JPH10253926A - 立体画像表示方法およびその方法を用いる立体画像表示装置 - Google Patents

立体画像表示方法およびその方法を用いる立体画像表示装置

Info

Publication number
JPH10253926A
JPH10253926A JP9311606A JP31160697A JPH10253926A JP H10253926 A JPH10253926 A JP H10253926A JP 9311606 A JP9311606 A JP 9311606A JP 31160697 A JP31160697 A JP 31160697A JP H10253926 A JPH10253926 A JP H10253926A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image display
image
opening
display device
continuous
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9311606A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuaki Toyoshima
伸朗 豊島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP9311606A priority Critical patent/JPH10253926A/ja
Publication of JPH10253926A publication Critical patent/JPH10253926A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画質の劣化を少なくし,連続的な運動視差を
得ること。 【解決手段】 開口制御部2の開口部20a〜20cを
順番に開口し,その開口と同期させて画像表示部1に表
示する画像を変化させる。開口部20aから開口部20
cまでの一連の開口動作は1/30秒単位で行うものと
し,観測者Kの眼に残像効果を与えるようにする。この
ようにすれば,開口部20のピッチを広げなくても,連
続的な運動視差を得ることができる。また,開口部20
の開口比を小さくする必要が無いため,画質の劣化を防
止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,立体画像表示方
法およびその方法を用いる立体画像表示装置に関し,更
に詳しくは,画質の劣化が少なく,連続的な運動視差が
得られる立体画像表示方法およびその方法を用いる立体
画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】立体画像を表示する方法としては,従来
から様々なものが提案されている。例えば,偏光眼鏡ま
たはシャッタ眼鏡を用いるものや,アナグリフ,2眼式
レンチキュラなどの方法がある。これらの方法は2眼式
と呼ばれるもので,左右の眼に異なる画像情報を与えて
立体画像を認識させるものである。
【0003】まず,シャッタ眼鏡を用いる方法では,左
右の眼前に置かれたシャッタ(液晶シャッタなど)を交
互に開閉させ,この開閉と同期して右眼に与える画像と
左眼に与える画像とを時分割でディスプレイ上に表示さ
せ,立体感を得るようにしている。つぎに,図21にレ
ンチキュラシートを用いた立体画像表示装置800の構
成例を示す。この立体画像表示装置800では,レンチ
キュラシート81を構成する各円柱レンズ811の焦平
面上に右眼用の画像と左眼用の画像とを表示させる画像
表示部82を設け,観測者Kの両眼に視差を与えて立体
感を得るようにしている。画像表示部82としては,静
止画像においては銀塩フィルムが,動画像においては液
晶パネルや投射型ディスプレイ(プロジェクタ)などが
用いられる。
【0004】上記の方法によれば,比較的簡単に立体画
像を得ることができる。しかし,運動視差(観測位置の
移動に応じて観測者Kに与える画像が変化すること)が
得られないため,立体感が不十分になる。このような問
題に対しては,パララクス・パノラマグラムやホログラ
フィと呼ばれる方法が知られている。
【0005】図22にそのようなパララクス・パノラマ
グラムを用いた立体画像表示装置900の構成例を示
す。この立体画像表示装置900は,パララクスバリア
91の後方に画像表示部92を配置した構成である。パ
ララクスバリア91は,スリット状のアパーチャ911
をアレイ状に設けたものである。また,画像表示部92
は,観測者Kの観測位置(a〜d)の変化に対応させて
多数の画像を表示する,画素921a〜921dを設け
たものである。この立体画像表示装置900によれば,
方向分解数が画素数(画素921a〜921dの4つ)
となる,連続的な運動視差を持った立体画像の表示が可
能となる。さらに,1つのアパーチャ911から観察で
きる画素921a〜921dの数を増やせば,より連続
的な運動視差を持った自然な立体画像の表示が可能とな
る。
【0006】つぎに,図23に,ホログラフィを用いた
立体画像表示装置1000の構成例を示す。まず,ホロ
グラフィの作成においては,図23の(a)に示すよう
に,光源1001からの干渉光をハーフミラー1002
により参照光L1と照明光L2とに分離する。この照明
光L2を撮影対象物Mに照射すると,そこで散乱光L
2’が生じる。そして,前記散乱光L2’と参照光L1
とを干渉させ,その干渉縞を写真乾板1003に記録す
る。
【0007】つぎに,ホログラフィの再生においては,
図23の(b)に示すように,前記参照光L1と同方向
から単色の再生光L3を写真乾板1003に照射する。
すると,写真乾板1003に記録した干渉縞が回折格子
の役割をし,回折光を生じさせる。この回折光は,撮影
時に撮影対象物Mの存在した位置から発したような光と
なる。そして,この回折光により撮影対象物Mの虚像
M’が生じ,これにより観測者Kは3次元画像を認識す
ることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記パ
ララクス・パノラマグラムを用いた立体画像表示装置9
00では,そのままの画素密度で連続的な運動視差を実
現させようとすると,1つのアパーチャ911から観測
できる画像の数を増やすため,アパーチャ911のピッ
チを広げなければならい。このため,パララクスバリア
91の遮光部分が目立って画質が劣化するという問題点
があった。
【0009】反面,画素密度を高くしてアパーチャ91
1のピッチを細かくすると,アパーチャ911のピッチ
縮小に伴いアパーチャ911の幅が狭くなり,当該アパ
ーチャ911において回折現象が生じる。このため,光
束の指向性に広がりが生じ,画質を劣化させるという問
題点があった。
【0010】つぎに,ホログラフィを用いた立体画像表
示装置1000では,再生光として単色光を用いるため
に得られる3次元画像が単色像になってしまうこと,ま
た,写真乾板1003が高価であるため大画面には向か
ないことなどの問題点があった。
【0011】そこで,この発明は,上記に鑑みてなされ
たものであって,画質の劣化が少なくなると共に連続的
な運動視差が得られ,かつ,必要に応じてカラーの画像
が得られ,しかも安価に構成できる立体画像表示方法お
よびその方法を用いる立体画像表示装置を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに,請求項1に係る立体画像表示方法は,画像表示面
に方向別連続画像を表示し,開口部を通じて前記方向別
連続画像を観測し,連続的に立体感を得る立体画像表示
方法において,前記開口部を,視点の移動方向に連続的
に変位させる工程と,前記変位に同期して前記画像表示
面の方向別連続画像を連続的に変化させる工程と,を含
むものである。
【0013】また,請求項2に係る立体画像表示装置
は,画像表示面に方向別連続画像を表示する画像表示手
段と,当該画像表示手段と観測者との間に配置され且つ
視点の移動方向に複数連設された開口部とを有し,前記
開口部を通じて前記方向別連続画像を観測することで連
続的に立体感を得る立体画像表示装置において,観測者
の眼の並ぶ方向と略平行な方向に,前記開口部を連続的
に変位させる開口部変位手段と,前記画像表示手段の画
像表示面に表示した方向別連続画像を,前記開口部の変
位に同期させて連続的に変化させる画像変化手段と,を
具備するものである。
【0014】また,請求項3に係る立体画像表示装置
は,画像表示面に方向別連続画像を表示する画像表示手
段と,当該画像表示手段と観測者との間に配置され且つ
視点の移動方向に複数連設された開口部とを有し,前記
開口部を通じて前記方向別連続画像を観測することで連
続的に立体感を得る立体画像表示装置において,観測者
の眼の並ぶ方向と略直交する方向に,前記開口部を連続
的に変位させる開口部変位手段と,前記画像表示手段の
画像表示面に表示した方向別連続画像を,前記開口部の
変位に同期させて連続的に変化させる画像変化手段と,
を具備するものである。
【0015】また,請求項4に係る立体画像表示装置
は,上記立体画像表示装置において,さらに,前記方向
別連続画像を構成する1画素から出射した光束が同時に
2以上の開口部を通過しないように,前記光束の発散角
を調節する発散角調節手段を設けたものである。
【0016】また,請求項5に係る立体画像表示装置
は,上記立体画像表示装置において,前記開口部の開口
幅を,前記方向別連続画像を構成する1画素よりも小さ
くしたものである。
【0017】また,請求項6に係る立体画像表示装置
は,上記立体画像表示装置において,前記方向別連続画
像を構成する1画素を,観測者の眼の並ぶ方向と略直交
する方向に,カラー表示に必要な3原色の画素を並べて
構成したものである。
【0018】また,請求項7に係る立体画像表示装置
は,上記立体画像表示装置において,前記方向別連続画
像を表示する画像表示手段が,カラー画像を得るために
必要な3原色の光を時系列で発する照明手段と,当該照
明手段から発する光の色の変化と同期して前記光を空間
的に変調し,画像を形成する空間変調手段と,からなる
ものである。
【0019】また,請求項8に係る立体画像表示装置
は,上記立体画像表示装置において,前記方向別連続画
像を表示する画像表示手段が,光源と,2次元の透過型
空間素子と,前記光源および2次元の透過型空間素子の
間に配置され,前記光源の実像を形成させるための結像
手段と,からなるものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下,この発明の立体画像表示装
置について,〔実施の形態1〕〜〔実施の形態8〕の順
で,図面を参照して詳細に説明する。なお,この実施の
形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0021】〔実施の形態1〕図1は,この発明の実施
の形態1に係る立体画像表示装置を示す概略構成図であ
る。この立体画像表示装置100は,画像表示部1と開
口制御部2とから構成される。図2に開口制御部2の正
面図を示す。画像表示部1は,3次元画像の再生に必要
な画像を表示する。画像表示部1には,複数の画素10
をマトリックス状に配列した液晶表示素子を用いる。ま
た,この液晶表示素子上の画素10は,6個(10a〜
10f)を一組として画素群10’を形成している。な
お,この実施の形態1における説明では,1つの画素1
0はマトリックス状の画素のうち,1列分を示すものと
する。また,液晶表示素子の代わりにCRTなどの2次
元ディスプレイを用いてもよい。
【0022】開口制御部2は,画像表示部1の各画素1
0からの光束が所定方向(図3のA〜F参照)に出射す
るように制御する。係る開口制御部2としては,スリッ
ト状の開口部20を複数有する透過型の液晶空間変調素
子を用いる。この液晶空間変調素子は,直交ニコルに配
置させた偏光板により液晶層を挟んだ構成であり,光の
透過強度を変調可能である。また,開口部20のピッチ
(図1のP1)は,画素10のピッチ(図1のP2)の
2倍の長さとなる。21は遮光部分である。なお,開口
制御部2として上記液晶空間変調素子の代わりにスリッ
トアレイを機械的に横方向に振動させる素子を用いても
よい。
【0023】この発明では,3つの開口部20a〜20
cが所定時間内において順番に開閉する。すなわち,い
ずれか1つの開口部20が開口状態(光が透過できる状
態)となる。前記画素群10’からの光束は,開口部2
0a〜20cのうち開口している1つの開口部を通じて
出射される(図3〜図5参照)。従って,この立体画像
表示装置100では,方向分解数が6つの連続した立体
画像を得ることができる。
【0024】つぎに,この立体画像表示装置100の動
作を図3〜図5を用いて説明する。図3に示すように,
画素10aから出射された光束は,その一部が開口部2
0aを通過して光束Aとなり観測者Kにより観測され
る。同様に,画素10b〜10fから出射された光束
は,その一部が開口部20aを通過して光束B〜Fとな
り観測者Kに観測される。この場合の光学系は,従来の
パララクスパノラマグラムと同構成である(図21参
照)。このため,従来のパララクスパノラマグラムと同
様に立体画像が再生される。
【0025】この発明が従来のパララクスパノラマグラ
ムと異なるのは,上述のように開口部20a〜20cが
順番に連続して開閉される点である。具体的には,前記
開口していた開口部20aを閉じ,これと同時に開口部
20bを開口する。つぎに,当該開口部20bを閉じる
と共に開口部20cを開口する。そして,開口部20c
を閉じると共に再び開口部20aを開口する。また,開
口部20a〜20cの開閉動作に同期させて,画像表示
部1の画像も変化させる。
【0026】図4に示すように,前記開口部20aを閉
じて隣りの開口部20bを開口状態にした場合,観測者
Kが見るべき画像を形成する6個の画素の組(画素10
a〜10f)は,前記開口部20aから開口部20bへ
の変位に同期して,つぎの6個の画素の組(画素10c
〜10f,10a’,10b’)へと変化する。
【0027】また,図5に示すように,前記開口部20
bを閉じ,つぎの開口部20cを開口状態にした場合,
観測者Kが見るべき画像を形成する6個の画素の組(画
素10c〜10f,10a’,10b’)は,前記開口
部20bから開口部20cへの変位に同期して,つぎの
画素の組(画素10e,10f,10a’〜10d’)
へと変化する。なお,上記では1つの開口部および画素
群に着目して説明したが,他のいずれの開口部および画
素群においても上記同様の動作が行われる。
【0028】さらに,上記一連の動作(図3〜図5)
は,観測者Kにちらつき感を与えない程度の速さで繰り
返し行う。例えば,開口部20aから開口部20cまで
の開閉動作を1秒間に30回繰り返す。これにより,そ
れぞれの開口部に相当する位置(図3〜図5における観
測者Kの位置)において残像が生じ,観測者Kは前記各
位置において3次元画像を観測することができる。従っ
て,観測者が図中右側に移動しても,開口部20bを通
じ形成された残像により立体画像を好ましい状態で観測
することができる。また,観測者がさらに図中右側に移
動しても,開口部20cを通じ形成された残像により,
立体画像を好ましい状態で観測することができる。
【0029】以上,この立体画像表示装置100によれ
ば,開口部20を連続して開閉するようにしたので,開
口部20(図21のアパーチャに相当)のピッチを広げ
なくても,連続的な運動視差を得ることができる。ま
た,開口部20の開口比(開口幅P3/開口ピッチP
1)を小さくする必要が無いため遮光部分のサイズを抑
えられること,開口幅を微小化する必要が無いので開口
部20における回折現象が生じにくいこと,から画質の
劣化を防止することができる。また,高精細の3次元画
像を得られること,装置が安価に構成できることなどか
ら,ホログラフィと同等の立体感を大画面で得ることが
できる。
【0030】また,上記立体画像表示装置100では,
6個の画素10a〜10fから出射した光束が1つの開
口部20を通過するいわゆる6眼(方向分解数が6つ)
の立体表示としたが,1つの開口部20を通過する画素
数をさらに増やせば,3次元画像をより自然に再生でき
る。また,開口部20の数を増やしても,3次元画像を
より自然に再生できる。
【0031】〔実施の形態2〕また,横方向(観測者の
眼が並んでいる方向)のみならず縦方向(観測者の眼が
並ぶ方向と直交する方向)についても運動視差を得られ
るようにしてもよい。図6に,実施の形態2に係る立体
画像表示装置200の構成を示す。この立体画像表示装
置200は,画像表示部201と開口制御部202とか
らなる。開口制御部202は,開口部220をマトリッ
クス状に配列した透過型の液晶空間変調素子からなる。
開口部220は,隣接する開口部220と縦横一定間隔
をもって順番に開口状態となる。図7は,開口部220
の配列状態を示す模式図である。このように開口部22
0a〜220iが3行3列のマトリックス状に配列され
ている。この開口部220は,開口部220aから22
0iの順番で開口される。これに対して,画像表示部2
01は,上記実施の形態1と同様の,複数の画素をマト
リックス状に配列した液晶表示素子を用いる。
【0032】図8は,立体画像表示装置200の動作を
示す説明図である。なお,この立体画像表示装置200
の横方向の動作は,上記実施の形態1と同様である(図
3〜図5参照)。つぎに,立体画像表示装置200の縦
方向の動作は,例えば画素210aから出射された光束
は,その一部が開口部220gを通過して光束Aとなり
観測者Kに観測される。同様に,画素210b〜210
fから出射された光束は,その一部が開口部220gを
通過して光束B〜Fとなり観測者Kに観測される。
【0033】つぎに,図9に示すように,前記開口部2
20gを閉じて上の開口部220dを開口状態にした場
合,観測者Kが見るべき画像を形成する6個の画素の組
(画素210a〜210f)は,前記開口部220gか
ら開口部220dへの変位に同期して,つぎの6個の画
素の組(画素210c〜210f,210a’,210
b’)へと変化する。
【0034】また,図10に示すように,前記開口部2
20dを閉じ,つぎの開口部220aを開口状態にした
場合,観測者Kが見るべき画像を形成する6個の画素の
組(画素210c〜210f,210a’,210
b’)は,前記開口部20dから開口部220aへの変
位に同期して,つぎの画素の組(画素210e,210
f,210a’〜210d’)へと変化する。なお,上
記では1つの開口部および画素群に着目して説明した
が,他のいずれの開口部および画素群においても上記同
様の動作が行われる。
【0035】以上の立体画像表示装置200によれば,
横方向のみならず縦方向においても,高精細な3次元画
像を得ることができる。また,画質の劣化が少なく連続
的な運動視差が得られる。さらに,ホログラフィなみの
立体感を容易に得ることができる。
【0036】〔実施の形態3〕上記立体画像表示装置2
00は,縦横両方向に対して6眼の立体表示を行ってい
るが,人間が横方向に比べて縦方向の視差に鈍感である
ことを考慮して,横方向の多眼表示の数に対して縦方向
の多眼表示の数を少なくするようにしてもよい。例えば
横方向に6眼,縦方向に4眼の多眼表示を行うようにす
る。図11に,そのような多眼表示を行う立体画像表示
装置300を示す。また,図12は,立体画像表示装置
300の開口部の配列状態を示す模式図である。この開
口制御部302は,開口部320を横3つ縦2つに配列
した構成である(開口部320aから320f)。
【0037】開口部320a〜320fは,開口部32
0aから320fの順番で開口される。また,画像表示
部301は,上記実施の形態1と同様の,複数の画素を
マトリックス状に配列した液晶表示素子を用いる。この
立体画像表示装置300の動作は,縦方向の4眼である
こと以外は,上記実施の形態2と同様である。なお,縦
方向に2眼の立体画像表示を行う場合には,開口部32
0を横方向に順に開口させるだけでよい。
【0038】〔実施の形態4〕ところで,実施の形態1
において画像表示部1を構成する各画素10から発した
光束の発散角が大きいと,1つの画素10からの光束が
本来透過すべき開口部20以外の開口部20を透過して
しまう。このため,再生される立体画像に余分な光束が
含まれ,画質を劣化させるおそれがある。そこで,画像
表示部1の各画素から出射される光の発散角を一定角度
に保つことで1つの画素からの光束が開口状態にある2
つの開口部20を同時に透過しないようにした。
【0039】図13に,そのような立体画像表示装置4
00を示す。この立体画像表示装置400は,画像表示
部401と開口制御部402とから構成される。画像表
示部401は,液晶表示板411とバックライト412
との間にマイクロレンズアレイ413とピンホールアレ
イ414とを配置した構成である。開口制御部402
は,実施の形態2と同様のものを用いる。なお,係る構
成を実施の形態1に取り入れる場合には,マイクロレン
ズアレイ413の代わりにレンチキュラシートを用いれ
ばよい。その場合の開口制御部412には実施の形態1
と同様のスリット状のものを用いる。なお,前記光束の
発散角は,ピンホールアレイ413のピンホールの大き
さとマイクロレンズ412のN.A.(開口数)とを変
更することにより,調節する。
【0040】〔実施の形態5〕また,再生画像の画質
は,開口部のサイズに影響される。図14に示すよう
に,再生画像にはクロストーク領域Cが生じる。1つの
画素510a’から出た光束が他の画素510b’から
出た光束と重なり合うためである。このクロストーク領
域Cは,開口部520’の大きさに比例して大きくな
る。このため,開口部520’の幅が画素510’の幅
より大きいと,出射した光束は全てクロストーク領域C
に含まれ,各画像が重なってぼやけた再生画像となって
しまう。そこで,この実施の形態5では,開口部の幅を
画素の幅より小さく設定するようにした。図15にその
ような立体画像表示装置500を示す。この立体画像表
示装置500は,上記実施の形態1と同様の,複数の画
素をマトリックス状に配列した液晶表示素子からなる画
像表示部501と,スリット状の開口部520を複数有
する開口制御部502とからなる。
【0041】この立体画像表示装置500では,開口部
520の幅を画素510の幅より小さく設定したので,
画面から一定の距離Dだけ離れた位置では,クロストー
ク領域以外の光束(一つの画素510から発した光束だ
け)が観測される。このため,鮮明な再生画像が得られ
るようになる。また,図16に示すように,横方向のみ
ならず縦方向においても,開口部520の幅を画素51
0の幅より小さく設定してもよい。このようにすれば,
縦方向においてもクロストーク領域Cが小さくなるの
で,より鮮明な再生画像を得ることができる。
【0042】なお,上記構成は,開口制御部502に,
開口部をマトリックス状に配列した透過型の液晶空間変
調素子を用いる場合(実施の形態2参照)にも,有効で
ある。
【0043】〔実施の形態6〕また,カラーの立体画像
を再生するため,画像表示部1にカラー画素を用いても
よい。図17にそのような画像表示部601を示す。こ
の画像表示部601は,スリット状の開口部を用いた実
施の形態1の構成をカラー化したもので,RGBの画素
610r,610g,610bが観測者Kの眼の並ぶ方
向と直交する方向に配列され,1つの画素610が形成
されいている。なお,開口制御部(図示省略)には,実
施の形態1において使用した液晶空間変調素子を用い
る。
【0044】このようにすれば,ホログラフィでは得ら
れなかったカラー3次元画像表示を行うことができる。
また,実施の形態1と同様の作用により,画質の劣化が
少なく連続的な運動視差をカラー表示にて得ることがで
きる。
【0045】〔実施の形態7〕また,RGB各色の表示
を時分割で切り換えて,横方向のみならず縦方向におい
ても,カラーの立体画像を再生するようにしてもよい。
図18にそのような立体画像表示装置700の構成を示
す。この立体画像表示装置700は,画像表示部701
と,開口制御部702とから構成される。画像表示部7
01は,カラー表示を実施の時分割で行う光学系で構成
される。なお,開口制御部702は,実施の形態2と同
様の透過型の液晶空間変調素子を用いる。
【0046】光源となるメタルハライドランプ711か
らの光は,レンズ712により平行整形され,3原色の
回転型色フィルタ713を透過する。この回転型色フィ
ルタ713は,モータ714により駆動され一定速度で
回転している。また,回転型色フィルタ713は,図1
9に示すように,RGBの3原色に3等分されている。
従って,この回転型色フィルタ713を透過した光は,
モータ回転数に応じてRGBの3色が時分割で変化する
こととなる。
【0047】続いて回転型色フィルタ713を透過した
光は,ミラー715で反射し,レンズ716を経てフレ
ネルレンズ717に投射され,画像表示板718のバッ
クライトとなる。画像表示板718は透過型の液晶表示
素子により構成される。この液晶表示素子は,RGB各
色の画像を前記時分割に同期させて表示する。画像表示
部701の画素から時分割で出射する光束は,開口制御
部702の開口部を透過し,観測者(図示省略)により
観測される。
【0048】以上のようにすれば,横方向のみならず縦
方向においてもカラー3次元画像表示が可能となる。ま
た,単色画像の場合と同じ画素密度でカラー立体画像を
得ることができる。
【0049】〔実施の形態8〕図20は,実施の形態8
の立体画像表示装置750の構成を示し,この立体画像
表示装置750は,画像表示部760が,白色光源(バ
ックライト)781と,2次元液晶空間変調素子782
と,白色光源781および2次元液晶空間変調素子78
2の間に配置されたフルネルレンズ783と,から構成
されている。なお,開口制御部770は,実施の形態2
と同様の透過型の液晶空間変調素子を用いる。
【0050】フルネルレンズ783が挿入されているこ
とによって,白色光源781の実像が観測者K側に形成
され,2次元液晶空間変調素子782の各画素から出射
される光が所定の発散角に制御されると共に観測者Kの
方向に向かう光の光量が有効に増大される。前述した実
施の形態4で説明したように,液晶空間変調素子(2次
元液晶空間変調素子782)の各画素から出る光の発散
角が必要以上に大きい場合,立体像の表示において不必
要光線が開口制御部770から出射されることとなる。
このような光線が存在することは,白色光源781の光
が有効に利用されていないことを示す。図20に示すよ
うに,フルネルレンズ783を介して白色光源781の
実像を所定の倍率で結像するような光学系を構成すれ
ば,不要な光線を有効に除去することが可能である。
【0051】液晶空間変調素子によって光の強度変調を
行う光学系では,偏光板による光の吸収が大きくなるの
で,実施の形態8のように光の有効利用を行うことが重
要なことである。
【0052】以上のようにすれば,実施の形態8によれ
ば,光源の発光の発散角を制御するとともに,観測者K
に向けた光量を増加させて光源の光利用効率を向上させ
ることができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように,この発明の立体画
像表示方法(請求項1)および立体画像表示装置(請求
項2)では,開口手段を視点の移動方向に連続的に変位
させ,この変位に同期して画像表示面の方向別連続画像
を連続的に変化させるようにした。このようにすれば,
開口比を小さくできるので,遮光部分による違和感がな
くなる。また,開口部を小さくする必要がないので回折
現象による画質の劣化を防止できる。また,高精細の立
体画像を得られること,装置が安価に構成できることな
どから,ホログラフィと同等の立体感を大画面で得るこ
とができる。
【0054】また,つぎの発明の立体画像表示装置(請
求項3)では,観測者の眼の並ぶ方向と直交する方向に
開口手段を連続的に変位させ,この変位に同期して画像
表示面の方向別連続画像を連続的に変化させるようにし
た。このようにすれば,眼の並ぶ方向のみならずその方
向に直交する方向においても上記同様の効果が得られ
る。また,上記構成と併用すれば,相乗効果によって極
めて高精細な立体画像を得ることができる。
【0055】また,つぎの発明の立体画像表示装置(請
求項4)では,方向別連続画像を構成する1画素から出
射した光束が,同時に2以上の開口手段を通過しないよ
うに前記光束の発散角を調節するようにした。このた
め,立体像の再生に不要な光束が発生せず,立体画像の
画質劣化が防止される。
【0056】また,つぎの発明の立体画像表示装置(請
求項5)では,開口手段の開口幅を,方向別連続画像を
構成する1画素よりも小さくした。このため,クロスト
ーク領域が減って鮮明な立体画像を得ることができる。
【0057】また,つぎの発明の立体画像表示装置(請
求項6)によれば,方向別連続画像を構成する1画素
を,カラー表示に必要な3原色の画素を観測者の眼の並
ぶ方向と直交する方向に並べることにより構成した。こ
のため,ホログラフィでは得られいカラー立体表示を行
うことができる。
【0058】また,つぎの発明の立体画像表示装置(請
求項7)によれば,カラー立体画像を得るために必要な
3原色の光を時系列で発し,この光を前記色の変化と同
期させて空間的に変調することで,方向別連続画像を表
示するようにした。このため,単色画像の場合と同じ画
素密度でカラー立体画像を得ることができる。
【0059】また,つぎの発明の立体画像表示装置(請
求項8)によれば,光源および2次元の透過型空間素子
の間に配置され,光源の実像を形成させるための結像手
段によって,光源の実像を所定の倍率で結像する構成と
した。このため,不要な光線を有効に除去することが可
能である。また,光源の発光の発散角を制御するととも
に,観測者に向けた光量を増加させて光源の光利用効率
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係る立体画像表示装
置を示す構成図である。
【図2】図1に示した開口制御部の構造説明図である。
【図3】図1に示した立体画像表示装置の動作を示す説
明図である。
【図4】図1に示した立体画像表示装置の動作を示す説
明図である。
【図5】図1に示した立体画像表示装置の動作を示す説
明図である。
【図6】この発明の実施の形態2に係る立体画像表示装
置を示す構成図である。
【図7】図6に示した開口制御部の開口部の配列状態を
示す模式図である。
【図8】図6に示した開口制御部を用いた立体画像表示
装置の動作を示す説明図である。
【図9】図6に示した開口制御部を用いた立体画像表示
装置の動作を示す説明図である。
【図10】図6に示した開口制御部を用いた立体画像表
示装置の動作を示す説明図である。
【図11】この発明の実施の形態3に係る立体画像表示
装置を示す構成図である。
【図12】図11に示した開口制御部の開口部の配列状
態を示す模式図である。
【図13】この発明の実施の形態4に係る立体画像表示
装置を示す構成図である。
【図14】クロストークによる弊害を示すための説明図
である。
【図15】この発明の実施の形態5に係る立体画像表示
装置を示す構成図である。
【図16】図15に示した立体画像表示装置の変形例を
示す構成図である。
【図17】この発明の実施の形態6に係る立体画像表示
装置の画像表示部を示す構造説明図である。
【図18】この発明の実施の形態7に係る立体画像表示
装置を示す構成図である。
【図19】図18に示した回転型色フィルタを示す上面
図である。
【図20】この発明の実施の形態8に係る立体画像表示
装置を示す構成図である。
【図21】レンチキュラシートを用いた公知の立体画像
表示装置を示す構成図である。
【図22】パララクス・パノラマグラムを用いた従来の
立体画像表示装置を示す構成図である。
【図23】ホログラフィを用いた立体画像表示装置を示
す構成図である。
【符号の説明】
100 立体画像表示装置 1 画像表示部 2 開口制御部 10 画素 20 開口部 200 立体画像表示装置 201 画像表示部 202 開口制御部 300 立体画像表示装置 301 画像表示部 302 開口制御部 400 立体画像表示装置 401 画像表示部 402 開口制御部 411 液晶表示板 412 バックライト 413 マイクロレンズアレイ 414 ピンホールアレイ 500 立体画像表示装置 501 画像表示部 502 開口制御部 601 画像表示部 700 立体画像表示装置 701 画像表示部 702 開口制御部 711 メタルハライドランプ 712 レンズ 713 回転型色フィルタ 714 モータ 750 立体画像表示装置 760 画像表示部 770 開口制御部 781 白色光源(バックライト) 782 2次元液晶空間変調素子 783 フルネルレンズ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像表示面に方向別連続画像を表示し,
    開口部を通じて前記方向別連続画像を観測し,連続的に
    立体感を得る立体画像表示方法において,前記開口部
    を,視点の移動方向に連続的に変位させる工程と,前記
    変位に同期して前記画像表示面の方向別連続画像を連続
    的に変化させる工程と,を含むことを特徴とする立体画
    像表示方法。
  2. 【請求項2】 画像表示面に方向別連続画像を表示する
    画像表示手段と,当該画像表示手段と観測者との間に配
    置され且つ視点の移動方向に複数連設された開口部とを
    有し,前記開口部を通じて前記方向別連続画像を観測す
    ることで連続的に立体感を得る立体画像表示装置におい
    て,観測者の眼の並ぶ方向と略平行な方向に,前記開口
    部を連続的に変位させる開口部変位手段と,前記画像表
    示手段の画像表示面に表示した方向別連続画像を,前記
    開口部の変位に同期させて連続的に変化させる画像変化
    手段と,を具備することを特徴とする立体画像表示装
    置。
  3. 【請求項3】 画像表示面に方向別連続画像を表示する
    画像表示手段と,当該画像表示手段と観測者との間に配
    置され且つ視点の移動方向に複数連設された開口部とを
    有し,前記開口部を通じて前記方向別連続画像を観測す
    ることで連続的に立体感を得る立体画像表示装置におい
    て,観測者の眼の並ぶ方向と略直交する方向に,前記開
    口部を連続的に変位させる開口部変位手段と,前記画像
    表示手段の画像表示面に表示した方向別連続画像を,前
    記開口部の変位に同期させて連続的に変化させる画像変
    化手段と,を具備することを特徴とする立体画像表示装
    置。
  4. 【請求項4】 さらに,前記方向別連続画像を構成する
    1画素から出射した光束が同時に2以上の開口部を通過
    しないように,前記光束の発散角を調節する発散角調節
    手段を設けたことを特徴とする請求項2または請求項3
    に記載の立体画像表示装置。
  5. 【請求項5】 前記開口部の開口幅が,前記方向別連続
    画像を構成する1画素よりも小さいことを特徴とする請
    求項2〜請求項4のいずれか1つに記載の立体画像表示
    装置。
  6. 【請求項6】 前記方向別連続画像を構成する1画素
    を,観測者の眼の並ぶ方向と略直交する方向に,カラー
    表示に必要な3原色の画素を並べて構成したことを特徴
    とする請求項2〜請求項5のいずれか1つに記載の立体
    画像表示装置。
  7. 【請求項7】 前記方向別連続画像を表示する画像表示
    手段が,カラー画像を得るために必要な3原色の光を時
    系列で発する照明手段と,当該照明手段から発する光の
    色の変化と同期して前記光を空間的に変調し,画像を形
    成する空間変調手段と,からなることを特徴とする請求
    項2〜請求項5のいずれか1つに記載の立体画像表示装
    置。
  8. 【請求項8】 前記方向別連続画像を表示する画像表示
    手段が,光源と,2次元の透過型空間素子と,前記光源
    および2次元の透過型空間素子の間に配置され,前記光
    源の実像を形成させるための結像手段と,からなること
    を特徴とする請求項2または請求項3に記載の立体画像
    表示装置。
JP9311606A 1997-01-08 1997-10-29 立体画像表示方法およびその方法を用いる立体画像表示装置 Pending JPH10253926A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9311606A JPH10253926A (ja) 1997-01-08 1997-10-29 立体画像表示方法およびその方法を用いる立体画像表示装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9-11890 1997-01-08
JP1189097 1997-01-08
JP9311606A JPH10253926A (ja) 1997-01-08 1997-10-29 立体画像表示方法およびその方法を用いる立体画像表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10253926A true JPH10253926A (ja) 1998-09-25

Family

ID=26347410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9311606A Pending JPH10253926A (ja) 1997-01-08 1997-10-29 立体画像表示方法およびその方法を用いる立体画像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10253926A (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004078086A (ja) * 2002-08-22 2004-03-11 Namco Ltd 立体視映像表示装置及び電子機器
JP2004212666A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Toshiba Corp 3次元画像表示装置、この表示装置に視差画像を配分する方法及びこの表示装置に3次元画像を表示する方法
JP2004246153A (ja) * 2003-02-14 2004-09-02 Canon Inc 立体画像表示装置
JP2004280052A (ja) * 2003-02-28 2004-10-07 Nec Corp 画像表示装置、携帯端末装置、表示パネル及び画像表示方法
JP2005010303A (ja) * 2003-06-17 2005-01-13 Sea Phone Co Ltd 表示装置
JP2005062626A (ja) * 2003-08-18 2005-03-10 Seiko Epson Corp 投射型表示装置
JP2005128445A (ja) * 2003-10-27 2005-05-19 Makoto Otsubo 三次元立体像再生装置
JP2006098775A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Toshiba Corp 三次元画像表示システム
US7106274B2 (en) 2002-05-17 2006-09-12 Canon Kabushiki Kaisha Stereoscopic image display apparatus and stereoscopic image display system
JP2006267928A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Toshiba Corp 立体画像表示装置
JP2007249398A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Seiko Epson Corp 画像処理システム、表示装置および画像処理方法
US7425951B2 (en) 2002-12-27 2008-09-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Three-dimensional image display apparatus, method of distributing elemental images to the display apparatus, and method of displaying three-dimensional image on the display apparatus
US7787008B2 (en) 2004-02-10 2010-08-31 Kabushiki Kaisha Toshiba Three-dimensional image display device
JP2011522282A (ja) * 2008-04-22 2011-07-28 3アリティー,インコーポレイティド 位置許容性自動立体表示システムおよび方法
JP2012215670A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 裸眼立体画像表示デバイスおよび方法
JP2019101225A (ja) * 2017-12-01 2019-06-24 日本放送協会 立体表示装置
CN111312127A (zh) * 2020-02-24 2020-06-19 北京京东方光电科技有限公司 旋转显示屏的显示画面调整方法及装置、旋转显示屏
JPWO2021176729A1 (ja) * 2020-03-06 2021-09-10

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7106274B2 (en) 2002-05-17 2006-09-12 Canon Kabushiki Kaisha Stereoscopic image display apparatus and stereoscopic image display system
JP2004078086A (ja) * 2002-08-22 2004-03-11 Namco Ltd 立体視映像表示装置及び電子機器
JP2004212666A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Toshiba Corp 3次元画像表示装置、この表示装置に視差画像を配分する方法及びこの表示装置に3次元画像を表示する方法
US7714857B2 (en) 2002-12-27 2010-05-11 Kabushiki Kaisha Toshiba Three-dimensional image display apparatus, method of distributing elemental images to the display apparatus, and method of displaying three-dimensional image on the display apparatus
US7425951B2 (en) 2002-12-27 2008-09-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Three-dimensional image display apparatus, method of distributing elemental images to the display apparatus, and method of displaying three-dimensional image on the display apparatus
JP2004246153A (ja) * 2003-02-14 2004-09-02 Canon Inc 立体画像表示装置
US8174473B2 (en) 2003-02-28 2012-05-08 Nlt Technologies, Ltd. Image display device, portable terminal device, display panel and image display method using the same
US7705844B2 (en) 2003-02-28 2010-04-27 Nec Corporation Image display device, portable terminal device, display panel and image display method using the same
US8248406B2 (en) 2003-02-28 2012-08-21 Nlt Technologies, Ltd. Image display device, portable terminal device, display panel and image display method using the same
JP2004280052A (ja) * 2003-02-28 2004-10-07 Nec Corp 画像表示装置、携帯端末装置、表示パネル及び画像表示方法
US7786962B2 (en) 2003-02-28 2010-08-31 Nec Lcd Technologies, Ltd. Image display device, portable terminal device, display panel and image display method using the same
JP2005010303A (ja) * 2003-06-17 2005-01-13 Sea Phone Co Ltd 表示装置
JP2005062626A (ja) * 2003-08-18 2005-03-10 Seiko Epson Corp 投射型表示装置
JP2005128445A (ja) * 2003-10-27 2005-05-19 Makoto Otsubo 三次元立体像再生装置
US7787008B2 (en) 2004-02-10 2010-08-31 Kabushiki Kaisha Toshiba Three-dimensional image display device
JP2006098775A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Toshiba Corp 三次元画像表示システム
US7786953B2 (en) 2005-03-25 2010-08-31 Kabushiki Kaisha Toshiba Apparatus displaying three-dimensional image
JP2006267928A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Toshiba Corp 立体画像表示装置
JP2007249398A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Seiko Epson Corp 画像処理システム、表示装置および画像処理方法
JP2011522282A (ja) * 2008-04-22 2011-07-28 3アリティー,インコーポレイティド 位置許容性自動立体表示システムおよび方法
US8878917B2 (en) 2008-04-22 2014-11-04 Ehn Spire Limited Liability Company Position-permissive autostereoscopic display systems and methods
JP2012215670A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 裸眼立体画像表示デバイスおよび方法
JP2019101225A (ja) * 2017-12-01 2019-06-24 日本放送協会 立体表示装置
CN111312127A (zh) * 2020-02-24 2020-06-19 北京京东方光电科技有限公司 旋转显示屏的显示画面调整方法及装置、旋转显示屏
JPWO2021176729A1 (ja) * 2020-03-06 2021-09-10
WO2021176729A1 (ja) * 2020-03-06 2021-09-10 日本電信電話株式会社 表示装置および表示方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3192298B2 (ja) ディスプレイ
JP3705643B2 (ja) 自動立体表示装置および自動立体表示装置を制御する方法
JP4320410B2 (ja) 自動立体画像表示装置
US8179424B2 (en) 3D display method and apparatus
EP1209508B1 (en) Display for 3D images
US5519533A (en) Three-dimensional information reproducing apparatus
JP3059590B2 (ja) 立体表示方法及び装置
JP4450076B2 (ja) 三次元画像再生装置
JP5694764B2 (ja) マルチユーザ裸眼立体視ディスプレイ
JPH10253926A (ja) 立体画像表示方法およびその方法を用いる立体画像表示装置
JP4404146B2 (ja) 投影型三次元画像再生装置
JPH08237691A (ja) 観察者追跡型自動立体表示装置および観察者追跡方法
KR20170104603A (ko) 시간 다중화를 이용한 시각적 디스플레이
JP2005527852A (ja) 自動立体ディスプレイ
CA2649411A1 (en) Bandwidth improvement for 3d display
JP2012508394A (ja) 有色ホログラム表示装置
US20070146845A1 (en) Three-dimensional image reproducing apparatus and method
US6433930B1 (en) Multiview three-dimensional image display apparatus
KR20010053563A (ko) 홀로그래피 스크린과 입체영상 디스플레이를 위한 장치 및방법
RU2181902C2 (ru) Стереоскопическое устройство отображения
Pastoor 3D Displays
JPH08334730A (ja) 立体像再生装置
JPH11174376A (ja) 3次元画像表示装置
JP2953433B2 (ja) 立体表示装置
JPH10206795A (ja) 立体画像表示装置