の送信側と受信側との間のデー
タ通信の手順を示す図である。
【図4】第1の実施形態の送信通番管理テーブル107
のデータ構成を示す図である。
【図5】第1の実施形態による再送データ格納バッファ
108のデータ構成を示す図である。
【図6】第1の実施形態の送信先管理テーブル119の
データ構成を示す図である。
【図7】第1の実施形態の受信通番管理テーブル113
のデータ構成を示す図である。
【図8】実施形態の受信データ種別管理テーブル120
のデータ構成を示す図である。
【図9】実施形態の通常送信データの形式を示す図であ
る。
【図10】実施形態の再送要求データの形式を示す図で
ある。
【図11】実施形態の再送データの形式を示す図であ
る。
【図12a】第1の実施形態のデータ送信アプリケーシ
ョン118に始まるデータ送信の処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図12b】第1の実施形態の再送データの送信処理の
流れを示すフローチャートである。
【図13a】第1の実施形態のデータ受信時の処理の流
れを示すフローチャートである。
【図13b】第1の実施形態のデータ受信時の処理の流
れを示すフローチャート(続き)である。
【図14】第1の実施形態のデータ抜けの検出とデータ
再送の手順を例示する図である。
【図15】再送データ格納バッファ108の他のデータ
構成を示す図である。
【図16】送信通番管理テーブル107の他のデータ構
成を示す図である。
【図17】再送データ格納バッファ108のさらに他の
データ構成を示す図である。
【図18】受信通番管理テーブル113の他のデータ構
成を示す図である。
【図19】第2の実施形態の送信側と受信側との間のデ
ータ通信の手順を示す図である。
【図20】第2の実施形態の定周期メッセージによるデ
ータ抜けの検出の手順を例示する図である。
【図21】第2の実施形態の定周期データの形式を示す
図である。
【図22】第2の実施形態の定周期送信管理部1301
の処理の流れを示すフローチャートである。
【図23】第3の実施形態の計算機101の構成を示す
図である。
【符号の説明】
107:送信通番管理テーブル、108:再送データ格
納バッファ、109:送信通番管理部、110:再送処
理部、113:受信通番管理テーブル、114:受信通
番管理部、115:再送要求送信部、1301:定周期
送信管理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鮫嶋 茂稔 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 河野 克己 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ送信側のノードとデータ受信側のノ
    ードが伝送路を介して接続され、送信ノードから送信し
    たデータが受信ノードに到達したか否かを検出する伝送
    制御方法において、 送信側ノードで送信先ごとに最新の通番を保持し、送信
    データにその送信先に対応する最新通番を付して受信側
    ノードに送信し、 受信側ノードで送信元ノードごとに最新の通番を保持
    し、送信側ノードから受信したデータの受信通番と保持
    する最新通番とを比較することによってデータ抜けを検
    出することを特徴とする伝送制御方法。
  2. 【請求項2】送信側ノードで最新通番を付した送信デー
    タを順次保存し、受信側ノードが検出したデータ抜けに
    よって送られた再送要求に応答して指定された通番をも
    つ送信データを再送データとして受信側ノードへ送信す
    ることを特徴とする請求項1記載の伝送制御方法。
  3. 【請求項3】送信側ノードで再送要求された通番をもつ
    送信データから当該送信先に対応する最新通番をもつ送
    信データまで一連の送信データを順次受信側ノードへ再
    送し、 受信側ノードで当該送信元ノードについて再送
    要求した通番の受信データから通番の順に1つずつ再送
    データを受信することを特徴とする請求項2記載の伝送
    制御方法。
  4. 【請求項4】送信側ノードではブロードキャストする送
    信先ノードのグループに対応して最新通番を保持するこ
    とを特徴とする請求項1記載の伝送制御方法。
  5. 【請求項5】受信側ノードで最新通番を保持していない
    送信元ノードからデータを受信したとき、該送信元ノー
    ドに対応して付された通番を最新通番として新たに保持
    することを特徴とする請求項1記載の伝送制御方法。
  6. 【請求項6】送信先ごとに最新の通番を保持する代わり
    にデータ種別ごとに最新の通番を保持し、送信データに
    そのデータ種別に対応する最新通番を付して受信側ノー
    ドに送信することを特徴とする請求項1記載の伝送制御
    方法。
  7. 【請求項7】該送信データの他に周期的に該送信先に対
    応する最新通番を受信側ノードに送信し、受信側ノード
    で受信した最新通番と保持する最新通番とを比較するこ
    とによってデータ抜けを検出することを特徴とする請求
    項1記載の伝送制御方法。
  8. 【請求項8】伝送路を介して複数の計算機が接続され、
    送信側計算機から送信したデータが受信側計算機に到達
    したか否かを検出するネットワークシステムを構成する
    計算機において、 送信先ごとに最新の通番を記憶する手段と、送信データ
    にその送信先に対応する最新通番を付して他計算機に送
    信する手段と、送信元計算機ごとに最新の通番を記憶す
    る手段と、他計算機から受信したデータの受信通番と保
    持される最新通番とを比較することによってデータ抜け
    を検出する手段とを有することを特徴とする計算機。
  9. 【請求項9】さらに最新通番を付した送信データを順次
    格納する記憶手段と、他計算機が検出したデータ抜けに
    よって送られた再送要求に応答して指定された通番をも
    つ送信データを再送データとして要求された他計算機へ
    送信する手段とを有することを特徴とする請求項8記載
    の計算機。
  10. 【請求項10】伝送路を介して複数の計算機が接続さ
    れ、送信側計算機から送信したデータが受信側計算機に
    到達したか否かを検出するネットワークシステムにおい
    て、 送信先ごとに最新の通番を記憶する手段と、送信側であ
    る第1の計算機から送られた送信データにその送信先に
    対応する最新通番を付して受信側である第3の計算機に
    送信する手段とを有する第2の計算機と、 送信元計算機ごとに最新の通番を記憶する手段と、第2
    の計算機から受信したデータの受信通番と記憶される最
    新通番とを比較することによってデータ抜けを検出する
    手段とを有する第3の計算機とを設けることを特徴とす
    るネットワークシステム。
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