JPH10254604A - 情報表示装置 - Google Patents

情報表示装置

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JPH10254604A
JPH10254604A JP5501497A JP5501497A JPH10254604A JP H10254604 A JPH10254604 A JP H10254604A JP 5501497 A JP5501497 A JP 5501497A JP 5501497 A JP5501497 A JP 5501497A JP H10254604 A JPH10254604 A JP H10254604A
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JP
Japan
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information
display
operation unit
display device
rotation
Prior art date
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Pending
Application number
JP5501497A
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English (en)
Inventor
Shinichi Ogasawara
伸一 小笠原
Kazuyasu Takenaka
一康 竹中
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者の意思と合わせるようにして、情報表
示装置における情報の表示の移動を行うこと等が容易に
できる情報表示装置を提供すること。 【解決手段】 情報20を表示する表示手段14と、表
示手段14に表示されている情報20の拡大表示と縮小
表示するために、回転することにより、拡大操作か縮小
操作であるかの指示を与え、かつ拡大表示の倍率か縮小
表示の倍率を指示する第1操作部30と、表示手段14
に表示されている情報20の上方移動と下方移動をする
ために、回転することにより、上方移動操作と下方移動
操作かの指示を与え、かつ上方移動操作量と下方移動操
作量を指示する第2操作部32と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報を表示するた
めの情報表示装置に関し、例えば携帯しながら情報を表
示することができる情報表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報の保持及び活用が活発化して
きており、パーソナルコンピュータ等のコンピュータ
や、携帯型の情報端末のような情報表示装置が使用され
ている。例えば図13に示すようなパーソナルコンピュ
ータは、表示装置1とキーボード2及びマウス3のよう
なポインティングディバイス等を備えている。表示装置
1には、グラフィック・ユーザー・インターフェイス
(GUI)を持ったウィンドウズのような表示画面を表
示できるようになっている。表示装置1の表示画面内に
は、表示装置1の表示内容をスクロールするためのスク
ロールボタン4,5やスクロールバー6等を備えてい
る。使用者はマウス3を操作してマウスポインタ7をス
クロールボタン4の上でクリックすることにより、表示
領域8は、Y1(上方向)へ移動し、マウスポインタ7
をスクロールボタン5の上でクリックすることにより、
Y2(下方向)に移動することができる。またマウスポ
インタ7によりスクロールバー6をY1あるいはY2の
方向にスクロールすることで、表示領域8を高速でスク
ロールすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した表
示装置1のようなスクロールボタン4,5やスクロール
バー6等を用いて、表示領域8を移動しようとすると次
のような問題がある。スクロールボタン4,5をマウス
3の操作で押し続ける場合には、表示領域8は上述した
ようにY1方向あるいはY2方向に移動するのである
が、その移動速度はパーソナルコンピュータの中央処理
装置の能力によるので、使用者がその速度を任意に与え
ながら表示領域8を移動していくことはできない。
【0004】またスクロールバー6を移動しながら表示
領域8をY1あるいはY2の方向に移動する場合には、
素早く表示領域8の移動を行うことはできるが、その表
示領域8の位置決めは不正確であり、必要とする表示領
域8の部分を正確に位置決めするために何度もスクロー
ルバー6あるいはスクロールボタン4,5を選択的にク
リックする必要がある。そこで本発明は上記課題を解消
し、使用者の意思と合わせるようにして、情報表示装置
における情報の表示の移動を行うこと等が容易にできる
情報表示装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、情報を表示するための情報表示装置において、
情報を表示する表示手段と、表示手段に表示されている
情報の拡大表示と縮小表示するために、回転することに
より、拡大操作か縮小操作であるかの指示を与え、かつ
拡大表示の倍率か縮小表示の倍率を指示する第1操作部
と、表示手段に表示されている情報の上方移動と下方移
動をするために、回転することにより、上方移動操作と
下方移動操作かの指示を与え、かつ上方移動操作量と下
方移動操作量を指示する第2操作部と、を備える情報表
示装置により、達成される。
【0006】本発明では、第1操作部が、表示手段に表
示されている情報の拡大操作か縮小操作の指示を与えか
つ拡大表示の倍率か縮小表示の倍率かを指示することが
できる。第2操作部は、表示手段に表示されている情報
の上方移動操作と下方移動操作かの指示を与え、かつ上
方移動操作量と下方移動操作量を指示することができ
る。これらの第1操作部と第2操作部を使用者がそれぞ
れ回転することにより、必要とする操作の指示を与える
ことができるので、使用者の任意の操作により表示手段
に表示されている情報の拡大、縮小、移動に関する操作
を適切にかつ初心者でも容易に行うことができる。
【0007】本発明では、第2操作部の回転方向が上方
移動方向あるいは下方移動方向に合せてあることによ
り、使用者の回転方向に対応して情報の上方移動方向あ
るいは下方移動方向を一致させることができ、初心者で
あっても情報の操作を迷うことなく簡単に行うことがで
きる。
【0008】上記目的は、本発明にあっては、情報を表
示するための情報表示装置において、情報を表示する表
示手段と、表示手段に表示されている情報の拡大表示と
縮小表示するために、回転することにより、拡大操作か
縮小操作であるかの指示を与え、かつ拡大表示の倍率か
縮小表示の倍率を指示する第1操作部と、表示手段に表
示されている情報の上方移動と下方移動をするために、
回転することにより、上方移動操作と下方移動操作かの
指示を与え、かつ上方移動操作量と下方移動操作量を指
示する第2操作部と、表示手段に表示されている情報を
掲載している文書のページめくり動作を行うための第3
操作部と、を備える情報表示装置により、達成される。
【0009】本発明では、第1操作部が、表示手段に表
示されている情報の拡大操作か縮小操作の指示を与えか
つ拡大表示の倍率か縮小表示の倍率かを指示することが
できる。第2操作部は、表示手段に表示されている情報
の上方移動操作と下方移動操作かの指示を与え、かつ上
方移動操作量と下方移動操作量を指示することができ
る。これらの第1操作部と第2操作部を使用者がそれぞ
れ回転することにより必要とする指示を与えることがで
きるので、使用者の任意の操作により表示手段に表示さ
れている情報の拡大、縮小、移動に関する操作を適切に
かつ初心者でも容易に行うことができる。第3操作部
は、表示手段に表示されている情報を掲載している文書
のページめくりを行うことができる。これにより、使用
者は第3操作部を操作することで、ページめくりを簡単
に行うことができる。
【0010】本発明では、第3操作部では、回転方向の
選択により文書のページめくりを進めるか戻すかの操作
を行う第3入力検出装置を備え第3操作部の回転方向と
文書のめくり方向が合せてある。本発明では、使用者が
第3操作部の回転方向を選択することにより、文書のペ
ージめくりを容易に行うことができる。
【0011】上記目的は、本発明にあっては、情報を表
示するための情報表示装置において、情報を表示する表
示手段と、表示手段に表示されている情報のメニューを
選択するための選択操作部と、選択操作部により選択し
た情報のメニューに対応する情報を掲載している文書の
ページめくりを行うための回転操作部と、を備える情報
表示装置により、達成される。
【0012】本発明では、選択操作部により表示手段に
表示されている情報のメニューを選択することができ
る。回転操作部は、選択操作部により選択した情報のメ
ニューに対応する情報を掲載している文書のページめく
りを行うことができる。これにより、使用者は選択操作
部で情報のメニューを選択し、そして回転操作部でその
情報を掲載している文書のページめくりを行うことがで
きるので、より簡単に情報の検索が行える。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0014】図1は、本発明の情報表示装置を示してお
り、この情報表示装置10は、例えば携帯型の情報端末
のような装置であり、使用者が携帯しながら情報を検索
したり情報を表示したりあるいは情報のやりとりを他の
装置の間で行うことができる。この情報表示装置10
は、本体12と、表示手段14、操作手段16等を有し
ている。表示手段14は、本体12の上面に設定されて
おり、表示手段14は例えば液晶表示装置、プラズマデ
ィスプレイ、蛍光表示管型の表示装置、薄型の陰極線管
(CRT)、等を採用することができる。本発明の実施
の形態では、表示手段14は好ましくはカラー表示型の
液晶表示装置や陰極線管が採用されている。
【0015】表示手段14は、グラフィック・ユーザー
・インターフェイス(GUI)型の表示をすることがで
き、使用者が直観的に分かりやすい操作ができるもので
ある。例えばこの表示手段14のGUIとしてはウィン
ドウズ型のものを採用しており、画面上に絵やアイコン
(絵文字)を表示している。図1の表示手段14の表示
領域18に表示している情報20には、各種の情報部分
を含んでいる。この表示手段14は表示領域18の他
に、タイトルバー22、ツールバーボタン24、場所ボ
ックス26、ディレクトリボタン28等を有している。
しかし、従来用いられていたスクロールボタンやスクロ
ールバーは情報20には図1の実施の形態では備えてい
ないが、このような従来用いられているスクロールバー
やスクロールボタンを更に付加することも勿論可能であ
る。
【0016】図2は、図1の携帯型の情報表示装置10
のハードウェア的な構成要素を示している。操作手段1
6は、図1と図2に示すように3つの操作部30,3
2,34を有している。第1操作部30は、情報20の
拡大表示と縮小表示を行う操作部である。第2操作部3
2は、情報20の上下動操作を行う操作部である。第3
操作部34は、情報20を掲載している文書のページめ
くりを行う操作部である。第1操作部30、第2操作部
32及び第3操作部34は、それぞれ中心軸CL1,C
L2,CL3に沿ってR1,R2,R3方向に回転でき
るように設定された例えば円柱状もしくは円筒状のつま
みである。これらの第1操作部30、第2操作部32、
第3操作部34は、使用者の手Hによりそれぞれ正転
(R11,R21,R31)及び逆転(R12,R2
2,R32)することができる。
【0017】図2において、第1操作部30は、入力検
出回路40(第1入力検出回路)を介して入力インター
フェイス46に電気的に接続されている。同様にして第
2操作部32は入力検出回路42(第2入力検出回路)
を介して入力インターフェイス46に電気的に接続され
ている。第3操作部34は入力検出回路44(第3入力
検出回路)を介して入力インターフェイス46に電気的
に接続されている。入力インターフェイス46は、中央
処理装置50に電気的に接続されている。中央処理装置
50は、主メモリ52、情報記録媒体54、表示装置を
含む画像表示制御装置56に電気的に接続されている。
この画像表示制御装置56は、画像表示メモリ58に電
気的に接続されている。
【0018】図2において第1操作部30は、正転R1
1に回すことで、情報20の少くとも一部分を拡大する
ために、パルスP1を入力検出回路40に送る。同様に
して第1操作部30を逆転R12に回すことで、情報2
0の少くとも一部分を縮少するために、入力検出回路4
0にパルスP2を送る。入力検出回路40は、これらの
パルスP1あるいはP2により、第1操作部30が正転
R11なのか逆転R12であるのかの方向性を示す方向
性パルスPDを入力インターフェイス46に送るととも
に、その回転量(回転数)を示す回転数パルスPRを入
力インターフェイス46に送ることができる。
【0019】図2において、同様にして第2操作部32
は正転R21に回すことで、図1の情報20をY1方向
に上方移動するために、パルスP3を入力検出回路42
に送る。第2操作部32は逆転R22に回すことで、情
報20をY2の方向に下方移動するために、パルスP4
を入力検出回路42に送る。入力検出回路42は、パル
スP3,P4に基づいて、第2操作部32の回転方向を
示す方向性パルスPD1を入力インターフェイス46に
送るとともに、第2操作部32の回転量(回転数)を示
す回転数パルスPR1を入力インターフェイス46に送
る。
【0020】図2において第3操作部34は正転R31
に回すことで、文書のページめくりを進めるために、パ
ルスP5を入力検出回路44に与える。第3操作部34
は逆転R32に回すことで、文書のページめくりを戻す
ために、入力検出回路44にパルスP6を送る。入力検
出回路44は、パルスP5,P6に基づいて、第3操作
部34の回転方向性を示すパルスPD2を入力インター
フェイス46に送るとともに、入力検出回路44は、第
3操作部34の回転量(回転数)を示す回転数パルスP
R2を入力インターフェイス46に送るようになってい
る。
【0021】図2の中央処理装置50は、入力インター
フェイス46を介して得られる方向性パルスPD,PD
1,PD2とに基づいて、第1操作部30、第2操作部
32、第3操作部34が正転あるいは逆転のいずれの方
向にそれぞれ回転されているかを認知するとともに、回
転数パルスPR,PR1,PR2に基づいて、その回転
量がどの程度かを認知することができる。
【0022】図2の主メモリ52は、画像格納領域であ
り、中央処理装置50がデータを処理するためのメイン
メモリとしての役割を果している。つまりこの主メモリ
52には、情報記録媒体54から送られた表示手段14
に表示されるべき画像情報がメモリできる。この情報記
録媒体54としては、例えばハードディスクドライブ
(HDD)等を採用することができ、この中には書類や
画像等の情報を保存する。
【0023】画像表示メモリ58は、表示手段14を含
む画像表示制御装置56を介して中央処理装置50に接
続されている。この画像表示メモリ58は、例えばVR
AM(Video RAM)を採用しており、表示手段
14に表示するための文字や図形データを蓄えておく専
用メモリである。画像表示メモリ58は、表示手段14
で画面を表示するために常に情報を読出す必要がある。
画像表示メモリ58は、GUI中心の操作環境では、多
彩な文字表現を可能にするために、文字も画像表示メモ
リ58に置いておく。
【0024】次に、上述した情報表示装置における、拡
大/縮小、上下移動及びページめくりの動作例について
説明する。(1)拡大/縮小操作 図2、図3及び図4と図5を参照して、上述した情報表
示装置10における情報20の拡大操作処理と縮小操作
処理について説明する。図3において、表示手段14の
表示領域18には、情報20が一例として表示されてい
る。この表示状態において、使用者が手Hを用いて第1
操作部30を回転操作する。この場合に、図2に示すよ
うに第1操作部30を正転R11にすると、パルスP1
が入力検出回路40に入り、入力検出回路40は方向性
パルスPD(+)を入力インターフェイス46に送る。
逆に使用者が第1操作部30を逆転R12にすると、パ
ルスP2が入力検出回路40に入り、入力検出回路40
は方向性パルスPD(−)を入力インターフェイス46
に送る。この時に、正転R11あるいは逆転R12の回
転量は、入力検出回路40から入力インターフェイス4
6に対して回転数パルスPRを送ることで、中央処理装
置50に知らせることができる。
【0025】ここで、例えば図3の情報20において、
拡大領域20aの部分の文字を図1と比べてY1,Y2
の方向に拡大する例について説明する。図4はこの拡大
操作処理の例を示しており、図3の第1操作部30を正
転R12に回転すると、主メモリ52の画像格納領域
(書類領域)の表示開始アドレスPA1〜PA4が、ア
ドレスPA11〜PA14に狭められる。図4のように
領域が狭められたアドレスPA11〜PA14の情報の
(x,y)座標は、中央処理装置50と表示手段14を
介して画像表示メモリ58におけるポイントの(X,
Y)座標に変換して転送処理する。この場合に中央処理
装置50は、第1操作部30に関する方向性パルスPD
と回転数パルスPRに基づいて、拡大率とアドレスPA
11〜PA14を決定している。
【0026】図2の主メモリ52の画像格納領域の表示
開始アドレスPA1〜PA4に対して使用者が第1操作
部30を用いて任意に決定した拡大率に基づいて、アド
レスPA11〜PA14が決定され、その決定したアド
レスPA11〜PA14は中央処理装置50を介して画
像表示メモリ58に書き込む。これにより、表示手段1
4には、画像表示メモリ58に書き込んだ拡大領域20
aを図3のように拡大できる。
【0027】逆に、縮小操作処理を行う場合には、図5
に示すように表示開始アドレスPA1〜PA4を、アド
レスPA41〜PA44にして、そのアドレスPA41
〜PA44の(x,y)座標を、中央処理装置50を経
て画像表示メモリ58のポイント(X,Y)座標に変換
して転送処理する。これにより、使用者が第1操作部3
0で任意に設定した縮小率に基づいて、アドレスPA4
1〜PA44を中央処理装置50及び表示手段14経由
で、画像表示メモリ58に書き込む。画像表示メモリ5
8に書き込んだ縮小領域は、表示手段14に表示するこ
とができる。
【0028】(2)上方移動操作(上スクロール処理)
と下方移動操作(下スクロール処理) 上方移動操作と下方移動操作を、図1、図2、及び図6
と図7を参照して説明する。上方移動操作と下方移動操
作をする時には、図1と図2に示す第2操作部32を手
Hにより回転することで行う。図6は上方移動操作を示
し、図7は下方移動操作の例を示している。
【0029】図2の第2操作部32を正転R21にする
と、パルスP3が入力検出回路42に入る。入力検出回
路42はこのパルスP3に基づいて、方向性パルスPD
1(+)を入力インターフェイス46に与える。第2操
作部32を逆転R22にすると、パルスP4が入力検出
回路42に入る。入力検出回路42はこのパルスP4に
基づいて、方向性パルスPD1(−)を入力インターフ
ェイス46に与える。そして第2操作部32の回転量に
応じて回転数パルスPR1が入力検出回路42から入力
インターフェイス46に送られる。中央処理装置50
は、これらの方向性パルスPDと回転数パルスPR1に
基づいて、回転方向と回転量を得る。
【0030】図6のように上方移動操作(上スクロール
処理)を行う場合には、図2の第2操作部32は正転R
21に回転する。この回転量に応じて、表示領域18は
アドレスPP1〜PP4から、表示開始アドレスPP1
〜PP14に移る。この時に表示開始アドレスPP1〜
PP4の(x,y)座標は、中央処理装置50が画像表
示メモリ58の表示ポイント(X,Y)に変換して転送
する。つまりこの画像表示メモリ58における表示ポイ
ント(X,Y)は、中央処理装置50において、表示開
始アドレスPP1〜PP4と、第2操作部32により与
えられた移動量に基づいて計算されて、図2の表示手段
14を経て画像表示メモリ58に書き込まれる。画像表
示メモリ58に書き込まれた上方移動操作(アドレスを
減算)された表示領域18は、表示手段14に表示する
ことができる。
【0031】次に、下方移動操作(下スクロール処理)
の場合には、図2の第2操作部32を逆転R2に逆転す
るので、パルスP4が入力検出回路42に入る。入力検
出回路42は、パルスP4に応じて方向性パルスPD1
と回転数パルスPR1を入力インターフェイス46に送
るので、中央処理装置50は、逆転であることとその回
転量を知ることができる。図7において第2操作部32
を逆転することにより、表示領域18の表示開始アドレ
スを下に移動(アドレスを加算)させる。すなわち、表
示開始アドレスPP31〜PP34を、表示開始アドレ
スPP21〜PP24に移す。この時の各表示開始アド
レスPP21〜PP24の(x,y)座標は、中央処理
装置50で処理して、画像表示メモリ58の表示ポイン
ト(X,Y)に変換して転送する。この画像表示メモリ
58にメモリされている表示ポイント(X,Y)は、表
示手段14に表示する。
【0032】ページめくり操作 ページめくり操作は、第3操作部34を使用者が回転す
ることにより行う。図8と図9は、ページめくり処理の
例を示しており、使用者の手Hにより第3操作部34を
図2の正転R31に操作すると、図8の情報20の掲載
されている文書DCのページPG1,PG3・・・のめ
くりを進めることができる。すなわち、図2の第3操作
部34が正転R31に回転すると、パルスP5が入力検
出回路44に入る。これにより入力検出回路44は、方
向性パルスPD2(+)と、回転数パルスPR2を入力
インターフェイス46に送る。これにより、中央処理装
置50は、第3操作部34が正転されていることと、そ
の操作量も分かる。この第3操作部34の方向性パルス
PD2と回転数パルスPR2に基づいて、中央処理装置
50は、表示手段14を経由して画像表示メモリ58に
該当するページPG(PG1,PG2・・・)が書き込
まれる。画像表示メモリ58に書き込まれた該当するペ
ージの情報は、表示手段14により表示することができ
る。図9においては、文書(書類)全体を置いている領
域DAと、その領域DAに対して情報記録媒体54から
送られるページの情報18a〜18d・・・の例を示し
ている。これらのページの情報18a〜18d・・・は
順次領域DAに転送される。図2の第3操作部34が正
転R31されると、ページの情報18a〜18d・・・
18nの順で順次領域DAに転送されてくるが、第3操
作部34が逆転R32にされると、ページの情報18n
から順に逆にして・・・18b,18aの順で領域DA
に送られてくることになる。なお図2の主メモリ52
は、表示手段14に表示されるべき画像情報(データ)
が、情報記録媒体54から中央処理装置50に対して送
られるようになっている。
【0033】以上のように、拡大操作/縮小操作、上方
移動操作/下方移動操作及びページのめくり操作は、各
第1操作部〜第3操作部30,32,34を、正転ある
いは逆転し、その回転量によりそれぞれ設定することが
できる。拡大操作/縮小操作の場合には、使用者は図2
の第1操作部30を正転することで拡大でき、逆転する
ことで縮小できるので、使用者はその操作方向と拡大/
縮小操作方向の認識を明確にすることができるので、使
用者は迷わず簡単に図3の例えば拡大領域20aをY
1,Y2の方向に拡大することができる。
【0034】使用者が上方移動操作及び下方移動操作を
する場合には、使用者が第2操作部32を正転あるいは
逆転しその回転量を設定することにより、図1に示す情
報20をY1あるいはY2の方向に沿って、使用者の望
む移動量だけしかも使用者の望む移動速度で移動するこ
とができる。更に使用者がページめくり操作をする場合
においても、図2の第3操作部34を正転あるいは逆転
しその回転量を設定することにより、あるページから必
要とするページまで簡単にページめくりをして、その必
要な情報を出すことができる。従って、デジタルデータ
のような情報20の操作が使用者に明快であり親しみ易
くなるために、コンピュータ操作、例えばマウスによる
ポインティング操作やキーボードによる機能操作選択動
作が苦手な初心者でも、簡単に受け入れてしかも素早く
情報を得ることができる。
【0035】上述した第1操作部〜第3操作部30,3
2,34は、例えばロータリエンコーダのようなパルス
を発生するものを採用することができ、その回転入力の
量及び方向更には速さに連動して、画面上のオブジェク
ト(グラフィックや書類等)の表示状態を分かりやすく
スクロールしたりズームしたりページめくりを行ったり
する等の表示状態を変化させることができる。第1操作
部〜第3操作部30,32,34が表示手段14の付近
に配置されているので、使用者はそれらの第1操作部〜
第3操作部30,32,34を操作しつつ表示手段14
の内容を確認することができる。本発明では上述したよ
うにオブジェクトの移動方向と、回転方向を一致させる
ことにより、使用者による動作リアリティが明快なGU
Iの入力形態を提供することができる。
【0036】次に、図10〜図12を参照して別の実施
の形態を説明する。まず図10の本発明の別の実施の形
態の情報表示装置110は、図1等に示す情報表示装置
10の構成とは多少異なり、第1操作部130、第2操
作部132、第3操作部134が、本体12の表面部1
2aに設定されている。これらの第1操作部〜第3操作
部130,132,134は、回転軸L1,L2,L3
に沿って、R4,R5,R6に沿って回転可能である。
これらの第1操作部〜第3操作部130,132,13
4による操作機能は、図1と図2に示す第1操作部3
0、第2操作部32、第3操作部34と同様である。
【0037】図10における例えば第3操作部134を
操作者の手HでR6方向に回転することで、情報20を
掲載している文書80のページめくりをすることができ
る。この場合に、第3操作部134をR61方向に回転
することで、文書80のページをE1方向にめくってい
き、逆に第3操作部134をR62に回転すると、E2
方向にページめくりを行うことができる。このようにす
ることでページめくりをする方向と第3操作部134を
回転する方向が一致しているので、使用者によるページ
めくりの操作がより明確になる。
【0038】次に図11と図12を参照すると、図11
の情報表示装置210は、図1の情報表示装置10と比
べると、第3操作部234が異なるが、その他の点につ
いてはほぼ同様であるのでその説明を省略する。第3操
作部234は、回転操作部234aと、選択操作部23
4bを有している。回転操作部234aは、図1の操作
部34と同様に、R3に回すことで、情報20 文書
80のページめくりを進めたり戻したりする機能を有し
ている。選択操作部234bは、情報20に含まれてい
るメニュー(A〜E)の一つを選択する機能を有してい
る。
【0039】まず使用者が回転操作部234aを回転し
ていくことで、図11のように例えばメニュー(A〜
E)の中のメニュー(D)にポインタ300を位置決め
する。そして選択操作部234bをF方向に押すこと
で、このメニュー(D)が選択決定される。そして、メ
ニュー(D)に対応する文書80の内の使用者が見たい
部分のページは、回転操作部234aを正転あるいは逆
転操作することによりページめくりをして特定すること
ができる。
【0040】ところで本発明は上記実施の形態に限定さ
れない。上述した実施の形態では、使用者が携帯して保
持するタイプの情報表示装置を例に挙げているが、本発
明の情報表示装置はこれに限らず所謂デスクトップ型の
表示装置やその他の機器に搭載される情報表示装置とし
ても適用できる。上述した実施の形態では、第1〜第3
操作部を備え、拡大/縮小操作、上方移動操作/下方移
動操作及びページめくり操作を全てできるようにしてい
る。しかしこれに限らず、第1操作部と第2操作部を備
えて、拡大/縮小操作と上方移動操作/下方移動操作だ
けを行える情報表示装置にすることも勿論可能である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
使用者の意思と合わせるようにして、情報表示装置にお
ける情報の表示の移動を行うこと等が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報表示装置の好ましい実施の形態を
示しており、上方/下方にスクロールする状態を示す
図。
【図2】図1の情報表示装置のハードウェア部分を示す
図。
【図3】図1の情報表示装置において拡大操作の例を示
す図。
【図4】図3における拡大操作処理を説明する図。
【図5】縮小操作処理を示す図。
【図6】上方移動操作を説明する図。
【図7】下方移動操作を説明する図。
【図8】ページめくり操作を示す図。
【図9】ページめくり操作の転送例を示す図。
【図10】本発明の情報表示装置の別の実施の形態を示
す図。
【図11】本発明の情報表示装置の別の実施の形態を示
す図。
【図12】本発明の情報表示装置の別の実施の形態を示
す図。
【図13】従来の表示装置の例を示す図。
【符号の説明】
10・・・情報表示装置、14・・・表示手段、20・
・・情報、30・・・第1操作部、32・・・第2操作
部、34・・・第3操作部、40・・・入力検出回路
(第1入力検出装置)、42・・・入力検出回路(第2
入力検出装置)、44・・・入力検出回路(第3入力検
出装置)、50・・・中央処理装置、52・・・主メモ
リ、54・・・情報記録媒体、58・・・画像表示メモ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を表示するための情報表示装置にお
    いて、 情報を表示する表示手段と、 表示手段に表示されている情報の拡大表示と縮小表示す
    るために、回転することにより、拡大操作か縮小操作で
    あるかの指示を与え、かつ拡大表示の倍率か縮小表示の
    倍率を指示する第1操作部と、 表示手段に表示されている情報の上方移動と下方移動を
    するために、回転することにより、上方移動操作と下方
    移動操作かの指示を与え、かつ上方移動操作量と下方移
    動操作量を指示する第2操作部と、を備えることを特徴
    とする情報表示装置。
  2. 【請求項2】 第1操作部では、回転方向の選択により
    拡大操作か縮小操作であるかの指示を与え、回転量によ
    り拡大表示の倍率か縮小表示の倍率を指示するための第
    1入力検出装置を備え、第2操作部では、回転方向の選
    択により情報の上方移動と下方移動をするかの指示を与
    え、回転量により上方移動操作量と下方移動操作量を指
    示する第2入力検出装置を備える請求項1に記載の情報
    表示装置。
  3. 【請求項3】 第2操作部の回転方向は、上方移動方向
    あるいは下方移動方向と合せてあり、携帯型である請求
    項2に記載の情報表示装置。
  4. 【請求項4】 情報を表示するための情報表示装置にお
    いて、 情報を表示する表示手段と、 表示手段に表示されている情報の拡大表示と縮小表示す
    るために、回転することにより、拡大操作か縮小操作で
    あるかの指示を与え、かつ拡大表示の倍率か縮小表示の
    倍率を指示する第1操作部と、 表示手段に表示されている情報の上方移動と下方移動を
    するために、回転することにより、上方移動操作と下方
    移動操作かの指示を与え、かつ上方移動操作量と下方移
    動操作量を指示する第2操作部と、 表示手段に表示されている情報を掲載している文書のペ
    ージめくり動作を行うための第3操作部と、を備えるこ
    とを特徴とする情報表示装置。
  5. 【請求項5】 第1操作部では、回転方向の選択により
    拡大操作か縮小操作であるかの指示を与え、回転量によ
    り拡大表示の倍率か縮小表示の倍率を指示するための第
    1入力検出装置を備え、第2操作部では、回転方向の選
    択により情報の上方移動と下方移動をするかの指示を与
    え、回転量により上方移動操作量と下方移動操作量を指
    示する第2入力検出装置を備える請求項4に記載の情報
    表示装置。
  6. 【請求項6】 第3操作部では、回転方向の選択により
    文書のページめくり動作を進めるか戻すかの操作を行う
    第3入力検出装置を備え、第3操作部の回転方向と文書
    のめくり方向が合せてある請求項4に記載の情報表示装
    置。
  7. 【請求項7】 第2操作部の回転方向は、上方移動方向
    あるいは下方移動方向を合せてあり、携帯型である請求
    項4に記載の情報表示装置。
  8. 【請求項8】 情報を表示するための情報表示装置にお
    いて、 情報を表示する表示手段と、 表示手段に表示されている情報のメニューを選択するた
    めの選択操作部と、 選択操作部により選択した情報のメニューに対応する情
    報を掲載している文書のページめくりを行うための回転
    操作部と、を備えることを特徴とする情報表示装置。
  9. 【請求項9】 選択操作部は、回転操作部に設けられた
    プッシュボタンである請求項8に記載の情報表示装置。
JP5501497A 1997-03-10 1997-03-10 情報表示装置 Pending JPH10254604A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003058422A1 (fr) * 2001-12-28 2003-07-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Affichage electronique
JP2008158676A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Dainippon Screen Mfg Co Ltd サムネイル表示装置およびサムネイル表示プログラム
JP2009034918A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Brother Ind Ltd プリンタ、及び、画像出力装置

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