JPH10252250A - 床パネル上の設備機器の固定構造 - Google Patents

床パネル上の設備機器の固定構造

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Publication number
JPH10252250A
JPH10252250A JP7884597A JP7884597A JPH10252250A JP H10252250 A JPH10252250 A JP H10252250A JP 7884597 A JP7884597 A JP 7884597A JP 7884597 A JP7884597 A JP 7884597A JP H10252250 A JPH10252250 A JP H10252250A
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JP
Japan
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floor panel
equipment
floor
connecting member
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP7884597A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Takenaka
秀夫 竹中
Masanori Ono
征紀 小野
Takashi Yamanaka
高士 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichias Corp
Original Assignee
Nichias Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二重床パネル上に設置した設備機器のメンテ
ナンス時に、設備機器に隣接する床パネルを自由に開閉
可能とした床パネルの設備機器の固定構造を提供する。 【解決手段】 床パネルA上で設備機器Bと連結する第
1連結部材10と、基礎床上に設置した支持部材Cに固
定された第2連結部材11とを、設備機器を設置してい
る床パネルに隣接する床パネルの縁辺の所要部位に設け
た切欠開口部12を通して相互に連結した構造とする。 【効果】 切欠開口部12を有する床パネルAは自由に
開閉自在であり、その開放部分をメンテナンス作業に供
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フリーアクセスフ
ロアと称される二重床パネル上に設置した重量ある設備
機器を不動に保持する床パネル上の設備機器の固定構造
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、基礎床上に支持脚を介して床パネ
ルを敷設して二重床構造となし、基礎床と前記床パネル
との間を通信ケーブル、電力線などを配置するのに必要
な空間部とするフリーアクセスフロアが多用されてい
る。そして、上記床パネル上に電子機器等の重量ある大
型機器を設置する場合、その設備機器を床パネル側に固
定する手段として、図6〜図7に示す固定構造が用いら
れている。
【0003】図6〜図7において、1は基礎床、Aは二
重床となる床パネル、2は床パネルの支持脚である。設
備機器Bが設置される床パネルの床下空間には、チャン
ネル材で枠組みされた支持部材Cが基礎床1上に固定さ
れた支持脚3で支持されている。
【0004】床パネル上の設備機器Bを不動に固定する
主要部材は、第1連結部材4および第2連結部材5から
成る。第1連結部材4はアングル材が用いられ、その一
端にボルトナット等で固着したU字形の止輪6が設備機
器Bのキャスター7に引掛けられる。第1連結部材4の
他端には平板状の第2連結部材5が床パネル上で重ね合
わされると共に、ボルト8で連結され、第2連結部材5
および床パネルを貫通させたボルト9が前記支持部材C
に螺着されている。
【0005】前記固定構造にあっては、設備機器を設置
する床パネルに隣接する床パネルAは2つのパネル部分
1,a2に分割し、一方のパネル部分を第2連結部材5
をボルトで固定するためのパネル部分に用い、他方のパ
ネル部分a2を自由に開閉自在とし、機器のメンテナン
ス時の作業用開口を残す構造となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、定尺の床
パネルを設備機器の固定用パネル部分と開閉自在用パネ
ル部分に切断した構造では、下記の欠点がある。 (1)支持脚で支持されている床パネルを2つに分割す
ると、分割されたパネル部分が不安定となるので、別に
支持脚を設けて安定化を図る必要がある。 (2)床パネルを分割し、分割された一方のパネル部分
を開閉自在した場合、開口面積が小さくなるので、作業
がしにくくなる。 (3))分割したパネル部分を開閉自在した場合、床パ
ネル上の設備機器までの距離が遠くなるので、作業が不
便になる。 (4)床パネルを分割切断した場合、その切断端面に仕
上げ加工を施す必要があり、余計な手数がかかる。
【0007】本発明は、前述した従来の設備機器の固定
構造の欠点をすべて解消するためになされたものであっ
て、二重床パネル上に設置した設備機器のメンテナンス
時に、設備機器に隣接する床パネルを自由に開閉可能と
した床パネル上の設備機器の固定構造を提供することを
主たる目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明は、基
礎床上に立設された多数の支持脚上に床パネルを敷設し
て成るフリーアクセス床上に設備機器を不動にするため
の固定構造であって、設備機器を床パネル上で固定する
第1連結部材と、基礎床上に設置された支持部材に固定
された第2連結部材とが、設備機器が設置された床パネ
ルに隣接する床パネルの縁辺の所要部位に設けた切欠開
口部を通して相互に連結されていることを要旨としてい
る。
【0009】本願の第2の発明は、基礎床上に立設され
た多数の支持脚上に床パネルを敷設して成るフリーアク
セス床上に設備機器を不動にするための固定構造であっ
て、設備機器を床パネル上で固定する第1連結部材と、
前記第1連結部材に連結し、設備機器が設置される床パ
ネルに隣接する床パネルの縁辺の所要部位に設けた切欠
開口部を通して床パネルを挟持する第2連結部材とが連
結されていることを要旨としている。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態とし
ては、図1〜図3に示すように、床パネルA上に設置し
た設備機器Bの支脚13に、アングル状の第1連結部材
10の一端をボルト・ナット等の締付具で固着し、前記
第1連結部材にダブルアングル状の第2連結部材11の
一端を連結し、第2連結部材11を、設備機器を設置し
ている床パネルに隣接する床パネルの縁辺の所要部位に
設けた切欠開口部12を通して床パネルの裏側に突出さ
せ、その突出端を基礎床1上に立設した支持部材Cにボ
ルト・ナット等の締付具18で固定する構造とする。
【0011】
【実施例】図1〜図3に、本発明の一実施例を示す。な
お、図6〜図7と同一または類似する部材には同じ符号
が付されている。即ち、1は基礎床、Aは床パネル、2
は床パネルの支持脚、Bは設備機器、Cは基礎床に設置
された支持部材である。また、支持部材Cはバックル部
材Dを介して基礎床1に連結されている。
【0012】床パネルA上の設備機器Bを不動に固定す
る主要部材は、第1連結部材10および第2連結部材1
1から成る。図1で設備機器Bが設置される床パネルA
に隣接する右側の床パネルAは、その隣接端縁の所要部
位に切欠開口部12が設けられている。
【0013】前記第1連結部材11はアングル材から成
り、その一端は設備機器Bの支脚13にボルト・ナット
締付具により固着され、他端はダブルアングル状の第2
連結部材11の一端にボルト14で連結されている。そ
の連結部の詳細を図3に示している。図3において、1
5,16は電気絶縁座板、17は第2連結部材11に溶
接で固着された座板であり、ボルト14は前記座板17
に螺着され、それにより第2連結部材10が第2連結部
材11に連結保持されている。
【0014】前記第2連結部材11は床パネルAの隣接
端縁に設けられた切欠開口部12を通して床パネルAの
裏側に突出し、その突出板部分が前記支持部材Cにボル
ト・ナット等の締付具18で連結されている。
【0015】上記構成によれば、機器のメンテナンス時
に機器が設置されている床パネルに隣接する床パネル全
体を開放できるので床パネルと同じ大きさの作業用開口
が設備機器に隣接した場所に得られる。
【0016】図4に、本発明の他の実施例を示す。本実
施例では、第1連結部材10に止輪6がボルト・ナット
により固着され、この止輪6を設備機器Bのキャスター
7に引掛けることで、機器を不動に保持するようにして
いる。
【0017】図5に、第2発明による実施例を示す。本
実施例では、アングル状の第1連結部材10の一端が機
器Bの支脚13にボルト・ナット等の締付具で固着され
ている。第2連結部材11は床パネルを挟持し得るよう
にコ字形とされ、その一端が前記第1連結部材にボルト
14で連結されている。第2連結部材11の他端には、
ナット19を螺合させたボルト20を挿入し、ナット1
8を回動してボルト20の先端を床パネルの裏面に圧着
することにより、第2連結部材11で床パネルを固く挟
持する構造となっている。
【0018】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
二重床として敷設した床パネルに固定した設備機器のメ
ンテナンス時に機器に隣接した床パネルを自由に開閉可
能とした設備機器の固定構造が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す設備機器の固定構造の
一部切断側面図である。
【図2】床パネルの平面図である。
【図3】設備機器の固定構造の要部の断面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す設備機器の固定構造
の断面図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す設備機器の固定構造
の断面図である。
【図6】従来の設備機器の固定構造の平面図である。
【図7】図6の断面図である。
【符号の説明】
A 床パネル B 設備機器 1 基礎床 2 支持脚 C 支持部材 3 支持脚 4 第1連結部材 5 第2連結部材 6 止輪 7 キャスター 8,9 ボルト a1,a2 分割されたパネル部分 10 第1連結部材 11 第2連結部材 12 床パネルに設けた切欠開口部 13 支脚 14 ボルト 15,16 電気絶縁座板 17 座板 18 締付具 19 ナット 20 ボルト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基礎床上に立設された多数の支持脚上に
    床パネルを敷設して成るフリーアクセス床上に設備機器
    を不動にするための固定構造であって、設備機器を床パ
    ネル上で固定する第1連結部材と、基礎床上に設置され
    た支持部材に固定された第2連結部材とが、設備機器が
    設置された床パネルに隣接する床パネルの縁辺の所要部
    位に設けた切欠開口部を通して相互に連結されているこ
    とを特徴とする床パネル上の設備機器の固定構造。
  2. 【請求項2】 基礎床上に立設された多数の支持脚上に
    床パネルを敷設して成るフリーアクセス床上に設備機器
    を不動にするための固定構造であって、設備機器を床パ
    ネル上で固定する第1連結部材と、前記第1連結部材に
    連結し、設備機器が設置される床パネルに隣接する床パ
    ネルの縁辺の所要部位に設けた切欠開口部を通して床パ
    ネルを挟持する第2連結部材とから成ることを特徴とす
    る床パネル上の設備機器の固定構造。
JP7884597A 1997-03-12 1997-03-12 床パネル上の設備機器の固定構造 Pending JPH10252250A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009043988A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Bank Of Tokyo-Mitsubishi Ufj Ltd レール式耐震構造
JP2009043989A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Bank Of Tokyo-Mitsubishi Ufj Ltd レール式耐震構造及びそれに用いられるカバー部材
JP2009142143A (ja) * 2007-12-07 2009-06-25 Korea Electric Power Corp 移動または電力遮断なしに高くなったアクセスフロア上に取り付けられた配電盤に対する耐震補強構造
KR101030326B1 (ko) 2009-06-30 2011-04-20 (주)파워엔텍 배전반에 무정전 및 무이설 방식으로 설치되는 내진 보강구조
KR101092886B1 (ko) 2011-08-31 2011-12-12 (주) 에스엔이노텍 무정전 및 무이설 방식으로 설치되는 배전반의 내진 보강 구조물
JP2012149421A (ja) * 2011-01-18 2012-08-09 Murata Mach Ltd 耐震固定装置

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