JPH10255623A - 過電流検知機構およびそれを用いた電子閃光装置 - Google Patents

過電流検知機構およびそれを用いた電子閃光装置

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JPH10255623A
JPH10255623A JP9056341A JP5634197A JPH10255623A JP H10255623 A JPH10255623 A JP H10255623A JP 9056341 A JP9056341 A JP 9056341A JP 5634197 A JP5634197 A JP 5634197A JP H10255623 A JPH10255623 A JP H10255623A
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thermal
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、温度ヒューズによる検知温度のば
らつきをなくすと共に、容易に交換可能な過電流検知機
構、およびそれを用いた電子閃光装置を提供することを
目的とする。 【解決手段】 温度ヒューズ20と、電池を収納する電
池室11の電池接片18dに一体に設けられ、温度ヒュ
ーズ20を挟持する挟持手段18bとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温度ヒューズを用
いて過電流による電池の温度上昇を検知する過電流検知
機構およびそれを用いた電子閃光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、電池を電源とする電子装置では、
使用される電子部品の多くが、AC機器に使用される電
子部品のような安全規格の認定部品ではないため、断線
などの破損によるショートといった故障が起こりうる。
電子部品が故障し、電池ショートとなった場合には、電
池の種類によっては15〜30アンペアという大電流が
装置内を流れることになる。このような過電流が発生す
ると、装置内の電子部品の温度が異常上昇し、場合によ
っては装置が発火するなどの危険を伴っている。
【0003】このため、従来の電子装置では、温度ヒュ
ーズを比較的発熱しやすい電源トランスやパワートラン
ジスタなどの電子部品に密着固定させ、また、これらの
電子部品近傍の回路基板などに配置することによって、
温度ヒューズが異常な温度上昇を検知した場合には電流
路が遮断されるようにし、当該装置の電子部品を保護し
ている。
【0004】ここに、従来では、温度ヒューズを電子部
品に密着固定させるための適当な手段として、一般に接
着剤を用いている。図11は、温度ヒューズを電子部品
に取り付けた状態を示す斜視図である。図11におい
て、プリント基板91上の図示されない回路に組み込ま
れている電子部品92は、接続用リード線93と導体パ
ターン94とを介して当該回路に接続されている。ま
た、温度ヒューズ95は、2つの端子97を介して電流
路に介在されている。
【0005】この温度ヒューズ95は、接着剤96を介
して電子部品92に密着して取り付けられている。これ
によって、回路に過電流が発生すると、電子部品92の
発熱が接着剤96を介して温度ヒューズ95に伝達さ
れ、電流路を遮断することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、温度ヒューズ
95を電子部品92に取り付ける作業は、作業員の手で
1つ1つ行われるため、接着剤96の塗布厚や温度ヒュ
ーズ95の取付位置を一定にすることは困難なことが多
い。
【0007】一方、接着剤96は、断熱効果を有する。
このため、接着剤96の塗布厚や取付位置が異なる場合
には、温度ヒューズ95への熱伝達の割合が異なる。ま
た、温度ヒューズ95への熱伝達の割合は、接着剤96
の材質によっても異なる。したがって、予め決まった動
作特性の温度ヒューズ95を用いても、温度ヒューズ9
5が実際に溶断するタイミングや、溶断するときの電子
部品の温度は、温度ヒューズの取付状態によって異な
る。
【0008】このように、温度ヒューズ95の熱応答性
が異なることによって、当該装置が正常なときに誤って
温度ヒューズ95が作動したり、反対に、異常なときに
作動しないという事態が発生することも考えられる。
【0009】さらに、接着剤96で温度ヒューズ95を
密着固定しているので、温度ヒューズ95を取り外すた
めには、まず接着剤96を溶かすことが必要になるな
ど、交換時に非常に手間がかかり、また、交換前と同じ
熱応答性を示すように温度ヒューズ95を取り付けるこ
とがさらに困難であるという問題もある。また、発熱す
る電子部品92のそれぞれに温度ヒューズ95を取り付
ける必要があるため、そのような電子部品92が沢山あ
る場合には、温度ヒューズ95の数の増加や、それぞれ
の電子部品に適合した複数種の温度ヒューズ95を用い
る必要があるなど、コストアップの要因となる。
【0010】本発明の目的は、温度ヒューズの熱応答性
のばらつきをなくすと共に、容易に交換可能な過電流検
知機構、およびそれを用いた電子閃光装置を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、温度ヒューズと、電池を収納する電池室置の電池接
片に一体に設けられ、温度ヒューズを挟持する挟持手段
とを備えることを特徴とする。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の過電流検知機構において、挟持手段は、該挟持手段と
温度ヒューズとが当接する面積を調整する調整手段を有
することを特徴とする。請求項3に記載の発明は、請求
項2に記載の過電流検知機構において、調整手段は、挟
持手段に対する温度ヒューズの装着位置を定める突起部
であることを特徴とする。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
の過電流検知機構において、調整手段は、挟持手段に設
けられる開口部であることを特徴とする。請求項5に記
載の発明は、請求項2に記載の過電流検知機構におい
て、調整手段は、挟持手段に設けられる凹凸部であるこ
とを特徴とする。
【0014】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の過電流検知機構において、凹凸部は、波状に形成され
ることを特徴とする。請求項7に記載の発明は、請求項
5に記載の過電流検知機構において、凹凸部は、少なく
とも1つの突出部で形成されることを特徴とする。請求
項8に記載の発明は、請求項1ないし請求項7の何れか
1項に記載の過電流検知機構を備えることを特徴とす
る。
【0015】請求項9に記載の発明は、請求項2ないし
請求項7の何れか1項に記載の過電流検知機構を用いた
電子閃光装置であって、調整手段は、当該装置のガイド
ナンバーに応じて、当接する面積を調整することを特徴
とする。
【0016】(作用)請求項1に記載の発明にかかわる
過電流検知機構では、温度ヒューズは、電池接片に一体
に設けてある挟持手段を介して、電池の発熱を直接検知
する。したがって、電池は、負荷に過電流が発生すると
非常に短い時間で高温となるが、その発熱は温度ヒュー
ズに迅速に伝達される。
【0017】また、温度ヒューズは、挟持手段によって
挟持されて取り付けられるので、その取付状態が安定で
あり、温度ヒューズへの熱伝達性が一定になる。さら
に、温度ヒューズは、挟持手段に挿入したり、抜き取っ
たりするだけで、容易に交換される。請求項2に記載の
発明にかかわる過電流検知機構では、調整手段によっ
て、挟持手段と温度ヒューズとが当接する面積を調整す
る。つまり、調整手段は、電池から温度ヒューズへの熱
伝達の割合を目的の割合に調整する。
【0018】請求項3に記載の発明にかかわる過電流検
知機構では、温度ヒューズを挟持手段に挿入するとき
に、突起部で係止させ、その状態で挟持手段に挟持させ
る。よって、温度ヒューズは、常に決まった位置に装着
される。
【0019】また、突起部の位置を変えることによっ
て、温度ヒューズの装着位置を調節でき、これによって
温度ヒューズへの熱伝達性も制御できる。請求項4に記
載の発明にかかわる過電流検知機構では、挟持手段に挟
持された温度ヒューズは、開口部において挟持手段と当
接しない。よって、開口部の大きさに応じた分だけ、温
度ヒューズへの熱伝達の割合が減少する。
【0020】請求項5に記載の発明にかかわる過電流検
知機構では、挟持手段に挟持された温度ヒューズは、凹
凸部の凹部において挟持手段と当接しない。凹凸部の形
態によって、温度ヒューズへの熱伝達性が調整される。
請求項6に記載の発明にかかわる過電流検知機構では、
凹凸部が波状に形成されることによって、温度ヒューズ
と挟持手段とが当接する割合が調節される。
【0021】請求項7に記載の発明にかかわる過電流検
知機構では、凹凸部は、少なくとも1つの突出部で形成
することができる。請求項8に記載の発明にかかわる電
子閃光装置では、上述した何れかの過電流検知機構を備
えている。したがって、電源部で異常な温度上昇がある
と、温度ヒューズに熱が伝達され、速やかに電流路を遮
断して、当該装置の電子部品の損傷を防止する。
【0022】請求項9に記載の発明にかかわる電子閃光
装置では、ガイドナンバーに応じて、挟持手段と温度ヒ
ューズとが当接する面積を調整することができる。よっ
て、動作特性が同じ温度ヒューズを用いても、ガイドナ
ンバーに適切な熱伝達性とすることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0024】図1は、本実施形態の過電流検知機構を備
える電子閃光装置の電源部の構成を分解して示す斜視図
である。図2は、本実施形態の過電流検知機構の側面図
である。図3は、本実施形態の過電流検知機構を備える
電子閃光装置の電源部を組み立てた状態を側方から見た
断面透視図、図4は、組み立てた状態の正面図である。
図5は、電子閃光装置の回路構成を示す図である。本実
施形態は、請求項1〜請求項3,請求項8,請求項9に
記載した発明に対応する。
【0025】図1において、電子閃光装置の電源部は、
複数の電池を収納する電池室11と、電池を直列に接続
する電池金具15と、電圧出力端となる電池金具18
と、電圧入力端となる図示されない電池金具とを備え、
電池室11に収納される複数の電池を直列に接続して、
所望の電圧が得られるようになっている。なお、各電池
は、電池室11の底面に付された電池の極性を示す
「+」(プラス)および「−」(マイナス)の記号にし
たがって収納される。
【0026】電池室11において、スペース12,13
の長手方向の一方の側壁上端には、電池金具15を取り
付ける凹部14が設けられ、他方の側壁上端には、電池
金具18を取り付ける凹部16が設けられる。なお、図
1に示される電池金具15は、スペース12,13に収
納される2つの電池を直列に接続するものであり、電池
金具18は、スペース12に収納される電池17から電
圧を取り出すものである。
【0027】これらの電池金具15,18は、一般に、
リン青銅、鉄系材料、ステンレスなどのばね材料を折り
曲げ加工して形成し、それに、ニッケルメッキ、スズメ
ッキなどを施したものである。電池金具15は、図1に
示されるように、平板状部材をU字状に折り曲げて形成
され、下向きに開口する状態で凹部14に嵌合装着する
ことによって、電池室11に取り付けられる。電池室1
1の内方に位置する接片15aは、スペース12に収納
される電池17の負極と、スペース13に収納される電
池の正極とに当接する。
【0028】一方、電池金具18は、図1,図2に示さ
れるように、平板状部材の長手方向の両端をそれぞれ逆
向きに折り曲げて逆S字状に形成されている。つまり、
電池金具18は、逆S字状の上端にて下向きに開口する
係止凹部18aと、逆S字状の下端にて上向きに開口す
る収納凹部18bとを一体に備えている。ここで、電池
金具18において、係止凹部18aと収納凹部18bと
が連接されている面を連接片18c、この連接片18c
に平行な係止凹部18aの面を接片18d、連接片18
cに平行な収納凹部18bの面を接片18eとする。
【0029】係止凹部18aを凹部16に嵌合装着する
ことによって、電池金具18を電池室11に取り付ける
と、図3に示されるように、接片18dがスペース12
に収納される電池17の正極に当接する。このとき、連
接片18cは、電池室11の側壁の外壁面に沿って接触
垂下し、収納凹部18bが電池室11の外壁面に突き出
た形で位置する。収納凹部18bにおいて、接片18e
の幅方向の一側端には、図1〜図4に示されるように、
連接片18cに向けて突起した突起18fが一体に設け
られる。
【0030】温度ヒューズ20は、収納凹部18bの底
面だけでなく、突起18fにも当接した状態で、正確に
位置決めされて、連接片18cと接片18eとの間に挿
入装着される。なお、温度ヒューズ20の収納凹部18
bへの挿入は、図1では、点線矢印で示されるように、
上方から行われるとしたが、突起18fが設けられてな
い幅方向の側方から行ってもよい。
【0031】ここで、温度ヒューズ20は、直方体形状
のものを想定している。したがって、接片18eと連接
片18cとの間隔は、温度ヒューズ20の厚さにほぼ等
しく、連接片18cおよび接片18eの幅方向の長さ
は、共に温度ヒューズ20の水平方向の長さにほぼ等し
い。また、連接片18cの上下方向の長さは、温度ヒュ
ーズ20の上下方向の高さより少し長いが、接片18e
の上下方向の長さは、それより少し短い。
【0032】収納凹部18bは平板部材を折り曲げて形
成したものであり、突起18fは接片18eの幅方向の
一側端に設けられているので、温度ヒューズ20のほぼ
全面に収納凹部18bが密着することとなる(図4の点
図示部参照)。こうして、温度ヒューズ20は、連接片
18cと接片18eとのばね力により、当該収納凹部1
8bに挟持固定される。このとき、温度ヒューズ20
は、側面が連接片18cや接片18eにほぼ密着した状
態で挟持固定されるので、振動などで抜け落ちることは
ない。
【0033】なお、温度ヒューズ20は、弾性的に挟持
固定されるのみであるので、挿抜は自在である。一方、
収納凹部18bにおいて、接片18eの上端には、電池
17から電圧を取り出す出力端子片18gが突設されて
いる。この出力端子片18gは、リード線19を介し
て、温度ヒューズ20の一方の端子20aに接続され
る。
【0034】温度ヒューズ20の他方の端子20bは、
図5に示すように、電気回路部41の正極端子42に接
続される。このように、温度ヒューズ20は、電源部の
正極側において、電気回路部41との間に介在されてい
る。また、当該電源部の電圧入力端は、図5に示される
ように、電池43の負極に当接する電池金具44にあ
り、電気回路部41の負極端子45に接続される。
【0035】さて、図5に示される電子閃光装置の電気
回路部41は、周知のものである。図5において、負極
端子45は接地され、アースライン47が形成される。
また、正極端子42と負極端子45との間には、平滑用
の電源コンデンサC1が接続されると共に、下流側に向
かって、昇圧回路、電圧検知回路、メインコンデンサC
4、トリガ回路、発光管Xeが接続される。これらの回
路などは、制御回路46によって制御される。
【0036】昇圧回路は、昇圧トランジスタQ1、制御
トランジスタQ2、抵抗器R1〜R4、ダイオードD
1,D2、コンデンサC2、昇圧トランスT1で構成さ
れる。電圧検知回路は、コンデンサC3、抵抗器R5,
R6、ダイオードD3で構成される。トリガ回路は、抵
抗R7〜R9、コンデンサC5,C6、サイリスタSC
R、トリガトランスT2で構成される。
【0037】昇圧トランジスタQ1は、エミッタが正極
端子42に接続され、コレクタが昇圧トランスT1の一
次巻線L1を介してアースライン47に接続され、エミ
ッタとベースとの間には抵抗器R1が設けられる。昇圧
トランジスタQ1のベースは、制御トランジスタQ2の
コレクタに接続される。制御トランジスタQ2のエミッ
タは、昇圧トランスT1の一次巻線L2と抵抗器R4と
を介してアースライン47に接続されると共に、逆方向
のダイオードD2を介してアースライン47に接続され
る。
【0038】制御トランジスタQ2のベースは、抵抗器
R2を介して制御回路46の制御線A1に接続される。
制御トランジスタQ2のエミッタとベースとの間には、
抵抗器R3が設けられる。昇圧トランスT1の二次巻線
L3は、一端が制御トランジスタQ2のエミッタに、他
端がダイオードD1のアノードに接続される。二次巻線
L3の両端には、コンデンサC2が接続される。
【0039】ダイオードD1のカソードは、コンデンサ
C3を介してアースライン47に接続されると共に、直
列接続された2つの抵抗器R5,R6を介してアースラ
イン47に接続される。抵抗器R5,R6の接続端は、
制御回路46の制御線A2に接続される。また、ダイオ
ードD1のカソードには、ダイオードD3のアノードが
接続される。ダイオードD3のカソードとアースライン
47との間には、発光エネルギーを蓄えるメインコンデ
ンサC4と、発光管Xeとが接続される。
【0040】さらに、ダイオードD3のカソードは、抵
抗器R7を介してサイリスタSCRのアノードに接続さ
れる。サイリスタSCRのカソードは、アースライン4
7に接続される。サイリスタSCRのゲートは、抵抗器
R8とコンデンサC5との並列回路を介してアースライ
ン47に接続されると共に、抵抗器R9を介して制御回
路46の制御線A3に接続される。
【0041】抵抗器R7とサイリスタSCRのアノード
との接続端は、コンデンサC6を介してトリガトランス
T2の一次巻線L4の一端に接続され、一次巻線L4の
他端は、トリガトランスT2の二次巻線L5の一端と共
に、アースライン47に接続される。二次巻線L5の他
端は、発光管Xeのトリガ電極に接続される。以上の構
成において、請求項と本実施形態との対応関係は、次の
ようになっている。温度ヒューズには、温度ヒューズ2
0が対応する。電池室には、電池室11が対応する。電
池接片には、接片18dが対応する。挟持手段には、収
納凹部18bが対応する。調整手段には、突起18fが
対応する。
【0042】以下、本実施形態の動作を説明する。電子
閃光装置の図示されない電源スイッチが投入されると、
制御回路46は、制御線A1に与える信号を高レベルに
する。よって、昇圧回路による周知の昇圧動作が開始さ
れ、メインコンデンサC4に発光エネルギーが蓄積され
ていく。制御回路46では、制御線A2を介し、メイン
コンデンサC4に充電される電圧値をモニタする。メイ
ンコンデンサC4が所定の電圧値まで充電され、満充電
の状態となると、制御回路46は、制御線A1の信号を
低レベルにする。よって、昇圧回路による昇圧動作が終
了する。
【0043】また、制御回路46は、図示されないレデ
ィライトを点灯し、電子閃光装置が発光動作可能な状態
にある旨をユーザーに知らせる。ユーザーが、カメラの
シャッターを押すことによって図示されないX接点が閉
成されると、制御回路46は、制御線A3に与える信号
を高レベルにする。よって、トリガ回路が作動を開始
し、発光管Xeが発光するので、閃光を利用した撮影を
行うことができる。
【0044】ここで、例えば、電源コンデンサC1がシ
ョートすると、電子閃光装置は、電池ショートとなって
しまう。このような場合には、当該装置内に大電流が流
れることとなる。例えば、電源部の電池として単三型ア
ルカリマンガン電池を用いる場合、当該装置内に流れる
ショート電流は、およそ15〜20アンペアとなる。ま
た、ニッケル・カドミニウム電池を用いる場合には、お
よそ20〜30アンペアのショート電流が流れる。
【0045】このとき、電池は非常に短い時間で高温に
なる。この電池の異常温度上昇は、一体形成された接片
18dと連接片18cとを介して収納凹部18bに伝達
され、温度ヒューズ20に密着している連接片18cお
よび接片18eの部分から、温度ヒューズ20に効率よ
く伝達される。したがって、温度ヒューズ20が溶断さ
れることによって電気回路部41への電圧の印加を遮断
し、当該装置が発火するなどの危険を回避することがで
きる。
【0046】ここで、温度ヒューズ20は、突起18f
によって、正確に位置決めされて収納凹部18bに挟持
固定されているので、温度ヒューズ20に密着している
連接片18cおよび接片18eの面積が一定に定めら
れ、温度ヒューズ20には、一定の割合で熱が伝達され
る。このように、本実施形態の過電流検知機構では、温
度ヒューズ20が一定の熱応答性にしたがって溶断する
ように設定されている。
【0047】また、本実施形態の過電流検知機構では、
図4に示されるように、温度ヒューズ20のほぼ全面に
収納凹部18bが密着しているので、温度ヒューズ20
の熱応答性がよい。溶断した温度ヒューズ20を新しい
ものと交換する際には、まず、溶断した温度ヒューズ2
0を収納凹部18bから抜き取ると共に、端子20aと
リード線19との接続、および端子20bと正極端子4
2との接続を外す。このように、本実施形態では、従来
のように接着剤を溶かすなどの作業を要することなく、
収納凹部18bから抜き取るだけで、簡単に溶断した温
度ヒューズ20を取り外すことができる。
【0048】次いで、新しい温度ヒューズを取り付ける
際には、当該温度ヒューズを収納凹部18bに挿入する
と共に、2つの端子をそれぞれリード線19と正極端子
42とに接続する。このように、本実施形態では、温度
ヒューズ20は、接着剤を用いて固定する従来の方法と
は異なり、収納凹部18bに挿抜自在に挟持されて固定
されるので、容易に交換することができる。したがっ
て、温度ヒューズの実装作業が効率化する。
【0049】さらに、新しい温度ヒューズは、収納凹部
18bに挿入される際、溶断した前の温度ヒューズ20
と同様に、突起18fに当接するまで押し込まれる。し
たがって、温度ヒューズと収納凹部18cとが密着する
面積、つまり、温度ヒューズへの熱伝達の割合が再現さ
れる。従来の接着剤を用いる固定方法では、接着剤の塗
布量や接着位置によって温度ヒューズの熱応答性がばら
つくため、温度ヒューズの交換によって熱応答性が変わ
ってしまうといった問題が生じていた。しかし、本実施
形態では、熱応答性を一定に定めることができ、温度ヒ
ューズによる過電流検知の信頼性が高まる。
【0050】また、本実施形態では、電子装置の製造工
程において、接着剤による接着工程が不要となるので、
工数の削減に寄与する。さらに、本実施形態では、電池
の温度上昇に着目し、温度ヒューズによって電池の発熱
を検知させる構成としたので、各電子部品ごとに温度ヒ
ューズを設ける必要はなく、部品点数が減少し、コスト
削減となる。
【0051】なお、本実施形態では、温度ヒューズの収
納凹部18bでの装着位置を定める突起18fが、収納
凹部18bの接片18eの一側端に設けられる場合を例
に説明した。ここで、突起18fの位置を調整すること
によって、温度ヒューズ20の熱応答性を調節すること
ができる。図6は、過電流検知機構の変形例を示す正面
図である。図6において、突起18fは、接片18eの
幅方向の中程に設けられる。この場合、温度ヒューズ2
0を突起18fに当接するまで押し込んでも、温度ヒュ
ーズ20と収納凹部18bとが密着する面積(点図示部
参照)は、図4の場合に比べて少ない。
【0052】すなわち、電池の温度上昇が同じ状況の場
合、温度ヒューズの特性が同じであれば、図6に示す過
電流検知機構を用いた方が、図1〜図4に示す過電流検
知機構を用いるよりも、温度ヒューズ20への熱伝達の
割合が少なく、温度ヒューズ20が溶断するまでの時間
が遅延されることになる。通常、電子閃光装置では、ガ
イドナンバーが高いものほど、メインコンデンサC4の
容量が大きく、満充電に要する時間が長いので、電池か
らの発熱がそれだけ多くなる。よって、同じ特性の温度
ヒューズを用いるのであれば、ガイドナンバーが高いも
のほど、温度ヒューズと収納凹部とが密着する面積を少
なくして感度を下げる方が好ましい。
【0053】図7は、過電流検知機構の別の変形例を示
す斜視図である。なお、図7には、収納凹部18bの連
接面18cが示されている。図7において、連接面18
cには、複数の片持ち支持状の爪部51〜53が、連接
面18cの幅方向にほぼ一定の間隔をあけて設けられ
る。これらの内、例えば、爪部52を点線で図示するよ
うに引き起こし、連接面18cから突出させることによ
って、図6に示す過電流検知機構のように、接片18e
の中程に突起18fを設けたと同様の構成を実現するこ
とができる。
【0054】また、爪部51を同様にして引き起こし、
連接面18cから突出させることによって、図1〜図4
に示す過電流検知機構のように、接片18eの一側端に
突起18fを設けたと同様の構成とすることもできる。
つまり、この変形例によれば、電池金具18を形成した
後であっても、温度ヒューズの熱応答性を調節すること
が可能である。
【0055】また、本実施形態では、図1〜図3に示さ
れるように、平板部材を折り曲げて収納凹部18cを構
成したが、本発明の過電流検知機構は、この構成に限定
されない。図8は、過電流検知機構のさらに別の変形例
を示す側面図である。この変形例は、請求項5,6に記
載した発明に対応する。図8において、収納凹部18b
の連接面18cには、波状の加工が施されている。した
がって、この収納凹部18bに収納される温度ヒューズ
20は、連接面18cにおいて、波状の凸部とだけ密着
することになり、図4の場合に比べてその面積が減少す
る。よって、温度ヒューズ20への熱伝達が遅延され、
温度ヒューズの熱応答性を調節することができる。
【0056】図9は、過電流検知機構のまた別の変形例
を示す斜視図である。この変形例は、請求項5,7に記
載した発明に対応する。図9において、収納凹部18b
の連接面18cには、複数の突出部71〜76が設けら
れている。したがって、この収納凹部18bに収納され
る温度ヒューズ20は、連接面18cにおいて、突出部
71〜76の凸部とだけ密着することになり、図4の場
合に比べてその面積が減少する。よって、温度ヒューズ
20への熱伝達が遅延され、温度ヒューズの熱応答性を
調節することができる。
【0057】さらに、突出部の数や大きさを変更するこ
とで、自由にその感度を変えることができる。図10
は、過電流検知機構のさらに別の変形例を示す斜視図で
ある。この変形例は、請求項4に記載した発明に対応す
る。図10において、収納凹部18bの連接面18cに
は、複数の開口部81〜86が設けられている。
【0058】したがって、この収納凹部18bに収納さ
れる温度ヒューズ20は、連接面18cにおいて、開口
部81〜86以外の面とだけ密着することになり、図4
の場合に比べてその面積が減少する。よって、温度ヒュ
ーズ20への熱伝達が遅延され、温度ヒューズの熱応答
性を調節することができる。
【0059】さらに、開口部の数や大きさを変更するこ
とで、自由にその感度を変えることができる。なお、図
7〜図10に示される例では、収納凹部18bの連接片
18cに、温度ヒューズの熱応答性を調節する機構を設
けたが、このような機構は、連接面18cではなく、接
片18eに設けられても、また、両方に設けられていて
もよい。
【0060】また、図7〜図10に示されるように、連
接面18cに施されるさまざまな加工は、電池金具18
に施される折り曲げ加工と同様に、何ら特別の治工具を
新たに必要とすることなく容易に行うことができる。さ
らに、温度ヒューズを挟持固定する収納凹部18bは、
電池金具18に一体に設けられているので、上述した過
電流検知機構は、簡単に製造されるものであり、かつ、
簡単に電池室11に取り付けることができる。
【0061】また、一般に、電池金具の材料をリン青銅
にする場合、ステンレス系に比較すると導電抵抗が低い
という利点はあるが、ばね力が弱い。また、リン青銅
は、電池が漏液するときに出す強アルカリにも弱いとい
う欠点を持っている。これに対して、ステンレス系で
は、比較的強いばね力が確保できるため、電池をしっか
りと保持するという利点がある。
【0062】例えば、可搬型機器においては、振動等で
瞬間的に接続が断たれることが容易に発生するので、ば
ね力の強い材料が望まれるなど、用途に応じて適宜選択
して使用すればよい。なお、本実施形態では、温度ヒュ
ーズ20を電源部の正極側に配置したが、負極側に配置
しても何ら問題はない。
【0063】また、本実施形態では、過電流検知機構を
電子閃光装置に設ける場合を例にとって説明したが、過
電流検知機構は、電池を収納する任意の電池室に設ける
ことができる。さらに、上述した実施形態では、直方体
形状の温度ヒューズを想定したが、円筒形状のものに応
用することができる。この場合には、電池金具18の収
納凹部18bの部分を円筒形状の温度ヒューズの外形に
合わせて成形すればよい。よって、円筒形状の温度ヒュ
ーズも、同様に挟持固定される。
【0064】
【発明の効果】上述したように、請求項1に記載した発
明では、温度ヒューズは挟持手段によって挟持固定され
るので、その熱応答性のばらつきがなくなると共に、そ
の交換が容易となる。また、挟持手段は、電池接片と一
体に形成できるので、量産性に富み、安価に提供でき
る。さらに、本発明では、大幅な設計変更を要さずに、
既存の装置に適用できる利点もある。
【0065】また、請求項2〜請求項7に記載した発明
では、挟持手段が調整手段を備えるので、温度ヒューズ
の熱応答性を予め定めることができる。さらに、請求項
8に記載した発明では、電子閃光装置が過電流検知機構
を備えるので、その電源部が異常温度上昇しても、当該
装置の電子部品を保護することができる。
【0066】また、請求項9に記載した発明では、過電
流検知機構がガイドナンバーに応じて調整されるので、
作動条件が適切となる。したがって、これらの発明が適
用された過電流検知機構およびそれを用いた電子閃光装
置では、当該装置の回路部品の保護における信頼性が向
上し、かつ、当該装置の製造あるいはサービスを簡易に
行えるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】過電流検知機構を備える電子閃光装置の電源部
の構成を示す分解斜視図である。
【図2】過電流検知機構の側面図である。
【図3】過電流検知機構を備える電子閃光装置の電源部
の断面透視図である。
【図4】過電流検知機構を備える電子閃光装置の電源部
の正面図である。
【図5】電子閃光装置の回路構成を示す図である。
【図6】過電流検知機構の変形例を示す正面図である。
【図7】過電流検知機構の変形例を示す斜視図である。
【図8】過電流検知機構の変形例を示す側面図である。
【図9】過電流検知機構の変形例を示す斜視図である。
【図10】過電流検知機構の変形例を示す斜視図であ
る。
【図11】従来の温度ヒューズ取り付け状態を示す斜視
図である。
【符号の説明】
11 電池室 12,13 スペース 14,16 凹部 15,18,44 電池金具 17,43 電池 19 リード線 20,95 温度ヒューズ 41 電気回路部 42 正極端子 45 負極端子 46 制御回路 47 アースライン 51〜53 爪部 71〜76 突出部 81〜86 開口部 91 プリント基板 92 電子部品 96 接着剤

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度ヒューズと、 電池を収納する電池室の電池接片に一体に設けられ、前
    記温度ヒューズを挟持する挟持手段とを備えることを特
    徴とする過電流検知機構。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の過電流検知機構におい
    て、 前記挟持手段は、 該挟持手段と前記温度ヒューズとが当接する面積を調整
    する調整手段を有することを特徴とする過電流検知機
    構。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の過電流検知機構におい
    て、 前記調整手段は、 前記挟持手段に対する前記温度ヒューズの装着位置を定
    める突起部であることを特徴とする過電流検知機構。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の過電流検知機構におい
    て、 前記調整手段は、 前記挟持手段に設けられる開口部であることを特徴とす
    る過電流検知機構。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の過電流検知機構におい
    て、 前記調整手段は、 前記挟持手段に設けられる凹凸部であることを特徴とす
    る過電流検知機構。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の過電流検知機構におい
    て、 前記凹凸部は、 波状に形成されることを特徴とする過電流検知機構。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の過電流検知機構におい
    て、 前記凹凸部は、 少なくとも1つの突出部で形成されることを特徴とする
    過電流検知機構。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項7の何れか1項に
    記載の過電流検知機構を備えることを特徴とする電子閃
    光装置。
  9. 【請求項9】 請求項2ないし請求項7の何れか1項に
    記載の過電流検知機構を用いた電子閃光装置であって、 前記調整手段は、 当該装置のガイドナンバーに応じて、前記当接する面積
    を調整することを特徴とする電子閃光装置。
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