JPH10259628A - 吐水管 - Google Patents
吐水管Info
- Publication number
- JPH10259628A JPH10259628A JP6513897A JP6513897A JPH10259628A JP H10259628 A JPH10259628 A JP H10259628A JP 6513897 A JP6513897 A JP 6513897A JP 6513897 A JP6513897 A JP 6513897A JP H10259628 A JPH10259628 A JP H10259628A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- section
- water
- water flow
- net
- water discharge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Domestic Plumbing Installations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 網部を有する挿入部材を通水路に簡単に着脱
することができる吐水管の提供。 【解決手段】 吐水管1の通水路5に、通水路5の開口
部11に該開口部の封止部10cと、通水路5内を横断
する網状部と開口部に保持する保持手段とを有する挿入
部材10を備えた吐水管。
することができる吐水管の提供。 【解決手段】 吐水管1の通水路5に、通水路5の開口
部11に該開口部の封止部10cと、通水路5内を横断
する網状部と開口部に保持する保持手段とを有する挿入
部材10を備えた吐水管。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、整流手段、ストレ
ーナ等の網状部を有する挿入部材を通水路に対して水密
にかつ着脱自在にした吐水管に関するものである。
ーナ等の網状部を有する挿入部材を通水路に対して水密
にかつ着脱自在にした吐水管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、吐水管の吐水口に均一な流速及び
流量の水を供給するために整流網が設けられる。従来の
整流網の取付構造は、吐水口が円形であれば、ねじ込む
ことにより取り付けるものがある。
流量の水を供給するために整流網が設けられる。従来の
整流網の取付構造は、吐水口が円形であれば、ねじ込む
ことにより取り付けるものがある。
【0003】また、吐水口が非円形状である場合、ねじ
込むことは不可能であるため、例えば、実公平3−36
604号公報に記載されている吐水管の場合、通水路内
にネットを固定配置し、平パッキンを介して蓋をビスで
固定している。
込むことは不可能であるため、例えば、実公平3−36
604号公報に記載されている吐水管の場合、通水路内
にネットを固定配置し、平パッキンを介して蓋をビスで
固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の整流網の取
り付けは、吐水口が円形の場合、整流網取り付けのため
のねじの形成、ねじ込による取り付けで、手間がかか
り、また、吐水口が非円形状である場合、整流網の取付
構造が複雑で、整流網の取り付けあるいは取り外しに手
間を要する。
り付けは、吐水口が円形の場合、整流網取り付けのため
のねじの形成、ねじ込による取り付けで、手間がかか
り、また、吐水口が非円形状である場合、整流網の取付
構造が複雑で、整流網の取り付けあるいは取り外しに手
間を要する。
【0005】本発明は、網状部を有する挿入部材を通水
路に簡単に着脱することができる吐水管を提供するもの
である。
路に簡単に着脱することができる吐水管を提供するもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の吐水管は、通水
路の開口部に、該開口部の封止部と通水路内を横断する
網状部と前記開口部に保持する保持手段とを有する挿入
部材を備えている。
路の開口部に、該開口部の封止部と通水路内を横断する
網状部と前記開口部に保持する保持手段とを有する挿入
部材を備えている。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の網状部を有する挿入部材
を挿入した吐水管は、保持手段として、開口部側壁とシ
ール部材の摩擦力とする。
を挿入した吐水管は、保持手段として、開口部側壁とシ
ール部材の摩擦力とする。
【0008】また、本発明の吐水管の通水路の断面形状
は、円形だけでなく、偏平形状とすることもできる。
は、円形だけでなく、偏平形状とすることもできる。
【0009】なお、本発明の吐水管は、吐水管の通路に
着脱自在でかつ網状部を有する挿入部材を水密状態で挿
入している。
着脱自在でかつ網状部を有する挿入部材を水密状態で挿
入している。
【0010】本発明の網状部を有する挿入部材として
は、例えば、ストレーナ、整流網は、ブロック状の止部
と止部から立設した網状部とから構成され、封止部の周
囲にシール部材を設け、封止部と吐水管の開口部とを水
密にかつ着脱自在にする。
は、例えば、ストレーナ、整流網は、ブロック状の止部
と止部から立設した網状部とから構成され、封止部の周
囲にシール部材を設け、封止部と吐水管の開口部とを水
密にかつ着脱自在にする。
【0011】
【実施例】図1は本発明の吐水管の一実施例を示し、図
1−(a)は一部縦断面図、図1−(b)は図1−
(a)のA−A断面図である。なお、本実施例では、図
1−(b)の断面図に示すように、吐水管の断面形状を
偏平形状とした例である。
1−(a)は一部縦断面図、図1−(b)は図1−
(a)のA−A断面図である。なお、本実施例では、図
1−(b)の断面図に示すように、吐水管の断面形状を
偏平形状とした例である。
【0012】吐水管本体1は、外殻2とその内側に内装
された2本の通水可とう管3とからなる通水部4、及び
通水可とう管3が接続される整流機構部5で構成され
る。通水可とう管3の材料としては、例えば塩化ビニー
ル、樹脂、ゴム、を用いることができる。また、外殻2
には、例えば、金属、樹脂を利用するが、外殻2には通
水されず、通水可とう管3及び整流機構部5を通水路と
なる内管にして通水するので、外殻2を厚くする必要が
なく肉薄でよいため、外形を大きくすることもなく二重
構造にすることができるので、材料費を低減させること
ができる。
された2本の通水可とう管3とからなる通水部4、及び
通水可とう管3が接続される整流機構部5で構成され
る。通水可とう管3の材料としては、例えば塩化ビニー
ル、樹脂、ゴム、を用いることができる。また、外殻2
には、例えば、金属、樹脂を利用するが、外殻2には通
水されず、通水可とう管3及び整流機構部5を通水路と
なる内管にして通水するので、外殻2を厚くする必要が
なく肉薄でよいため、外形を大きくすることもなく二重
構造にすることができるので、材料費を低減させること
ができる。
【0013】図2は本発明の吐水管の整流機構部の一実
施例を示し、図2−(a)は横断面、図2−(b)は図
2−(a)のB−B断面図、図2−(c)はストレーナ
付キャップの斜視図である。
施例を示し、図2−(a)は横断面、図2−(b)は図
2−(a)のB−B断面図、図2−(c)はストレーナ
付キャップの斜視図である。
【0014】図1及び図2において、通水路となる整流
機構部5は、通水可とう管3が接続される二つの円形の
通水部5aと、通水部5aの開口部5bから広がる吐水
口部5cとからなっており、吐水口部5cには、通水拡
散及び緩衝のために、開口部5bの近傍に突起6、及び
吐水口部5cの吐水口近傍にメッシュ網やパンチングメ
タル等の整流網7がそれぞれ組み込まれている。
機構部5は、通水可とう管3が接続される二つの円形の
通水部5aと、通水部5aの開口部5bから広がる吐水
口部5cとからなっており、吐水口部5cには、通水拡
散及び緩衝のために、開口部5bの近傍に突起6、及び
吐水口部5cの吐水口近傍にメッシュ網やパンチングメ
タル等の整流網7がそれぞれ組み込まれている。
【0015】通水可とう管3は、整流機構部5の二つの
通水部5aの接続部5dに嵌め込んで、ホースバンド8
により締め付けて通水可とう管3と整流機構部5とを接
続した後に、これらを外殻2の中に通しビス9により固
定する。
通水部5aの接続部5dに嵌め込んで、ホースバンド8
により締め付けて通水可とう管3と整流機構部5とを接
続した後に、これらを外殻2の中に通しビス9により固
定する。
【0016】その後、網状部を有する挿入部材として着
脱可能なストレーナ付キャップ10を外殻2を通して通
水路となる整流機構部5に嵌め込む。図2に示すよう
に、ストレーナ付キャップ10は、ブロック状の封止部
10aに網部となるス卜レーナ10bを立設し、封止部
10aの周囲にシール材としてOリング10cが設けら
れている。ストレーナ取付部のOリング10bは、整流
機構部5の開口部11に挿入してもOリング10bがス
トレーナ取付部と整流機構部5の開口部11とに密着し
て水密状態に挿入されるので、漏水の心配はない。
脱可能なストレーナ付キャップ10を外殻2を通して通
水路となる整流機構部5に嵌め込む。図2に示すよう
に、ストレーナ付キャップ10は、ブロック状の封止部
10aに網部となるス卜レーナ10bを立設し、封止部
10aの周囲にシール材としてOリング10cが設けら
れている。ストレーナ取付部のOリング10bは、整流
機構部5の開口部11に挿入してもOリング10bがス
トレーナ取付部と整流機構部5の開口部11とに密着し
て水密状態に挿入されるので、漏水の心配はない。
【0017】図3は本発明の吐水管の別実施例を示し、
図3−(a)は整流網キャップを挿入する前の状態の平
面図、図3−(b)は整流網キャップの正面図、図3−
(c)は図3−(a)のC−C断面図である。
図3−(a)は整流網キャップを挿入する前の状態の平
面図、図3−(b)は整流網キャップの正面図、図3−
(c)は図3−(a)のC−C断面図である。
【0018】整流網キャップ12は、ブロック状の挿入
部12aに整流網12bを立設し、封止部12aの周囲
にシール部材としてOリング12cが設けられている。
封止部12aのOリング12cは、整流機構部5の挿入
開口部11に挿入してもOリング12cが整流機構部5
の開口部11とに密着して水密状態に挿入されるので、
漏水の心配はない。
部12aに整流網12bを立設し、封止部12aの周囲
にシール部材としてOリング12cが設けられている。
封止部12aのOリング12cは、整流機構部5の挿入
開口部11に挿入してもOリング12cが整流機構部5
の開口部11とに密着して水密状態に挿入されるので、
漏水の心配はない。
【0019】
(1) 本発明により、吐水口が円形あるいは非円形で
あっても、その先端部付近に整流網及びストレーナ等の
網状部を有する挿入部材を通水路の開口部に挿入したた
め、取付取外しが簡単になる。また、その挿入位置は、
先端部付近に限らないのでデザイン上の自由度も増す。
あっても、その先端部付近に整流網及びストレーナ等の
網状部を有する挿入部材を通水路の開口部に挿入したた
め、取付取外しが簡単になる。また、その挿入位置は、
先端部付近に限らないのでデザイン上の自由度も増す。
【0020】(2) 扁平な形状の整流網を挿入した後
に天井部をパッキンを介して蓋をビス止めするといった
従来の方式に対し、通水路の吐水口部において網部を有
する挿入部材をシール部材の摩擦力で保持するため、着
脱が容易になる。
に天井部をパッキンを介して蓋をビス止めするといった
従来の方式に対し、通水路の吐水口部において網部を有
する挿入部材をシール部材の摩擦力で保持するため、着
脱が容易になる。
【0021】(3) 吐水管の通水路の断面形状を偏平
形状とした場合には、吐水口直前に整流網を固定した場
合でも、整流網より手前の通水路に、本発明の挿入部材
を設けることで、容易に水抜き及びゴミの除去が可能と
なる。
形状とした場合には、吐水口直前に整流網を固定した場
合でも、整流網より手前の通水路に、本発明の挿入部材
を設けることで、容易に水抜き及びゴミの除去が可能と
なる。
【0022】(4) 吐水管の通水路の開口部に、網状
部を有する挿入部材を着脱自在でかつ水密状態で挿入で
きるため、挿入部材の取り付けが用意である。
部を有する挿入部材を着脱自在でかつ水密状態で挿入で
きるため、挿入部材の取り付けが用意である。
【0023】また、保持部の厚みが小さいため、可及的
に吐水管を薄い偏平形状にすることができる。
に吐水管を薄い偏平形状にすることができる。
【図1】本発明の吐水管の一実施例を示し、図1−
(a)は一部縦断面図、図1−(b)は図1−(a)の
A−A断面図である。
(a)は一部縦断面図、図1−(b)は図1−(a)の
A−A断面図である。
【図2】本発明の吐水管の整流機構部の一実施例を示
し、図2−(a)は横断面、図2−(b)は図2−
(a)のB−B断面図、図2−(c)はストレーナー付
キャップの斜視図である。
し、図2−(a)は横断面、図2−(b)は図2−
(a)のB−B断面図、図2−(c)はストレーナー付
キャップの斜視図である。
【図3】本発明の吐水管の別実施例を示し、図3−
(a)は整流網キャップを挿入した状態の平面図、図3
−(b)は整流網キャップの正面図、図3−(c)は図
3−(a)のC−C断面図である。
(a)は整流網キャップを挿入した状態の平面図、図3
−(b)は整流網キャップの正面図、図3−(c)は図
3−(a)のC−C断面図である。
1 吐水管本体 2 外殻 3 通水可とう管 4 通水部 5 整流機構部 5a 通水部 5b 開口部 5c 吐水口部 5d 接続部 6 突起 7 整流網 8 ホースバンド 9 ビス 10 ストレーナ一付キャップ(挿入部材) 10a 封止部 10b ス卜レーナ 10c Oリング 11 開口部 12 整流網キャップ(挿入部材) 12a 封止部 12b 整流網 12c Oリング
Claims (4)
- 【請求項1】 通水路の開口部に、該開口部の封止部と
通水路内を横断する網状部と前記開口部に保持する保持
手段とを有する挿入部材を備えたことを特徴とする吐水
管。 - 【請求項2】 保持手段が、開口部側壁とシール部材の
摩擦力であることを特徴とする請求項1記載の吐水管。 - 【請求項3】 吐水管の通水路の断面形状を偏平形状と
したことを特徴とする請求項1又は2記載の吐水管。 - 【請求項4】 吐水管の通水路に、通水路の開口部に着
脱自在でかつ網状部を有する挿入部材を水密状態で挿入
したことを特徴とする吐水管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6513897A JPH10259628A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 吐水管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6513897A JPH10259628A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 吐水管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10259628A true JPH10259628A (ja) | 1998-09-29 |
Family
ID=13278238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6513897A Pending JPH10259628A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 吐水管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10259628A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010138647A (ja) * | 2008-12-12 | 2010-06-24 | Inax Corp | 吐水装置 |
JP2010209549A (ja) * | 2009-03-09 | 2010-09-24 | San-Ei Faucet Mfg Co Ltd | 吐出装置及び水栓 |
CN105121754A (zh) * | 2013-03-12 | 2015-12-02 | 纽珀有限公司 | 用于卫生用具中的通气装置的具有旋转网格件的***件和旋转网格件 |
JP2019210629A (ja) * | 2018-05-31 | 2019-12-12 | 株式会社Lixil | 水回り部品及び水回り装置 |
-
1997
- 1997-03-18 JP JP6513897A patent/JPH10259628A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010138647A (ja) * | 2008-12-12 | 2010-06-24 | Inax Corp | 吐水装置 |
JP2010209549A (ja) * | 2009-03-09 | 2010-09-24 | San-Ei Faucet Mfg Co Ltd | 吐出装置及び水栓 |
CN105121754A (zh) * | 2013-03-12 | 2015-12-02 | 纽珀有限公司 | 用于卫生用具中的通气装置的具有旋转网格件的***件和旋转网格件 |
JP2019210629A (ja) * | 2018-05-31 | 2019-12-12 | 株式会社Lixil | 水回り部品及び水回り装置 |
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