JPH10257318A - 階調記録方法 - Google Patents

階調記録方法

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JPH10257318A
JPH10257318A JP9057677A JP5767797A JPH10257318A JP H10257318 A JPH10257318 A JP H10257318A JP 9057677 A JP9057677 A JP 9057677A JP 5767797 A JP5767797 A JP 5767797A JP H10257318 A JPH10257318 A JP H10257318A
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晋一 竹本
Takeshi Ota
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Abstract

(57)【要約】 【課題】拡張ディザ法を用いたときに、画像濃度が連続
的に変化した場合においても、隣合う階調レベルの境界
部分に白筋又は黒筋などの不整合が現れないことを目的
とする。 【解決手段】露光パターンにおけるXアドレス、Yアド
レスの中の任意の値をAX1、AX2、AY1、AY2
とし、任意のZアドレスAZで指定される露光パターン
について(AX1,AY1)から(AX2,AY2)の
範囲の領域に含まれる黒要素の個数をカウントする関数
をF(AX1〜AX2,AY1〜AY2,AZ)とし、
αを係数とし、次の条件式を成立させる方法である。 |F(AX1〜AX2,AY1〜AY2,AZ)−F
(AX1〜AX2,AY1〜AY2,AZ−1)|≦|
F(0〜m−1,0〜n−1,AZ)−F(0〜m−
1,0〜n−1,AZ−1)+(m×n×α)|

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、面積階調による中
間調再現のための階調記録方法に関し、例えば電子写真
式の複写機又はプリンタ装置などに利用される。
【0002】
【従来の技術】従来より、プリンタ装置又はデジタル複
写機などにおいて、中間調のある画像を記録するため
に、濃度パターン法、ディザ法など、種々の面積階調に
よる記録方法が提案されている。
【0003】濃度パターン法は、原画像の1画素に対し
てm×nのマトリックスの各ドット(要素)のしきい値
を対応させ、互いに異なる複数の面積パターンで表すも
のである。
【0004】ディザ法は、原画像の1画素に対してm×
nのマトリックスの各ドットのしきい値を1対1に対応
させるものであり、中心を核として順次太っていくよう
に構成されたドット集中型(Fattening型)
と、ドットがなるべく分散するように構成されたドット
分散型(Bayer型)とに分類される。ドット分散型
のしきい値マトリックスを用いた場合には、レーザ光の
光強度分布の影響で高γ(ガンマ)の記録特性となって
しまう。一方、ドット集中型のしきい値マトリックスを
用いた場合には、階調数を増大させるためにマトリック
スサイズを大きくとると解像度が低下し、解像度を向上
させるためにマトリックスサイズを小さくとると階調数
が減少してしまう。
【0005】また、階調性及び解像度を両立させるため
の記録方法として、図15の濃度パターンPSH1〜4
に示すように、ドット集中型のしきい値マトリックスを
変形したものとパルス幅変調とを組み合せた方法(IH
法)が提案されている(電子写真学会誌第25巻第1号
1986年第34頁)。このIH法による表現可能な階
調数rは、パルス幅変調によるドット分割数Rとマトリ
ックスサイズm×mとにより、全白を含めると、r=m
×m×R×0.5+1となり、これ以前のディザ法と比
べて高画質の出力が得られる。
【0006】しかし、IH法を用いた場合であっても、
ドット集中型の場合と同様に、レーザ光の光強度分布の
影響による出力特性の高ガンマ化が避けられない。その
ため、直線化出力を得るためには、濃度変化が等間隔と
なるように必要なステップのみを抜き出さなくてはなら
ない。したがって、その場合には、上述の式で計算され
る階調数rに比べて実際の階調数は低下してしまい、そ
れだけ画質が低下する。
【0007】このように、従来においては、階調性と解
像度との両立が充分に図られているとは言い難い。これ
は、出力濃度を上げるためには、マトリックス領域内に
おける発光ドット数、即ち合計露光時間(トータル露光
時間)を増やさなければならないという前提に立ってい
るためである。例えば上述したIH法の場合に、階調数
rを増大させるためにはマトリックスサイズmを大きく
するか、又はドット分割数Rを増やすことが必要となる
が、マトリックスサイズmの増大は解像度の低下を招
き、ドット分割数Rの増大は高速化対応が難しいという
状況に陥る。
【0008】この問題を解決する一手法として、レーザ
光を3値以上(多値)で強度変調することが考えられ
る。3値以上の強度変調を行うことによって、解像度を
低下させることなく階調性を高めることができるもの
の、多値レーザの安定性を確保することが困難であるた
め、それがコストアップにつながってしまう。
【0009】そこで、上述の課題を解決するため、画像
を主走査方向及び副走査方向に走査し、前記画像の各画
素に対応して照射されるエネルギーの量を制御すること
によって階調性を得るようにした階調記録方法であっ
て、一定の大きさの領域内における前記エネルギーの総
照射量が同一である複数の領域に対して、前記エネルギ
ーを照射する位置を互いに異ならせることによって互い
に異なる階調の記録を行う方法が提案されている(特開
平7−115538号)。
【0010】例えば回転する感光ドラム上に、レーザ光
又はLEDアレイなどの光源によって主走査方向に露光
されると、一定以上のエネルギーで露光された部分がト
ナーによって顕像化される。そのとき、一定の大きさの
領域内において、光源による合計露光時間が同一であっ
ても、光源による露光位置が相違する場合には、光源か
らのエネルギーの加算状態が異なるため、顕像化される
面積が異なり、これによって互いに異なる階調の記録が
行われる。
【0011】このように、露光位置を互いに異ならせる
ことによって互いに異なる階調の記録を行う方法を、本
明細書においては拡張ディザ法と呼ぶこととする。拡張
ディザ法においては、総露光量を増加させず、露光位置
を異ならせることによって階調数を増大することができ
るので、解像度の低下などの問題も生じない。
【0012】したがって、階調のレベルに応じて濃度を
設定し、その濃度を得ることのできるドット配列を自由
に組み合わせたものを階調パターン(露光パターン)と
し、階調パターンを階調レベル毎に設定しておくことに
よって階調を表現することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、拡張デ
ィザ法において、隣合う階調レベルの階調パターンにお
けるドット配列があまりにかけ離れた形状をしている場
合には、例えば階調が連続的に変化する画像であるグラ
デーション画像を印刷(印字)した際に、白筋(白い
線)又は黒筋(黒い線)が現れるおそれがある。
【0014】すなわち、グラデーション画像を印刷する
際に、設定されたマトリックスサイズの整数倍の単位で
画像濃度が変化していけば問題はないのであるが、そう
でない場合には、図9に示されるように、画像濃度が変
化した境界部分(図9におけるZアドレスの切り換わり
の部分)において異常な濃度変化が発生する可能性があ
り、これが白筋又は黒筋となって現れてしまうおそれが
ある。
【0015】拡張ディザ法によるときには、ドット配列
を異ならせることによって階調レベルを異ならせる部位
が存在するので、画像濃度の変化の境界部分に存在する
マトリックス内のドット配列は、境界部分の前後の階調
パターンを合成することによって得られる別のドット配
列となることがあり、その場合には、合計露光時間も前
後の階調パターンよりも過大又は過小となるので、上述
のような白筋又は黒筋となって現れてしまうのである。
【0016】本発明は、上述の問題に鑑みてなされたも
ので、拡張ディザ法を用いたときに、画像濃度が連続的
に変化した場合においても、隣合う階調レベルの境界部
分に白筋又は黒筋などの不整合が現れない階調記録方法
を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するため、隣合う階調レベルの露光パターン(階調
パターン)を比較して露光位置の異なる部分の量に制限
をもたせるようにルール付けを行い、そのようなルール
にしたがって露光パターンの設定が行われるようにした
ものである。
【0018】すなわち、請求項1の発明に係る方法は、
画像を主走査方向及び副走査方向に走査し、前記画像の
各画素に対応して照射されるエネルギーの量を制御する
ことによって階調性を得るようにした階調記録方法であ
り、m×n個(m,nは0又は正の整数)の画素からな
るマトリックス内における前記エネルギーの総照射量が
同一である複数のマトリックスに対して、前記エネルギ
ーを照射する位置を互いに異ならせることによって互い
に異なる階調の記録を行う階調記録方法において、前記
マトリックスにおけるXアドレスの中の任意の値をAX
1及びAX2とし、前記マトリックスにおけるYアドレ
スの中の任意の値をAY1及びAY2とし、前記マトリ
ックス内における露光位置を示す露光パターンの濃度情
報に対応するアドレスの値をAZとし、任意のAZで指
定される露光パターンについて(AX1,AY1)から
(AX2,AY2)の範囲の領域に含まれる黒要素の個
数をカウントする関数をF(AX1〜AX2,AY1〜
AY2,AZ)とし、αを係数としたとき、少なくとも
低濃度の領域において次の条件式、 |F(AX1〜AX2,AY1〜AY2,AZ)−F
(AX1〜AX2,AY1〜AY2,AZ−1)|≦|
F(0〜m−1,0〜n−1,AZ)−F(0〜m−
1,0〜n−1,AZ−1)+(m×n×α)| が成立するようにした階調記録方法である。
【0019】請求項2の発明に係る方法では、前記係数
として、実質的に0.03が用いられる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るプリンタ装置
1の概略図である。プリンタ装置1は、走査光学系1
1、感光ドラム12、帯電器13、現像器14、及び転
写器15などから構成されている。感光ドラム12は、
図示の矢印方向に定速で回転し、その表面が帯電器13
によって所定の電位に一様に帯電される。走査光学系1
1から出力される光ビーム(レーザビーム)が感光ドラ
ム12上に結像し、感光ドラム12の表面に静電潜像が
形成される。静電潜像は、現像器14によって現像され
顕像化される。顕像化されたトナー像が転写位置に達す
ると、転写器15によって記録紙PPに転写され、図示
しない定着器によって定着される。
【0021】図2は走査光学系11の概略を示す斜視図
である。半導体レーザ21は、図示しない制御部の画像
メモリなどから読み出した画像情報によって強度変調さ
れ、光ビームを出力する。光ビームは、コリメートレン
ズ22によりコリメートされ、回転多面鏡23によって
光偏向を受ける。偏光された光ビームは、fθレンズと
呼称される結像レンズ24により感光ドラム12上に像
を結び、ビーム走査を行う。このビーム走査に際して、
光ビームの各走査ラインの始端部の光をミラー25によ
り反射させ、ディテクタ26に導く。ディテクタ26か
らの検出信号はH方向(水平方向)の走査の同期信号と
して用いられる。
【0022】図3は半導体レーザ21の変調回路30の
ブロック図、図4はアドレス指定のタイミングを示す図
である。図3において、変調回路30は、パターンRO
M31、Zアドレスカウンタ32、Xアドレスカウンタ
33、Yアドレスカウンタ34、及びドライバ35から
なっている。
【0023】パターンROM31は、m×nのマトリッ
クスからなる多数の露光パターンPSを格納しており、
Zアドレスカウンタ32によって指定される露光パター
ンについて、各要素(セル)の値がXアドレスカウンタ
33及びYアドレスカウンタ34によって順次指定さ
れ、それぞれ1ビットのデータDEとして読み出され
る。露光パターンPSについては後で詳述する。
【0024】Zアドレスカウンタ32は、図示しない画
像メモリなどから読み出した画像データDGに基づい
て、1つの画像データDG毎に、つまり1画素毎に、Z
アドレスAZを生成して出力する。画像データDGは、
例えば1画素について6ビット又は8ビット程度の濃度
情報を有したデジタル信号である。
【0025】Xアドレスカウンタ33は、画素クロック
信号SCをカウントし、そのカウント値をXアドレスA
Xとして出力する。画素クロック信号SCは、画像クロ
ック信号に対してk倍(kは分割数)の周波数を有する
クロック信号である。つまり、1つの画像データDGが
入力されている間にk個の画素クロック信号SCが入力
される。Xアドレスカウンタ33は、後述する露光パタ
ーンPSの横方向(行方向、水平方向、又は主走査方
向)に配列される要素EMの個数に応じて、所定の値の
範囲でカウントを繰り返す。例えば、露光パターンPS
のサイズが12(横)×3(縦)であれば、図4に示す
ように、0〜11の範囲でカウントを繰り返す。
【0026】Yアドレスカウンタ34は、水平同期信号
SHをカウントし、そのカウント値をYアドレスAYと
して出力する。Yアドレスカウンタ34は、後述する露
光パターンPSの縦方向(列方向、垂直方向、又は副走
査方向)の要素EMの個数に応じて、所定の値の範囲で
カウントを繰り返す。例えば、露光パターンPSのサイ
ズが12(横)×3(縦)であれば、図4に示すよう
に、0〜2の範囲でカウントを繰り返す。
【0027】ドライバ35は、パターンROM31から
読み出されたデータDEに基づいて、半導体レーザ21
をオンオフ制御する。次に、パターンROM31に格納
された露光パターンについて説明する。
【0028】露光パターンは、縦横共にm個のドットD
Tからなる正方マトリックスの各ドットDTを横方向に
k分割し、分割されたそれぞれを要素EMとする(m×
k)×mのサイズのマトリックスからなる。各要素EM
は「0」又は「1」の値をとる。「0」の場合は半導体
レーザ21がオフであり、「1」の場合は半導体レーザ
21がオンである。したがって、半導体レーザ21のオ
ンに対応する感光ドラム12上の部分が露光されてその
電位が低下し、その部分にトナーが付着し、その結果、
記録紙PPのその部分が黒くなる。その逆に、半導体レ
ーザ21のオフに対応する記録紙PPの部分は白くな
る。したがって、「0」の値の要素EMを「白要素(E
MW)」、「1」の値の要素EMを「黒要素(EM
B)」ということがある。
【0029】ここで注意しなければならないことは、1
つの黒要素EMBによって記録紙PP上に黒く記録され
る像の面積は、その黒要素EMBの位置によって異なる
ということである。さらに詳しく言えば、その黒要素E
MBに隣接する要素が白要素EMWであるか黒要素EM
Bであるかによって異なり、しかも隣接位置が左右か上
下かによっても異なるのである。その理由については後
で詳述する。
【0030】図5は露光パターンPSAの例を示す図、
図6は図5に示す露光パターンPSAに対応する照射エ
ネルギーの状態を示す図、図7は図5に示す露光パター
ンPSAに対応する記録紙PP上の記録状態を示す図、
図8は光ビームの横方向移動による照射エネルギーの分
布状態を示す図である。なお、図6及び図7はシミュレ
ーションにより得られたものであり、図7は5.2er
gをしきい値として2値化した場合の記録状態である。
【0031】図5に示す露光パターンPSA1〜4は、
3×3ドットの正方マトリックスの各ドットDTを横方
向に4分割して12×3のマトリックスとし、その各要
素EMについて「0」を白で「1」を黒でそれぞれ示し
たものである。
【0032】1つの黒要素EMBに対応して半導体レー
ザ21がオンされ、半導体レーザ21から光ビームが感
光ドラム12上に照射される。したがって、1つの黒要
素EMBによって、感光ドラム12に対する単位時間の
光ビームの照射、すなわち露光が行われる。黒要素EM
Bの合計個数が合計露光時間となる。
【0033】なお、ここでは、正方マトリックスの各ド
ットDTが画像データDGの1画素に対応しており、各
ドットDTを4分割することによって、半導体レーザ2
1のパルス幅変調を行ったものである。光ビームは、例
えば、1つのドットDTに対して、静止した状態の半値
幅が主走査方向及び副走査方向にともに直径約60μm
の円形状である。そして、光ビームはその中心部におい
てエネルギーが高く、周辺に行くほどエネルギーは段々
と低くなっている。また、光ビームは、感光ドラム12
上を主走査方向に1ライン分走査した後、次のラインを
同様に走査するのであるから、露光パターンPSAの各
要素EMに対して、同行の要素EMは連続して走査され
るが、列が互いに異なる要素EMに対しては、走査が互
いに空間的間隔を置いて離散的に、つまり不連続に行わ
れる。
【0034】その結果、黒要素EMBが横方向に隣接し
た場合には、光ビームの照射エネルギーが互いに加算さ
れて増大し、その結果、図8に示すように最大照射エネ
ルギーは大きくなる。これに対し、黒要素EMBが縦方
向に隣接した場合には、照射エネルギーの関与が小さい
ので、最大照射エネルギーは大きくならない。つまり、
黒要素EMBの個数が同じであっても、換言すれば合計
露光時間が同じであっても、黒要素EMBが横方向に連
続して並んだ場合には最大照射エネルギーが大きく、黒
要素EMBが縦方向に並んだ場合には最大照射エネルギ
ーはそれよりも小さくなる。したがって、合計露光時間
が同じであっても、感光ドラム12上には、異なる照射
エネルギーによる静電潜像が形成される。
【0035】そうすると、そのような互いに異なる照射
エネルギーで形成された静電潜像を現像すると、感光ド
ラム12の感度及び現像バイアスの大きさに応じて、あ
るしきい値を越えた照射エネルギーを受けた部分のみに
トナーが付着して顕像化され、黒い像が形成される。
【0036】その結果、黒要素EMBの個数が同じであ
っても、その配列位置によって、記録紙PP上に記録さ
れる像の面積が異なることとなる。つまり、黒要素EM
Bの合計数が互いに同一である複数の露光パターンPS
Aに対して、黒要素EMBの位置を互いに異ならせるこ
とによって、互いに異なる階調の記録が行われる。
【0037】図5(A)において、露光パターンPSA
1は要素EMの合計数が「4」であり、中央の1つのド
ットDTを黒く記録するものである。この場合には、図
6(A)に示すように、照射エネルギーはほぼ同心円を
描いて広がっており、しきい値を5.2ergとした場
合には、図7(A)に示すように、中央部に円形状の黒
い像FG1が記録される。
【0038】図5(B)〜(D)において、露光パター
ンPSA2〜4は、いずれも要素EMの合計数は「5」
であり、4分の5ドットを記録するものである。しか
し、これらは要素EMの位置(つまりパターン)が相違
している。すなわち、露光パターンPSA2では、5つ
の黒要素EMBが横方向に連続して配置されているが、
露光パターンPSA3では、1つの黒要素EMBが他の
4つの黒要素EMBの上の行に配置され、露光パターン
PSA4では、2つの黒要素EMBが他の3つの黒要素
EMBの上の行に配置されている。
【0039】そのため、図6(B)〜(D)に示すよう
に、5つの黒要素EMBが横方向に連続している露光パ
ターンPSA2の照射エネルギーが最も大きくなり、連
続数の少ない露光パターンPSA4の照射エネルギーが
最も小さくなる。その結果、図7(B)〜(D)に示す
ように、露光パターンPSA2による像FG2が最も大
きく、露光パターンPSA4による像FG4が最も小さ
くなる。これを数値で示すと、露光パターンPSA1〜
4における像FG1〜4のドット面積率〔%〕はそれぞ
れ「3.7」「7.0」「5.2」「2.1」である。
図5乃至図7において、(A)と(D)との比較から明
らかなように、露光パターンPSの黒要素EMBの個数
が互いに異なる場合、その配列位置によっては、黒要素
EMBの個数の少ないものの方が記録紙PP上に記録さ
れる像の面積が大きくなることもある。
【0040】このように、マトリックスサイズm及びド
ット分割数Rが同じであっても、要素EMの位置を変え
ることによって、階調性を変えることができる。つま
り、解像度を低下させることなく階調数を増加させるこ
とができる。したがって、要素EMの合計個数と各要素
EMの位置との組み合わせによって、直線化された階調
特性を得ることができる。しかも、2値以上の強度変調
を行なわないので、レーザの安定性の問題を生じること
なく、低価格で実施することができる。
【0041】次に、拡張ディザ法による白筋又は黒筋な
どの不整合について説明する。図9は拡張ディザ法によ
り現れる白筋及び黒筋の例を示す図、図10は拡張ディ
ザ法により現れる不整パターンPSX1,2の例を示す
図、図11は拡張ディザ法により現れる不整パターンP
SX3,4の例を示す図である。
【0042】上述の図5(A)〜(D)に示した露光パ
ターンPSA1〜4をパターンROM31に格納する場
合に、それぞれの露光パターンPSのZアドレスAZ
は、上述したドット面積率の値に基づいて、PSA4、
PSA1、PSA3、PSA2の順に大きくなるように
設定されることとなる。なお、無露光の露光パターンP
SのZアドレスAZは最小であり、全露光の露光パター
ンPSのZアドレスAZは最大である。
【0043】ここで、露光パターンPSA4、PSA
1、PSA3、PSA2に対して、この順に、「1」
「2」「3」「4」のZアドレスAZを付与してパター
ンROM31に格納したとする。そして、副走査方向に
濃度が変化するグラデーション画像を印刷した場合に、
使用中の露光パターンPSのYアドレスAYのどの部分
を境界として次の露光パターンPSに切り換わるかによ
って、つまりZアドレスAZが切り換わったときの露光
パターンPS内の位置に応じて、切り換わった境界部分
にその前後の露光パターンPSとは黒要素EMBの配列
の異なる不整パターンPSXが発生する可能性がある。
次に具体例に基づいて説明する。
【0044】図9(A)には、濃度が段階的に低くなる
グラデーション画像を印刷した場合の黒要素EMBの配
列の例が示されている。図9(A)において、Zアドレ
スAZが「2」のときには、露光パターンPSA1が読
み出されている。ZアドレスAZが切り換わる境界部分
の直前においては、既に露光パターンPSA1の1行目
が読み出されており、境界部分の直後においては、Zア
ドレスAZが「1」に切り換わり、露光パターンPSA
4の2行目から読み出される。その結果、境界部分に
は、いずれの露光パターンPSA1,4とも異なる黒要
素EMBの配列からなる不整パターンPSX1〔図10
(E)参照〕が発生する。不整パターンPSX1は、露
光パターンPSA1,4と比較して露光量が少なくなる
ので、印刷した場合にその部分の濃度が低くなり、図の
横方向に白筋となって現れる。
【0045】図9(B)には、濃度が段階的に高くなる
グラデーション画像を印刷した場合の黒要素EMBの配
列の例が示されている。図9(B)において、Zアドレ
スAZが「1」のときには、露光パターンPSA4が読
み出されている。ZアドレスAZが切り換わる境界部分
の直前においては、既に露光パターンPSA4の1行目
が読み出されており、境界部分の直後においては、Zア
ドレスAZが「2」に切り換わり、露光パターンPSA
1の2行目から読み出される。その結果、境界部分に
は、いずれの露光パターンPSA1,4とも異なる黒要
素EMBの配列からなる不整パターンPSX2〔図10
(F)参照〕が発生する。不整パターンPSX2は、露
光パターンPSA1,4と比較して露光量が増大するの
で、印刷した場合にその部分の濃度が高くなり、図の横
方向に黒筋となって現れる。
【0046】このように、ZアドレスAZが「1」と
「2」との間で切り換わる際には、図10(E)(F)
に示す不整パターンPSX1,2が発生する可能性があ
る。また、ZアドレスAZが「3」と「4」との間で切
り換わる際には、上述と同様に、図11(G)(I)に
示す不整パターンPSX3,4が発生する可能性があ
る。
【0047】すなわち、不整パターンPSX1〜4のよ
うに黒要素EMBが配列された場合には、照射エネルギ
ーのしきい値を5.2ergとして、ドット面積率はそ
れぞれ「0.0」「7.6」「8.8」「3.7」であ
る。
【0048】したがって、図9(A)において、階調の
境界部分に発生した黒要素EMBの配列パターン[ 図1
0(E)に示す不整パターンPSX1〕のドット面積率
が、露光パターンPSA1のドット面積率に比べてかな
り小さくなり(差2.1%)、画像上に白筋が発生す
る。さらに図9(B)において、階調の境界部分に発生
した黒要素EMBの配列パターン〔図10(F)に示す
不整パターンPSX2)のドット面積率が、露光パター
ンPSA1のドット面積率に比べてかなり大きくなり
(差3.9%)、画像上に黒筋が発生する。
【0049】これに対して、ZアドレスAZが「3」と
「4」とである場合の境界部分では、上述のような白筋
又は黒筋は発生しない。これは、階調の境界部分に発生
した不整パターンPSX3と露光パターンPSA2、及
び不整パターンPSX4と露光パターンPSA3のそれ
ぞれのドット面積率の差が、1.8%又は1.5%であ
るので、ZアドレスAZが「1」と「2」との境界部分
の場合と比較してドット面積率の差が小さく、顕在化し
ない。
【0050】上述の例では、副走査方向に濃度が段階的
に変化するグラデーション画像を取り上げたが、主走査
方向についても同様に不整パターンPSXが発生し、白
筋又は黒筋などの発生する可能性がある。拡張ディザ法
を用いた場合に、階調の境界部分でドット面積率の異な
る不整パターンPSXの生じる可能性があることはある
程度避けられない問題である。
【0051】しかしながら、図9に示したように、階調
の境界部分に生じる黒要素EMBの不整パターンPSX
のドット面積率が、前後の露光パターンPSとあまりに
異なる場合には、上述のような白筋又は黒筋が発生する
ため、階調の境界部分に生じるであろう不整パターンP
SXについても留意して露光パターンPSを設定する必
要がある。経験的には、不整パターンPSXとその前後
の露光パターンPSとのドット面積率の差が、低濃度領
域においては2%以上、高濃度領域においては3%以上
となると、白筋又は黒筋が発生する。
【0052】したがって、本実施形態においては、白筋
又は黒筋の発生を防止するために、隣合う露光パターン
PSにおいて、階調を異ならせるために位置を変える黒
要素EMBの個数を制限することとしたのである。
【0053】隣合うZアドレスAZをもった露光パター
ンPSにおいて、黒要素EMBの配列が異なる理由とし
て、目標の濃度に上げるために必要があって黒要素EM
Bの総数を増やした場合と、目標の濃度にするために黒
要素EMBの位置を移動させた場合との2通りがある。
本実施形態においては、後者の場合について着目し、次
の条件式に示す規則に基づいて露光パターンPSの設定
を行う。
【0054】|F(AX1〜AX2,AY1〜AY2,
AZ)−F(AX1〜AX2,AY1〜AY2,AZ−
1)|≦|F(0〜m−1,0〜n−1,AZ)−F
(0〜m−1,0〜n−1,AZ−1)+(m×n×
α)| ここで、AX1及びAX2は露光パターンPSのXアド
レスAX(AX=0,1,2…,m−1)の中の任意の
値、AY1及びAY2は露光パターンPSのYアドレス
AY(AY=0,1,2…,n−1)の中の任意の値、
AZは濃度情報に対応するZアドレスの値、F(AX1
〜AX2,AY1〜AY2,AZ)は任意のAZで指定
される露光パターンについて(AX1,AY1)から
(AX2,AY2)の範囲の領域に含まれる黒要素の個
数をカウントする関数、αは係数である。係数αとし
て、例えば0.03が用いられる。
【0055】上述の条件式の左辺は、隣合うZアドレス
AZをもった露光パターンPSの黒要素EMBの配列の
差異を評価する部分であり、黒要素EMBの配列が異な
る程値が大きくなる。右辺の絶対値記号の中の第1項及
び第2項は、ZアドレスAZの増加により増加する黒要
素EMBの個数を表わす。第3項は、目標の濃度とする
ために位置を移動させる黒要素EMBの個数に制限を加
えるための部分である。
【0056】上述の条件式は、少なくとも低濃度の領域
において満足するように、露光パターンPSが設定され
る。低濃度の領域において黒筋が目立つからである。図
5に示す例では、露光パターンPSA3と露光パターン
PSA2との関係において、つまりZアドレスAZが
「4」の場合に、総てのXアドレスAX及びYアドレス
AYに対して上述の条件式が成立する。しかし、露光パ
ターンPSA4と露光パターンPSA1との関係におい
て、つまりZアドレスAZが「2」の場合に、AX1=
0、AY1=0、AX2=6、AY2=0としたとき、
条件式の左辺は「2」右辺は「0.08」となり、条件
式は成立しない。したがって、露光パターンPSA4又
は露光パターンPSA1のいずれかの内容を設定し直す
必要がある。
【0057】そこで、本実施形態においては、Zアドレ
スAZが「1」の露光パターンPSとして、図5(D)
に示す露光パターンPSA4に代えて図12(J)に示
す露光パターンPSA5を用いる。この露光パターンP
SA5と露光パターンPSA1との間においては、図1
3(K)(L)に示す不整パターンPSX5,6が生じ
る。
【0058】不整パターンPSX4,5,6のドット面
積率は、5.2ergをしきい値として、それぞれ
「1.5」「5.2」「0.0」である。露光パターン
PSのドット面積率の変化が大きくなり多少階調はジャ
ンプすることとなるが、境界部分とパターン部分のドッ
ト面積率の差は2%未満となるため、白筋又は黒筋など
の画像ノイズは現れない。
【0059】図14はパターンROM31に格納される
他の露光パターンPSBの例を示す図である。図14に
おいて、露光パターンPSBは、4×4ドットの正方マ
トリックスの各ドットDTを横方向に4分割して16×
4のマトリックスとし、その各要素EMについて「0」
を白で「1」を黒で示したものである。
【0060】これらの露光パターンPSB1,PSB2
−1,PSB2−2,PSB2−3,PSB3のドット
面積率は、5.2ergをしきい値として、それぞれ
「30.2」「31.0」「31.3」「30.9」
「32.2」である。
【0061】そこで、パターンROM31に、露光パタ
ーンPSB1,PSB2,PSB3の順にZアドレスA
Zを1つずつ異ならせ、例えばZアドレスAZを「3
0」「31」「32」として格納する。このとき、露光
パターンPSB2として、露光パターンPSB2−1,
PSB2−2,PSB2−3のいずれかをそれぞれ用い
た場合について説明する。
【0062】まず、露光パターンPSB2−1を用いた
場合には、上述の条件式は、ZアドレスAZが「32」
の場合に、例えばAX1=0、AY1=0、AX2=
8、AY2=0で成立しなくなる。また、副走査方向に
濃度が段階的に変化するグラデーション画像を印刷した
場合に、ZアドレスAZが「32」と「31」である場
合の境界部分に生じると考えられる不整パターンPSX
のドット面積率は最大で「40.8」、最小で「21.
8」となり、白筋又は黒筋が発生してしまう。
【0063】次に、露光パターンPSB2−2を用いた
場合には、上述の条件式は、総てのXアドレスAX、Y
アドレスAY、及びZアドレスAZについて成立し、Z
アドレスAZが「32」と「31」である場合の境界部
分に生じると考えられる不整パターンPSXのドット面
積率は、最大で「34.2」、最小で「30.7」とな
り、その差はそれぞれ「2.0」「0.6」と小さくな
って白筋又は黒筋は発生しない。
【0064】また、露光パターンPSB2−3を用いた
場合にも、上述の条件式は、総てのXアドレスAX、Y
アドレスAY、及びZアドレスAZについて成立し、Z
アドレスAZが「32」と「31」である場合の境界部
分に生じると考えられる黒要素EMBの配列は、露光パ
ターンPSB2−3又は露光パターンPSB3と同一と
なり、不整パターンPSXは生じない。したがって白筋
又は黒筋は発生しない。
【0065】このように、露光パターンPSB1と露光
パターンPSB3との間の露光パターンPSB2とし
て、条件式を満足しない露光パターンPSB2−1を採
用することなく、条件式を満足する露光パターンPSB
2−2又は露光パターンPSB2−3を採用することに
より、白筋又は黒筋などの不整合が発生することを防止
することができる。
【0066】上述の実施形態においては、半導体レーザ
21を用いた走査光学系11を例にとって説明したが、
LEDアレイ、液晶、PLZTなどを用いた光学系であ
ってもよい。本発明は、電子写真法以外の方法によって
画像を記録し、又は画像を可視化して記録(表示)する
場合にも適用することができる。
【0067】
【発明の効果】請求項1及び請求項2の発明によると、
拡張ディザ法を用いたときに、画像濃度が連続的に変化
した場合においても、隣合う階調レベルの境界部分に白
筋又は黒筋などの不整合が現れない階調記録方法を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリンタ装置の概略図である。
【図2】走査光学系の概略を示す斜視図である。
【図3】半導体レーザの変調回路のブロック図である。
【図4】アドレス指定のタイミングを示す図である。
【図5】露光パターンPSAの例を示す図である。
【図6】図5に示す露光パターンに対応する照射エネル
ギーの状態を示す図である。
【図7】図5に示す露光パターンに対応する記録紙上の
記録状態を示す図である。
【図8】光ビームの横方向移動による照射エネルギーの
分布状態を示す図である。
【図9】拡張ディザ法により現れる白筋及び黒筋の例を
示す図である。
【図10】拡張ディザ法により現れる不整パターンの例
を示す図である。
【図11】拡張ディザ法により現れる不整パターンの例
を示す図である。
【図12】本実施形態において図5(D)に示す露光パ
ターンに代えて用いられる露光パターンを示す図であ
る。
【図13】拡張ディザ法により現れる不整パターンの例
を示す図である。
【図14】パターンROMに格納される他の露光パター
ンの例を示す図である。
【図15】IH法に用いられる濃度パターンの例を示す
図である。
【符号の説明】
1 プリンタ装置 PS,PSA,PSB 露光パターン PSX 不整パターン EMB 黒要素

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像を主走査方向及び副走査方向に走査
    し、前記画像の各画素に対応して照射されるエネルギー
    の量を制御することによって階調性を得るようにした階
    調記録方法であり、m×n個(m,nは0又は正の整
    数)の画素からなるマトリックス内における前記エネル
    ギーの総照射量が同一である複数のマトリックスに対し
    て、前記エネルギーを照射する位置を互いに異ならせる
    ことによって互いに異なる階調の記録を行う階調記録方
    法において、 前記マトリックスにおけるXアドレス(0,1,2…,
    m−1)の中の任意の値をAX1及びAX2とし、前記
    マトリックスにおけるYアドレス(0,1,2…,n−
    1)の中の任意の値をAY1及びAY2とし、前記マト
    リックス内における露光位置を示す露光パターンの濃度
    情報に対応するアドレスの値をAZとし、任意のAZで
    指定される露光パターンについて(AX1,AY1)か
    ら(AX2,AY2)の範囲の領域に含まれる黒要素の
    個数をカウントする関数をF(AX1〜AX2,AY1
    〜AY2,AZ)とし、αを係数としたとき、少なくと
    も低濃度の領域において次の条件式、 |F(AX1〜AX2,AY1〜AY2,AZ)−F
    (AX1〜AX2,AY1〜AY2,AZ−1)|≦|
    F(0〜m−1,0〜n−1,AZ)−F(0〜m−
    1,0〜n−1,AZ−1)+(m×n×α)| が成立するようにした階調記録方法。
  2. 【請求項2】前記係数として、実質的に0.03が用い
    られてなる、請求項1記載の階調記録方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016055574A (ja) * 2014-09-11 2016-04-21 ブラザー工業株式会社 画像形成装置、その制御方法およびコンピュータプログラム
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