JPH10259A - 遊技機製造セル貼り工程の遊技基板位置決め装置 - Google Patents

遊技機製造セル貼り工程の遊技基板位置決め装置

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JPH10259A
JPH10259A JP15455396A JP15455396A JPH10259A JP H10259 A JPH10259 A JP H10259A JP 15455396 A JP15455396 A JP 15455396A JP 15455396 A JP15455396 A JP 15455396A JP H10259 A JPH10259 A JP H10259A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セル貼り工程での遊技基板の位置決めを正確
に行う。 【解決手段】 遊技基板1の位置決めからセルシート6
aの合わせまでの間は、ローラーコンベア4aの搬送動
作を中断して、後側基板プッシャー4cで遊技基板1を
前側基板ストッパー4bに押し付けると共に、側部基板
プッシャー4eで遊技基板1を側部基板ストッパー4d
に押し付けて、前側基板ストッパー4bと後側基板プッ
シャー4cと側部基板ストッパー4dと側部基板プッシ
ャー4eとで、遊技基板1の前縁部、後縁部、左右側縁
部の特定位置を四方より挟み付けて遊技基板1の位置決
めを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ機のよ
うな遊技機を製造する際に、意匠図の描かれたセルシー
トを結合するベニヤ等のような遊技基板を位置決めする
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機のような遊技機を製造するメ
ーカでは、木工メーカで略方形な所定寸法に切断された
ベニヤのような遊技基板を、遊技機製造ラインに供給す
ることで、遊技基板の片側表面に意匠図の描かれたセル
シートを接着剤で一体に結合するセル貼り工程、事後工
程での作業の位置決めとなる基準孔やガイドレールの取
付用孔を切削加工する多軸穴空け工程、遊技釘や遊技機
能部品取付用の下穴を押し空けるゲージプレス工程、遊
技機能部品取付用の開口を切削加工するルータ工程、遊
技釘を打ち込む工程、ガイドレールや遊技機能部品を取
り付ける組み立て工程、遊技機能部品が正常に動作する
か検査する検査工程等を順に経て遊技盤(ゲージ盤)を
製造している。
【0003】図5は従来のセル貼り工程を示し、ホット
プレス装置100、糊付け装置101、合わせ装置10
2、コールドプレス装置103に遊技基板104を搬送
方向Xに順に搬送することで、ホットプレス装置100
で遊技基板104を押しながら所定温度に温めた後に、
この温められた遊技基板104の片側表面である上面に
糊付け装置101でエマルジョンタイプの接着剤を付
け、次に、合わせ装置102上で位置決め停止した遊技
基板104の接着剤上に裏面に意匠図の描かれたセルシ
ートをセル供給装置105で側方より位置決め搭載した
後に、コールドプレス装置103でセルシートを遊技基
板104に常温で押し付けて接着剤で投錨結合させる。
この類似構造は、例えば特開平7−155431号公報
に示されている。
【0004】ところで、合わせ装置102では、図6〜
7に示すように、ローラコンベア106で搬送されて来
た遊技基板104を上昇限度位置の前側ストッパー10
7に突き当てて止めた後に、プッシャー108で遊技基
板104を側方に押して側部ストッパー109との間に
挟み付けることで、セルシートを合わせる前に遊技基板
104を位置決めしている。又、ローラコンベア106
は遊技基板104の送り性を良くすることから、ゴム等
のような表面層を有しているのが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の合
わせ装置102で遊技基板104を位置決めする際、ロ
ーラコンベア106は搬送方向Xに回転駆動を続行し、
ローラーコンベア106より遊技基板104に搬送方向
Xの力が付与された状態で、当該遊技基板104を前側
ストッパー107に突き当てることで、当該遊技基板1
04の搬送方向Xの位置決めを行っているので、遊技基
板1を位置決めしている間、ローラーコンベア106の
表面層が遊技基板104に擦れて片減し、セルシートと
の位置合わせ不良を生じて、品質信頼性及び生産効率が
悪かった。又、セル貼り工程での生産効率を上げること
から、図6に示すように、遊技基板104を左右二列で
搬送する場合、二列の間に設けたプッシャー108で各
列の遊技基板104を両側に配置された側部ストッパー
109に押し付けて左右方向の位置決めを行うことか
ら、各列の遊技基板104で左右方向の位置決め基準が
互いに反対側になっている。このように遊技基板104
の左右で位置決め基準となる側が異なると、遊技基板1
04に貼り付けるセルシートの意匠図の向きを左右で同
方向に設定した場合には、セルシートとの位置合わせが
左右の列で相反することになり、セルシートを遊技基板
104に貼り付けた遊技盤がパチンコ店の島に取り付け
られる機枠に組み込まれた際に、機枠と意匠図との合い
が微妙に相違し、品質信頼性が低下することを否めなか
った。又、前側ストッパー107とこれに直交するよう
に配置された側部ストッパー109とが遊技基板104
の前縁部と一側縁部との全域を接触させる長尺に形成し
てあるので、双方のストッパー107,109に接触さ
せる遊技基板104の前縁部と側縁部との直角が正確に
形成されていないと、位置決めが正確に出ないという不
都合もある。
【0006】そこで、この発明は、遊技基板の位置決め
からセルシートの合わせまでの間は遊技基板の搬送動作
を中止し、遊技基板を四方の特定位置で挟み、遊技基板
の位置決めを正確に行うことで、品質信頼性及び生産効
率を向上することができる遊技機製造用セル供給装置を
提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の意匠図の描か
れたセルシートを重ね合わせるために、搬送手段で搬送
されて来るパチンコ機のような遊技機用の遊技基板を位
置決め停止する遊技機製造セル貼り工程の遊技基板位置
決め装置は、位置決め停止の際に遊技基板の搬送動作を
中断する搬送手段と、遊技基板の搬送路とこれを避ける
位置とに昇降して遊技基板の前縁部の特定位置に突き当
てて遊技基板を止める前側基板ストッパーと、遊技基板
の搬送路とこれを避ける位置とに昇降すると共にその搬
送路上で前側基板ストッパー側に移動して遊技基板の後
縁部の特定位置を押すことで遊技基板を前側基板ストッ
パーとで挟み付ける後側基板プッシャーと、遊技基板の
搬送路上の一側方で遊技基板の側縁部の特定位置に突き
当てて遊技基板を止める側部基板ストッパーと、遊技基
板の搬送路の他側方より側部基板ストッパー側に移動し
て遊技基板の側縁部の特定位置を押すことで遊技基板を
側部基板ストッパーとで挟み付ける側部基板プッシャー
とを備えたことを特徴としている。この請求項1の構成
によれば、遊技基板の位置決めからセルシートの合わせ
までの間は、搬送手段の搬送動作を中断して、後側基板
プッシャーで遊技基板を前側基板ストッパーに押し付け
ると共に、側部基板プッシャーで遊技基板を側部基板ス
トッパーに押し付けて、前側基板ストッパーと後側基板
プッシャーと側部基板ストッパーと側部基板プッシャー
とで遊技基板の前縁部、後縁部、左右側縁部の特定位置
を四方より挟み付けて遊技基板を位置決めすることによ
り、遊技基板と搬送手段との擦れを無くし、搬送手段に
遊技基板の送り性を良くする表面層を設けた場合でも、
当該表面層に位置決め中における遊技基板との擦れに起
因する片減りが生じることを阻止することができて、遊
技基板の位置決めを正確に行うことができ、品質信頼性
及び生産効率を向上することができる。遊技基板を左右
二列で搬送するようにした場合、側部基板ストッパーを
左右二列の遊技基板に対して例えば搬送方向の右側とい
うように同一側に配置して、左右二列の遊技基板におけ
る左右の位置決め基準を互いに同一方向に設定すれば、
遊技基板に貼り付けるセルシートの意匠図の向きを左右
で同方向に設定しても、セルシートとの位置合わせが左
右の列で同方向になり、セルシートを遊技基板に貼り付
けた遊技盤がパチンコ店の島に取り付けられる機枠に組
み込まれた際に、機枠と意匠図との合いも一様となり、
品質信頼性を向上することができる。又、遊技基板の1
枚につき左右に離隔配置された複数の前側基板ストッパ
ーが遊技基板の前縁部の特定位置に2点接触し、これら
の前側基板ストッパーの左右方向の2等分位置に対応し
て設けられた後側基板プッシャーが遊技基板の後縁部の
特定位置を1点接触し、これらの前側基板ストッパーと
後側基板プッシャーとで遊技基板の前後を挟み付けて、
遊技基板の前後の位置決めを行った後に、側部基板プッ
シャーで遊技基板を側部基板ストッパーに押し付けるこ
とで、前側基板ストッパーと平行する1本の直線上で互
いに対向配置された側部基板ストッパーと側部基板プッ
シャーとが遊技基板の左右側縁部の特定位置をそれぞれ
1点接触して遊技基板の左右を挟み付けて、遊技基板の
左右の位置決めを行うようにすれば、遊技基板の四辺で
の直角が正確に形成されていなくとも、位置決めが正確
にできて、遊技基板にセルシートを正確に重ね合わせる
ことができる。又、前側基板ストッパーと後側基板プッ
シャーとで遊技基板の前後の位置決めを行った後に、側
部基板ストッパーと側部基板プッシャーとで遊技基板の
左右の位置決めを行う際に、前側基板ストッパーと後側
基板プッシャーとを回転可能に支持すれば、側部基板プ
ッシャーで遊技基板を側部基板ストッパーに押し付ける
横移動を容易に行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1〜4は一実施形態を示してい
る。先ず、図1に示すように、セル貼り工程では、遊技
基板1をホットプレス装置2で押しながら所定温度に温
め、この遊技基板1の片側表面である上面に糊付け装置
3でエマルジョンタイプの接着剤を付けた後に、合わせ
装置4上で遊技基板1を位置決め停止し、次に、この遊
技基板1の接着剤上にセル供給装置5で裏面に意匠図の
描かれたセルシート6aを位置決め搭載し、更に、コー
ルドプレス装置7でセルシート6aを遊技基板1に常温
で押し付けて接着剤で投錨結合させる。
【0009】この実施形態では、ホットプレス装置2、
糊付け装置3、合わせ装置4、コールドプレス装置7に
遊技基板1を左右二列で搬送する態様である。
【0010】合わせ装置4は、図2及び図3にも示すよ
うに、遊技基板1を搬送する搬送手段としてのローラコ
ンベア4aの搬送動作で糊付け装置3より搬送方向X1
に搬送されて来た遊技基板1を、左右で対となるように
2組設けた前側基板ストッパー4b、後側基板プッシャ
ー4c、側部基板ストッパー4d、側部基板プッシャー
4eで位置決めする。即ち、前側基板ストッパー4bと
後側基板プッシャー4cとが遊技基板1の搬送方向X1
の前後の位置決めを行い、側部基板ストッパー4dと側
部基板プッシャー4eとが遊技基板1の搬送方向X1と
直交する方向である左右の位置決めを行う。
【0011】ローラーコンベア4aは遊技基板1が前側
基板ストッパー4bに到達する位置又はその直前に来た
ことを検出した図外のセンサーからの信号で搬送動作を
停止し、図3に示す合わせ側吸着搬送機構15によるセ
ルシート6aの遊技基板1への搭載完了又は前側基板ス
トッパー4bの下降完了で搬送動作を再開する。
【0012】前側基板ストッパー4bは機構本体に取り
付けられた図3に示すストッパー昇降シリンダー4fに
より、遊技基板1が前側基板ストッパー4bの位置に到
達する以前に、ローラコンベア4aを構成する一対のロ
ーラーの隙間より上昇して図3に実線で示す遊技基板1
の前縁部を当接し得る上昇限度位置に停止する一方、遊
技基板1にセルシート6aが重ね合わされた後に、上昇
限度位置より前記一対のローラーの隙間を経由して遊技
基板1と干渉しない下降限度位置に停止する。この前側
基板ストッパー4bは、ストッパー昇降シリンダー4f
で昇降するセットプレート4gに遊技基板1の1枚につ
き左右に離隔配置されて取り付けられている。
【0013】後側基板プッシャー4cは、機構本体に取
り付けられたプッシャー昇降シリンダー4hと、これに
取り付けられたプッシャー前後シリンダー4iとによ
り、遊技基板1が後側基板プッシャー4cの位置に到達
する以前に、前記一対のローラーの隙間より遊技基板1
と干渉しない下降限度位置に停止し、遊技基板1が前側
基板ストッパー4bの位置に到達した後に、下降限度位
置より前記一対のローラーの隙間を経由して上昇して図
3に実線で示す遊技基板1の後縁部と対向する上昇限度
位置に停止した後に、図3に仮想線で示すように前進し
て遊技基板1を上昇限度位置の前側基板ストッパー4b
とで挟み付ける。この後側基板プッシャー4cは前側基
板ストッパー4bの左右方向の2等分位置に対応して設
けられている。
【0014】側部基板ストッパー4dと側部基板プッシ
ャー4eとは、機構本体に取り付けられた図2に示すス
トッパー前後シリンダー4jとプッシャー前後シリンダ
ー4kとにより、遊技基板1が前側基板ストッパー4b
に当接して停止した後に、相互に近づく方向に前進して
遊技基板1の左右側部の特定位置を挟み付ける。この特
定位置は、側部基板ストッパー4dと側部基板プッシャ
ー4eとが、前側基板ストッパー4bと平行する1本の
直線上で互いに対向する位置である。この側部基板スト
ッパー4dは左右二列の遊技基板1に対して例えば搬送
方向X1の右側というように同一側に配置され、側部基
板プッシャー4eは左右二列の遊技基板1に対して例え
ば搬送方向X1の左側というように同一側に配置されて
いて、左右二列の遊技基板1において左右での位置決め
基準が互いに同一方向となるように設定されている。
【0015】この側部基板ストッパー4dの前進限度位
置は、遊技基板1に接着するセルシート6aの位置によ
り、前記側部セルストッパー14cの前進限度位置を基
準として設定されている。例えば、セルシート6aの一
側を遊技基板1の一側に面一に接着する場合には前進限
度位置での側部基板ストッパー4dと側部セルストッパ
ー14cとが搬送方向X1で一直線上に並び、セルシー
ト6aの一側を遊技基板1の一側より内側に数ミリ入っ
て接着する場合には前進限度位置での側部セルストッパ
ー14cが側部基板ストッパー4dより内側に同一寸法
入った態様となる。
【0016】セル供給装置5は、図1に示すように、合
わせ装置4の側方に設けられた準備部11に多数枚のセ
ルシート6aが積み重ねられたセルブロック6を搭載し
て準備し、このセルブロック6を準備部11より前方
(遊技基板の搬送方向X1と逆向き)X2に押出爪11
aでガイドレール11bに沿って押し出して収容部12
に収容し、収容側吸着搬送機構13で収容部12のセル
ブロック6よりセルシート6aを1枚づつ前方X2に取
り出してガイド搬送機構14に受け渡し、ガイド搬送機
構14でセルシート6aを搬送方向X1と直交する搬送
方向Yに搬送し、ガイド搬送機構14の前後一対の可動
ガイドレール14a,14b、左右一対の側部セルスト
ッパ14c、側部セルプッシャー14dで位置決めし、
この位置決めされたセルシート6aを合わせ側吸着搬送
機構15でガイド搬送機構14より搬送方向X1の下流
側に取り出して、合わせ側吸着搬送機構15でセルシー
ト6aを合わせ装置4に位置決め停止された遊技基板1
にその真上より搭載供給する。
【0017】この実施形態では、合わせ側吸着搬送機構
15でセルシート6aをガイド搬送機構14から合わせ
装置4上の遊技基板1に搭載する1サイクル動作間に、
収容側吸着搬送機構13が収容部12よりセルシート6
aを1枚づつ2回取り出してガイド搬送機構14に搬出
し、ガイド搬送機構14が収容側吸着搬送機構13より
セルシート6aを受け取る度に搬送方向Yに1枚づつ2
回送り、合わせ側吸着搬送機構15が左右に配置された
2枚のセルシート6aを合わせ装置4に位置決め停止さ
れた左右2枚の遊技基板1に個別に供給する。
【0018】ガイド搬送機構14は、収容側吸着搬送機
構13が収容部12より取り出したセルシート6aを合
わせ装置4の側方に配置された受取部14eで受け取
り、受取部14eと合わせ装置4上に敷設された位置決
定部14fとに跨がって無端状に配置された前後一対の
チェーン14gにセルシート6aの左右方向の外形であ
る横幅以上の間隔を以て結合された複数の押出爪14h
で、セルシート6aを、合わせ装置4における遊技基板
1の搬送路上に当該遊技基板1と干渉しないように、受
取部14eから位置決定部14fに搬送し、その位置で
ガイドレール14a,14bが互いに近づく方向に移動
し、側部セルストッパ14cと側部セルプッシャー14
dとが互いに近づく方向に移動し、これらのガイドレー
ル14a,14b、側部セルストッパ14c、側部セル
プッシャー14dでセルシート6aの四辺を挟むように
して、セルシート6aの前後左右の位置決めを行う。
【0019】合わせ側吸着搬送機構15は、ガイド搬送
機構14の位置決定部14fの上方に位置するように取
り付けられたパッド前後シリンダー15aとこれに取り
付けられたパッド昇降シリンダー15bとで図3に一点
鎖線で示す軌跡Rを描くように吸着パッド15cを昇降
及び前後に駆動することで、吸着パッド15cがガイド
搬送機構14の位置決定部14fより並列配置に位置決
めされた2枚のセルシート6aを吸着して合わせ装置4
上の遊技基板1にその上方より搭載する。
【0020】吸着パッド15cは図外の真空パイプと図
外の真空バルブとを介して図外のモータ駆動形の真空ポ
ンプの吸引口部に接続していて、真空バルブの開動作で
外気を吸引する動作でセルシート6aを吸引吸着し、真
空バルブの閉動作及び吸着パッド15c側への大気開放
動作でセルシート6aへの吸引吸着を解放する。
【0021】又、図4に示すように、前側基板ストッパ
ー4b、後側基板プッシャー4c、側部基板ストッパー
4d、側部基板プッシャー4eは、セットプレート4g
又はシリンダーのピストンロッドに立設された支持部材
4mに上方より回転可能に外嵌装着されている。
【0022】この実施形態の構造によれば、ホットプレ
ス装置2、糊付け装置3、合わせ装置4、コールドプレ
ス装置7が駆動して、セル貼り工程が稼働している状態
において、遊技基板1がホットプレス装置2から糊付け
装置3を経て合わせ装置4に送られて来ると、当該遊技
基板1が上昇限度位置の前側基板ストッパー4bに当接
するか又はその直前に、ローラーコンベア4aの搬送動
作が停止する。
【0023】引き続き、後側基板プッシャー4cが下降
限度位置から上昇して上昇限度位置に停止した後に前進
して、前側基板ストッパー4bとで遊技基板1を前後方
向より挟み付ける。これと並行して、側部基板ストッパ
ー4dと側部基板プッシャー4eとが後退限度位置から
前進して遊技基板1を左右方向より挟み付ける。この側
部基板プッシャー4eで遊技基板1が側部基板ストッパ
ー4dに押し付けられる際、前側基板ストッパー4bと
後側基板プッシャー4cとが従動回転し、遊技基板1の
横移動が容易になる。
【0024】一方、合わせ側吸着搬送機構15の吸着パ
ッド15cが位置決定部14fに向けて下降してガイド
搬送機構14におけるガイドレール14a,14b、側
部セルストッパー14c、側部セルプッシャー14dで
位置決めされたセルシート6aを吸引吸着し、当該セル
シート6aを軌跡Rを経由して合わせ装置4上の遊技基
板1の接着剤上に搭載した後に、吸着パッド15cが吸
引動作を停止すると共に真空経路を大気開放した後に前
記と逆に向きに軌跡Rを通って図3に示す位置に復帰停
止する。
【0025】要するに、この実施形態によれば、遊技基
板1を位置決めする際、ローラコンベア4aの搬送動作
を中断して、遊技基板1とローラーコンベア4aとの擦
れを無くしたので、ローラーコンベア4aの各ローラー
に遊技基板1の送り性を良くすることからゴム等のよう
な表面層を設けた場合でも、当該表面層の遊技基板1と
の擦れに起因する片減りが生じる不都合を解消すること
ができる。
【0026】しかも、図1に示すように、遊技基板1を
左右二列で搬送する場合に、側部基板ストッパー4dを
左右二列の各遊技基板1に対して例えば搬送方向X1の
右側というように同一側に配置して、左右二列の各遊技
基板1における左右の位置決め基準を互いに同一方向に
設定したので、各列の遊技基板1に貼り付けるセルシー
ト6aの意匠図の向きを左右で同方向に設定しても、セ
ルシートとの位置合わせが左右の列で同方向になり、セ
ルシート6aを遊技基板1に貼り付けた遊技盤がパチン
コ店の島に取り付けられる機枠に組み込まれた際に、機
枠と意匠図との合いも一様となり、品質信頼性を向上す
ることができる。
【0027】又、遊技基板1の1枚につき左右に離隔配
置された複数の前側基板ストッパー4bが遊技基板1の
前縁部の特定位置にあたかも2点のように接触し、これ
らの前側基板ストッパー4bの左右方向の2等分位置に
対応して設けられた後側基板プッシャー4cが遊技基板
1の後縁部の特定位置にあたかも1点のように接触する
ことで、前側基板ストッパー4bと後側基板プッシャー
4cとで遊技基板1の前後を挟み付けて、遊技基板1の
前後の位置決めを行う一方、側部基板ストッパー4eの
押力を側部基板プッシャー4eの押力より高圧力に設定
し、側部基板プッシャー4eで遊技基板1を側部基板ス
トッパー4dに押し付ける際、側部基板ストッパー4d
が後退しないようにして、側部基板プッシャー4eで遊
技基板1を側部基板ストッパー4dに押し付けること
で、前側基板ストッパー4bと平行する1本の直線上で
互いに対向配置された側部基板ストッパー4dと側部基
板プッシャー4eとが遊技基板1の左右側縁部の特定位
置のそれぞれにあたかも1点のように接触して遊技基板
1の左右を挟み付けて、遊技基板1の左右の位置決めを
行うので、遊技基板1の四辺での直角が正確に形成され
ていなくとも、位置決めを正確に行うことができて、遊
技基板1にセルシート6aを正確に重ね合わせることが
できる。
【0028】前記実施形態では遊技基板1を複数列で搬
送する場合を図示して説明したが、遊技基板1を1列で
搬送する構造でも同様に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施形態のセル貼り工程を示す平面図。
【図2】 図1のA−A線に沿う断面図。
【図3】 図1のB矢印方向からの手前側の側壁を取り
除いた側面図。
【図4】 図1のC−C線に沿う断面図。
【図5】 従来のセル貼り工程を示す平面図。
【図6】 従来の合わせ装置を示す平面図。
【図7】 図6のD−D線に沿う断面図
【符号の説明】
4 合わせ装置 4a ローラーコンベア(搬送手段) 4b 前側基板ストッパー 4c 後側基板プッシャー 4d 側部基板ストッパー 4e 側部基板プッシャー 5 セル供給装置 6 セルブロック 6a セルシート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 意匠図の描かれたセルシートを重ね合わ
    せるために、搬送手段で搬送されて来るパチンコ機のよ
    うな遊技機用の遊技基板を位置決め停止する遊技機製造
    セル貼り工程の遊技基板位置決め装置であって、位置決
    め停止の際に遊技基板の搬送動作を中断する搬送手段
    と、遊技基板の搬送路とこれを避ける位置とに昇降して
    遊技基板の前縁部の特定位置に突き当てて遊技基板を止
    める前側基板ストッパーと、遊技基板の搬送路とこれを
    避ける位置とに昇降すると共にその搬送路上で前側基板
    ストッパー側に移動して遊技基板の後縁部の特定位置を
    押すことで遊技基板を前側基板ストッパーとで挟み付け
    る後側基板プッシャーと、遊技基板の搬送路上の一側方
    で遊技基板の側縁部の特定位置に突き当てて遊技基板を
    止める側部基板ストッパーと、遊技基板の搬送路の他側
    方より側部基板ストッパー側に移動して遊技基板の側縁
    部の特定位置を押すことで遊技基板を側部基板ストッパ
    ーとで挟み付ける側部基板プッシャーとを備えたことを
    特徴とする遊技機製造セル貼り工程の遊技基板位置決め
    装置。
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JP2008113853A (ja) * 2006-11-06 2008-05-22 Ito Tekkosho:Kk パチンコ面板のセル板への二次元コードの印字方法、及びその装置

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