JPH10257271A - 画像入力装置及び方法 - Google Patents

画像入力装置及び方法

Info

Publication number
JPH10257271A
JPH10257271A JP9061008A JP6100897A JPH10257271A JP H10257271 A JPH10257271 A JP H10257271A JP 9061008 A JP9061008 A JP 9061008A JP 6100897 A JP6100897 A JP 6100897A JP H10257271 A JPH10257271 A JP H10257271A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
film
image
original
transparent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9061008A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Matsuo
敏彦 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP9061008A priority Critical patent/JPH10257271A/ja
Publication of JPH10257271A publication Critical patent/JPH10257271A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
  • Projection-Type Copiers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】各原稿の交換、切り替えが簡単に行え、かつ異
なる種類の原稿においても最適の画質が得られるように
する。 【解決手段】画角一定のレンズユニット30と、ライン
センサ32とを有する撮像手段に対して、大きさの異な
る原稿(画像幅aのフイルム46と、画像幅bのフイル
ム34)を保持する第1及び第2の原稿保持手段を、そ
れぞれ所定の位置に設けるようにしている。即ち、画像
幅aのフイルム46と、画像幅bのフイルム34が前記
撮像手段の撮像範囲と略一致するように第1及び第2の
原稿保持手段を配置する。また、フイルム46及びフイ
ルム34の何れか一方は前記撮像手段の撮像範囲から退
避させ、他方は読み取り時にラインセンサ32による主
走査方向と直交する副走査方向に搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像済み写真フィ
ルムを、固体撮像素子等の撮像手段によって画像信号に
変換して読み取る画像入力装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】スライドマウントホルダにマウントされ
た、現像済み写真フイルム(スライドマウントフイル
ム)の画像を読みとって入力する装置は、特開平7−1
77275号公報に開示されている。この装置ではキャ
リッジにマウントされたスライドマウントフイルムは、
LEDブロックの光源により照明され、投影レンズによ
りCCDに結像し、画像信号に変換されて読み込まれ
る。
【0003】一方、スライドマウントフイルムの画像入
力に加えて、フイルムカートリッジにロール状に収納さ
れた現像済み長尺写真フイルムを、専用アダプタを用い
て画像入力する装置が、特開平8−32773号公報に
開示されている。この装置ではカートリッジを収納した
カートリッジホルダを、本体のフロントパネルの開口部
からキャリッジに装填し、カートリッジ内のロール状の
長尺写真フイルム原稿を画像読み込み可能な所定の位置
まで引き出す。引き出された原稿はLEDユニットの光
源により照明され、レンズユニットによりラインセンサ
に結像し、キャリッジが1コマ分の距離を摺動する間に
走査が完了し、画像信号に変換されて読みとられる。ス
ライドマウントフイルムを入力する場合は、カートリッ
ジホルダを本体からはずし、キャリッジにスライドマウ
ントフイルムを装填し、上記長尺写真フイルムと同様の
手順で読みとり可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
スライドマウントフイルムを入力する装置においては、
長尺写真フイルムの読み込みが不可能であり、別途その
ための入力装置が必要となる。一方、後者ではスライド
マウントフイルムと長尺写真フイルムのいずれも同一の
装置で入力可能であるが、以下のような欠点があった。
両方の原稿の撮影が同一撮影面上でしか行えないので、
撮影するいずれかひとつの原稿しか本体にセットできな
い。そのため本装置においては長尺写真フイルムの装填
方法として、本体とは別にフイルム送り機構を組み込ん
だカートリッジホルダを用意して、そこにカートリッジ
を装填する方式を採用している。
【0005】しかしながら、この方式では長尺写真フイ
ルムのカートリッジを交換する場合、カートリッジホル
ダを挿抜してフタを開閉する必要があり、スライドマウ
ントフイルムと長尺写真フイルムを切り替える際も、同
様の手間と時間が生じる。もちろん両者の原稿を同時に
装着しておくこともできない。また、カートリッジホル
ダが本体と別体のため着脱用のスペースが必要になり、
本体を小型化するのが難しい。カートリッジホルダをは
ずしている間の収納、紛失等の問題も考えられる。更
に、装着時の問題とは別に1種類の光源ですべてのフイ
ルム原稿を照明するため、ポジ、ネガもしくはその中間
のいずれに波長特性を合わせたとしても、いずれかの原
稿では最適ポイントから特性が離れてしまうため、撮影
条件があわせにくく最良の画質が得られない可能性があ
る。たとえば、スライドマウントフイルムがポジ原稿
で、長尺写真フイルムがネガ原稿などの場合、照明光源
の特性がネガに最適な場合、スライドマウントフイルム
の画質が最適特性の照明で得られた画質より劣ることが
考えられる。
【0006】本発明は上記のような事情に鑑み、各原稿
の交換、切り替えが簡単におこなえ、かつ異なる種類の
原稿においても最適の画質が得られるような画像入力装
置及び方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、ラインセンサの主走査方向と同方向に第1
の画像幅を有する第1の原稿を保持する第1の原稿保持
手段と、前記ラインセンサの主走査方向と同方向に前記
第1の画像幅よりも広い第2の画像幅を有する第2の原
稿を保持する第2の原稿保持手段と、撮影レンズと、該
撮影レンズを介して前記第1及び第2の原稿を選択的に
読み込む前記ラインセンサとを有する共通の撮像手段
と、前記第1の原稿及び第2の原稿をそれぞれ前記ライ
ンセンサによる主走査方向と直交する副走査方向に搬送
する搬送手段とを備え、前記第1及び第2の原稿保持手
段は、前記第1及び第2の画像幅が前記撮像手段の撮像
範囲と略一致するようにそれぞれ所定の位置に設けられ
ていることを特徴としている。また、本発明は、第1の
原稿を保持する第1の原稿保持手段と、前記第1の原稿
よりも大きい第2の原稿を保持する第2の原稿保持手段
と、撮影レンズと、該撮影レンズを介して前記第1及び
第2の原稿を選択的に読み込むエリアセンサとを有する
共通の撮像手段とを備え、前記第1及び第2の原稿保持
手段は、前記第1及び第2の原稿が前記撮像手段の撮像
範囲と略一致するようにそれぞれ所定の位置に設けられ
ていることを特徴としている。
【0008】即ち、本発明によれば、異なる大きさの2
種類以上の原稿を装置本体に同時に装着でき、共通の撮
像手段で原稿面と撮像手段の距離を変えることなく選択
的に読み込むことが可能になるため、特定の原稿用のア
ダプター類が不要になり、原稿を切り替えての読み込み
も早く行える。また、撮像手段も簡便で装置が小型化で
き、撮像手段を原稿面にあわせて移動する必要もないた
め装置本体も小型化でき、更に撮像手段の撮像範囲を無
駄なく使用することができる。
【0009】また、本発明は、第1の透過原稿を保持す
る第1の原稿保持手段と、前記第1の透過原稿とは種類
の異なる第2の透過原稿を保持する第2の原稿保持手段
と、前記第1の透過原稿と前記第2の透過原稿とを選択
的に読み込む共通の撮像手段と、前記第1の透過原稿と
前記第2の透過原稿とを照明する光源と、前記第1及び
第2の透過原稿のうち特定の種類の原稿を読み込む際に
適した光学フイルタとを備え、前記第1及び第2の原稿
保持手段は、前記第1又は第2の原稿が選択的に読み込
み可能に前記撮像手段と前記光源の間に配置され、かつ
前記光学フイルタを前記撮像手段と前記光源の間に挿入
可能したことを特徴としている。ここで、前記第1及び
第2の透過原稿の種類は、原稿ベースの色もしくはネ
ガ、ポジといった原稿上の画像の種類に加えて、原稿の
形状も含むものとする。
【0010】本発明によれば、撮影する原稿の種類、形
状に合わせて、その原稿に適した光学フイルタを介して
画像読み込みが行えるので、より適した撮影条件に設定
可能で、良好な画像を入力することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を添付図面にもとづいて説明する。図1は、本発明に
よる画像入力装置の構造斜視図である。図1に示すよう
に、この画像入力装置は、主としてカートリッジフイル
ム46を保持するとともに該フイルム46を搬送する第
1のフイルム搬送部12と、スライドマウントフイルム
34を保持するとともに該フイルム34を搬送する第2
のフイルム搬送部13と、光源26と、レンズユニット
30と、ラインセンサ32と、画像処理回路44と、各
センサや入力手段からの信号を入力して各回路を制御す
る制御回路(図示せず)とから構成されている。
【0012】第2のフイルム搬送部13の上方に、原稿
照明用の光源26が取り付けられている。光源26は具
体的には蛍光ランプ、LEDユニットなどが用いられ
る。光源26の上部には集光用の反射傘28が備えられ
ている。照明光は原稿(フイルム46、34)のスキャ
ンエリア42を透過した後、レンズユニット30で集光
されてラインセンサ32の上で結像し、画像信号に変換
されて画像処理回路44に送られる。画像処理回路44
は、少なくとも1コマ分の画像信号を記憶する画像メモ
リ等を有し、フイルム搬送中にラインセンサ32を介し
て順次入力する画像信号を処理して画像メモリに記憶さ
せる。この画像メモリに記憶された画像信号は、モニタ
TV等の表示器やプリンタ等に出力される。尚、前記画
像処理回路44は、画像メモリの代わりに、数ライン分
の画像信号を一時的に記憶するラインバッファを備え、
このラインバッファを介して画像信号をパソコン等の外
部機器に順次転送するものでもよい。
【0013】尚、光源26は単一のユニットではなく、
2つ以上のユニットを組み合わせても良い。さらに光源
26から原稿までの間に反射鏡、プリズムなどを挿入し
て、光路を屈曲させてもかまわない。同様に原稿からレ
ンズユニット30までの間に反射鏡、プリズムなどを挿
入して、光路を屈曲させてもかまわない。次に、第1の
フイルム搬送部12の詳細について説明する。
【0014】図2は第1のフイルム搬送部12の詳細を
示す斜視図である。同図に示すように、フイルム46
は、フイルム駆動メカによってカートリッジ10から送
り出され、矢印方向へ給送される。前記フイルム駆動メ
カは、カートリッジ10のスプール48と係合し、その
スプール48を正転/逆転するフイルム供給部と、巻き
取りスプール36と係合し、前記フイルム供給部から送
り出されるフイルム46を巻き取るフイルム巻取り部
と、フイルム供給部から送り出されたフイルム46をキ
ャプスタン50とピンチローラ52とで狭持して一定速
度で搬送するフイルム駆動部と、フイルム供給部とフイ
ルム巻取り部との間でフイルム46を保持するフイルム
搬送ガイド51(図1参照)とから構成される。尚、ス
キャンエリア42に対応するフイルム搬送ガイド51の
一部51Aは湾曲状に形成されており、これによりフイ
ルム46の幅方向のカールが除去されている。
【0015】前記フイルム供給部は、カートリッジ10
のスプール48を図中反時計回りに駆動し、フイルム先
端が巻き取りスプール36によって巻き取られるまで、
カートリッジからフイルム46を送り出すようにしてい
る。さらに、フイルム供給部には、前記スプール48の
回転を制御する図示しないクラッチ機構が設けられてお
り、このクラッチ機構と前記キャプスタン50の駆動力
の作用によってフイルム46は所定の張力をもって給送
される。前記スキャンエリア42を通過したフイルム4
6は、磁気記録再生回路60に接続された磁気ヘッド装
置54を通過する。前記磁気ヘッド装置54は、フイル
ム46の上方側に書き込み用磁気ヘッド56と読み出し
用磁気ヘッド58とが隣接して配置され、これらの磁気
ヘッド56、58はフイルム搬送部本体に固定されてい
る。また磁気ヘッド56、58に対応したフイルム46
の下方にはパッド72が配置される。パッド72は、図
示しないスプリングによって上方に付勢され、フイルム
46の磁気記録層を磁気ヘッド56、58に押しつける
ものである。これにより、磁気ヘッド装置54では、磁
気ヘッド56から磁気記録層に情報を書き込んだり、磁
気記録層に書き込まれた情報を磁気ヘッド58で読み出
したりすることができる。
【0016】尚、カートリッジ10とスキャンエリア4
2の間に光学式のフイルム検出センサ70が配置されて
いて、フイルム46が通過する際にフイルム46および
パーフォレーション46Aを検知する。また、図1に示
すように、カートリッジ10の装填部後端にはカートリ
ッジ検出センサ64が設けられていて、前記カートリッ
ジ10が所定の位置まで挿入されると、装着されたこと
を検知する。
【0017】次に、第2のフイルム搬送部13の詳細に
ついて説明する。図1に示すように、第2のフイルム搬
送部13は、主としてスライドマウントキャリッジ1
6、ガイド軸38A、38B、駆動モータ22及びモー
タ駆動回路40等から構成されている。スライドマウン
トキャリッジ16は、スライドマウントフイルム34を
保持するスライドマウントホルダに可動部材を付加して
構成されている。このスライドマウントキャリッジ16
は、ガイド軸38Aとガイド軸38Bと摺動し、各ガイ
ド軸に平行な方向に往復運動可能に支持されている。モ
ータ駆動回路40によって駆動された駆動モータ22の
回転は、伝達ギア20A、20B、20Cを介して送り
用ラックギア18に伝えられ、往復直線運動に変換され
る。スライドマウントキャリッジ16には、スライドマ
ウントホルダに隣接して一体的に光学フイルタ14が備
えられている。キャリッジ位置検出センサ24は、発光
部と受光部からなり、スライドマウントキャリッジ16
に設けられた検出孔16Aを検出することにより、スラ
イドマウントキャリッジ16のホームポジションを検知
する。スライドマウントフイルム34は、スライドマウ
ントキャリッジ16に図1の矢印の方向に挿入可能で、
所定の位置まで挿入されると、前記キャリッジの後端部
に設けられたスライドマウント検出センサ62で装着完
了が検知される。前記センサ62は光学センサ又は機械
式センサのいずれでもよい。また、駆動モータ22から
の回転の伝達は伝達ギアに代えてタイミングベルト、平
ベルト等を用いても良い。
【0018】図3及び図4はそれぞれ上記光源26、ス
ライドマウントフイルム34、現像済み長尺写真フイル
ムをカートリッジに収納したカートリッジフイルム4
6、レンズユニット30の相対位置を示しており、図3
はフイルム送り方向の断面図であり、図4は図3の4−
4線に沿う断面図である。カートリッジフイルム46
は、ラインセンサ32の主走査方向(多数の光電変換素
子が配列されている方向)と同方向に画像幅aを有し、
同様にスライドマウントフイルム34は画像幅bを有し
ている。
【0019】レンズユニット30は一定画角θの単焦点
レンズであり、フイルム搬送ガイド51によって案内さ
れているフイルム46、及びスライドマウントキャリッ
ジ16に装着されたフイルム34は、この撮影画角θの
範囲に各画像幅a及びbが略一致するようにレンズユニ
ット30に対してそれぞれ所定の位置関係となるように
配置されている。
【0020】ここで、新写真システムのカートリッジフ
イルム46の画像部のサイズは約30mm×16mmで
ある。一方、スライドマウントフイルム34は、一般に
135タイプのポジフイルムをマウントすることが多
く、その画像部のサイズは36mm×24mmである。
従って、上記フイルム46の画像幅aは、a=16mm
であり、フイルム34の画像幅bは、b=24mmであ
る。また、レンズユニット30の画角は一般的にθ=4
5°〜60゜であることが多く、仮にθ= 45°とする
と、フイルム46と34との段差cを10mm前後に設
定すれば、撮影画角に両フイルムの画像幅を一致させて
画像を取り込むことができる。もちろん、ここであげた
数値は一例であり、b>aの場合、レンズユニット30
の画角および各寸法に応じてcを最適な数値に設定する
ことで、撮影画角に両フイルムの画像幅を一致させて画
像を取り込むことができる。光源26の有効発光領域の
長さLは、画角をカバーするためL>bで設定されてい
て、bの有効画像範囲をすべて照明可能となっている。
【0021】次に、レンズユニット30の詳細について
説明する。図5は上記レンズユニット30の半断面図で
ある。同図に示すように、このレンズユニット30は、
レンズ群を内蔵した移動筒112が、図の矢印に平行な
方向に固定筒110に対して摺動自在に嵌合されてい
る。また、固定筒110の他端にはラインセンサ32が
取り付けられていて、ラインセンサ32に対して移動筒
112を原稿までの距離に応じて進退させることによ
り、焦点調整を行うことができる。固定筒110の外周
に繰出環114が回転自在に嵌合し、その端面には光軸
と直行する面に対して傾斜するカム面116が形成され
ている。固定筒110と移動筒112とは、ばね113
で付勢されているため、カム面116は固定筒110に
設けられたカムピン118と常に当接しており、繰出環
114が回転すると、カム面116の高さに応じて移動
筒112が前記摺動方向に摺動する。繰出環114はレ
ンズ駆動回路とレンズ駆動メカ( 図示せず) によって円
周方向に往復回転運動可能で、制御回路からの信号で任
意の焦点距離に設定できる。この実施の形態では、図3
及び図4に示すように原稿面はスライドマウントフイル
ム34とカートリッジフイルム46の2つの位置しかな
いので、焦点切り替えも2段階あれば足りる。固定筒1
10には繰出環114の円周方向の位置を検出する光学
センサ( 図示せず) が配置されていて、制御回路はその
位置によってレンズユニット30の焦点位置を認識する
ことができる。
【0022】次に、本発明に係る画像入力装置による画
像読み込み動作を説明する。最初にスライドマウントフ
イルム34の画像読み込み動作について、図6のフロー
チャートを参照しながら説明する。図1に示すスライド
マウントキャリッジ16の位置は、スライドマウントフ
イルム34の挿抜可能なホームポジションである。尚、
このホームポジションは、前述したようにキャリッジ位
置検出センサ24によって検知することができる。
【0023】前記ホームポジションにおいて、スライド
マウントフイルム34がスライドマウントキャリッジ1
6に挿入され(ステップS10)、スライドマウント検
出センサ62によってスライドマウントフイルム34が
検出されると(ステップS12)、続いてカートリッジ
フイルム46の有無がフイルム検出センサ70(図2参
照)によって検出される(ステップS14)。カートリ
ッジフイルム46が無い場合には、スライドマウントフ
イルム34に合焦するようにレンズユニット30のレン
ズ位置を設定し(ステップS16)、スライドマウント
キャリッジ駆動モータ22を時計回り方向に回転させる
(ステップS18)。これにより、駆動モータ22の出
力ギア20Aに係合している伝達ギア20B、20Cは
反時計回り方向に回転し、送り用ラックギア18と一体
のスライドマウントキャリッジ16は、ガイド軸38
A、38Bに沿って図1の右方向に摺動する。スライド
マウントキャリッジ16はスキャンエリア42(開口部
のセンターに一致)にスライドマウントフイルム34の
読み込み開始点(図3のP1)が重なる位置まで進めら
れ、その読み込み開始点P1で停止させられる(ステッ
プS20、S22)。尚、読み込み開始位置P1までの
スライドマウントキャリッジ16の移動は、動作開始か
らの駆動モータ22の駆動パルス数が所定の送り位置に
達したこと、もしくはスライドマウントキャリッジ16
が所定位置にきたことを検知するキャリッジ位置検出セ
ンサ24の検出出力が制御回路に伝達されることで確認
される。
【0024】上記状態でスライドマウントフイルム34
の読み込み命令が入力されると(ステップS24)、ス
ライドマウントフイルム34のラインセンサ32による
画像読み込みが行われる(ステップS26)。即ち、ス
ライドマウントフイルム34を上記読み込み開始位置P
1から終了位置P2(図3参照)まで一定速度で搬送す
るとともに、光源26からの照明光によりラインセンサ
32上に結像される画像を所定のライン周期で順次光電
変換し、その画像信号を画像処理回路44に出力する。
尚、1画面分の画像信号の入力動作に先だって、ラフ画
像を読み込み、あるいはホワイトバランス、露光量など
の撮影条件の検出のために、高速のプリスキャン動作を
行うように制御することも可能である。
【0025】前記1画面分の画像信号の入力動作が終了
すると、モータ駆動回路40を通じて駆動モータ22を
反時計回り方向に回転させる(ステップS28)。駆動
モータ22の出力ギア20Aに係合している伝達ギア2
0B、20Cは時計回り方向に回転し、送り用ラックギ
ア18と一体のスライドマウントキャリッジ16は、ガ
イド軸38A、38Bに沿って図1の左方向に摺動す
る。スライドマウントキャリッジ16は、再び図1に示
されているホームポジションに戻る。ホームポジション
までスライドマウントキャリッジ16が戻ったことは、
キャリッジ位置検出センサ24の検出出力が制御回路に
伝達されることで確認される(ステップS30)。
【0026】一方、ステップS14において、カートリ
ッジフイルム46が有ると判定されると、動作待ちの状
態となる(ステップS32)。ここで、スライドマウン
トフイルム34の画像読み込み命令が入力されると(ス
テップS34)、カートリッジフイルム46の巻き戻し
を行い(ステップS36)、カートリッジフイルム46
の巻戻し完了がフイルム検出センサ70によって検出さ
れると(ステップS38)、上記ステップS16〜S2
0と同様の処理を行ったのち(ステップS40〜S4
4)、スライドマウントフイルム34のラインセンサ3
2による画像読み込みが行われる(ステップS26)。
【0027】次に、カートリッジフイルム46からの画
像読み込み動作について、図7のフローチャートを参照
しながら説明する。カートリッジ10が装填され、フイ
ルム検出センサ70によってカートリッジフイルム46
が検出されると(ステップS50、S52)、続いてス
ライドマウントフイルム34の有無を判断する(ステッ
プS54)。尚、スライドマウントフイルム34の有無
の判断は、スライドマウントキャリッジ16がホームポ
ジションにあるか否かによって行われる。
【0028】スライドマウントフイルム34が無い場合
には、カートリッジフイルム46に合焦するようにレン
ズユニット30のレンズ位置を設定し(ステップS5
6)、フイルム駆動モータを駆動してカートリッジ10
からカートリッジフイルム46を送出する(ステップS
58)。そして、フイルム検出センサ70がフイルム4
6の最初のコマのパーフォレーション46A(図2参
照)を検出してから所定量フイルムを送って、1コマ目
の画像始端がスキャンエリア42を通過する直前でフイ
ルム46を停止させる(ステップS60、S62)。
【0029】上記状態でカートリッジフイルム46の読
み込み命令が入力されると(ステップS64)、所定量
フイルム46を送ってフイルム46のラインセンサ32
による画像読み込みが行われる(ステップS66)。こ
の画像読み込み時には、スライドマウントキャリッジ1
6が図1に示すホームポジションにあるため、カートリ
ッジフイルム46用の光学フイルタ42を通過した照明
光で画像読み込みが行われる。このようにして読み込ま
れた画像信号は、画像処理回路44に送出され適宜の画
像処理が行われる。
【0030】1コマ目の画像読み込みが終了して、引き
続き2コマ目の画像読み込みを行う場合は、さらにフイ
ルム46を送って、2コマ目のパーフォレーションを検
出し、1コマ目と同様な手順で読み込み動作を行う。
尚、フイルムのコマ送り、巻き戻し等を行い、各種の動
作を行うことができる(ステップS68)。例えば、カ
ートリッジフイルム46のコマ番号を指定することによ
り、カートリッジフイルム46の所望のコマ画像を読み
取ることも可能である。ここで、フイルム46のコマ番
号は、フイルム検出センサ70によって検出されるフイ
ルム46のパーフォレーション46Aをカウントするこ
とによって検知することができる。また、1コマずつの
画像読み込み動作に先だって、インデックス画像作成の
ためのラフ画像の読み込み、あるいはホワイトバラン
ス、露光量などの撮影条件の検出のために、高速のプリ
スキャン動作をおこなうように制御することも可能であ
る。また、高速のプリスキャン動作中にカートリッジフ
イルム46の磁気記録層に記録された磁気情報の読み書
きを行うことも可能である。
【0031】読み込み動作が終了し、カートリッジフイ
ルム46の排出が命令されると、フイルム46はフイル
ム駆動メカによってカートリッジ10内に巻き戻され、
フイルム検出センサ70によってフイルム46の巻き戻
し完了が検知される(ステップS72、S74)。一
方、ステップS54において、スライドマウントフイル
ム34が有ると判定されると、動作待ちの状態となる
(ステップS76)。ここで、カートリッジフイルム4
6の画像読み込み命令が入力されると(ステップS7
8)、スライドマウントキャリッジ16を排出位置(ホ
ームポジション)に戻し(ステップS80)、スライド
マウントキャリッジ16の排出完了がキャリッジ位置検
出センサ24によって検出されると(ステップS8
2)、上記ステップS56〜S60と同様の処理を行っ
たのち(ステップS84〜S88)、カートリッジフイ
ルム46のラインセンサ32による画像読み込みが行わ
れる(ステップS66)。
【0032】図8はスライドマウントキャリッジの他の
実施の形態を示す斜視図である。同図に示すスライドマ
ウントキャリッジ116は、上面に一体に光学フイルタ
114が配置されている。図1のスライドマウントキャ
リッジ16に代えて、このスライドマウントキャリッジ
116をもちいると、スライドマウントフイルム34読
み込み時に、光学フイルタ114を通過した照明光で画
像読み込みが行われる。カートリッジフイルム46読み
込み時には、光学フイルタ114はスライドマウントキ
ャリッジ116と一体にスキャンエリア42から退避す
るので、光源26の照明光そのままで画像読み込みが行
われる。
【0033】図9は光学フイルタの更に他の実施の形態
を示す図である。同図に示す光学フイルタ134は、ス
ライドマウントフイルム34と同一外形のホルダの中央
部にフイルタユニット134Aが配置されている。図1
のスライドマウントキャリッジ16にスライドマウント
フイルム34に代えて、図9の光学フイルタ134を矢
印の方向に装着すると、前記光学フイルタ134に設け
られた切り欠き134Bを光学フイルタ検出センサ (図
示せず) が検知して光学フイルタ134の装着が検出さ
れる。カートリッジフイルム46の読み込みが指示され
ると、光学フイルタ134のフイルタユニット134A
がスキャンエリア42に重なる位置にスライドマウント
キャリッジ16が配送される。以下、前述の実施の形態
と同様な手順で光学フイルタ134を通過した照明光で
画像読み込みが行われる。光学フイルタ134の組み込
みを解除するよう手動で指示すると、スライドマウント
キャリッジ16は図1のホームポジションまで戻る。ホ
ームポジションでは装置の外部から光学フイルタを交換
することができる。この際、光学特性が異なるフイルタ
ユニットを組み込んだ、数種の光学フイルタを用意して
おけば、任意の光学フイルタを差し替えて使用すること
ができる。光学フイルタ134の形状を前後、左右で対
称形状に形成しておけば、前後の挿入方向の区別なく簡
単に挿入することができる。挿入方向の端面に面取り形
状を形成しておいてもよい。前記光学フイルタ検出セン
サは光学式または機械式でも良い。また光学フイルタ1
34に設けられた検出形状は、切り欠きに限らず穴また
は凸形状でも良い。
【0034】次に、本発明に係る画像入力装置の他の実
施の形態について説明する。図10に示す画像入力装置
は、スライドマウントフイルム134の画像幅(a=1
6mm)と、カートリッジフイルム46の画像幅(a=
16mm)とが同サイズとなっている。レンズユニット
130とラインセンサ132は一体で、レンズ駆動メカ
によって撮影光軸方向に摺動可能に構成されている。レ
ンズユニット130は単焦点かつ画角一定で、カートリ
ッジフイルム46を撮影する場合の位置は図10の実線
で示されている。スライドマウントフイルム134を撮
影する場合は、前記実線の位置から原稿間の段差に等し
い距離cを摺動して、図10の破線の位置に配設され
る。スライドマウントフイルム134とカートリッジフ
イルム46の原稿サイズが等しい場合は、この実施の形
態の構成を用いれば、単焦点で変倍機構不要のレンズユ
ニットを採用することが可能なため、機構の構成を簡単
にすることができ、低コストで小型の装置を提供するこ
とができる。
【0035】図11は本発明に係る画像入力装置の更に
他の実施の形態を示す図である。この画像入力装置は、
原稿サイズの異なる2種類の透過原稿200a及び20
0bをレンズユニット202及びエリアセンサ204か
らなる撮像装置で読み込むものである。即ち、光源20
4の照明光で照明された透過原稿200a又は200b
の読み取り領域の画像は、単焦点かつ画角一定のレンズ
ユニット202を介してエリアセンサ204の撮像面に
結像され、ここで1画面分の画像信号として光電変換さ
れる。
【0036】図11中の破線は、あらかじめ定められた
透過原稿200a、200bの画像読み取り領域の対角
線を示している。透過原稿200a及び200bは、こ
れらの対角線に撮像装置の読み取り範囲が略一致するよ
うに、撮影画角一定のまま読み込まれるように配置され
ている。透過原稿200aと透過原稿200bは選択的
に読み込み可能であり、透過原稿200aを読み込むと
きは透過原稿200bは退避位置にあり、透過原稿20
0bを読み込むときは透過原稿200aは退避位置にあ
る。尚、光源204は単一のユニットではなく、2つ以
上のユニットを組み合わせても良く、さらに光源から原
稿までの間に反射鏡、プリズムなどを挿入して、光路を
屈曲させてもかまわない。同様に原稿から撮像装置まで
の間に反射鏡、プリズムなどを挿入して、光路を屈曲さ
せてもかまわない。
【0037】また、透過原稿200bを読み込む際に光
源204と撮像装置の間に原稿200bに適した光学フ
イルタが挿入され、透過原稿200aを読み込む際には
光学フイルタが挿入されない構成であっても良く、逆に
透過原稿200aを読み込む際には、光源204と撮像
装置の間に透過原稿200bに適した光学フイルタが挿
入され、透過原稿200aを読み込む際には光学フイル
タが挿入されない構成であっても良い。
【0038】さらに透過原稿200aはスライドマウン
トフイルム34であり、透過原稿200bは現像済みの
長尺原稿であって、スライドマウントフイルム34の代
わりに原稿保持部(スライドマウントホルダ)にスライ
ドマウントフイルム34と同形状の任意の光学フイルタ
を取り付け、透過原稿200bの種類に応じて光学フイ
ルタが光源204と透過原稿200bの間に挿入される
構成であっても良い。さらにまた、画角一定のレンズユ
ニット130、202の代わりに、ズームレンズの所定
の画角(例えば、広角側)を使うようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、異
なる大きさの2種類以上の原稿を装置本体に同時に装着
でき、共通の撮像手段で原稿面と撮像手段の距離を変え
ることなく選択的に読み込むことが可能になるため、特
定の原稿用のアダプター類が不要になり、原稿を切り替
えての読み込みも早く行える。また、撮像手段も簡便で
装置が小型化でき、撮像手段を原稿面にあわせて移動す
る必要もないため装置本体も小型化でき、更に撮像手段
の撮像範囲を無駄なく使用することができる。
【0040】また本発明によれば、撮影する原稿の形
状、種類に合わせて、その原稿に適した光学フイルタを
介して画像読み込みが行えるので、より適した撮影条件
に設定可能で、良好な画像を入力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像入力装置の実施の形態を示す
構造斜視図
【図2】図1に示した第1のフイルム搬送部の詳細を示
す斜視図
【図3】図1に示した装置のフイルム送り方向の要部断
面図
【図4】図3の4−4線に沿う断面図
【図5】図1に示したレンズユニットの詳細を示す半断
面図
【図6】スライドマウントフイルムの画像読み込み動作
を説明するために用いたフローチャート
【図7】カートリッジフイルムの画像読み込み動作を説
明するために用いたフローチャート
【図8】図1に示したスライドマウントキャリッジの他
の実施の形態を示す斜視図
【図9】スライドマウントフイルムと外形同一の光学フ
イルタを示す斜視図
【図10】本発明に係る画像入力装置の他の実施の形態
を示す構造斜視図
【図11】本発明に係る画像入力装置の更に他の実施の
形態を示す構造斜視図
【符号の説明】
10…カートリッジ 12…第1のフイルム搬送部 13…第2のフイルム搬送部 14、114、134…光学フイルタ 16、116…スライドマウントキャリッジ 22…駆動モータ 24…キャリッジ位置検出センサ 26、204…光源 30、130、202…レンズユニット 32、132…ラインセンサ 34…スライドマウントフイルム 36…巻き取りスプール 42…スキャンエリア 44…画像処理回路 46…カートリッジフイルム 62…スライドマウント検出センサ 64…カートリッジ検出センサ 70…フイルム検出センサ 200a、200b…透過原稿a 206…エリアセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/10 H04N 5/253 1/107 1/10 5/253

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラインセンサの主走査方向と同方向に第
    1の画像幅を有する第1の原稿を保持する第1の原稿保
    持手段と、 前記ラインセンサの主走査方向と同方向に前記第1の画
    像幅よりも広い第2の画像幅を有する第2の原稿を保持
    する第2の原稿保持手段と、 撮影レンズと、該撮影レンズを介して前記第1及び第2
    の原稿を選択的に読み込む前記ラインセンサとを有する
    共通の撮像手段と、 前記第1の原稿及び第2の原稿をそれぞれ前記ラインセ
    ンサによる主走査方向と直交する副走査方向に搬送する
    搬送手段とを備え、 前記第1及び第2の原稿保持手段は、前記第1及び第2
    の画像幅が前記撮像手段の撮像範囲と略一致するように
    それぞれ所定の位置に設けられていることを特徴とする
    画像入力装置。
  2. 【請求項2】 第1の原稿を保持する第1の原稿保持手
    段と、 前記第1の原稿よりも大きい第2の原稿を保持する第2
    の原稿保持手段と、 撮影レンズと、該撮影レンズを介して前記第1及び第2
    の原稿を選択的に読み込むエリアセンサとを有する共通
    の撮像手段とを備え、 前記第1及び第2の原稿保持手段は、前記第1及び第2
    の原稿が前記撮像手段の撮像範囲と略一致するようにそ
    れぞれ所定の位置に設けられていることを特徴とする画
    像入力装置。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2の原稿のうち1つは現
    像済み長尺写真フイルムであり、1つはスライドマウン
    トフイルムであることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の画像入力装置。
  4. 【請求項4】 第1の透過原稿を保持する第1の原稿保
    持手段と、 前記第1の透過原稿とは種類の異なる第2の透過原稿を
    保持する第2の原稿保持手段と、 前記第1の透過原稿と前記第2の透過原稿とを選択的に
    読み込む共通の撮像手段と、 前記第1の透過原稿と前記第2の透過原稿とを照明する
    光源と、 前記第1及び第2の透過原稿のうち特定の種類の原稿を
    読み込む際に適した光学フイルタとを備え、 前記第1及び第2の原稿保持手段は、前記第1又は第2
    の透過原稿が選択的に読み込み可能に前記撮像手段と前
    記光源の間に配置され、かつ前記光学フイルタを前記撮
    像手段と前記光源の間に挿入可能にしたことを特徴とす
    る画像入力装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の透過原稿と第2の透過原稿と
    は大きさが異なり、前記撮像手段は、撮影レンズと、該
    撮影レンズを介して前記第1及び第2の原稿を選択的に
    読み込むイメージセンサとからなり、前記第1及び第2
    の原稿保持手段は、それぞれ前記第1及び第2の透過原
    稿が、前記撮像手段の撮像範囲と略一致するようにそれ
    ぞれ所定の位置に設けられていることを特徴とする請求
    項4に記載の画像入力装置。
  6. 【請求項6】 前記撮像装置は前記第1の透過原稿の原
    稿面及び前記第2の透過原稿の原稿面のいずれにも合焦
    可能な焦点調節機構を有し、該焦点調節手段は、読み込
    む透過原稿が前記第1の透過原稿か第2の透過原稿かに
    応じて焦点調節を行うことを特徴とする請求項5に記載
    の画像入力装置。
  7. 【請求項7】 前記第1及び第2の原稿保持手段のうち
    の一方は、スライドマウントフイルムを保持するスライ
    ドマウントホルダであり、前記光学フイルタは前記スラ
    イドマウントフイルムの外形と同一形状に形成され、前
    記スライドマウントフイルムに代えて前記スライドマウ
    ントホルダに装着されることを特徴とする請求項4に記
    載の画像入力装置。
  8. 【請求項8】 前記第1及び第2の原稿保持手段のうち
    の一方は、スライドマウントフイルムを保持するスライ
    ドマウントホルダであり、前記光学フイルタは前記スラ
    イドマウントホルダに一体的に配設されていることを特
    徴とする請求項4に記載の画像入力装置。
  9. 【請求項9】 前記スライドマウントホルダを搬送する
    搬送手段を有し、該スライドマウントホルダを所定位置
    に搬送することにより前記光学フイルタが前記撮像手段
    の撮像領域に入るようにしたことを特徴とする請求項7
    又は8に記載の画像入力装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の透過原稿は現像済み長尺写
    真フイルムであり、前記第2の透過原稿はスライドマウ
    ントフイルムである請求項4、8又は9に記載の画像入
    力装置。
  11. 【請求項11】 前記撮像手段はラインセンサを有し、
    前記第1及び第2の透過原稿はそれぞれ原稿読み込み時
    に搬送手段によって前記ラインセンサの副走査方向に搬
    送される請求項4、8又は9に記載の画像入力装置。
  12. 【請求項12】 第1の原稿を保持する第1の原稿保持
    手段と、 前記第1の原稿保持手段に保持される第1の原稿とは所
    定の距離だけ撮影距離が異なる位置に第2の原稿を保持
    する第2の原稿保持手段と、 撮影レンズと、該撮影レンズを介して前記第1及び第2
    の原稿を選択的に読み込むイメージセンサとを有する共
    通の撮像手段と、 読み込む原稿が前記第1の原稿か第2の原稿かに応じて
    前記撮像手段を前記所定の距離だけ光軸方向に進退させ
    る焦点調節機構と、 を備えたことを特徴とする画像入力装置。
  13. 【請求項13】 容器に収納された現像済み長尺写真フ
    イルム又はスライドマウントホルダに装着されたスライ
    ド原稿を選択的にそれぞれの画像読み込み位置に搬送
    し、前記長尺写真フイルム又はスライドマウント原稿の
    画像を撮像手段を介して読み込む画像入力方法におい
    て、 前記長尺写真フイルム及びスライド原稿をそれぞれ異な
    る経路上を搬送可能にし、 前記スライド画像が読み込み位置から退避している状態
    で前記長尺写真フイルムのコマ画像が読み込み位置に搬
    送されているときに、前記スライド原稿の読み込みが指
    示されると、前記長尺写真フイルムを前記容器内に巻き
    戻し、前記スライド原稿を読み込み位置に搬送すること
    を特徴とする画像入力方法。
  14. 【請求項14】 前記スライド原稿の読み込みが指示さ
    れると、前記スライド原稿の原稿位置に合焦するように
    前記撮像装置の焦点調節機構を作動させるようにしたこ
    とを特徴とする請求項13に記載の画像入力方法。
  15. 【請求項15】 容器に収納された現像済み長尺写真フ
    イルム又はスライドマウントホルダに装着されたスライ
    ド原稿を選択的にそれぞれの画像読み込み位置に搬送
    し、前記長尺写真フイルム又はスライドマウント原稿の
    画像を撮像手段を介して読み込む画像入力方法におい
    て、 前記長尺写真フイルム及びスライド原稿をそれぞれ異な
    る経路上を搬送可能にし、 前記長尺写真フイルムが容器内に巻き取られている状態
    で前記スライド画像が読み込み位置に搬送されていると
    きに、前記長尺写真フイルムの読み込みが指示される
    と、前記スライド原稿を読み込み位置から退避させ、前
    記長尺写真フイルムを前記容器から送出して該長尺写真
    フイルムを読み込み位置に搬送することを特徴とする画
    像入力方法。
  16. 【請求項16】 前記長尺写真フイルムの読み込みが指
    示されると、前記長尺写真フイルムの原稿位置に合焦す
    るように前記撮像装置の焦点調節機構を作動させるよう
    にしたことを特徴とする請求項15に記載の画像入力方
    法。
JP9061008A 1997-03-14 1997-03-14 画像入力装置及び方法 Pending JPH10257271A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9061008A JPH10257271A (ja) 1997-03-14 1997-03-14 画像入力装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9061008A JPH10257271A (ja) 1997-03-14 1997-03-14 画像入力装置及び方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10257271A true JPH10257271A (ja) 1998-09-25

Family

ID=13158891

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9061008A Pending JPH10257271A (ja) 1997-03-14 1997-03-14 画像入力装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10257271A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0983732A (ja) スキャナ装置
KR100279900B1 (ko) 화상입력장치
WO1996025004A1 (fr) Lecteur d'images
JPH10257271A (ja) 画像入力装置及び方法
US4864420A (en) Image recorder with plural exposure surfaces
US7307765B2 (en) Image reading apparatus
JP3581516B2 (ja) 画像処理装置及び読み取り制御方法
JP3495464B2 (ja) マイクロフィルムカメラのマーク写し込み装置
JP3781335B2 (ja) フイルムキャリア
JP2002131849A (ja) 画像読取装置
JP3230169B2 (ja) 画像焼付方法及び画像焼付装置
JP2003110825A (ja) 合焦制御方法及び画像読取装置
EP1353220B1 (en) Image reading apparatus and method
JP3423565B2 (ja) スキャナ装置及びその制御方法
JP2947139B2 (ja) 情報検索装置
JPH09211740A (ja) マイクロフィルムカメラおよびマイクロフィルムスキャナ
JPS63191141A (ja) 撮影装置
JPH0951408A (ja) 画像読取装置
JP2004004646A (ja) 画像読取装置及び画像読取方法
JPH09211790A (ja) マイクロフィルムカセット
JPH09179276A (ja) 露光装置及び、露光手段と現像処理手段とを有する装置
JPH06160986A (ja) 写真プリント方法
JPH09312733A (ja) フィルムスキャナ装置
JPH0832773A (ja) フィルム画像入力装置
JPH09275522A (ja) 観賞装置